JPH0711846A - 換気装置付きドア - Google Patents
換気装置付きドアInfo
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- JPH0711846A JPH0711846A JP22993491A JP22993491A JPH0711846A JP H0711846 A JPH0711846 A JP H0711846A JP 22993491 A JP22993491 A JP 22993491A JP 22993491 A JP22993491 A JP 22993491A JP H0711846 A JPH0711846 A JP H0711846A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、換気装置110付きドア10に
関し、特にその換気孔113a等の存在がドア10の外
側から見え難く、しかもドア10の高さ方向に沿って効
率よく換気が行える。 【構成】 換気装置110は、開口部111と、通気孔
112と、通気孔112と開口部111との間に配置さ
れ、中空部24内を仕切る固定板113と、固定板11
3の高さ方向に適宜間隔で形成された複数の換気孔11
3aと、固定板113に平行に配置され、その換気孔1
13aを閉塞する上下動可能なスライド板114と、ス
ライド板114の高さ方向に形成され、換気孔113a
と連通する複数の連通孔114aと、スライド板114
を上下動させることで、換気孔113aと連通孔114
aとを相互に連通させる外部操作可能な操作レバー11
5とを備える。
関し、特にその換気孔113a等の存在がドア10の外
側から見え難く、しかもドア10の高さ方向に沿って効
率よく換気が行える。 【構成】 換気装置110は、開口部111と、通気孔
112と、通気孔112と開口部111との間に配置さ
れ、中空部24内を仕切る固定板113と、固定板11
3の高さ方向に適宜間隔で形成された複数の換気孔11
3aと、固定板113に平行に配置され、その換気孔1
13aを閉塞する上下動可能なスライド板114と、ス
ライド板114の高さ方向に形成され、換気孔113a
と連通する複数の連通孔114aと、スライド板114
を上下動させることで、換気孔113aと連通孔114
aとを相互に連通させる外部操作可能な操作レバー11
5とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、換気装置付きドアに
関し、例えば浴室ドア等に使用され、浴室内の換気に使
用される。
関し、例えば浴室ドア等に使用され、浴室内の換気に使
用される。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドアは、左右一対の竪框
と、左右の竪框の両上端部を相互に連結させる上桟と、
左右の竪框の両下端部を相互に連結させる下桟と、左右
の竪框、上桟及び下桟により縁取られた内部にはめ込ま
れるガラス板とから構成され、前記下桟には、開閉可能
な換気孔が形成されていた。
と、左右の竪框の両上端部を相互に連結させる上桟と、
左右の竪框の両下端部を相互に連結させる下桟と、左右
の竪框、上桟及び下桟により縁取られた内部にはめ込ま
れるガラス板とから構成され、前記下桟には、開閉可能
な換気孔が形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のドアでは、換気孔がドアの外側から見えてしまい、体
裁が悪いという問題点があった。又、換気孔が下桟に設
けられているので、主として浴室内の下方に浮遊してい
る湿気しか換気できず、浴室内を全室に渡って換気でき
ないという問題点があった。
のドアでは、換気孔がドアの外側から見えてしまい、体
裁が悪いという問題点があった。又、換気孔が下桟に設
けられているので、主として浴室内の下方に浮遊してい
る湿気しか換気できず、浴室内を全室に渡って換気でき
ないという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、上記した従来の技術の
有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、換気孔等の存在がドアの外側から見え難
く、しかもドアの高さ方向に沿って効率よく換気が行え
る換気装置付きドアを提供しようとするものである。
有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、換気孔等の存在がドアの外側から見え難
く、しかもドアの高さ方向に沿って効率よく換気が行え
る換気装置付きドアを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。本発明は、自由端側の
竪框(20)の中空部(24)内に開口するとともに、
該竪框(20)の前板(21)と後板(22)とのいず
れか一方とガラス板(60)との間に形成された開口部
(111)と、中空部(24)に開口するとともに、竪
框(20)の端面板(23)に形成された通気孔(11
2)と、この通気孔(112)と前記開口部(111)
との間に配置され、前記中空部(24)内を仕切る固定
板(113)と、この固定板(113)の高さ方向に適
宜間隔で形成された複数の換気孔(113a)と、前記
固定板(113)に平行に配置され、該固定板(11
3)の換気孔(113a)を閉塞する上下動可能なスラ
イド板(114)と、このスライド板(114)の高さ
方向に形成され、前記固定板(113)の換気孔(11
3a)と連通する複数の連通孔(114a)と、前記ス
ライド板(114)を上下動させることで、固定板(1
13)の換気孔(113a)とスライド板(114)の
連通孔(114a)とを相互に連通させる外部操作可能
な操作レバー(115)とを備えたことを特徴とする。
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。本発明は、自由端側の
竪框(20)の中空部(24)内に開口するとともに、
該竪框(20)の前板(21)と後板(22)とのいず
れか一方とガラス板(60)との間に形成された開口部
(111)と、中空部(24)に開口するとともに、竪
框(20)の端面板(23)に形成された通気孔(11
2)と、この通気孔(112)と前記開口部(111)
との間に配置され、前記中空部(24)内を仕切る固定
板(113)と、この固定板(113)の高さ方向に適
宜間隔で形成された複数の換気孔(113a)と、前記
固定板(113)に平行に配置され、該固定板(11
3)の換気孔(113a)を閉塞する上下動可能なスラ
イド板(114)と、このスライド板(114)の高さ
方向に形成され、前記固定板(113)の換気孔(11
3a)と連通する複数の連通孔(114a)と、前記ス
ライド板(114)を上下動させることで、固定板(1
13)の換気孔(113a)とスライド板(114)の
連通孔(114a)とを相互に連通させる外部操作可能
な操作レバー(115)とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作 用】したがって、本発明によれば、操作レバー
(115)を介してスライド板(114)を上下動させ
ることで、固定板(113)の換気孔(113a)をス
ライド板(114)により閉塞させた閉塞状態と、固定
板(113)の換気孔(113a)とスライド板(11
4)の連通孔(114a)とが相互に連された換気状態
とを実現できる。
(115)を介してスライド板(114)を上下動させ
ることで、固定板(113)の換気孔(113a)をス
ライド板(114)により閉塞させた閉塞状態と、固定
板(113)の換気孔(113a)とスライド板(11
4)の連通孔(114a)とが相互に連された換気状態
とを実現できる。
【0007】上記換気状態では、自由端側の竪框(2
0)の前板(21)と後板(22)とのいずれか一方と
ガラス板(60)との間に形成された開口部(11
1)、中空部(24)内の互いに連通した固定板(11
3)の換気孔(113a)及びスライド板(114)の
連通孔(114a)、及び端面板(23)に形成された
通気孔(112)を通って、ドア(10)の前後の室の
空気が相互に流通する。
0)の前板(21)と後板(22)とのいずれか一方と
ガラス板(60)との間に形成された開口部(11
1)、中空部(24)内の互いに連通した固定板(11
3)の換気孔(113a)及びスライド板(114)の
連通孔(114a)、及び端面板(23)に形成された
通気孔(112)を通って、ドア(10)の前後の室の
空気が相互に流通する。
【0008】
【実施例】図面は、本発明の一実施例を示すものであ
り、図1はドアの竪框の要部断面図、図2はドアの斜視
図、図3は固定板とスライド板との要部分解斜視図、図
4,5は換気装置の開閉動作を説明するためのものであ
り、図4は換気装置の閉塞状態を示す斜視図、図5は換
気装置の換気状態を示す斜視図を各々示す。
り、図1はドアの竪框の要部断面図、図2はドアの斜視
図、図3は固定板とスライド板との要部分解斜視図、図
4,5は換気装置の開閉動作を説明するためのものであ
り、図4は換気装置の閉塞状態を示す斜視図、図5は換
気装置の換気状態を示す斜視図を各々示す。
【0009】図2中、10は、ドアを示し、このドア1
0は、例えば浴室ドアに使用される。上記ドア10は、
図2に示すように、大別すると、左右一対の竪框20,
30と、左右の竪框20,30の両上端部を相互に連結
させる上桟40と、左右の竪框20,30の両下端部を
相互に連結させる下桟50と、左右の竪框20,30、
上桟40及び下桟50により縁取られた内部にはめ込ま
れるガラス板60とから構成されている。
0は、例えば浴室ドアに使用される。上記ドア10は、
図2に示すように、大別すると、左右一対の竪框20,
30と、左右の竪框20,30の両上端部を相互に連結
させる上桟40と、左右の竪框20,30の両下端部を
相互に連結させる下桟50と、左右の竪框20,30、
上桟40及び下桟50により縁取られた内部にはめ込ま
れるガラス板60とから構成されている。
【0010】ドア10には、図2に示すように、その向
かって右側の竪框30に、上下一対のドアヒンジ11,
11が取り付けられ、このドアヒンジ11を介して、壁
70に形成されたドア開口71に開閉可能に取り付けら
れている。又、ドア10の向かって左側の自由端側の竪
框20には、取っ手12が取り付けられている。そし
て、自由端側の竪框20の自由端端面は、図1に示すよ
うに、ドアヒンジ11を介してドア10を開閉できるよ
うに、ドア開口71の端面から離れて配置され、両端面
間には、隙間90が形成されている。
かって右側の竪框30に、上下一対のドアヒンジ11,
11が取り付けられ、このドアヒンジ11を介して、壁
70に形成されたドア開口71に開閉可能に取り付けら
れている。又、ドア10の向かって左側の自由端側の竪
框20には、取っ手12が取り付けられている。そし
て、自由端側の竪框20の自由端端面は、図1に示すよ
うに、ドアヒンジ11を介してドア10を開閉できるよ
うに、ドア開口71の端面から離れて配置され、両端面
間には、隙間90が形成されている。
【0011】上記壁70のドア開口71には、図1に示
すように、断面L字形の戸当たり80が固定されてい
る。そして、戸当たり80の先端部内面には、ドア10
の自由端側の竪框20の表面に当接するパッキング部材
81が固定されている。したがって、ドア10を閉じた
際には、パッキング部材81がドア10の自由端側の竪
框20の表面に当接することで、ドア10とドア開口7
1との隙間90が閉塞され、ドア10の気密性が保たれ
ている。
すように、断面L字形の戸当たり80が固定されてい
る。そして、戸当たり80の先端部内面には、ドア10
の自由端側の竪框20の表面に当接するパッキング部材
81が固定されている。したがって、ドア10を閉じた
際には、パッキング部材81がドア10の自由端側の竪
框20の表面に当接することで、ドア10とドア開口7
1との隙間90が閉塞され、ドア10の気密性が保たれ
ている。
【0012】前記ドア10の自由端側の竪框20は、図
1に示すように、ガラス板60を挟んでその表裏方向に
対向する前板21及び後板22と、前板21と後板22
との両端部を相互に連結する端面板23と、前板21、
後板22及び端面板23とで囲まれた中空部24とを備
える。上記竪框20の開放自由端部には、図1に示すよ
うに、断面コ字形のガラス受枠25が設けられている。
そして、ガラス受枠25の開放端部には、シーリング材
100を介して、ガラス板60の端部がはめ込まれてい
る。
1に示すように、ガラス板60を挟んでその表裏方向に
対向する前板21及び後板22と、前板21と後板22
との両端部を相互に連結する端面板23と、前板21、
後板22及び端面板23とで囲まれた中空部24とを備
える。上記竪框20の開放自由端部には、図1に示すよ
うに、断面コ字形のガラス受枠25が設けられている。
そして、ガラス受枠25の開放端部には、シーリング材
100を介して、ガラス板60の端部がはめ込まれてい
る。
【0013】又、ドア10の自由端側の竪框20には、
図1に示すように、開閉操作可能な換気装置110が設
けられている。上記換気装置110は、図1,2に示す
ように、自由端側の竪框20の中空部24内に開口する
とともに、該竪框20の前板21と後板22とのいずれ
か一方とガラス板60との間に形成された開口部111
と、中空部24内に開口するとともに、前記端面板23
に形成された通気孔112と、この通気孔112と前記
開口部111との間に配置され、前記中空部24内を仕
切る固定板113と、この固定板113の高さ方向に適
宜間隔で形成された複数の換気孔113a・・・ と、前記
固定板113に平行に配置され、該固定板113の換気
孔113aを閉塞する上下動可能なスライド板114
と、このスライド板114の高さ方向に形成され、前記
固定板113の換気孔113aと連通する複数の連通孔
114aと、前記スライド板114を上下動させること
で、固定板113の換気孔113aとスライド板114
の連通孔114aとを相互に連通させる外部操作可能な
操作レバー115とを備えている。
図1に示すように、開閉操作可能な換気装置110が設
けられている。上記換気装置110は、図1,2に示す
ように、自由端側の竪框20の中空部24内に開口する
とともに、該竪框20の前板21と後板22とのいずれ
か一方とガラス板60との間に形成された開口部111
と、中空部24内に開口するとともに、前記端面板23
に形成された通気孔112と、この通気孔112と前記
開口部111との間に配置され、前記中空部24内を仕
切る固定板113と、この固定板113の高さ方向に適
宜間隔で形成された複数の換気孔113a・・・ と、前記
固定板113に平行に配置され、該固定板113の換気
孔113aを閉塞する上下動可能なスライド板114
と、このスライド板114の高さ方向に形成され、前記
固定板113の換気孔113aと連通する複数の連通孔
114aと、前記スライド板114を上下動させること
で、固定板113の換気孔113aとスライド板114
の連通孔114aとを相互に連通させる外部操作可能な
操作レバー115とを備えている。
【0014】上記開口部111は、図1に示すように、
自由端側の竪框20の高さ方向に沿ってスリット状に形
成されている。より具体的には、開口部111は、図1
の上方に位置する前板21と、ガラス受枠25との間に
形成されている。又、前板21の自由端部には、図1に
示すように、ガラス板60に向かって円弧状に屈曲した
屈曲部21aが形成されている。さらに、ガラス受枠2
5にも、前板21の前記屈曲部21aとほぼ平行に、円
弧状に屈曲しながら途中まで延びた屈曲部25aが形成
されている。両屈曲部21a,25aは、開口部111
の開口幅を狭め、外側から開口部111が見え難くくし
ている。
自由端側の竪框20の高さ方向に沿ってスリット状に形
成されている。より具体的には、開口部111は、図1
の上方に位置する前板21と、ガラス受枠25との間に
形成されている。又、前板21の自由端部には、図1に
示すように、ガラス板60に向かって円弧状に屈曲した
屈曲部21aが形成されている。さらに、ガラス受枠2
5にも、前板21の前記屈曲部21aとほぼ平行に、円
弧状に屈曲しながら途中まで延びた屈曲部25aが形成
されている。両屈曲部21a,25aは、開口部111
の開口幅を狭め、外側から開口部111が見え難くくし
ている。
【0015】前記端面板23に形成された通気孔112
は、図2に示すように、略方形に形成され、竪框20の
高さ方向に沿って適宜間隔で複数個形成されている。前
記固定板113は、図1に示すように、縦框20とは別
成形され、その両端部には、断面T字形の連結部113
bがそれぞれ形成されている。これに対し、前板21と
後板22との両内側面には、固定板113の両連結部1
13bがぞれぞれ差し込まれる、断面T字形の連結溝2
6がそれぞれ形成されている。したがって、固定板11
3の両連結部113bは、前板21と後板22との両連
結溝26の開放端面から差し込まれ、両連結溝26に沿
って竪框20の高さ方向にスライドさせながら装着させ
る。
は、図2に示すように、略方形に形成され、竪框20の
高さ方向に沿って適宜間隔で複数個形成されている。前
記固定板113は、図1に示すように、縦框20とは別
成形され、その両端部には、断面T字形の連結部113
bがそれぞれ形成されている。これに対し、前板21と
後板22との両内側面には、固定板113の両連結部1
13bがぞれぞれ差し込まれる、断面T字形の連結溝2
6がそれぞれ形成されている。したがって、固定板11
3の両連結部113bは、前板21と後板22との両連
結溝26の開放端面から差し込まれ、両連結溝26に沿
って竪框20の高さ方向にスライドさせながら装着させ
る。
【0016】前記固定板113の換気孔113aは、図
3に示すように、略方形に形成され、竪框20の高さ方
向に沿って等間隔に複数個形成されている。前記スライ
ド板114の各連通孔114aは、図3に示すように、
略方形に形成され、ここでは固定板113の換気孔11
3aとほぼ同じ大きさ及び形状に形成されている。又、
連通孔114aは、固定板113の上下に隣接した換気
孔113aの間のほぼ中間に位置し、換気孔113aと
等間隔に、且つ同数形成されている。
3に示すように、略方形に形成され、竪框20の高さ方
向に沿って等間隔に複数個形成されている。前記スライ
ド板114の各連通孔114aは、図3に示すように、
略方形に形成され、ここでは固定板113の換気孔11
3aとほぼ同じ大きさ及び形状に形成されている。又、
連通孔114aは、固定板113の上下に隣接した換気
孔113aの間のほぼ中間に位置し、換気孔113aと
等間隔に、且つ同数形成されている。
【0017】そして、スライド板114は、図1に示す
ように、固定板113の向かって左側に位置する内側面
に沿って、上下方向にスライド可能に保持されている。
より具体的には、固定板113のT字形の両連結部11
3bには、図1に示すように、固定板113の左側内側
面から、スライド板114の板厚にほぼ等しい距離だけ
離れ、相対向して短く突出した一対の突起部113cが
形成されている。
ように、固定板113の向かって左側に位置する内側面
に沿って、上下方向にスライド可能に保持されている。
より具体的には、固定板113のT字形の両連結部11
3bには、図1に示すように、固定板113の左側内側
面から、スライド板114の板厚にほぼ等しい距離だけ
離れ、相対向して短く突出した一対の突起部113cが
形成されている。
【0018】したがって、スライド板114は、その両
端部が、固定板113の左側内側面と、そのT字形の両
連結部113bからそれぞれ突出した両突起部113c
との間隔内に合わせて差し込まれ、該間隔内に上下方向
にスライド可能に保持される。前記操作レバー115
は、図1,2に示すように、前板21と後板22との両
板21,22にそれぞれ上下動可能に設けられ、ドア1
0の表裏面からそれぞれ操作できるようにしている。
端部が、固定板113の左側内側面と、そのT字形の両
連結部113bからそれぞれ突出した両突起部113c
との間隔内に合わせて差し込まれ、該間隔内に上下方向
にスライド可能に保持される。前記操作レバー115
は、図1,2に示すように、前板21と後板22との両
板21,22にそれぞれ上下動可能に設けられ、ドア1
0の表裏面からそれぞれ操作できるようにしている。
【0019】両操作レバー115は、図1に示すよう
に、縦框20の中空部24内に上下動可能に挿入された
連結板116により、相互に連結されている。そして、
上記連結板116とスライド板114とは、図1に示す
ように、固定板113を挟んでその反対側からブラケッ
ト117を介してねじ込まれた止めねじ118により、
相互に固定されている。したがって、両操作レバー11
5のいずれか片側の操作レバー115を上下動させるこ
とで、連結板116を介してスライド板114が上下方
向にスライドする。
に、縦框20の中空部24内に上下動可能に挿入された
連結板116により、相互に連結されている。そして、
上記連結板116とスライド板114とは、図1に示す
ように、固定板113を挟んでその反対側からブラケッ
ト117を介してねじ込まれた止めねじ118により、
相互に固定されている。したがって、両操作レバー11
5のいずれか片側の操作レバー115を上下動させるこ
とで、連結板116を介してスライド板114が上下方
向にスライドする。
【0020】つぎに、上記した構成を備えた換気装置1
10の開閉動作を、図4,5図を用いて説明する。ま
ず、図4に示すように、スライド板114は、常時は固
定板113の換気孔113aを閉じた上昇位置に静止さ
れている。浴室(図示せず)内の排気を行うには、ドア
10の片側の一方の操作レバー115を、下降すればよ
い。
10の開閉動作を、図4,5図を用いて説明する。ま
ず、図4に示すように、スライド板114は、常時は固
定板113の換気孔113aを閉じた上昇位置に静止さ
れている。浴室(図示せず)内の排気を行うには、ドア
10の片側の一方の操作レバー115を、下降すればよ
い。
【0021】操作レバー115が下降されると、スライ
ド板114が、連結板116を介して、図5に示すよう
に、下降される。このため、スライド板114の連通孔
114aが、固定板113の換気孔113aと一致し、
固定板113の換気孔113aが開放される。このた
め、図示しないが、ドア10の前後の室、すなわち前板
21に面した脱衣所ないしは洗面所と、後板22に面し
た浴室とが、換気孔113aと連通孔114aとを介し
て相互に連通される。したがって、空気は、前板21と
ガラス受枠25との間に形成された開口部111、相互
に連通された換気孔113a及び連通孔114a、端面
板23に形成された通気孔112を通して相互に流通す
る。
ド板114が、連結板116を介して、図5に示すよう
に、下降される。このため、スライド板114の連通孔
114aが、固定板113の換気孔113aと一致し、
固定板113の換気孔113aが開放される。このた
め、図示しないが、ドア10の前後の室、すなわち前板
21に面した脱衣所ないしは洗面所と、後板22に面し
た浴室とが、換気孔113aと連通孔114aとを介し
て相互に連通される。したがって、空気は、前板21と
ガラス受枠25との間に形成された開口部111、相互
に連通された換気孔113a及び連通孔114a、端面
板23に形成された通気孔112を通して相互に流通す
る。
【0022】一方、固定板113の換気孔113aを閉
塞するには、操作レバー115を、上昇させればよい。
操作レバー115が上昇されると、スライド板114
が、図4に示すように、連結板116を介して上昇され
る。このため、スライド板114の連通孔114aが、
固定板113の換気孔113aと上下方向に行き違うた
め、固定板113の換気孔113aがスライド板114
により閉塞される。
塞するには、操作レバー115を、上昇させればよい。
操作レバー115が上昇されると、スライド板114
が、図4に示すように、連結板116を介して上昇され
る。このため、スライド板114の連通孔114aが、
固定板113の換気孔113aと上下方向に行き違うた
め、固定板113の換気孔113aがスライド板114
により閉塞される。
【0023】尚、図面に示した実施例のものでは、本ド
ア10を浴室ドアに用いたが、これに限らず、玄関ドア
や各部屋のドア等に使用してもよい。又、ドア10をド
アヒンジ11により開閉できるようにしたが、このほか
スライド式や中折れ式のドアに使用してもよい。一方、
固定板113を、縦框20の中空部24内に、端面板2
3と平行に配置したが、これに限らずに、前板21と後
板22との間隔内に、前板21及び後板22と平行に配
置し、中空部24内を縦框20の前後の厚み方向に二分
させてもよい。
ア10を浴室ドアに用いたが、これに限らず、玄関ドア
や各部屋のドア等に使用してもよい。又、ドア10をド
アヒンジ11により開閉できるようにしたが、このほか
スライド式や中折れ式のドアに使用してもよい。一方、
固定板113を、縦框20の中空部24内に、端面板2
3と平行に配置したが、これに限らずに、前板21と後
板22との間隔内に、前板21及び後板22と平行に配
置し、中空部24内を縦框20の前後の厚み方向に二分
させてもよい。
【0024】又、スライド板114の下降位置で、その
連通孔114aと固定板113の換気孔113aとが相
互に一致するようにしたが、逆にスライド板114の上
昇位置で、その連通孔114aと固定板113の換気孔
113aとが相互に一致するように、スライド板114
のスライド方向を逆にしてもよい。さらに、換気孔11
3aと連通孔114aとは、図面に示した形状に限定さ
れず、円形や多角形等の非方形に形成してもよいし、或
いは相互の大きさを異ならせてもよい。又、換気孔11
3aと連通孔114aとを、固定板113とスライド板
114とにそれぞれ等間隔に形成したが、相互の間隔が
一致していればよいので、非等間隔にそれぞれ形成して
もよい。
連通孔114aと固定板113の換気孔113aとが相
互に一致するようにしたが、逆にスライド板114の上
昇位置で、その連通孔114aと固定板113の換気孔
113aとが相互に一致するように、スライド板114
のスライド方向を逆にしてもよい。さらに、換気孔11
3aと連通孔114aとは、図面に示した形状に限定さ
れず、円形や多角形等の非方形に形成してもよいし、或
いは相互の大きさを異ならせてもよい。又、換気孔11
3aと連通孔114aとを、固定板113とスライド板
114とにそれぞれ等間隔に形成したが、相互の間隔が
一致していればよいので、非等間隔にそれぞれ形成して
もよい。
【0025】一方、操作レバー115とスライド板11
4とを、連結板116を介して直接的に連結させたが、
ワイヤー等を介して間接的に連結してもよい。又、ワイ
ヤーと滑車とを利用し、操作レバー115を回転操作で
きるようにしてもよい。さらに、操作レバー115を、
ドア10の両側から操作できるようにしたが、いずれか
一方の片側からだけ操作できるようにしてもよい。
4とを、連結板116を介して直接的に連結させたが、
ワイヤー等を介して間接的に連結してもよい。又、ワイ
ヤーと滑車とを利用し、操作レバー115を回転操作で
きるようにしてもよい。さらに、操作レバー115を、
ドア10の両側から操作できるようにしたが、いずれか
一方の片側からだけ操作できるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、そ
の換気孔等の存在がドアの外側から見え難くて、体裁が
よく、しかもドアの高さ方向に沿って効率よく換気が行
える換気装置付きドアを提供することができる。
の換気孔等の存在がドアの外側から見え難くて、体裁が
よく、しかもドアの高さ方向に沿って効率よく換気が行
える換気装置付きドアを提供することができる。
【図1】ドアの竪框の要部断面図である。
【図2】ドアの斜視図である。
【図3】固定板とスライド板との要部分解斜視図であ
る。
る。
【図4】換気装置の閉塞状態を示す要部斜視図である。
【図5】換気装置の換気状態を示す要部斜視図である。
10 ドア 11 ドアヒンジ 12 取っ手 20 竪框 21 前板 21a 屈曲部 22 後板 23 端面板 24 中空部 25 ガラス受枠 25a 屈曲部 26 連結溝 30 竪框 40 上桟 50 下桟 60 ガラス板 70 壁 71 ドア開口 80 戸当たり 81 パッキング部材 90 隙間 100 シーリング部材 110 換気装置 111 開口部 112 通気孔 113 固定板 113a 排気孔 113b 連結部 113c 突起部 114 スライド板 114a 連通孔 115 操作レバー 116 連結板 117 ブラケット 118 止めねじ
フロントページの続き (72)発明者 吉田 隆孝 岩手県一関市赤荻字亀田143番地 佐原商 事株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 左右一対の竪框と、左右の竪框の両上端
部を相互に連結させる上桟と、左右の竪框の両下端部を
相互に連結させる下桟と、左右の竪框、上桟及び下桟に
より縁取られた内部にはめ込まれるガラス板と、開閉操
作可能な換気装置とを備え、上記左右の竪框のいずれか
少なくとも一方には、ヒンジが取り付けられ、このヒン
ジを介してドア開口に開閉可能に取り付けられるととも
に、上記ヒンジを有する側と反対側に位置する自由端側
の竪框には、前記ガラス板を挟んでその表裏方向に対向
する前板及び後板と、前板と後板との両端部を相互に連
結する端面板と、前板、後板及び端面板とで囲まれた中
空部とを備えた換気装置付きドアにおいて、上記換気装
置は、前記自由端側の竪框の中空部内に開口するととも
に、該竪框の前板と後板とのいずれか一方とガラス板と
の間に形成された開口部と、中空部内に開口するととも
に、前記端面板に形成された通気孔と、この通気孔と前
記開口部との間に配置され、前記中空部内を仕切る固定
板と、この固定板の高さ方向に適宜間隔で形成された複
数の換気孔と、前記固定板に平行に配置され、該固定板
の換気孔を閉塞する上下動可能なスライド板と、このス
ライド板の高さ方向に形成され、前記固定板の換気孔と
連通する複数の連通孔と、前記スライド板を上下動させ
ることで、固定板の換気孔とスライド板の連通孔とを相
互に連通させる外部操作可能な操作レバーとを備えたこ
とを特徴とする換気装置付きドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22993491A JP3161772B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 換気装置付きドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22993491A JP3161772B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 換気装置付きドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711846A true JPH0711846A (ja) | 1995-01-13 |
JP3161772B2 JP3161772B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=16900019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22993491A Expired - Fee Related JP3161772B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 換気装置付きドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3161772B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006226010A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Tostem Corp | 浴室用開口部装置 |
JP2008261217A (ja) * | 2003-09-24 | 2008-10-30 | Ykk Ap株式会社 | 換気機構付き建具 |
JP2009287339A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | 扉装置 |
JP2016183506A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | Ykk Ap株式会社 | 浴室折戸 |
JP2019143437A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | Toto株式会社 | 建具 |
JP2019143436A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | Toto株式会社 | 建具 |
JP2019143438A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | Toto株式会社 | 建具 |
JP2019143435A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | Toto株式会社 | 建具 |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP22993491A patent/JP3161772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008261217A (ja) * | 2003-09-24 | 2008-10-30 | Ykk Ap株式会社 | 換気機構付き建具 |
JP2006226010A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Tostem Corp | 浴室用開口部装置 |
JP4541921B2 (ja) * | 2005-02-18 | 2010-09-08 | トステム株式会社 | 浴室用開口部装置 |
JP2009287339A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | 扉装置 |
JP2016183506A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | Ykk Ap株式会社 | 浴室折戸 |
JP2019143437A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | Toto株式会社 | 建具 |
JP2019143436A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | Toto株式会社 | 建具 |
JP2019143438A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | Toto株式会社 | 建具 |
JP2019143435A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | Toto株式会社 | 建具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3161772B2 (ja) | 2001-04-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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