JP2001227262A - シャッター機構 - Google Patents

シャッター機構

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JP2001227262A
JP2001227262A JP2000042090A JP2000042090A JP2001227262A JP 2001227262 A JP2001227262 A JP 2001227262A JP 2000042090 A JP2000042090 A JP 2000042090A JP 2000042090 A JP2000042090 A JP 2000042090A JP 2001227262 A JP2001227262 A JP 2001227262A
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JP
Japan
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shutter
guide
wire
shutter mechanism
shield
Prior art date
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Application number
JP2000042090A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Osawa
英一 大沢
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NICHIEI SHUTTER KK
Original Assignee
NICHIEI SHUTTER KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡素で故障し難く、動作もスムーズでし
かも低コストで製造可能な建物用のシャッター機構を提
供する。 【手段】前後二つのシャッター本体15,16は、天井
に設けられた前後二つのガイドローラ12,13を経由
するワイヤ14によって連結されている。両シャッター
本体15,16の重量はほぼ等しい。一方のシャッター
本体を上動させると他方のシャッター本体が下動するご
とく、両シャッター本体15,16は同期移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗や倉庫等の建
物に設置されるシャッター機構に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の出入口部分に設置されるシャッタ
ー機構としては、例えば図3〜図5に示すようなものが
知られている。図3は、ガイドレール31内に収容され
たシャッター本体32の一部の概略断面を示す。この概
略図のように、ガイドレール31に沿ってスライド可能
なシャッター本体32は、二種類の長尺状シャッター片
33,34を交互配置した状態で互いに回動可能に連結
して構成されている。シャッター本体32をガイドレー
ル31に沿ってスライドさせるために、第1のシャッタ
ー片33の各端部には、図3及び図4(A)に示すよう
に、取付具35を介して水平ガイドローラ36が一つ又
は二つ以上取り付けられている(図3では二つ)。又、
第2のシャッター片34の各端部には、図3及び図4
(B)に示すように、取付具37を介して垂直ガイドロ
ーラ38が一つ又は二つ以上取り付けられている(図3
では一つ)。これらのガイドローラ36,38が、図4
(A)及び(B)に示すように、断面コ字状のガイドレ
ール31の垂直側面及び上下の水平側面に当接しながら
転動することにより、複数のシャッター片33,34の
連結体であるシャッター本体32がガイドレール31内
を自由に移動することができる構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シャッター機構では、ガイドレール31に沿ったシャッ
ター本体32の長さが長くなると(つまり両端部にガイ
ドローラが取り付けられたシャッター片33,34の数
が多くなると)、長期の使用により、いずれかのガイド
ローラに故障や不具合が生じ易くなる。従って、どうし
ても修理やメンテナンスのために多大な手間や費用がか
かっていた。
【0004】また、シャッター本体32が前端部から後
端部まで複数のシャッター片33,34を連結した構造
であったため、それ自体は自在に折れ曲がることができ
たが、自在に折れ曲がるという特徴を生かすためには、
図5に示すようにガイドレール31を予め湾曲した形状
にしておく必要があった。しかしながら、隣り合うシャ
ッター片33,34相互の回動可能な角度範囲等を考慮
しつつ無理のない曲率Rのガイドレールを設計し精巧に
製作することは容易なことではなく、製造コストを増大
させる一因となっていた。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、構造が簡素で修理やメンテナンス
のために手間や費用がかからず、更には製造コストをも
低減できるシャッター機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシャッター機構
は、遮蔽体とバランサウエイトとをワイヤ又はその均等
物で連結し、前記遮蔽体及びバランサウエイトを同期し
て移動可能としたことを特徴とするものである。なお、
前記バランサウエイトの重量が前記遮蔽体の重量にほぼ
等しいことは好ましい。前記バランサウエイトは第2の
遮蔽体によって構成されることは好ましい。前記遮蔽体
は、複数のシャッター片を互いに回動可能に連結してな
るシャッター本体で構成されることは好ましい。また、
前記ワイヤ又はその均等物が移動又は走行する方向を転
換させるためのガイド手段を更に備えていることは好ま
しく、前記ガイド手段は、建物に設置したガイドローラ
又はガイドバーによって構成されることは更に好まし
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明を、資材庫等の建物
の出入口部分に中間室を確保できるように設置されたシ
ャッター機構に具体化した例を図1及び図2を参照して
説明する。
【0008】図1に示すように、資材庫の出入口部分に
は中間室11が設けられている。中間室11の天井部分
には、左右一対の前側ガイドローラ12(図2参照)と
同じく左右一対の後側ガイドローラ13(図1では一つ
のみ図示)とが、所定距離を隔てて配置されている。各
ガイドローラ12,13は正逆回転可能である。図1及
び図2に示すように、シャッター機構の左右それぞれに
おいて、前側ガイドローラ12と後側ガイドローラ13
とを経由してワイヤ14が掛装されている。前側ガイド
ローラ12から垂下したワイヤ14の先端部には、第1
のシャッター本体15が結合され、又、後側ガイドロー
ラ13から垂下したワイヤ14の後端部には、第2のシ
ャッター本体16が結合されている。つまり、第1のシ
ャッター本体15も第2のシャッター本体16もそれぞ
れ、左右二本のワイヤ14で吊り下げられている。尚、
二つのシャッター本体15、16の重量はほぼ等しい。
【0009】図2に示すように第1のシャッター本体1
5は、二種類の長尺状シャッター片17,18を交互配
置した状態で互いに回動可能に連結して構成されたもの
(連結体)である。各シャッター片の左右端部には、ロ
ーラ等は取り付けられていない。第1のシャッター本体
15の左右には、横断面略コ字形状をなす一対のガイド
レール19が垂直に設けられている。第1のシャッター
本体15の左右両側部はそれぞれ左右のガイドレール1
9内に挿入されて、垂直方向への移動又は走行をガイド
されている。第2のシャッター本体16も、図2に示す
第1のシャッター本体15と同様に構成されている。
【0010】図1は、第1のシャッター本体15が持ち
上げられると共に第2のシャッター本体16が下げられ
て床又は地面に接した状態を示す。つまり、外側垂直ゲ
ートとしての第1のシャッター本体15が開状態にあっ
て庫外と中間室11との間で出入り可能なのに対し、内
側垂直ゲートとしての第2のシャッター本体16が閉状
態にあって中間室11と庫内との間で出入り不能となっ
ている。図1の状態から手動で第1のシャッター本体1
5を押し下げると、ワイヤ14を介して連結された第2
のシャッター本体16が押し上げられ、中間室11の外
側垂直ゲートが閉じられると共に内側垂直ゲートが開か
れる。このように、ワイヤ14の長さは一方のシャッタ
ー本体が閉位置にあるときに、他方のシャッター本体が
開位置にくるように設定されている。そして、両シャッ
ター本体15,16はワイヤ14を介し同期して動くた
め、中間室11の外側垂直ゲートと内側垂直ゲートとが
同時に全開したり全閉したりすることがない。
【0011】本実施形態によれば、次のような効果を得
ることができる。 1.従来例に比して構造が簡素であるため、故障し難
く、仮に故障しても修理やメンテナンスに手間や費用が
かからず、又、製造コストも低減できる。 2.第1のシャッター本体15が遮蔽体として機能する
場合には第2のシャッター本体16がバランサウエイト
(均衡重量体)として機能し、同じく第2のシャッター
本体16が遮蔽体として機能する場合には第1のシャッ
ター本体15がバランサウエイトとして機能する。この
ため、各シャッター本体の重量がある程度大きくても、
シャッター本体の上げ下げにさほどの力を必要とせず、
各シャッター本体の上下動も極めてスムーズとなる。 3.ガイド手段としてのガイドローラ12,13を用い
てワイヤ14の移動方向又は走行方向を自在に転換可能
としたので、各シャッター本体を無理に湾曲させる必要
がない。従って、シャッター本体15,16をガイドす
るガイドレール19自体も単純な直線形状のもので足
り、従来例(図5)のように湾曲したガイドレールを準
備する必要がない。この点でも製造コストを低減でき
る。
【0012】(変更例)上記実施形態を以下のように変
更してもよい。前側ガイドローラ12又は後側ガイドロ
ーラ13のいずれか一方を電動モータ等の駆動手段に作
動連結し、動力を利用してシャッター本体及びワイヤを
駆動するようにしてもよい。図1及び図2に示すような
ワイヤ14に代えて、強靱なテープ(比較的扁平な連結
部材)あるいはチェーンのようなものをシャッター本体
の連結に用いてもよい。尚、このようなテープやチェー
ンが「ワイヤの均等物」の例示となる。
【0013】上記実施形態におけるシャッター本体1
5,16はそれぞれ、一枚板からなる板材で置換されて
もよい。又、前記ガイドローラは、ガイドバー(例えば
横棒)で置換されてもよい。本発明は資材庫以外の建物
の出入口部分に適用されてもよい。又、中間室のような
ものを必要としない場合には、ガイドローラは前側又は
後側のローラのみ、シャッター本体はワイヤ前端部の一
つのみとし、ワイヤ14の後端部にバランサウエイトに
なり得る重量物を連結してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように各請求項に記載の本
発明によれば、構造が簡素で修理やメンテナンスのため
に手間や費用がかからず製造コストを低減できると共
に、遮断体とバランサウエイトとの重量的均衡関係に基
づいて遮断体のスムーズな移動を実現できる。特に請求
項2によれば、二つの遮断体のうち一方が他方に対して
バランサウエイトとして機能するため、設計上の無駄が
ない。又、請求項4及び5によれば、従来のガイドレー
ルとは異なるガイド手段を用いて、ワイヤ又はその均等
物が移動又は走行する方向を転換させることができるた
め、遮断体の動きをガイドするためのガイドレールを湾
曲形成する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】資材庫用のシャッター機構の一例を示す概略断
面図。
【図2】シャッター機構の一部分を示す断面図付き斜視
図。
【図3】従来のシャッター機構の一部分の概略断面図。
【図4】従来のシャッター機構を示し、(A)は第1の
シャッター片の端部近傍の断面図、(B)は第2のシャ
ッター片の端部近傍の断面図。
【図5】部分的に湾曲した従来のガイドレールを示す概
略断面図。
【符号の説明】
12,13…ガイドローラ(ガイド手段)、14…ワイ
ヤ、15,16…シャッター本体(遮蔽体およびバラン
サウエイト)、17,18…シャッター片。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮蔽体とバランサウエイトとをワイヤ又
    はその均等物で連結し、前記遮蔽体及びバランサウエイ
    トを同期して移動可能としたことを特徴とするシャッタ
    ー機構。
  2. 【請求項2】 前記バランサウエイトは第2の遮蔽体に
    よって構成されることを特徴とする請求項1に記載のシ
    ャッター機構。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽体は、複数のシャッター片を互
    いに回動可能に連結してなるシャッター本体で構成され
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のシャッター
    機構。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤ又はその均等物が移動又は走
    行する方向を転換させるためのガイド手段を更に備えて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記
    載のシャッター機構。
  5. 【請求項5】 前記ガイド手段は、建物に設置したガイ
    ドローラ又はガイドバーによって構成されることを特徴
    とする請求項4に記載のシャッター機構。
JP2000042090A 2000-02-21 2000-02-21 シャッター機構 Pending JP2001227262A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109184524A (zh) * 2018-08-27 2019-01-11 梅玲玲 一种防盗窗结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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