JP2001233052A - 自動車用ドアバイザー - Google Patents

自動車用ドアバイザー

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JP2001233052A
JP2001233052A JP2000042186A JP2000042186A JP2001233052A JP 2001233052 A JP2001233052 A JP 2001233052A JP 2000042186 A JP2000042186 A JP 2000042186A JP 2000042186 A JP2000042186 A JP 2000042186A JP 2001233052 A JP2001233052 A JP 2001233052A
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JP
Japan
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visor
auxiliary
main
door
eaves
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JP2000042186A
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Inventor
Kyoichi Murata
亨一 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車内の空気を速やかに車外に排出することが
できるようにした換気効果の高い自動車用ドアバイザー
を提供する。 【解決手段】 窓枠上縁1aに沿った略水平な主バイザ
ー部分Aと、窓枠前縁1bに沿って前下がりに傾斜した
補助バイザー部分Bとからなり、主バイザー部分および
補助バイザー部分の夫々が窓枠外面と平行な耳部2と、
耳部から外側方へ折曲連設された庇板部3a,3bとか
ら構成された自動車用ドアバイザーにおいて、主バイザ
ー部分の庇板部3aを下縁部3a’が内側方へ折れ曲が
った断面形状とし、補助バイザー部分の庇板部3bに
は、主バイザー部分の庇板部下縁の延長線を折り込み線
pとする断面略V字状の折り込み面部Sを形成して、主バ
イザー部分の庇板部下縁aと窓ガラスとの間に狭い隙間
1を形成し、補助バイザー部分の庇板部下縁bと窓ガ
ラスとの間に広い隙間W2を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアの窓枠上縁に
沿った略水平な主バイザー部分と、窓枠前縁に沿って前
下がりに傾斜した補助バイザー部分とからなり、主バイ
ザー部分および補助バイザー部分の夫々が窓枠外面と平
行な耳部と、耳部から外側方へ折曲連設された庇板部と
から構成されている自動車用ドアバイザーに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ドアバイザーは、窓ガラスを少
し下げた状態で走行することにより、窓の隙間による室
内換気を促進する役目と、窓の隙間から雨が入り込むの
を防ぐ雨除けとしての役目を果たすものである。しかし
ながら、従来の自動車用ドアバイザーでは、主バイザー
部分における庇板部と補助バイザー部分における庇板部
とが一連の同じ断面形状に形成され、両庇板部の下縁と
窓ガラスとの間に略均一な幅の隙間が形成されるように
なっていたため、走行時に、主バイザー部分における庇
板部下縁と窓ガラスとの間の隙間から風が車内に吹き込
まれやすく、車内の空気を速やかに車外に排出すること
ができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の現状に鑑み、本
発明は、主バイザー部分における庇板部下縁と窓ガラス
との間の隙間を狭めて、走行時に、風が車内に吹き込ま
れ難くする一方、補助バイザー部分における庇板部下縁
と窓ガラスとの間の隙間を広げて、庇板部の裏側に生じ
る負圧により車内の空気が外に吸い出されるようにし
て、車内の空気を速やかに車外に排出することができる
ようにした換気効果の高い自動車用ドアバイザーを提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明が講じた技術手段は、次のとおりである。
即ち、本発明は、ドアの窓枠上縁に沿った略水平な主バ
イザー部分と、窓枠前縁に沿って前下がりに傾斜した補
助バイザー部分とからなり、主バイザー部分および補助
バイザー部分の夫々が窓枠外面と平行な耳部と、耳部か
ら外側方へ折曲連設された庇板部とから構成されている
自動車用ドアバイザーにおいて、主バイザー部分の庇板
部を下縁部が内側方へ折れ曲がった断面形状とし、補助
バイザー部分の庇板部には、主バイザー部分の庇板部下
縁の延長線を折り込み線とする断面略V字状の折り込み
面部を形成して、主バイザー部分の庇板部下縁と窓ガラ
スとの間に狭い隙間を形成し、補助バイザー部分の庇板
部下縁と窓ガラスとの間に前記隙間よりも広い隙間を形
成するように構成したことを特徴としている。
【0005】上記の構成によれば、主バイザー部分の庇
板部を下縁部が内側方へ折れ曲がった断面形状とし、前
下がりに傾斜した補助バイザー部分の庇板部には、主バ
イザー部分の庇板部下縁の延長線を折り込み線とする断
面略V字状の折り込み面部を形成して、主バイザー部分
の庇板部下縁と窓ガラスとの間に狭い隙間を形成し、補
助バイザー部分の庇板部下縁と窓ガラスとの間に前記隙
間よりも広い隙間を形成するように構成したので、走行
時に、補助バイザー部分の庇板部は、その前面に風の抵
抗を強く受け、庇板部裏面側に負圧が確実に生じること
になり、この負圧によって車内の空気が積極的に吸い出
されることになる。
【0006】一方、主バイザー部分における庇板部は、
下縁部を内側方へ折り曲げた断面形状とされ、庇板部下
縁と窓ガラスとの間の隙間が狭いので、つまり、庇板部
下縁が窓ガラスと接触していないため、窓ガラスの昇降
動作に影響を及ぼすことや窓ガラスを傷付けることはな
いが、窓ガラスとの間の隙間が狭いため、この隙間から
の風の吹き込みが抑制されることになり、主バイザー部
分の庇板部裏面側の空気が補助バイザー部分の庇板部裏
面側に生じる負圧域に向かって流れる気流の発生も期待
できる。
【0007】従って、補助バイザー部分の庇板部裏面側
の負圧による車内空気の積極的な吸出し作用と、主バイ
ザー部分の庇板部による風の吹込み抑制作用とが相俟っ
て車内の空気を速やかに車外に排出することができるの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る自動車用ド
アバイザーの一例を示し、図2〜図4は、上記自動車用
ドアバイザーの使用状態を示す。この自動車用ドアバイ
ザーは、透明な合成樹脂材料の射出成形によって製造さ
れたもので、図1に示すように、全体が側面視において
略への字状を呈し且つ全長にわたって略均等な幅に形成
されている。
【0009】より詳しく説明すると、この自動車用ドア
バイザーは、ドア1の窓枠上縁1aに沿った略水平な主
バイザー部分Aと、窓枠前縁1bに沿って前下がりに傾
斜した補助バイザー部分Bとからなり、主バイザー部分
Aおよび補助バイザー部分Bの夫々が窓枠外面と平行な
一連の耳部2と、耳部2から外側方へ折曲連設された庇
板部3a,3bとから構成され、図3、図4に示すよう
に、耳部2を両面テープ4で窓枠外面に接着して取り付
けるように構成されている。
【0010】主バイザー部分Aにおける庇板部3aは、
その下縁部3a’が内側方へ折れ曲がった断面形状とさ
れ、補助バイザー部分Bにおける庇板部3bには、主バ
イザー部分Aの庇板部3a下縁aの延長線を折り込み線
pとする断面略V字状の折り込み面部Sが形成されてい
る。そして、使用状態においては、図3、図4に示すよ
うに、主バイザー部分Aの庇板部3a下縁aと3窓ガラ
ス5との間に狭い隙間W1を形成し、補助バイザー部分
Bの庇板部3b下縁bと窓ガラス5との間に前記隙間W
1よりも広い隙間W2を形成するように構成してある。
【0011】上記の構成によれば、前下がりに傾斜した
補助バイザー部分Bにおける庇板部3b下縁と窓ガラス
5との間に広い隙間W2を形成したので、窓ガラス5を
少し下げて走行する際、図2に示すように、補助バイザ
ー部分Bの庇板部3bは、その前面に風Xの抵抗を強く
受け、庇板部3b裏面側に負圧が確実に生じることにな
り、この負圧によって車内の空気Yが積極的に吸い出さ
れることになる。
【0012】一方、主バイザー部分Aにおける庇板部3
aは、その下縁部3a’が内側方へ折れ曲がった断面形
状とされており、庇板部3a下縁aと窓ガラス5との隙
間W 1が狭いので、つまり、庇板部3a下縁aが窓ガラ
ス5と接触していないため、窓ガラス5の昇降動作に影
響を及ぼすことや窓ガラス5に傷を付けることはない
が、窓ガラス5との間の隙間W1が狭いため、この隙間
1からの風の吹き込みが抑制されることになり、図2
に矢印Zで示すように、主バイザー部分Aの庇板部裏面
側の空気が補助バイザー部分Bの庇板部裏面側に生じる
負圧域に向かって流れる気流の発生も期待できる。
【0013】従って、補助バイザー部分Bの庇板部3b
裏面側の負圧による車内空気の積極的な吸出し作用と、
主バイザー部分Aの庇板部3aによる風の吹込み抑制作
用とが相俟って車内の空気を速やかに車外に排出するこ
とができ、高い換気効果が得られるのである。また、折
り込み面部Sによる補強効果により補助バイザー部分B
が大きな風圧に耐え得ることになる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述した構成よりなり、主バ
イザー部分における庇板部下縁と窓ガラスとの間の隙間
を狭めて、走行時に、風が車内に吹き込まれ難くする一
方、補助バイザー部分における庇板部下縁と窓ガラスと
の間の隙間を広げて、庇板部の裏側に生じる負圧により
車内の空気が外に吸い出されるようにしたので、車内の
空気を速やかに車外に排出することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用ドアバイザーの斜視図である。
【図2】自動車用ドアバイザーの作用を説明する斜視図
である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】図2におけるB−B断面図である。
【符号の説明】
A…主バイザー部分、B…補助バイザー部分、S…折り
込み面部、W1,W2…隙間、1a…窓枠上縁、1b…窓
枠前縁、2…耳部、3a,3b…庇板部、3a’…下縁
部、5…窓ガラス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの窓枠上縁に沿った略水平な主バイ
    ザー部分と、窓枠前縁に沿って前下がりに傾斜した補助
    バイザー部分とからなり、主バイザー部分および補助バ
    イザー部分の夫々が窓枠外面と平行な耳部と、耳部から
    外側方へ折曲連設された庇板部とから構成されている自
    動車用ドアバイザーにおいて、主バイザー部分の庇板部
    を下縁部が内側方へ折れ曲がった断面形状とし、補助バ
    イザー部分の庇板部には、主バイザー部分の庇板部下縁
    の延長線を折り込み線とする断面略V字状の折り込み面
    部を形成して、主バイザー部分の庇板部下縁と窓ガラス
    との間に狭い隙間を形成し、補助バイザー部分の庇板部
    下縁と窓ガラスとの間に前記隙間よりも広い隙間を形成
    するように構成したことを特徴とする自動車用ドアバイ
    ザー。
JP2000042186A 2000-02-21 2000-02-21 自動車用ドアバイザー Pending JP2001233052A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6969052B1 (ja) * 2021-05-19 2021-11-24 株式会社 イーサム サイドバイザー用モールディング及びこのモールディングを有する自動車用サイドバイザー
KR20220007027A (ko) * 2020-07-09 2022-01-18 (주) 오토크로바 도어용 바이저

Cited By (4)

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KR20220007027A (ko) * 2020-07-09 2022-01-18 (주) 오토크로바 도어용 바이저
KR102612213B1 (ko) 2020-07-09 2023-12-11 (주)오토크로바 도어용 바이저
JP6969052B1 (ja) * 2021-05-19 2021-11-24 株式会社 イーサム サイドバイザー用モールディング及びこのモールディングを有する自動車用サイドバイザー
JP2022178217A (ja) * 2021-05-19 2022-12-02 株式会社 イーサム サイドバイザー用モールディング及びこのモールディングを有する自動車用サイドバイザー

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