JP3668052B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、詳しくは複数の画像形成を行なうカラー画像形成装置に関する
【0002】
【従来の技術】
特開平9−297440号公報には、画像形成部の下方に給紙部を、上方に定着部を設け、シートを略垂直に搬送しながら画像形成を行う方式の画像形成装置において、装置本体の側面カバーにシートを略垂直に搬送するシート搬送手段(ベルト方式の転写手段)を一体に設け、該側面カバーを開くことによりシート搬送路の大部分を一挙に開放してジャム処理を容易にする技術が開示されている。
また、同公報には、シートの両面に画像を形成する場合の両面ユニットを上記側面カバーの外側に増設する技術が開示されている。両面ユニット内には片面の画像形成が終わったシートを反転させるための反転経路(シート反転搬送部)と、反転したシートをシート搬送手段の上流側に搬送するための再給紙手段が設けられている。
【0003】
側面カバーと両面ユニットは装置本体に対してそれぞれ下端部を軸支されて上下方向に回動自在に設けられている。両面ユニット内でジャムが生じた場合には、両面ユニットを装置本体外方に回動して開き、かかる状態で両面ユニットの内側(開放面側)からジャム処理用のガイド板を開放してシートを取り出すようになっている。
シート搬送手段の搬送路でジャムが発生した場合には、まず両面ユニットを開き、その後側面カバーを開いてシートを取り出すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように両面ユニットを側面カバーの外側に増設する方式では、装置本体側面の開閉機構が2重となって構成が複雑になるという問題があった。
また、例えば片面のみに画像を形成する作業においてジャムが発生した場合、側面カバーの開放動作に先立って必ずその作業においては使用されない両面ユニットの開放動作が必要となり、ジャム処理操作性に劣るという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、構成が簡単でジャム処理操作性に優れるカラー画像形成装置の提供を、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、シート搬送手段によりシートを略垂直に吸着搬送し、複数の画像形成を行なうカラー画像形成装置であって、装置本体に対して開閉自在に設けられた側面カバーと、片面画像形成後のシートを反転させるための反転手段とを有し、側面カバー部に上記反転手段により反転されたシートを上記シート搬送手段の上流へ搬送する再給紙部を有し、上記シート搬送手段による搬送路が開放されているときには、上記側面カバーが開いた状態であり、上記シート搬送手段が複数の像担持体に対向するとともに転写ベルトを有してシートを静電吸着する構成を有し、且つ、上記シート搬送手段が着脱自在に設けられている、という構成を採っている。
【0007】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、上記シート搬送手段が画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられ、上記再給紙部のシートが上記シート搬送手段の上記側面カバーに対する対向面側より取り出し可能である、という構成を採っている。
【0008】
請求項3記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、上記側面カバーを開いたときに、上記再給紙部のシートが取り出し可能である、という構成を採っている。
【0009】
請求項4記載の発明では、請求項1、2又は3記載の画像形成装置において、上記反転手段のシート反転搬送部が、上記再給紙部を挟んだ上記シート搬送手段の反対側の位置をもって上記側面カバーに一体に設けられている、という構成を採っている。
【0010】
請求項5記載の発明では、請求項1,2,3又は4記載の画像形成装置において、上記シート搬送手段の一部が、上記再給紙部の搬送路のシート案内面を兼ねている、という構成を採っている。
【0011】
請求項6記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、上記反転手段のシート反転搬送部が上記シート搬送手段と上記再給紙部との間の位置をもって上記側面カバーに一体に設けられ、上記シート搬送手段が上記側面カバーに対して着脱自在に設けられ、上記シート反転搬送部内のシートが上記シート搬送手段の上記側面カバーに対する装着面側より取り出し可能である、という構成を採っている。
【0012】
請求項7記載の発明では、請求項6記載の画像形成装置において、上記シート搬送手段の一部が、上記シート反転搬送部のシート案内面を兼ねている、という構成を採っている。
【0013】
請求項8記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、上記転写ベルトが上記複数の像担持体に接触している、という構成を採っている。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。なお、各実施例において同一部分は同一符号で示し、特に必要がない限り重複した説明は省略する。
図1に示すように、本実施例における画像形成装置としてのフルカラー画像形成装置2は、装置本体4の中央部に設けられた画像形成部6と、画像形成部6の下方に設けられた給紙部8と、画像形成部6の上方に設けられた定着部10と、シートを略垂直に搬送するシート搬送手段12と、このシート搬送手段12を保持し、装置本体4に対して開閉自在な側面カバー14等を有している。なお、側面カバー14は、「搬送ブラケット」と称することもできる。
画像形成部6には、現像色の異なる4つの作像ユニットA,B,C,Dが上下方向に重ね合わせ状態に配置されている。各作像ユニットA,B,C,Dは、像担持体としての感光体と、感光体を一様に帯電する帯電手段と、静電潜像を形成する露光手段と、静電潜像を可視像化する現像手段と、転写後の残留トナーを除去するクリーニング手段等を有する周知の構成である。
【0016】
給紙部8に積載収容されたシートは給紙ローラ16等により最上のものから順に一枚ずつ分離されてレジストローラ対18に送られる。
シートはレジストローラ対18で斜めずれ等を修正された後、その先端部の所定位置が最下方の作像ユニットAの感光体上の画像先端と一致するタイミングで送られ、シート搬送手段12で搬送されながら順次作像ユニットA,B,C,Dによる画像を転写される。
フルカラー画像を転写されたシートは定着部10へ送られ、ここで熱と圧力によりトナーが溶融してフルカラー画像がシート上に定着される。定着部10の下流には2つの搬送路20,22が設けられており、搬送路切換手段としての分岐爪24により選択的に案内されるようになっている。
【0017】
分岐爪24は図示しないソレノイドにより駆動され、シートの片面のみに画像を形成する場合、又はシート両面への画像形成後は、二点鎖線で示す位置に位置付けられる。この場合、シートは搬送路20へ案内され、排紙ローラ対26により装置本体4の上面に形成された排紙トレイ28上に排出される。
シート両面に画像を形成する場合において片面の画像形成が終わった後はシートは定着部10を出た後実線で示す位置に位置付けられた分岐爪24により搬送路22へ案内され、反転される。
【0018】
側面カバー14内には、シート搬送手段12よりも装置本体4外方側に上下方向に延びるシート反転搬送部25が設けられている。シート反転搬送部25は搬送路22に接続されており、分岐爪24、搬送路22、シート反転搬送部25等により反転手段が構成されている。
側面カバー14内におけるシート搬送手段12とシート反転搬送部25との間には、反転手段により反転されたシートをシート搬送手段12の上流へ搬送する再給紙部27が設けられている。反転されたシートは再給紙部27によりシート搬送手段12の上流側であるレジストローラ対18へ送られる。
【0019】
両面プリントについて具体的に説明すると、第1面(片面)の画像形成を終えたシートは、分岐爪24により側面カバー14内のシート反転搬送部25へ導かれて反転される。反転されたシートは、再給紙部27によりもう一度シート搬送手段12の入口へ戻され、第2面の画像形成を行なうべく再給紙される。なお、シート反転搬送部25、再給紙部27は単一の実線で省略表示しているが、実際には一対のガイド板や搬送コロ対等により構成されている。
連続して両面プリントを行なうときには、1枚目の第1面の画像形成に続き、2枚目の第1面画像形成を行い、シート反転搬送部25へ2枚のシートを順送りし、1枚目第2面、3枚目第1面、2枚目第2面、4枚目第1面、3枚目第2面・・・・と交互に給紙、再給紙を行なう。これにより、無駄な空転時間を発生することなく両面プリントを行なうことができる。
【0020】
シート搬送手段12は側面カバー14に着脱自在に保持されている。図2に示すように、上下方向に延びるフレーム30と、フレーム30の上下端部に設けられた駆動ローラ32、従動ローラ34と、駆動ローラ32と従動ローラ34間に掛け渡された転写ベルト36と、4色の作像ユニットA,B,C,Dに対向する位置でトナーをシート上に転写するための転写ブラシa,b,c,dと、転写後の転写ベルト36上の清掃を行なうベルトクリーニングブレード38と、残留電荷を除去するための除電針40と、バックアップローラ42等を有している。これらの部材はフレーム30に一体に設けられている。
フレーム30の上端部にはハンドル44が設けられており、このハンドル44の操作によりシート搬送手段12を側面カバー14に着脱できるようになっている。なお、図2以外においてはシート搬送手段12は簡略化して表示している。
【0021】
シートはシート搬送手段12の転写ベルト36によって静電吸着された状態で搬送されるので、略垂直方向の搬送であっても水平搬送と同等に搬送することができる。このように、静電吸着等の吸着による搬送であれば角度があっても搬送性能は損なわれない。本実施例では、シート搬送路の最短距離を図るべく略垂直搬送構成としたが、例えば45°などの傾斜を有する搬送構成としてもよい。
転写ベルト36や転写ブラシa,b,c,dは長期間の使用によって表面の削れ、汚れ付着などにより転写特性が低下する場合がある。このような場合、転写ベルト36のみ、あるいは転写ブラシa,b,c,dのみの交換によってもメンテナンスすることは可能であるが、交換作業が非常に面倒となる。この点に鑑み、本実施例ではオペレータ(ユーザー)が簡単にメンテナンスが行えるように、一括交換方式としている。
従って、例えば転写ベルト36の磨耗により転写特性が低下した場合、オペレータは側面カバー14からシート搬送手段12を一つのユニットとして取り外し、新しいシート搬送手段12と交換する。
【0022】
シート搬送手段12による搬送路、すなわち作像ユニットA,B,C,Dと転写ベルト36間の搬送路でジャムが生じた場合には、図3に示すように、側面カバー14が装置本体4外方に回動されて開放される。側面カバー14は下端部を装置本体4に軸支されており、一定の開放角度を維持できるようになっている。
また、側面カバー14の上端部は装置本体4に対して係脱自在となっている。
側面カバー14を開放すると、作像ユニットA,B,C,Dからシート搬送手段12が離れるので、シート搬送手段12による搬送路が大きく開放される。この開放状態でオペレータはシートを取り除く。
【0023】
本実施例における構成では、側面カバー14内に従来の両面ユニットの機能であるシート反転搬送部25と再給紙部27を一体に設けているので、側面カバー14の外側に両面ユニット機能を増設したことにより側面カバー14の開閉が阻害されることが無い。換言すれば、従来のように側面カバー14の開閉に先立って両面ユニットを開放するという動作は存在しない。このため、構成の簡易化、低コスト化を図ることができるとともにジャム処理操作性向上を図ることができる。
両面ユニット機能を従来のように増設機能として提供しようとする場合には、増設に当たって、シート搬送手段12のみを有する側面カバー14を、少なくとも再給紙部27を有する側面カバー14に交換するようにすればよい。
【0024】
また、本実施例では側面カバー14が反転手段の一部であるシート反転搬送部25を一体に有する構成としているが、シート反転は側面カバー14の外部で行なうようにしてもよい。例えば、排紙ローラ対26から排紙トレイ28に排出される直前のシートをそのまま逆方向に移動させて反転させ、再給紙部27に導くなど、他の部分で反転動作を行なうように構成してもよい。
【0025】
一般的にジャムは給紙部8から作像ユニットA,B,C,Dへ給送する部分、すなわちシート搬送手段12による搬送路と、作像ユニットA,B,C,Dから定着部10へ搬送する部分で発生し易く、作像動作を伴わず単にシートを搬送するだけのシート反転搬送部25(反転手段)、再給紙部27では発生頻度が低い。
また、ジャム処理操作に当たっては、作像ユニットA,B,C,D周辺は感光体表面などユーザーが触れることを嫌う部品が多数あるが、シート反転搬送部25、再給紙部27はシートをガイドするガイド板と搬送コロで構成されているだけなので、特に注意を要する部品は少ない。
【0026】
この観点から、再給紙部27でジャムが発生した場合には、図4に示すように、側面カバー14を開放してシート搬送手段12を取り外し、この状態でシート搬送手段12の側面カバー14に対する装着面側から、すなわち矢印S方向からジャムしたシートを取り出す。図示しないが、再給紙部27におけるシート搬送手段12側のガイド板は回動可能となっており、シート搬送手段12を取り外した後このガイド板を回動して搬送路を開放し、シートを取り出す。
【0027】
図5に示すように、シート搬送手段12を側面カバー14に対して下端部を軸支して回動自在に設け、側面カバー14に対して退避できるようにして再給紙部27のジャム処理を行なう構成とすることもできる。
本参考実施例における操作は、まず側面カバー14を開放した後シート搬送手段12を装置本体4側へ回動して退避させる。その後、再給紙部27のガイド板を回動して搬送路を開放し、シートを取り出す。
本参考実施例では、シート搬送手段12を持ち運ぶ必要がないので、シート搬送手段12を取り外す方式に比べてジャム処理作業の容易化を図ることができる。
【0028】
上述のように、シート搬送手段12を取り外すか又は退避させて再給紙部27のジャム処理を行なう構成とすれば、ジャム処理を行なうために専用に設けられる開閉扉や、シート反転搬送部25、再給紙部27を含む全体を退避させるための大掛かりな回動機構などを設ける必要がない。これにより、コンパクト且つ低コストな構成とすることができ、また、ジャム処理作業も容易となる。
【0029】
上記各実施例において、反転手段のシート反転搬送部25は、側面カバー14内において、再給紙部27を挟んでシート搬送手段12の反対側に、換言すれば側面カバー14の最も外側に設けられている。再給紙部27のジャム処理はシート搬送手段12の側面カバー14に対する装着面側から行なうので、その反対側の外側は扉開閉を伴うジャム処理操作を行なう搬送路を配置するには好都合である。この観点からシート反転搬送部25を配置している。
図示しないが、シート反転搬送部25の外側のガイド板と側面カバー14の外板が一体となって開閉できるようになっている。シート反転搬送部25でジャムが発生した場合には、側面カバー14の外板を回動して開放し、シート反転搬送部25の搬送路を開放した後でシートを取り出す。このため、コンパクト且つ低コストな構成とすることができ、また、ジャム処理作業も容易となる。
【0030】
次に、図6に基づいて他の実施例を説明する。
本実施例は、シート搬送手段12の一部が再給紙部27の搬送路のシート案内面を兼ねることを特徴としている。
図6に示すように、本実施例では、シート搬送手段12のフレーム30の背面側(側面カバー14への装着面側)に再給紙部27のシートガイド板(シート案内面)の一方をなすガイド面46を形成し、このガイド面46に再給紙部27の搬送路の搬送コロ対48,50の一方を設けている。
従って、再給紙部27の搬送路でジャムが発生した場合には、側面カバー14を開放し、シート搬送手段12を取り外すだけで再給紙27の搬送路が開放され、その後シートを取り出すだけの作業となる。
このようにすれば、シート搬送手段12を取り外した後、ガイド板を回動させる構成に比べて、ジャム処理操作が容易となる。
また、シート搬送手段12のフレーム30とシートガイド板が兼用となっているので、構成の簡易化、低コスト化を実現できる。
【0031】
次に、図7及び図8に基づいて他の実施例を説明する。
本実施例では、図7に示すように、側面カバー14内においてシート搬送手段12の背面側に反転手段のシート反転搬送部25を設け、最も外側に再給紙部27を設けている。
従って、シート反転搬送部25でジャムが発生した場合には、図8に示すように、シート搬送手段12を取り外し又は退避させ、シート搬送手段12の側面カバー14に対する装着面側からシート反転搬送部25のガイド板を回動してシートを取り出す。再給紙部27でジャムが発生した場合には、上記実施例におけるシート反転搬送部25の場合と同様に、側面カバー14の外板を回動して搬送路を開放するようにする。なお、図8ではシート搬送手段12を省略している。
このような構成とすることでジャム処理を行なうためのカバーや開閉機構がシート搬送手段12の機構と共用でき、小型化、低コスト化が実現できる。
【0032】
また、図示しないが、本実施例においても図6で示した例と同様に、シート搬送手段12のフレーム30の背面側にシート反転搬送部25のシートガイド板の一方をなすガイド面を形成する構成とすることができ、ジャム処理操作の容易化、構成の簡易化、低コスト化を実現できる。
なお、シート反転搬送部25ではシートの上端部を挟持して垂れ下がらせるだけでよいので、再給紙部27のように搬送コロ対をシート長以下の間隔で配置する必要はなく、シート反転搬送部25の入口に1対の正逆回転可能な搬送コロ対があれば機能する。従って、シート搬送手段12のフレーム30の背面側に形成したガイド面に搬送コロを設ける必要がなく、図6で示した例における兼用構成に比べて一層の小型化、低コスト化が実現できる。
【0033】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、シート搬送手段によりシートを略垂直に吸着搬送し、複数の画像形成を行なうカラー画像形成装置であって、装置本体に対して開閉自在に設けられた側面カバーと、片面画像形成後のシートを反転させるための反転手段とを有し、側面カバー部に上記反転手段により反転されたシートを上記シート搬送手段の上流へ搬送する再給紙部を有し、上記シート搬送手段による搬送路が開放されているときには、上記側面カバーが開いた状態であり、上記シート搬送手段が複数の像担持体に対向するとともに転写ベルトを有してシートを静電吸着する構成を有し、且つ、上記シート搬送手段が着脱自在に設けられている構成としたので、側面カバーの外側に両面ユニット機能を設ける必要がなく、構成の簡易化、ジャム処理操作の容易化を図ることができる。
また、シート搬送手段が転写ベルトを有している構成としたので、略垂直や傾斜状態でも搬送性を損なうことがなく、搬送距離の最短化を実現できる。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、シート搬送手段を取り外して再給紙部内のシートをシート搬送手段と側面カバーとの対向面より取り出す構成としたので、ジャム処理を行なうために専用に設けられる開閉扉や、再給紙部を退避させるための大掛かりな回動機構などを設ける必要がない。これにより、コンパクト且つ低コストな構成とすることができ、また、ジャム処理作業も容易となる。
【0036】
請求項3又は4記載の発明によれば、側面カバーを開いたときに、上記再給紙部のシートが取り出し可能な構成としたので、ジャム処理を行なうために専用に設けられる開閉扉や、再給紙部を退避させるための大掛かりな回動機構などを設ける必要がない。これにより、コンパクト且つ低コストな構成とすることができ、また、ジャム処理作業も容易となる。
【0037】
請求項5記載の発明によれば、シート搬送手段の一部が再給紙部の搬送路のシート案内面を兼ねる構成としたので、構成の簡易化、低コスト化を図れるとともに、ジャム処理の操作性を一層向上させることができる。
【0038】
請求項6記載の発明によれば、シート搬送手段を取り外してシート反転搬送部のシートをシート搬送手段の装着面側より取り出す構成としたので、ジャム処理を行なうために専用に設けられる開閉扉や、再給紙部を退避させるための大掛かりな回動機構などを設ける必要がない。これにより、コンパクト且つ低コストな構成とすることができ、また、ジャム処理作業も容易となる。
【0040】
請求項7記載の発明によれば、シート搬送手段の一部がシート反転搬送部のシート案内面を兼ねる構成としたので、構成の簡易化、低コスト化を図れるとともに、ジャム処理の操作性を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る画像形成装置の概要正面図である。
【図2】 シート搬送手段の概要正面図である。
【図3】 図1で示した画像形成装置において、側面カバーを開放した状態の図である。
【図4】 図1で示した画像形成装置において、側面カバーを開放した後、シート搬送手段を取り外した状態を示す図である。
【図5】 参考実施例に係る画像形成装置において、側面カバーを開放した後、シート搬送手段を退避させた状態を示す図である。
【図6】 他の実施例に係る画像形成装置において、側面カバーを開放した後、シート搬送手段を退避させた状態を示す図である。
【図7】 他の実施例に係る画像形成装置の概要正面図である。
【図8】 図7で示した画像形成装置において、側面カバーを開放した状態の図である。
【符号の説明】
4 装置本体
12 シート搬送手段
14 側面カバー
25 シート反転搬送部
27 再給紙部
36 転写ベルト

Claims (8)

  1. シート搬送手段によりシートを略垂直に吸着搬送し、複数の画像形成を行なうカラー画像形成装置であって、装置本体に対して開閉自在に設けられた側面カバーと、片面画像形成後のシートを反転させるための反転手段とを有し、側面カバー部に上記反転手段により反転されたシートを上記シート搬送手段の上流へ搬送する再給紙部を有し、上記シート搬送手段による搬送路が開放されているときには、上記側面カバーが開いた状態であり、上記シート搬送手段が複数の像担持体に対向するとともに転写ベルトを有してシートを静電吸着する構成を有し、且つ、上記シート搬送手段が着脱自在に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記シート搬送手段が画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられ、上記再給紙部のシートが上記シート搬送手段の上記側面カバーに対する対向面側より取り出し可能であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記側面カバーを開いたときに、上記再給紙部のシートが取り出し可能であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1、2又は3記載の画像形成装置において、
    上記反転手段のシート反転搬送部が、上記再給紙部を挟んだ上記シート搬送手段の反対側の位置をもって上記側面カバーに一体に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1,2,3又は4記載の画像形成装置において、
    上記シート搬送手段の一部が、上記再給紙部の搬送路のシート案内面を兼ねていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記反転手段のシート反転搬送部が上記シート搬送手段と上記再給紙部との間の位置をもって上記側面カバーに一体に設けられ、上記シート搬送手段が上記側面カバーに対して着脱自在に設けられ、上記シート反転搬送部内のシートが上記シート搬送手段の上記側面カバーに対する装着面側より取り出し可能であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6記載の画像形成装置において、
    上記シート搬送手段の一部が、上記シート反転搬送部のシート案内面を兼ねていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記転写ベルトが上記複数の像担持体に接触していることを特徴とする画像形成装置。
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