JP2001233324A - 紙製容器 - Google Patents
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Abstract
フランジでのシール蓋による充分な密封が可能であり、
さらに、環境問題に対応した紙製容器を提供することで
ある。 【解決手段】本発明は、本発明は、紙を主材料とする、
主ブランクと副ブランクとで組み立てられた紙製容器本
体と、該紙製容器本体の内面に密接着している熱可塑性
樹脂製フィルムよりなる内部保護フィルム層とにより形
成された紙製容器であって、前記主ブランクが、枠状の
フランジと該フランジに折れ線を介して連設した重合片
からなり、前記副ブランクが、底面と側面とからなり、
前記主ブランクの前記重合片と前記副ブランクの前記側
面とを重なり合わせて組み立てていることを特徴とする
紙製容器である。
Description
であり、更に詳しくは、シール蓋での密封が可能な紙製
容器に関するものである。
紙製のもの、あるいはプラスチック製のものなど、種々
のものが実用化されているが、内容物が液体を含むもの
の場合、あるいは充分な密封性が必要な場合には、紙単
独で構成される紙製の容器あるいは内面に樹脂加工を施
した紙で組み立てられた容器は、充分な密封性を有して
いないため使用できない。充分な密封性を持たせるため
には、シール蓋で密封シールするための適切なフランジ
部分を備えていることが必要であり、これらの観点か
ら、プラスチックを成形したトレーにシール蓋で密封し
た形状のプラスチック容器が一般的である。また、紙あ
るいはプラスチックを単独材料として使用するのではな
く、紙とプラスチックとを複合した構成の材料を使用し
た容器が、特開平3−120034号公報、特開平8−
253237号公報などに開示されている。
プラスチック製の容器においては、容器として使用後、
その廃棄に問題があり、現在、使用後のこれらの容器
は、回収して再利用を図るか、または燃焼処理するか、
あるいはそのまま廃棄する等の処理がなされているが、
いずれにしても、充分に満足し得る状態ではなく、その
使用量の削減などが求められている。また、容器の表面
の意匠性についても、印刷効果、および印刷の難易度の
点で、紙製の容器に比べて劣っている点が問題である。
の材料を使用した容器、例えば、特開平3−12003
4号公報、特開平8−253237号公報などに開示さ
れている容器についても、フランジにおいて、重なり部
あるいはつなぎ目などがあり、段差のない平滑で一体な
ものとなっていないため、シール蓋による充分な密封を
行うことができないという問題がある。また、容器のブ
ランクを成形型の中で組み立てることが容易でなく、組
み立てた形状が変形し易いという問題がある。
たものであり、その目的とするところは、容器のブラン
クを成形型の中で組み立てることが容易で、組み立てた
形状で主ブランクの重合片と副ブランクの底面の一部と
が重なり合うことにより変形しにくく、強度のある紙製
容器となり、また、フランジが、重なり部あるいはつな
ぎ目などのない平滑な一体なものであることから、シー
ル蓋による充分な密封が可能であり、さらに、紙を主材
料とし、プラスチックの比率の少ない材料構成からな
る、環境問題に対応した紙製容器を提供することであ
る。
すべく検討した結果、本発明は、紙を主材料とする、主
ブランクと副ブランクとで組み立てられた紙製容器本体
と、該紙製容器本体の内面に密接着している熱可塑性樹
脂製フィルムよりなる内部保護フィルム層とにより形成
された紙製容器であって、前記主ブランクが、枠状のフ
ランジと該フランジに折れ線を介して連設した重合片か
らなり、前記副ブランクが、底面と側面とからなり、前
記主ブランクの前記重合片と前記副ブランクの前記側面
とを重なり合わせて組み立てていることを特徴とする紙
製容器である。
なり合う部分の一部に凹部あるいは抜き穴を設け、前記
重合片を前記側面の外面で重ね合わせたこと、あるい
は、前記重合片に凹部あるいは抜き穴を設け、前記側面
の内面で重ね合わせたことを特徴とする。
ランジが多角形状であり、前記副ブランクの前記底面が
多角形状であることを特徴とする。
ンジの形状が八角形であり、前記副ブランクの前記底面
の形状が八角形であり、前記底面に折れ線を介して四対
の対向する側面を連設していることを特徴とする紙製容
器であり、あるいは、前記底面に折れ線を介して二対の
対向する前記側面を連設し、該側面の中の一対の前記側
面の両側辺に折れ線を介して二対の前記側面を連設して
いることを特徴とする紙製容器である。
状が四角形であり、前記副ブランクの前記底面の形状が
八角形であり、前記底面に折れ線を介して二対の対向す
る四角形の前記側面と、二対の対向する三角形の前記側
面を連設していることを特徴とする紙製容器であり、あ
るいは、前記底面に折れ線を介して二対の対向する四角
形の前記側面を連設し、該側面の中の一対の前記側面の
両側辺に折れ線を介して二対の対向する三角形の前記側
面を連設していることを特徴とする紙製容器である。
の中で組み立てることが容易で、組み立てた形状で主ブ
ランクの重合片と副ブランクの底面の一部とが重なり合
うことにより変形しにくく、強度のある紙製容器とな
り、また、フランジが、重なり部あるいはつなぎ目など
のない平滑な一体なものであることから、シール蓋によ
る充分な密封が可能であり、さらに、紙を主材料とし、
プラスチックの比率の少ない材料構成からなる、環境問
題に対応した紙製容器を得ることができる。
て、形状、用いる材料、および製造方法など、発明の実
施の形態について図面を参照にして説明するが、幾つか
の図面に渡って同一または同様な部分には同一の符号を
付けている。
態の一実施例で主ブランクのフランジが四角形状で副ブ
ランクの底面も四角形状である場合の例を示す。図1は
その斜視図であり、本発明にかかる紙製容器1は、重な
り部あるいはつなぎ目のない平滑な一体であるフランジ
4、重合片4a、4a、4a、4a、底面5、側面6、
7、8、9を有する紙製容器本体2を主構成要素とし、
さらに紙製容器本体2の内面に熱可塑性樹脂製フィルム
を密接着した内面保護フィルム層3との構成からなるも
のである。すなわち、本発明にかかる紙製容器1は、図
2に示すように、紙を主材料とする、四角形状のフラン
ジ4と重合片4a、4a、4a、4aとからなる主ブラ
ンク10と、底面5と側面6、7、8、9とからなる副
ブランク20とで主ブランク10の重合片4a、4a、
4a、4aを副ブランク20の側面6、7、8、9の内
面に重ね合わせた状態で紙製容器本体2が組み立てら
れ、そのフランジ4、重合片4a、4a、4a、4a、
側面6、7、8、9および底面5を熱可塑性樹脂からな
る熱可塑性樹脂製フィルムで密接着することにより内面
保護フィルム層3を設けることにより容器を構成するも
のである。
いはつなぎ目のない一体となっている四角形状のフラン
ジ4の内側の辺に、折れ線a、b、c、dを介して、折
り曲げ可能な重合片4a、4a、4a、4aを延設して
いる。重合片4a、4a、4a、4aの形状は、四辺
形、台形、半円形などとすることができ、特に限定され
るものではない。この折れ線a、b、c、dは、重合片
4a、4a、4a、4aが折り曲げ易いように、ミシン
目あるいは半切れが好ましい。
の底面5の辺に、折れ線e、f、g、hを介して、折り
曲げ可能な側面6、7、8、9を連設している。この折
れ線e、f、g、hは、側面6、7、8、9が折り曲げ
易いように、ミシン目あるいは半切れが好ましい。この
側面6、7、8、9の形状は、四角形とし、主に上方に
拡がる台形とすることにより、組み立てた後にテーパー
のついたトレー形状となる。
形態の別の実施例を示す斜視図であり、本発明にかかる
紙製容器1aでは、副ブランク20aの側面6、7、
8、9と主ブランク10の重合片4a、4a、4a、4
aとが重なる部分の副ブランク20aの側面6、7、
8、9の一部に凹部6a、7a、8a、9aを設けてい
る。従って、紙製容器1の場合には、重合片4a、4
a、4a、4aを側面6、7、8、9の内面で重ね合わ
せているのに対して、紙製容器1aの場合には、図5に
示すように、重合片4a、4a、4a、4aを側面6、
7、8、9の外面で重ね合わせている。つまり、側面
6、7、8、9の凹部6a、7a、8a、9aがあるこ
とによって、この部分を通して重合片4a、4a、4
a、4aと内面保護フィルム層3とを密接着している。
容器1の主ブランク10と同じ形状である。
容器1の副ブランク20と基本的には同様であるが、さ
らに、側面6、7、8、9の外側の辺には、図6−aに
示すように、半円形の凹部6a、7a、8a、9aを側
面6、7、8、9の外側の辺に複数個設けている。この
凹部6a、7a、8a、9aは、主ブランク10aと副
ブランク11aとを組み立てた時に、フランジ4に連設
した重合片4a、4a、4a、4aと副ブランク20a
の側面6、7、8、9とが重なる範囲内に設けることが
できる。
半長円形、図6−cに示すような四角形などでもよく、
特に限定されるものではない。その凹部5aの数も、特
に限定されない。この、凹部6a、7a、8a、9aを
設けることによって、主ブランク10aと副ブランク2
0aとを組み立て、紙製容器1aとする時に、フランジ
4に連設した重合片4a、4a、4a、4aを副ブラン
ク20aの側面6、7、8、9の外面の一部に重ねて熱
可塑性樹脂製フィルムよりなる内部保護フィルム層3と
凹部6a、7a、8a、9aの部分を通して密接着する
ことができ、組み立てた紙製容器1aの強度を増すこと
ができる。
ンク20bは、紙製容器1の副ブランク20と基本的に
は同様であるが、さらに、図7−aに示すように、円形
の抜き穴6b、7b、8b、9bを側面6、7、8、9
の外側の辺に複数個設けている。この抜き穴6b、7
b、8b、9bは、主ブランク10bと副ブランク20
bとを組み立てた時に、フランジ4に連設した重合片4
a、4a、4a、4aと副ブランク20bの側面6、
7、8、9とが重なる範囲内に設けることができる。
な長円形、図6−cに示すような四角形などでもよく、
特に限定されるものではない。その抜き穴6b、7b、
8b、9bの数も、特に限定されない。この、抜き穴6
b、7b、8b、9bを設けることによって、凹部6
a、7a、8a、9aの場合と同様に、主ブランク10
bと副ブランク20bとを組み立て、紙製容器1bとす
る時に、フランジ4に連設した重合片4a、4a、4
a、4aを副ブランク20bの側面6、7、8、9の外
面の一部に重ねて熱可塑性樹脂製フィルムよりなる内部
保護フィルム層3と抜き穴6b、7b、8b、9bの部
分を通して密接着することができ、組み立てた紙製容器
の強度を増すことができる。
形態のさらに別の実施例を示す斜視図であり、本発明に
かかる紙製容器1cでは、副ブランク20cの側面6、
7、8、9と重なる重合片4a、4a、4a、4aに凹
部4aaを設けている。従って、紙製容器1、紙製容器
1aおよび紙製容器1bの場合には、重合片4a、4
a、4a、4aを側面6、7、8、9の外面で重ね合わ
せているのに対して、紙製容器1cの場合には、図8に
示すように、重合片4a、4a、4a、4aを側面6、
7、8、9の内面で重ね合わせている。つまり、重合片
4a、4a、4a、4aに凹部5aがあることによっ
て、この部分を通して側面6、7、8、9と内面保護フ
ィルム層3とを密接着することができる。
容器1の副ブランク20と同じ形状である。
容器1の主ブランク10と基本的には同様であるが、さ
らに、重合片4a、4a、4a、4aには、図9−aに
示すように、半円形の凹部4aaを複数個設けている。
な半長円形、図6−cに示すような四角形などでもよ
く、特に限定されるものではない。その凹部4aaの数
も、特に限定されない。この、凹部4aaを設けること
によって、主ブランク10cと副ブランク20cとを組
み立て、紙製容器1cとする時に、フランジ4に連設し
た重合片4a、4a、4a、4aを副ブランク20cの
側面6、7、8、9の内面の一部に重ねて熱可塑性樹脂
製フィルムよりなる内部保護フィルム層3と凹部4aa
の部分を通して密接着することができ、組み立てた紙製
容器1cの強度を増すことができる。
ンク10dは、紙製容器1の主ブランク10と基本的に
は同様であるが、さらに、重合片4a、4a、4a、4
aには、図10−aに示すように、円形の抜き穴4ab
を複数個設けている。
ような長円形、図6−cに示すような四角形などでもよ
く、特に限定されるものではない。その抜き穴4abの
数も、特に限定されない。この、抜き穴4abを設ける
ことによって、凹部4aaの場合と同様に、主ブランク
10dと副ブランク20d(副ブランク20と同じ形
状)とを組み立て、紙製容器1dとする時に、フランジ
4に連設した重合片4a、4a、4a、4aを副ブラン
ク20dの側面6、7、8、9の外面の一部に重ねて熱
可塑性樹脂製フィルムよりなる内部保護フィルム層3と
抜き穴4abの部分を通して密接着することができ、組
み立てた紙製容器1dの強度を増すことができる。
形態の一実施例で主ブランクのフランジが八角形状で副
ブランクの底面も八角形である場合の例を示す。図11
はその斜視図であり、本発明にかかる紙製容器1eは、
紙を主材料とする、八角形状のフランジ4とフランジ4
の内側の辺に連設した四対の重合片4a、4a、4a、
4a、4a、4a、4a、4aとからなる主ブランク1
0eと、底面5と底面5の各辺に連設した四対の対向し
た側面6、7、8、9、11、12、12、14とから
なる副ブランク20eとで主ブランク20eの重合片4
a、4a、4a、4a、4a、4a、4aを副ブランク
20dの側面6、7、8、9、11、12、12、14
の内面に重ねた状態で紙製容器本体2eが組み立てら
れ、その底面5、重合片4a、4a、4a、4a、4
a、4a、4aの一部、側面6、7、8、9、11、1
2、13、14およびフランジ4を熱可塑性樹脂製フィ
ルムで密接着することによる内面保護フィルム層3を設
けることにより容器を構成するものである。
るいはつなぎ目のない一体となっている八角形状のフラ
ンジ4の内側の辺に、折れ線a、b、c、d、i、j、
k、lを介して、折り曲げ可能な四対の対向する重合片
4a、4a、4a、4a、4a、4a、4aを連設して
いる。この折れ線a、b、c、d、i、j、k、lは、
重合片4a、4a、4a、4a、4a、4a、4a、4
aが折り曲げ易いように、ミシン目あるいは半切れが好
ましい。
と、この底面5の二対の対向する辺に、折れ線e、f、
g、hを介して、折り曲げ可能な二対の対向する側面
6、7、8、9を連設し、残りの二対の対向する辺に、
折れ線m、n、o、pを介して二対の側面11、12、
13、14を連設している。この折れ線e、f、g、
h、m、n、o、pは、側面6、7、8、9、11、1
2、13、14が折り曲げ易いように、ミシン目あるい
は半切れが好ましい。この側面6、7、8、9、11、
12、13、14の形状は、四角形とし、主に上方に拡
がる台形とすることにより、組み立てた後にテーパーの
ついたトレー形状となる。
1eにおいて、主ブランク10eに対応する副ブランク
として、上記の副ブランク20eとは異なった形状の副
ブランク20fを示している。副ブランク20fでは、
底面5と、この底面5の二対の対向する辺に、折れ線
e、f、g、hを介して、折り曲げ可能な二対の対向す
る側面6、7、8、9を連設し、その内の一対の対向す
る側面7、9の両側辺に折れ線q、r、s、tを介して
二対の側面11、12、13、14を連設している。こ
の折れ線e、f、g、h、q、r、s、tは、側面6、
7、8、9、11、12、13、14が折り曲げ易いよ
うに、ミシン目あるいは半切れが好ましい。この側面
6、7、8、9、11、12、13、14の形状は、四
角形とし、主に上方に拡がる台形とすることにより、組
み立てた後にテーパーのついたトレー形状となる。
の形態の別の実施例を示す斜視図であり、本発明にかか
る紙製容器1gでは、副ブランク20gの側面6、7、
8、9、11、12、13、14と主ブランク10gの
重合片4a、4a、4a、4a、4a、4a、4a、4
aとが重なる部分の副ブランク20gの側面6、7、
8、9、11、12、13、14の一部に凹部6a、7
a、8a、9a、11a、12a、13a、14aを設
けている。従って、紙製容器1eの場合には、重合片4
a、4a、4a、4a、4a、4a、4a、4aを側面
6、7、8、9、11、12、13、14の内面で重ね
合わせているのに対して、紙製容器1gの場合には、重
合片4a、4a、4a、4a、4a、4a、4a、4a
を側面6、7、8、9、11、12、13、14の外面
で重ね合わせている。
容器1eの主ブランク10eと同じ形状である。
容器1eの副ブランク20eと基本的には同様である
が、さらに、側面6、7、8、9、11、12、13、
14の外側の辺には、図16に示すように、半円形の凹
部6a、7a、8a、9a、11a、12a、13a、
14aを複数個設けている。この凹部6a、7a、8
a、9a、11a、12a、13a、14aは、主ブラ
ンク10gと副ブランク20gとを組み立てた時に、フ
ランジ4に連設した重合片4a、4a、4a、4a、4
a、4a、4a、4aと副ブランク20gの側面6、
7、8、9、11、12、13、14とが重なる範囲内
に設けることができる。
2a、13a、14aの形状は、半長円形、三角形、四
角形などでもよく、特に限定されるものではない。その
数も、特に限定されない。この、凹部6a、7a、8
a、9a、11a、12a、13a、14aを設けるこ
とによって、主ブランク10gと副ブランク20gとを
組み立て、紙製容器1gとする時に、フランジ4に連設
した重合片4a、4a、4a、4a、4a、4a、4a
を副ブランク20gの側面6、7、8、9、11、1
2、13、14の外面の一部に重ねて熱可塑性樹脂製フ
ィルムよりなる内部保護フィルム層3と凹部6a、7
a、8a、9a、11a、12a、13a、14aの部
分を通して密接着することができ、組み立てた紙製容器
1gの強度を増すことができる。
ンク20hは、紙製容器1eの副ブランク20eと基本
的には同様であるが、さらに、側面6、7、8、9、1
1、12、13、14の外側の辺には、図17に示すよ
うに、円形の抜き穴6b、7b、8b、9b、11b、
12b、13b、14bを複数個設けている。この抜き
穴6b、7b、8b、9b、11b、12b、13b、
14bは、主ブランク10h(主ブランク10eと同じ
形状)と副ブランク20hとを組み立てた時に、フラン
ジ4に連設した重合片4a、4a、4a、4a、4a、
4a、4a、4aと副ブランク20hの側面6、7、
8、9、11、12、13、14とが重なる範囲内に設
けることができる。
12b、13b、14bの形状は、長円形、三角形、四
角形などでもよく、特に限定されるものではない。その
数も、特に限定されない。この、抜き穴6b、7b、8
b、9b、11b、12b、13b、14bを設けるこ
とによって、主ブランク10hと副ブランク20hとを
組み立て、紙製容器1hとする時に、フランジ4に連設
した重合片4a、4a、4a、4a、4a、4a、4
a、4aを副ブランク20hの側面6、7、8、9、1
1、12、13、14の外面の一部に重ねて熱可塑性樹
脂製フィルムよりなる内部保護フィルム層3と抜き穴6
b、7b、8b、9b、11b、12b、13b、14
bの部分を通して密接着することができ、組み立てた紙
製容器1hの強度を増すことができる。
器1gおよび紙製容器1hにおける副ブランクとして、
上記の副ブランク20g、副ブランク20hとは異なっ
た形状の副ブランク20i、副ブランク20jを示して
いる。図18の副ブランク20iでは、側面6、7、
8、9、11、12、13、14の外側の辺に、副ブラ
ンク20gと同様に、半円形の凹部6a、7a、8a、
9a、11a、12a、13a、14aを設けている。
7、8、9、11、12、13、14の外側の辺に、副
ブランク20hと同様に、円形の抜き穴6b、7b、8
b、9b、11b、12b、13b、14bを設けてい
る。
実施の形態と同様に、さらに別の実施例として、図20
に示すように、主ブランク10eの重合片4a、4a、
4a、4a、4a、4a、4a、4aに凹部4aaある
いは抜き穴4abを設けて主ブランク10k(展開図は
省略)あるいは主ブランク10l(展開図は省略)と
し、紙製容器kおよび紙製容器lをとすることができ
る。この場合には、重合片4a、4a、4a、4a、4
a、4a、4a、4aを側面6、7、8、9、11、1
2、13、14の内面で重ね合わせる。この、凹部4a
aあるいは抜き穴4abを設けることによって、主ブラ
ンク10kと副ブランク20k(副ブランク20eと同
じ形状)とを組み立てて図20−aに示すような紙製容
器1kとする時あるいは主ブランク10lと副ブランク
20l(副ブランク20eと同じ形状)とを組み立てて
図20−bに示すような紙製容器1lとする時に、フラ
ンジ4に連設した重合片4a、4a、4a、4a、4
a、4a、4a、4aを副ブランク20kあるいは副ブ
ランク20lの側面6、7、8、9、11、12、1
3、14の内面の一部に重ねて熱可塑性樹脂製フィルム
よりなる内部保護フィルム層3と凹部4aaあるいは抜
き穴4abの部分を通して密接着することができ、組み
立てた紙製容器1kあるいは紙製容器1lの強度を増す
ことができる。
態および第二の実施の形態において、主ブランクのフラ
ンジ4の形状および副ブランクの底面5の形状が、四角
形状である場合、八角形状である場合について具体的に
説明したが、底面5およびフランジ4の形状は、多角形
であれば、三角形、五角形、六角形、十角形等のいずれ
の形状でもよい。
形態の一実施例で主ブランクのフランジが四角形状で副
ブランクの底面が八角形状である場合の例を示す。図2
1はその斜視図であり、本発明にかかる紙製容器1m
は、紙を主材料とする、四角形状のフランジ4と重合片
4a、4a、4a、4aとからなる主ブランク10m
(主ブランク10と同様の形状)と、底面5と二対の対
向した側面6、7、8、9と、二対の三角形の側面1
1、12、13、14とからなる副ブランク20mとで
主ブランク10mの重合片4a、4a、4a、4aと副
ブランク20mの底面5の内面を重ねた状態で紙製容器
本体2mが組み立てられ、この二対の側面11、12、
13、14は三角形となっている。その紙製容器本体2
mの底面5、重合片4a、4a、4a、4a、側面6、
7、8、9、11、12、13、14およびフランジ4
を熱可塑性樹脂製フィルムで密接着することによる内面
保護フィルム層3を設けることにより容器を構成するも
のである。
と、この底面5の直交する二対の対向する辺に、折れ線
a、b、c、dを介して、折り曲げ可能な二対の対向す
る側面6、7、8、9を連設し、残りの二対の対向する
辺に、折れ線m、n、o、pを介して二対の側面11、
12、13、14を連設している。この側面6、7、
8、9の形状は、四角形とし、主に上方に拡がる台形と
するが、二対の側面11、12、13、14の形状は、
三角形としている。
10と同様の形状)に対応する副ブランクとして、上記
の副ブランク20mとは異なった形状の副ブランク20
nを示している。この副ブランク20nでは、底面5
と、この底面5の直交する二対の対向する辺に、折れ線
a、b、c、dを介して、折り曲げ可能な二対の対向す
る側面6、7、8、9を連設し、その側面6、7、8、
9の両側辺に折れ線q、r、s、tを介して二対の側面
11、12、13、14を連設している。この側面6、
7、8、9の形状は、四角形とし、主に上方に拡がる台
形とするが、二対の側面11、12、13、14の形状
は、三角形としている。
の形態の別の実施例を示す斜視図であり、本発明にかか
る紙製容器1oでは、副ブランク20oの側面6、7、
8、9とフランジ4に連設した重合片4a、4a、4
a、4aとが重なる部分の副ブランク20oの側面6、
7、8、9の一部に凹部6a、7a、8a、9aを設け
ている。従って、紙製容器1mの場合には、重合片4
a、4a、4a、4aを側面6、7、8、9、11の内
面で重ね合わせているのに対して、紙製容器1nの場合
には、重合片4a、4a、4a、4aを側面6、7、
8、9の外面で重ね合わせることができる。つまり、凹
部6a、7a、8a、9aがあることによって、この部
分を通して重合片4a、4a、4a、4aと内面保護フ
ィルム層3とを密接着することができる。
容器1mの主ブランク10mと同じ形状である。
容器1mの副ブランク20mと基本的には同様である
が、さらに、側面6、7、8、9の外側の辺には、図2
4に示すように、半円形の凹部6a、7a、8a、9a
を複数個設けている。この凹部6a、7a、8a、9a
は、主ブランク10oと副ブランク20oとを組み立て
た時に、フランジ4に連設した重合片4a、4a、4
a、4aと副ブランク20oの側面6、7、8、9とが
重なる範囲内に設けることができる。
長円形、三角形、四角形などでもよく、特に限定される
ものではない。その数も、特に限定されない。この凹部
6a、7a、8a、9aを設けることによって、主ブラ
ンク10oと副ブランク20oとを組み立て、紙製容器
1oとする時に、フランジ4に連設した重合片4a、4
a、4a、4aを副ブランク20oの側面6、7、8、
9の外面の一部に重ねて熱可塑性樹脂製フィルムよりな
る内部保護フィルム層3と凹部6a、7a、8a、9a
の部分を通して密接着することができ、組み立てた紙製
容器1oの強度を増すことができる。
ンク20pは、紙製容器1mの副ブランク20mと基本
的には同様であるが、さらに、側面6、7、8、9の外
側の辺には、図26に示すように、円形の抜き穴6b、
7b、8b、9bを複数個設けている。この抜き穴6
b、7b、8b、9bは、主ブランク10p(主ブラン
ク10mと同じ形状)と副ブランク20pとを組み立て
た時に、フランジ4に連設した重合片4a、4a、4
a、4aと副ブランク20pの側面6、7、8、9とが
重なる範囲内に設けることができる。
長円形、三角形、四角形などでもよく、特に限定される
ものではない。その数も、特に限定されない。この抜き
穴6b、7b、8b、9bを設けることによって、主ブ
ランク10pと副ブランク20pとを組み立て、紙製容
器1pとする時に、フランジ4に連設した重合片4a、
4a、4a、4aを副ブランク20pの側面6、7、
8、9の外面の一部に重ねて熱可塑性樹脂製フィルムよ
りなる内部保護フィルム層3と抜き穴6b、7b、8
b、9bの部分を通して密接着することができ、組み立
てた紙製容器1pの強度を増すことができる。
器1oおよび紙製容器1pにおける副ブランクとして、
上記の副ブランク20o、副ブランク20pとは異なっ
た形状の副ブランク20q、副ブランク20rを示して
いる。図27の副ブランク20qでは、側面6、7、
8、9の外側の辺には、副ブランク20oと同様に、半
円形の凹部6a、7a、8a、9aを設けている。この
凹部6a、7a、8a、9aは、主ブランク10qと副
ブランク20qとを組み立てた時に、フランジ4に連設
した重合片4a、4a、4a、4aと側面6、7、8、
9とが重なる範囲内に設けることができる。この側面
6、7、8、9の形状は、四角形とし、主に上方に拡が
る台形とするが、二対の側面11、12、13、14の
形状は、三角形としている。
7、8、9の外側の辺には、副ブランク20pと同様
に、抜き穴6b、7b、8b、9bを設けている。この
抜き穴6b、7b、8b、9bは、主ブランク10rと
副ブランク20rとを組み立てた時に、フランジ4に連
設した重合片4a、4a、4a、4aと副ブランク20
rの側面6、7、8、9とが重なる範囲内に設けること
ができる。この側面6、7、8、9の形状は、四角形と
し、主に上方に拡がる台形とするが、二対の側面11、
12、13、14の形状は、三角形としている。
実施の形態と同様に、さらに別の実施例として、主ブラ
ンク20mの重合片4a、4a、4a、4aに凹部4a
aあるいは抜き穴4abを設けて主ブランク10sある
いは主ブランク10tとすることもできる。この場合に
は、重合片4a、4a、4a、4aを側面6、7、8、
9の内面で重ね合わせる。この、凹部4aaあるいは抜
き穴4abを設けることによって、主ブランク10sと
副ブランク20s(副ブランク20eと同じ形状)とを
組み立てて図29−aに示すような紙製容器1sとする
時、あるいは主ブランク10tと副ブランク20t(副
ブランク20fと同じ形状)とを組み立てて図29−b
に示すような紙製容器1tとする時に、フランジ4の外
側に連設した重合片4a、4a、4a、4aを副ブラン
ク20sあるいは副ブランク20tの側面6、7、8、
9の内面の一部に重ねて熱可塑性樹脂製フィルムよりな
る内部保護フィルム層3と凹部4aaあるいは抜き穴4
abの部分を通して密接着することができ、組み立てた
紙製容器1sあるいは紙製容器1tの強度を増すことが
できる。
おいても、枠状のフランジ4の形状は、フランジ4の内
周を表している。一般的には、内周の形状と外周の形状
とは、同一であるが、必ずしも内周の形状と外周の形状
とが同一である必要はない。
法について説明する。この説明では主に紙製容器Aにつ
いて具体的に説明するが、他の実施の形態でも同様に製
造することができる。
にその一例を示すように、フランジ4と、重合片4a、
4a、4a、4aからなる主ブランク10と、底面5と
側面6、7、8、9とからなる副ブランク20とを製造
する。
た主ブランク10および副ブランク20を真空ないし圧
空成形する成形型100内に入れて該成形型100内で
トレー状に組み立てる。なお、図において、101は、
成形機ベットを示し、102は、吸引する真空孔を示
し、103は、熱可塑性樹脂製フィルムを示し、104
は、それをクリップするクランプを示している。
立てるには、まず、副ブランク20の側面6、7、8、
9を折り曲げて、底面5を成形型100の底面まで挿入
する。つぎに、主ブランク10の重合片4a、4a、4
a、4aを内側に折り曲げ、フランジ4を成形型100
にしっかり固定して挿入する。 主ブランク10が挿
入されることによって、主ブランク10の重合片4a、
4a、4a、4aと副ブランク20の側面6、7、8、
9とが部分的に重なり合い、2つのブランクにより紙製
容器本体2が成形型100内で容易に組み立てられる。
この組み立ての際に、成形型100内に副ブランク20
を押し込む際に、上方からプラグを押し込むことによ
り、容易に成形型100内で紙製容器本体2を組み立て
ることができる。
は、重なり部あるいはつなぎ目のない一体となっている
フランジ4が形成される。また、副ブランク20の側面
6、7、8、9が、底面5から起立した形状となり、容
器を構成する隅部において、他方の側面6、7、8、9
の端部とが接した状態で隣接し、主ブランク10の重合
片4a、4a、4a、4aと副ブランク20の11の側
面6、7、8、9とが部分的に重なり合っている。
うに、成形機ベット101の真空孔102より空気を吸
引しながら、クランプ104でクリップしている加熱状
態にある熱可塑性樹脂製フィルム103を、そのクラン
プ104を下げて成形型100に接触させ、更に吸引を
継続しながら上記の紙製容器本体2の内部に加熱状態に
ある熱可塑性樹脂フィルム103を密接着させる。な
お、前記真空成形、または真空圧空成形の際には、プラ
グアシスト装置を併用して、軟化した熱可塑性樹脂フィ
ルム103を紙製容器本体2の中に押し込むことができ
る。このような方法を採ることにより、紙製容器本体2
の内面に形成される内面保護フィルム層3の厚さムラを
少なくすることができ、紙製容器Aの品質を向上させる
ことができる。上記で密接着が終了した後、吸引を解い
て、さらに熱可塑性樹脂製フィルム103を切断して、
紙製容器本体2の内面に内面保護フィルム層3を有する
本発明にかかる紙製容器Aを製造することができる。紙
製容器1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1
h、1i、1j、1k、1l、1m、1n、1o、1
p、1q、1r、1s、1tについても、紙製容器1と
同様にして、製造することができる。
る紙材料としては、例えば、坪量150〜600g/m
2程度の各種の板紙、加工紙等を使用することができ
る。
ィルム層3を形成する熱可塑性樹脂からなる熱可塑性樹
脂製フィルム103としては、耐水性、密封性、そして
熱融着性を有する熱可塑性樹脂からなるフィルムであれ
ばよく、例えば、各種のポリエチレン(PE)、ポリプ
ロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレ
フタレ−ト(PET)、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、アイオノマ−、エチレン−アクリル酸共重合体、ポ
リアミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリカ−ボネ−ト、
ポリブテン、ポリビニルアルコ−ル、その他等の各種の
熱可塑性樹脂のフィルムを単独ないしラミネ−トして使
用することができる。特に、容器にガスバリヤー性を付
与したい場合には、例えば、中間層にエチレン−ビニル
アルコール共重合体(EVOH)などのガスバリヤー性
材料を積層した積層シート、具体的には、PE/EVO
H/PE、PP/EVOH/PE、A(アモルファス)
・PET/EVOH/PEなどの層構成の積層シートを
用いることができる。
厚さは、30〜250μmの範囲とし、フィルム自体の
成形性、および成形する容器の容量、深絞りの比率(深
さ/口径)などにより、適宜決定するが、好ましくは5
0〜100μmの範囲とする。ただ、容器の強度は、主
に外側の紙製容器本体2で付与されるため、プラスチッ
ク単独の成形容器の場合よりは、厚さを極端に薄くする
ことができる。環境対応の観点から、プラスチックの構
成比率を少なくするために、必要最小限の厚さとするこ
とが好ましいが、薄すぎた場合には、バリアー性が劣る
こと、ピンホールが発生しやすくなるなどの問題がある
ので、フィルムの種類、容器のサイズなどを勘案して適
宜設定する必要がある。
である紙製容器本体2の内面に熱可塑性樹脂製フィルム
103を密接着させる場合、フィルム自身が加熱状態で
接着させるが、熱可塑性樹脂製フィルム103の材質に
よっては、紙製容器本体2との接着強度が不充分な場合
がある。このような場合には、例えば、熱可塑性樹脂製
フィルム103に、あらかじめヒートシール剤やホット
メルト材などの熱接着性樹脂を塗布したり、あるいは、
熱接着性樹脂を押し出しコートして接着層を設けておく
ことができる。また、接着層を塗布する場合は、紙製容
器本体2側に設けてもよく、ただ、このような接着層を
設ける場合は、接着層の材質の選定と厚さの調整を行う
ことが必要である。
は、紙を主材料とする、枠状のフランジと該フランジの
内側に折れ線を介して連設した一対以上の対向する主ブ
ランク側面とその主ブランク側面に連設した重合片とか
らなる主ブランクと、底面と主ブランクに連設した主ブ
ランク側面以外の側面とからなる副ブランクとを製造
し、これを真空ないし圧空成形する成形型内に入れて該
型内で組み立てて紙製容器を構成する半製品である紙製
容器本体を組み立てて、その紙製容器本体を構成する底
面と側面と重合片とフランジとを加熱状態にある熱可塑
性樹脂製フィルムを密接着させてそれらを固定すること
によって紙製容器を製造するものである。従って、本発
明は、従来のようにシール蓋によるシールの密封性が不
充分であるという問題点を改良し、その製造工程を全く
変えたものである。すなわち、板紙を主材料とする主ブ
ランクと副ブランクを作製し、これらを、フィルムを真
空ないし圧空成形する型内で組み立て、しかる後、その
内面の全面に真空成形ないし圧空成形、あるいはその併
用により成形して熱可塑性樹脂製フィルムを密接着させ
るだけであり、フランジが重なる部分あるいはつなぎ目
などのない平滑な一体なものであることから、シール蓋
による充分な内容物の密封が可能である。
クと、底面と側面とからなる副ブランクとを成形型の中
に挿入するだけで簡単に組み立てることができ、組み立
てた形状で主ブランクの重合片と副ブランクの底面の一
部とが重なり合うことにより変形しにくく、強度のある
紙製容器となるという特徴がある。
合片と副ブランクの底面の一部とを重ね合わせ、その内
側になる重合片あるいは底面の一部に凹部あるいは抜き
穴を設けることにより、この凹部あるいは抜き穴を通し
て内部保護フィルム層と外側の重合片あるいは底面とが
密接着し、より強度がある紙製容器となるという特徴が
ある。
体とした容器であることから、容器として使用後、その
まま燃焼ゴミとして廃棄することができ、環境破壊等の
元凶にならないものである。本発明にかかる紙製容器
は、冷凍食品、惣菜等の包装用容器として、極めて有用
なものである。
例を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
る。
る。
施例を示す斜視図である。
ある。
図である。
別の実施例を示す斜視図である。
ある。
開図である。
施例を示す斜視図である。
である。
である。
開図である。
実施例を示す斜視図である。
である。
開図である。
示す展開図である。
示す展開図である。
に別の実施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
である。
開図である。
実施例を示す斜視図である。
である。
開図である。
示す展開図である。
示す展開図である。
に別の実施例を示す斜視図である。
品である紙製容器本体を組み立てる状態の成形型の概略
を示す断面図である。
品である紙製容器本体の内部に熱可塑性樹脂製フィルム
を密接着させる状態の成形型の概略を示す断面図であ
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 紙を主材料とする、主ブランクと副ブラ
ンクとで組み立てられた紙製容器本体と、該紙製容器本
体の内面に密接着している熱可塑性樹脂製フィルムより
なる内部保護フィルム層とにより形成された紙製容器で
あって、 前記主ブランクが、枠状のフランジと該フランジに折れ
線を介して連設した重合片からなり、前記副ブランク
が、底面と側面とからなり、前記主ブランクの前記重合
片と前記副ブランクの前記側面とを重なり合わせて組み
立てていることを特徴とする紙製容器。 - 【請求項2】 前記側面において、前記重合片と重なり
合う部分の一部に凹部を設け、前記重合片を前記側面の
外面で重ね合わせたことを特徴とする請求項1に記載の
紙製容器。 - 【請求項3】 前記側面において、前記重合片と重なり
合う部分の一部に抜き孔を設け、前記重合片を前記側面
の外面で重ね合わせたことを特徴とする請求項1に記載
の紙製容器。 - 【請求項4】 前記重合片に凹部を設け、前記側面の内
面で重ね合わせたことを特徴とする請求項1に記載の紙
製容器。 - 【請求項5】 前記重合片に抜き穴を設け、前記側面の
内面で重ね合わせたことを特徴とする請求項1に記載の
紙製容器。 - 【請求項6】 前記主ブランクの前記枠状の前記フラン
ジが多角形状であり、前記副ブランクの前記底面が多角
形状であることを特徴とする請求項1乃至5に記載の紙
製容器。 - 【請求項7】 前記主ブランクの前記フランジの形状が
八角形であり、前記副ブランクの前記底面の形状が八角
形であり、前記底面に折れ線を介して四対の対向する側
面を連設していることを特徴とする請求項5に記載の紙
製容器。 - 【請求項8】 前記主ブランクの前記フランジの形状が
八角形であり、前記副ブランクの前記底面の形状が八角
形であり、前記底面に折れ線を介して二対の対向する前
記側面を連設し、該側面の中の一対の前記側面の両側辺
に折れ線を介して二対の前記側面を連設していることを
特徴とする請求項6に記載の紙製容器。 - 【請求項9】 前記主ブランクの前記フランジの形状が
四角形であり、前記副ブランクの前記底面の形状が八角
形であり、前記底面に折れ線を介して二対の対向する四
角形の前記側面と、二対の対向する三角形の前記側面を
連設していることを特徴とする請求項6に記載の紙製容
器。 - 【請求項10】 前記主ブランクの前記フランジの形状
が四角形であり、前記副ブランクの前記底面の形状が八
角形であり、前記底面に折れ線を介して二対の対向する
四角形の前記側面を連設し、該側面の中の一対の前記側
面の両側辺に折れ線を介して二対の対向する三角形の前
記側面を連設していることを特徴とする請求項6に記載
の紙製容器。
Priority Applications (1)
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- 2000-02-22 JP JP2000043809A patent/JP4372942B2/ja not_active Expired - Fee Related
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