JP2001235244A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2001235244A
JP2001235244A JP2000042605A JP2000042605A JP2001235244A JP 2001235244 A JP2001235244 A JP 2001235244A JP 2000042605 A JP2000042605 A JP 2000042605A JP 2000042605 A JP2000042605 A JP 2000042605A JP 2001235244 A JP2001235244 A JP 2001235244A
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JP
Japan
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compressor
vibration
unit base
saddle
leg
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Application number
JP2000042605A
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English (en)
Inventor
Shinichi Ishigami
信一 石上
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍装置の圧縮機は運転起動時及び停止時な
どに、圧縮機の軸芯を中心とした回転方向の比較的大き
な振動が発生する。圧縮機に接続している吸入配管や吐
出配管は、その接続先の機器部品がユニットベース上に
非弾性的に固定されているので、圧縮機の振動変位分を
配管自身が吸収する必要がある。このため、配管の長さ
は各構成要素間の距離に対して大幅に長くして、形状も
振動を吸収するために複雑な形状を必要とするなどの問
題点があった。 【解決手段】 圧縮機の脚部の側面を鞍型の防振材で支
持することによって、運転起動時及び停止時などに発生
する振動を制振することができ、配管の簡素化が可能
で、配管折れの発生を防止できる信頼性の高い冷凍装置
を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルを構
成するアキュムレータ、圧縮機、凝縮器、レシバータン
クを備えた冷凍装置において、圧縮機の運転起動時及び
停止時などに発生する圧縮機の振動を緩和するようにし
た冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍装置は、図6及び図7に示す
ように設置高さを低く抑えるのに横型の回転式圧縮機を
搭載しているものが知られている。そして、冷凍サイク
ルを構成するアキュムレータ1、圧縮機2、凝縮器3、
レシバータンク4の構成要素の内、圧縮機2はこれに備
えた複数の脚部5を弾性を有する支持部材6を介してユ
ニットベース7上に固定し、他の構成要素は非弾性的に
ユニットベース7上に固定した構成となっている。
【0003】圧縮機2は運転起動時及び停止時などに、
圧縮機2の軸芯20を中心とした回転方向の振動が比較
的大きく発生する。この振動が冷凍装置全体に伝達して
騒音が発生するのを防止するため、圧縮機2は弾性を有
する支持部材6を介してユニットベース7上に固定して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧縮機
2に接続している吸入配管8や吐出配管9は、その接続
先であるアキュムレータ1と凝縮器3とがユニットベー
ス7上に非弾性的に固定されているので、圧縮機2の振
動変位分を配管自身が吸収する必要がある。このため、
配管の長さは各構成要素間の距離に対して大幅に長くし
て、形状も振動を吸収するために複雑な形状を必要とす
るなどの問題点があった。
【0005】本発明はこのような問題点に対して、配管
の簡素化が可能で、配管折れの発生を防止できる信頼性
の高い冷凍装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、冷凍サイクルを構成する
アキュムレータ、圧縮機、凝縮器、レシバータンクの構
成要素の内、圧縮機は横型の回転式で、これに備えた複
数の脚部を弾性を有する支持部材を介してユニットベー
ス上に固定し、他の構成要素は非弾性的にユニットベー
ス上に固定した冷凍装置において、圧縮機の支持部材の
1つは脚部の側面を弾性材を介して支持する鞍型の防振
材である構成を備えることによって、圧縮機の振動を制
振するものである。
【0007】請求項2にかかる発明は、前記鞍型の防振
材は、前記圧縮機に接続された吸入配管側の脚部で、さ
らに脚部の圧縮機軸芯よりも吸入配管接続側に位置する
構成を備えることによって、吸入配管接続側の圧縮機の
振動を制振するものである。
【0008】請求項3にかかる発明は、前記鞍型の防振
材はX、Y、Zの3方向の内一方向の制振効果が他の二
方向より大で、この方向と前記圧縮機の軸芯を中心とし
た円周の接線方向とが略同一方向である構成を備えるこ
とによって、圧縮機の回転方向の振動を制振するもので
ある。
【0009】請求項4にかかる発明は、前記ユニットベ
ースには、略コの字状に切り欠いた内側をL字状に立ち
上げ、前記鞍型の防振材の固定部を設けた構成を備える
ことによって、ユニットベースが固定金具の機能をする
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。なお、従来と同一構成に関しては同一符
号を用いる。
【0011】図1は、本発明の実施例である冷凍装置の
要部を示す平面図であり、図2は同冷凍装置の要部を示
す正面図である。図中2は圧縮機で、これに備えた脚部
5を弾性を有する支持部材6を介してユニットベース7
上に固定している。8は吸入配管、9は吐出配管で圧縮
機2に接続しており、圧縮機2の軸芯20よりも吸入配
管8の接続側の脚部5の側面は、更に支持部材6の1つ
である鞍型の防振材10がユニットベース7との間を取
付け金具11を介してボルト12、13により固定して
いる。
【0012】この鞍型の防振材10は図3に示すよう
に、取付け用の孔14を有するコの字状の金具15の両
側に、弾性体であるゴム16と、取付け用の孔17を有
するL字状の金具18とで構成されている。その防振特
性としては、図に表記したXとZ方向の弾性が小さく、
Y方向の弾性が大きい特性を有しており、Y方向の振動
に対して制振効果が大きい。
【0013】そこで、本発明では前述のように、管径が
大きいことから発生する応力が大きくなる吸入配管8の
接続側である脚部5に、振動変位が大きい水平方向と鞍
型の防振材10のY方向を合わせて構成している。
【0014】これにより、圧縮機2の運転起動時及び停
止時などに発生する比較的大きな振動を制振することが
可能になり、圧縮機2に接続している吸入配管8及び吐
出配管9の配管長を短くでき、配管形状も簡素化でき
る。
【0015】図4は本発明の別の実施例である冷凍装置
の要部を示す正面図である。本実施例では圧縮機2の脚
部5の側面に備えた鞍型の防振材10が、制振効果の大
きい方向を圧縮機2の軸芯20を中心とした円周の接線
方向と略同一方向である構成を備えている。これによ
り、圧縮機2の運転起動時及び停止時などに発生する比
較的大きな回転方向の振動を効果的に制振することが可
能となる。
【0016】また、鞍型の防振材10とユニットベース
7との間を取付け金具を使用せず直接ユニットベース7
に設けた固定部19を介してボルト13により固定して
いる。このユニットベース7の固定部19の構成は図5
に示すように、ユニットベース7を略コの字状に切り欠
21を設け、この切り欠いた内側をL字状に立ち上げ、
鞍型の防振材10の固定部19としたものである。
【0017】これにより、ユニットベース7が鞍型の防
振材10を固定するための固定金具の機能を有するの
で、圧縮機2の運転起動時及び停止時などに発生する比
較的大きな回転方向の振動を制振するための支持部材か
ら固定金具の部品を削減でき、更に組立て作業も簡略化
することができ、生産性が良好で信頼性の高い冷凍装置
を供給することが可能になる。
【0018】なお、鞍型の防振材による圧縮機の支持
は、前述した従来の支持部材に対し付加する方法に限ら
れるものではなく、従来の複数の支持部材の中で、特に
吸入配管側の支持部材を鞍型の防振材に置き換える方法
でも良く、これにより支持部材の部品点数を増すことな
く、圧縮機の運転起動時及び停止時などに発生する比較
的大きな振動を制振することが可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、冷凍サイクルを構成するアキュムレータ、圧縮
機、凝縮器、レシバータンクの構成要素の内、圧縮機は
横型の回転式で、これに備えた複数の脚部を弾性を有す
る支持部材を介してユニットベース上に固定し、他の構
成要素は非弾性的にユニットベース上に固定した冷凍装
置において、圧縮機の支持部材の1つは脚部の側面を弾
性材を介して支持する鞍型の防振材である構成を備える
ことによって、圧縮機の運転起動時及び停止時などに発
生する比較的大きな振動を制振することが可能になる。
【0020】請求項2の発明によれば、前記鞍型の防振
材は、前記圧縮機に接続された吸入配管側の脚部で、さ
らに脚部の圧縮機軸芯よりも吸入配管接続側に位置する
構成を備えることによって、管径の大きい吸入配管側の
振動を主に制振することが可能になる。
【0021】請求項3の発明によれば、前記鞍型の防振
材はX、Y、Zの3方向の内一方向の制振効果が他の二
方向より大で、この方向と前記圧縮機の軸芯を中心とし
た円周の接線方向とが略同一方向である構成を備えるこ
とによって、圧縮機の振動を効果的に制振することが可
能になる。
【0022】請求項4の発明によれば、前記ユニットベ
ースには、略コの字状に切り欠いた内側をL字状に立ち
上げ、前記鞍型の防振材の固定部を設けた構成を備える
ことによって、ユニットベースが固定金具の機能を有す
るので、圧縮機を制振する支持部材の部品点数削減と組
立て作業を簡略化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である冷凍装置の要部を示す平
面図である。
【図2】同冷凍装置の要部を示す正面図である。
【図3】本発明で使用する鞍型の防振材の外観図であ
る。
【図4】本発明の別の実施例である冷凍装置の要部を示
す正面図である。
【図5】本発明のユニットベースの固定部の構成例を示
す図である。
【図6】従来の冷凍装置を示す平面図である。
【図7】従来の冷凍装置を示す正面図である。
【符号の説明】
2 圧縮機 5 脚部 6 支持部材 7 ユニットベース 8 吸入配管 9 吐出配管 10 鞍型の防振材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルを構成するアキュムレー
    タ、圧縮機、凝縮器、レシバータンクの構成要素の内、
    圧縮機は横型の回転式で、これに備えた複数の脚部を弾
    性を有する支持部材を介してユニットベース上に固定
    し、他の構成要素は非弾性的にユニットベース上に固定
    した冷凍装置において、圧縮機の支持部材の1つは脚部
    の側面を弾性材を介して支持する鞍型の防振材であるこ
    とを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記鞍型の防振材は、前記圧縮機に接続
    された吸入配管側の脚部で、さらに脚部の圧縮機軸芯よ
    りも吸入配管接続側に位置することを特徴とする請求項
    1に記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 前記鞍型の防振材はX、Y、Zの3方向
    の内一方向の制振効果が他の二方向より大で、この方向
    と前記圧縮機の軸芯を中心とした円周の接線方向とが略
    同一方向であることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の冷凍装置。
  4. 【請求項4】 前記ユニットベースには、略コの字状に
    切り欠いた内側をL字状に立ち上げ、前記鞍型の防振材
    の固定部を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項3に記載の冷凍装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017090263A1 (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 三菱電機株式会社 圧縮機モジュール、車両用空気調和装置、及び圧縮機モジュールの製造方法
JP2018059710A (ja) * 2018-01-10 2018-04-12 豊田通商株式会社 冷凍装置

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