JP2001231737A - 食器洗浄機等の食器かご - Google Patents

食器洗浄機等の食器かご

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JP2001231737A
JP2001231737A JP2000045893A JP2000045893A JP2001231737A JP 2001231737 A JP2001231737 A JP 2001231737A JP 2000045893 A JP2000045893 A JP 2000045893A JP 2000045893 A JP2000045893 A JP 2000045893A JP 2001231737 A JP2001231737 A JP 2001231737A
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dishwasher
dish
plate
small
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Tatsuya Saito
達也 齋藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器洗浄機等の機体の設置が狭いスペースで
でき、且つ皿配列部に対する皿の出し入れもしやすくで
きるようにする。 【解決手段】 食器かご35全体として横長状に構成
し、その長手方向のほぼ中央部から一方の側方(図中、
右側)に向かって小皿、中皿、大皿を順に配列する皿配
列部50(小皿配列部50a、中皿配列部50b、大皿
配列部50c)を設けることにより、食器かご35の奥
行が小さくなり、それに応じて食器洗浄機等の機体も、
奥行を小さくすることが可能となるようにした。又、食
器かご35の奥行が小さくなることにより、皿配列部5
0には手が届きやすくなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食器洗浄機等の内部
に食器を配列するための食器かごに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば食器洗浄機において
は、食器かごが具えられ、洗浄すべき食器をその食器か
ごに配列して機内の洗浄室に収納し、この状態で、例え
ば洗浄液を噴射する洗浄機構により食器の洗浄をするよ
うになっている。
【0003】図20は、このような食器洗浄機に従来よ
り用いられている食器かご1を示している。この食器か
ご1は、平面の投影形状がほゞ正方形を成しており、従
って、幅と奥行とがほゞ等しくなっている。この食器か
ご1には、奥側に、左側より順に、小皿配列部2、中皿
配列部3、及び大皿配列部4が設けられ、それぞれ小
皿、中皿、及び大皿(いずれも図示せず)が配列される
ようになっている。
【0004】又、奥側の中皿配列部3と大皿配列部4と
の間には、小物入れ5が設けられ、これには箸やスプー
ン、ナイフ、フォークといった小物(これも図示せず)
が収容されるようになっている。更に、前側には、椀類
配列部6が設けられ、これには茶碗、汁椀(図示せず)
が配列されるようになっている。
【0005】そして、左側端には衝立部7が設けられ、
これに棚8が設けられている。この棚8は、支点部9に
て上下に回動可能であり、且つ連結部10から2つに折
り畳み可能で、図示の斜め展開状態でコップ、湯飲み等
(図示せず)が載置されるようになっている。又、この
棚8は、図示の斜め展開状態で、先端部が中皿配列部3
の上方に位置している。加えて、小皿配列部2、中皿配
列部3、及び大皿配列部4は、それぞれ、ワイヤを対向
させ且つその対向方向と直交する方向に列させて形成し
たものであるが、そのワイヤはいずれもほゞ直線状のも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の食器洗浄機
における食器かご1によれば、その平面の投影形状がほ
ゞ正方形を成しており、幅と奥行とがほゞ等しいため、
これを洗浄室に収容する食器洗浄機の機体も、奥行が大
きくなってしまい、設置に広いスペースが必要となって
いた。
【0007】又、この奥行の大きな食器かご1の奥側
に、小皿配列部2、中皿配列部3、及び大皿配列部4が
位置しているため、これらの配列部2〜4に対する皿の
出し入れがしにくいという難点もあった。
【0008】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、主として、食器洗浄機等の
機体の設置が狭いスペースででき、且つ皿配列部に対す
る皿の出し入れもしやすくできる食器洗浄機等の食器か
ごを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食器洗浄機等の食器かごは、全体に横長状
に構成され、その長手方向のほゞ中央部から一方の側方
に向かって小皿、中皿、大皿を順に配列する皿配列部を
設けたことを特徴とする(請求項1の発明)。このもの
によれば、食器かごの奥行が小さくなり、それに応じて
食器洗浄機等の機体も、奥行を小さくすることが可能と
なる。又、食器かごの奥行が小さくなることにより、皿
配列部には手が届きやすくなる。
【0010】上記皿配列部の長手方向の反対側には別の
配列部を設け、この別の配列部の上方に棚を回動可能に
設け、この棚の回動支点受け部を長孔状に形成すると良
い(請求項2の発明)。このものでは、皿配列部とは反
対側の別の配列部を、径の小さな例えば椀類等を配列す
る部分とすることによって、その上方の棚を低く設ける
ことが可能となる。又、棚は、収納時、回動支点受け部
の長孔に沿って低位置に収納することが可能であり、こ
れらによって、食器かご全体の高さを低く抑えることが
可能で、それに応じ、食器洗浄機等の機体も、高さを低
くすることが可能となる。更に、この場合、棚は、それ
を折り畳むような操作の面倒をも要しない。
【0011】棚には、これの回動支点受け部の長孔に沿
った引き出しが不足の状態で回動させたときに、他の部
分に当接して棚のそれ以上の回動を阻止する当接部を設
けると良い(請求項3の発明)。このものでは、棚を正
常でない状態で使用しようとしたときに、それが阻止さ
れる。
【0012】皿配列部の中皿配列部分の前側には、箸や
スプーン等の小物を収容する小物入れを設け、この小物
入れの底部を奥側から前側へ下降傾斜させると共に、該
底部に複数の孔を形成すると良い(請求項4の発明)。
このものでは、皿配列部の中皿配列部分の前側のスペー
スを利用して小物入れの配置ができ、しかも、小物入れ
自体、前側に位置して手が届きやすくなる。更に、小物
入れに収容された小物には、小物入れの、複数の孔を有
する底部の傾斜によって、洗浄液が効果的に触れるよう
になる。
【0013】上記小物入れと対向する奥側の部分には、
包丁の切先部を支持する切先支持部を設け、小物入れ
に、該包丁の柄部を支持する柄支持部を設けると良い
(請求項5の発明)。このものでは、包丁の支持がその
刃を下に向けた安全な状態でできる。又、その包丁の支
持が小物入れを利用してできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図15を参照して説明する。まず、図2
には、食器洗浄機全体の外観を示しており、筐体21を
有している。この筐体21は、幅より奥行が小さい横長
状を成すもので、詳細には図3及び図4に示すように、
外箱22に内箱23を内装して構成したものであり、前
面に食器出入口24を有し、機内である内部に、その食
器出入口24に通じる洗浄室25を有している。
【0015】又、筐体21には、食器出入口24を開閉
する扉26を枢設しており、この扉26は、詳細には、
最下辺部を中心に上下に回動して食器出入口24を開閉
するもので、図2に示すように、前面の上部に手掛け部
27を有し、且つ、閉扉状態ロック用のロックハンドル
28と、洗浄室25から排気するための排気口29とを
有している。
【0016】筐体21の前面下部には、食器洗浄機の運
転について必要な操作をするための操作パネル30を設
けており、これの裏側に、その操作に基づいて食器洗浄
機の運転全般を制御する例えばマイクロコンピュータ等
から成る制御装置31を配設している(図4参照)。
【0017】一方、洗浄室25内には、図4に示すよう
に、底部にヒータ32を配設しており、これの上方(洗
浄室25の内下部)に、噴射体としての噴水アーム33
を、例えば2つ(図3参照)、詳しくは図示しないが二
股パイプ状のアーム支え34により回転可能に接続支持
して配設している。又、洗浄室25内の噴水アーム33
より上方の部分には、食器かご35を前記食器出入口2
4から引出し式にて出し入れ可能に収納している。この
食器かご35については、後に詳述する。
【0018】洗浄室25の背面部(内箱23の背面部)
には、給水弁36を取付けており、この給水弁36には
図示しない水道に通じる給水管37を接続している。従
って、洗浄室25内には、水道水がその給水管37から
給水弁36を通じて供給されるようになっている。
【0019】洗浄室25の外下部(内箱23の外下部)
には、洗浄ポンプ38と、排水ポンプ39、及びこれら
を共通に駆動する単一のモータ40を配設している。モ
ータ40は、例えば反時計回りの正転及び時計回りの逆
転の両方向に回転可能で、その正転によって洗浄ポンプ
38を駆動し(このとき、排水ポンプ39は作動しな
い)、逆転によって排水ポンプ39を駆動する(このと
き、洗浄ポンプ38は作動しない)ものである。
【0020】このほか、洗浄室25の外下部には、洗浄
室25内と連通する貯水タンク41を設けると共に、こ
の貯水タンク41と洗浄ポンプ38の吸込口とを接続す
る接続管42、及び貯水タンク41と排水ポンプ39の
吸込口とを接続する接続管43を設けている。又、洗浄
ポンプ38の吐出口は前記アーム支え34に接続し、ひ
いては噴水アーム33に接続しており、排水ポンプ39
の吐出口には排水ホース44を接続している。
【0021】この構成で、洗浄ポンプ38は、前記給水
弁36により供給された洗浄室25内の水(洗浄液)
を、貯水タンク41から接続管42を通じて吸入し、ア
ーム支え34を通じて噴水アーム33に圧送する。この
圧送された水は、噴水アーム33が上部に有する噴水口
45から噴出されるものであり、その噴水の反動によっ
て、噴水アーム33は回転もする。
【0022】かくして、洗浄水が、洗浄室25内で満遍
なく噴射され、食器かご35に収納配置された後述する
食器の洗浄(洗い、すすぎ)が行われるものであり、従
って、洗浄ポンプ38と噴水アーム33は、その食器類
の洗浄を行う洗浄機構として機能するものである。な
お、洗い行程及び最終すすぎ行程では、ヒータ32が発
熱することにより、洗浄水を所定温度例えば60〜70
〔℃〕程度まで加熱して温水化するようにもなってい
る。
【0023】又、排水ポンプ39は、洗浄室25内の洗
浄水を、排水時に、貯水タンク41から接続管43を通
じて吸入し、排水ホース44を通じて機外に排出するよ
うになっている。更に、洗浄室25の背面部には、送風
装置46を設けている。この送風装置46は、乾燥行程
時にダクト47を通じて洗浄室25の下部から内部に外
気を送り込むもので、その送り込まれた空気はヒータ3
2により加熱されて温風化され、この温風によりすすぎ
後の食器類を乾燥させるようになっている。
【0024】このほか、洗浄室25の背面部の下部には
水位検知装置48を設けており、この水位検知装置48
は、接続管49により貯水タンク41を介して洗浄室2
5内と連通し、洗浄室25内の貯水水位を検知するよう
になっている。又、洗浄室25の底部外面には、洗浄室
25の水温や空気温度を検知する例えばサーミスタから
成る温度センサ(図示せず)を配設している。
【0025】さて、食器かご35は、詳細には図1及び
図5に示すように、主として、多数のワイヤを折曲し、
更に溶接、塗装をすることによって構成したもので、そ
の全体の平面の投影形状は、幅より奥行が小さい長方形
を成しており、すなわち、横長状を成している。
【0026】この食器かご35には、その長手方向(左
右方向)のほゞ中央部から一方の側方(この場合、右側
方)側に皿配列部50を設けている。この皿配列部50
は、この場合、左側より順に、小皿配列部50a、中皿
配列部50b、及び大皿配列部50cの別になってお
り、そのうち、小皿配列部50aが最も奥側に位置し、
中皿配列部50bはそれよりやゝ前側に位置し、大皿配
列部50cはそれより更にやゝ前側に位置している。
【0027】又、この皿配列部50は、複数本ずつのワ
イヤを各皿の径に見合う間隔で前後に対向させ且つ左右
に列させて成るもので、そのうちの小皿配列部50aが
直線状のワイヤを逆ハ字状に対向させているのに対し
て、中皿配列部50b及び大皿配列部50cは、そのう
ちの大皿配列部50cを例にとって示す図6及び図7か
ら明らかように、鈍角に折曲したほゞL字状のワイヤを
逆ハ字状に対向させており、従って、この中皿配列部5
0b及び大皿配列部50cのワイヤは、折曲部51を境
として、それより上方に第1の支持部52を有し、内側
方に第2の支持部53を有している。又、その第1の支
持部52の先端部は前後の外側方に折曲しており、第2
の支持部53の先端部は上方に折曲している。
【0028】この構成で、小皿配列部50a、中皿配列
部50b、及び大皿配列部50cには、その各ワイヤの
左右間に小皿、中皿、及び大皿(大皿54のみ図6及び
図7に示す)をそれぞれ立てた状態で収納することによ
り、その各ワイヤの左右間及びこれを溶接した下ワイヤ
55で、それら小皿、中皿、及び大皿を支持するように
なっており、かくして、それら小皿、中皿、及び大皿
を、食器かご35の前述の長手方向のほゞ中央部から一
方の側方に向かって順に配列するようになっている。
【0029】なお、この場合、中皿配列部50b及び大
皿配列部50cでは、ワイヤの第1の支持部52が皿の
背部を支持し、第2の支持部53が皿の下縁部を支持す
るようになっている。
【0030】食器かご35の長手方向の上記皿配列部5
0とは反対側の部分(この場合、左側部)には、別の配
列部56を設けている。この別の配列部56は、茶碗配
列部56aと汁椀配列部56bの別になっており、その
茶碗配列部56aを奥側に、汁椀配列部56bを前側に
設けている。
【0031】又、そのうち、茶碗配列部56aは、側面
より見て下向きのコ字状に折曲したワイヤを左上がりの
斜状に立てて左右に列させて成るもので、汁椀配列部5
6bは、上面より見て右向きのコ字状、前面より見てL
字状に折曲したワイヤを左右に列させて成るものであ
り、その各左右間に茶碗及び汁椀(図示せず)をそれぞ
れ横に向けた状態で収納することにより、それら茶碗及
び汁椀を支持して配列するようになっている。
【0032】更に、食器かご35の上記別の配列部56
側の端部には、衝立部57を設けており、この衝立部5
7には、上記別の配列部56の上方に位置して棚58を
設けている。この棚58は、図8に示すように、基部
(左側部)の前側と奥側とにそれぞれ第1の係合受け部
59を有し(図8では前側のもののみ図示)、中間部の
前側と奥側とにそれぞれ第2の係合受け部60,61を
有している。このうち、第1の係合受け部59は棚58
の基端部から反先端部側に延びる長孔状を成しており、
第2の係合受け部60,61は逆L字形の屈曲状を成し
ている。又、この第2の係合受け部60,61のうち、
前側の第2の係合受け部60は、奥側の第2の係合受け
部61より基端部側に位置している。
【0033】これに対して、衝立部57には、2つの第
1の係合部62(1つのみ図示)と、第2の係合部6
3,64とを、ともに前側と奥側とに形成している。こ
のうち、第1の係合部62は上方より見て前側をL字状
に、奥側を逆L字状に折曲して成るもので、この第1の
係合部62に上記棚58の第1の係合受け部59をそれ
ぞれ嵌めて係合させ、もって棚58を上下に回動可能に
且つ第1の係合受け部59の長孔に沿って移動可能に支
持している。従って、この場合、第1の係合部62は棚
58の回動支点部となるもので、それに対し、第1の係
合受け部59は回動支点受け部となるものであり、この
回動支点受け部たる第1の係合受け部59が長孔状を成
している。
【0034】しかして、第2の係合部63,64には、
棚58の第2の係合受け部60,61を載せて係合さ
せ、もって、棚58を図8に示すように水平に近い先端
部上がりの斜め回動位置に支持するようにしており、こ
の状態で、棚58にはコップ、湯飲み等(図示せず)を
載置するようにしている。なお、第2の係合部63,6
4については、棚58の第2の係合受け部60,61の
位置に合わせて、前側の第2の係合部63を、奥側の第
2の係合部64より衝立部57側に位置させている。
【0035】ここで、図9ないし図11は、棚58の収
納の過程を示しており、まず図9に示すように、棚58
を上方に回動させて第2の係合受け部60,61を第2
の係合部63,64から離し、次いで図10に示すよう
に、第1の係合受け部59のこれまでとは反対側の端部
が第1の係合部62に当接するまで、棚58を、第1の
係合受け部59の長孔に沿って衝立部57側へ斜め下方
にスライドさせる。そして、図11に示すように、第1
の係合部62を支点に、棚58を衝立部57側へ回動さ
せる。かくして、棚58を第1の係合受け部59の長孔
の分、低位置に収納することが可能である。
【0036】なお、棚58は、上述とは逆の手順を経る
ことによって使用状態になすことができるものであり、
すなわち、棚58を反衝立部57側へ回動させて後、第
1の係合受け部59の長孔に沿って該第1の係合受け部
59の先端部が第1の係合部62に当接するまで棚58
を引き出し、その後に、棚58を第1の係合部62を支
点に反衝立部57側へ回動させることにより、使用状態
になすことができる。
【0037】食器かご35の前記中皿配列部50bの前
側には、小物入れ65を設けている。この小物入れ65
は、例えばプラスチックにより横長で深めの矩形容器状
に形成したもので、上面が開放し、内部にこれを複数の
区画に仕切る仕切壁66を有しており、その各区画に箸
やスプーン、ナイフ、フォークといった小物(図12に
スプーン67のみ図示)を収容するようになっている。
又、この小物入れ65の底部65aは、図12に示すよ
うに奥側から前側(図中右側から左側)へ下降傾斜させ
ており、この底部65aから周側部の下部にかけて複数
の孔68を形成している。
【0038】なお、上記大皿配列部50cは、図1及び
図5から明らかなように、小物入れ65が前後になく
て、該小物入れ65と干渉しない分、中皿配列部50b
に配列する中皿より径の大きな大皿54が配列できるよ
うになっている。
【0039】食器かご35の上記小物入れ65と対向す
る奥側の部分であって、小皿配列部50aの奥側部分に
は、図13に示すように、包丁69の切先部69aを支
持する切先支持部70を設けている。この切先支持部7
0も、例えばプラスチックにより上面及び前面が開放す
る小形の矩形容器状に形成したもので、その底部には孔
71を形成している。
【0040】又、これに対し、小物入れ65には、包丁
69の柄部69bを支持する例えばほゞU字形の柄支持
部72を一体に設けており、これらにて、包丁69を、
刃69cを下に向けた状態で支持できるようにしてい
る。このほか、食器かご35の小物入れ65より更に前
側には、まな板(図示せず)を収納するまな板収納部7
3を設けており、これは、まな板を収納しないとき、小
皿を収納できるようになっている。
【0041】更に、食器かご35の底部の左右両側に
は、そり74を設けており、このそり74を、前記食器
洗浄機の洗浄室25の左右両側部に形成したレール部7
5(図3参照)に載せて摺動させることにより、食器か
ご35の出し入れをするようにしている。
【0042】このように、本構成のものによれば、食器
かご35を、全体に横長状に構成しており、従来のもの
と同容積とするに、食器かご35の奥行を小さくしてそ
れができる。よって、この食器かご35を収容する洗浄
室25もその奥行を小さくでき、食器洗浄機の機体であ
る筐体21も又その奥行を小さくできるから、食器洗浄
機の設置が従来のもののように広いスペースを要さず、
狭いスペースでできるようになる。
【0043】又、この食器かご35には、その長手方向
のほゞ中央部から一方の側方に向かって小皿、中皿、大
皿54を順に配列する皿配列部50(小皿配列部50
a、中皿配列部50b、大皿配列部50c)を設けてお
り、食器かご35が横長状でその奥行を小さくできるか
ら、皿配列部50に使用者の手が届きやすくもなって、
該皿配列部50に対する皿の出し入れをしやすくでき、
使い勝手を良くすることができる。
【0044】更に、食器かご35の上記皿配列部50の
長手方向の反対側には別の配列部56を設けており、こ
の別の配列部56の上方にコップ、湯飲み等を載置する
棚58を回動可能に設けている。この場合、別の配列部
56は、径の小さな例えば茶碗や汁椀等の椀類を配列す
る部分(茶碗配列部56a、汁椀配列部56b)とする
ことによって、その上方の棚58を低く設けることが可
能であり、よって、この棚58を有する食器かご35を
収容する洗浄室25もその高さを小さくでき、食器洗浄
機の機体である筐体21も又その高さを小さくできる。
【0045】しかも、この場合、棚58の回動支点受け
部たる第1の係合受け部59を長孔状に形成しており、
それによって、棚58は、収納時、第1の係合受け部5
9の長孔に沿って低位置に収納することが可能であるか
ら、食器かご35全体の高さを一層低く抑えることが可
能で、それに応じ、食器洗浄機の筐体21も、高さを一
層低くすることができる。更に、この場合、棚58は、
コップ、湯飲み等を載置するに充分な面積を有しつつ、
それを従来のもののように折り畳む操作の面倒をも要せ
ず、使い勝手を一層良くすることができる。
【0046】加えて、皿配列部50の中皿配列部50b
の前側には、箸やスプーン等の小物を収容する小物入れ
65を設けており、これによって、中皿配列部50bの
前側のスペースを利用して小物入れ65の配置ができ、
しかも、小物入れ65自体、前側に位置して手が届きや
すくなるから、上記箸やスプーン等の小物の出し入れを
しやすくできて、使い勝手を更に良くすることができ
る。
【0047】又、この場合、小物入れ65の底部65a
を奥側から前側へ下降傾斜させると共に、該底部65a
に複数の孔68を形成しており、これによって、小物入
れ65に収容された小物には、図12に示すように、噴
水アーム33から噴出された洗浄液が孔68を通って効
果的に触れるようになり、洗浄効果を増すことができ
る。
【0048】そして、食器かご35の小物入れ65と対
向する奥側の部分には、包丁69の切先部69aを支持
する切先支持部70を設け、小物入れ65に、該包丁6
9の柄部69bを支持する柄支持部72を設けている。
これらにより、包丁69の支持がその刃69cを下に向
けた安全な状態でできる。又、この場合、包丁69の支
持が小物入れ65を利用してできるものであり、別途専
用の支持部を設ける必要がない。
【0049】このほか、棚58を使用状態に支持する第
2の係合部63,64のうち、前側の第2の係合部63
を、奥側の第2の係合部64より衝立部57側に位置さ
せており、これによって、棚58の使用状態の支持を堅
固にしつつ、下方の前記別の配列部56に対して椀類を
出し入れする際、前側の第2の係合部63が邪魔になら
ないようにできて、使い勝手を更に良くすることができ
る。
【0050】又、皿配列部50の大皿配列部50cと中
皿配列部50bは、ほゞL字状に折曲したワイヤを対向
させて形成しており、その対向間隔が上部だけでなく下
部も広いことから、これらには、図14及び図15に示
すように、どんぶり鉢76やラーメン鉢等の、径大で深
い食器を収納することも可能となり、使い勝手を更に良
くすることができる。
【0051】以上に対して、図16ないし図19は本発
明の第2及び第3実施例を示すもので、それぞれ、第1
実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略
し、異なる部分についてのみ述べる。
【0052】[第2実施例]図16ないし図18に示す
第2実施例においては、棚58の基端部の前後の中央部
から反先端部側に当接部81を突設している。この当接
部81は、棚58を収納位置から引き出すとき、図17
に示すように、第1の係合受け部59の長孔に沿った引
き出しが充分な状態(第1の係合部62が第1の係合受
け部59の先端部に位置するまで引き出した状態)で回
動させたときには、衝立部57のワイヤに当たることは
なく、棚58を使用位置までスムーズに回動させること
ができる。
【0053】しかし、図18に示すように、棚58の引
き出しが不足の状態で回動させたときには、当接部81
が衝立部57のワイヤに当たって、棚58を使用位置ま
で回動させることができず、棚58にコップや湯飲み等
を載置することができない。かくして、棚58を正常で
ない状態で使用しようとしたときに、それが阻止される
ものであり、使用者の誤った使い方を防止することがで
きる。
【0054】[第3実施例]図19に示す第3実施例に
おいては、前述の切先支持部70に代わって包丁69の
切先部69aを支持する切先支持部91を、ほゞ三角形
状、特には奥側の下部が直角のほゞ直角三角形状に設け
ている。これにより、皿配列部50、特には小皿配列部
50aに配列する皿の外周が切先支持部91に当たるの
を避けることができ、そのほか、食器かご35の奥側に
菜箸等の長い食器を切先支持部91に邪魔されることな
く収納できるようになる。
【0055】なお、この切先支持部91の底部には、前
述の切先支持部70と同様に、孔71を形成しており、
これによって、包丁69の最も汚れやすい切先部69a
に、孔71を通して洗浄液を触れさせることができるか
ら、洗浄効果を増すことができる。
【0056】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、特に食器洗浄
機における洗浄の方式は、前述の噴水式でなく、水流式
等であっても良く、又、食器かご35は食器洗浄機用で
なく、食器乾燥機用であっても良いなど、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0057】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の食器洗浄機等の食器か
ごによれば、食器洗浄機等の機体の奥行を小さくできる
から、食器洗浄機等の機体の設置が狭いスペースでで
き、又、皿配列部に対する皿の出し入れをしやすくでき
て、使い勝手を良くすることができる。
【0058】請求項2の食器洗浄機等の食器かごによれ
ば、食器洗浄機の機体の高さを小さくすることができ
る。又、この場合、棚を折り畳む操作の面倒をも要せ
ず、使い勝手を一層良くすることができる。請求項3の
食器洗浄機等の食器かごによれば、棚の誤った使い方を
防止することができる。
【0059】請求項4の食器洗浄機等の食器かごによれ
ば、中皿配列部の前側のスペースを利用して小物入れの
配置ができ、しかも、小物入れ自体、箸やスプーン等の
小物の出し入れをしやすくできて、使い勝手を良くする
ことができる。又、この場合、小物入れに収容された小
物に洗浄液が効果的に触れるようになって、洗浄効果を
増すことができる。
【0060】請求項5の食器洗浄機等の食器かごによれ
ば、包丁の支持がその刃を下に向けた安全な状態ででき
る。又、この場合、包丁の支持が小物入れを利用してで
き、別途専用の支持部を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す食器かご単体の斜視
【図2】食器洗浄機全体の外観斜視図
【図3】食器洗浄機全体の、扉を開放し且つ食器かごを
取出した状態の斜視図
【図4】食器洗浄機全体の概略縦断側面図
【図5】棚を収納した状態にある食器かご単体の、図1
とは異なる方向から見た斜視図
【図6】大皿配列部の大皿収納状態の拡大縦断側面図
【図7】大皿配列部の大皿収納状態の拡大縦断正面図
【図8】棚部分の拡大正面図
【図9】棚部分の棚収納途中の状態を示す拡大正面図そ
の1
【図10】棚部分の棚収納途中の状態を示す拡大正面図
その2
【図11】棚部分の棚収納状態を示す拡大正面図
【図12】小物入れから噴水アームにかけた部分の拡大
縦断側面図
【図13】食器かご単体の包丁収納状態の拡大縦断側面
【図14】大皿配列部のどんぶり鉢収納状態の拡大縦断
側面図
【図15】大皿配列部のどんぶり鉢収納状態の拡大縦断
正面図
【図16】本発明の第2実施例を示す棚単体の拡大斜視
【図17】棚部分の棚引き出し充分状態の拡大縦断正面
【図18】棚部分の棚引き出し不足状態の拡大縦断正面
【図19】本発明の第3実施例を示す図13相当図
【図20】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
35は食器かご、50は皿配列部、50aは小皿配列
部、50bは中皿配列部、50cは大皿配列部、56は
別の配列部、58は棚、59は第1の係合受け部(回動
支点受け部)、65は小物入れ、68は孔、70は切先
支持部、72は柄支持部、81は当接部、91は切先支
持部を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器洗浄機等の内部に食器を配列するも
    のにおいて、 全体に横長状に構成され、その長手方向のほゞ中央部か
    ら一方の側方に向かって小皿、中皿、大皿を順に配列す
    る皿配列部を設けたことを特徴とする食器洗浄機等の食
    器かご。
  2. 【請求項2】 皿配列部の長手方向の反対側に別の配列
    部を設けると共に、この別の配列部の上方に棚を回動可
    能に設け、この棚の回動支点受け部を長孔状に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機等の食器か
    ご。
  3. 【請求項3】 棚に、これの回動支点受け部の長孔に沿
    った引き出しが不足の状態で回動させたときに、他の部
    分に当接して棚のそれ以上の回動を阻止する当接部を設
    けたことを特徴とする請求項2記載の食器洗浄機等の食
    器かご。
  4. 【請求項4】 皿配列部の中皿配列部分の前側に、箸や
    スプーン等の小物を収容する小物入れを設け、この小物
    入れの底部を奥側から前側へ下降傾斜させると共に、該
    底部に複数の孔を形成したことを特徴とする請求項1記
    載の食器洗浄機等の食器かご。
  5. 【請求項5】 小物入れと対向する奥側の部分に、包丁
    の切先部を支持する切先支持部を設け、小物入れに、該
    包丁の柄部を支持する柄支持部を設けたことを特徴とす
    る請求項4記載の食器洗浄機等の食器かご。
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