JP2001234673A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP2001234673A
JP2001234673A JP2000047284A JP2000047284A JP2001234673A JP 2001234673 A JP2001234673 A JP 2001234673A JP 2000047284 A JP2000047284 A JP 2000047284A JP 2000047284 A JP2000047284 A JP 2000047284A JP 2001234673 A JP2001234673 A JP 2001234673A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動板を回動させて換気口を開閉する方式の
換気装置において、耐久性を向上させる。 【解決手段】 作動板20の上縁は装置本体にスライド
可能かつ回動可能に支持されている。作動板20の下縁
には切欠22が形成されている。装置本体にはカム部材
30が支持されている。カム部材30において、装置本
体の長手方向に対峙する一対の外面は、カム面32a,
32bを含んでいる。このカム面32a,32bと作動
板20の切欠22の両端縁とのカム作用により、作動板
20がスライドに伴って回動し、装置本体の壁12aに
形成された換気口を開閉するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作動板を回動させ
て換気口を開閉する方式の換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サッシ戸等に装着される換気装置には、
装置本体に対して作動板をスライドさせ、このスライド
に伴うカム作用を利用して作動板を回動させ、これによ
り、装置本体の壁に形成された換気口を開閉するタイプ
のものがある。このタイプの換気装置は、閉じ状態での
密閉性が良いことが知られている。
【0003】上記従来の換気装置の要部を、図5、図6
を参照しながら説明する。作動板120の上縁は、装置
本体に、長手方向(図5、図6の左右方向)にスライド
可能で、かつ回動可能に支持されている。この作動板1
20の下縁には、浅い切欠122が形成されている。こ
の切欠122の中央には、切り残しによる突起122a
が形成されている。
【0004】他方、装置本体には、カム部材130が装
着されている。このカム部材130の上面には傾斜溝1
31が形成されており、この傾斜溝131の両側の面が
カム面131a,131bとして提供される。また、傾
斜溝131の両端には装置本体の長手方向に延びる補助
溝132,133が形成されており、これら補助溝13
2,133は、上記カム面131a,131bに連なる
規制面132a,133aをそれぞれ有している。
【0005】上記カム部材130の上部は上記作動板1
20の切欠122内に入り込んでおり、その突起122
aは、カム部材130の溝131,132,133のい
ずれかに位置している。
【0006】上記構成において、作動板120の突起1
22aは、図5(A),図6(A)の閉じ位置におい
て、規制面133aに接している。この閉じ位置から図
中左方向にスライドさせると、突起122aがカム面1
31aに当たり、さらにこのカム面131aに案内され
る。この時のカム作用により、作動板120が回動して
壁112から離れ、この壁112に形成された換気口を
開く。図5(B),第6図(B)に示すように、この開
き位置では突起122aが規制面132aに接してい
る。
【0007】上記作動板120を上記開き位置から右方
向へスライドさせると、突起122aがカム面131b
に当たり、さらにこのカム面131bに案内される。こ
の時のカム作用により、作動板120が回動して壁11
2に近づき、この壁112に形成された換気口を閉じ
て、図5(A),図6(A)の状態に戻る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカム手
段では、カム部材130にカム面131a,131bを
有する傾斜溝131を形成し、この溝131に突起12
2aを入り込ませるようになっているが、この突起12
2aは比較的強度が低いにも拘わらず、頻繁にカム面1
31a,131bに当たるので、長期使用により変形す
る可能性があり、より一層耐久性を高める工夫が求めら
れていた。
【0009】また、このタイプの換気装置では、作動板
120の切欠122の上縁近傍に装置本体の長手方向に
延びるパッキンを貼りつけて、壁112との間のシール
性を高めているが、雨を伴った強風の時に、外部から吹
き込んで作動板120に付着された水滴が、この切欠1
22の上縁から回り込んでパッキンに達することがあ
る。上記構造のカム手段では、切欠122の幅W’が大
きいので、水滴がパッキンに回り込み易くなり、この水
滴が室内に吹き込むこともあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
(イ)換気口を形成した壁を有する細長い装置本体と、
(ロ)上記装置本体の長手方向に沿って延びる一対の縁
を有し、一方の縁が、装置本体に、長手方向にスライド
可能かつ回動可能に支持された細長い作動板と、(ハ)
上記装置本体に設けられ、上記作動板を長手方向にスラ
イドさせる操作部材と、(ニ)上記作動板が長手方向に
スライドする際に、作動板を回動させて、上記装置本体
の換気口を開閉させるカム手段と、を備えた換気装置に
おいて、上記カム手段は、上記作動板の他方の縁に形成
された切欠と、装置本体に支持されてこの切欠に入り込
んでいるカム部材とを含み、このカム部材において、装
置本体の長手方向に対峙する一対の外面が、長手方向に
対して傾斜した第1,第2のカム面を含み、上記作動板
が長手方向に沿って一方向へスライドする際には、作動
板の切欠の一方の端縁が上記第1カム面に案内され、そ
のカム作用により作動板が上記壁から離れる方向に回動
されて、上記換気口を開き、上記作動板が長手方向に沿
って逆方向へスライドする際には、作動板の切欠の他方
の端縁が上記第2カム面に案内され、そのカム作用によ
り作動板が上記壁に接近する方向に回動されて、上記換
気口を閉じることを特徴とする。
【0011】本発明の第2の態様は、第1態様の換気装
置において、上記カム部材において、装置本体の長手方
向と直交する方向に対峙する一対の外面が、それぞれ長
手方向と平行に延びる第1,第2の規制面を含み、壁か
ら離れた第1規制面は上記第1カム面に連なっていて、
開き位置の作動板が接するようにっており、壁に近い第
2規制面は上記第2カム面に連なっていて、閉じ位置の
作動板が接するようになっており、上記第1カム面は上
記第2規制面よりも更に壁に向かって延長され、上記第
2のカム面は上記第1の規制面よりも更に壁から離れる
方向に延長されていることを特徴とする。
【0012】本発明の第3の態様は、第2態様におい
て、上記カム部材の形状は、上記第1,第2の規制面と
上記第1,第2のカム面とを交差させて構成される略平
行四辺形の基部と、この基部の第1カム面側から上記壁
に向かって突出して上記第1カム面の延長部を提供する
第1凸部と、この基部の第2カム面側から上記壁と反対
側に突出して第2カム面の延長部を提供する第2凸部と
を備えていることを特徴とする。
【0013】本発明の第4の態様は、第2態様の換気装
置のおいて、上記カム部材が樹脂材料で形成され、この
カム部材に、上記装置本体の長手方向に延びる弾性片が
形成され、この弾性片の上記壁側の面が上記第2規制面
となっていることを特徴とする。本発明の第5の態様
は、第2態様の換気装置のおいて、上記カム部材は、装
置本体に固定される取付部と、この取付部から突出する
とともに互いに離れたカム部および押さえ部とを有し、
上記カム部は上記第1,第2のカム面と第1,第2の規
制面を有し、上記押さえ部は上記壁側を向く押さえ面を
有し、この押さえ面は、上記装置本体の長手方向と直交
する方向に、作動板の厚さとほぼ等しい距離だけ、上記
第2規制面から偏倚していることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態をな
す換気装置について図1〜図3を参照しながら説明す
る。本実施形態の換気装置は、サッシ戸に装着されるも
のであり、より具体的にはサッシ戸の上框として装着さ
れるものである。換気装置は、図1,図2において紙面
と直交する方向に水平に延びる中空の装置本体10を備
えている。この装置本体10は、アルミ製の押出型材等
からなる3つの型材11,12,13を有している。室
内側の型材11と中間型材12は、上下に配された一対
の樹脂製の断熱ブリッジ14により互いに離れて連結さ
れている。中間型材12と室外側の型材13は、直接連
結されている。室外側の型材13の上部には、窓のレー
ルが入り込むガイド部15が形成されている。また、室
内側の型材11と中間型材12の下部により、ガラス板
の上縁を嵌め込むための嵌込部16が形成されている。
【0015】上記装置本体10内には、室内の空気と室
外の空気とを換気するための換気通路17が形成されて
いる。上記型材11,12,13はこの換気通路17に
配置された壁11a,12a,13aをそれぞれ有し、
これら壁11a,12a,13aには、それぞれ換気口
11x,12x,13xが形成されている。各換気口1
1x,12x,13xは、装置本体10の長手方向に沿
って並べられた多数のスリットにより構成されている。
【0016】上記室内側の型材11と室外側の型材13
の換気口11x,13xは、常時開放状態にあり、中間
の型材12の換気口12xが作動板20により、開閉さ
れるようになっている。この作動板20は、アルミ押出
型材等の型材からなり、装置本体10と同方向に細長く
延び、中間型材12と室外側型材13との間に配置され
ている。作動板20の上縁は断面円形をなして軸部21
となっている。中間型材12の壁12aの上部には、長
手方向に延びる軸受部12bが形成されており、この軸
受部12bに作動板20の軸部21が挿入され、これに
より、作動板20は、長手方向にスライド可能かつ壁1
2aに対して回動可能に、装置本体10に支持されてい
る。
【0017】室内側の型材11には、その長手方向に沿
ってスライド可能に操作部材50が設けられている。こ
の操作部材50は、作動板20に形成された穴(図示し
ない)に入り込んでおり、これにより、操作部材50の
スライド操作により作動板20も同方向にスライドする
ようになっている。
【0018】上記作動板20は、長手方向のスライドに
伴ってカム手段Aのカム作用により回動するようになっ
ている。カム手段Aは、作動板20の下縁に長手方向に
離れて形成された複数例えば2個の浅い切欠22(図
2,図3にのみ示す)と、この切欠22に対応した位置
に配置された複数例えば2個の樹脂製のカム部材30と
で構成されている。
【0019】上記作動板20の各切欠22は、図3に示
すように、作動板20の長手方向に細長く延びて形成さ
れている。この切欠22の幅を、図2,図3においてW
で示す。
【0020】各カム部材30の下部は取付部31となっ
て、中間型材12の下部の取付凹部12cに挿入固定さ
れており、その上部はカム部32となって上記作動板2
0の切欠22に入り込んでいる。
【0021】上記カム部材30のカム部32において、
装置本体10の長手方向に対峙する一対の外面は、それ
ぞれ第1カム面32a,第2カム面32bを含んでい
る。これらカム面32a,32bは垂直をなし、装置本
体10の長手方向に対して傾斜し、互いに平行をなして
いる。また、カム部32において、装置本体10の長手
方向と直交する方向に対峙する一対の外面は、それぞれ
第1規制面32c,第2規制面32bを含んでいる。壁
12から離れた第1規制面32cは、図2,図3におい
て右側の第1カム面32aに連なっている。壁12に近
い方の第2規制面32dは、左側の第2カム面32bに
連なっている。上記第1カム面32aは、第2規制面3
2dよりも壁12に向かって延長されている。第2カム
面32bは、第1規制面32cよりも壁12から離れる
方向に延長されている。
【0022】上記カム部材30のカム部32の平面形状
について説明すると、図2に示すように、平行なカム面
32a,32bと平行な規制面32c,32dを仮想的
に延長させて交差させることにより、平行四辺形からな
る基部32xが構成され、この基部32xのカム面32
a側から壁12に向かって第1凸部32yが形成され、
カム面32b側から壁12と反対側に突出する第2凸部
32zが形成されている。これら凸部32y,32z
は、それぞれ上記カム面32a,32bの延長部を提供
している。
【0023】図1,図2に示すように、上記作動板20
の室内側の面には、上記切欠22の上縁近傍においてパ
ッキン40が貼り付けられ、室外側の面にはパッキン4
0と同一高さにクッション材41が形成されている。パ
ッキン40は、作動板20の長手方向に延び、クション
材41は、長手方向に離れて複数設けられている。パッ
キン40とクッション材41は、スポンジ等で構成され
ている。
【0024】上記構成をなす換気装置の作用について説
明する。図1(A)に示すように、作動板20の閉じ位
置では、作動板20は、壁12aと平行をなし、パッキ
ン40を介して壁12aに接している。その結果、換気
口12xが作動板20により閉じられ、換気が停止され
た状態となる。この閉じ位置では、作動板20はパッキ
ン40の弾性により、図2(A)に示すようにカム部材
30の第2規制面32dに接しており、がたつきなく閉
じ位置を維持されている。
【0025】操作部材50をスライド操作して、作動板
20を図2(A),図3(A)に示す閉じ位置から図中
左方向にスライドさせると、作動板20の切欠22の右
側の端縁が第1カム面32aに当たり、さらに作動板2
0をスライドさせると、この切欠22の端縁と第1カム
面32aのカム作用により、作動板20は壁12から離
れる方向に回動する。その結果、図1(B)に示すよう
に、換気口12xが開放され、換気が可能となる。
【0026】さらに、作動板20をスライドさせると、
図2(B),図3(B)に示すように、切欠22の端縁
が第1カム面32aから第1規制面32cへと進む。こ
の状態で、作動板20のクッション材41が室外側型材
13の角部13bに当たり、作動板20はこのクッショ
ン材41の弾性により第1規制面32cに接しているの
で、がたつきなく開き位置を維持される。
【0027】上記とは逆に、操作部材50により、上記
作動板20を上記開き位置から右方向にスライドさせる
と、作動板20の切欠22の左側の端縁が第2カム面3
2bに当たり、さらに作動板20をスライドさせると、
この切欠22の端縁と第2カム面32bのカム作用によ
り、作動板20は壁12に接近する方向に回動し、これ
により、図1(A)に示すように、換気口12xが閉じ
られ、換気が停止される。
【0028】さらに、作動板20をスライドさせると、
切欠22の端縁が第2カム面32bから第2規制面32
dへと進み、図2(A),図3(A)に示すように、作
動板20が第2規制面32dに接する。
【0029】上述したように、カム部材30の外面がカ
ム面32a,32bを有しており、切欠22の左右の端
縁と協働して、作動板20を開閉させるようになってい
るので、従来のような突起を作動板20に形成せずに済
み、耐久性を向上させることができる。
【0030】また、切欠22の幅Wは、カム面32a,
32b間の距離に、規制面32c,32dへ進む移動ス
トロークを加えた寸法で済むので、従来装置の切欠の幅
に比べて小さくて済む。そのため、雨を伴った強風時
に、作動板20についた水滴が下降して切欠22の上縁
からパッキン40に回り込む量を少なくすることがで
き、室内への水の吹き込みを最小限に抑えることができ
る。
【0031】次に、本発明の第2実施形態について、図
4を参照しながら説明する。この実施形態において、装
置本体の壁12aおよび作動板20については、第1実
施形態と同じであるが、樹脂製のカム部材80の形状が
第1実施形態のカム部材30と異なる。このカム部材8
0は、カム部材30と同様に、下部が取付部81となっ
て、装置本体に固定されており、その上部がカム部82
となって上記作動板20の切欠22に入り込んでいる。
このカム部82は、カム部材30と同様に、第1カム面
82a,第2カム面82b,第1規制面82c,第2規
制面82bを有している。
【0032】上記カム部材80は、次の点でカム部材3
0と異なる。すなわち、カム部82において、ほぼ平行
四辺形の平面形状を有する基部には、縦溝82gが形成
されており、これにより、装置本体の長手方向に延びる
弾性片82hが形成されている。この弾性片82hの壁
12a側の面が上記第2規制面82yとなっている。他
方、取付部81は特殊な平面形状を有しており、上記弾
性片82hから離れて、この弾性片82hを拘束しない
ようになっている。
【0033】また、取付部81には、上記カム部82か
ら離れて押さえ部85が上方に突出するようにして形成
されている。この押さえ部85は、壁12a側に平坦な
押さえ面85aを有している。この押さえ面85aは、
上記第1規制面82cから室外側(装置本体の長手方向
と直交する方向)に偏倚している。この押さえ面85a
の第1規制面82cからの偏倚量は、作動板20の厚み
とほぼ等しくなっている。
【0034】上記構成において、図4(A)に示す作動
板20の閉じ位置では、作動板20は、第2規制面82
yに接し、その弾性片82hの弾性により、パッキンを
介してより一層密着した状態で壁12aに押し付けられ
る。
【0035】図4(B)に示す作動板20の開き位置で
は、第1規制面82cと押さえ部材85の押さえ面85
aとの間で、作動板20をがたつきなく保持することが
できる。この実施形態では、開き状態において、がたつ
きを回避するために作動板20を装置本体に当てる必要
がない。
【0036】
【発明の効果】本発明の第1の態様によれば、カム部材
の外面に形成されたカム面と、切欠の端縁との間のカム
作用により、作動板の開閉を行うようにしたので、作動
板に突起を形成せずに済み、耐久性を向上させることが
できる。また、切欠の幅を狭くすることができるので、
水密性も向上する。本発明の第2の態様によれば、作動
板を閉じ位置または開き位置で規制面により保持するこ
とができる。また作動板を閉じ位置,開き位置からスラ
イドさせる際に、切欠の端縁がカム面に当たり、確実に
カム作用を実行することができる。本発明の第3の態様
によれば、基部と一対の凸部により一対のカム面と規制
面を形成することができる。本発明の第4の態様によれ
ば、カム部材の弾性片の作用により、作動板の閉じ状態
を良好に維持することができる。本発明の第5の態様に
よれば、カム部と押さえ部とで作動板の開き状態を良好
に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる換気装置の縦断
面図であり、(A)は閉じ状態,(B)は開き状態を示
す。
【図2】同換気装置の作動板とカム部材との関係を示す
平断面図であり、(A)は閉じ状態,(B)は開き状態
を示す。
【図3】同換気装置の作動板とカム部材との関係を示す
背面図(室外から見た図)であり、(A)は閉じ状態,
(B)は開き状態を示す。
【図4】本発明の第2実施形態に係わる換気装置におい
て、作動板とカム部材との関係を示す平断面図であり、
(A)は閉じ状態,(B)は開き状態を示す。
【図5】従来の換気装置における作動板とカム部材との
関係を示す平断面図であり、(A)は閉じ状態,(B)
は開き状態を示す。
【図6】従来の換気装置における作動板とカム部材との
関係を示す背面図であり、(A)は閉じ状態,(B)は
開き状態を示す。
【符号の説明】
10 装置本体 12a 壁 12x 換気口 20 作動板 22 切欠 30、80 カム部材 32a,82a 第1カム面 32b,82b 第2カム面 32c,82c 第1規制面 32d,82d 第2規制面 32x 基部 32y 第1凸部 32z 第2凸部 82 カム部 82h 弾性片 85 押さえ部 85a 押さえ面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)換気口を形成した壁を有する細長い
    装置本体と、 (ロ)上記装置本体の長手方向に沿って延びる一対の縁
    を有し、一方の縁が、装置本体に、長手方向にスライド
    可能かつ回動可能に支持された細長い作動板と、 (ハ)上記装置本体に設けられ、上記作動板を長手方向
    にスライドさせる操作部材と、 (ニ)上記作動板が長手方向にスライドする際に、作動
    板を回動させて、上記装置本体の換気口を開閉させるカ
    ム手段と、 を備えた換気装置において、上記カム手段は、上記作動
    板の他方の縁に形成された切欠と、装置本体に支持され
    てこの切欠に入り込んでいるカム部材とを含み、このカ
    ム部材において、装置本体の長手方向に対峙する一対の
    外面が、長手方向に対して傾斜した第1,第2のカム面
    を含み、 上記作動板が長手方向に沿って一方向へスライドする際
    には、作動板の切欠の一方の端縁が上記第1カム面に案
    内され、そのカム作用により作動板が上記壁から離れる
    方向に回動されて、上記換気口を開き、上記作動板が長
    手方向に沿って逆方向へスライドする際には、作動板の
    切欠の他方の端縁が上記第2カム面に案内され、そのカ
    ム作用により作動板が上記壁に接近する方向に回動され
    て、上記換気口を閉じることを特徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】 上記カム部材において、装置本体の長手
    方向と直交する方向に対峙する一対の外面が、それぞれ
    長手方向と平行に延びる第1,第2の規制面を含み、壁
    から離れた第1規制面は上記第1カム面に連なってい
    て、開き位置の作動板が接するようにっており、壁に近
    い第2規制面は上記第2カム面に連なっていて、閉じ位
    置の作動板が接するようになっており、上記第1カム面
    は上記第2規制面よりも更に壁に向かって延長され、上
    記第2のカム面は上記第1の規制面よりも更に壁から離
    れる方向に延長されていることを特徴とする請求項1に
    記載の換気装置。
  3. 【請求項3】 上記カム部材の形状は、上記第1,第2
    の規制面と上記第1,第2のカム面とを交差させて構成
    される略平行四辺形の基部と、この基部の第1カム面側
    から上記壁に向かって突出して上記第1カム面の延長部
    を提供する第1凸部と、この基部の第2カム面側から上
    記壁と反対側に突出して第2カム面の延長部を提供する
    第2凸部とを備えていることを特徴とする請求項2に記
    載の換気装置。
  4. 【請求項4】 上記カム部材が樹脂材料で形成され、こ
    のカム部材に、上記装置本体の長手方向に延びる弾性片
    が形成され、この弾性片の上記壁側の面が上記第2規制
    面となっていることを特徴とする請求項2に記載の換気
    装置。
  5. 【請求項5】 上記カム部材は、装置本体に固定される
    取付部と、この取付部から突出するとともに互いに離れ
    たカム部および押さえ部とを有し、上記カム部は上記第
    1,第2のカム面と第1,第2の規制面を有し、上記押
    さえ部は上記壁側を向く押さえ面を有し、この押さえ面
    は、上記装置本体の長手方向と直交する方向に、作動板
    の厚さとほぼ等しい距離だけ、上記第2規制面から偏倚
    していることを特徴とする請求項2に記載の換気装置。
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