JP2006116430A - 脱水ケーキの回収方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】脱水ケーキの酸化を防止すること。
【解決手段】フィルタープレス装置1の濾板2間にスラッジを供給し、濾板2の加圧加熱室52に圧縮流体を供給することによってスラッジを圧搾する。その後、加圧加熱室52に加熱流体を供給することによってスラッジを乾燥させる。そして、袋体114の口を上にして袋体114を濾板2の下に配置し、濾板2を一枚ずつ離すと、濾室50内の乾燥ケーキが落下して袋体114内に収納される。その後、袋体114内に不活性ガスを充填し、袋体114をシーラ106,108,110によって密閉する。
【選択図】図1
【解決手段】フィルタープレス装置1の濾板2間にスラッジを供給し、濾板2の加圧加熱室52に圧縮流体を供給することによってスラッジを圧搾する。その後、加圧加熱室52に加熱流体を供給することによってスラッジを乾燥させる。そして、袋体114の口を上にして袋体114を濾板2の下に配置し、濾板2を一枚ずつ離すと、濾室50内の乾燥ケーキが落下して袋体114内に収納される。その後、袋体114内に不活性ガスを充填し、袋体114をシーラ106,108,110によって密閉する。
【選択図】図1
Description
本発明は、脱水装置を用いてスラッジを脱水して得られた脱水ケーキを回収する脱水ケーキの回収方法に関する。
従来、高炉の排ガスに含まれるダストの集塵には湿式集塵装置が用いられ、湿式集塵装置によって集塵されたダストは水に混合されてスラッジとして排出される(例えば、特許文献1参照。)。湿式集塵装置から排出されるスラッジには水が多く含まれるので、スラッジを軽量化するためにスラッジを脱水装置によって脱水することが行われている。
例えば、特許文献2に開示されている脱水装置においては、濾板の両面に濾布及びダイヤフラムが取り付けられている。そして、一対の濾板の間に形成された濾室にスラッジを供給し、ダイヤフラムの内側に温水を供給することによって濾室内のスラッジを圧搾するとともに、温水によってスラッジを加熱乾燥させる。このように脱水装置によりスラッジを脱水することによって、脱水ケーキが得られる。
特開2004−149831号公報
特開2001−232109号公報
ところで、高炉の排ガスには鉄が含まれているから、脱水ケーキにも鉄が含まれているので、脱水ケーキが空気に曝されるだけで、脱水ケーキ中の鉄がすぐに酸化してしまう。更に、酸化により脱水ケーキが発熱してしまい、その温度がおおよそ600℃になることもある。そのため、酸化しやすい脱水ケーキは扱いにくいものである。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決しようとしてなされたものであり、脱水ケーキの酸化を防止することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明は、脱水装置を用いてスラッジを脱水して得られた脱水ケーキを回収する脱水ケーキの回収方法において、前記脱水ケーキを収納体に収納して前記収納体を密閉して、前記脱水ケーキの酸化を防止することを特徴とする。
本発明において、前記収納体内から排気することで前記収納体内を真空圧にした後に前記収納体を密閉することが好ましい。
本発明において、前記収納体内において前記脱水ケーキの少なくとも表面に酸化防止媒体を施した後に前記収納体を密閉することが好ましい。
また、本発明は、脱水装置を用いてスラッジを脱水して得られた脱水ケーキを回収する脱水ケーキの回収方法において、前記脱水装置内において前記脱水ケーキの少なくとも表面に酸化防止媒体を施すことを特徴とする。
本発明において、前記酸化防止媒体が不活性ガス、アルコール又は油類であることが好ましい。
本発明において、前記脱水装置は芯板の両面にダイヤフラム、濾布の順に重ねてなる複数の濾板を対面させるよう設けられ、前記濾布間に形成された濾室にスラッジを供給し、前記ダイヤフラムと前記芯板の間に圧縮流体を供給することによって前記濾室内のスラッジを圧搾して脱水することが好ましい。
本発明において、前記脱水装置は芯板の両面にダイヤフラム、濾布の順に重ねてなる複数の濾板を対面させるよう設けられ、前記濾布間に形成された濾室にスラッジを供給し、前記ダイヤフラムと前記芯板の間に加熱流体を供給することによって前記濾室内のスラッジを乾燥させて脱水することが好ましい。
本発明において、前記脱水装置は芯板の両面にダイヤフラム、濾布の順に重ねてなる複数の濾板を対面させるよう設けられ、前記濾布間に形成された濾室にスラッジを供給し、前記ダイヤフラムと前記芯板の間に圧縮流体を供給することによって前記濾室内のスラッジを圧搾して脱水し、その後前記ダイヤフラムと前記芯板の間に加熱流体を供給することによって前記濾室内のスラッジを乾燥させて脱水することが好ましい。
本発明において、前記濾室内のスラッジの脱水後、前記濾室内に酸化防止媒体を供給して前記脱水ケーキの少なくとも表面に前記酸化防止媒体を施すことが好ましい。
なお、脱水ケーキを収納体に収納する場合、前記収納体の口を上に向けて前記濾板の下に前記収納体を配置し、前記濾板を離すことによって、前記濾室内の脱水ケーキを前記収納体内に落下させ、その後、前記収納体を密閉することが好ましい。
また、脱水装置を用いてスラッジを脱水して得られた脱水ケーキを回収する脱水ケーキの回収方法において、前記脱水ケーキをアルコール又は油類に浸漬しても良い。
また、脱水装置から離脱した脱水ケーキに酸化防止媒体を噴霧して脱水ケーキに酸化防止媒体を施すことも可能である。
本発明によれば、脱水ケーキを収納した収納体を密閉すれば、収納体の外の酸素が脱水ケーキに接触せず、脱水ケーキの酸化を防止することができる。そのため、脱水装置によって得られた脱水ケーキが発熱せず、脱水ケーキの取り扱いが容易になる。
また、不活性ガス、アルコール又は油類を酸化防止媒体として脱水ケーキの少なくとも表面に施せば、脱水ケーキの酸化を防止することができ、脱水ケーキの取り扱いが容易になる。
また、ダイヤフラムと芯板の間に圧縮流体を供給することによって濾室内のスラッジを圧搾すると、スラッジを効率よく脱水することができる。ダイヤフラムと芯板の間に加熱流体を供給することによって濾室内のスラッジを乾燥させると、スラッジを効率よく脱水することができる。圧搾・乾燥の両方を行えば、得られた脱水ケーキの含水率が少なくなり、その含水率を3%以下にすることができる。脱水ケーキの含水率が少ないので、脱水ケーキの酸化を防止することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、フィルタープレス装置(脱水装置)1の全体構成図である。このフィルタープレス装置1は、水平方向に移動自在となって互いに対面した複数の濾板2と、隣り合う濾板2を各々接続したリンク機構4と、これら濾板2のうち両端に配置された濾板2を互いに近づく方向に締め付けるための締付装置6と、複数の濾板2の下において口を上にして配置された複数の袋体114と、袋体114内に不活性ガスを供給するための不活性ガスボンベ104と、袋体114の口を閉じて袋体114をその口において融着するためのシーラ106,108,110と、を備える。収納体としての袋体114は樹脂製であることが好ましい。不活性ガスボンベ104内の不活性ガスとしては、窒素(N2)、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン又はラドンを用いることができる。シーラ106,108,110は熱により袋体114を融着するものである。
締付装置6は、固定された固定締付板8と、固定締付板8に対向するとともに水平方向に沿って固定締付板8に対して接離移動可能に設けられた可動締付板10と、可動締付板10を固定締付板8に向けて押圧する押圧装置12と、を具備する。可動締付板10と固定締付板8との間に複数の濾板2が挟持され、可動締付板10が押圧装置12によって固定締付板8に向かって押圧されることによりこれら濾板2が締め付けられ、押圧装置12による押圧が解除されることによって濾板2に対する締付が解除される。
リンク機構4は水平方向に伸縮可能に設けられ、リンク機構4の伸長によって隣り合う濾板2が離間し、リンク機構4の収縮によって隣り合う濾板2が接近して当接するようになっている。
図2は、図1の矢印Aの方向に見た場合の濾板2の平面図であり、図3は、図2の切断線III−IIIに沿った面の矢視断面図であり、図4は、図2の切断線IV−IVに沿った面の矢視断面図である。図2に示すように、濾板2は、芯板22に対してダイヤフラム24、メッシュ26、濾布28、スラッジ送液部材30及び濾液送液部材32を取り付けたものである。
図2〜図4に示すように、芯板22の両面はその中央部において凹設されており、その凹部34が芯板22のフランジ部36によって囲繞されている。凹部34の底には複数の山部38が凸設されている。
芯板22の両面には、ダイヤフラム24、メッシュ26、濾布28がこれらの順に重ねられている。つまり、濾布28が外面になり、ダイヤフラム24が芯板22側になり、ダイヤフラム24と濾布28の間にメッシュ26が挟まれている。ダイヤフラム24、メッシュ26及び濾布28は張った状態で設けられている。
ダイヤフラム24の膜厚は、0.05〜3.00mmの範囲が好ましく、0.05〜1.00mmの範囲が更に好ましく、機械的強度・乾燥速度を考慮するとダイヤフラム24の膜厚が0.2mmであることが最も好ましい。また、ダイヤフラム24の材質は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ナイロン、フッ素樹脂又はゴムが好ましい。また、ダイヤフラム24自体には、溝形状及び凹凸形状が形成されていないで、ダイヤフラム24が平滑なシート状に設けられている。
芯板22の中央部に凹部34が形成されているため、隣り合う濾板2を重ねることによって一方の濾板2の濾布28と他方の濾布28との間に空間が形成されるが、以下ではこの空間を濾室50という。また、凹部34の底に山部38が形成されているので、ダイヤフラム24と芯板22との間に空間が形成されるが、以下ではこの空間を加圧加熱室52という。
芯板22の4つの角部のうち1つの角部(図3では、右上の角部)には、スラッジ送液部材30が芯板22を貫通するよう取り付けられている。その角部の対角部(図3では、左下の角部)には、濾液送液部材32が芯板22を貫通するよう取り付けられている。また、芯板22の別の角部(図3では、左上の角部)には、流体供給口46が芯板22を貫通するよう形成されており、その角部の対角部(図3では、右下の角部)には、流体排出口48が芯板22を貫通するよう形成されている。
スラッジ送液部材30及び濾液送液部材32は管状に設けられ、スラッジ送液部材30内の中空によってスラッジ送液口42が芯板22を貫通するよう形成され、濾液送液部材32内の中空によって濾液送液口44が芯板22を貫通するよう形成されている。
スラッジ送液部材30には、スラッジ供給路54が形成されている。スラッジ供給路54の一端が、スラッジ送液口42に連通し、スラッジ供給路54の他端が、凹部34内における濾布28の表側の空間(つまり、濾室50)に連通している。
濾液送液部材32には、濾液排出路56が形成されている。濾液排出路56の一端が、濾布28とダイヤフラム24との間の隙間に連通し、濾液排出路56の他端が、濾液送液口44に連通している。
流体供給口46の近傍において、流体供給路58が芯板22の内部に形成されている。流体供給路58の一端は、流体供給口46に連通し、流体供給路58の他端は、分岐して両側の凹部34(つまり、加圧加熱室52)の底に連通している。また、流体排出口48の近傍において、流体排出路60が芯板22の内部に形成されている。流体排出路60の一端は、流体排出口48に連通し、流体排出路60の他端は、分岐して両側の凹部34(つまり、加圧加熱室52)の底に連通している。
図1に示すように、複数の濾板2を締付装置6により締め付けることによって、各濾板2間に濾室50が形成されるが、更に複数の濾板2のスラッジ送液口42が互いに連通し、濾液送液口44も互いに連通し、流体供給口46も互いに連通し、流体排出口48も互いに連通する。このように連通したスラッジ送液口42にはスラッジが供給され、流体供給口46には加熱流体・圧縮流体が供給され、濾液送液口44からは濾液が排出され、流体排出口48からは加熱流体・圧縮流体が排出される。詳細には、以下のように構成されている。
フィルタープレス装置1は、スラッジをスラッジ送液口42に供給するためのスラッジ供給ライン62と、濾液送液口44から濾液を排出するための濾液排出ライン64と、流体供給口46に圧縮流体を供給するための圧縮流体供給ライン66と、流体供給口46に加熱流体を供給するための加熱流体供給ライン68と、流体排出口48から加熱流体を排出ライン70と、濾液排出ライン64及び濾液送液口44を通じて濾室50を減圧するための減圧ライン72と、を備える。
スラッジ供給ライン62には、開閉弁74と、スラッジを貯留する貯留槽76と、貯留槽76内のスラッジを開閉弁74を経由してスラッジ送液口42に供給する送泥ポンプ78とが設けられている。貯留槽76に貯留されたスラッジは、高炉の排ガスを湿式集塵装置によって水洗(湿式集塵)することで回収されたものであって、排ガス中の煤塵を水に混合したものである。スラッジ中の水分が78%であり、スラッジ中の固形分が22%である。その22%の固形分には、75%のFeが含まれ、他にCu、Na等の金属が微粉体の形態で含まれる。
濾液排出ライン64には、開閉弁80と、濾液送液口44から排出される濾液の気水分離を行う気水分離タンク82と、不活性ガスを貯留した不活性ガスボンベ116と、不活性ガスボンベ116と気水分離タンク82との間に介在した開閉弁118とが設けられている。
圧縮流体供給ライン66は、開閉弁84と、圧縮流体(例えば、圧縮された空気)を流体供給口46に供給する圧縮機86とが設けられている。
加熱流体供給ライン68には、開閉弁88と、加熱流体(例えば、蒸気、温水)を流体供給口46に供給するボイラ90とが設けられている。
流体排出ライン70には、流体排出口48から排出された加熱流体をボイラ90に戻すトラップ92と、開閉弁102とが設けられている。
減圧ライン72には、気水分離タンク82によって濾液から分離された気体を吸引することによって濾板2の濾室50、濾液送液口44内を所定の真空度に減圧する真空ポンプ94が設けられ、更にその気体を凝縮させるためのクーリングタワー96、冷却水循環ポンプ98、凝縮器100が設けられている。
次に、以上のように構成されたフィルタープレス装置1を用いたスラッジの脱水方法と、フィルタープレス装置1の動作と、フィルタープレス装置1によって生成された脱水ケーキの回収方法とについて説明する。
まず、複数の濾板2を締付装置6によって締め付ける。次に、高炉の排ガスを湿式集塵することによって得られたスラッジを貯留槽76に貯留する。
次の濾過工程においては、開閉弁102を開き大気に開放し、貯留槽76に貯留されたスラッジを送泥ポンプ78によって開閉弁74を経由してスラッジ送液口42に供給する。スラッジは、スラッジ送液口42から各スラッジ供給路54を経由して各濾室50に至る。濾室50内のスラッジは、送泥ポンプ78によって加圧され、濾布28によって濾過されることで濃縮される。濾布28から滲みでた濾液は、メッシュ26により形成された隙間を通って濾液排出路56を経由して濾液送液口44に流れ込み、更に気水分離タンク82及び開閉弁80を通り、外部に排出される。
次の圧搾工程においては、送泥ポンプ78を停止するとともに開閉弁74及び開閉弁102を閉じ、圧縮機86によって圧縮流体を開閉弁84を経由して流体供給口46に供給する。圧縮流体は、流体供給口46から流体供給路58を経由して加圧加熱室52に達する。加圧加熱室52が圧縮流体によって加圧され、ダイヤフラム24がメッシュ26及び濾布28とともに濾室50側に凸となるように膨らむので、濾室50の容積が減じ、加圧加熱室52の容積が増える。これにより濾室50内のスラッジが圧搾され、スラッジから搾りだされた濾液が濾布28を浸透し、更に濾液排出路56、濾液送液口44、気水分離タンク82及び開閉弁80を通って外部に排出される。この時点で濾室50内のスラッジの含水率は40〜60%である。
次の乾燥工程においては、開閉弁84を閉じて圧縮流体の供給を止め、開閉弁102を開いて流体排出口48を大気に開放し、加圧加熱室52内の圧縮流体を排出する。次に、開閉弁102を開き、ボイラ90によって加熱流体(例えば、120℃の蒸気)を流体供給口46に供給する。供給された加熱流体は、流体供給口46から流体供給路58を経由して加圧加熱室52に達する。濾室50内のスラッジは加熱流体によって加熱されて脱水される。加圧加熱室52内の加熱流体は、加圧加熱室52内の圧縮流体は、流体排出路60、流体排出口48、トラップ92を経由してボイラ90に戻る。即ち、圧縮流体が循環する。
この乾燥工程においては、同時に、開閉弁80を閉じ、真空ポンプ94、クーリングタワー96及び冷却水循環ポンプ98を稼働し、凝縮器100、気水分離タンク82、濾液送液口44、濾液排出路56及び濾室50、並びに、ダイヤフラム24と濾布28との間の隙間を所定の真空度に減圧する。
次の開枠準備工程においては、開閉弁88を閉じることによって加熱流体の供給を停止し、開閉弁102を開くことによって流体排出口48、流体排出路60、加圧加熱室52を大気に開放して、流体排出口48、流体排出路60、加圧加熱室52内の加熱流体を排出する。次に、真空ポンプ94、クーリングタワー96及び冷却水循環ポンプ98を停止し、開閉弁80を開いて濾液送液口44及び濾室50を大気に開放する。そして、流体供給口46及び濾液送液口44が大気圧となった時点で、開枠準備工程を終了する。なお、開枠準備工程において、開閉弁80を開く代わりに、開閉弁118を開くことによって不活性ガスボンベ116から不活性ガスを供給しても良い。この場合には、不活性ガスは、濾液送液口44、濾液排出路56を通じて、メッシュ26により形成された隙間に供給され、更に濾布28を通過して濾室50に至る。そのため、濾室50内の脱水ケーキの表面に不活性ガスが施されるが、脱水ケーキが多孔質であるため、脱水ケーキの内部にも不活性ガスが浸透し、脱水ケーキの内部及び表面に不活性ガスが施される。
次の回収工程においては、締付装置6による締付を解除し、濾板2を一枚ずつ離して、濾室50を順次開き、濾室50に残留した脱水ケーキを排出する。この場合、開こうとする濾室50の下に袋体114を設置し、袋体114の口を上に向けておくと、開いた濾室50から脱水ケーキ150が落下して、袋体114内に収納される。なお、濾室50から取り出した時点での脱水ケーキの含水率は3%以下であり、更に1%以下であることが好ましい。即ち、脱水ケーキの含水率を少なくして水分を除去することで酸化要因をなくすことが好ましい。
次に、不活性ガスボンベ104の注入管112を袋体114の口に挿入し、不活性ガスボンベ104から袋体114内に不活性ガスを供給する。これにより、袋体114内の酸素濃度が低下し、袋体114内の酸素が殆ど排気され、袋体114内には不活性ガスが充填される。次に、図5〜図7に示すように、不活性ガスを供給しつつ、袋体114の口をシーラ106及びシーラ108によって挟持し、注入管112を挟んだ部分を除いて袋体114をシーラ106及びシーラ108によって融着する。ここで、図5は、袋体114の正面図であり、図6は、袋体114の側面図であり、図7は、図5及び図6の切断線VII−VIIに沿った面の断面図である。
次に、図8〜図9に示すように、シーラ108を外し、注入管112の一部を袋体114に残すよう注入管112を抜く(つまり、注入管112を完全に抜くのではない。)。そして、図10に示すように、注入管112の先の部分においてシーラ110とシーラ106によって袋体114を挟持し、先ほどシーラ106とシーラ108によって融着されなかった残りの部分をシーラ106とシーラ110によって融着する。これにより、袋体114を密閉する。
本実施形態によれば、袋体114内が不活性ガス雰囲気となった状態で袋体114を密閉することができる。そのため、袋体114内に収納された脱水ケーキの酸化を防止することができ、酸化による脱水ケーキの発熱も発生しない。袋体114に詰めた状態で脱水ケーキを搬送することができる。また、袋体114内の脱水ケーキはスラッジの固形分であるが、上述したように脱水ケーキには75%のFeが含まれており、脱水ケーキが酸化しない状態で各種目的に利用することができる。例えば、脱水ケーキを解砕して金属粉末を得て、この粉末群からFe粉末を選別回収し、このFeの酸化作用を利用した脱酸剤若しくは発熱体、又は、Feの物性を利用した磁性材原料若しくは製鋼原料として脱水ケーキを利用することができる。
また、袋体114を濾板2の下に設置した状態なので、脱水処理後に濾板2を開くだけで脱水ケーキが袋体114に収納される。そのため、簡単に脱水ケーキを袋体114に収納することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
〔変形例1〕
上記実施形態においては、フィルタープレス装置1による脱水処理では、濾過工程の後に圧搾工程、乾燥工程の順に行ったが、圧搾工程を省略しても良いし、乾燥工程を省略しても良い。どちらかの工程を省略した場合でも、濾室50内に脱水ケーキが生成されるが、その含水率は圧搾工程・乾燥工程の両方を行った場合よりも多くなる。勿論、圧搾工程又は乾燥工程を省略した場合でも、後の開枠準備工程及び回収工程を行う。
上記実施形態においては、フィルタープレス装置1による脱水処理では、濾過工程の後に圧搾工程、乾燥工程の順に行ったが、圧搾工程を省略しても良いし、乾燥工程を省略しても良い。どちらかの工程を省略した場合でも、濾室50内に脱水ケーキが生成されるが、その含水率は圧搾工程・乾燥工程の両方を行った場合よりも多くなる。勿論、圧搾工程又は乾燥工程を省略した場合でも、後の開枠準備工程及び回収工程を行う。
〔変形例2〕
上記実施形態においては、回収工程において酸化防止媒体として不活性ガスを袋体114内に充填することによって脱水ケーキの少なくとも表面に不活性ガスを施したが、酸化防止媒体として油類(例えば、マシン油)及び/又はアルコールを袋体114内に注入して、脱水ケーキの少なくとも表面に油類及び/又はアルコールを施しても良い。その後は、上述したように袋体114を密閉する。アルコール又は油類によっても、袋体114内の脱水ケーキの酸化を防止することができる。なお、袋体114内に油類又はアルコールを注入した後であって袋体114を密閉する前に、袋体114内を排気して袋体114内を真空圧にすることが好ましい。また、袋体114内に油類又はアルコールを注入した後であって袋体114を密閉する前に、上述したように袋体114内に不活性ガスを充填しても良い。
上記実施形態においては、回収工程において酸化防止媒体として不活性ガスを袋体114内に充填することによって脱水ケーキの少なくとも表面に不活性ガスを施したが、酸化防止媒体として油類(例えば、マシン油)及び/又はアルコールを袋体114内に注入して、脱水ケーキの少なくとも表面に油類及び/又はアルコールを施しても良い。その後は、上述したように袋体114を密閉する。アルコール又は油類によっても、袋体114内の脱水ケーキの酸化を防止することができる。なお、袋体114内に油類又はアルコールを注入した後であって袋体114を密閉する前に、袋体114内を排気して袋体114内を真空圧にすることが好ましい。また、袋体114内に油類又はアルコールを注入した後であって袋体114を密閉する前に、上述したように袋体114内に不活性ガスを充填しても良い。
〔変形例3〕
上記実施形態においては、回収工程において袋体114内に不活性ガスを充填したが、袋体114内を排気して袋体114内を真空圧にしても良い。その後は、上述したように袋体114を密閉する。これにより、袋体114内の脱水ケーキの酸化を防止することができる。
上記実施形態においては、回収工程において袋体114内に不活性ガスを充填したが、袋体114内を排気して袋体114内を真空圧にしても良い。その後は、上述したように袋体114を密閉する。これにより、袋体114内の脱水ケーキの酸化を防止することができる。
〔変形例4〕
上記実施形態においては、可撓性の袋体114を収納体として用いたが、剛性又は準剛性の金属製容器(缶)、ガラス容器(瓶)、プラスチック容器を収納体として用いても良い。勿論、剛性又は準剛性の容器を収納体として用いた場合、濾板2の下に容器を設置し、濾板2を開くことにより容器に脱水ケーキを収納し、容器内に不活性ガスを充填した後に又は容器内にアルコール又は油類を注入した後に、容器を密閉する。
上記実施形態においては、可撓性の袋体114を収納体として用いたが、剛性又は準剛性の金属製容器(缶)、ガラス容器(瓶)、プラスチック容器を収納体として用いても良い。勿論、剛性又は準剛性の容器を収納体として用いた場合、濾板2の下に容器を設置し、濾板2を開くことにより容器に脱水ケーキを収納し、容器内に不活性ガスを充填した後に又は容器内にアルコール又は油類を注入した後に、容器を密閉する。
〔変形例5〕
上記実施形態においては、濾板2の下に袋体114を設置して脱水ケーキを袋体114に収納したが、袋体114の下に浴槽を設置して脱水ケーキを浴槽に収納しても良い。袋体114が可撓性であるのに対し、浴槽は剛性又は準剛性であるので、回収工程における不活性ガスの充填は不要である。その代わりに、浴槽にアルコール又は油類を注入することによって浴槽に収納された脱水ケーキをアルコール又は油類に浸漬する。この場合、濾板2を開く前に予め浴槽にアルコール又は油類を注入しても良いし、濾板2を開いて脱水ケーキを浴槽に収納した後にアルコール又は油類を注入しても良い。浴槽に脱水ケーキを収納した後は、浴槽に蓋をすることで浴槽を密閉することが好ましい。
上記実施形態においては、濾板2の下に袋体114を設置して脱水ケーキを袋体114に収納したが、袋体114の下に浴槽を設置して脱水ケーキを浴槽に収納しても良い。袋体114が可撓性であるのに対し、浴槽は剛性又は準剛性であるので、回収工程における不活性ガスの充填は不要である。その代わりに、浴槽にアルコール又は油類を注入することによって浴槽に収納された脱水ケーキをアルコール又は油類に浸漬する。この場合、濾板2を開く前に予め浴槽にアルコール又は油類を注入しても良いし、濾板2を開いて脱水ケーキを浴槽に収納した後にアルコール又は油類を注入しても良い。浴槽に脱水ケーキを収納した後は、浴槽に蓋をすることで浴槽を密閉することが好ましい。
〔変形例6〕
上記実施形態においては、袋体114の口を融着することによって袋体114を密閉したが、袋体114の口を閉じる方法は特に限定されない。例えば、袋体114の口の部分にロープを巻回することによって袋体114の口を閉じ、袋体114を密閉しても良い。但し、袋体114の口を融着することが、空気のリーク浸入が少なく、脱水ケーキの酸化を効率よく防止することができる。
上記実施形態においては、袋体114の口を融着することによって袋体114を密閉したが、袋体114の口を閉じる方法は特に限定されない。例えば、袋体114の口の部分にロープを巻回することによって袋体114の口を閉じ、袋体114を密閉しても良い。但し、袋体114の口を融着することが、空気のリーク浸入が少なく、脱水ケーキの酸化を効率よく防止することができる。
〔変形例7〕
不活性ガスボンベ116の代わりに、油類(マシン油)を貯留した油類ボンベ、アルコールを貯留したアルコールボンベを用いても良い。この場合、開枠準備工程において開閉弁118を開くことによって油類又はアルコールが濾室50に供給され、脱水ケーキの表面に油類又はアルコールが施され、更に脱水ケーキの内部にも油類又はアルコールが浸透し、脱水ケーキの少なくとも表面に油類又はアルコールが施される。
不活性ガスボンベ116の代わりに、油類(マシン油)を貯留した油類ボンベ、アルコールを貯留したアルコールボンベを用いても良い。この場合、開枠準備工程において開閉弁118を開くことによって油類又はアルコールが濾室50に供給され、脱水ケーキの表面に油類又はアルコールが施され、更に脱水ケーキの内部にも油類又はアルコールが浸透し、脱水ケーキの少なくとも表面に油類又はアルコールが施される。
〔変形例8〕
開枠準備工程において開閉弁118を開いた場合、濾室50内の脱水ケーキに不活性ガス、油類又はアルコールが施されるので、次の回収工程においては袋体114又はその他の収納体に脱水ケーキを収納して、収納体に不活性ガスを供給せず更に収納体を密閉せずにそのまま脱水ケーキを保管するだけでも良い。
開枠準備工程において開閉弁118を開いた場合、濾室50内の脱水ケーキに不活性ガス、油類又はアルコールが施されるので、次の回収工程においては袋体114又はその他の収納体に脱水ケーキを収納して、収納体に不活性ガスを供給せず更に収納体を密閉せずにそのまま脱水ケーキを保管するだけでも良い。
〔変形例9〕
回収工程において濾板2を離すと、濾室50に残留した脱水ケーキが離脱するが、離脱した脱水ケーキに不活性ガス、アルコール又は油類を噴霧し、脱水ケーキに不活性ガス、アルコール又は油類を施しても良い。この場合には、脱水ケーキを収納体に収納せずにそのまま保管することも可能であるが、脱水ケーキを収納体に収納して、収納体を密閉したほうがより好ましい。
回収工程において濾板2を離すと、濾室50に残留した脱水ケーキが離脱するが、離脱した脱水ケーキに不活性ガス、アルコール又は油類を噴霧し、脱水ケーキに不活性ガス、アルコール又は油類を施しても良い。この場合には、脱水ケーキを収納体に収納せずにそのまま保管することも可能であるが、脱水ケーキを収納体に収納して、収納体を密閉したほうがより好ましい。
1 フィルタープレス装置
2 濾板
22 芯板
24 ダイヤフラム
28 濾布
50 濾室
86 圧縮機
90 ボイラ
104、116 不活性ガスボンベ
114 袋体
2 濾板
22 芯板
24 ダイヤフラム
28 濾布
50 濾室
86 圧縮機
90 ボイラ
104、116 不活性ガスボンベ
114 袋体
Claims (9)
- 脱水装置を用いてスラッジを脱水して得られた脱水ケーキを回収する脱水ケーキの回収方法において、
前記脱水ケーキを収納体に収納して前記収納体を密閉して、前記脱水ケーキの酸化を防止することを特徴とする脱水ケーキの回収方法。 - 前記収納体内から排気することで前記収納体内を真空圧にした後に前記収納体を密閉することを特徴とする請求項1に記載の脱水ケーキの回収方法。
- 前記収納体内において前記脱水ケーキの少なくとも表面に酸化防止媒体を施した後に前記収納体を密閉することを特徴とする請求項1に記載の脱水ケーキの回収方法。
- 脱水装置を用いてスラッジを脱水して得られた脱水ケーキを回収する脱水ケーキの回収方法において、
前記脱水装置内において前記脱水ケーキの少なくとも表面に酸化防止媒体を施すことを特徴とする脱水ケーキの回収方法。 - 前記酸化防止媒体が不活性ガス、アルコール又は油類であることを特徴とする請求項3又は4に記載の脱水ケーキの回収方法。
- 前記脱水装置は芯板の両面にダイヤフラム、濾布の順に重ねてなる複数の濾板を対面させるよう設けられ、
前記濾布間に形成された濾室にスラッジを供給し、前記ダイヤフラムと前記芯板の間に圧縮流体を供給することによって前記濾室内のスラッジを圧搾して脱水することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の脱水ケーキの回収方法。 - 前記脱水装置は芯板の両面にダイヤフラム、濾布の順に重ねてなる複数の濾板を対面させるよう設けられ、
前記濾布間に形成された濾室にスラッジを供給し、前記ダイヤフラムと前記芯板の間に加熱流体を供給することによって前記濾室内のスラッジを乾燥させて脱水することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の脱水ケーキの回収方法。 - 前記脱水装置は芯板の両面にダイヤフラム、濾布の順に重ねてなる複数の濾板を対面させるよう設けられ、
前記濾布間に形成された濾室にスラッジを供給し、前記ダイヤフラムと前記芯板の間に圧縮流体を供給することによって前記濾室内のスラッジを圧搾して脱水し、その後に前記ダイヤフラムと前記芯板の間に加熱流体を供給することによって前記濾室内のスラッジを乾燥させて脱水することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の脱水ケーキの回収方法。 - 前記濾室内のスラッジの脱水後、前記濾室内に酸化防止媒体を供給して前記脱水ケーキの少なくとも表面に前記酸化防止媒体を施すことを特徴とする請求項6から8の何れか一項に記載の脱水ケーキの回収方法。
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JP2004307085A JP2006116430A (ja) | 2004-10-21 | 2004-10-21 | 脱水ケーキの回収方法 |
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JP (1) | JP2006116430A (ja) |
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- 2004-10-21 JP JP2004307085A patent/JP2006116430A/ja active Pending
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