JP3421433B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪表面に撥油性と同
時に撥水性を付与し、頭皮脂等の油汚れやちり、ほこり
等の付着を防止するとともに、毛髪のスタイル保持能に
優れ、しかもさらさら感等を付与できる毛髪化粧料に関
する。
【0002】
【従来の技術】適度な洗髪は毛髪や頭皮を清潔に保つ上
で必要であるが、過度の洗髪は、毛髪や頭皮を損傷し、
枝毛や切毛等を生じさせる。従来、このような毛髪等の
損傷は、ヘアリンス、コンディショナー、トリートメン
ト等によりその進行を抑制することが一般になされてい
るが、損傷の予防の一つとして、毛髪への汚れが付着す
ることを防止し、かつ見た目のさらさら感を付与すると
いう技術についてはあまり考慮されていないのが現状で
ある。
【0003】このような技術としては、例えば、毛髪を
パーフルオロポリエーテルで処理し、毛髪表面に撥油性
を付与し、防汚性持たせた毛髪化粧料が知られている
(例えば、特開平2−174711号公報)。しかし、
パーフルオロポリエーテルは、製品へ安定に配合するこ
とが困難であり、使用後の感触もあまりよくないという
問題があり、更に高価であるという点からも満足できる
ものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は上記
の問題点を解決し、毛髪に油汚れやほこり等が付着する
ことを防止し、さらさら感等を持続させることができる
毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するために鋭意研究の結果、通常の毛髪化粧料に比
較的安価なパーフルオロアルキルアルコールを用いれ
ば、製品の安定性を損なわず、優れた撥水性及び撥油性
を付与でき、また防汚性及びさらさら感を発揮でき、更
にスタイル保持性も向上できる毛髪化粧料が得られるこ
とを見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、次式(1); RfCH2CH2OH (1) [式中、Rfは直鎖又は分岐鎖のパーフルオロアルキル
基又は次式;H(CF2t−(ここで、tは1〜20
整数を示す)で表されるω−H−パーフルオロアルキル
基を示す]で表されるパーフルオロアルキルアルコール
を含有することを特徴とする毛髪化粧料を提供するもの
である。
【0007】本発明で用いるパーフルオロアルキルアル
コールとしては、上記式(1)で表されるもので、例え
ば、Rfが、直鎖又は分岐鎖の炭素数が1〜20のパー
フルオロアルキル基又はtが1〜20の整数であるω−
H−パーフルオロアルキル基であるものを挙げることが
できる。このようなパーフルオロアルキル基としては、
次式(2); CF3(CF2nCH2CH2OH(2) (式中、nは0〜20の整数を示す)で表されるものを
挙げることができ、これらのなかでも前記式(2)にお
いてnが7〜19のものが好ましい。また、ω−H−パ
ーフルオロアルキル基としては、上記式中のtが6〜2
0の整数であるものが好ましい。
【0008】パーフルオロアルキルアルコールの配合量
は、毛髪化粧料中において0.01〜20重量%である
のが好ましく、特に3〜20重量%、更に5〜20重量
%であると、より撥油性が向上するので好ましい。
【0009】本発明の毛髪化粧料には、更にシリコーン
類、炭素系油剤を配合することができ、これらは併用す
ることもできる。
【0010】シリコーン類としては、特開平5−703
27号公報第4頁第5欄第24行目〜第8頁第13欄第
45行目に記載の、ジメチルポリシロキサン、メチルフ
ェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸
変性ポリシロキサン、アルコール変性シリコーン、脂肪
族アルコール変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性シ
リコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコ
ーン、環状シリコーン又はアルキル変性シリコーン等を
挙げることができる。これらは用途に応じて適宜使い分
けることができ、リンス、コンディショナー等のすすぐ
タイプの毛髪化粧料の場合は、前記ジメチルポリシロキ
サン、アミノ変性シリコーン、脂肪族アルコール変性ポ
リシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン及び環状シ
リコーンが好ましく、ヘアクリーム、スタイリングロー
ション、スタイリングフォーム等のすすがないタイプの
毛髪化粧料の場合は、前記ジメチルポリシロキサン、メ
チルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、
ポリエーテル変性シリコーン及び環状シリコーンが好ま
しい。これらのシリコーン類は1種又は2種以上を組み
合わせて用いることができる。シリコーン類の配合量
は、毛髪化粧料中において0.1〜10重量%が好まし
い。
【0011】炭素系油剤としては、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2
−オクチルドデカノール、アラキンアルコール、ベヘニ
ルアルコール、カラナービルアルコール、セリルアルコ
ール等の高級アルコール類、流動パラフィン、パラフィ
ン、ワセリン、セレシン、マイクロクリスタリンワック
ス、スクワラン等の炭化水素類、液状ラノリン、ラノリ
ン脂肪酸等のラノリン誘導体、ベヘン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステ
アリン酸、18−メチルエイコサン酸、ヤシ油脂肪酸等
の高級脂肪酸又はそれらのエステル類、アルキル基又は
アルケニル基を有する長鎖アミドアミン等の油脂類、オ
レイン酸モノグリセリド、パルミチン酸モノグリセリ
ド、ベヘン酸モノグリセリド、イソステアリン酸モノグ
リセリド等の脂肪酸モノグリセリド、ミンクオイル、オ
リーブ油等の動植物性油脂等を挙げることができる。
【0012】これらのうち、特にセチルアルコール、ス
テアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘ
ニルアルコール、流動パラフィン、パラフィン、ワセリ
ン、液状ラノリン、並びにベヘン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、イソステアリン酸及びこれらのエステルが
好ましい。これらの炭素系油剤は1種又は2種以上を組
み合わせて用いることができる。炭素系油剤の配合量
は、毛髪化粧料中において1〜20重量%が好ましい。
【0013】本発明の毛髪化粧料には、更に界面活性
剤、溶剤を配合することができ、これらは併用すること
もできる。
【0014】界面活性剤としては、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、オレフィンスル
ホン酸、α−スルホ脂肪酸エステル、アミノ酸系界面活
性剤、リン酸エステル系界面活性剤、スホルコハク酸エ
ステル系界面活性剤などのアニオン性界面活性剤;スル
ホン酸型界面活性剤、ベタイン型界面活性剤、アルキル
アミンオキシド、イミダゾリン型界面活性剤などの両性
界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、アルカノ
ールアミド及びそのアルキレンオキシド付加物、多価ア
ルコールと脂肪酸とのエステル類、ソルビタン脂肪酸エ
ステル類、アルキルサッカライド系界面活性剤などの非
イオン性界面活性剤;モノ又はジ直鎖長鎖アルキル第4
級アンモニウム塩、モノ又はジ分岐型直鎖長鎖アルキル
第4級アンモニウム塩等の4級アンモニウム塩などのカ
チオン性界面活性剤を挙げることができる。
【0015】これらのうち、特にアルキルエーテル硫酸
塩、アミノ酸系界面活性剤、リン酸エステル系界面活性
剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキルサ
ッカライド系界面活性剤、モノ又はジ直鎖長鎖アルキル
第4級アンモニウム塩、モノ又はジ分岐型直鎖長鎖アル
キル第4級アンモニウム塩が好ましい。これらの界面活
性剤は1種又は2種以上を組み合わせて用いることがで
きる。界面活性剤の配合量は、毛髪化粧料中において
0.1〜30重量%が好ましい。
【0016】溶剤としては、水;エタノール、イソプロ
パノール、n−プロパノール、n−ブタノール、イソブ
タノール、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブタンジオール、ベンジルアルコール、シ
ンナミルアルコール、フェネチルアルコール、p−アニ
シルアルコール、p−メチルベンジルアルコール、フェ
ノキシエタノール、2−ベンジルオキシエタノール、グ
リセリン等のアルコール類;N−メチルピロリドン、N
−オクチルピロリドン、N−ラウリルピロリドン等のN
−アルキルピロリドン類;ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノペンチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノt
−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチル
エーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジ
プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレ
ングリコールモノペンチルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコ
ールモノt−ブチルエーテル、トリエチレングリコール
モノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチ
ルエーテル等のグリコールモノエーテル類などを挙げる
ことができる。
【0017】これらのうち、水、エタノール、イソプロ
パノール、n−プロパノール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、2−ベンジルオキシエタノール、
ジエチレングリコールモノエチルエーテルが好ましい。
これらの溶剤は1種又は2種以上を組み合わせて用いる
ことができる。溶剤の配合量は、毛髪化粧料中において
10〜90重量%が好ましい。
【0018】本発明の毛髪化粧料には、前記成分以外
に、必要に応じて通常の毛髪化粧料に配合される成分、
例えば、トリクロサン、トリクロロカルバン酸等の殺菌
剤;グリチルリチン酸塩、酢酸トコフェロール等の抗炎
症剤;ジンクピリチオン、ピロクトンオーラミン等の抗
フケ剤;メチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤;
乳酸、クエン酸等のpH調整剤;キレート剤としてのエ
チレンジアミン四酢酸などのアミノポリカルボン酸誘導
体;ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノールな
どの浸透促進剤;メチルセルロース、カルボキシビニル
ポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ポリオキシエ
チレングリコールジステアレート、エタノール等の粘度
調整剤;カチオン化セルロース等のカチオン化ポリマ
ー;保湿剤、パール化剤、香料、色素、紫外線吸収剤、
酸化防止剤を挙げることができる。
【0019】また、本発明の毛髪化粧料の剤型は特に制
限されず、水、エタノール等の溶剤溶液、エマルション
溶液、エマルション、懸濁液、ゲル、液晶、固形、エア
ゾールなどの剤型から、使用目的に応じて適宜選択する
ことができる。
【0020】本発明の毛髪化粧料は、プレシャンプー
剤、シャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、
ヘアトリートメント、セットローション、ブロースタイ
リングローション、ヘアスプレー、スタイリングフォー
ム、ジェル状スタイリング剤、ヘアリキッド、ヘアトニ
ック、ヘアクリーム、パーマネントウエーブ第1剤、パ
ーマネントウエーブ第2剤、永久染毛剤、一時染毛剤な
どに適用することができ、特にヘアリンス、ヘアコンデ
ィショナー、ヘアトリートメント、シャンプー等として
好適である。また、ブタン、イソブタン、ペンタン、イ
ソペンタン、LPG等の揮発性炭化水素、ジクロロフル
オロメタン、ジクロロテトラフルオロメタン等のハロゲ
ン化炭化水素、ジメチルエーテル、二酸化炭素、窒素、
空気等の噴射剤を含有させたエアゾールにすることもで
きる。
【0021】
【発明の効果】本発明の毛髪化粧料はパーフルオロアル
キルアルコールを含有しているので、毛髪に撥油性及び
撥水性を付与することができる。このため、毛髪に皮脂
等の油や、ほこり等が付着することを防止でき、滑らか
でべとつきのないさらさら感を持続させることができ
る。また、高湿度下においてもセットしたヘアスタイル
を長時間保持できる。
【0022】
【実施例】以下実施により本発明を更に詳しく説明する
が、本発明はこれらの実施により限定されるものではな
い。
【0023】実施例1及び比較例1〜2 表1に示す組成のヘアリンスを下記製法により製造し
た。これらのヘアリンスについて、撥油性、平滑性及び
官能評価を下記方法により試験した。結果を表1に示
す。
【0024】(製造方法) 70℃に加熱した成分(7)に、同温度に加熱した成分
(1)、(2)、(3)の一部、(4)及び(5)の混
合物を加え、撹拌して乳化させたのち、更に撹拌しなが
ら45℃まで冷却した。次に、成分(6)と予め混合し
ておいた成分(3)の残部を加え、撹拌しながら室温ま
で冷却し、ヘアリンスを得た。
【0025】(試験方法) 1.撥油性:まず、パーマ・ヘアダイ等の化学処理を受
けていない同一由来の健常な毛髪(真円率70%以上)
を各ヘアリンス2gで処理した。次に、これらの毛髪に
ついてのn−ヘキサデカンによる濡れ力から接触角を求
め(ウィルヘルミー法)、撥油性を評価した。 ◎:接触角50°以上。 ○:接触角50°未満〜40°。 △:接触角40°未満〜30°。 ×:接触角30°未満。
【0026】2.平滑性:前記試験で用いた各毛髪につ
いて、ナイロンプーリー法により動摩擦係数を求め、平
滑性を評価した。 ◎:動摩擦係数0.1未満。 ○:0.1〜0.15未満。 △:0.15〜0.20未満。 ×:0.20以上。
【0027】3.官能評価:専門パネラー10名が各ヘ
アリンスで各自の毛髪を処理した場合においての、1日
後のスタイル保持性、平滑性及び柔軟性と、べとつき感
(さらさら感)を官能評価した。 (スタイル保持性、平滑性、柔軟性) ◎:非常に良い。 ○:良い。 △:普通。 ×:悪い。 (べとつき感) ◎:非常に少ない。 ○:少ない。 △:普通。 ×:多い。
【0028】
【表1】
【0029】本発明品は、撥油性が優れているので、頭
皮脂等の脂汚れがつきにくかった。また、外観も手触り
も、滑らかなさらさら感があった。更に、撥水性が付与
されているので、スタイルの持ちも良かった。パーフル
オロアルキルアルコールを配合していない比較例1〜2
は、撥油性が劣っているので、頭皮脂等の脂汚れがつき
やすく、べとべとした手触りがあり、外観上も好ましく
ないものであった。また、撥水性が劣っているので、セ
ットしたスタイルが長持ちしなかった。
【0030】実施例2(ヘアトリートメント) 下記組成のヘアトリートメントを常法により製造した。
【0031】
【表2】 (組成) (重量%) 2−ドデシルヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド 1.5 ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 2.0 パーフルオルアルキルアルコール[式(2)中、n=16] 3.0 ジメチルシリコーン(100万cSt) 2.0 流動パラフィン 3.0 ヒドロキシエチルセルロース(1%水溶液,8000cP) 0.5 ポリオキシエチレンオレイルエーテル(EO=5) 0.5 メチルパラベン 0.2 香料 0.4水 バランス 計 100.0
【0032】このヘアトリートメントで処理した毛髪
は、撥油性及び平滑性が優れており、皮脂等によるべと
つきのない、さらさらした状態を保持することができ
た。また、セットしたヘアスタイルの持ちも良かった。
【0033】実施例3(シャンプー) 下記組成のシャンプーを常法により製造した。
【0034】
【表3】 (組成) (重量%) N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’− (2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミンTEA塩 10.0 ポリオキシエチレンラウリルスルホコハク酸ジナトリウム (EO=5) 3.0 ジメチルシリコーン(1000cSt) 1.0 パーフルオルアルキルアルコール[式(2)中、n=12] 1.0 アミノ変性シリコーン (SM8702C,東レ・ダウコーニング・シリコーン社製) 0.5 ラウリン酸ジエタノールアミド 2.0 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 2.0 ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 0.3 カチオン化セルロース(ポリマーJR400,UCC社製) 0.15 香料 0.5 色素 適量水 バランス 計 100.0
【0035】このシャンプーで処理した毛髪は、撥油性
及び平滑性が優れており、皮脂等によるべとつきのな
い、さらさらした状態を保持することができた。また、
セットしたヘアスタイルの持ちも良かった。
【0036】実施例4(セットローション) 下記組成のセットローションを常法により製造した。
【0037】
【表4】 (組成) (重量%) 2−ドデシルヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド 0.5 パーフルオルアルキルアルコール[式(2)中、n=16] 3.0 流動パラフィン 0.5 メタクリル酸エステル重合体 (ユカフォーマーAM−75,三菱油化社製) 1.0 ポリエチレングリコール 1.0 エタノール 20.0 香料 0.3水 バランス 計 100.0
【0038】このセットローションで処理した毛髪は、
撥水性及び撥油性に優れ、さらさらで艶のある髪に仕上
げることができ、しかも高湿度下におけるセット保持力
に優れ、皮脂等によるべたつきも抑えることができた。
【0039】実施例5(スタイリングフォーム) 下記組成のスタイリングフォームを常法により製造し
た。
【0040】
【表5】 (組成) (重量%) 2−ドデシルヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド 0.5 ポリエーテル変性シリコーン(KF351、信越化学社製) 1.5 パーフルオルアルキルアルコール[式(2)中、n=16] 3.0 (プラスサイズL53P,瓦応化学社製) 8.0 ポリオキシエチレンヘキサデシルエーテル(EO=10) 0.5 エタノール 5.0 香料 0.2 色素 0.01 水 バランスLPG(4.0kg/ cm2G、20℃) 10.0 計 100.0
【0041】このスタイリングフォームで処理した毛髪
は、撥水性及び撥油性に優れ、さらさらで艶のある髪に
仕上げることができ、しかも高湿度下におけるセット保
持力に優れ、皮脂等によるべたつきも抑えることができ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許5164471(US,A) 米国特許5235017(US,A) 米国特許5260401(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/06 - 7/155 JICSTファイル(JOIS)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式(1); RfCH2CH2OH (1) [式中、Rfは直鎖又は分岐鎖のパーフルオロアルキル
    基又は次式;H(CF2t−(ここで、tは1〜20
    整数を示す)で表されるω−H−パーフルオロアルキル
    基を示す]で表されるパーフルオロアルキルアルコール
    を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】 パーフルオロアルキルアルコールが次式
    (2); CF3(CF2nCH2CH2OH (2) (式中、nは7〜19の整数を示す)で表されるもので
    ある請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】 パーフルオロアルキルアルコールを0.
    01〜20重量%含有する請求項1又は2記載の毛髪化
    粧料。
  4. 【請求項4】 更に、シリコーン類又は炭素系油剤を含
    有する請求項1又は2記載の毛髪化粧料。
  5. 【請求項5】 更に、界面活性剤又は溶剤を含有する請
    求項1又は2記載の毛髪化粧料。
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