JP2001229273A - ポイント買取システム - Google Patents

ポイント買取システム

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JP2001229273A
JP2001229273A JP2000042088A JP2000042088A JP2001229273A JP 2001229273 A JP2001229273 A JP 2001229273A JP 2000042088 A JP2000042088 A JP 2000042088A JP 2000042088 A JP2000042088 A JP 2000042088A JP 2001229273 A JP2001229273 A JP 2001229273A
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electronic
server device
user
point
consumption
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JP2000042088A
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Masatake Yanagi
政壮 柳
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Axle Linkage Labo Inc
Original Assignee
Axle Linkage Labo Inc
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟かつ強力な販売促進効果を発揮すること
のできる販促ポイントの電子流通機能を実現することに
ある。 【解決手段】 ユーザは、端末110から販促ポイント
サーバ装置102を通じて、店舗固有の販促ポイントの
発行を受け又は消費でき、また、販促ポイントを店舗に
依存せずに流通する電子チケットに交換してもらうこと
ができる。ユーザは、この電子チケットを使って、端末
119から電子チェック発行ゲームサーバ装置120に
アクセスしてゲーム等ができ、電子チェックの発行を受
けられる。更にユーザは、この電子チェックを使って、
端末121から電子チェック消費サーバ装置122にア
クセスして、商品や景品を注文できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に発行され
る販売促進等を目的としたポイント(割引券、利用券、
スタンプ等)の管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、販売促進等を目的として、特定の
商店街又は特定のメーカ等において、ユーザによる商品
の購入時に、割引券又は商品購入チケット等を配布し又
はスタンプを押印すること等がよく行われている。ユー
ザは、次回のその店舗での買い物において、そのような
割引券等(以下、販促ポイントという)を使用すること
により、購入金額の割引を受けることができる。
【0003】このような販促ポイントサービスは、期間
や商品を限定することにより、ユーザの購買意欲を増大
させ、販売促進効果を生み出すことができる。近年のイ
ンターネット等のコンピュータネットワークの普及によ
り、例えばインターネット上のバーチャルモール等での
オンラインショッピングにおいて、各商品のWeb購入
フォーム等を用いた注文時に、サーバコンピュータが、
上述のような割引券等に相当する販促ポイントを発行
し、それをユーザ毎にデータベースとして管理する従来
技術も知られている。ユーザは、次回のオンラインショ
ッピング時に、例えばユーザIDを入力することによ
り、自分に対して発行されている販促ポイント分の割引
を受けることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術においては、販促ポイントの利用範囲は一般的に
限定されており、発行店舗・メーカーのみにおいて、商
品と交換したり、主催する懸賞に応募できたりするにす
ぎず、それにより発揮される販売促進効果も固定的であ
るという問題点を有していた。
【0005】本発明の課題は、柔軟かつ強力な販売促進
効果を発揮することのできる販促ポイントの電子流通機
能を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子流通単位
を流通させるための電子流通方法又はシステムを前提と
する。
【0007】本発明ではまず、ユーザによる第1の端末
操作に対し、設定されているポイント発行条件又はポイ
ント消費条件に基づき、第1の電子流通単位であって、
所定の店舗又はメーカ毎又はそれらのグループ毎に発行
されそれらの中でのみ流通するポイント(販促ポイント
等)が発行又は消費される。この第1の端末操作は、所
定の店舗等での商品等の購買動作に限定して行われる販
促ポイント等の発行又は消費操作である。
【0008】次に、ユーザによる第2の端末操作に対
し、設定されている電子チケット発行条件に基づき、ポ
イントが下取りされて消費されると共に、第2の電子流
通単位であって、店舗又はメーカに依存せずに流通する
電子チケットが発行される。
【0009】続いて、ユーザによる第3の端末操作に対
し、設定されている電子チケット消費条件に基づき電子
チケットが消費されると共に、設定されている電子チェ
ック発行条件に基づき、第3の電子流通単位であって、
複数の店舗又はメーカにまたがって流通する電子チェッ
クが発行される。この第3の端末操作は例えば、懸賞応
募操作又はゲーム操作である。
【0010】更に、ユーザによる第4の端末操作に対
し、設定されている電子チェック消費条件に基づき前記
電子チェックが消費させられる。この第4の端末操作は
例えば、商品又は景品を注文するホームページに対する
アクセス操作である。
【0011】そして、ポイントの発行履歴と消費履歴、
電子チケットの発行履歴と消費履歴、電子チェックの発
行履歴と消費履歴、ポイント発行条件、ポイント消費条
件、電子チケット発行条件、電子チケット消費条件、電
子チェック発行条件、及び電子チェック消費条件がそれ
ぞれ管理される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の各好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0013】本実施の形態は、次のような特徴を有す
る。 1.店舗でのユーザの購買行動に対応して、店舗に設置
された販促ポイントクライアント装置において、店員又
はユーザ自身が、ユーザID(新規の場合は新規発行す
る)を入力し、売上金額を入力すると、そのユーザID
に対して、その売上金額に対する一定割合の金額に相当
する第1の流通単位である販促ポイントが、販促ポイン
ト情報センター内のデータベースに累積される。このと
き同時に、ユーザがいままでに有効に保有している販促
ポイントを消費することができる。ユーザによる各店舗
での販促ポイントの消費状態は、各店舗内の販促ポイン
トクライアント装置を通じて販促ポイント情報センター
内のデータベースに反映される。
【0014】ユーザは、各店舗内の端末又はインターネ
ットに接続可能な自宅のパソコンである販促ポイントク
ライアント装置を使っていつでも、販促ポイント情報セ
ンター内のデータベースに累積されている自分が保有す
る店舗毎の販促ポイントを確認できる。
【0015】各店舗は、売上金額に対する販促ポイント
の交換レートや有効期限を、予め各店舗内の販促ポイン
トクライアント装置から販促ポイント情報センター内の
データベースに設定できる。
【0016】2.ユーザは、店舗に設置された端末又は
インターネットに接続可能な自宅のパソコンである販促
ポイントクライアント装置を使って、販促ポイント情報
センター内のデータベースに累積されている自分が保有
する各店舗の販促ポイントを、第2の流通単位である電
子チケットに交換することができる。
【0017】或いは、ユーザは、販促ポイント情報セン
ターが電子チケットとの交換を表明している販促ポイン
トを専用封筒(個人情報を記入−既存会員は会員番号)
に入れて、同センターが店舗等に設置したポイント交換
ボックスに投函する。投函された封筒は、同ボックスを
管理している店舗が同センターに送付する。同センター
では、販促ポイントクライアント装置を使って、同セン
ター内のデータベースに累積されている各封筒を送付し
たユーザが保有する各店舗の販促ポイントを、ユーザが
指示した要求に従って電子チケットに交換する。
【0018】各ユーザが保有する電子チケットは、販促
ポイント情報センター内のデータベースに、ユーザID
毎に保持される。各店舗毎の販促ポイントから電子チケ
ットへの交換レートは、予め販促ポイント情報センター
の管理者によって、同センター内のデータベースに設定
できる。
【0019】3.ユーザは、取得した電子チケットを使
って、自分が所有するパソコンや地域のパチンコ店等の
端末からインターネットを経由して、各種懸賞や仮想カ
ジノ、対戦ゲーム等を提供する電子チェック情報センタ
ーが運営するホームページにアクセスして、それらの応
募やゲーム等を楽しむことができ、その結果に応じて、
更に第3の流通単位である電子チェックを取得できる。
【0020】各ユーザが取得した電子チェックは、電子
チェック情報センター内のデータベースに、ユーザID
毎に累積される。また、ゲーム等によって消費された電
子チケットの消費状態は、販促ポイント情報センター内
のユーザID毎のデータベースに反映される。
【0021】4.ユーザは、自分が所有するパソコンや
地域のパチンコ店等の端末からインターネットを経由し
て、電子カタログや仮想商店街、又は景品交換サービス
等を提供するホームページにアクセスし、取得した電子
チェックを、それらのホームページが提供する商品や地
域の商店街が提供する商品と交換することができる。
【0022】各ユーザによって消費された電子チェック
の消費状態は、電子チェック情報センター内のユーザI
D毎のデータベースに反映される。以上の特徴により、
ユーザは、従来は店舗毎又はメーカ毎でしか流通させる
ことのできなかった販促ポイントという第1の流通単位
を、電子チケットという第2の流通単位との交換を通じ
て下取りしてもらうことにより、店舗やメーカにしばら
れずにネットワーク上でのゲーム等を楽しむことができ
るようになり、更にゲーム等を通じて他の店舗やメーカ
等で利用可能な電子チェックという第3の流通単位を取
得することができる。
【0023】一般に、店舗又はメーカが、それぞれで販
促ポイントサービスを導入、実施する場合に、ユーザ
は、複数のポイントカードを所持しているので、メリッ
トが魅力的でない販促ポイントサービスには、積極的に
参加しない。ユーザの購入・来店時にポイントカードの
発行はしていても、実際に販促メリット(商品購入権利
など)を行使できるまで販促ポイントを貯蓄する顧客は
少数である。ユーザが結果として、販促メリットを享受
していないとすれば、そのようなポイントサービスは、
店舗やメーカにとって効果を発揮していないといえる。
【0024】本実施の形態では、そのような従来の販促
ポイントに付加価値をつけるものであり、店舗やメーカ
とユーザの双方は、販促ポイントを無駄なく利用するこ
とが可能になる。
【0025】また、店舗やメーカは、本実施の形態によ
るポイント買取システムを導入する場合に、既存の販促
ポイントサービスを変更する必要がなく、本システムを
無理なく導入できるというメリットもある。
【0026】一方、本システムの情報センターの運営者
は、各店舗毎に販促ポイントから電子チケットへの交換
下取り数によって間接的に計測可能な販促効果の度合い
に応じて、各店舗に販促費用の一部の負担を求めること
ができる。また、各店舗への販促ポイントクライアント
装置等の端末の普及も図ることができる。
【0027】以上のようにして、本実施の形態によって
実現されるポイント買取システムの導入によって、従来
にない商品の流通形態が生まれ、従来にない広告販促効
果及び流通活性化効果が生まれる。
【0028】図1は、本発明により実現される電子流通
システムの実施の形態の構成図である。本実施の形態に
おいては、販促ポイント情報センター101内のLAN
(ローカルエリアネットワーク)107に接続される販
促ポイントサーバ装置102、販促ポイント発行管理サ
ーバ装置103、販促ポイント履歴管理サーバ装置10
4、電子チケット発行管理サーバ装置105、及び電子
チケット履歴管理サーバ装置106が相互に連携するこ
とにより、販促ポイントの発行操作と販促ポイントから
電子チケットへの交換下取り操作の全体が制御される。
【0029】また本実施の形態では、販促ポイント情報
センター101とLAN107によって接続される電子
チェック情報センター111内の電子チェック流通サー
バ装置112、電子チェック発行ゲームサーバ装置12
0、及び電子チェック消費サーバ装置122が相互に連
携することにより、電子チケットの消費操作と電子チェ
ックの発行及び消費操作の全体が制御される。
【0030】LAN107は、ルータ装置108を介し
て、インターネット109に接続される。まず、前述の
特徴1の機能について、以下に詳細に説明する。
【0031】初めに、店舗(又はメーカ。以下同じ)
は、インターネット109に接続される販促ポイントク
ライアント装置110から、販促ポイント発行管理サー
バ装置103が提供する販促ポイント設定用ホームペー
ジにアクセスする。販促ポイントクライアント装置11
0は、インターネット109に接続できブラウザアプリ
ケーションが実装された通常のパソコンである。この装
置110の操作者がブラウザ画面から上記ホームページ
のURLを入力すると、上記ホームページを要求するU
RLデータが、インターネット109、ルータ装置10
8、及びLAN107を介して、販促ポイント発行管理
サーバ装置103に送られる。
【0032】販促ポイント発行管理サーバ装置103上
では、Webサーバプログラムが稼働している。このプ
ログラムは、販促ポイントクライアント装置110から
の販促ポイント設定用ホームページのURLデータの入
力に応答して、まず、店舗IDとパスワードを入力させ
るためのHTTP(ハイパーテキストトランスファプロ
トコル)形式のログインフォームデータを販促ポイント
クライアント装置110に送信する。
【0033】販促ポイントクライアント装置110の操
作者は、ブラウザ画面上に表示されたログインフォーム
において、店舗IDとパスワードを入力した後、そのフ
ォーム上に表示されているサブミットボタンをマウスで
クリックする。この結果、上記店舗IDとパスワードが
入力されたフォームデータが、販促ポイントクライアン
ト装置110から、インターネット109、ルータ装置
108、及びLAN107を介して、販促ポイント発行
管理サーバ装置103に送られる。
【0034】販促ポイント発行管理サーバ装置103
は、上記店舗IDとパスワードを、特には図示しない
が、店舗認証ファイルを参照して認証した後、販促ポイ
ントの発行交換レート、消費交換レート、及び有効期限
を入力させるためのHTTP形式の販促ポイント設定用
フォームデータを販促ポイントクライアント装置110
に送信する。
【0035】販促ポイントクライアント装置110の操
作者は、ブラウザ画面上に表示された販促ポイント設定
用フォームにおいて、上記各必要事項を入力した後、そ
のフォーム上に表示されているサブミットボタンをマウ
スでクリックする。この結果、上記各必要事項が入力さ
れたフォームデータが、販促ポイントクライアント装置
110から、インターネット109、ルータ装置10
8、及びLAN107を介して、販促ポイント発行管理
サーバ装置103に送られる。
【0036】販促ポイント発行管理サーバ装置103は
まず、図2に示されるデータ構造を有する販促ポイント
発行条件データベースに新たなレコードを追加した後、
そのレコードの店舗IDフィールドに上記認証した店舗
IDを書き込み、続いて、受信した上記販促ポイント設
定用フォームデータから、発行交換レート、消費交換レ
ート、及び有効期限を取り出した後、上記レコードの対
応するフィールドに書き込む。
【0037】ここで、上記発行交換レートは例えば、そ
の店舗で販促ポイントの1ポイントを発行するのに必要
な商品売上金額を示した数値である。また、上記消費交
換レートは例えば、その店舗で販促ポイントの1ポイン
トをいくらの金額に換算できるかを示した数値である。
【0038】一方、店舗でのユーザの購買行動に対応し
て、店員又はユーザ自身が、インターネット109に接
続される店舗に設置された販促ポイントクライアント装
置110から、販促ポイントサーバ装置102が提供す
る販促ポイント発行/消費ホームページにアクセスす
る。この装置110の操作者がブラウザ画面から上記販
促ポイント発行/消費ホームページのURLを入力する
と、上記ホームページを要求するURLデータが、イン
ターネット109、ルータ装置108、及びLAN10
7を介して、販促ポイントサーバ装置102に送られ
る。
【0039】販促ポイントサーバ装置102上で稼働し
ているWebサーバプログラムは、販促ポイントクライ
アント装置110からの販促ポイント発行/消費ホーム
ページのURLデータの入力に応答して、まず、ユーザ
IDとパスワードを入力させるためのHTTP形式のロ
グインフォームデータを販促ポイントクライアント装置
110に送信する。
【0040】販促ポイントクライアント装置110の操
作者は、ブラウザ画面上に表示されたログインフォーム
において、ユーザIDとパスワードを入力した後、その
フォーム上に表示されているサブミットボタンをマウス
でクリックする。この結果、上記ユーザIDとパスワー
ドが入力されたフォームデータが、販促ポイントクライ
アント装置110から、インターネット109、ルータ
装置108、及びLAN107を介して、販促ポイント
サーバ装置102に送られる。
【0041】販促ポイントサーバ装置102は、上記ユ
ーザIDとパスワードを、特には図示しないが、ユーザ
認証ファイルを参照して認証する。ここで、上記ユーザ
IDが新規ユーザ登録を促す特別なユーザIDであった
場合は、新たなユーザIDとパスワードを生成して上記
ユーザ認証ファイルに設定する。更に、販促ポイントサ
ーバ装置102は、上記販促ポイントクライアント装置
110のアドレス(IPアドレス等)から、特には図示
しないが店舗認証ファイルを参照する等して、店舗ID
を決定する。
【0042】次に、販促ポイントサーバ装置102は、
上記店舗IDとユーザIDに基づいて、LAN107を
介して接続されている販促ポイント履歴管理サーバ装置
104に、ポイント発行数を要求する。この要求は、例
えば電子メールによって行うことができる。販促ポイン
ト履歴管理サーバ装置104は、販促ポイントサーバ装
置102から受信した店舗ID及びユーザIDをキーと
して、図3に示されるデータベースを検索することによ
り、期限切れでない有効期限毎のポイント発行数を取得
し、それらを電子メール等によって販促ポイントサーバ
装置102に返信する。なお、販促ポイントサーバ装置
102は、販促ポイント履歴管理サーバ装置104が管
理するデータベースに直接アクセスして、上記有効期限
毎のポイント発行数を取得するように構成されてもよ
い。
【0043】続いて、販促ポイントサーバ装置102
は、販促ポイント履歴管理サーバ装置104から取得し
た、対象ユーザが現在保有している有効期限毎のポイン
ト発行数を表示すると共に、それら有効期限毎のポイン
トの消費数と商品(又はサービス等)の売上金額を入力
させるためのHTTP形式の販促ポイント発行/消費フ
ォームデータを、販促ポイントクライアント装置110
に送信する。
【0044】販促ポイントクライアント装置110の操
作者は、ブラウザ画面上に表示された販促ポイント発行
/消費フォームを使って、売上金額及び有効期限毎に消
費するポイント数を入力した後、そのフォーム上に表示
されているサブミットボタンをマウスでクリックする。
この結果、上記売上金額及び有効期限毎の消費ポイント
数を含むフォームデータが、販促ポイントクライアント
装置110から、インターネット109、ルータ装置1
08、及びLAN107を介して、販促ポイントサーバ
装置102に送られる。
【0045】販促ポイントサーバ装置102は、上記フ
ォームデータから売上金額、有効期限毎の消費ポイント
数、及び現在認証されているユーザIDを取り出すと共
に、上記販促ポイントクライアント装置110のIPア
ドレス等から店舗IDを決定する。
【0046】販促ポイントサーバ装置102は、ポイン
トの消費が全く指示されていない場合には、以下のよう
にして販促ポイントの発行動作を実行する。即ち、販促
ポイントサーバ装置102は、決定した店舗IDに基づ
いて、LAN107を介して接続されている販促ポイン
ト発行管理サーバ装置103に、発行交換レートと有効
期限を要求する。この要求は、例えば電子メールによっ
て行うことができる。販促ポイント発行管理サーバ装置
103は、販促ポイントサーバ装置102から受信した
店舗IDをキーとして、図2に示される販促ポイント発
行条件データベースを検索することにより、発行交換レ
ートと有効期限を取得し、それらを電子メール等によっ
て販促ポイントサーバ装置102に返信する。なお、販
促ポイントサーバ装置102は、販促ポイント発行管理
サーバ装置103が管理する販促ポイント発行条件デー
タベースに直接アクセスして、上記発行交換レートと有
効期限を取得するように構成されてもよい。
【0047】続いて、販促ポイントサーバ装置102
は、上記売上金額と上記発行交換レートとから、ポイン
ト発行数を算出する。そして、販促ポイントサーバ装置
102は、算出したポイント発行数と上記販促ポイント
発行管理サーバ装置103から取得した有効期限を、決
定した店舗IDと、前記フォームデータから取り出した
ユーザIDと共に、販促ポイント履歴管理サーバ装置1
04に送信する。同サーバ装置104は、図3に示され
るデータベースを管理する。同サーバ装置104は、上
記販促ポイントサーバ装置102から受信した店舗I
D、ユーザID、及び有効期限をキーとして、上記デー
タベース上の該当するレコードを検索し、検索されたレ
コード(存在しない場合は新規に作成されたレコード)
のポイント発行数フィールドに登録されているポイント
発行数に上記販促ポイントサーバ装置102から受信し
たポイント発行数を累算して、上記ポイント発行数フィ
ールドの内容をその累算結果に置き換える。なお、販促
ポイントサーバ装置102は、販促ポイント履歴管理サ
ーバ装置104が管理する上記データベースに直接アク
セスして、上記ポイント発行数を更新するように構成さ
れてもよい。
【0048】販促ポイント発行管理サーバ装置103
は、今回の売上によって取得されたユーザの販促ポイン
ト数と、有効期限毎のユーザの販促ポイントの累計数を
表示するためのHTTP形式の販促ポイント表示フォー
ムデータを販促ポイントクライアント装置110に送信
する。これによりユーザは、販促ポイントを確認するこ
とができる。
【0049】一方、販促ポイントサーバ装置102は、
何れかの有効期限のポイントの消費が指示されている場
合には、以下のようにして販促ポイントの消費動作を実
行する。
【0050】即ち、販促ポイントサーバ装置102は、
決定した店舗IDに基づいて、LAN107を介して接
続されている販促ポイント発行管理サーバ装置103
に、消費交換レートを要求する。この要求は、例えば電
子メールによって行うことができる。販促ポイント発行
管理サーバ装置103は、販促ポイントサーバ装置10
2から受信した店舗IDをキーとして、図2に示される
販促ポイント発行条件データベースを検索することによ
り、消費交換レートを取得し、それらを電子メール等に
よって販促ポイントサーバ装置102に返信する。な
お、販促ポイントサーバ装置102は、販促ポイント発
行管理サーバ装置103が管理する販促ポイント発行条
件データベースに直接アクセスして、上記消費交換レー
トを取得するように構成されてもよい。
【0051】続いて、販促ポイントサーバ装置102
は、上記有効期限毎のポイント消費数と上記消費交換レ
ートとから、ポイント消費金額を算出する。また、販促
ポイントサーバ装置102は、上記有効期限毎のポイン
ト消費数とそれぞれに対応する有効期限を、決定した店
舗IDと、前記フォームデータから取り出したユーザI
Dと共に、販促ポイント履歴管理サーバ装置104に送
信する。同サーバ装置104は、上記販促ポイントサー
バ装置102から受信した店舗ID、ユーザID、及び
各有効期限をキーとして、図3に示されるデータベース
上の該当する各レコードを検索し、検索された各レコー
ドのポイント発行数フィールドに登録されているポイン
ト発行数から上記販促ポイントサーバ装置102から受
信した各ポイント消費数を減算して、上記各ポイント発
行数フィールドの内容を各減算結果に置き換える。な
お、販促ポイントサーバ装置102は、販促ポイント履
歴管理サーバ装置104が管理する上記データベースに
直接アクセスして、上記各ポイント発行数を更新するよ
うに構成されてもよい。
【0052】販促ポイント発行管理サーバ装置103
は、今回の売上金額と、今回のポイントの消費によって
その売上金額から値引きされるポイント消費金額と、値
引き後の買上金額と、ポイント消費後の有効期限毎のユ
ーザの販促ポイントの累計数を表示するためのHTTP
形式のフォームデータを販促ポイントクライアント装置
110に送信する。これによりユーザは、今回の買上金
額と販促ポイントを確認することができる。
【0053】上記各店舗での一連の動作からは独立し
て、ユーザは、各店舗内の端末又はインターネット10
9に接続可能な自宅のパソコンである販促ポイントクラ
イアント装置110を通じて、販促ポイントサーバ装置
102が提供する販促ポイント確認ホームページにアク
セスする。この装置110の操作者がブラウザ画面から
上記販促ポイント確認ホームページのURLを入力する
と、上記ホームページを要求するURLデータが、イン
ターネット109、ルータ装置108、及びLAN10
7を介して、販促ポイントサーバ装置102に送られ
る。
【0054】販促ポイントサーバ装置102上で稼働し
ているWebサーバプログラムは、販促ポイントクライ
アント装置110からの販促ポイント確認ホームページ
のURLデータの入力に応答して、まず、ユーザIDと
パスワードを入力させるためのHTTP形式のログイン
フォームデータを販促ポイントクライアント装置110
に送信する。
【0055】販促ポイントクライアント装置110の操
作者は、ブラウザ画面上に表示されたログインフォーム
において、ユーザIDとパスワードを入力した後、その
フォーム上に表示されているサブミットボタンをマウス
でクリックする。この結果、上記ユーザIDとパスワー
ドが入力されたフォームデータが、販促ポイントクライ
アント装置110から、インターネット109、ルータ
装置108、及びLAN107を介して、販促ポイント
サーバ装置102に送られる。
【0056】販促ポイントサーバ装置102は、上記ユ
ーザIDとパスワードを、特には図示しないが、ユーザ
認証ファイルを参照して認証する。次に、販促ポイント
サーバ装置102は、上記ユーザIDに基づいて、LA
N107を介して接続されている販促ポイント履歴管理
サーバ装置104に、ポイント発行数を要求する。この
要求は、例えば電子メールによって行うことができる。
販促ポイント履歴管理サーバ装置104は、販促ポイン
トサーバ装置102から受信したユーザIDをキーとし
て、図3に示されるデータベースを検索することによ
り、期限切れでない店舗ID毎及び有効期限毎のポイン
ト発行数を取得し、それらを電子メール等によって販促
ポイントサーバ装置102に返信する。なお、販促ポイ
ントサーバ装置102は、販促ポイント履歴管理サーバ
装置104が管理するデータベースに直接アクセスし
て、上記店舗ID毎及び有効期限毎のポイント発行数を
取得するように構成されてもよい。
【0057】続いて、販促ポイントサーバ装置102
は、販促ポイント履歴管理サーバ装置104から取得し
た、対象ユーザが現在保有している店舗ID毎及び有効
期限毎のポイント発行数を表示するためのHTTP形式
の販促ポイント確認フォームデータを、販促ポイントク
ライアント装置110に送信する。
【0058】このようにして、ユーザはいつでも、販促
ポイント情報センター内のデータベースに累積されてい
る自分が保有する店舗毎及び有効期限毎の販促ポイント
を確認できる。
【0059】次に、前述の特徴2の機能について、以下
に詳細に説明する。まず、ユーザは、各店舗内の端末又
はインターネット109に接続可能な自宅のパソコンで
ある販促ポイントクライアント装置110から、販促ポ
イントサーバ装置102が提供する販促ポイント/電子
チケット交換ホームページにアクセスする。この装置1
10の操作者がブラウザ画面から上記販促ポイント/電
子チケット交換ホームページのURLを入力すると、上
記ホームページを要求するURLデータが、インターネ
ット109、ルータ装置108、及びLAN107を介
して、販促ポイントサーバ装置102に送られる。
【0060】販促ポイントサーバ装置102上で稼働し
ているWebサーバプログラムは、販促ポイントクライ
アント装置110からの販促ポイント/電子チケット交
換ホームページのURLデータの入力に応答して、ま
ず、ユーザIDとパスワードを入力させるためのHTT
P形式のログインフォームデータを販促ポイントクライ
アント装置110に送信する。
【0061】販促ポイントクライアント装置110の操
作者は、ブラウザ画面上に表示されたログインフォーム
において、ユーザIDとパスワードを入力した後、その
フォーム上に表示されているサブミットボタンをマウス
でクリックする。この結果、上記ユーザIDとパスワー
ドが入力されたフォームデータが、販促ポイントクライ
アント装置110から、インターネット109、ルータ
装置108、及びLAN107を介して、販促ポイント
サーバ装置102に送られる。
【0062】販促ポイントサーバ装置102は、上記ユ
ーザIDとパスワードを、特には図示しないが、ユーザ
認証ファイルを参照して認証する。次に、販促ポイント
サーバ装置102は、上記ユーザIDに基づいて、LA
N107を介して接続されている販促ポイント履歴管理
サーバ装置104に、ポイント発行数を要求する。この
要求は、例えば電子メールによって行うことができる。
販促ポイント履歴管理サーバ装置104は、販促ポイン
トサーバ装置102から受信したユーザIDをキーとし
て、図3に示されるデータベースを検索することによ
り、店舗ID毎及び期限切れでない有効期限毎のポイン
ト発行数を取得し、それらを電子メール等によって販促
ポイントサーバ装置102に返信する。なお、販促ポイ
ントサーバ装置102は、販促ポイント履歴管理サーバ
装置104が管理するデータベースに直接アクセスし
て、上記店舗ID毎及び有効期限毎のポイント発行数を
取得するように構成されてもよい。
【0063】また、販促ポイントサーバ装置102は、
上記検索された各店舗IDに対応する交換レートを、L
AN107を介して接続されている電子チケット発行管
理サーバ装置105に要求する。この要求は、例えば電
子メールによって行うことができる。電子チケット発行
管理サーバ装置105は、販促ポイントサーバ装置10
2から受信した各店舗IDをキーとして、図4に示され
る電子チケット発行条件データベースを検索することに
より、店舗ID毎の交換レートを取得し、それらを電子
メール等によって販促ポイントサーバ装置102に返信
する。なお、販促ポイントサーバ装置102は、電子チ
ケット発行管理サーバ装置105が管理するデータベー
スに直接アクセスして、上記店舗ID毎の交換レートを
取得するように構成されてもよい。ここで、電子チケッ
ト発行条件データベースにおける店舗ID毎の交換レー
トは、販促ポイント情報センターの運用者によって予め
設定される。その場合、チケット発行数フィールドの初
期値は0である。
【0064】続いて、販促ポイントサーバ装置102
は、販促ポイント履歴管理サーバ装置104から取得し
た、対象ユーザが現在保有している店舗ID毎及び有効
期限毎のポイント発行数と、電子チケット発行管理サー
バ装置105から取得した店舗ID毎の交換レートを表
示すると共に、店舗ID毎及び有効期限毎の電子チケッ
トへ交換すべき各販促ポイントの交換数を入力させるた
めのHTTP形式の販促ポイント/電子チケット交換フ
ォームデータを、販促ポイントクライアント装置110
に送信する。
【0065】販促ポイントクライアント装置110の操
作者は、ブラウザ画面上に表示された販促ポイント/電
子チケット交換フォームを使って、店舗ID毎及び有効
期限毎に、店舗ID毎の交換レートを参考にしながら、
電子チケットへ交換すべき販促ポイントの交換数を入力
した後、そのフォーム上に表示されているサブミットボ
タンをマウスでクリックする。この結果、上記店舗ID
毎及び有効期限毎の交換数と店舗ID毎の交換レートを
含むフォームデータが、販促ポイントクライアント装置
110から、インターネット109、ルータ装置10
8、及びLAN107を介して、販促ポイントサーバ装
置102に送られる。
【0066】販促ポイントサーバ装置102は、上記フ
ォームデータから、上記店舗ID毎及び有効期限毎の交
換数と店舗ID毎の交換レート、及び現在認証されてい
るユーザIDを取り出し、上記各交換数と交換レートに
基づいて、上記店舗ID毎及び有効期限毎に、電子チケ
ットのチケット発行数を算出し、更に、有効期限毎に当
該チケット発行数を集計すると共に、店舗ID毎にも当
該チケット発行数を集計する。
【0067】次に、販促ポイントサーバ装置102は、
上記有効期限毎に集計したチケット発行数とそれぞれに
対応する有効期限を、前記フォームデータから取り出し
たユーザIDと共に、電子チケット履歴管理サーバ装置
106に送信する。電子チケット履歴管理サーバ装置1
06は、一般的なユーザ情報(氏名、住所等)のデータ
ベースと共に、図5に示されるデータベースを管理す
る。同サーバ装置106は、上記販促ポイントサーバ装
置102から受信したユーザIDと各有効期限をキーと
して、図5のデータベース上の該当する各レコードを検
索し、検索された各レコードのチケット発行数フィール
ドに登録されているチケット発行数に上記販促ポイント
サーバ装置102から受信した各チケット発行数を累算
して、上記各チケット発行数フィールドの内容を各累算
結果に置き換え、同時に、対応する各チケット残高フィ
ールドの内容を更新する。なお、販促ポイントサーバ装
置102は、電子チケット履歴管理サーバ装置106が
管理する上記データベースに直接アクセスして、上記各
チケット発行数及びチケット残高数を更新するように構
成されてもよい。
【0068】また、販促ポイントサーバ装置102は、
店舗ID毎に集計したチケット発行数を、それぞれに対
応する店舗IDと共に、電子チケット発行管理サーバ装
置105に送信する。電子チケット発行管理サーバ装置
105は、上記販促ポイントサーバ装置102から受信
した各店舗IDをキーとして、図4の電子チケット発行
条件データベース上の該当する各レコードを検索し、検
索された各レコードのチケット発行数フィールドに登録
されているチケット発行数に上記販促ポイントサーバ装
置102から受信した各チケット発行数を累算して、上
記各チケット発行数フィールドの内容を各累算結果に置
き換える。なお、販促ポイントサーバ装置102は、電
子チケット履歴管理サーバ装置106が管理する上記デ
ータベースに直接アクセスして、上記各チケット発行数
を更新するように構成されてもよい。販促ポイント情報
センター101の管理者は、上記電子チケット発行条件
データベース上の各店舗ID毎のチケット発行数を定期
的にチェックする(と共にその内容をクリアする)こと
により、各店舗毎の販促効果を間接的に計測し、各店舗
に対して課金を行う。
【0069】また、販促ポイントサーバ装置102は、
上記店舗ID毎及び有効期限毎の販促ポイントの交換数
を、各店舗IDと有効期限の組、及びユーザIDと共
に、販促ポイント履歴管理サーバ装置104に送信す
る。販促ポイント履歴管理サーバ装置104は、上記販
促ポイントサーバ装置102から受信した各店舗IDと
有効期限の組と、ユーザIDとをキーとして、図3のデ
ータベース上の該当する各レコードを検索し、検索され
た各レコードのポイント発行数フィールドに登録されて
いるポイント発行数から上記販促ポイントサーバ装置1
02から受信した各交換数を減算して、上記各ポイント
発行数フィールドの内容を各減算結果に置き換える。な
お、販促ポイントサーバ装置102は、販促ポイント履
歴管理サーバ装置104が管理する上記データベースに
直接アクセスして、上記各ポイント発行数を更新するよ
うに構成されてもよい。
【0070】更に、販促ポイント発行管理サーバ装置1
03は、上記ユーザIDと各有効期限に基づいて、LA
N107を介して接続されている電子チケット履歴管理
サーバ装置106に、チケット発行数、チケット消費
数、及びチケット残高を要求する。この要求は、例えば
電子メールによって行うことができる。電子チケット履
歴管理サーバ装置106は、販促ポイントサーバ装置1
02から受信したユーザIDと各有効期限をキーとし
て、図5に示されるデータベースを検索することによっ
て、期限切れでない有効期限毎の更新されたチケット発
行数、チケット消費数、及びチケット残高を取得し、そ
れらを電子メール等によって販促ポイントサーバ装置1
02に返信する。なお、販促ポイントサーバ装置102
は、電子チケット履歴管理サーバ装置104が管理する
データベースに直接アクセスして、上記有効期限毎の各
値を取得するように構成されてもよい。続いて、販促ポ
イント発行管理サーバ装置103は、ポイント交換後
の、店舗ID毎及び有効期限毎の対象ユーザの販促ポイ
ントの累計数と、上記電子チケット履歴管理サーバ装置
104から取得した有効期限毎の対象ユーザの電子チケ
ットのチケット発行数、チケット消費数、及びチケット
残高を表示するためのHTTP形式のフォームデータ
を、販促ポイントクライアント装置110に送信する。
これによりユーザは、最新の販促ポイントと電子チケッ
トの保有状況を確認することができる。
【0071】次に、前述の特徴3及び特徴4の機能につ
いて、以下に詳細に説明する。まず、ユーザは、上述の
ようにして販促ポイントからの交換下取りにより取得し
た電子チケットを使って、自分が所有するパソコンや地
域のパチンコ店等の端末を使って、各種懸賞や仮想カジ
ノ、対戦ゲーム等のネットワークゲームを行うことがで
きる。ユーザは、ゲームの得点に応じて電子チェックの
発行を受けることができる。その後、ユーザは、同一店
舗内又は他の各店舗等に設置された端末を使って様々な
商品の注文を行うことができ、このときユーザ毎に発行
されている電子チェックを自由に使って注文を行うこと
ができる。注文した商品は、例えば同一商店街のなかの
他の店舗で又は直接宅配により受け取ることができる。
【0072】ここで、ゲームの得点等を電子チェックに
換算するための交換レートと、商品購入時に使用する電
子チェックの貨幣への交換レートが、電子チェック流通
サーバ装置112によって、種々の条件に基づいて動的
に変化させられる。
【0073】今、図1において、ユーザは、電子チェッ
ク発行ゲームクライアント装置119を操作して、ネッ
トワークゲームを実行する。この装置119は、ユーザ
が所有するパソコン又は店舗内に設置された端末であ
り、インターネット109に接続できブラウザアプリケ
ーションが実装されている。
【0074】電子チェック発行ゲームサーバ装置120
は、インターネット109を介して、ユーザが操作する
電子チェック発行ゲームクライアント装置119に、ネ
ットワークゲームを実行させる。
【0075】この場合、電子チェック発行ゲームサーバ
装置120は、ネットワークゲームの開始に先だってユ
ーザが入力したユーザIDを、販促ポイント情報センタ
ー101内の電子チケット履歴管理サーバ装置106に
送信する。同サーバ装置106は、受信したユーザID
及び現在の日時をキーとして図5のデータベース上の該
当するレコードを検索し、検索されたレコードのチケッ
ト残高フィールドに登録されているチケット残高を、電
子チェック発行ゲームサーバ装置120に返信する。同
サーバ装置120は、返信されたチケット残高に基づい
て、現在アクセスしているユーザが実行できるゲーム回
数等を制御する。なお、より複雑な電子チケット消費条
件が設定されてもよい。
【0076】また、電子チェック発行ゲームサーバ装置
120は、実行されたゲーム回数に対応する消費チケッ
ト数を、ユーザIDと共に電子チケット履歴管理サーバ
装置106に送信する。同装置106は、電子チェック
発行ゲームサーバ装置120から受信したユーザID及
び現在の日時をキーとして図5のデータベース上の該当
するレコードを検索し、検索されたレコードのチケット
消費数フィールドに登録されているチケット消費数に上
記受信した消費チケット数を累算し、上記チケット消費
数フィールドの内容をその累算結果に置き換え、同時に
対応するチケット残高フィールドの内容を更新する。
【0077】電子チェック発行ゲームサーバ装置120
は、ゲームの実行に伴い、電子チェック流通サーバ装置
112内の電子チェック発行モジュール113に、ゲー
ム種別及び得点と、ユーザIDとを通知する。通知は、
例えば電子メールを使って行われる。
【0078】電子チェック発行ゲームクライアント装置
119と電子チェック発行ゲームサーバ装置120によ
るネットワークゲームの運用形態は、本発明者による"
特願平9−246009号"特許出願に詳細に開示され
ている。このようなネットワークゲームシステムを採用
した場合、ゲーム参加者に対してユーザ認証が行われ、
一定期間にわたって例えば1日1回というようなゲーム
進行がなされるため、ユーザは長時間にわたってゲーム
を楽しむことができる。また例えば、このネットワーク
ゲームシステムを商店のサービスイベントに利用した場
合、固定客を確保することができ、1日1回のゲーム進
行により、毎日店頭に顧客が来るようにするといった販
売促進効果を生み出せる。更に、ゲーム進行期間を限定
できるため、ゲーム参加者が一定期間に必ず来店するよ
うにできるという効果も得られる。加えて、ゲーム端末
としてPOS端末等を利用すれば、小さい商店でも特別
に端末を設置しなくても、顧客をゲームに参加させるこ
とができ、低コストで集客効果をあげることができる。
【0079】電子チェック情報センター111内の電子
チェック流通サーバ装置112は、電子チェックの流通
及び交換レート等を制御するコンピュータである。電子
チェック発行モジュール113は、インターネット10
9に接続されている電子チェック発行ゲームクライアン
ト装置119と電子チェック発行ゲームサーバ装置12
0を介して実行されたユーザによるネットワークゲーム
の操作に対し、設定されている電子チェック発行条件に
基づき電子チェックを発行する。
【0080】電子チェック発行条件は、電子チェック条
件算出モジュール118によって管理される電子チェッ
ク発行条件データベースに保持されている。図6は、電
子チェック発行条件データベースのデータ構成図であ
る。このデータベースのテーブルのユーザID毎及びゲ
ーム種別毎の各組合せに対応するレコードには、電子チ
ェック条件算出モジュール118によって算出された交
換レートと有効期限が登録されている。
【0081】電子チェック発行モジュール113は、電
子チェック発行ゲームサーバ装置120から通知された
ゲーム種別及び得点とユーザIDとに基づいて、電子チ
ェック発行条件データベース上のレコードを検索し、検
索されたレコードから、交換レートと有効期限を抽出す
る。
【0082】次に同モジュール113は、電子チェック
発行ゲームサーバ装置120から通知された得点に、上
述の交換レートを乗算することによって、チェック発行
数を算出する。
【0083】そして、同モジュール113は、算出した
チェック発行数を電子チェック履歴管理モジュール11
6が管理するデータベースに登録する。図7は、そのデ
ータベースのデータ構成図である。このデータベースの
テーブルのユーザID及び有効期限毎の各組合せに対応
するレコードには、その有効期限に対応する電子チェッ
クのそのユーザIDに対応するユーザへのチェック発行
数、チェック消費数、チェック残高、及びチェックの期
限切れ数が登録されている。電子チェック発行モジュー
ル113は、算出したチェック発行数を、電子チェック
発行ゲームサーバ装置120から通知されているユーザ
ID及び電子チェック発行条件データベース(図6)か
ら抽出した有効期限に対応するレコードに登録する。
【0084】なお、該当するレコードが存在しない場合
には、新規レコードが登録され、存在する場合には、そ
のレコードのチェック発行数及びチェック残高に、新た
なチェック発行数が加算される。
【0085】一方、電子チェック発行モジュール113
は、電子チェック発行条件データベース(図6)内の全
レコード内容を、一定期間毎に電子チェック発行ゲーム
サーバ装置120に送信している。この送信は、例えば
電子メールで行われる。
【0086】また、電子チェック情報供給モジュール1
15は、電子チェック履歴管理モジュール116が管理
するデータベース(図7)内の全レコード内容を、一定
期間毎に電子チェック発行ゲームサーバ装置120に送
信している。この送信も、例えば電子メールで行われ
る。
【0087】電子チェック発行ゲームサーバ装置120
は、ユーザID及びゲーム種別毎に、電子チェック発行
ゲームクライアント装置119に送信するHTML(ハ
イパーテキストマークアップ言語)のゲームフォームデ
ータに、電子チェック発行モジュール113及び電子チ
ェック情報供給モジュール115から通知されている交
換レート、有効期限、及びチェック残高等の各種情報
を、例えば、Netscape Communicat
ions Corporation が開発したJav
aScript言語を使って埋め込む。ここで、チェッ
ク残高は、電子チェック履歴管理モジュール116が管
理するデータベース(図7)上の1つ以上のレコードの
うち、電子チェック発行ゲームクライアント装置119
を操作するユーザのユーザIDを有しかつ有効期限が切
れていないレコードの、各チェック残高の合計値であ
る。
【0088】ユーザは、電子チェック発行ゲームクライ
アント装置119を使い、例えば図8に示されるような
ゲームフォーム画面を使いゲームを行う。このフォーム
画面には、ゲーム画面の他に、"今回の得点"、"現在の
交換レート"、"今回の取得CHK(チェック)数"、"有
効期限"、"現在の総CHK数"等が表示される。"現在の
交換レート"と"有効期限"の各フィールドには、電子チ
ェック発行ゲームサーバ装置120から送信された交換
レートと有効期限が表示される。ゲームの進行に従っ
て"今回の得点"が更新されると、電子チェック発行ゲー
ムサーバ装置120から送信された交換レートを使っ
て、"今回の取得CHK数"のフィールド値が自動的に計
算され表示される。また、電子チェック発行ゲームサー
バ装置120から送信されたチェック残高から"今回の
取得CHK数"のフィールド値が減算されることによ
り、"現在の総CHK数"が自動的に計算される。これら
の自動計算及び表示は、例えば、HTMLゲームフォー
ムデータに埋め込まれたJavaScript言語によ
る計算コードを、電子チェック発行ゲームクライアント
装置119が実行する動作として実現される。
【0089】以上のようにして、ユーザは、ネットワー
クゲームを行いながら、電子チェックの今回の取得数や
有効期限、現在の交換レート、及び現在自分が保有する
総チェック数等を確認することができる。
【0090】次に、ユーザは、店舗等に設置された端末
又は自宅のパソコンによって実現される電子チェック消
費クライアント装置121を使って、オンラインショッ
ピング又は地域の商店街の各店舗の商品の注文を行うこ
とができる。
【0091】この操作を実現するための販売時点情報の
制御は、インターネット109を介して接続される電子
チェック消費サーバ装置122が実行する。電子チェッ
ク消費クライアント装置121と電子チェック消費サー
バ装置122による販売時点情報(POS)制御は、本
発明者による"特願平10−13546号"特許出願に詳
細に開示されている。
【0092】このシステムは、HTTPプロトコルに基
づいて通信を行うWebサーバ・クライアントシステム
上でPOS機能が実現されることを特徴とする。これに
よって、低価格なPOSシステムを実現することが可能
となると同時に、POS専用線を敷設することなくイン
ターネット等の公衆ネットワークやLANを用いてサー
バ装置とクライアント装置を接続することが可能とな
る。また、Webサーバ・クライアントシステムは、現
在インターネット等において広く普及しているホームペ
ージ公開・閲覧機能を実現するシステムであり、汎用的
なワークステーション及びパーソナルコンピュータを用
いて簡単に実現することができる。このため、クライア
ント装置からサーバ装置に登録される商品売上げ情報又
は商品注文情報を、HTTP通信や電子メール通信によ
って、各商品供給元等に簡単に送信することが可能とな
るという特徴も有する。
【0093】本実施の形態では、この柔軟性を利用し
て、電子メール等の手段を用いて、電子チェック流通サ
ーバ装置112内の電子チェック消費モジュール114
及び電子チェック情報供給モジュール115から電子チ
ェック消費サーバ装置122に、電子チェック情報が通
知され、逆に、電子チェック消費サーバ装置122から
電子チェック流通サーバ装置112内の電子チェック消
費モジュール114に、電子チェックの消費情報が通知
される。
【0094】図9は、電子チェック消費クライアント装
置121に表示されるWeb−POSフォーム画面例を
示す図である。ユーザは、タッチパネル等を用いて、図
9の3分割されたフレーム画面のうちの上段の第1フレ
ームに表示されているカテゴリーリスト中の所望の商品
カテゴリーと、その選択した商品カテゴリーに属する中
断の第2フレームに表示されているPLU(プライスル
ックアップ)リスト中の所望の商品名を選択し、キーボ
ードを用いて、第2フレームに表示されている数量入力
フィールドに数量を入力するだけで、POS管理のため
の明細フォームを第3フレーム上に自動的に取得するこ
とができる。
【0095】この場合に、明細行の金額の合計が自動計
算されて"注文金額:"として表示されるほか、電子チェ
ックの有効期限"期限:"、チェック残高"残高:"、交換
レート"レート:"等が表示される。ユーザは、各有効期
限の電子チェック毎に今回使用したいチェック数を"使
用:"フィールドに入力することで、その数に交換レー
トが乗算されることにより、換算金額"換算:"を表示さ
せることができる。
【0096】以上の一連の自動計算及び表示は、例え
ば、Web−POSフォームデータに埋め込まれたJa
vaScript言語による計算コードを、電子チェッ
ク消費クライアント装置121が実行する動作として実
現される。このための具体的な制御は、前述した"特願
平10−13546号"特許出願に開示したソフトウエ
ア制御技術を使えば、容易に実現することができる。
【0097】ここで、電子チェック消費モジュール11
4は、電子チェック条件算出モジュール118で管理さ
れる図10に示されるデータ構成を有する電子チェック
消費条件データベース内の全レコードのクライアントI
Dと有効期限と交換レートを、一定期間毎に電子チェッ
ク消費サーバ装置122に送信している。この送信は、
例えば電子メールで行われる。各クライアントIDは、
各電子チェック消費クライアント装置121が地域商店
街の店舗内等に設置される場合にその各装置を識別する
ためのコードで、交換レートは、電子チェックの1単位
あたりの貨幣金額を示す情報である。このように、本実
施の形態では、各電子チェック消費クライアント装置1
21が店舗内等に設置される場合には、その店舗毎に交
換レートを独立して設定することができる。
【0098】また、電子チェック情報供給モジュール1
15は、電子チェック履歴管理モジュール116が管理
するデータベース(図7)内の全レコード内容を、一定
期間毎に電子チェック消費サーバ装置122に送信して
いる。この送信も、例えば電子メールで行われる。
【0099】そして、電子チェック消費サーバ装置12
2は、電子チェック消費クライアント装置121のクラ
イアントID及びそれを操作するユーザID毎に、電子
チェック消費クライアント装置121に送信するHTM
LによるWeb−POSフォームデータに、電子チェッ
ク消費モジュール114及び電子チェック情報供給モジ
ュール115から通知されている各有効期限、各チェッ
ク残高、及び各交換レート等の情報を、JavaScr
ipt言語等を使って埋め込む。
【0100】以上のようにして、電子チェック消費クラ
イアント装置121に図9に示されるようなWeb−P
OSフォーム画面を表示させることができ、ユーザは、
自分が保有する電子チェックを自由に使うことができ
る。
【0101】ユーザがこのフォーム画面上で例えば"オ
ーダ"ボタンを押すと、電子チェックの消費数情報を含
む販売時点情報がフォームデータとして、電子チェック
消費クライアント装置121から電子チェック消費サー
バ装置122に送信される。
【0102】電子チェック消費サーバ装置122は、販
売時点情報を内部のデータベースに登録すると共に、ユ
ーザIDと、電子チェックの各有効期限及び各有効期限
毎の消費数情報を、例えば電子メールによって、電子チ
ェック流通サーバ装置112内の電子チェック消費モジ
ュール114に通知する。
【0103】電子チェック消費モジュール114は、電
子チェック消費サーバ装置122から通知された電子チ
ェックの各ユーザID及び有効期限毎の消費数情報を、
電子チェック流通サーバ装置112に送信する。同装置
112内の電子チェック履歴管理モジュール116は、
それが管理するデータベース(図7)において、受信し
たユーザID及び各有効期限に対応するレコードの、"
チェック消費数"フィールドに受信したチェック消費数
を累算し、そのレコードのチェック残高を更新する。
【0104】一方、電子チェック発行ゲームサーバ装置
120は、一定期間毎に、例えば電子メールにより、期
間、ユーザID、及びゲーム種別毎のユーザのアクセス
回数を、電子チェック流通サーバ装置112内の操作履
歴管理モジュール117に送信する。操作履歴管理モジ
ュール117は、それらの情報を、例えば図11に示さ
れるデータ構成を有するゲーム履歴データベースに登録
する。
【0105】また、電子チェック消費サーバ装置122
は、一定期間毎に、例えば電子メールにより、期間及び
クライアントID毎の商品の総売上高を、電子チェック
流通サーバ装置112内の操作履歴管理モジュール11
7に送信する。操作履歴管理モジュール117は、それ
らの情報を、例えば図12に示されるデータ構成を有す
る売上履歴データベースに登録する。
【0106】加えて、操作履歴管理モジュール117
は、ユーザID毎に、そのユーザの加入期間と、総買上
高を、例えば図13に示されるデータ構成を有するユー
ザ履歴データベースに登録する。
【0107】電子チェック条件算出モジュール118
は、上述の操作履歴管理モジュール117が管理するゲ
ーム履歴データベース、売上履歴データベース、及びユ
ーザ履歴データベースの各内容と、電子チェック履歴管
理モジュール116が管理する例えば図7に示されるデ
ータ構成を有するデータベースの内容とに基づいて、例
えば図6に示されるデータ構成を有する電子チェック発
行条件データベースと、例えば図10に示されるデータ
構成を有する電子チェック消費条件データベースの内容
を更新すする。
【0108】具体的には、電子チェック条件算出モジュ
ール118は、例えば図11のゲーム履歴データベース
において、ユーザID毎のアクセス回数に応じて所定の
関数に従って交換レートが変化するように、又はユーザ
ID毎の期間の経過に沿ったアクセス回数の変化に応じ
て所定の関数に従って交換レートが変化するように、図
6の電子チェック発行条件データベースの内容を更新す
る。
【0109】或いは、電子チェック条件算出モジュール
118は、例えば図11のゲーム履歴データベースにお
いて、アクセス回数が少ないゲーム種別ほど所定の関数
に従って交換レートが大きくなるように、又は期間の経
過に従ってアクセス回数が少なくなる割合が大きいゲー
ム種別ほど所定の関数に従って交換レートが大きくなる
ように、図6の電子チェック発行条件データベースの内
容を更新する。
【0110】また、電子チェック条件算出モジュール1
18は、例えば図13のユーザ履歴データベースにおい
て、加入期間が長いユーザIDほど所定の関数に従って
交換レートが大きくなるように、又は総買上高が高いユ
ーザIDほど所定の関数に従って交換レートが大きくな
るように、図6の電子チェック発行条件データベースに
おける交換レートを更新する。
【0111】また、電子チェック条件算出モジュール1
18は、例えば図12の売上履歴データベースにおい
て、総売上高が低いクライアントIDほど所定の関数に
従って交換レートが大きくなるように、又は期間の経過
に従って総売上高が低くなる割合が大きいクライアント
IDほど所定の関数に従って交換レートが大きくなるよ
うに、図10の電子チェック消費条件データベースにお
ける交換レートを更新する。
【0112】更には、電子チェック条件算出モジュール
118は、図10の電子チェック消費条件データベース
において、有効期限が近づいているレコードほど交換レ
ートが小さくなるように、そのレコード内容を更新す
る。
【0113】以上示したようにして、ゲームの得点を電
子チェックに換算するための交換レートと、商品購入時
に使用する電子チェックの貨幣への交換レートが、電子
チェック流通サーバ装置112内の電子チェック条件算
出モジュール118によって、種々の条件に基づいて動
的に変化させられる。
【0114】この結果、加入期間が長く又はアクセスが
多いユーザに対する販売促進効果をますます高める、ア
クセスが少ないゲーム種別に対するアクセスを高める、
売上の少ない店舗に対する販売促進効果を高める、有効
期限が迫っている電子チェックの消費を促進させる等
の、多様な販売促進効果を容易に生み出すことが可能と
なる。
【0115】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザは、従来は店舗
毎又はメーカ毎でしか流通させることのできなかったポ
イントという第1の流通単位を、電子チケットという第
2の流通単位との交換を通じて下取りしてもらうことに
より、店舗やメーカにしばられずにネットワーク上での
ゲーム等を楽しむことができるようになり、更にゲーム
等を通じて他の店舗やメーカ等で利用可能な電子チェッ
クという第3の流通単位を取得することが可能となる。
【0116】一般に店舗又はメーカが、それぞれで販促
等を目的としたポイントサービスを導入、実施する場合
に、ユーザは、複数のポイントカードを所持しているの
で、メリットが魅力的でないポイントサービスには、積
極的に参加しない。ユーザの購入・来店時にポイントカ
ードの発行はしていても、実際に販促メリット(商品購
入権利など)を行使できるまでポイントを貯蓄する顧客
は少数である。ユーザが結果として、販促メリットを享
受していないとすれば、そのようなポイントサービス
は、店舗やメーカにとって効果を発揮していないといえ
る。
【0117】本発明では、そのような従来のポイントに
付加価値をつけるものであり、店舗やメーカとユーザの
双方は、ポイントを無駄なく利用することが可能にな
る。また、店舗やメーカは、本発明により実現されるポ
イント買取システムを導入する場合に、既存のポイント
サービスを変更する必要がなく、本システムを無理なく
導入できるというメリットもある。
【0118】一方、本システムの情報センターの運営者
は、各店舗毎にポイントから電子チケットへの交換下取
り数によって間接的に計測可能な販促効果の度合いに応
じて、各店舗に販促費用の一部の負担を求めることがで
きる。また、各店舗へのポイントクライアント装置等の
端末の普及も図ることができる。
【0119】以上のようにして、本発明によって実現さ
れるポイント買取システムの導入によって、従来にない
商品の流通形態が生まれ、従来にない広告販促効果及び
流通活性化効果が生まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシステム構成図である。
【図2】販促ポイント発行管理サーバ装置が管理する販
促ポイント発行条件データベースのデータ構成図であ
る。
【図3】販促ポイントサーバ履歴管理サーバ装置が管理
するデータベースのデータ構成図である。
【図4】電子チケット発行管理サーバ装置が管理する電
子チケット発行条件データベースのデータ構成図であ
る。
【図5】電子チケット履歴管理サーバ装置が管理するデ
ータベースのデータ構成図である。
【図6】電子チェック条件算出モジュールが管理する電
子チェック発行条件データベースのデータ構成図であ
る。
【図7】電子チェック履歴管理モジュールが管理するデ
ータベースのデータ構成図である。
【図8】ゲーム画面表示例を示す図である。
【図9】Web−POSフォーム画面例を示す図であ
る。
【図10】電子チェック条件算出モジュールが管理する
電子チェック消費条件データベースのデータ構成図であ
る。
【図11】操作履歴管理モジュールが管理するゲーム履
歴データベースのデータ構成図である。
【図12】操作履歴管理モジュールが管理する売上履歴
データベースのデータ構成図である。
【図13】操作履歴管理モジュールが管理するユーザ履
歴データベースのデータ構成図である。
【符号の説明】
101 販促ポイント情報センター 102 販促ポイント発行ゲームサーバ装置 103 販促ポイント発行管理サーバ装置 104 販促ポイント履歴管理サーバ装置 105 電子チケット発行管理サーバ装置 106 電子チケット履歴管理サーバ装置 107 LAN(ローカルエリアネットワーク) 108 ルータ装置 109 インターネット 110 販促ポイントクライアント装置 111 電子チェック情報センター 112 電子チェック流通サーバ装置 113 電子チェック発行モジュール 114 電子チェック消費モジュール 115 電子チェック情報供給モジュール 116 電子チェック履歴管理モジュール 117 操作履歴管理モジュール 118 電子チェック条件算出モジュール 119 電子チェック発行ゲームクライアント装置 120 電子チェック発行ゲームサーバ装置 121 電子チェック消費クライアント装置 122 電子チェック消費サーバ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子流通単位を流通させるための電子流
    通方法であって、 ユーザによる第1の端末操作に対し、設定されているポ
    イント発行条件又はポイント消費条件に基づき、第1の
    電子流通単位であって、所定の店舗又はメーカ毎又はそ
    れらのグループ毎に発行されそれらの中でのみ流通する
    ポイントを発行又は消費し、 ユーザによる第2の端末操作に対し、設定されている電
    子チケット発行条件に基づき、前記ポイントを下取りし
    て消費すると共に、第2の電子流通単位であって、店舗
    又はメーカに依存せずに流通する電子チケットを発行
    し、 ユーザによる第3の端末操作に対し、設定されている電
    子チケット消費条件に基づき前記電子チケットを消費す
    ると共に、設定されている電子チェック発行条件に基づ
    き、第3の電子流通単位であって、複数の店舗又はメー
    カにまたがって流通する電子チェックを発行し、 ユーザによる第4の端末操作に対し、設定されている電
    子チェック消費条件に基づき前記電子チェックを消費
    し、 前記ポイントの発行履歴と消費履歴、前記電子チケット
    の発行履歴と消費履歴、前記電子チェックの発行履歴と
    消費履歴、前記ポイント発行条件、前記ポイント消費条
    件、前記電子チケット発行条件、前記電子チケット消費
    条件、前記電子チェック発行条件、及び前記電子チェッ
    ク消費条件をそれぞれ管理する、 過程を含むことを特徴とする電子流通方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、 前記第3の端末操作として、懸賞応募操作又はゲーム操
    作を行う、 過程を含むことを特徴とする電子流通方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の何れか1項に記載の方
    法であって、 前記第4の端末操作として、商品又は景品を注文するホ
    ームページに対するアクセス操作を行う、 過程を含むことを特徴とする電子流通方法。
  4. 【請求項4】 電子流通単位を流通させるための電子流
    通システムであって、 ユーザによる第1の端末操作に対し、設定されているポ
    イント発行条件又はポイント消費条件に基づき、、第1
    の電子流通単位であって、所定の店舗又はメーカ毎又は
    それらのグループ毎に発行されそれらの中でのみ流通す
    るポイントを発行又は消費するポイント発行/消費サー
    バ装置と、 ユーザによる第2の端末操作に対し、設定されている電
    子チケット発行条件に基づき、前記ポイントを下取りし
    て消費すると共に、第2の電子流通単位であって、店舗
    又はメーカに依存せずに流通する電子チケットを発行す
    る前記ポイント発行/消費サーバ装置と同一の又は異な
    るポイント交換サーバ装置と、 ユーザによる第3の端末操作に対し、設定されている電
    子チケット消費条件に基づき前記電子チケットを消費す
    ると共に、設定されている電子チェック発行条件に基づ
    き、第3の電子流通単位であって、複数の店舗又はメー
    カにまたがって流通する電子チェックを発行する電子チ
    ェック発行サーバ装置と、 ユーザによる第4の端末操作に対し、設定されている電
    子チェック消費条件に基づき前記電子チェックを消費す
    る電子チェック消費サーバ装置と、 前記ポイントの発行履歴と消費履歴、前記電子チケット
    の発行履歴と消費履歴、前記電子チェックの発行履歴と
    消費履歴、前記ポイント発行条件、前記ポイント消費条
    件、前記電子チケット発行条件、前記電子チケット消費
    条件、前記電子チェック発行条件、及び前記電子チェッ
    ク消費条件をそれぞれ管理する共通の又は個別のサーバ
    装置と、 を含むことを特徴とする電子流通システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のシステムであって、 前記第3の端末操作は、懸賞応募操作又はゲーム操作で
    ある、 ことを特徴とする電子流通システム。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5の何れか1項に記載のシ
    ステムであって、 前記第4の端末操作は、商品又は景品を注文するホーム
    ページに対するアクセス操作である、 ことを特徴とする電子流通システム。
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