JP2001232109A5 - - Google Patents
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Description
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明の第1の態様は、フィルタープレス型濾過装置のプレートの間に各々一対の溝付きダイヤフラムと、該ダイヤフラム間に濾布を設け、該濾布内に形成される濾室に汚泥を供給し、前記濾布を締め付けることで、前記濾布を通して前記ダイヤフラムに配設された溝に沿って濾過水を排出するダイヤフラムプレス型の脱水乾燥装置を用い、一方で、前記濾室内の汚泥を加圧すると共に加温して圧搾し、他方で、前記濾室外を減圧するプロセスを実行することを特徴とするものである。
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明の第1の態様は、フィルタープレス型濾過装置のプレートの間に各々一対の溝付きダイヤフラムと、該ダイヤフラム間に濾布を設け、該濾布内に形成される濾室に汚泥を供給し、前記濾布を締め付けることで、前記濾布を通して前記ダイヤフラムに配設された溝に沿って濾過水を排出するダイヤフラムプレス型の脱水乾燥装置を用い、一方で、前記濾室内の汚泥を加圧すると共に加温して圧搾し、他方で、前記濾室外を減圧するプロセスを実行することを特徴とするものである。
【0006】
本発明の第2の態様は、一又は複数対のプレートと該プレート対の間に配置された汚泥を収容する濾布とを有するフィルタープレス型濾過機構と、該濾布に当接し前記濾布の濾過水を排出する溝を備えたダイヤフラム型圧搾機構と、前記濾布内に汚泥を供給する機構と、前記ダイヤフラム部に加熱媒体を供給し、濾布内に収容した汚泥を加圧及び加温して圧搾する機構と、前記濾布外部を減圧する機構とを備えたことを特徴とする汚泥の脱水乾燥装置である。
なお、本発明は好ましくは前記加圧用ダイヤフラムに0.5MPa以上の圧力が加わるようにすること、また、前記加圧用ダイヤフラムは、ポリエチレン等の熱伝導性のよい物質を混合した耐熱及び伸縮性に富んだ素材を使用すること、更に、前記加温は、加熱媒体の温度を70乃至90℃程度の温度に保つことを特徴とするものである。
本発明の第2の態様は、一又は複数対のプレートと該プレート対の間に配置された汚泥を収容する濾布とを有するフィルタープレス型濾過機構と、該濾布に当接し前記濾布の濾過水を排出する溝を備えたダイヤフラム型圧搾機構と、前記濾布内に汚泥を供給する機構と、前記ダイヤフラム部に加熱媒体を供給し、濾布内に収容した汚泥を加圧及び加温して圧搾する機構と、前記濾布外部を減圧する機構とを備えたことを特徴とする汚泥の脱水乾燥装置である。
なお、本発明は好ましくは前記加圧用ダイヤフラムに0.5MPa以上の圧力が加わるようにすること、また、前記加圧用ダイヤフラムは、ポリエチレン等の熱伝導性のよい物質を混合した耐熱及び伸縮性に富んだ素材を使用すること、更に、前記加温は、加熱媒体の温度を70乃至90℃程度の温度に保つことを特徴とするものである。
【0007】
本発明によれば、隣接する濾板の間に一対のダイヤフラムと濾布を設け、濾布内に収容された汚泥の圧搾が片面、好ましくは両面からできるような圧搾機構を備えている。そして、加圧及び加熱媒体として熱保有流体を用い、ダイヤフラムと濾布を介して汚泥を加圧及び加熱可能とし、汚泥の濾過及び圧搾ができるようにしている。そして、フィルタプレスによる濾過工程中に、濾液排出ラインを減圧下にするとともにダイヤフラムに熱保有流体を供給し、濾室内の汚泥を圧搾しながらダイヤフラムを介して汚泥に乾燥熱量を供給する。即ち、汚泥を濾室内で加圧加温圧搾しつつ、濾布の外側の空間である濾室外を減圧することで濾室内の汚泥を脱水するとともに乾燥する。従って、濾室(濾布)内の汚泥が加圧・加温により圧搾されると共に、濾室(濾布)外が減圧された状態となるので、これにより汚泥の脱水・乾燥が促進され、従来の方法と比較して効率的な脱水・乾燥が行われる。
本発明によれば、隣接する濾板の間に一対のダイヤフラムと濾布を設け、濾布内に収容された汚泥の圧搾が片面、好ましくは両面からできるような圧搾機構を備えている。そして、加圧及び加熱媒体として熱保有流体を用い、ダイヤフラムと濾布を介して汚泥を加圧及び加熱可能とし、汚泥の濾過及び圧搾ができるようにしている。そして、フィルタプレスによる濾過工程中に、濾液排出ラインを減圧下にするとともにダイヤフラムに熱保有流体を供給し、濾室内の汚泥を圧搾しながらダイヤフラムを介して汚泥に乾燥熱量を供給する。即ち、汚泥を濾室内で加圧加温圧搾しつつ、濾布の外側の空間である濾室外を減圧することで濾室内の汚泥を脱水するとともに乾燥する。従って、濾室(濾布)内の汚泥が加圧・加温により圧搾されると共に、濾室(濾布)外が減圧された状態となるので、これにより汚泥の脱水・乾燥が促進され、従来の方法と比較して効率的な脱水・乾燥が行われる。
Claims (7)
- プレートと、汚泥を収容する濾布と、
該濾布に当接し前記濾布の濾過水を排出する溝を備えたダイヤフラムと、
該ダイヤフラムと該プレートとの間に加熱媒体の流路を備えたダイヤフラム圧搾機構と、
前記濾布内に汚泥を供給する機構と、
前記ダイヤフラムと前記プレートとの間に加熱媒体を供給し、濾布内に収容した汚泥を圧搾及び加温する機構と、前記濾布外部を減圧する機構とを備えたことを特徴とする汚泥の脱水乾燥装置。 - 対向する一対のプレート間に一対の前記溝を備えたダイヤフラムを配置し、該ダイヤフラム間に汚泥を収容する濾布を配置したことを特徴とする請求項1記載の汚泥の脱水乾燥装置。
- 濾布内に汚泥を収容し、前記濾布内の汚泥を複数の排水溝を備えたダイヤフラムを介して加圧しつつ加温して圧搾すると共に、前記濾布外を減圧することを特徴とする汚泥の脱水乾燥方法。
- 前記濾布内の汚泥をダイヤフラムを介して加圧しつつ加温して圧搾した後に、圧搾空気を吹き込むブロー工程を行うことを特徴とする請求項3記載の汚泥の脱水乾燥方法。
- 前記ダイヤフラムに、熱伝導性のよい物質を混合した耐熱及び伸縮性に富んだ素材を使用することを特徴とする請求項3記載の汚泥の脱水乾燥方法。
- 前記ダイヤフラムに0.5MPa以上の圧力が加わるようにしたことを特徴とする請求項3記載の汚泥の脱水乾燥方法。
- 前記加温は、加熱媒体の温度を70乃至90℃程度の温度に保つものであることを特徴とする請求項3記載の汚泥の脱水乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000087633A JP3815944B2 (ja) | 1999-12-14 | 2000-03-27 | 汚泥の脱水乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35484599 | 1999-12-14 | ||
JP11-354845 | 1999-12-14 | ||
JP2000087633A JP3815944B2 (ja) | 1999-12-14 | 2000-03-27 | 汚泥の脱水乾燥方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001232109A JP2001232109A (ja) | 2001-08-28 |
JP2001232109A5 true JP2001232109A5 (ja) | 2004-10-28 |
JP3815944B2 JP3815944B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=26580152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000087633A Expired - Lifetime JP3815944B2 (ja) | 1999-12-14 | 2000-03-27 | 汚泥の脱水乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3815944B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100483468B1 (ko) * | 2002-05-15 | 2005-04-18 | 섬진이에스티 주식회사 | 열 필터프레스 탈수장치 |
JP5190474B2 (ja) * | 2003-11-19 | 2013-04-24 | 株式会社アクトリー | 汚泥の脱水乾燥装置 |
JP4593193B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2010-12-08 | 荏原エンジニアリングサービス株式会社 | 汚泥の脱水処理方法及び装置 |
JP2006116430A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-05-11 | Actree Corp | 脱水ケーキの回収方法 |
CN116753681B (zh) * | 2023-08-11 | 2023-11-07 | 潍坊市经济学校 | 一种餐厨垃圾干化处理装置 |
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2000
- 2000-03-27 JP JP2000087633A patent/JP3815944B2/ja not_active Expired - Lifetime
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