JP2001229664A - メモリスマートカード用の入力回路 - Google Patents

メモリスマートカード用の入力回路

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JP2001229664A
JP2001229664A JP2000296390A JP2000296390A JP2001229664A JP 2001229664 A JP2001229664 A JP 2001229664A JP 2000296390 A JP2000296390 A JP 2000296390A JP 2000296390 A JP2000296390 A JP 2000296390A JP 2001229664 A JP2001229664 A JP 2001229664A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】カードと読み取り器のブラシ間の接触不良によ
ってカードが故障する危険性を除去する。 【解決手段】メモリ集積回路用の入力回路200がカー
ドと読み取り器150との直接接触により伝送される第
1のバイナリ信号SAを受け、第1のバイナリデータA
によって変化し、メモリ140を制御する書込制御信号
WRを出力する。入力回路は、第1のバイナリ信号SA
の電圧レベルを検査し、確認信号VALを出力する制御
回路220と確認信号VALがインアクティブにある時
書き込みコマンドWRを禁止する禁止回路240を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の目的は、メモリスマ
ートカード用の入力回路である。本発明は特に、カード
とリーダとの間の直接接触によって情報が伝送される、
電気的消去およびプログラムが可能なメモリを備えるス
マートカードの分野に関する。例えばこのタイプの回路
はテレフォンカードに適用される。このタイプの用途
に、使用されるメモリは一般的に約300ビットの低容
量メモリである。メモリの一部は、例えばカードおよび
/またはその所有者および/またはその製造者を同定す
るコードを含む。メモリの他の部分は、特にテレフォン
カードの場合、ユニットカウンターを含んでいてもよ
い。
【0002】メモリのアドレッシング、すなわち読み取
りおよび/または書き込み操作は順々に実施される。こ
のタイプのメモリを管理するには、一般的に3種類のコ
マンドで十分である。シフトおよび読み取りコマンドR
Eは、1個のメモリセルから次のメモリセルへと、操作
をシフトさせ、このため後者のセルの内容を読み取るこ
とができる。書き込みコマンドWRを用いて、操作が配
置されたメモリセルをプログラムする。最後に、初期化
コマンドRSTはメモリのコマンドを初期化する、すな
わちメモリの第1のセルに位置し、命令を保留にするの
に使用される。
【0003】こうして、n番目のメモリセルをプログラ
ムするには、以下のコマンドが続けて実行される:初期
化コマンドRSTで第1のメモリセルに位置し、(n−
1)回のシフトおよび読み取りコマンドREでn番目の
メモリセルに位置し、最後に書き込みコマンドWRでn
番目のセルをプログラムする。メモリの複数のセルを続
けてプログラムし、実行するコマンドの数を制限しなけ
ればならないとすると、シフトおよび読み取りコマンド
REおよび書き込みコマンドWRを連続させ、各書き込
みコマンドWRの後に初期化コマンドRSTを必ずし
も、規則正しく実施しないようにすることができる。
【0004】しかし、命令は読み取り器によって、注意
して伝達されなければならない。実際、メモリの特定の
セルの意図しないプログラミングにより、カードが操作
不能になり、よって使用できなくなることがある。
【0005】
【従来の技術】従来の技術においては、シフトおよび読
み取りコマンドRE、書き込みコマンドWRおよび初期
化コマンドRSTは、2つのバイナリデータ要素AとB
の形にコード化され、2つのバイナリ信号SA、SBの
形でカードに伝送される。これらのバイナリ信号SA、
SBは読み取り器の出力端子と対応するカードの入力端
子との間の直接接触によって伝送される。例えば初期化
コマンドRSTは、A=0およびB=0にコード化さ
れ、シフトおよび読み取りコマンドREはA=0および
B=1にコード化され、書き込みコマンドWRはA=1
およびB=1にコード化され、A=1およびB=0の組
み合わせは使用されない。
【0006】カード内部の入力回路は2つのバイナリ信
号SA、SBを受け、メモリにシフトおよび読み取りコ
マンドREおよび/または書き込みコマンドWRおよび
/または初期化コマンドRSTを出力する。図1は、5
つの入力端子101〜105を備えるこの種の入力回路
100の構造を示し、これらの入力端子にはそれぞれ第
1のバイナリ信号SA、クロック信号CLK、第2のバ
イナリ信号SB、電源電圧Vccおよびパワーオン信号
PORが印加される。回路100の各入力端子には、そ
れぞれ読み取り器150の1個の出力端子が対応する。
読み取り器150の出力端子に設けられたブラシは、カ
ードが読み取り器に挿入されると、カードの入力端子と
接触する。
【0007】入力回路は、第1の読み取り回路および第
2の読み取り回路110、120およびデコーディング
回路130を有する。電源電圧Vccは入力回路100
の全ての素子に電力を供給する。第1の読み取り回路1
10は比較器115およびフリップフロップ回路116
を有する。比較器115は、入力回路100の入力端子
101に接続される正(+)の端子として知られている
入力端子と、第1の基準電圧V1が印加される負(−)
の端子として知られている入力端子とを有する。比較器
115はまた、フリップフロップ回路116のD入力端
子に接続される出力端子を有し、フリップフロップ回路
116のクロック入力および初期化端子がそれぞれ入力
回路100の入力端子102と105に接続される。
【0008】第1の読み取り回路110は以下のように
動作する。比較器115は、その正の入力端子(+)に
印加された信号SAの電圧レベルと第1の基準電圧V1
を比較し、フリップフロップ回路116のD入力端子に
バイナリデータ要素Aの形で比較の結果を出力する。ク
ロック信号CLKの立ち上がりエッジの間に、フリップ
フロップ回路116はデータ要素AをそのQ出力端子に
伝送する。例えばバイナリデータ要素Aは、バイナリ信
号SAの電圧レベルが第1の基準電圧V1より高いとす
ると、「1」に等しい。そうでなければ「0」に等し
い。
【0009】同様に、第2の読み取り回路120は、比
較器125を有し、その正の入力端子(+)が入力端子
103に接続され、負の入力端子(−)には第1の基準
電圧V1が印加される。比較器125はまた、フリップ
フロップ回路126のD入力端子に接続された出力端子
を有し、フリップフロップ回路126のクロック入力端
子および初期化端子がそれぞれ入力回路100の入力端
子102と105に接続される。第2の読み取り回路1
20は第1の読み取り回路と同様に動作する:この回路
はバイナリ信号SBを受け、第1の基準電圧V1に関し
てバイナリ信号SBのレベルを表すバイナリデータ要素
Bを出力する。例えばバイナリデータ要素Bは、バイナ
リ信号SBのレベルが基準電圧V1より高いとすると、
「1」に等しい。そうでなければ「0」に等しい。
【0010】設計上、比較器115と125は、約2V
の電圧閾値VHから約0.8Vの電圧閾値VLの範囲の
ヒステレシス閾値を有する。比較器115、125の有
効な動作を得るには、閾値電圧VLとVHの範囲の第1
の基準電圧V1が選択されるのが好ましい。フリップフ
ロップ回路116、126は読み取り回路110、12
0の動作に必要不可欠なものではない。これらは、単に
デコーディング回路130に到達するバイナリデータ要
素A、Bを同期するだけである。
【0011】デコーディング回路130は、それぞれフ
リップフロップ回路116と126のQ出力端子に接続
される2つの入力端子131、132を有する。3つの
出力回路135〜137において、デコーディング回路
130は、メモリ140に印加される3つの信号、すな
わちシフトおよび読み取り制御信号RE、書き込み信号
WRおよび初期化信号RSTを出力する。この種の入力
回路を用いて、読み取り器によって与えられる命令は、
入力端子101、103で受けるバイナリ信号SA、S
Bの論理状態をデコードしてこのように翻訳される。
【0012】しかし、メモリの特定のセルを意図しない
プログラミングからカードを保護しなくてはならない。
そうしなければスマートカードは破壊されるであろう。
例えば、カードが使用されておらず、入力端子がフロー
ティング状態の時、読み取り回路110、120は、書
き込みコマンドWRに対応するA=1およびB=1の組
み合わせを出力することが可能であってはならない。こ
のために、入力回路に保護装置を加えてもよく、カード
の入力端子がフローティング状態の時、入力回路には、
例えばA=0で、Bが任意の値に等しいかシフトおよび
読み取りコマンドに対応するA=1およびB=0等の特
定の組み合わせが好ましい。書き込みコマンドに一致す
るA=1およびB=1の状態は、カードが使用されてな
い時に妨げられ、カードの意図しないプログラミングの
危険性が最小限になる。
【0013】保護装置は、例えば図1に示されるように
並列抵抗raであり、抵抗raの一方の入力端子は入力端
子101に接続され,他の端子は接地されている。こう
して、入力端子101がフローティング状態の時、第1
の読み取り回路110はバイナリデータ要素A=0を出
力する。保護装置はまた、図1に破線で示される抵抗器
bを備えていてもよく、その一方の入力端子は入力端
子101に接続され、もう一方の端子には電源電圧Vc
cが印加される。入力端子101がフローティング状態
の時、第1の読み取り回路はデータ要素A=1を出力す
る。この場合、入力端子103とアースの間に接続され
た抵抗器rcを保護装置に加えて、B=0とし、書き込
みコマンドに一致するA=1およびB=1の組み合わせ
を防ぐように注意する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】保護装置を加えること
で、カードが使用されない時、このカードの意図しない
メモリのプログラミングの危険を除去できる。しかし、
スマートカードは、困難な環境で作動することが多く、
カードの使用中にメモリの特定のセルの意図しないプロ
グラミングも図1のような回路で生じ得る。命令の翻訳
エラーは、特に読み取り器の出力端子と対応するカード
の入力端子間の接触がよくない時、読み取り器のブラシ
が不良である時、或いは、より頻繁には接触部がわずか
に酸化している時に起こる。実際、接触が不良である
時、書き込みコマンドWRはシフトおよび読み取りコマ
ンドREとして翻訳されることがある。或いは逆に、シ
フトおよび読み取りコマンドREを書き込みコマンドW
Rとして翻訳されてしまうことがあり、この結果、メモ
リのセルが意図しないプログラミングされてカードが作
動できなくなる危険が生じる。
【0015】
【課題を解決するための手段】カードと読み取り器のブ
ラシ間の接触不良によってカードが故障する危険性を除
去するために、本発明は、入力回路と書き込みアクセス
可能なメモリを備える集積回路カードで、入力回路がカ
ードと読み取り器との直接接触により伝送される第1の
バイナリ信号を受け、第1のバイナリデータに依存する
書込制御信号を発生してメモリを制御し、入力回路が第
1の比較器を備え、この第1の比較器が前記第1のバイ
ナリ信号を受け、第1の基準電圧に関し前記第1のバイ
ナリ信号の電圧レベルを表す第1のデータ要素を発生
し、入力回路が:前記第1のバイナリ信号を受け、第1
のバイナリ信号の電圧レベルが第1の基準電圧と第1の
基準電圧より低い第2の基準電圧の間にあると、インア
クティブになる確認信号を出力する制御回路で、確認信
号が第1のバイナリ信号の電圧レベルが第1の基準電圧
より高いか、第2の基準電圧より低いとアクティブにな
る制御回路と、確認信号がインアクティブの時、書込制
御信号を禁止する禁止回路とを備える集積回路カードを
提案する。
【0016】
【発明の実施の形態】好ましくは、第1の比較器が、第
1のバイナリ信号が印加される正の入力端子と第1の基
準電圧が印加される負の入力端子とを備え、この第1の
比較器は第1のデータ要素を出力端子に出力し、第1の
バイナリ信号のレベルは第1の基準電圧より高いと第1
のデータ要素が第1の論理状態にあり、そうでなければ
第2の論理状態にあり、制御回路が:第2の比較器であ
って、第1のバイナリ信号が印加される正の入力端子と
第2の基準電圧が印加される負の入力端子とを備え、こ
の第2の比較器が第2のデータ要素を出力端子に出力
し、第1のバイナリ信号のレベルが第2の基準電圧より
高いと第2のデータ要素が第1の論理状態にあり、そう
でなければ第2の論理状態にある第2の比較器と、第1
の論理ゲートであって、それぞれ第1のおよび第2の比
較器の出力端子に接続される2つの入力端子と確認信号
を出力する出力端子とを備え、第1のおよび第2のデー
タ要素が同じ論理状態にあると確認信号がアクティブ
で、第1のおよび第2のデータ要素が異なる論理状態に
あると確認信号がインアクティブである第1の論理ゲー
トとを備える。
【0017】さらに好ましくは、制御回路がさらに、ク
ロック信号の立ち上がりエッジを受けると確認信号を記
憶して出力するフリップフロップ回路と、確認信号をイ
ンアクティブに保つ第2の論理ゲートとを備える。フリ
ップフロップ回路は、第2の論理ゲートの出力端子に接
続されるD入力端子と、クロック信号が印加されるクロ
ック入力端子と、初期化入力端子と、確認信号を出力す
るQ出力端子とを備える。第2の論理ゲートは、それぞ
れ論理ゲートの出力端子とフリップフロップ回路のQ出
力端子とに接続される2つの入力端子を有する。
【0018】一実施例では、入力回路も第2のバイナリ
信号を受け、それぞれが第1のおよび第2のバイナリ信
号に依存するシフトおよび読み取り制御信号と初期化制
御信号を出力する。好ましくは、この場合の制御回路は
第3論理ゲートを備え、パワーオン信号を受けた時また
は初期化制御信号が入力回路で発生される時、確認信号
をアクティブにし、第3論理ゲートはパワーオン信号お
よび初期化制御信号がそれぞれ印加される2つの入力端
子およびフリップフロップ回路の初期化入力端子に接続
される出力端子を備える。
【0019】一実施例では、禁止回路が第4論理ゲート
を備え、第4論理ゲートはそれぞれ書込制御信号および
確認信号が印加される2つの入力端子を備え、第4論理
ゲートは、確認信号がアクティブの場合書込制御信号
を、または確認信号がインアクティブの場合ゼロ制御信
号を出力する出力端子も備える。集積回路カードがさら
に確認信号をカードの読み取り器に出力する出力端子を
備えるのが好ましい。最後に好ましくは、集積回路が第
1の抵抗器および第2の抵抗器を備える保護装置を有
し、第1の抵抗器が入力端子とアースとの間に接続さ
れ、第2の抵抗器が入力端子と供給入力端子との間に接
続される。
【0020】本発明は、第1のバイナリ信号が第1のお
よび第2の基準電圧間の不確実な領域にあると、カード
の機能を停止すること、特にあらゆる書き込み操作を停
止することを提案する。実際、第1のバイナリ信号が第
1の基準電圧から第2の基準電圧の範囲にあると、その
レベルが読み取り器が実際に印加したレベルに一致しな
いので(接触不良の場合)、受け取られた第1のバイナ
リ信号の電圧レベルは疑わしいかもしれないと考えられ
る。この場合、第1のバイナリ信号の電圧レベルは、入
力回路によって正確に読み取りおよび翻訳できないと見
なされ、こうした場合、回路を切断するのが好ましい。
このために、本発明の制御回路は、インアクティブ確認
信号を発生し、カードをオフモードにし、制御信号、特
に書込制御信号を禁止回路を用いてインアクティブにす
る。これ以降、書き込み操作を実施することは全くでき
ない。こうしてカード使用している間の接触不良により
カードが無効になる危険が排除される。
【0021】読み取り器は次に、ユーザに異常を告げ、
カードを取りだし、必要な場合にはこれを再挿入するよ
うに提案する。カードが機能しないのが、単にカードと
読み取り器の接触不良である場合、カードを取りだし、
必要であれば、これらを被覆する微細な酸化物層を除去
するため、読み取り器に一度またはそれ以上再挿入する
だけで十分である。カードはもう接触不良による機能停
止状態ではなく、再使用できる。
【0022】逆に、第1のバイナリ信号の電圧レベルが
第1の基準電圧より高いか、第2の基準電圧より低い場
合、第1のバイナリ信号の電圧レベルは確かであると見
なされる。この場合、制御回路はアクティブ確認信号を
出力する。こうして入力回路が標準的方法で動作する。
【0023】本発明は、添付図面を参照した下記説明か
らより明確に理解され、他の特徴が明らかになるであろ
う。図1は先行技術の図を示し、これはすでに説明され
ている。図2、3および4の要素と同じ参照番号を有す
る図1の要素は同一である。
【0024】
【実施例】図2は、簡略化した入力回路200に適用さ
れる本発明の原理を説明する機能図である。この種の簡
略化した回路200は、例えば単一のバイナリ信号を受
けるメモリスマートカードで用いられる。入力回路20
0は、読み取り器150により第1のバイナリ信号SA
が印加される入力端子201を有し、読み取り制御信号
WRを出力端子207で発生し、メモリ140を制御す
る。入力回路200は第1の比較器115と、制御回路
220と、禁止回路240と、例えば並列な抵抗器ra
から成る保護装置を有し、この抵抗器は入力端子201
に接続される端子および回路のアースに接続される端子
を有する。
【0025】第1の比較器115は、図1の比較器と同
一である。比較器の正の入力端子は入力端子201と接
続されてバイナリ信号SAを受け、負の入力端子には第
1の基準電圧V1が印加される。比較器115は、第1
のバイナリ信号SAが第1の基準電圧V1より高い場
合、アクティブの、例えば「1」に等しい信号WR0
出力する。もしそうでなければ、信号はインアクティ
ブ、例えば「0」に等しい。
【0026】制御回路220は、それぞれ入力端子20
1および比較器115の出力端子に接続される2つの入
力端子を有する。出力端子に、制御回路は以下の特性を
有する確認信号VALを出力する。バイナリ信号SAの
電圧レベルが第1の基準電圧V1より高い場合か、また
は第2の基準電圧V2より低い場合、確認信号VALは
アクティブで、例えば「1」に等しい論理状態にある。
そうでなければ、すなわち第1のバイナリ信号SAの電
圧レベルが第1のおよび第2の基準電圧V1、V2の間
にある場合、確認信号VALはインアクティブである。
これは例えば「0」に等しい第2の論理状態であり、制
御回路220が再初期化されるまでインアクティブに維
持される。
【0027】好ましくは、第1のおよび第2の基準電圧
は、電圧閾値VHおよびVLに近くなるように選択さ
れ、例えばV1は0.8〜2VおよびV2が約0.8V
である。そのため、確認信号VALは、比較器115の
動作の不確実な領域で、或いは入力回路200の入力端
子201で実際に受けた信号SAの電圧レベルに疑いが
ある場合、インアクティブになる。禁止回路240は信
号WR0および確認信号VALを受け、以下の特性を有
する書込制御信号WRを出力する。確認信号VALがア
クティブの場合、書込制御信号WRは信号WR0に等し
い。逆に、確認信号VALがインアクティブの場合、書
込制御信号WRはインアクティブ、例えば「0」に等し
い論理状態のままである。
【0028】単一のバイナリ信号SAを受け、単一の制
御信号WR0を出力する先行技術の入力回路の場合、第
1のおよび第2の読み取り回路110、120およびデ
コーディング回路130で構成される組立体は、単一の
比較器115に制限されることに注意しなければならな
い。実際、唯一の信号SAを入力回路で受けるとする
と、デコーディング回路130同様、第2の読み取り回
路120は不必要になり、除去してもよい。この場合の
制御信号WR0は、第1の読み取り回路110によって
発生されるバイナリデータ要素Aに等しい。さらに、フ
リップフロップ回路116は必要不可欠ではなく、1つ
のバイナリ信号SAの他にそれ自体が同期されるものが
無いのでなくてもよい。
【0029】第1のおよび第2の読み取り回路110、
120およびデコーディング回路130で構成される組
立体は、単一のバイナリ信号SAの形で命令を受けるス
マートカードを考える場合には、1個の比較器115に
制限される。図2の入力回路200の動作のより完全な
説明を得るため、読み取り器150とスマートカードの
接触不良の問題を説明する必要がある。
【0030】読み取り器の出力端子151およびカード
の対応する入力端子201の接触は、図2において破線
で示される直列の抵抗器Rを備えるモデルで表すことが
できる。並列抵抗器raが存在するため、抵抗器Rとra
の間に分圧ブリッジが成立する。
【0031】例えば、メモリへの書き込み操作について
考えると、入力回路200の出力でアクティブの書込制
御信号WRを得ることが求められている。このため、回
路(図2では示されていない)の電源電圧Vccに等し
い電圧が読み取り器の出力端子151に印加される。カ
ードの入力端子201に対応するバイナリ信号SAは、
Vcc*a/(R+ra)に等しい電圧レベルにある。
接触が良好である場合、抵抗器Rはゼロの値を有し、バ
イナリ信号SAはVccに等しい電圧レベルにあり;第
1の比較器115は望ましい信号、すなわちWR0=1
を出力する。さらに、信号SAの電圧レベルが第1の基
準電圧V1より高い場合、制御回路により発生される確
認信号VALはアクティブであり、書込制御信号WRは
WR0に等しく;書き込み操作は、WR=1の場合に実
行できる。
【0032】読み取り器の出力端子151とカードの対
応する入力端子201の間の接触が不良である場合、抵
抗器Rは、電源電圧Vccに等しい電圧が読み取り器の
出力端子151に印加される時、入力端子101に現れ
る信号SAが第1のおよび第2の基準電圧V1、V2の
間の電圧レベルになるような値になることがあり;第1
の比較器115はWR0=1を得るのが望ましいのに、
Wr0=0を出力する。同時に、信号SAのレベルが第
1のおよび第2の基準電圧V1、V2の範囲にあるの
で、制御回路がインアクティブ確認信号VALを出力
し、禁止回路240で生成される書込制御信号WRはイ
ンアクティブで0に等しい。従って、信号Wr0が何で
あれ、信号SAの電圧レベルが第1のおよび第2の基準
電圧V1、V2の間にある時、書込制御信号WRはイン
アクティブのままである。故意のまたは意図しないプロ
グラミングがこれ以上不可能であり、カードはオフであ
る。接触不良の場合のカードの無効化の危険性は除去さ
れる。
【0033】本発明の原理は、保護装置が入力端子20
1とアースの間に接続される並列抵抗器raで構成され
る場合について説明されている。しかし、本発明は保護
装置が、入力端子201に接続される端子と電源電圧V
ccが印加される他の端子とを備える抵抗器rb(図2
に破線で示される)で構成される場合にも使用できる。
単に、この場合、第1の基準電圧V1が第2の基準電圧
V2より小さくなるよう、例えばV1が約0.8V、V
2が約2Vになるように選択される。
【0034】メモリの書込操作が全く認識されない場
合、入力回路200の出力で書込制御信号WRがインア
クティブになるのが好ましい。このため、ゼロ電圧が読
み取り器の出力端子151に印加される。カードの入力
端子201におけるバイナリ信号SAは、Vcc*R/
(R+rb)に等しい電圧レベルである。読み取り器と
カード間の接触が良好の場合、抵抗Rはゼロであり、信
号SAもゼロである。第1の比較器は望ましい制御信号
すなわちWR=0を出力する。第1の比較器は所望の制
御信号、すなわちWR=0を出力する。逆に、カードと
読み取り器の接触が不良の場合、抵抗Rは信号SAの電
圧レベルが第1の基準電圧から第2の基準電圧の範囲に
なるような値をとるであろう。第1の比較器は、WR0
=0を得ることが求められているところ、WR0=1を
出力する。しかし、制御回路はインアクティブの信号V
ALを発生し、書込制御信号WRはインアクティブのま
まである。カードはオフであり、カードの意図しないプ
ログラミングは不可能である。
【0035】本発明は、例えば図1の回路等より複雑な
入力回路で実施することもできる。図3は、図1に関し
て以下のように修正されたものである。制御回路220
および禁止回路240が加えられた。制御回路220は
比較器222と、2つの論理ゲート224、225と、
フリップフロップ回路226とを備える。比較器222
は比較器115と同一であり;この正の入力端子(+)
が入力端子101に接続され、第2の基準電圧V2が負
の入力端子(−)に印加される。比較器222は、第1
のバイナリ信号SAの電圧レベルが第2の基準電圧V2
より高いと、「1」に等しいバイナリデータ要素Cを出
力する。そうでなければ「0」に等しい。
【0036】論理ゲート224は、例えばXNOR型ゲ
ートであり、それぞれ比較器115と222の出力端子
に接続された2つの入力端子を有する。論理ゲート22
5はAND型ゲートであるのが好ましく、2つの入力端
子および1つの出力端子を有する。フリップフロップ回
路226は、Dデータ入力端子、クロック入力端子CK
および非反転初期化端子を有し、それぞれ論理ゲート2
25の出力端子および入力回路200の入力端子102
と105に接続されている。フリップフロップ回路22
6はまた、確認信号VALを出力する制御回路220の
出力端子に接続され、また論理ゲート225の一つの入
力に接続された出力端子を有し、論理ゲート225の他
の入力は論理ゲート224の出力端子に接続されてい
る。フリップフロップ回路226は本発明の実施に不可
欠なものではなく、省略してもよい。この回路は、同一
のクロック信号CLKによってデコーディング回路13
0に伝送される確認信号VALとバイナリデータ要素A
およびBを同期することによって、回路全体の機能を改
良する。
【0037】図3の禁止回路240は論理ゲート24
1、例えばAND型の論理ゲートを備え、論理ゲート2
41はそれぞれデコーディング回路の出力端子136に
接続されて制御信号WR0を受ける入力端子とフリップ
フロップ回路226のQ出力端子に接続されて確認信号
VALを受ける入力端子とを有する。論理ゲート241
はまた、入力回路200の出力端子207に接続された
出力端子を有し、以下の書込制御信号WRを出力する: VAL=1の場合、WR=WR0 VAL=0の場合、WR=0。
【0038】ANDゲート241は、本発明の禁止回路
の一実施例に過ぎず、この回路を作製するのに不可欠な
点は確認信号がインアクティブである時、書込制御信号
WRをインアクティブに保つことである。例えば、信号
WR0と0とみなされる信号との間で制御信号WRを切
り替える選択スイッチ回路を備える禁止回路を使用する
こともできる。図3の入力回路200の全体の動作は、
以下の通りである。カードが読み取り器に挿入され、電
力供給されると、信号PORはフリップフロップ回路1
16、126および226を初期化する。確認信号VA
Lがアクティブにされる:VAL=1。デコーディング
回路130は論理「0」を入力端子131および132
で受け、信号RE=0、RST=1およびWR0=0を
出力する。こうして信号WRはゼロにある。
【0039】命令が読み取り器によってカードに送られ
ると、入力回路200はバイナリ信号SA、SBを受け
る。第1および第2の読み取り回路110、120は、
バイナリ信号SA、SBの論理状態を表すバイナリデー
タ要素AとBを出力する。デコーディング回路130は
対応する信号RE、WR0およびRSTを出力する。同
時に、バイナリ信号SAの電圧レベルが第1の基準電圧
V1より高いか、または第2の電圧レベルV2より低い
場合、第1の読み取り回路110の比較器115と制御
回路220の比較器222は同じ結果を出力し、論理ゲ
ート224は「1」に等しいアクティブな信号を出力す
る。ゲート225は2つのアクティブな信号を2つの入
力端子で受け、アクティブな確認信号VALをフリップ
フロップ回路226のD入力端子に出力する。クロック
信号CLKの立ち上がりエッジの間、フリップフロップ
回路226は、確認信号VALを制御回路の出力端子に
送る。
【0040】禁止回路240は、制御信号WR0に等し
い書込制御信号WRを出力する。逆に、信号SAの電圧
レベルが第1の基準電圧V1より低く、第2の基準電圧
V2より高い場合、比較器115および222は異なる
結果を出力する。この場合、入力端子201で受けた信
号SAの電圧レベルに関して疑問があり、論理ゲート2
24がインアクティブな信号を出力する限り、信号SA
は入力回路によって正確に読み取り且つ翻訳することは
できないと推定される。ゲート225は、入力の少なく
とも1つにインアクティブな信号を受けるので、これは
フリップフロップ回路226のD入力端子にアクティブ
な確認信号VALを出力する。クロック信号CLKの立
ち上がりエッジの間、フリップフロップ回路226はイ
ンアクティブな確認信号VALを制御回路の出力端子に
転送する。禁止回路240は「0」に等しい書込制御信
号WRを出力する:書込制御はこうして禁止される。
【0041】その後、信号SAの電圧レベルがV1より
高くなるか、またはV2より低くなると、第1の読み取
り回路110の比較器115および制御回路220の比
較器222は同じ結果を出力し、論理ゲート224は
「1」に等しいアクティブな信号を出力する。確認信号
VALは以前からインアクティブなので、ゲート225
の入力端子の1つはインアクティブな信号を受け、ゲー
トはフリップフロップ回路226のD入力端子にインア
クティブな信号VALを出力する。確認信号VALはイ
ンアクティブに維持され、信号SAの電圧レベルが、ゼ
ロに近いかVccに近い適切な値に戻っても書き込み操
作はこれ以上不可能になる。確認信号VALは、この場
合、パワーオン信号PORによって再初期化されなけれ
ばならず、そうすればカードを再び使えるようになる。
【0042】上述の本発明の一実施例において、保護装
置が入力端子201とアースの間に接続される並列抵抗
器raで構成される場合、制御回路220および禁止回
路は信号SAの電圧レベルを制御し、書込制御信号WR
を禁止するために用いられる。しかし、本発明は、保護
装置が入力端子201に接続される端子および電源電圧
Vccが印加される端子を備える抵抗器rb(図2に破
線で示される)で構成される場合にも実施できる。この
場合、本発明の制御回路および禁止回路は上記の実施例
のものと同一である。単に、第1の基準電圧V1は第2
の基準電圧V2より下になるように選択されるのが好ま
しい。例えばV1は約0.8V、V2は約2Vとなる。
【0043】同様に、本発明の制御回路220および禁
止回路240は、信号SBの電圧レベルを制御するのに
用いてもよい。カードの、その他全ての入力端子の電圧
レベルを確認するため、単に、比較器115、125ま
たは222と同一な比較器を備える単純化した制御回路
を用いることも可能である。図4は、本発明の可能な改
良を示す入力回路200の概念図である。これらの改良
はそれぞれ別々に、或いは他のものと一緒に、本発明の
基本的な操作を変更せずに用いることができる。
【0044】本発明の第1の改良点は、抵抗器raおよ
び抵抗器rbを備える保護装置を用いることで得られ
る。抵抗器raは入力端子201とアースの間に接続さ
れ、抵抗器rbは入力端子201と電源入力端子205
の間に接続される。抵抗器raおよびrbの値は、入力端
子201がフローティング状態にある時、入力端子20
1の電圧が第1のおよび第2の基準電圧V1、V2の間
になるように選択される。このような保護装置を用い
て、カードが使用されず、メモリの書き込みが実施され
ない時、制御回路はインアクティブの確認信号を出力す
る。
【0045】実際には、抵抗器ra、rbは入力端子20
1をわずかにバイアスする高抵抗のトランジスタを用い
て作られる。これは、入力端子201がフローティング
状態にある時、抵抗器ra、rbにはほとんど電流が流れ
ないことを意味する。逆に、カードが読み取り器に挿入
されると、読み取り器は、端子201で抵抗器ra、rb
の効果を排除するのに十分な値の電流と電圧を検出す
る。抵抗器ra、rbは、カードが読み取り器に挿入され
る時、入力端子200の通常の働きを変更しない。
【0046】本発明の他の改良点は、入力回路200に
フリップフロップ回路226のQ出力端子に接続される
出力端子209を加えることである。従って、読み取り
器は迅速に、信号SAのレベルに何らかの疑いがあるか
どうかの情報が与えられる。制御回路220に論理ゲー
ト228を加えることも可能である。論理ゲート228
は、それぞれ入力端子105に接続されてパワーオン信
号PORを受ける入力端子と、デコーディング回路13
0の出力端子136に接続されて初期化制御信号RST
を受ける入力端子とを有する。ゲート228は、フリッ
プフロップ回路226の初期化入力端子に接続された出
力端子を有する。ゲート228は例えばOR型ゲートで
ある。このゲートは確認信号VALをアクティブにし、
つまりパワーオン信号PORおよび初期化制御信号RS
Tでこれを「1」にする。従って誤った読み取りの後に
数Aが正確に読み取られる場合、POR信号を用いて入
力回路を完全に再初期化する必要はなくなる。よって、
とりわけ、入力回路のフリップフロップ回路226以外
のフリップフロップ回路に含まれるデータの損失が防止
される。
【0047】本発明は、禁止回路240へ、2つの入力
端子および1つの出力端子を備える論理ゲート242を
加える改良ができる。論理ゲート242は読み取り制御
信号REを第1の入力端子で、確認信号を第2の入力端
子で受ける。論理ゲート242はメモリのシフトおよび
読み取りコマンドREを禁止できる。禁止回路240
は、例えばANDゲート243を加えて、初期化信号R
STを禁止するのに用いられる。しかしこの改良は、制
御回路220が論理ゲート228を備えていると実施で
きない。実際、信号RSTが禁止回路240でインアク
ティブに保持されると、制御回路220の初期化信号と
して使用できなくなる。
【0048】本発明の他の可能な改良点は、フリップフ
ロップ回路230およびインバータ232を読み取り回
路110に加えることである。フリップフロップ回路2
30は例えば非同期の双安定記憶機構を有し、一般的に
RS型フリップフロップ回路として知られている。この
回路は、2つの入力端子RとSを有し、それぞれ比較器
115の出力端子と、インバータ232により比較器2
22の出力端子とに接続される。最後にフリップフロッ
プ回路230はフリップフロップ回路116のD入力端
子に接続されたQ出力端子を有する。
【0049】比較器115、222、フリップフロップ
回路230およびインバータ232を備える組立体は、
以下のように動作する一般にシュミットトリガと呼ばれ
るヒステレシス比較器に相当する回路を形成する。初め
に、信号SAのレベルが比較器115および222の負
の入力端子に印加される基準電圧V1およびV2より低
いと仮定する。比較器115および222はその出力端
子に「0」を出力し、フリップフロップ回路230はそ
れぞれその入力端子SとRで「0」と論理「1」を受
け、そのQ出力端子において論理「0」を出力する。基
準電圧V1が基準電圧V2より高いことも仮定される。
【0050】信号SAの電圧レベルが上昇し、第2の基
準電圧V2を超えると、比較器222の出力は「1」と
なり、比較器115の出力は「0」のままである。フリ
ップフロップ回路230の入力端子Rはその状態を変え
るが、Q出力端子は「0」のままである。信号SAの電
圧レベルがさらに上昇し、第1の基準電圧V1を超える
と、比較器115の出力端子はその状態をフリップフロ
ップ回路230の入力端子Sと共に変える。この結果、
出力端子は「1」になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、先行技術のメモリ集積回路用の入力回
路の図である。
【図2】図2は、本発明の原理を説明する機能的概念図
である。
【図3】図3は、本発明を実施するメモリ集積回路の入
力回路の図である。
【図4】図4は、図3の回路の改良可能な点を示す入力
回路の図である。
【符号の説明】
115 第1の比較器 140 メモリ 150 読み取り器 200 入力回路 220 制御回路 222 第2の比較器 226 フリップフロップ回路 240 禁止回路 SA 第1のバイナリ信号 SB 第2のバイナリ信号 WR 書込制御信号 RE 読み取り制御信号 RST 初期化制御信号 VAL 確認信号 V1 第1の基準電圧 V2 第2の基準電圧

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力回路と書き込みアクセス可能なメモ
    リを備える集積回路カードで、入力回路がカードと読み
    取り器との直接接触により伝送される第1のバイナリ信
    号を受け、第1のバイナリデータに依存する書込制御信
    号を発生してメモリを制御し、 入力回路が第1の比較器を備え、この第1の比較器が前
    記第1のバイナリ信号を受け、第1の基準電圧に関し前
    記第1のバイナリ信号の電圧レベルを表す第1のデータ
    要素を発生し、 入力回路が:前記第1のバイナリ信号を受け、第1のバ
    イナリ信号の電圧レベルが第1の基準電圧と第1の基準
    電圧より低い第2の基準電圧の間にあると、インアクテ
    ィブになる確認信号を出力する制御回路で、確認信号が
    第1のバイナリ信号の電圧レベルが第1の基準電圧より
    高いか、第2の基準電圧より低いとアクティブになる制
    御回路と、 確認信号がインアクティブの時、書込制御信号を禁止す
    る禁止回路とを備えることを特徴とする集積回路カー
    ド。
  2. 【請求項2】 第1の比較器が、第1のバイナリ信号が
    印加される正の入力端子と第1の基準電圧が印加される
    負の入力端子とを備え、この第1の比較器は第1のデー
    タ要素を出力端子に出力し、第1のバイナリ信号のレベ
    ルは第1の基準電圧より高いと第1のデータ要素が第1
    の論理状態にあり、そうでなければ第2の論理状態にあ
    り、 制御回路が:第2の比較器であって、第1のバイナリ信
    号が印加される正の入力端子と第2の基準電圧が印加さ
    れる負の入力端子とを備え、この第2の比較器が第2の
    データ要素を出力端子に出力し、第1のバイナリ信号の
    レベルが第2の基準電圧より高いと第2のデータ要素が
    第1の論理状態にあり、そうでなければ第2の論理状態
    にある第2の比較器と、 第1の論理ゲートであって、それぞれ第1のおよび第2
    の比較器の出力端子に接続される2つの入力端子と確認
    信号を出力する出力端子とを備え、第1のおよび第2の
    データ要素が同じ論理状態にあると確認信号がアクティ
    ブで、第1のおよび第2のデータ要素が異なる論理状態
    にあると確認信号がインアクティブである第1の論理ゲ
    ートとを備えることを特徴とする請求項1に記載の集積
    回路。
  3. 【請求項3】 制御回路(220)が、クロック信号
    (CLK)の立ち上がりエッジを受けると確認信号(V
    AL)を記憶して出力するフリップフロップ回路(22
    6)と、確認信号(VAL)をインアクティブに保つ第
    2の論理ゲート(225)とを備えることを特徴とする
    請求項2に記載の集積回路。
  4. 【請求項4】 フリップフロップ回路(226)が、第
    2の論理ゲート(225)の出力端子に接続されるD入
    力端子と、クロック信号(CLK)が印加されるクロッ
    ク入力端子(CK)と、初期化入力端子と、確認信号
    (VAL)を出力するQ出力端子とを備え、第2の論理
    ゲート(225)がそれぞれ論理ゲート(224)の出
    力端子とフリップフロップ回路(226)のQ出力端子
    とに接続される2つの入力端子を有することを特徴とす
    る請求項2または3に記載の集積回路。
  5. 【請求項5】 入力回路(200)も第2のバイナリ信
    号(SB)を受け、それぞれが第1のバイナリ信号(S
    A)および第2のバイナリ信号(SB)に依存するシフ
    トおよび読み取り制御信号(RE)と初期化制御信号
    (RST)を出力することを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の集積回路。
  6. 【請求項6】 制御回路(220)が、第3論理ゲート
    を備え、パワーオン信号を受けた時または初期化制御信
    号が入力回路で発生される時、確認信号をアクティブに
    し、第3論理ゲートはパワーオン信号および初期化制御
    信号がそれぞれ印加される2つの入力端子およびフリッ
    プフロップ回路の初期化入力端子に接続される出力端子
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の集積回路。
  7. 【請求項7】 禁止回路が第4論理ゲートを備え、第4
    論理ゲートはそれぞれ書込制御信号および確認信号が印
    加される2つの入力端子を備え、第4論理ゲートは、確
    認信号がアクティブの場合書込制御信号を、または確認
    信号がインアクティブの場合ゼロ制御信号を出力する出
    力端子も備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か1項に記載の集積回路。
  8. 【請求項8】 禁止回路(240)が第5の論理ゲート
    (242)を備え、第5の論理ゲートがそれぞれシフト
    および読み取り制御信号(RE)と確認信号(VAL)
    とが印加される2つの入力端子を備え、確認信号(VA
    L)がアクティブの場合にシフトおよび読み取り制御信
    号(RE)を出力し、確認信号(VAL)がインアクテ
    ィブの場合にゼロ制御信号出力する出力端子も備えるこ
    とを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の集
    積回路。
  9. 【請求項9】 さらに確認信号(VAL)をカードの読
    み取り器(150)に出力する出力端子(209)を備
    えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記
    載の集積回路カード。
  10. 【請求項10】 第1の抵抗器(ra)および第2の抵
    抗器(rb)を備える保護装置を有し、第1の抵抗器が
    入力端子(201)とアースとの間に接続され、第2の
    抵抗器が入力端子(201)と供給入力端子(204)
    との間に接続されることを特徴とする請求項1〜9のい
    ずれか1項に記載の集積回路カード。
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