JP2019170792A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】食器が食器かごに簡単に正しく並べられる食器洗浄機を提供する。【解決手段】食器洗浄機は、上部が開口した引き出し式の洗浄槽2と、洗浄槽内に食器を支持する食器かご10と、を備え、食器かご10は、洗浄槽2に対して着脱自在であり、複数の種別かご11a、11b、11c、11dに分けて構成され、それぞれは洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aを有するので、使用者は外側支持部12aを手掛かりに洗浄槽2内に正しく設置できる。【選択図】図7

Description

本発明は、洗浄槽内の食器かごに食器を並べて洗浄する食器洗浄機に関する。
従来、食器を並べる食器かごに工夫を施した食器洗浄機が知られている(特許文献1参照)。特許文献1の食器洗浄機は、食器かごの一部に食器の種類ごとの支持領域に対応した表示部を設けている。
また、他の技術として、食器の種類ごとの支持領域を色分けしたものも知られている。
特許第6104855号公報
しかしながら、全盲、弱視又は色盲などの視覚障害者、あるいは視力又は色の識別が困難な高齢者などは、上記の食器かごの工夫であっても、食器を正しく並べられない課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、食器が食器かごに簡単に正しく並べられる食器洗浄機を得ることを目的とする。
本発明の食器洗浄機は、上部が開口した引き出し式の洗浄槽と、前記洗浄槽内に食器を支持する食器かごと、を備え、前記食器かごは、前記洗浄槽に対して着脱自在であり、外側にて外側面を構成した外側支持部を有するものである。
本発明に係る食器洗浄機によれば、食器かごは、洗浄槽に対して着脱自在であり、外側にて外側面を構成した外側支持部を有する。したがって、食器が食器かごに簡単に正しく並べられる。
本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機付きシステムキッチンを示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の洗浄槽を引き出した状態のシステムキッチンを示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る洗浄槽を引き出した状態の食器洗浄機を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の内部構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の内部構成を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る洗浄槽と食器かごを示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る食器かごを複数の種別かごに分割した状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る箸立てと小物かごとを一体化した種別かごに構成した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例1に係る箸立てと小物かごとを個別の種別かごに構成した状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例2に係る食器かごを複数の種別かごに分割した状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例3に係る洗浄槽内の内側面と対向した外側支持部を洗浄槽内の中心方向の外側支持部よりも高い高さで構成した種別かごを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例4に係る洗浄槽内の内側面と対向した外側支持部を洗浄槽内の中心方向の外側支持部に対して細かい網目の方向表現部で構成した種別かごを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る洗浄槽内の内側面方向に対して凸形状に形成された仕切り部を有する食器かごを示す概略構成図である。 本発明の実施の形態1の変形例5に係る洗浄槽内の内側面方向に対して凸形状に形成された仕切り部を有する食器かごを示す概略構成図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。また、断面図の図面においては、視認性に鑑みて適宜ハッチングを省略している。さらに、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
<システムキッチン100の全体構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機1付きシステムキッチン100を示す外観斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機1の洗浄槽2を引き出した状態のシステムキッチン100を示す外観斜視図である。
図1、図2に示すように、システムキッチン100は、食器洗浄機1と、加熱調理器101と、シンク102と、を備える。食器洗浄機1と、加熱調理器101と、シンク102と、は一体化したユニットに形成されている。また、システムキッチン100は、キッチンの小物を収納する引き出し103と、鍋又はフライパンなどを収納する収納庫104と、を備える。
食器洗浄機1は、食後の汚れた食器を洗浄する。食器洗浄機1の上方の平面部105は、まな板などを載置する載置部に形成されている。
加熱調理器101は、食器洗浄機1の使用者から見て左側に配置されている。加熱調理器101は、載置面にて電磁誘導コイルによって鍋又はフライパンなどを加熱する。加熱調理器101は、内部に魚などを焼くグリルを内蔵している。
シンク102は、食器洗浄機1の使用者から見て右側に配置されている。シンク102は、キッチン水栓102aの蛇口から水を流す水槽状のユニットである。
図2に示すように、食器洗浄機1は、上部が開口した引き出し式の洗浄槽2を備える。洗浄槽2には、上部の開口から洗浄槽2内に食後の汚れた食器が並べられ、洗浄される。あるいは、使用者が洗浄槽2内から食器かご10を取り出し、食器かご10内に食後の汚れた食器が並べられ、食器かご10を戻し、洗浄される。
<食器洗浄機1の外観構成>
図3は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機1を示す斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る洗浄槽2を引き出した状態の食器洗浄機1を示す斜視図である。
図3、図4に示すように、食器洗浄機1は、直方体形状の本体3で区画されたユニットである。食器洗浄機1は、本体3からシステムキッチン100の使用者の手前側に洗浄槽2を引き出し自在である。引き出し式の洗浄槽2は、上部が開口している。
図4に示すように、洗浄槽2の4つの外側面には、側壁面部4が取り付けられている。システムキッチン100の使用者の引き出し手前側の側壁面部4は、前側意匠面部4aに形成されている。前側意匠面部4aは、システムキッチン100の他のユニットの前側意匠面部と調和のとれた意匠が施されている。
<食器洗浄機1の内部構成>
図5は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機1の内部構成を示す上面図である。図6は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機1の内部構成を示す縦断面図である。
食器洗浄機1は、洗浄槽2内に、洗浄ノズル5と、図示しないヒータと、を備える。洗浄ノズル5は、洗浄槽2内の下部に配置され、洗浄水を噴出する。ヒータは、洗浄水を加熱する。
また、食器洗浄機1は、洗浄槽2内の下部に、図示しない洗浄ポンプと、図示しない排水ポンプと、を備える。洗浄ポンプは、洗浄ノズル5に洗浄水を圧送する。排水ポンプは、汚れた洗浄水を排出する。
図5に示すように、洗浄槽2の縁部における洗浄槽2と前側意匠面部4aとの間の上面部6には、リンス補給口7と、表示部8と、操作部9と、が設けられている。
<食器洗浄機1の動作>
汚れた食器を洗浄する場合には、使用者が洗浄槽2を本体3から引き出す。そして、使用者は、洗浄槽2内又は洗浄槽2から取り出した食器かご10に汚れた食器を並べる。食器が並べ終わると、使用者は、食器かご10を収納した洗浄槽2を本体3内に押し込む。そして、使用者の意図又は自動的に洗浄水に洗剤を投入する。次に、使用者は、洗浄槽2のスライドロックをかける。この状態で、使用者は、操作部9のスタートスイッチをONする。
これにより、給水弁が開弁され、洗浄槽2内に洗浄水が給水される。そして、水量センサが所定量の洗浄水Wの給水を検知すると、給水弁が閉弁される。次に、ヒータが通電され、洗浄水が所望の温度に加熱される。そして、洗浄ポンプが駆動され、温水化した洗浄水が洗浄ノズル5に圧送され、洗浄ノズル5のノズル孔5aから洗浄水が噴射され、食器が洗浄される。このとき、洗浄ノズル5は、洗浄水の噴射による反力によって回転する。これにより、洗浄槽2内に並べられた食器に万遍なく洗浄水が噴射される。洗浄槽2内に噴射された洗浄水は、落下して洗浄槽2内の下部に集まり、再び洗浄ノズル5から噴射される。この循環が繰り返され、洗浄工程となっている。なお、洗浄工程では、洗浄槽2が本体3内に収納されているので、洗浄水が洗浄槽2外に飛散することはない。
所定時間経過すると、ヒータ及び洗浄ポンプへの通電が停止する。また、排水ポンプが駆動され、洗浄槽2内の汚水が外部に排出される。
次に、排水が終わると、排水ポンプへの通電を停止し、給水弁が開弁され、新たな洗浄水が洗浄槽2内に給水される。以後、上述した洗浄工程と同様の動作によって食器のすすぎ洗いが行われ、所定時間のすすぎ洗いが終わると、すすぎ洗いに用いた洗浄水が排水される。このようなすすぎ洗いと排水とが数回繰り返される。この繰り返しがすすぎ工程となっている。このとき、リンスタンクからリンスが供給されてすすぎ洗い用の洗浄水に加えられ、食器が乾燥仕上げに適した状態になる。
すすぎ工程が終了すると、送風機及びヒータが通電され、洗浄槽2内に外気が導入される。外気は、ヒータで加熱されて温風となり、洗浄槽2内に送られて食器及び洗浄槽2の内部全体を乾燥させる。乾燥に用いた温風は、排気口から外部に排出される。この工程が乾燥工程となる。
乾燥工程が所定時間経過すると、送風機及びヒータへの通電が停止され、乾燥工程が終了する。これにより、食器の洗浄、すすぎ及び乾燥が完了する。なお、これら一連の動作は、制御部のマイクロコンピュータに設定されたプログラムに従って自動的に行われる。
食器を取り出す場合には、使用者は、洗浄槽2のスライドロックを解除し、洗浄槽2を本体3から手前に引き出し、食器を取り出す。あるいは、使用者は、洗浄槽2内から食器かご10を取り出し、その後に食器を食器かご10内から取り出す。
<食器かご10の構成>
図7は、本発明の実施の形態1に係る洗浄槽2と食器かご10を示す分解斜視図である。図7に示すように、食器かご10は、洗浄槽2内に食器を支持する。食器かご10は、上部が開口した引き出し式の洗浄槽2に着脱自在であり、上方から洗浄槽2内に収納できる。食器かご10は、複数の種別かご11a、11b、11c、11dに分けて構成される。隣接する種別かご11a、11b、11c、11dは、双方の境界及び外側の外側面に外側支持部12a、12bが設けられている。種別かご11a、11b、11c、11dは、上部が開口した直方体形状である。種別かご11a、11b、11c、11dは、少なくとも底面を網目に形成され、洗浄水を内部に浸入させられる。なお、複数の種別かご11a、11b、11c、11dは、それぞれ個別に分離してもよいし、互いが一体化された1つの食器かご10でも良い。
このように、食器かご10は、壁となる外側支持部12a、12bを備えて食器を支持する。食器かご10は、洗浄槽2内に食器かご10を設置した状態にて食器を並べられるだけでなく、洗浄槽2外に取り出した食器かご10に食器を並べてから、洗浄槽2内に食器かご10を収納することもできる。つまり、食器かご10は、洗浄槽2に対して取り付け及び取り外し自在である。
<種別かご11a、11b、11c、11dの構成>
図8は、本発明の実施の形態1に係る食器かご10を複数の種別かご11a、11b、11c、11dに分割した状態を示す分解斜視図である。図8に示すように食器かご10は、複数の種別かご11a、11b、11c、11dに分けて構成される。種別かご11aは、大皿かごである。種別かご11bは、椀かごである。種別かご11cは、中皿かごである。種別かご11dは、箸立て及び小物かごである。箸立てと小物かごとは、一体化されている。このため、図8に示す食器かご10は、4つの種別かご11a、11b、11c、11dによって構成されている。種別かご11a、11b、11c、11dは、内部に並べる食器の種類によって形状が異なる。種別かご11a、11b、11c、11dは、それぞれ直方体形状であり、上部が開口したものである。複数の種別かご11a、11b、11c、11dのそれぞれにおける外側支持部12a、12bの高さは、相互に異なる。種別かご11a、11b、11c、11dの内部には、内側を区切った仕切り部13が設けられる。なお、種別かご11a、11b、11c、11dの数は、複数であれば良い。
ここでは、洗浄槽2の内側面が4面であることに応じて、食器かご10が4つに分けて構成される。これにより、それぞれの種別かご11a、11b、11c、11dの外側支持部12aの2か所が洗浄槽2の内側面に対峙させられる。すなわち、それぞれの種別かご11a、11b、11c、11dは、2か所の外側支持部12aを洗浄槽2内の内側面の2面とそれぞれ対峙して収納できる。
また、それぞれの種別かご11a、11b、11c、11dの外側支持部12aの少なくとも1か所が洗浄槽2の内側面に対峙させられても良い。つまり、複数の種別かご11a、11b、11c、11dのそれぞれは、洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aを有する。
外側支持部12a、12bは、使用者が触って前後左右を確認できる方向表現部14を有する。ここでは、洗浄槽2内の内側面に対峙する2か所の外側支持部12aは、その2か所の外側支持部12aの面を前後又は左右のどの方向かを触って確認できる方向表現部14を有する。方向表現部14は、洗浄槽2内の内側面と対向した2か所の外側支持部12aを網目が無い状態で構成されている。
また、方向表現部14は、洗浄槽2内の中心方向の2か所の外側支持部12bに形成された開口状の持ち手15である。方向表現部14が持ち手15によって構成されていることにより、使用者が種別かご11a、11cの洗浄槽2の中心側の外側支持部12bであることを認識できると同時に、使用者が種別かご11a、11cを把持できる機能も兼ねている。
ここでは、各種別かご11a、11b、11c、11dの高さが相互に異なっている。しかし、種別かご11a、11b、11c、11dを収納する洗浄槽2の底面に段差部が設けられ、高さの低い種別かご11a、11b、11c、11dの設置位置がかさ上げされて使い勝手を良くしても良い。
<種別かご11dの構成>
図9は、本発明の実施の形態1に係る箸立てと小物かごとを一体化した種別かご11dに構成した状態を示す斜視図である。図9に示すように、食器かご10は、箸立てと小物かごとを一体化した種別かご11dに構成している。小さな種別かごが増えすぎて使用者が取り扱い難くなることを防止している。
<変形例1の種別かご11e、11f>
図10は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る箸立てと小物かごとを個別の種別かご11e、11fに構成した状態を示す分解斜視図である。変形例1では、上記実施の形態1と異なる部分を説明する。変形例1では、上記実施の形態1と同様な事項は、説明を省略する。
図10に示すように、食器かご10は、箸立てと小物かごとを個別の種別かご11e、11fに構成してもよい。この場合には、食器かご10は、5つの種別かご11a、11b、11c、11e、11fから構成されている。種別かご11a、11b、11c、11e、11fが5つの場合には、方向表現部14を有する種別かご11a、11b、11c、11e、11fが洗浄槽2内の内側面を利用して先に位置を決められ、種別かご11a、11b、11c、11e、11fが位置決めでき、最後の1つの種別かご11a、11b、11c、11e、11fが空いたスペースに設置できる。
<変形例2の種別かご11a、11b、11c、11gの構成>
図11は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る食器かご10を複数の種別かご11a、11b、11c、11gに分割した状態を示す分解斜視図である。変形例2では、上記実施の形態1及び変形例1と異なる部分を説明する。変形例2では、上記実施の形態1及び変形例1と同様な事項は、説明を省略する。
図11に示すように、食器かご10は、4つの種別かご11a、11b、11c、11gから構成されている。食器かご10は、箸立てと小物かごとを仕切り部13で分けた1つの種別かご11gに構成されている。小さな種別かごが増えすぎて使用者が取り扱い難くなることを防止している。
<変形例3の方向表現部14>
図12は、本発明の実施の形態1の変形例3に係る洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aを洗浄槽2内の中心方向の外側支持部12bよりも高い高さで構成した種別かご11bを示す斜視図である。変形例3では、上記実施の形態1及び変形例1、2と異なる部分を説明する。変形例3では、上記実施の形態1及び変形例1、2と同様な事項は、説明を省略する。
図12に示すように、方向表現部14は、洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aを洗浄槽2内の中心方向の外側支持部12bよりも高い高さで構成されている。また、方向表現部14は、洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aを洗浄槽2内の中心方向の外側支持部12bに対して網目が無い状態で構成されている。
<変形例4の方向表現部14>
図13は、本発明の実施の形態1の変形例4に係る洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aを洗浄槽2内の中心方向の外側支持部12bに対して細かい網目の方向表現部14で構成した種別かご11bを示す斜視図である。変形例4では、上記実施の形態1及び変形例1〜3と異なる部分を説明する。変形例3では、上記実施の形態1及び変形例1〜3と同様な事項は、説明を省略する。
方向表現部14は、洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aを洗浄槽2内の中心方向の外側支持部12bに対して細かい網目で構成されている。また、細かい網目は、目の細かさを異ならせることにより、使用者が前後左右を判断できるようにしても良い。
なお、方向表現部14は、外側支持部12a、12bの一部に点字を設け、点字によって前後左右を表現し、視覚障害者でも簡単に判別できるようにしても良い。
<仕切り部13の構成>
図14は、本発明の実施の形態1に係る洗浄槽2内の内側面方向に対して凸形状に形成された仕切り部13を有する食器かご10を示す概略構成図である。図14に示すように、仕切り部13は、洗浄槽2内の内側面方向に対して凸形状に形成されている。言い換えれば、仕切り部13は、洗浄槽2内の中心方向に対して凹形状に形成されている。凸形状の仕切り部13は、円弧形状に屈曲している。
これによれば、使用者が種別かご11a、11b、11cを洗浄槽2内に収納する方向を認識できると同時に、使用者が種別かご11a、11b、11cに食器を入れる方向を触って直感的に把握できる。また、仕切り部13の向きに対して使用者が間違った向きで食器を並べようとすると、食器が入り難く、使用者が並べる食器の向きを間違え難い。
なお、仕切り部13は、種別かご11a、11c内に食器を2枚入れるために1か所設けるほかに、種別かご11a、11c内に2か所設けて食器を3枚入れても良い。また、仕切り部13は、種別かご11b内を縦横方向に仕切って複数の食器を入れても良い。
<変形例5の仕切り部13>
図15は、本発明の実施の形態1の変形例5に係る洗浄槽2内の内側面方向に対して凸形状に形成された仕切り部13を有する食器かご10を示す概略構成図である。変形例5では、上記実施の形態1及び変形例1〜4と異なる部分を説明する。変形例5では、上記実施の形態1及び変形例1〜4と同様な事項は、説明を省略する。
図15に示すように、凸形状の仕切り部13は、食器としてのお椀などの糸底に合わせた1段凹む箇所を突出させた形状である。これによれば、仕切り部13の向きに対して使用者が正しい向きで食器を並べられ、使用者が並べる食器の向きをより間違え難い。
<実施の形態1の効果>
実施の形態1によれば、食器洗浄機1は、上部が開口した引き出し式の洗浄槽2を備える。食器洗浄機1は、洗浄槽2内に食器を支持する食器かご10を備える。食器かご10は、洗浄槽2に対して着脱自在であり、外側にて外側面を構成した外側支持部12a、12bを有する。
この構成によれば、全盲、弱視又は色盲などの視覚障害者、あるいは視力又は色の識別が困難な高齢者などの使用者であっても、食器かご10を洗浄槽2から取り外して食器を並べられる。そして、使用者は、食器かご10に食器を並べ終わってから、食器かご10を洗浄槽2内に設置できる。また、食器かご10が外側支持部12a、12bを有するので、使用者が食器かご10の洗浄槽2内への設置方向を容易に分かる。したがって、食器が食器かご10に簡単に正しく並べられる。
実施の形態1によれば、食器かご10は、内側を区切った仕切り部13を有する。
この構成によれば、使用者は、食器かご10内に食器を仕切り部13によって隔てられた空間に簡単に正しく並べられる。
実施の形態1によれば、食器かご10は、複数の種別かご11a、11b、11c、11d、11e、11f、11gに分けて構成されている。
この構成によれば、使用者は、分けられた複数の種別かご11a、11b、11c、11d、11e、11f、11gを別個に洗浄槽2内から取り出し、食器を種別ごとに種別かご11a、11b、11c、11d、11e、11f、11g内に並べられる。そのため、食器洗浄機1は、使い勝手が良い。
実施の形態1によれば、複数の種別かご11a、11b、11c、11d、11e、11f、11gのそれぞれは、洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aを有する。
この構成によれば、使用者が分けられた複数の種別かご11a、11b、11c、11d、11e、11f、11gを別個に洗浄槽2内から取り出しても、種別かご11a、11b、11c、11d、11e、11f、11gの洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aを手掛かりに、使用者が種別かご11a、11b、11c、11d、11e、11f、11gを洗浄槽2内に正しく設置できる。そのため、食器洗浄機1は、使い勝手が良い。
実施の形態1によれば、複数の種別かご11a、11b、11c、11d、11e、11f、11gのそれぞれにおける外側支持部12a、12bの高さは、相互に異なる。
この構成によれば、使用者は、どの種別かご11a、11b、11c、11d、11e、11f、11gがどの食器の種別に応じたものか容易に分かる。
実施の形態1によれば、外側支持部12a、12bは、使用者が触って前後左右を確認できる方向表現部14を有する。
この構成によれば、使用者が食器かご10を洗浄槽2内から取り出しても、方向表現部14を手掛かりに、使用者が食器かご10を洗浄槽2内に正しく設置できる。そのため、食器洗浄機1は、使い勝手が良い。
実施の形態1によれば、方向表現部14は、洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aを洗浄槽2内の中心方向の外側支持部12bに対して網目が無い又は細かい網目で構成されている。
この構成によれば、使用者は、食器かご10の表面を触った感触で前後左右が確認でき、食器かご10を洗浄槽2内に正しく設置し易い。また、洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aは、網目が無い又は細かい網目で構成されている。これにより、洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aが洗浄槽2内の内側面の代用面となり、食器洗浄機1の洗浄性能が洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aによって悪化しない。
実施の形態1によれば、方向表現部14は、洗浄槽2内の中心方向の外側支持部12bに形成された開口状の持ち手15である。
この構成によれば、使用者は、食器かご10の持ち手15をつかむことで前後左右が確認でき、食器かご10を洗浄槽2内に正しく設置し易い。また、持ち手15が開口状に形成されているので、食器洗浄機1の洗浄性能が持ち手15によって悪化しない。
実施の形態1によれば、方向表現部14は、洗浄槽2内の内側面と対向した外側支持部12aを洗浄槽2内の中心方向の外側支持部12bよりも高い高さで構成されている。
この構成によれば、使用者は、食器かご10を触った高さで前後左右が確認でき、食器かご10を洗浄槽2内に正しく設置し易い。
実施の形態1によれば、仕切り部13は、洗浄槽2内の内側面方向に対して凸形状に形成されている。
この構成によれば、使用者は、食器かご10に入れる食器の方向が容易に分かり、間違えが起こり難い。また、食器かご10に並べられた食器が整列され、食器の設置状態が安定し、食器洗浄機1の洗浄性能が安定する。
1 食器洗浄機、2 洗浄槽、3 本体、4 側壁面部、4a 前側意匠面部、5 洗浄ノズル、5a ノズル孔、6 上面部、7 リンス補給口、8 表示部、9 操作部、10 食器かご、11a 種別かご、11b 種別かご、11c 種別かご、11d 種別かご、11e 種別かご、11f 種別かご、11g 種別かご、12a 外側支持部、12b 外側支持部、13 仕切り部、14 方向表現部、15 持ち手、100 システムキッチン、101 加熱調理器、102 シンク、102a キッチン水栓、103 引き出し、104 収納庫、105 平面部。

Claims (10)

  1. 上部が開口した引き出し式の洗浄槽と、
    前記洗浄槽内に食器を支持する食器かごと、
    を備え、
    前記食器かごは、前記洗浄槽に対して着脱自在であり、外側にて外側面を構成した外側支持部を有する食器洗浄機。
  2. 前記食器かごは、内側を区切った仕切り部を有する請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 前記食器かごは、複数の種別かごに分けて構成される請求項1又は2に記載の食器洗浄機。
  4. 複数の前記種別かごのそれぞれは、前記洗浄槽内の内側面と対向した前記外側支持部を有する請求項3に記載の食器洗浄機。
  5. 複数の前記種別かごのそれぞれにおける前記外側支持部の高さは、相互に異なる請求項3又は4に記載の食器洗浄機。
  6. 前記外側支持部は、使用者が触って前後左右を確認できる方向表現部を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  7. 前記方向表現部は、前記洗浄槽内の内側面と対向した前記外側支持部を前記洗浄槽内の中心方向の前記外側支持部に対して網目が無い又は細かい網目で構成される請求項6に記載の食器洗浄機。
  8. 前記方向表現部は、前記洗浄槽内の中心方向の前記外側支持部に形成された開口状の持ち手である請求項6又は7に記載の食器洗浄機。
  9. 前記方向表現部は、前記洗浄槽内の内側面と対向した前記外側支持部を前記洗浄槽内の中心方向の前記外側支持部よりも高い高さで構成される請求項6〜8のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  10. 前記仕切り部は、前記洗浄槽内の内側面方向に対して凸形状に形成される請求項2〜9のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
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