JP2001226235A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

Info

Publication number
JP2001226235A
JP2001226235A JP2000035537A JP2000035537A JP2001226235A JP 2001226235 A JP2001226235 A JP 2001226235A JP 2000035537 A JP2000035537 A JP 2000035537A JP 2000035537 A JP2000035537 A JP 2000035537A JP 2001226235 A JP2001226235 A JP 2001226235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
hair cosmetic
feeling
carbon atoms
chemical formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000035537A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3885986B2 (ja
Inventor
Takashi Omori
隆司 大森
Reiji Miyahara
令二 宮原
Hiroyuki Kaneki
宏之 鹿子木
Tomiyuki Nanba
富幸 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP2000035537A priority Critical patent/JP3885986B2/ja
Publication of JP2001226235A publication Critical patent/JP2001226235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3885986B2 publication Critical patent/JP3885986B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪に対してべたつき感がなく、しっとり感
を付与し、且つ、なめらか感、しなやか感を向上させる
という優れた使用感触を有する毛髪化粧料を提供するこ
と。 【解決手段】 下記化学式(1)で表わされるポリオキ
シエチレンジカルボン酸エステルを配合することを特徴
とする毛髪化粧料。 (1) (式中、R1、R2は水素または炭素数1〜4のアルキ
ルまたは分枝アルキル基、m、n、X、Yは0〜5の整
数で同時に0にはならない。R3は炭素数0〜10の分
枝または直鎖のアルキレン基)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は毛髪化粧料に関す
る。さらに詳しくは毛髪に対してべたつき感がなく、し
っとり感を付与し、なめらか感、しなやか感を向上させ
るという優れた使用感触を有する毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】シャンプー等の毛髪用洗浄料はアニオン
界面活性剤を主成分としており、そのため洗髪の際に毛
髪の汚れだけでなく毛髪表面を保護している油分も同時
に除去されてしまい、毛髪のなめらか感やしっとり感が
失われ、櫛通りが悪くなることがある。
【0003】そこでこのような弊害を防止する目的で、
カチオン界面活性剤である第4級アンモニウム塩を主成
分とするヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアコンデ
ィショナー等の毛髪化粧料が広く用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第4級
アンモニウム塩のみでは、毛髪に十分ななめらか感とし
っとり感を付与できず、また、刺激の軽減も十分ではな
かった。
【0005】第4級アンモニウム塩の上記問題点に対処
すべく、アミドアミン化合物を用いた毛髪処理剤組成物
や、ステアリルアミドアミンの乳酸塩やアルキルベンゼ
ンスルホン酸塩等を含有する組成物(特公昭48−18
80号公報)、アミドアミン化合物とカルボン酸系化合
物を含有する組成物(特開昭62−51612号公
報)、アミドアミン化合物とリン酸エステル系化合物を
含有する組成物(特開昭62−51611号公報)、ア
ミドアミン化合物とビス(2−アルキル−N−ヒドロキ
シエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯体型両性界面活性
剤と高分子シリコーンを含有する組成物(特開平2−1
60714号公報)等が提案されている。
【0006】しかしながら、このような組成物は、人に
対する刺激性は低下するものの、毛髪へのなめらか感、
しっとり感という点において十分満足すべき効果が得ら
れていない。
【0007】一方、毛髪化粧料にシリコーン油を配合し
て、毛髪になめらかさを与えることが提案されている。
この目的に合うシリコーン油として、メチルポリシロキ
サン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変
性ポリシロキサンが知られている。
【0008】しかしながら、シリコーン油を配合した毛
髪化粧料は、毛髪に対してなめらか感は付与できるが、
ぱさつき感及びしっとり感を失うことが多くなる等の問
題があった。
【0009】本発明者等は、上述の問題点に鑑み鋭意研
究した結果、毛髪化粧料にポリオキシエチレンジカルボ
ン酸エステルと、第4級アンモニウム塩またはアミドア
ミン化合物とを配合すると、毛髪に対してべたつき感が
なく、しっとり感を付与し、且つ、なめらか感、しなや
か感を向上させるという優れた使用感触を発揮すること
を見出し本発明を完成するに至った。
【0010】本発明は、毛髪に対してべたつき感がな
く、しっとり感を付与し、且つなめらか感、しなやか感
を向上させるという優れた使用感触を有する毛髪化粧料
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、下
記化学式(1)で表わされるポリオキシエチレンジカル
ボン酸エステルを配合することを特徴とする毛髪化粧料
を提供するものである。
【化4】 (1) (式中、R1、R2は水素または炭素数1〜4のアルキ
ルまたは分枝アルキル基、m、n、X、Yは0〜5の整
数で同時に0にはならない。R3は炭素数0〜10の分
枝または直鎖のアルキレン基)
【0012】また、本発明は、前記ポリオキシエチレン
ジカルボン酸エステルがコハク酸ジエトキシエチルある
ことを特徴とする前記の毛髪化粧料を提供するものであ
る。
【0013】さらに、本発明は、さらに下記化学式
(2)で示される第4級アンモニウム塩を含有すること
を特徴とする前記の毛髪化粧料を提供するものである。
【化5】 (2) (式中、R1は炭素数14〜22のアルキル基またはヒドロキ
シル基を表し、R2、R3およびR4は、それぞれ独立に炭素
数1〜3のアルキル基、ヒドロキシル基またはベンジル基
を表し、Xはハロゲン原子または炭素数1〜2のアルキル
硫酸基を表す)
【0014】また、本発明は、さらに下記化学式(3)
で示されるアミドアミン化合物を含有することを特徴と
する前記の毛髪化粧料を提供するものである。
【化6】 (3) (式中、R1は炭素数13〜23の高級脂肪酸の残基を表し、
R2は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Xは2〜4の整数を
表す)
【0015】さらに、本発明は、前記毛髪化粧料が毛髪
コンディショニング剤であることを特徴とする前記の毛
髪化粧料を提供するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0017】本発明に用いる上記化学式(1)のポリオ
キシエチレンジカルボン酸エステルは公知物質であるが
毛髪化粧料成分としては新規な配合成分である。
【0018】上記化学式(1)において、R1、R2は
炭素数1〜4のアルキルまたは分枝アルキル基を表わす
が、炭素数が5を超えると親水性に欠けるため毛髪化粧
料に配合すると、系の安定性が悪くなる。m、n、X、
Yは0〜5の整数を表わすが、好ましくは1〜2の整数
であり、m、n、X、Yの合計が0であると親水性に欠
けるため毛髪化粧料に配合すると、系の安定性が悪くな
り、15を超えると使用感触、特になめらか感がなくな
ってくる。また、R3は炭素数0〜10の分枝または直
鎖のアルキレン基を表わし、炭素数が11以上であると
親水性に欠けるため頭髪化粧料に配合すると、系の安定
性が悪くなる。
【0019】また、上記化学式(1)のポリオキシエチ
レンジカルボン酸エステルがコハク酸ジエトキシエチル
の場合は、特に毛髪に対してべたつき感がなく、しっと
り感を付与し、且つ、なめらか感を向上させるという優
れた使用感触を有する頭髪化粧料が得られる。
【0020】ポリオキシエチレンジカルボン酸エステル
の配合量は特に限定しないが、好ましくは毛髪化粧料全
量中0.001〜10.0重量%、好ましくは0.1〜5.0重量%であ
る。0.001重量%未満ではその効果が発揮されず、10.0重
量%を越えると使用後、べたつきを感じるようになって
くる。
【0021】本発明の毛髪化粧料には、上記化学式
(2)で示される第4級アンモニウム塩または上記化学
式(3)で示されるアミドアミン化合物を配合するとコ
ンディショニング効果に優れた毛髪化粧料が得られる。
【0022】上記化学式(2)において、具体的には、
塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルト
リメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモ
ニウム、塩化ベヘニルジメチルヒドロキシエチルアンモ
ニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウ
ム、セチルトリエチルアンモニウムメチルサルフェート
等が例示的に挙げられる。
【0023】上記化学式(3)において、具体的には、
ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン
酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチル
アミノエチルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチ
ルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、
ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸
ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミ
ノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピル
アミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、
パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチ
ン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエ
チルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミ
ノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピル
アミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド等が
例示的に挙げられる。
【0024】上記化学式(2)で示される第4級アンモ
ニウム塩または上記化学式(3)で示されるアミドアミ
ン化合物の配合量は、毛髪化粧料全量に対して0.1〜
5.0重量%、好ましくは0.6〜3.0重量%である。
0.1重量%未満ではコンディショニング効果が十分に
発揮されず、5.0重量%を越えると使用後、べたつき
を感じるようになってくる。
【0025】本発明の毛髪化粧料には、上記した必須成
分の他に通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられ
る他の成分、例えば、アボガド油、パーム油、ピーナッ
ツ油、牛脂、コメヌカ油、ホホバ油、カルナバロウ、ラ
ノリン、流動パラフィン、オキシステアリン酸、パルミ
チン酸イソステアリル、イソステアリルアルコール等の
油分;セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘ
ニルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級ア
ルコール;グリセリン、ソルビトール、ポリエチレング
リコール、ピロリドンカルボン酸およびその塩、コラー
ゲン、ヒアルロン酸およびその塩、コンドロイチン硫酸
およびその塩等の保湿剤;パラジメチルアミノ安息香酸
アミル、ウロカニン酸、ジイソプロピルケイヒ酸エチル
等の紫外線吸収剤;エリソルビン酸ナトリウム、セージ
エキス、パラヒドロキシアニソール等の酸化防止剤;ス
テアリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ジエタノールアミ
ン、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、イソス
テアリン酸ポリエチレングリコール、アラキン酸グリセ
リル等の界面活性剤;エチルパラベン、ブチルパラベン
等の防腐剤;オウバク、オウレン、シコン、シャクヤ
ク、センブリ、バーチ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニ
アオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユ
リ、サフラン、センキュウ、ショウキョウ、オトギリソ
ウ、オノニス、ローズマリー、ニンニク等の抽出物;グ
リチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリ
チル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイ
ン等の消炎剤;胎盤抽出物、グルタチオン、ユキノシタ
抽出物、アスコルビン酸誘導体等の美白剤;ローヤルゼ
リー、感光素、コレステロール誘導体、各種アミノ酸類
等の賦活剤;γ−オリザノール、デキストラン硫酸ナト
リウム等の血行促進剤;硫黄、チアントール等の抗脂漏
剤;香料;水;アルコール;カルボキシビニルポリマー
等の増粘剤;チタンイエロー、カーサミン、ベニバナ赤
等の色剤等を必要に応じて適宜配合し、常法により製造
することができる。
【0026】本発明にいう毛髪化粧料とは毛髪に使用す
る任意の化粧料を意味するが、特には毛髪にコンディシ
ョニング効果を付与する化粧料を意味し、好ましくは、
ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアパック等の毛髪
コンディデョニング剤であり、使用時、毛髪に塗布し全
体によくなじませた後に湯水等によって洗い流す(すす
ぐ)タイプの毛髪コンディショニング剤として使用され
る。
【0027】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが本発明はこれらに限定されるものではない。ま
た、配合量は特に断りがない限り重量%で示す。尚、こ
れに先立ち各実施例及び比較例で採用した試験法及び評
価法を説明する。
【0028】「べたつき感のなさ」使用中及び使用後
(乾燥後)の毛髪のべたつき感を専門パネラー10名によ
り実使用試験を実施した。評価基準は以下の通りであ
る。 ◎…専門パネラー8名以上が使用中及び使用後べたつき
感がないと認めた。 ○…専門パネラー6名以上8名未満が使用中及び使用後
べたつき感がないと認めた。 △…専門パネラー3名以上6名未満が使用中及び使用後
べたつき感がないと認めた。 ×…専門パネラー3名未満が使用中及び使用後べたつき
感がないと認めた。
【0029】「しっとり感」使用中及び使用後(乾燥
後)の毛髪のしっとり感を専門パネラー10名により実使
用試験を実施した。評価基準は以下の通りである。 ◎…専門パネラー8名以上が使用中及び使用後しっとり
感があると認めた。 ○…専門パネラー6名以上8名未満が使用中及び使用後
しっとり感があると認めた。 △…専門パネラー3名以上6名未満が使用中及び使用後
しっとり感があると認めた。 ×…専門パネラー3名未満が使用中及び使用後しっとり
感があると認めた。
【0030】「なめらか感」使用中及び使用後(乾燥
後)の毛髪のなめらか感を専門パネラー10名により実使
用試験を実施した。評価基準は以下の通りである。 ◎…専門パネラー8名以上が使用中及び使用後なめらか
感があると認めた。 ○…専門パネラー6名以上8名未満が使用中及び使用後
なめらか感があると認めた。 △…専門パネラー3名以上6名未満が使用中及び使用後
なめらか感があると認めた。 ×…専門パネラー3名未満が使用中及び使用後なめらか
感があると認めた。
【0031】「しなやか感」使用中及び使用後(乾燥
後)の毛髪のしなやかさを専門パネラー10名により実使
用試験を実施した。評価基準は以下の通りである。 ◎…専門パネラー8名以上が使用中及び使用後しなやか
であると認めた。 ○…専門パネラー6名以上8名未満が使用中及び使用後
しなやかであると認めた。 △…専門パネラー3名以上6名未満が使用中及び使用後
しなやかであると認めた。 ×…専門パネラー3名未満が使用中及び使用後しなやか
であると認めた。
【0032】「実施例1〜8、比較例1〜3」表1〜3
に記載した配合組成よりなる実施例1〜8及び比較例1
〜3について、毛髪化粧料を常法により製造し、上記の
評価について評価試験を行ない、その結果を各表に示し
た。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】「実施例9〜16、比較例4〜6」表4〜
6に記載した配合組成よりなる実施例9〜16及び比較
例4〜6について、毛髪化粧料を常法により製造し、上
記の評価について評価試験を行ない、その結果を各表に
示した。
【0037】
【表4】
【0038】
【表5】
【0039】
【表6】
【0040】以上の結果から、本発明の毛髪化粧料は、
毛髪に対してべたつき感がなく、しっとり感、なめらか
感及びしなやか感を付与していることが分かる。
【0041】以下にその他の実施例を挙げる。
【0042】 実施例17 ヘアリンス 塩化セチルトリメチルアンモニウム 0.6 重量% セトステアリルアルコール(C16/C18=6/4) 4.0 ジメチルポリシロキサン(5cs) 3.0 グリセロールモノステアリン酸 1.0 流動パラフィン 3.0 コハク酸ジエトキシエチル 8.0 グリセロールモノステアレート 1.0 グリセリン 5.0 プロピレングリコール 5.0 防腐剤 適量 色素 適量 香料 適量 精製水 残余 (評価)このヘアリンスは、毛髪に対してべたつき感が
なく、しっとり感を付与し、且つ、なめらか感及びしな
やか感を向上させるという優れた使用感触を有するもの
であった。
【0043】 実施例18 ヘアトリートメントクリーム 塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 3.0 重量% セトステアリルアルコール(C16/C18=6/4) 6.5 ベヘニルアルコール 2.0 ジメチルポリシロキサン(20cs) 3.0 2−オクチルドデカノール 2.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.3 (エチレンオキサイド60モル付加物) ポリオキシエチレンステアリルエーテル 1.0 (エチレンオキシド4モル付加物) 大豆レシチン 0.5 流動パラフィン 3.0 コハク酸ジエトキシエチル 5.0 グリセリン 10.0 ジプロピレングリコール 5.0 防腐剤 適量 色素 適量 香料 適量 精製水 残余 (評価)このヘアトリートメントクリームは、毛髪に対
してべたつき感がなく、しっとり感を付与し、且つ、な
めらか感及びしなやか感を向上させるという優れた使用
感触を有するものであった。
【0044】 実施例19 ヘアリンス ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド 0.6 重量% セチルアルコール 2.0 ステアリルアルコール 1.0 ジメチルポリシロキサン(5cs) 3.0 グリセロールモノステアリン酸 1.0 流動パラフィン 3.0 コハク酸ジエトキシエチル 8.0 グリセロールモノステアレート 1.0 グリセリン 5.0 プロピレングリコール 5.0 L−グルタミン酸 0.6 防腐剤 適量 色素 適量 香料 適量 精製水 残余 (評価)このヘアリンスは、毛髪に対してべたつき感が
なく、しっとり感を付与し、且つ、なめらか感及びしな
やか感を向上させるという優れた使用感触を有するもの
であった。
【0045】 実施例20 ヘアトリートメントクリーム ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 3.0 重量% セチルアルコール 6.5 ベヘニルアルコール 2.0 ステアリン酸 2.0 ジメチルポリシロキサン(20cs) 3.0 2−オクチルドデカノール 2.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.3 (エチレンオキサイド60モル付加物) ポリオキシエチレンステアリルエーテル 1.0 (エチレンオキシド4モル付加物) 流動パラフィン 3.0 コハク酸ジエトキシエチル 5.0 グリセリン 10.0 ジプロピレングリコール 5.0 L−グルタミン酸 1.0 防腐剤 適量 色素 適量 香料 適量 精製水 残余 (評価)このヘアトリートメントクリームは、毛髪に対
してべたつき感がなく、しっとり感を付与し、且つ、な
めらか感及びしなやか感を向上させるという優れた使用
感触を有するものであった。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、毛髪に対してべたつき
感がなく、しっとり感を付与し、且つ、なめらか感、し
なやか感を向上させるという優れた使用感触を有する毛
髪化粧料を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿子木 宏之 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 (72)発明者 難波 富幸 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 Fターム(参考) 4C083 AC022 AC072 AC122 AC182 AC372 AC401 AC402 AC422 AC432 AC582 AC641 AC642 AC691 AD112 AD152 AD572 CC33 CC39 DD23 DD27 EE06 EE28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記化学式(1)で表わされるポリオキ
    シエチレンジカルボン酸エステルを含有することを特徴
    とする毛髪化粧料。 【化1】 (1) (式中、R1、R2は水素または炭素数1〜4のアルキ
    ルまたは分枝アルキル基、m、n、X、Yは0〜5の整
    数で同時に0にはならない。R3は炭素数0〜10の分
    枝または直鎖のアルキレン基)
  2. 【請求項2】 前記ポリオキシエチレンジカルボン酸エ
    ステルがコハク酸ジエトキシエチルであることを特徴と
    する請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】 さらに下記化学式(2)で示される第4
    級アンモニウム塩を含有することを特徴とする請求項1
    または2記載の毛髪化粧料。 【化2】 (2) (式中、R1は炭素数14〜22のアルキル基またはヒドロキ
    シル基を表し、R2、R3およびR4は、それぞれ独立に炭素
    数1〜3のアルキル基、ヒドロキシル基またはベンジル基
    を表し、Xはハロゲン原子または炭素数1〜2のアルキル
    硫酸基を表す)
  4. 【請求項4】 さらに下記化学式(3)で示されるアミ
    ドアミン化合物を含有することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の毛髪化粧料。 【化3】 (3) (式中、R1は炭素数13〜23の高級脂肪酸の残基を表し、
    R2は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Xは2〜4の整数を
    表す)
  5. 【請求項5】 前記毛髪化粧料が毛髪コンディショニン
    グ剤であることを特徴とする請求項3または4記載の毛
    髪化粧料。
JP2000035537A 2000-02-14 2000-02-14 毛髪化粧料 Expired - Lifetime JP3885986B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000035537A JP3885986B2 (ja) 2000-02-14 2000-02-14 毛髪化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000035537A JP3885986B2 (ja) 2000-02-14 2000-02-14 毛髪化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001226235A true JP2001226235A (ja) 2001-08-21
JP3885986B2 JP3885986B2 (ja) 2007-02-28

Family

ID=18559720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000035537A Expired - Lifetime JP3885986B2 (ja) 2000-02-14 2000-02-14 毛髪化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3885986B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001316218A (ja) * 2000-05-11 2001-11-13 Daizo:Kk 化粧料およびエアゾール型化粧料
JP2008201737A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Hoyu Co Ltd 酸性染毛料組成物
JP2009096770A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Kokyu Alcohol Kogyo Co Ltd 酸性染毛料組成物
US7766978B2 (en) 2007-10-18 2010-08-03 Kokyu Alcohol Kogyo Co., Ltd. Acidic hair dyeing method
WO2010087004A1 (ja) 2009-01-30 2010-08-05 高級アルコール工業株式会社 油性毛髪化粧料
US8562957B2 (en) 2009-01-30 2013-10-22 Kokyu Alcohol Kogyo Co., Ltd. Oily hair cosmetics

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001316218A (ja) * 2000-05-11 2001-11-13 Daizo:Kk 化粧料およびエアゾール型化粧料
JP4550223B2 (ja) * 2000-05-11 2010-09-22 株式会社ダイゾー 化粧料およびエアゾール型化粧料
JP2008201737A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Hoyu Co Ltd 酸性染毛料組成物
JP2009096770A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Kokyu Alcohol Kogyo Co Ltd 酸性染毛料組成物
US7766978B2 (en) 2007-10-18 2010-08-03 Kokyu Alcohol Kogyo Co., Ltd. Acidic hair dyeing method
WO2010087004A1 (ja) 2009-01-30 2010-08-05 高級アルコール工業株式会社 油性毛髪化粧料
EP2392314A1 (en) * 2009-01-30 2011-12-07 Kokyu Alcohol Kogyo Co., Ltd. Oily hair cosmetic
JPWO2010087004A1 (ja) * 2009-01-30 2012-07-26 高級アルコール工業株式会社 油性毛髪化粧料
US8562957B2 (en) 2009-01-30 2013-10-22 Kokyu Alcohol Kogyo Co., Ltd. Oily hair cosmetics
EP2392314A4 (en) * 2009-01-30 2015-01-14 Kokyu Alcohol Kogyo Co Ltd OILY CAPILLARY COSMETICS
JP5763922B2 (ja) * 2009-01-30 2015-08-12 高級アルコール工業株式会社 油性毛髪化粧料

Also Published As

Publication number Publication date
JP3885986B2 (ja) 2007-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2906201B2 (ja) 毛髪化粧料
JP4627333B2 (ja) 毛髪化粧料
JP3522025B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2001226235A (ja) 毛髪化粧料
JP2001342116A (ja) 毛髪化粧料
JP5674089B2 (ja) 毛髪化粧料
WO2009122755A1 (ja) 毛髪用コンディショニング組成物
JPH0971516A (ja) 毛髪化粧料
JP3421433B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2010013404A (ja) 毛髪化粧料
JPH0971515A (ja) 毛髪化粧料
JP2005239625A (ja) 毛髪化粧料
JP2002097118A (ja) 毛髪化粧料
JPH04279512A (ja) 毛髪化粧料
JP2835892B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2623388B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2004059530A (ja) 毛髪化粧料
JP3431642B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2727246B2 (ja) 角質繊維処理剤組成物
JP3318371B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2567316B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2017197467A (ja) 毛髪の洗浄及びコンディショニング用の組成物
JP2003146846A (ja) 毛髪処理剤組成物
JPH0798736B2 (ja) 毛髪化粧料
JP3271805B2 (ja) 毛髪化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3885986

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term