JP2001228664A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2001228664A JP2001228664A JP2000037498A JP2000037498A JP2001228664A JP 2001228664 A JP2001228664 A JP 2001228664A JP 2000037498 A JP2000037498 A JP 2000037498A JP 2000037498 A JP2000037498 A JP 2000037498A JP 2001228664 A JP2001228664 A JP 2001228664A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光体ドラムとそれに対向する転写ユニット
との間でＪＡＭが発生した場合の処理機構として，例え
ば転写ユニットを感光体ドラムから平行に離間させる機
構を用いると，構造が非常に複雑でコスト高になりやす
いという問題点があった。 【解決手段】 転写ユニット２０を，通紙方向に平行な
回転軸２１ａを中心に感光体ドラム２ａから離間する方
向に傾斜可能とする。これにより，ユーザは例えば本体
前面側のロックを外して転写ユニット２０を傾斜させる
だけの極めて簡単な操作でＪＡＭ処理が可能である。ま
た，上記のような回転軸２１ａを中心に転写ユニット２
０を揺動自在とする機構は，例えば従来の感光体ドラム
に対して転写ユニットを平行移動させる機構に比べてシ
ンプルであり，低コスト化が期待できる。更に，転写ユ
ニット２０を傾斜させた状態から，レール２０に沿って
転写ユニット２０を本体手前側に引き出せるようにすれ
ば，ＪＡＭ処理が更に容易になるだけでなく，転写ベル
ト１１の交換などのメンテナンス作業も極めて容易に行
うことができる。
との間でＪＡＭが発生した場合の処理機構として，例え
ば転写ユニットを感光体ドラムから平行に離間させる機
構を用いると，構造が非常に複雑でコスト高になりやす
いという問題点があった。 【解決手段】 転写ユニット２０を，通紙方向に平行な
回転軸２１ａを中心に感光体ドラム２ａから離間する方
向に傾斜可能とする。これにより，ユーザは例えば本体
前面側のロックを外して転写ユニット２０を傾斜させる
だけの極めて簡単な操作でＪＡＭ処理が可能である。ま
た，上記のような回転軸２１ａを中心に転写ユニット２
０を揺動自在とする機構は，例えば従来の感光体ドラム
に対して転写ユニットを平行移動させる機構に比べてシ
ンプルであり，低コスト化が期待できる。更に，転写ユ
ニット２０を傾斜させた状態から，レール２０に沿って
転写ユニット２０を本体手前側に引き出せるようにすれ
ば，ＪＡＭ処理が更に容易になるだけでなく，転写ベル
ト１１の交換などのメンテナンス作業も極めて容易に行
うことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，例えば像担持体と
転写手段とが複数組直列に配設されたタンデム型の画像
形成装置などの転写部におけるＪＡＭ処理機構に関する
ものである。
転写手段とが複数組直列に配設されたタンデム型の画像
形成装置などの転写部におけるＪＡＭ処理機構に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば，感光体ドラムのような像担持体
とそれに対向配置される転写ローラのような転写手段と
が複数組（例えば４組）直列に配置され，上記複数の転
写ローラに巻き回された転写ベルトによって転写紙を搬
送しつつ異なる色のトナー像を上記転写紙に順次転写す
るタンデム型の画像形成装置では，転写ベルト上でＪＡ
Ｍが発生した場合の処理機構として，従来は例えば上記
感光体ドラムを含む作像ユニットを取り外し可能とした
り，或いは上記転写ローラや転写ベルトを含む転写ユニ
ットを上記感光体ドラムから平行に離間させる機構が採
用されていた。
とそれに対向配置される転写ローラのような転写手段と
が複数組（例えば４組）直列に配置され，上記複数の転
写ローラに巻き回された転写ベルトによって転写紙を搬
送しつつ異なる色のトナー像を上記転写紙に順次転写す
るタンデム型の画像形成装置では，転写ベルト上でＪＡ
Ｍが発生した場合の処理機構として，従来は例えば上記
感光体ドラムを含む作像ユニットを取り外し可能とした
り，或いは上記転写ローラや転写ベルトを含む転写ユニ
ットを上記感光体ドラムから平行に離間させる機構が採
用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，転写ベ
ルト上のＪＡＭ処理時にわざわざ作像ユニットを取り外
すのはユーザにとって非常に手間であり，また作像ユニ
ットに感光体ドラムの保護機構やトナー落下防止機構等
を盛り込まなければならないため，コスト高になりやす
いという問題点があった。また，転写ユニットを感光体
ドラムに対して平行移動させるための機構は非常に複雑
であり，こちらもコスト高になりやすいという問題点を
抱えていた。本発明は，上記事情に鑑みてなされたもの
であり，その目的とするところは，低コストで，しかも
処理の容易なＪＡＭ処理機構を搭載した画像形成装置を
提供することである。
ルト上のＪＡＭ処理時にわざわざ作像ユニットを取り外
すのはユーザにとって非常に手間であり，また作像ユニ
ットに感光体ドラムの保護機構やトナー落下防止機構等
を盛り込まなければならないため，コスト高になりやす
いという問題点があった。また，転写ユニットを感光体
ドラムに対して平行移動させるための機構は非常に複雑
であり，こちらもコスト高になりやすいという問題点を
抱えていた。本発明は，上記事情に鑑みてなされたもの
であり，その目的とするところは，低コストで，しかも
処理の容易なＪＡＭ処理機構を搭載した画像形成装置を
提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は，像担持体と，該像担持体に対向配置される
転写ユニットとを具備してなる画像形成装置において，
上記転写ユニットが，通紙方向に平行な所定の回転軸を
中心に上記像担持体から離間する方向に傾斜可能である
ことを特徴とする画像形成装置として構成されている。
これにより，ユーザは転写ユニットを傾斜させるだけの
極めて簡単な操作でＪＡＭ処理が可能となる。また，こ
のような回転軸を中心に転写ユニットを揺動自在とする
機構は，例えば従来の感光体ドラムに対して転写ユニッ
トを平行移動させる機構に比べてシンプルであり，低コ
スト化が期待できる。更に，上記像担持体から離間する
方向に傾斜された上記転写ユニットを，上記傾斜方向に
スライドさせることが可能なレール機構を搭載すれば，
ＪＡＭ処理が更に容易になるだけでなく，転写ユニット
のメンテナンス作業も極めて容易に行うことができる。
以上のような構成は，例えば，像担持体が直列に複数設
置され，転写ユニットが，上記複数の像担持体にそれぞ
れ対向する複数の転写ローラと，それら複数の転写ロー
ラに巻き回された転写ベルトとを含んで構成される，い
わゆるタンデム型の画像形成装置に好適である。
に本発明は，像担持体と，該像担持体に対向配置される
転写ユニットとを具備してなる画像形成装置において，
上記転写ユニットが，通紙方向に平行な所定の回転軸を
中心に上記像担持体から離間する方向に傾斜可能である
ことを特徴とする画像形成装置として構成されている。
これにより，ユーザは転写ユニットを傾斜させるだけの
極めて簡単な操作でＪＡＭ処理が可能となる。また，こ
のような回転軸を中心に転写ユニットを揺動自在とする
機構は，例えば従来の感光体ドラムに対して転写ユニッ
トを平行移動させる機構に比べてシンプルであり，低コ
スト化が期待できる。更に，上記像担持体から離間する
方向に傾斜された上記転写ユニットを，上記傾斜方向に
スライドさせることが可能なレール機構を搭載すれば，
ＪＡＭ処理が更に容易になるだけでなく，転写ユニット
のメンテナンス作業も極めて容易に行うことができる。
以上のような構成は，例えば，像担持体が直列に複数設
置され，転写ユニットが，上記複数の像担持体にそれぞ
れ対向する複数の転写ローラと，それら複数の転写ロー
ラに巻き回された転写ベルトとを含んで構成される，い
わゆるタンデム型の画像形成装置に好適である。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して，本発明
の実施の形態及び実施例につき説明し，本発明の理解に
供する。尚，以下の実施の形態及び実施例は本発明を具
体化した一例であって，本発明の技術的範囲を限定する
性格のものではない。ここに，図１は本発明の実施の形
態に係るタンデム型フルカラープリンタＺ１の特徴部分
を説明するための本体側面から見た概略構成図，図２は
上記タンデム型フルカラープリンタＺ１の画像形成部近
傍を本体正面から見た概略構成図，図３は上記タンデム
型フルカラープリンタＺ１において転写ユニット２０を
傾斜させた状態を本体正面から見た概略構成図である。
本実施の形態に係るタンデム型フルカラープリンタＺ１
は，本発明に係る画像形成装置を具現化した一例であ
る。まず図２を用いて，タンデム型フルカラープリンタ
Ｚ１の画像形成部の基本構成を概略的に説明する。
の実施の形態及び実施例につき説明し，本発明の理解に
供する。尚，以下の実施の形態及び実施例は本発明を具
体化した一例であって，本発明の技術的範囲を限定する
性格のものではない。ここに，図１は本発明の実施の形
態に係るタンデム型フルカラープリンタＺ１の特徴部分
を説明するための本体側面から見た概略構成図，図２は
上記タンデム型フルカラープリンタＺ１の画像形成部近
傍を本体正面から見た概略構成図，図３は上記タンデム
型フルカラープリンタＺ１において転写ユニット２０を
傾斜させた状態を本体正面から見た概略構成図である。
本実施の形態に係るタンデム型フルカラープリンタＺ１
は，本発明に係る画像形成装置を具現化した一例であ
る。まず図２を用いて，タンデム型フルカラープリンタ
Ｚ１の画像形成部の基本構成を概略的に説明する。
【０００６】タンデム型フルカラープリンタＺ１の本体
内には，４つの画像形成部１ａ〜１ｄが配置されてい
る。各画像形成部１ａ〜１ｄは，それぞれ異なる４色の
画像形成を担当しており，全て同じ構成を有している。
例えば，画像形成部１ａは，感光体ドラム２ａ（像担持
体の一例），転写ローラ３ａ，現像装置４ａ，露光装置
５ａ，帯電装置６ａ，クリーニング装置７ａ等を具備し
ている（画像形成部１ｂ〜１ｄについてはこれらの各要
素の符号の図示を一部省略した）。また，上記画像形成
部１ａ〜１ｄのそれぞれの転写ローラ３ａ〜３ｄ，それ
らの前後に配置された駆動ローラ８，従動ローラ９，及
び補助ローラ１０には，無端状の転写ベルト１１が巻き
回されており，該転写ベルト１１は上記駆動ローラ８の
駆動により矢印Ｙ１方向に回動される。ここで，上記転
写ローラ３ａ〜３ｄ，それらの前後に配置された駆動ロ
ーラ８，従動ローラ９，補助ローラ１０，及びそれらに
巻き回された転写ベルト１１は，上記感光体ドラムや現
像装置などとは別個の転写ユニット２０として一体化さ
れている。画像形成時には，レジストローラ１２から送
出された転写紙Ｐが上記転写ベルト１１によって搬送さ
れる過程で，各画像形成部１ａ〜１ｄの転写部において
４色のトナー像が順次重ね転写され，最終的にフルカラ
ー画像が形成される。
内には，４つの画像形成部１ａ〜１ｄが配置されてい
る。各画像形成部１ａ〜１ｄは，それぞれ異なる４色の
画像形成を担当しており，全て同じ構成を有している。
例えば，画像形成部１ａは，感光体ドラム２ａ（像担持
体の一例），転写ローラ３ａ，現像装置４ａ，露光装置
５ａ，帯電装置６ａ，クリーニング装置７ａ等を具備し
ている（画像形成部１ｂ〜１ｄについてはこれらの各要
素の符号の図示を一部省略した）。また，上記画像形成
部１ａ〜１ｄのそれぞれの転写ローラ３ａ〜３ｄ，それ
らの前後に配置された駆動ローラ８，従動ローラ９，及
び補助ローラ１０には，無端状の転写ベルト１１が巻き
回されており，該転写ベルト１１は上記駆動ローラ８の
駆動により矢印Ｙ１方向に回動される。ここで，上記転
写ローラ３ａ〜３ｄ，それらの前後に配置された駆動ロ
ーラ８，従動ローラ９，補助ローラ１０，及びそれらに
巻き回された転写ベルト１１は，上記感光体ドラムや現
像装置などとは別個の転写ユニット２０として一体化さ
れている。画像形成時には，レジストローラ１２から送
出された転写紙Ｐが上記転写ベルト１１によって搬送さ
れる過程で，各画像形成部１ａ〜１ｄの転写部において
４色のトナー像が順次重ね転写され，最終的にフルカラ
ー画像が形成される。
【０００７】続いて，図１を用いて，本タンデム型フル
カラープリンタＺ１の特徴部分について説明する。図１
に示すように，本タンデム型フルカラープリンタＺ１の
転写ユニット２０は，本体後部に設けられた通紙方向
（図１紙面に垂直な方向）に平行な回転軸２１ａを中心
に揺動可能なレール２１上にセットされている。画像形
成時などの通常時には，上記レール２１は水平な姿勢で
ロックされており，転写ユニット２０はその上面側の転
写ベルト１１を感光体ドラム２ａ等に密着させた状態と
なっている。上記転写ベルト１１上でＪＡＭが発生した
場合には，ユーザは上記レール２１を保持しているロッ
クを外し，上記レール２１を上記回転軸２１ａを中心に
下向きに傾斜させる（図１（ａ），図３参照）。する
と，それに伴って上記転写ユニット２０も本体前面側に
向けて傾斜されて上記感光体ドラム２ａ等から離間し，
感光体ドラム２ａ等と転写ベルト１１との対向部分が本
体前面側に向けて開放される。これにより，転写ベルト
１１上に詰まった紙を容易に取り出すことが可能であ
る。即ち，転写ベルト１１上でＪＡＭが発生した場合に
は，ユーザは本体前面側のロックを外して転写ユニット
２０を傾斜させるだけの簡単な操作でＪＡＭ処理が可能
である。また，上記のような回転軸２１ａを中心に転写
ユニット２０を揺動自在とする機構は，従来の感光体ド
ラムに対して転写ユニットを平行移動させる機構に比べ
てシンプルであり，低コスト化が期待できる。
カラープリンタＺ１の特徴部分について説明する。図１
に示すように，本タンデム型フルカラープリンタＺ１の
転写ユニット２０は，本体後部に設けられた通紙方向
（図１紙面に垂直な方向）に平行な回転軸２１ａを中心
に揺動可能なレール２１上にセットされている。画像形
成時などの通常時には，上記レール２１は水平な姿勢で
ロックされており，転写ユニット２０はその上面側の転
写ベルト１１を感光体ドラム２ａ等に密着させた状態と
なっている。上記転写ベルト１１上でＪＡＭが発生した
場合には，ユーザは上記レール２１を保持しているロッ
クを外し，上記レール２１を上記回転軸２１ａを中心に
下向きに傾斜させる（図１（ａ），図３参照）。する
と，それに伴って上記転写ユニット２０も本体前面側に
向けて傾斜されて上記感光体ドラム２ａ等から離間し，
感光体ドラム２ａ等と転写ベルト１１との対向部分が本
体前面側に向けて開放される。これにより，転写ベルト
１１上に詰まった紙を容易に取り出すことが可能であ
る。即ち，転写ベルト１１上でＪＡＭが発生した場合に
は，ユーザは本体前面側のロックを外して転写ユニット
２０を傾斜させるだけの簡単な操作でＪＡＭ処理が可能
である。また，上記のような回転軸２１ａを中心に転写
ユニット２０を揺動自在とする機構は，従来の感光体ド
ラムに対して転写ユニットを平行移動させる機構に比べ
てシンプルであり，低コスト化が期待できる。
【０００８】更に，本タンデム型フルカラープリンタＺ
１では，図１（ａ）のように転写ユニット２０を傾斜さ
せた状態から，更に図１（ｂ）に示すようにレール２０
に沿って転写ユニット２０を本体手前側に引き出せるよ
うに構成されている。このような構成とすることによ
り，ＪＡＭ処理が更に容易になるだけでなく，転写ベル
ト１１の交換などのメンテナンス作業も極めて容易に行
うことができる。
１では，図１（ａ）のように転写ユニット２０を傾斜さ
せた状態から，更に図１（ｂ）に示すようにレール２０
に沿って転写ユニット２０を本体手前側に引き出せるよ
うに構成されている。このような構成とすることによ
り，ＪＡＭ処理が更に容易になるだけでなく，転写ベル
ト１１の交換などのメンテナンス作業も極めて容易に行
うことができる。
【０００９】以上説明したように，本実施の形態に係る
タンデム型フルカラープリンタＺ１では，転写ユニット
２０を，通紙方向に平行な回転軸２１ａを中心に感光体
ドラム２ａ等から離間する方向に傾斜させることが可能
に構成されているため，ユーザは例えば本体前面側のロ
ックを外して転写ユニット２０を傾斜させるだけの極め
て簡単な操作でＪＡＭ処理が可能である。また，上記の
ような回転軸２１ａを中心に転写ユニット２０を揺動自
在とする機構は，例えば従来の感光体ドラムに対して転
写ユニットを平行移動させる機構に比べてシンプルであ
り，低コスト化が期待できる。更に，転写ユニット２０
を傾斜させた状態から，レール２０に沿って転写ユニッ
ト２０を本体手前側に引き出せるように構成されている
ため，ＪＡＭ処理が更に容易になるだけでなく，転写ベ
ルト１１の交換などのメンテナンス作業も極めて容易に
行うことができる。
タンデム型フルカラープリンタＺ１では，転写ユニット
２０を，通紙方向に平行な回転軸２１ａを中心に感光体
ドラム２ａ等から離間する方向に傾斜させることが可能
に構成されているため，ユーザは例えば本体前面側のロ
ックを外して転写ユニット２０を傾斜させるだけの極め
て簡単な操作でＪＡＭ処理が可能である。また，上記の
ような回転軸２１ａを中心に転写ユニット２０を揺動自
在とする機構は，例えば従来の感光体ドラムに対して転
写ユニットを平行移動させる機構に比べてシンプルであ
り，低コスト化が期待できる。更に，転写ユニット２０
を傾斜させた状態から，レール２０に沿って転写ユニッ
ト２０を本体手前側に引き出せるように構成されている
ため，ＪＡＭ処理が更に容易になるだけでなく，転写ベ
ルト１１の交換などのメンテナンス作業も極めて容易に
行うことができる。
【００１０】
【実施例】上記実施の形態で例示したようなタンデム型
の画像形成装置では，転写ユニットが大型であるために
本発明のようなＪＡＭ処理機構を搭載することが特に有
効であるが，もちろん画像形成装置を１組しか搭載して
いない画像形成装置や，転写ベルトを用いない画像形成
装置にも適用可能であることは言うまでもない。
の画像形成装置では，転写ユニットが大型であるために
本発明のようなＪＡＭ処理機構を搭載することが特に有
効であるが，もちろん画像形成装置を１組しか搭載して
いない画像形成装置や，転写ベルトを用いない画像形成
装置にも適用可能であることは言うまでもない。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は，像担持体
と，該像担持体に対向配置される転写ユニットとを具備
してなる画像形成装置において，上記転写ユニットが，
通紙方向に平行な所定の回転軸を中心に上記像担持体か
ら離間する方向に傾斜可能であることを特徴とする画像
形成装置として構成されているため，ユーザは転写ユニ
ットを傾斜させるだけの極めて簡単な操作でＪＡＭ処理
が可能となる。また，このような回転軸を中心に転写ユ
ニットを揺動自在とする機構は，例えば従来の感光体ド
ラムに対して転写ユニットを平行移動させる機構に比べ
てシンプルであり，低コスト化が期待できる。更に，上
記像担持体から離間する方向に傾斜された上記転写ユニ
ットを，上記傾斜方向にスライドさせることが可能なレ
ール機構を搭載すれば，ＪＡＭ処理が更に容易になるだ
けでなく，転写ユニットのメンテナンス作業も極めて容
易に行うことができる。
と，該像担持体に対向配置される転写ユニットとを具備
してなる画像形成装置において，上記転写ユニットが，
通紙方向に平行な所定の回転軸を中心に上記像担持体か
ら離間する方向に傾斜可能であることを特徴とする画像
形成装置として構成されているため，ユーザは転写ユニ
ットを傾斜させるだけの極めて簡単な操作でＪＡＭ処理
が可能となる。また，このような回転軸を中心に転写ユ
ニットを揺動自在とする機構は，例えば従来の感光体ド
ラムに対して転写ユニットを平行移動させる機構に比べ
てシンプルであり，低コスト化が期待できる。更に，上
記像担持体から離間する方向に傾斜された上記転写ユニ
ットを，上記傾斜方向にスライドさせることが可能なレ
ール機構を搭載すれば，ＪＡＭ処理が更に容易になるだ
けでなく，転写ユニットのメンテナンス作業も極めて容
易に行うことができる。
【図１】 本発明の実施の形態に係るタンデム型フルカ
ラープリンタＺ１の特徴部分を説明するための本体側面
から見た概略構成図。
ラープリンタＺ１の特徴部分を説明するための本体側面
から見た概略構成図。
【図２】 上記タンデム型フルカラープリンタＺ１の画
像形成部近傍を本体正面から見た概略構成図。
像形成部近傍を本体正面から見た概略構成図。
【図３】 上記タンデム型フルカラープリンタＺ１にお
いて転写ユニット２０を傾斜させた状態を本体正面から
見た概略構成図。
いて転写ユニット２０を傾斜させた状態を本体正面から
見た概略構成図。
１ａ〜１ｄ…画像形成部 ２ａ…感光体ドラム（像担持体の一例） ３ａ…転写ローラ １１…転写ベルト ２０…転写ユニット ２１…レール ２１ａ…回転軸 Ｐ…転写紙
Claims (3)
- 【請求項１】 像担持体と，該像担持体に対向配置され
る転写ユニットとを具備してなる画像形成装置におい
て，上記転写ユニットが，通紙方向に平行な所定の回転
軸を中心に上記像担持体から離間する方向に傾斜可能で
あることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 更に，上記像担持体から離間する方向に
傾斜された上記転写ユニットを，上記傾斜方向にスライ
ドさせることが可能なレール機構を具備してなる請求項
１記載の画像形成装置。 - 【請求項３】 上記像担持体が直列に複数設置され，上
記転写ユニットが，上記複数の像担持体にそれぞれ対向
する複数の転写ローラと，それら複数の転写ローラに巻
き回された転写ベルトとを含んで構成される請求項１又
は２記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000037498A JP2001228664A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000037498A JP2001228664A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001228664A true JP2001228664A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18561380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000037498A Pending JP2001228664A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001228664A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7555238B2 (en) | 2004-09-29 | 2009-06-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device and angularly shifted belt unit |
| US7586508B2 (en) | 2004-06-22 | 2009-09-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device with scanner unit |
-
2000
- 2000-02-16 JP JP2000037498A patent/JP2001228664A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7586508B2 (en) | 2004-06-22 | 2009-09-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device with scanner unit |
| US7804515B2 (en) | 2004-06-22 | 2010-09-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device with scanner unit |
| US7555238B2 (en) | 2004-09-29 | 2009-06-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device and angularly shifted belt unit |
| US7620344B2 (en) | 2004-09-29 | 2009-11-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, drawable cartridge, and recording medium accommodating cartridge |
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