JP2005118210A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 より多くの種類の食器類を配置できるようにする。
【解決手段】 トレー43を食器かご17に、向きを変えることによって高さ位置変更可能に設ける。食器かご17におけるトレー43の高さ位置を変更することにより、その上に、あるいはその下に背丈の異なる食器類を配置できるようになり、より多くの種類の食器類を配置できて洗浄できる。又、この場合、トレー43は,向きを変えるだけで、食器かご17における高さ位置の変更ができるので、その変更操作が容易で、取扱い性(使い勝手)に優れる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食器かごにトレーを有する食器洗浄機に関する。
従来より、食器洗浄機においては、食器類が食器かごによって洗浄槽の内部に配置され、この配置された食器類を、ポンプや噴水アーム等から成る洗浄機構により洗浄するようになっている。
この場合、食器かごは、できるだけ多くの数の食器類を収納でき、且つそれが確実に洗浄できて、更に使い勝手が良いことが求められている。特に、機体をキッチンの流し台の上に設置して使用するコンパクトタイプの食器洗浄機においては、小スペースの条件下で、食器類を効率良く配置できることが強く望まれている。
そこで、例えば食器かごの片側の上方部に、棚を跳ね上げ式に設け、この棚を必要に応じ展開させてコップ、湯飲み等の食器類を載置することにより、より多くの数の食器類の洗浄を可能にしたものが供されている。
特開2001−231737号公報
しかしながら、上述のごとくしたものにおいても、展開させた棚の上に載置できる食器類は、その棚の上方(例えば洗浄槽天井との間)のスペースの制約から限られてしまい、より多くの種類の食器類を配置できないという問題点を有していた。又、その展開させた棚の下方に配置する食器類も、棚の高さ位置によって、配置できるものが限られてしまい、従って、この場合も、より多くの種類の食器類を配置できないという問題点を有していた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、より多くの種類の食器類を配置できる食器洗浄機を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の食器洗浄機においては、第1に、洗浄槽と、この洗浄槽の内部に食器類を配置する食器かご並びにトレーと、前記洗浄槽の内部に配置された食器類を洗浄する洗浄機構とを具備し、前記トレーを前記食器かごに、向きを変えることによって高さ位置変更可能に設けたことを特徴とする(請求項1の発明)。
本発明の食器洗浄機においては、第2に、洗浄槽と、この洗浄槽の内部に食器類を配置する食器かご並びにトレーと、前記洗浄槽の内部に配置された食器類を洗浄する洗浄機構とを具備し、前記トレーを、深さを異ならせて複数設け、その複数のトレーを前記食器かごに配置転換可能に設けたことを特徴とする(請求項4の発明)。
上記第1の手段(請求項1の発明)によれば、食器かごにおけるトレーの高さ位置を変更することにより、トレーの上に、あるいはトレーの下に背丈の異なる食器類を配置できるようになり、より多くの種類の食器類を配置できて洗浄できるようになる。又、この場合、トレーは、向きを変えるだけで、食器かごにおける高さ位置の変更ができるので、その変更操作が容易で、取扱い性(使い勝手)に優れる。
第2の手段(請求項4の発明)によれば、深さの異なる複数のトレーの、食器かごにおける配置を転換することにより、上述同様、背丈の異なる種々の食器類の、トレーの上下における配置が適切にできるようになり、より多くの種類の食器類を配置できるようになる。又、この場合、トレーは、配置を転換するだけで、食器かごにおける食器類配置の変更ができるので、その変更操作が容易で、取扱い性(使い勝手)に優れる。
以下、本発明の第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図10を参照して説明する。
まず、図2には、食器洗浄機の本体1と、これの前面部に設けた扉2、及び操作パネル3を示している。扉2は、この場合、下扉2aと、上扉2bから成っており、そのうちの下扉2aに、取手4と、ロック解除ボタン5とを設けていて、使用者が取手4を持ち、ロック解除ボタン5を押して、取手4を手前に引けば、下扉2aが下方に回動して開き、それに連動して上扉2bが上方に回動して開くようになっている。
操作パネル3は、後述する食器洗浄機の運転全般に係る操作を使用者がするためのもので、各種操作キー6を有している。この操作パネル3の裏側には、図3に示すように、例えばマイクロコンピュータから成る制御装置7を配設しており、この制御装置7によって、上記操作パネル3の操作に基づく食器洗浄機の運転全般を制御するようにしている。
本体1は、外箱8を外殻とし、これの内部に洗浄槽9を配設している。洗浄槽9は前面が食器出入口10として開口しており、その食器出入口10を前記扉2(下扉2a、上扉2b)で開閉するようにしている。なお、図3には、下扉2aと上扉2bのそれぞれ回動軸11,12をも示している。
洗浄槽9内には、底部に例えばシーズ線から成るヒータ13を配設しており、これの上方に、噴射体としての噴水アーム14を、パイプ状のアーム支え15により回転可能に接続支持して配設している。更に、洗浄槽9内の噴水アーム14より上方の部分には、食器かご16,17を配設している。そのうち、食器かご16は下段の食器かご、食器かご17は上段の食器かごであり、すなわち、本構成のものの場合、上下2段に食器かご16,17を設けている。これらの食器かご16,17は、洗浄槽9内に食器類を配置するためのものであり、その詳細は後に詳述する。
洗浄槽9の背部には給水弁18を取付けており、この給水弁18には図示しない水道に通じる給水管19を接続している。洗浄槽9の外下方部には、洗浄ポンプ20と、排水ポンプ21、及びこれらを駆動する共通のポンプモータ22を配設している。ポンプモータ22は、例えば時計回りの正転及び反時計回りの逆転の両方向に回転可能で、その正転により洗浄ポンプ20を駆動し(このとき、排水ポンプ21は機能しない)、逆転によって排水ポンプ21を駆動する(このとき、洗浄ポンプ20は機能しない)ようになっている。
このほか、洗浄槽9の外下方部には、洗浄槽9内と連通する貯水タンク23を設けると共に、この貯水タンク23と洗浄ポンプ20の吸込口とを接続する接続管24、及び貯水タンク23と排水ポンプ21の吸込口とを接続する接続管25を設けている。又、洗浄ポンプ20の吐出口は前記アーム支え15に接続し、ひいては前記噴水アーム14に接続しており、排水ポンプ21の吐出口には排水ホース26を接続している。
この構成により、前記水道から給水管19及び給水弁18を介し供給されて貯水タンク23内から洗浄槽9内の下部に貯留された洗浄水が、洗浄ポンプ20により、貯水タンク23内から接続管24を通じて吸入され、アーム支え15を通じて噴水アーム14に圧送される。この圧送された洗浄水は、噴水アーム14が上部に有する複数の噴水口24aからそれぞれ噴出されるものであり、その噴水の反動によって噴水アーム14は回転もする。
かくして、洗浄水が洗浄槽9内に満遍なく噴射され、前記食器かご16,17によって洗浄槽9内に配置された食器類の洗浄、すすぎが行われる。従って、洗浄ポンプ20と噴水アーム14は、洗浄槽9内に配置された食器類を洗浄する洗浄機構27を構成するものである。
なお、排水ポンプ21は、洗浄槽9内の洗浄水を、排水時に貯水タンク23内から接続管25を通じて吸入し、そして、排水ホース26を通じて機外に排出するようになっている。
又、洗浄槽9の背部には送風装置28をも設けており、この送風装置28は、前記食器類の洗浄、すすぎを行った後の乾燥時に、外気を吸入し、それをダクト29を通じて洗浄槽9の下部から内部に送り込むようになっている。又、その乾燥時には洗浄槽9内の空気が前記ヒータ13により加熱されて温風化されるようになっており、前記洗浄、すすぎ時には洗浄槽9内の洗浄水が同じくヒータ13により加熱されて温水化されるようになっている。しかして、前記扉2(上扉2b)には、洗浄槽9内からの排気、特には上記乾燥時の水蒸気の排出をするための排気口30を、図2に示すように設けている。
更に、洗浄槽9の背部の下部には図3に示す水位検知装置31を設けており、この水位検知装置31は、図示しない接続管により貯水タンク23内と連通し、ひいては洗浄槽9内と連通していて、洗浄槽9内の前記洗浄水の水位を検知するようになっている。
ここで、前記食器かご16,17について詳述する。
食器かご16,17は、いずれもワイヤを溶接により組んで塗装することにより構成したものであり、そのうちの下段の食器かご16は、浅底の直方体容器状を成すベース部16aに、逆ハ字状を成す2種類の食器支え16b,16cを底部から多数立設して成る。
このうち、食器支え16bは、茶碗やどんぶり鉢大の食器類を配置するに適するものであり、ベース部16aの左側(図4参照)で食器支え16bより短い食器支え16b´と交互に左右に並べ前後2列に設けている(図3参照)。又、食器支え16cは、大皿や中皿大の食器類を配置するに適するものであり、従って上記食器支え16bより長く(高く)、ベース部16aの右側(図4参照)の前後中間部で同じく左右に並べ1列に設けている(図3参照)。
そのほか、下段の食器かご16の上記食器支え16b,16c間には、角筒形容器状の小物入れ32を設けている。
そして、この下段の食器かご16は、ベース部16aの左右両外側部にスライド用部材33を有しており、このスライド用部材33が洗浄槽9内の両側面下部に形成したレール34上をスライドする引出し方式にて、前記食器出入口10を通じ出し入れされるようにしている。
これに対して、上段の食器かご17は、図1に示すように、段違い、特には左右が段違いの直方体容器状を成すもので、この場合、左側部17aが右側部17bよりも低くて深底となっている。又、その低い側の左側部17aが底部35を有するのに対して、高い側の右側部17bは底部を有さず開口36しており、更に、その両部17a,17bの境界部分には仕切部37を有し、従って、高い側の右側部17bは矩形のほゞ枠構成のみとなっている。
そして更に、右側部17bの内周部には、上段受け38と、中段受け39,40、及び下段受け41,42を設けている。このうち、上段受け38は、右側部17bの右側辺部に1本の直線状ワイヤを前記仕切部37と同じ高さで平行に渡し固着することによって設けたものであり、仕切部37はこの上段受け38と対をなす他方の上段受けとして機能するようになっている。
中段受け39は、右側部17bの前辺部の内側の左右両側部に2本のL字状ワイヤを逆ハ字状に固着することによって設けたものであり、又、中段受け40は、右側部17bの後辺部の内側の中間部に同じく2本のL字状ワイヤをほゞ直角に固着することによって設けたもので、上段受け38(仕切部37)よりこれら中段受け39,40が低く位置している。
下段受け41,42は、右側部17bの左右の両側辺部に2本のU字状ワイヤを前記仕切部37及び上段受け38より低い高さで平行に渡し固着することによって設けたもので、この下段受け41,42は中段受け39,40より更に低く位置している。
これらに対して、43はトレーを示しており、このトレー43は例えばプラスチックの成形品であって、上記上段の食器かご17の右側部17bに着脱可能に収納される大きさの浅底な直方体容器状を成し、その底部は例えば格子構成による多孔状で、そのほか、食器類支えとして機能する多数の突起44,45を底部に有している。又、このトレー43の隣り合う2つの角部には、面取り部46,47を形成し、更に、その1つの面取り部46と隣接する一辺部の下縁には、突壁48を設けている。加えて、このトレー43の面取り部46,47間の一辺部の中央底面には、表示部49を設けている。この表示部49は、この場合、矢尻形状の孔にて、尖端49aがトレー43の外方を指向し、それによって、トレー43の向きを示すようになっている。
そして、上段の食器かご17に対しては、その全体の左右両外側部にスライド用部材50を取付けている。このスライド用部材50は、外側に溝51を上下複数段(この場合、4段)に有しており、この溝51のいずれかを選択して、前記洗浄槽9内の両側面上部に形成したレール52(図4参照)に嵌合することにより、該スライド用部材50がレール52上をスライドする引出し方式にて、上段の食器かご17が前記食器出入口10を通じ出し入れされるようにしている。
なお、レール52に対するスライド用部材50の溝51の嵌合位置は変更が可能で、その嵌合位置を変えることにより、上段の食は器かご17は高さ位置を変更可能としている。
次に、上記構成のものの食器の配置について詳述する。
まず、上段の食器かご17に対し、トレー43を、図5に示すように表示部49が右側方を指向する右横向きにした状態で、上段の食器かご17の右側部17bに上方より置けば、図6に示すように、突壁48が仕切部37と上段受け38との間に挿入されつつ、トレー43のこのときの左側辺部付近が仕切部37に載置され、トレー43のこのときの右側辺部が上段受け38に載置されて、トレー43は上段の高さ位置にセットされる。
このとき、仕切部37と上段受け38との間に位置された突壁48は、上段の食器かご17の右側部17bにおけるトレー43の左右及び前方への動きを制するストッパとして機能するようになっている。
これに対して、トレー43を、図7に示すように表示部49が後方を指向する後向きにした状態で、上段の食器かご17の右側部17bに上方より置けば、図8に示すように、トレー43のこのときの前辺部が中段受け39に載置され、トレー43のこのときの後辺部が中段受け40に載置されて、トレー43は上述よりも低い中段の高さ位置にセットされる。
そして、トレー43を、図9に示すように表示部49が前方を指向する前向きにした状態で、上段の食器かご17の右側部17bに上方より(中段受け39,40を交互に避けつつ)置けば、図4に示すように、トレー43のこのときの左側辺部が下段受け41に載置され、トレー43のこのときの右側部が下段受け42に載置されて、トレー43は上述よりも更に低い下段の高さ位置にセットされる。
しかして、図4に示す例では、下段の食器かご16の食器支え16b,16b´間に茶碗53を複数個配置しており、食器支え16c間に中皿54を複数枚配置すると共に、小皿55を1枚配置している。なお、これらの食器支え16b,16b´と食器支え16cとに対する食器の配置は、食器支え16b,16b´と食器支え16cの各間に食器を差し込むことによって行っている。又、この場合、小物入れ32には、スプーン56と箸57とを差し込んでいる。
更に、この場合、上段の食器かご17は、スライド用部材50の最上段の溝51をレール52に嵌合することにより、高さ位置を最も低くしており、この上段の食器かご17の左側部17aの上には、鍋58を配置している。
そして、この上段の食器かご17の右側部17bに、トレー43を下段の高さ位置にセットしているのは既述のごとくで、この下段の高さ位置にセットしたトレー43の上には、比較的背丈の高いコップ59を複数個配置している。
これに対して、トレー43を中段の高さ位置にセットした状態(図8)では、トレー43の上には、上述のコップ59より背丈の低いコップや湯飲み等を配置することができ、一方、トレー43の下方(下段の食器かご16の食器支え16cと小物入れ32)には、前述の中皿54やスプーン56及び箸57より背丈の大きい食器類を配置することができる。
更に、トレー43を上段の高さ位置にセットした状態(図6)では、該トレー43の上には、上述のコップや湯飲み等よりも更に背丈の低い食器類を配置することができ、トレー43の下方には、上述の食器類より更に背丈の大きい食器類を配置することができる。
このように本構成のものでは、食器かご17におけるトレー43の高さ位置を変更することにより、その上に、あるいはその下に背丈の異なる食器類を配置できるもので、より多くの種類の食器類を配置できて洗浄できる。又、この場合、トレー43は、向きを変えるだけで、食器かご17における高さ位置の変更ができるので、その変更操作が容易で、取扱い性(使い勝手)に優れる。
更に、その場合、トレー43はその向きを示す表示部49を有しており、これによって、トレー43の高さ位置の変更のための向きの変更がより簡単且つ確実にできる。
加えて、本構成のものの場合、食器かごは食器かご17と食器かご16とで上下2段に設け、その上段の食器かご17を段違いに形成していて、その高い側(右側部17b)の底部が開口36し、そこにトレー43を着脱可能に設けている。これにより、トレー43を取外したときには、上段の食器かご17の高い側(右側部17b)において下段の食器かご16の上方に、より高さの大きな配列スペースを生じさせることができ、そこに、前述の食器類より更に背丈の大きい食器類を配置することができる。
なお、特に本構成のものの場合、上段の食器かご17自体も、洗浄槽9に高さ位置変更可能に設けており、これによって、上段の食器かご17の上または下方における食器類の配置がその各大きさに合わせてできるようになる。その一例として、図10は、スライド用部材50の最下段の溝51をレール52に嵌合することにより、上段の食器かご17を最も低い位置にセットした状態を示しており、この上段の食器かご17の左側部17aの上にはコップ60を配置しており、下方(下段の食器かご16の食器支え16b,16b´間)には前述の茶碗53より背丈の大きなどんぶり鉢61を配置している。
更に、この場合、上段の食器かご17の右側部17bからはトレー43を取外しており、このトレー43を取外した上段の食器かご17の右側部17bの下方(小物入れ32内と下段の食器かご16の食器支え16c部分)には、背丈のかなり大きいお玉杓子62や、菜箸63、及び麦茶ボトル64を配置している。又、上段の食器かご17の右側のスライド用部材50の下方(下段の食器かご16の最右側部)には、大皿65を配置している。
以上に対して、図11及び図12は本発明の第2実施例(第2の実施形態)を示すもので、上記第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
このものの場合、トレー71、72を、前述のトレー43に代えて、深さをD1 とD2とに異ならせて複数(この場合、2つ)設けている。又、このトレー71、72には、ともに後部に、矢尻形状の突起にてトレー71,72の各向きを示す表示部73,74を設けている。
一方、食器かご(例えば上段の食器かご)75は、前述の上段の食器かご17に代えて、トレー71,72が取付く部分を平坦に形成すると共に、それを左右に二分する仕切部75aを設けている。
そして、その食器かご75の仕切部75aと周囲のフレーム部75bの各内方にトレー71、72をそれぞれ挿入して、該トレー71、72のフランジ部71a,71bを仕切部75aとフレーム部75bに載置することにより、トレー71、72を食器かご75にセットする。
この場合、トレー71、72は、図12に示すように、その左右の配置を転換して食器かご75にセットすることが可能なものであり、かくして、トレー71、72を食器かご75に配置転換可能、特には相互に配置転換可能に設けている。
従って、このものの場合には、深さのD1 ,D2 に異なる複数のトレー71,72の、食器かご75における配置を転換することにより、前述同様、背丈の異なる種々の食器類の、トレー71,72のそれぞれ上下における配置が適切にできるようになり、より多くの種類の食器類を配置できるようになる。又、この場合、トレー71,72は、配置を転換するだけで、食器かご75における食器類配置の変更ができるので、その変更操作が容易で、取扱い性(使い勝手)に優れる。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、例えば食器かごは基本的には上段のものと下段のものとが一体になっているものでも良く、又、トレー43の周囲を食器かご17で囲うようにすれば、トレー43自体は平坦であっても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の第1実施例を示す主要部分の分解斜視図 全体の外観斜視図 全体の縦断側面図 全体の扉を取外した状態における正面図 主要部分のトレーセット状態その1における平面図 主要部分のトレーセット状態その1における部分正面図 主要部分のトレーセット状態その2における平面図 主要部分のトレーセット状態その2における部分正面図 主要部分のトレーセット状態その3における平面図 全体のトレー取外し状態における図4相当図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 トレーの配置を転換した状態における主要部分の分解斜視図
符号の説明
図面中、9は洗浄槽、16は下段の食器かご、17は上段の食器かご、17bは食器かごの高い側、27は洗浄機構、36は開口、43はトレー、49は表示部、71,72はトレー、73は食器かご、D1 ,D2 は各トレーの深さを示す。

Claims (4)

  1. 洗浄槽と、
    この洗浄槽の内部に食器類を配置する食器かご並びにトレーと、
    前記洗浄槽の内部に配置された食器類を洗浄する洗浄機構とを具備し、
    前記トレーを前記食器かごに、向きを変えることによって高さ位置変更可能に設けたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 食器かごが上下2段に設けられ、その上段の食器かごが段違いに形成されていて、その高い側の底部が開口し、そこにトレーが着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. トレーが、向きを示す表示部を有することを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  4. 洗浄槽と、
    この洗浄槽の内部に食器類を配置する食器かご並びにトレーと、
    前記洗浄槽の内部に配置された食器類を洗浄する洗浄機構とを具備し、
    前記トレーを、深さを異ならせて複数設け、その複数のトレーを前記食器かごに配置転換可能に設けたことを特徴とする食器洗浄機。

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