JP2001233006A - ハブユニット - Google Patents

ハブユニット

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハブユニットにおいて、放熱性を高めて複列転
がり軸受の寿命向上を図ること。 【解決手段】複列転がり軸受2の内周に等速ジョイント
3が組み込まれるとともに、複列転がり軸受2に備える
2つの内輪21A,21Bのうちの一方内輪21Aの軸
方向外端に一体形成される径方向外向きのフランジ25
の外面にディスクブレーキ装置のディスクロータ4およ
び車輪(図示省略)があてがわれた状態で取り付けられ
るハブユニットAであって、複列転がり軸受2の他方内
輪21Bの内端面に凹凸40,41が形成されることに
より表面積が増加されている。これにより、複列転がり
軸受2の放熱性が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、等速ジョイントを
組み込んだハブユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、等速ジョイントを組み込
んだハブユニットとして図6に示すようなものを考えて
いる。
【0003】図例のハブユニット101は、複列転がり
軸受102の内周にCVJ(Constant Vel
ocity Joint)と呼ばれる等速ジョイント1
03を組み込んだ構成になっており、それらの結合は下
記するような形態とされている。
【0004】つまり、等速ジョイント103の外輪10
3aの軸方向外端に一体形成される径方向外向きのフラ
ンジ103bを複列転がり軸受102の外側内輪102
aに対して当接させておき、等速ジョイント103の外
輪103aの軸方向内端を径方向外向きに屈曲変形させ
る形態でかしめることによりかしめ部104を軸受10
2の内側内輪102bの内端面に対して押し付ける。
【0005】このように等速ジョイント103の外輪1
03aのフランジ103bとかしめ部104とにより、
複列転がり軸受102の2つの内輪102a,102b
を軸方向から挟んで結合させている。
【0006】なお、複列転がり軸受102の外側内輪1
02aに一体形成されてある径方向外向きのフランジ1
02cの外面に対してディスクブレーキ装置のディスク
ロータ105や図示しない車輪があてがわれた状態で取
り付けられ、また、複列転がり軸受102の外輪102
dに一体形成される径方向外向きのフランジ102eが
車体106に対してボルト止めされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、複列
転がり軸受102の内周に等速ジョイント103を配設
している関係より、複列転がり軸受102の内部発熱だ
けでなく等速ジョイント103の内部発熱も加わるため
に、温度上昇が激しくなりやすいと言える。このような
温度上昇が高まるような状況では、複列転がり軸受10
2内部の潤滑剤が劣化しやすくなるなど、軸受寿命を低
下させるので好ましくない。ここに改良の余地がある。
【0008】このような事情に鑑み、本発明は、ハブユ
ニットにおいて、放熱性を高めて複列転がり軸受の寿命
向上を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明第1のハブユニッ
トは、複列転がり軸受の内周に等速ジョイントが組み込
まれるとともに、複列転がり軸受に備える2つの内輪の
うちの一方内輪の軸方向外端に一体形成される径方向外
向きのフランジの外面にディスクブレーキ装置のディス
クロータおよび車輪があてがわれた状態で取り付けられ
るもので、前記複列転がり軸受の他方内輪の内端面に凹
凸が形成されることにより表面積が増加されている、こ
とを特徴としている。
【0010】本発明第2のハブユニットは、複列転がり
軸受の内周に等速ジョイントが組み込まれるとともに、
複列転がり軸受に備える2つの内輪のうちの一方内輪の
軸方向外端に一体形成される径方向外向きのフランジの
外面にディスクブレーキ装置のディスクロータおよび車
輪があてがわれた状態で取り付けられるもので、等速ジ
ョイントの外輪における軸方向外端に一体形成される径
方向外向きのフランジに対して複列転がり軸受の前記一
方内輪の外端面が当接させられた状態で、前記等速ジョ
イントの外輪における軸方向内端が径方向外向きに屈曲
変形される形態でかしめられることによりこのかしめ部
が前記複列転がり軸受の他方内端の内端面に対して押し
付けられており、前記複列転がり軸受の他方内輪の内端
面に凹凸が形成されることにより表面積が増加されてい
る、ことを特徴としている。
【0011】本発明第3のハブユニットは、上記第1ま
たは第2の構成において、前記複列転がり軸受の他方内
端に形成される凹凸が、円周複数カ所に設けられてい
る、ことを特徴としている。
【0012】本発明第4のハブユニットは、上記第1ま
たは第2の構成において、前記複列転がり軸受の他方内
端に形成される凹凸が、円周複数カ所に等間隔に設けら
れているとともに、この凸部分が放射方向に対して所要
角度傾斜されている、ことを特徴としている。
【0013】要するに、本発明では、複列転がり軸受の
内側内輪の内端面に凹凸を設けて表面積を増加させてい
るから、複列転がり軸受や等速ジョイントの放熱性が高
められる。
【0014】特に、上記第2の構成では、複列転がり軸
受の内側内輪の内端面における凹凸に対して等速ジョイ
ントの外輪における軸方向内端のかしめ部分が食い込ま
されるようになるから、かしめ強度が高められる。
【0015】また、上記第3の構成では、凹凸を多くし
ているから、表面積を増加させるうえで有利となる他、
内側内輪が回転すると凹凸が周辺空気を巻き込んで風を
起こすようになるから、複列転がり軸受や等速ジョイン
トの放熱性が一層高められることになる。
【0016】また、上記第4の構成では、凹凸について
傾きを持つ形態にしているから、回転に伴い凹凸が発生
する風を複列転がり軸受や等速ジョイントに対して効率
よく吹き付けることが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0018】図1ないし図3は本発明の一実施形態を示
している。図1は、ハブユニットの縦断側面図、図2
は、図1における複列転がり軸受の内側内輪を示す斜視
図、図3は、図1のハブユニットの使用形態を示す模式
図である。
【0019】図例のハブユニット1は、複列外向きアン
ギュラ玉軸受などの複列転がり軸受2の内周に、等速ジ
ョイント3を組み込んだ構成になっている。
【0020】複列外向きアンギュラ玉軸受2は、2つの
内輪21A,21Bと、二列の軌道溝を有する単一の外
輪22と、二列で配設される複数の玉23と、二つの保
持器24とを備えている。
【0021】等速ジョイント3は、一般的に周知のCV
J(Constant Velocity Join
t)と呼ばれるもので、内輪31と、外輪32と、複数
の玉33と、保持器34とを備えている。
【0022】そして、複列転がり軸受2の外側内輪21
Aに一体形成される径方向外向きのフランジ25の外面
に対して、ディスクブレーキ装置のディスクロータ4お
よび車輪(図示省略)があてがわれた状態で取り付けら
れ、複列転がり軸受2の外輪22に一体形成される径方
向外向きのフランジ26が車体5などに対してボルト止
めされる。また、等速ジョイント3は、図3に示すよう
な形態でシャフト6を介して車両のデファレンシャル装
置7に対して連結される。なお、シャフト6は、その軸
端が等速ジョイント3の内輪31に対してスプライン嵌
合されて止め輪9などで抜け止め固定される。
【0023】これにより、シャフト6の回転動力が、等
速ジョイント3の外輪32を介して複列転がり軸受2の
外側内輪21Aに取り付けられてある図示しない車輪に
対して伝達される。
【0024】なお、上記等速ジョイント3は、通常、シ
ャフト6と、シャフト6の他端に取り付けられる等速ジ
ョイント8とでドライブシャフトアッセンブリを構成す
るものであるが、この実施形態のハブユニット1では、
上記等速ジョイント3を組み込んでいるから、ドライブ
シャフトアッセンブリと合体した製品とすることができ
る。
【0025】次に、複列転がり軸受2と等速ジョイント
3との結合形態を説明する。
【0026】等速ジョイント3の外周に複列転がり軸受
2を外嵌装着する。このときの嵌め合い形態は、すきま
嵌めあるいは中間嵌めでよい。
【0027】そして、等速ジョイント3の外輪32にお
いて軸方向外端には、径方向外向きのフランジ35が設
けられており、このフランジ35に対して複列転がり軸
受2の外側内輪21Aの外端面を当接させる。この状態
で等速ジョイント3の外輪32における軸方向内端をロ
ーリングかしめ方法などにより径方向外向きに屈曲変形
させる形態でかしめることにより、このかしめ部36を
複列転がり軸受2の内側内輪21Bの内端面に対して押
し付ける。これにより、等速ジョイント3に対して複列
転がり軸受2が軸方向で位置決めされて両者が一体的に
結合される。
【0028】ところで、上述したような等速ジョイント
3を組み込んだハブユニットAでは、それの動作に伴う
発熱により複列転がり軸受2が温度上昇しやすくなるの
で、その温度上昇を抑制するように工夫していることに
特徴がある。
【0029】具体的に、複列転がり軸受2の内側内輪2
1Bの内端面に対して、周方向等間隔に径方向に沿う凹
み40を形成している。なお、この内側内輪21Bの内
端面は、反カウンタボア側となるから、凹み40を設け
ることに伴う強度低下を抑制できるし、強度低下を加味
して予め軸方向寸法を大きく設定していてもよい。ま
た、凹み40は、例えば鍛造加工や旋削加工により形成
することができる。
【0030】このような複数の凹み40を形成すること
により、周方向で隣り合う凹み40の間に凸部41が存
在することになって凹凸ができることになる。
【0031】このような凹凸40,41の存在により、
内側内輪21Bの表面積が増加することになるので、複
列転がり軸受2の内部に発生する熱が内側内輪21Bの
表面から効率よく発散されることになり、温度上昇を抑
制できる結果になる。また、等速ジョイント3内部で発
生する熱についても、内側内輪21Bに対して伝導され
るから、同様に発散されることになる。さらに、内側内
輪21Bが回転すると凹凸40,41が周辺空気を巻き
込んで風を起こすようになるから、複列転がり軸受2や
等速ジョイント3の放熱作用が促進されることになる。
したがって、複列転がり軸受2および等速ジョイント3
の総合的な温度上昇を抑制することができて、複列転が
り軸受2および等速ジョイント3の潤滑剤劣化を抑制で
きるようになるから、それらの耐久性向上に貢献でき
る。
【0032】しかも、複列転がり軸受2の内側内輪21
Bの内端面における凹凸40,41に対して等速ジョイ
ント3の外輪32における軸方向内端のかしめ部36が
食い込まされるようになるから、かしめ強度が増すこと
になって、等速ジョイント3と複列転がり軸受2とが周
方向に強固に結合されることになる。これにより、等速
ジョイント3に連結されるシャフト6から複列転がり軸
受2の外側内輪21Aに取り付けられる車輪(図示省
略)に対して効率よく確実に動力伝達させることが可能
になる。
【0033】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
【0034】例えば、上記実施形態で示した複列転がり
軸受2の内側内輪21Bに設ける凹み40や凸部41の
数について適宜増減してもよいし、また、図4および図
5に示すように、凹凸40,41を放射方向に対して所
要角度θ傾斜させたものも本発明に含まれる。この場
合、凹凸40,41の傾斜方向については、内側内輪2
1Bの回転方向を考慮して、前向き羽根形状とすれば、
回転に伴い発生する風を複列転がり軸受2や等速ジョイ
ント3に対して効率よく吹き付けることが可能になるか
ら、複列転がり軸受2や等速ジョイント3の放熱作用を
一層促進させるうえで有利になる。
【0035】
【発明の効果】請求項1ないし4の発明では、複列転が
り軸受内部の熱や等速ジョイント内部の熱を効率よく発
散させるように工夫しているから、複列転がり軸受およ
び等速ジョイントの総合的な温度上昇を抑制することが
できる。これにより、複列転がり軸受および等速ジョイ
ントの潤滑剤劣化を抑制できるようになるから、それら
の耐久性向上に貢献できる。
【0036】特に、上記請求項2の構成では、複列転が
り軸受の内側内輪の内端面における凹凸に対して等速ジ
ョイントの外輪における軸方向内端のかしめ部分が食い
込まされるようになるから、かしめ強度が高められるこ
とになって、等速ジョイントの外輪と複列転がり軸受の
内輪とが周方向に強固に結合されることになる。
【0037】また、上記請求項3の構成では、凹凸を多
くしているから、表面積を増加させるうえで有利となる
他、内側内輪が回転すると凹凸が周辺空気を巻き込んで
風を起こすようになるから、複列転がり軸受や等速ジョ
イントの放熱作用を促進することが可能になる。
【0038】また、上記請求項4の構成では、凹凸につ
いて傾きを持つ形態にしているから、回転に伴い凹凸が
発生する風を複列転がり軸受や等速ジョイントに対して
効率よく吹き付けることが可能になるなど、複列転がり
軸受や等速ジョイントの放熱作用を一層促進させるうえ
で有利になる。
【0039】したがって、本発明では、等速ジョイント
を組み込んだハブユニットについて、複列転がり軸受お
よび等速ジョイントの総合的な温度上昇を抑制してそれ
らの耐久性向上に貢献できるとともに、複列転がり軸受
と等速ジョイントとを強固に結合できるようになり、信
頼性の高い製品を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるハブユニットの縦
断側面図
【図2】図1における複列転がり軸受の内側内輪を示す
斜視図
【図3】図1のハブユニットの使用形態を示す模式図
【図4】複列転がり軸受の内側内輪に設ける凹凸の変形
例で、図2に対応する図
【図5】図4の内側内輪の内端面を示す正面図
【図6】従来例にかかるハブユニットの縦断側面図
【符号の説明】
1 ハブユニット 2 複列転がり軸受 3 等速ジョイント 4 ディスクロータ 21A 複列転がり軸受2の外側内輪 21B 複列転がり軸受2の内側内輪 25 外側内輪21Aのフランジ 32 等速ジョイント3の外輪 35 外輪32のフランジ 36 外輪32のかしめ部 40 凹み 41 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 37/00 F16C 37/00 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複列転がり軸受の内周に等速ジョイント
    が組み込まれるとともに、複列転がり軸受に備える2つ
    の内輪のうちの一方内輪の軸方向外端に一体形成される
    径方向外向きのフランジの外面にディスクブレーキ装置
    のディスクロータおよび車輪があてがわれた状態で取り
    付けられるハブユニットであって、前記複列転がり軸受
    の他方内輪の内端面に凹凸が形成されることにより表面
    積が増加されている、ことを特徴とするハブユニット。
  2. 【請求項2】 複列転がり軸受の内周に等速ジョイント
    が組み込まれるとともに、複列転がり軸受に備える2つ
    の内輪のうちの一方内輪の軸方向外端に一体形成される
    径方向外向きのフランジの外面にディスクブレーキ装置
    のディスクロータおよび車輪があてがわれた状態で取り
    付けられるハブユニットであって、 等速ジョイントの外輪における軸方向外端に一体形成さ
    れる径方向外向きのフランジに対して複列転がり軸受の
    前記一方内輪の外端面が当接させられた状態で、前記等
    速ジョイントの外輪における軸方向内端が径方向外向き
    に屈曲変形される形態でかしめられることによりこのか
    しめ部が前記複列転がり軸受の他方内端の内端面に対し
    て押し付けられており、 前記複列転がり軸受の他方内輪の内端面に凹凸が形成さ
    れることにより表面積が増加されている、ことを特徴と
    するハブユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のハブユニットに
    おいて、 前記複列転がり軸受の他方内端に形成される凹凸が、円
    周複数カ所に設けられている、ことを特徴とするハブユ
    ニット。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のハブユニットに
    おいて、 前記複列転がり軸受の他方内端に形成される凹凸が、円
    周複数カ所に等間隔に設けられているとともに、この凸
    部分が放射方向に対して所要角度傾斜されている、こと
    を特徴とするハブユニット。
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