JP2001224116A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2001224116A
JP2001224116A JP2000030329A JP2000030329A JP2001224116A JP 2001224116 A JP2001224116 A JP 2001224116A JP 2000030329 A JP2000030329 A JP 2000030329A JP 2000030329 A JP2000030329 A JP 2000030329A JP 2001224116 A JP2001224116 A JP 2001224116A
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Hiroyuki Katayama
裕幸 片山
Mitsunari Tashiro
光成 田代
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト低減と作業性の向上が図れる電気接続
箱を提供する。 【解決手段】 電気接続用ボルト24は、ボルト基部4
2とそのボルト基部42に立設するボルト部43とを備
え、LA端子25は、ボルト部43に挿通されナット4
9により締め付けられる電気接触部46を有し、バスバ
ー26は、電気接続用ボルト24とLA端子25に対す
る接続部51を有する。接続部51には、ボルト部43
が挿通される基部表面接触部52と、その基部表面接触
部52の両端部にそれぞれ連続するとともに、ボルト基
部42の側面に沿って形成される一対の基部側面接触部
53、53とを形成する。固着部23には、ボルト基部
42を抱き込んだ状態の接続部51の挿着方向に対して
逆方向の移動を規制をする蓋部材30をヒンジ29(図
2参照)を介して一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続用ボルト
と端子とバスバーとが本体部に形成された固着部を介し
て接続される電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気接続箱としては、以下に説
明するような構造を有する電気接続箱を本願出願人は採
用していた。
【0003】図4ないし図6のいずれかにおいて、電気
接続箱(例えばリレーボックス)1を構成する本体部2
の隅部分には、電気接続用ボルト3が固着されている。
電気接続用ボルト3は、矩形の薄肉ブロック状に形成さ
れたボルト基部4を有しており、そのボルト基部4が本
体部2の固着部6に貫通形成された段付きの孔7に装着
されている。
【0004】ボルト基部4の表裏面には、一対のボルト
部5、5が立設されており、その一方となる表面側のボ
ルト部5には、給電又は出力用電線8の端末に設けられ
たLA端子9が挿通されている。ボルト部5に挿通され
たLA端子9は、ナット10により締め付けられて電気
接続用ボルト3に接続されている。これに対し、他方と
なる裏面側のボルト部5は、孔7を介して本体部2の内
部に突出しており、バスバー11の端末に設けられた接
続部12が挿通されている。
【0005】接続部12は、平板状であって挿通孔13
を有している。また、上記とは別のナット10により締
め付けられて電気接続用ボルト3に接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術にあっては、電気接続用ボルト3が特殊な形状で製造
されていることから、割高となって、電気接続箱1の製
造コストに影響を来してしまっていた。矩形状のボルト
基部にボルト部を立設させた通常のボルトを二つ用いて
電気接続用ボルト3の代わりにしコスト低減することも
考えられるが、部品点数が多くなると言うデメリットを
生じることになるから、実施はされていない。部品点数
について言えば、LA端子9とバスバー11とが、それ
ぞれ別のナット10により締め付けられていることか
ら、改善する余地があると言える。また、上述の接続に
係る構造では、二つのナット10を締め付ける必要性が
あることから、組み付けに係る作業が面倒なものになっ
ているのは間違いない。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされる
もので、電気接続用ボルトと端子とバスバーとの接続に
係り、コスト低減と作業性の向上が図れる電気接続箱を
提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の電気接続箱は、電気接
続用ボルトと端子とバスバーとが本体部に形成された固
着部を介して接続される電気接続箱であって、前記電気
接続用ボルトは、ボルト基部と該ボルト基部に立設する
ボルト部とを備え、前記端子は、前記ボルト部に挿通さ
れナットにより締め付けられる電気接触部を有し、前記
バスバーは、前記電気接続用ボルトと前記端子に対する
接続部を有し、且つ、該接続部には、前記ボルト部が挿
通され、前記ボルト基部の前記ボルト部立設側となる表
面に内側が対面するとともに、外側に前記電気接触部が
接触可能となる基部表面接触部と、該基部表面接触部の
両端部にそれぞれ連続するとともに、前記ボルト基部の
側面に沿って形成される一対の基部側面接触部とが形成
されるとともに、前記固着部には、前記ボルト基部を抱
き込んだ前記接続部の挿着方向に対して逆方向の移動を
規制をする蓋部材をヒンジを介して一体に形成したこと
を特徴としている。
【0009】請求項2記載の本発明の電気接続箱は、請
求項1に記載の電気接続箱において、一対の前記側面接
触部の端部に、前記固着部に当接するストッパを各々連
成したことを特徴としている。
【0010】請求項3記載の本発明の電気接続箱は、請
求項1又は請求項2に記載の電気接続箱において、前記
蓋部材に、前記ボルト基部の裏面を押圧する隆起部を一
体に形成したことを特徴としている。
【0011】請求項4記載の本発明の電気接続箱は、請
求項1に記載の電気接続箱において、一対の前記側面接
触部の端部に、前記固着部に当接するストッパを各々連
成するとともに、前記蓋部材に、前記ボルト基部の裏面
を押圧する隆起部と、前記固着部に当接した前記ストッ
パを押圧する押さえ部とを一体に形成したことを特徴と
している。
【0012】請求項5記載の本発明の電気接続箱は、請
求項1ないし請求項4いずれか記載の電気接続箱におい
て、前記ボルト部の基端周縁に、前記基部表面接触部の
内側が接触する環状の凸部を一体に形成したことを特徴
としている。
【0013】請求項1に記載された本発明によれば、バ
スバーの接続部が電気接続用ボルトのボルト基部表面
と、ボルト部に挿通された端子の電気接触部との間に位
置することから、電気接続用ボルトは従来のようなボル
ト基部の裏面に設けられたボルト部を必要としないこと
になる。また、端子とバスバーとの接続にボルト部が一
つあれば事足りることになる。通常の電気接続用ボルト
一つで対応することができるようになる。ナットの締め
付けを一回行うことで接続が完了することになる。バス
バーの接続部の配置により、その接続部よりも下(接続
方向を上下方向とした場合)に、電気接続用ボルトに対
する座部を設けなければならないことになるが、ヒンジ
を介して固着部に一体になる蓋部材があることから、そ
の蓋部材が座部となりボルト基部を抱き込んだ状態の接
続部の移動を規制するようになる。また、蓋部材はヒン
ジを介して設けられていることから、部品点数のアップ
になることはなく、例えば接続部に係る作業の最中に、
蓋部材を一々持っていたりするような煩わしさもない。
【0014】請求項2に記載された本発明によれば、バ
スバーの接続部にストッパを設けることで固着部の構造
が簡素化される。詳しくは、ボルト基部を抱き込んだ状
態の接続部の挿着方向に対するストッパが必要になる
が、これを固着部側に設けた場合には、例えば接続部の
基部表面接触部を押さえる部分、又は基部側面接触部に
係合する部分等を形成しなければならないことになるか
ら、固着部の構造が複雑になってしまう。これに対し、
ストッパを基部側面接触部に連成して固着部に当接させ
るようにすれば、固着部の構造が簡素化されることにな
る。また、成型金型等の加工費を削減することが可能に
なる。ストッパを基部側面接触部に連成することは、接
続部を形成する際に例えば折曲加工で容易に得られるか
ら、部品点数が多くなることはない。
【0015】請求項3に記載された本発明によれば、隆
起部を設けることで、基部側面接触部の長さをボルト基
部の厚みに対応させなくとも良くなり、基部側面接触部
の長さを長くすることが可能になる。基部側面接触部の
長さが長くなれば、固着部の厚みを厚くすることが可能
になるから、蓋部材を押し付けても接続に係る部分の状
態が安定し信頼性が向上する利点がある。
【0016】請求項4に記載された本発明によれば、上
記の他にストッパを押圧することになるから、蓋部材に
よって確実に保持されることになる。
【0017】請求項5に記載された本発明によれば、上
記と同様に、基部側面接触部の長さを長くすることが可
能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の電気接続箱の一
実施の形態を示す接続部分に係る分解斜視図である。ま
た、図2は電気接続箱の接続部分に係る平面図、図3は
図2のA−A線断面図を示している。
【0019】図1において、自動車等の車両に搭載され
る電気接続箱21は、その電気接続箱21を構成する本
体部22の隅部分に合成樹脂製の固着部23を有してお
り、固着部23を介して電気接続用ボルト24とLA端
子25(特許請求の範囲に記載した端子に相当)とバス
バー26とが接続されるようになっている。
【0020】先ず、上記構成部材について説明する。上
記電気接続箱21は、本形態においてリレーボックスを
例にしているものとする。ジャンクションボックスなど
でも当然に応用することができるものとする。電気接続
箱21の上記本体部22には、図示しないリレーやヒュ
ージブルリンクが複数、所望の位置に接続されるように
なっている。尚、本体部22の内部の構成については、
既知のものと同じであるので、ここではその説明を省略
するものとする。
【0021】上記隅部分(この位置に限定されるもので
はない)に形成された上記固着部23は、図1ないし図
3のいずれかに示される如く、上下方向(図1を正規に
見た場合の上下の方向に一致する)に貫通する挿着孔2
7を有している。また、固着部23の上側には平面視コ
字状の隔壁28が立設されている。固着部23の下側に
は、ヒンジ29を介して180゜回動し挿着孔27の下
側を閉塞する蓋部材30が一体に形成されている。蓋部
材30に対して90゜回転した位置には、上記上下方向
に延在する凹部31が形成されている。また、更に90
゜回転した位置には、蓋部材30に対する係合部31が
形成されている。
【0022】挿着孔27は、矩形状に貫通形成されてい
る。また、本体部22の内部に連通するように形成され
ている。挿着孔27には、電気接続用ボルト24を抱き
込んだバスバー26の後述する接続部51が挿着、収容
されるようになっている。挿着孔27の上下の開口縁近
傍は平坦な面に形成されている。即ち、固着部23は、
上下に平坦な面を有している。尚、固着部23の上記上
下方向の厚みは、例えば隔壁28よりも十分に厚くなる
ように形成されている。
【0023】蓋部材30は、薄肉で固着部23の下側に
連成されるヒンジ29に連続する蓋本体32と、その蓋
本体32の端部に一体形成される係止部33とで断面視
L字状に形成されている。蓋本体32は、矩形平板状に
形成されており、その一方の面には、隆起部34、34
(一つのみ図示、以下同様)と押さえ部35、35とが
突出形成されている。蓋部材30の初期状態(挿着孔2
7の下側を閉塞する前の状態)においては、係止部33
と隆起部34、34と押さえ部35、35とが下に向く
ように形成されている。蓋部材30の他方の面は平坦で
あり、挿着孔27の下側を閉塞する際に、その面が押さ
れるようになっている。
【0024】隆起部34、34は、側面視台形状に形成
された板部材であり、蓋本体32の上記一方の面に対し
垂直に立設されている。押さえ部35、35は、隆起部
34、34の基端部分に形成されている。また、押さえ
部35、35は、隆起部34、34に対して直交し、且
つ上記一方の面に対しては垂直となるように立設されて
いる。尚、押さえ部35、35の先端は、先細りするよ
うに形成されている。また、隆起部34、34の先端
は、電気接続用ボルト24を押圧する部分として形成さ
れている。隆起部34、34の方が押さえ部35、35
よりも突出するように形成されている。
【0025】係止部33は、蓋本体32と同じ板厚の片
であって、隆起部34、34よりも高さが高く形成され
ており、その先端には、先端から基端部分に向けて次第
に厚肉となる略爪状の係止突起36が形成されている。
係止突起36が係合部31に係合することで、蓋部材3
0の挿着孔27の下側に対する閉塞が確実なものとな
る。
【0026】係合部31は、平面視コ字状であって係止
部33の板厚よりも若干間隔が大きくなる貫通部37
と、上方から下方に向けて切り欠かれ係止突起36が係
合する切り欠き凹部38とで構成されている。係止部3
3に対して開口する挿入端部には、テーパ39が形成さ
れている。
【0027】凹部31は、本体部22の周壁40に連成
されており、後述する電線48とLA端子25の後述す
る電線接続部47とがその窪みに収容されるように形成
されている。尚、固着部23の一部を構成する上記周壁
40には、回動する蓋部材30に対しての切り欠き41
が形成されている。ヒンジ29は、切り欠き41の縁部
に形成されているものとする。
【0028】上記電気接続用ボルト24は、矩形の薄肉
ブロック状に形成されるボルト基部42と、そのボルト
基部42の一方の面に立設されるボルト部43とを備え
て構成されている。また、上記一方の面であってボルト
部43の基端周縁には、環状(これに限られるものでは
ない)の凸部44が形成されている(無くても可)。上
記一方の面に対して逆側となる他方の面は平坦に形成さ
れている。尚、電気接続用ボルト24は導電性を有する
ものとする。また、上記一方の面は特許請求の範囲に記
載した表面に相当し、上記他方の面は特許請求の範囲に
記載した裏面に相当するものとする。
【0029】上記LA端子25は、ボルト部43に対す
る挿通孔45を有する短冊片状の電気接触部46と、そ
の電気接触部46に連成される電線接続部47とでL字
状に構成されている。また、電線接続部47には、給電
又は出力用の電線48が圧着されている。LA端子25
は、ボルト部43に対するナット49により締め付け固
定されるようになっている。
【0030】上記バスバー26は、複数のタブ50を有
している。また、そのバスバー26の端末には、電気接
続用ボルト24に対する接続部51が連成されている。
接続部51は、バスバー26と同様に導電性を有してお
り、基部表面接触部52と一対の基部側面接触部53、
53とで構成されている。接続部51は、プレス加工に
よって断面視コ字状に折曲形成されている。
【0031】基部表面接触部52は、ボルト基部42と
ほぼ同等の大きさの矩形状に形成されており、内側がボ
ルト基部42に、また、外側がLA端子25に接触する
ように構成されている(上記内側はボルト基部42に対
面するとともに凸部44に接触する)。基部表面接触部
52の中央には、ボルト部43に対する挿通孔54が穿
設されている。尚、基部表面接触部52とバスバー26
の端末とが連続するように形成されている。基部表面接
触部52の形状は、ボルト基部42の形状に対応するも
のとする。
【0032】基部側面接触部53、53は、基部表面接
触部52の両端部にそれぞれ連続するとともに、基部表
面接触部52に対して直交するように連成されている。
また、基部側面接触部53、53は、ボルト基部42の
側面に沿って形成されている。基部側面接触部53、5
3は、ボルト基部38の側面を挟持するように形成され
ている。基部側面接触部53、53の長さは、固着部2
3の上記上下方向の厚みに応じた長さを有している(基
部表面接触部52が挿着孔27の上側の開口から若干突
出するくらいの長さを有する。尚、蓋部材30に隆起部
34、34及び押さえ部35、35を形成しない場合に
は、ボルト基部42の厚みに応じて長さが設定されるも
のとする)。
【0033】基部側面接触部53、53の各先端(端
部)には、外側に90゜折り曲げられたストッパ55、
55が連成されている。ストッパ55、55は、挿着孔
27の下側の開口縁近傍に当接するようになっている。
また、押さえ部35、35により押圧されるようになっ
ている。尚、ストッパ55、55を形成しない場合に
は、構造が若干複雑になるが、固着部23側に例えば接
続部51の基部表面接触部52を押さえる部分、又は基
部側面接触部53、53に係合する部分等を形成すれば
よい。
【0034】次に、電気接続用ボルト24とLA端子2
5とバスバー26との接続について説明する。
【0035】先ずはじめに、バスバー26の接続部51
に対して電気接続用ボルト24を装着する作業が行われ
る。基部表面接触部52の挿通孔54にボルト部43が
挿通され、ボルト基部38の側面が基部側面接触部5
3、53によって挟持される。電気接続用ボルト24
は、接続部51に抱き込まれたような状態になる。
【0036】続いて、電気接続用ボルト24を抱き込ん
だ状態の接続部51を固着部23の挿着孔27に対して
挿着収容する作業が行われる。挿着孔27の下側の開口
から上側の開口に向けて圧入状態で挿着収容され、ま
た、ストッパ55、55が上記下側の開口縁近傍に当接
するまで押し込まれて挿着収容が完了する。挿着孔27
の上側の開口からは、基部表面接触部52の上記表面が
露出するとともに、ボルト部43が突出するようにな
る。
【0037】続いて、蓋部材30を180゜回動させ挿
着孔27の下側を閉塞する作業が行われる。蓋部材30
の係止部33が固着部23の係合部31に係合すると、
蓋部材30の隆起部34、34と押さえ部35、35と
がボルト基部42の上記裏面とストッパ55、55とを
押圧するようになるから、電気接続用ボルト24と接続
部51の移動が規制される。これらは上記上下方向に移
動してしまうことがない。尚、蓋部材30は電気接続用
ボルト24に対する座部となる。
【0038】そして最後に、ボルト部43に対してLA
端子25を挿通しナット49を締め付ける作業が行われ
る。ナット49が締め付けられると、LA端子25の電
気接触部46と基部表面接触部52と凸部44とが接触
しあう。以上により、上記接続に係る一連の作業が完了
する。
【0039】上記の説明からも分かるように、バスバー
26の接続部51の配置構成によって通常の電気接続用
ボルト24を用いることができるような電気接続箱21
になる。また、ナット49の締め付けを一回行うだけで
接続が完了するような電気接続箱21になる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、バスバーの接続部の配置構成によ
り、通常の電気接続用ボルトで対応することができる。
また、ナットの締め付けを一回行うだけで接続を完了さ
せることができる。部品点数が削減され、コスト低減を
実現することができる。作業性の向上も実現することが
できる。従って、電気接続用ボルトと端子とバスバーと
の接続に係り、コスト低減と作業性の向上が図れる電気
接続箱を提供することができるという効果を奏する。
【0041】請求項2に記載された本発明によれば、固
着部の構造を簡素化することができる。これにより、成
型金型等の加工費を削減することができる。従って、一
層コスト低減がなされた電気接続箱を提供することがで
きるという効果を奏する。
【0042】請求項3に記載された本発明によれば、隆
起部を設けることで、基部側面接触部の長さをボルト基
部の厚みに対応させなくとも良くなり、基部側面接触部
の長さを長くすることができる。従って、固着部の厚み
を厚くすることができ、上記の他に、接続に係る部分の
信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
【0043】請求項4に記載された本発明によれば、固
着部の構造を簡素化することができ、また、基部側面接
触部の長さを長くすることができ、さらには、押さえ部
によって接続部を確実に保持することができる。従っ
て、上記効果と同様に、一層コスト低減がなされ接続に
係る部分の信頼性が向上した電気接続箱を提供すること
ができるという効果を奏する。
【0044】請求項5に記載された本発明によれば、上
記と同様に、基部側面接触部の長さを長くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気接続箱の一実施の形態を示す
接続部分に係る分解斜視図である。
【図2】電気接続箱の接続部分に係る平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】従来例の電気接続箱の接続部分に係る分解斜視
図である。
【図5】図4の要部の断面図である。
【図6】図4の電気接続箱の平面図である。
【符号の説明】
21 電気接続箱 22 本体部 23 固着部 24 電気接続用ボルト 25 LA端子(端子) 26 バスバー 27 挿着孔 28 隔壁 29 ヒンジ 30 蓋部材 31 係合部 32 蓋本体 33 係止部 34 隆起部 35 押さえ部 36 係止突起 37 貫通部 38 切り欠き凹部 39 テーパ 40 周壁 41 切り欠き 42 ボルト基部 43 ボルト部 44 凸部 45 挿通孔 46 電気接触部 47 電線接続部 48 電線 49 ナット 50 タブ 51 接続部 52 基部表面接触部 53 基部側面接触部 54 挿通孔 55 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/12 H05K 7/12 A Fターム(参考) 4E353 AA05 AA11 AA17 AA18 AA21 AA25 BB02 CC02 CC05 CC12 CC32 CC36 DD02 DD08 DD11 DR08 DR13 DR15 DR27 DR36 DR49 DR56 DR57 GG01 GG20 GG21 4E360 AB08 AB12 BA08 BA12 BB02 BB13 BB22 BC03 BC04 BC05 CA03 EA18 EB05 EC04 EC12 ED02 ED03 ED12 ED13 ED23 ED27 EE02 FA08 GA04 GA06 GA46 GA53 GB92 5E012 BA12 BA14 5G361 BA02 BB01 BB03 BC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続用ボルトと端子とバスバーとが
    本体部に形成された固着部を介して接続される電気接続
    箱であって、 前記電気接続用ボルトは、ボルト基部と該ボルト基部に
    立設するボルト部とを備え、前記端子は、前記ボルト部
    に挿通されナットにより締め付けられる電気接触部を有
    し、前記バスバーは、前記電気接続用ボルトと前記端子
    に対する接続部を有し、 且つ、該接続部には、前記ボルト部が挿通され、前記ボ
    ルト基部の前記ボルト部立設側となる表面に内側が対面
    するとともに、外側に前記電気接触部が接触可能となる
    基部表面接触部と、該基部表面接触部の両端部にそれぞ
    れ連続するとともに、前記ボルト基部の側面に沿って形
    成される一対の基部側面接触部とが形成されるととも
    に、 前記固着部には、前記ボルト基部を抱き込んだ前記接続
    部の挿着方向に対して逆方向の移動を規制をする蓋部材
    をヒンジを介して一体に形成したことを特徴とする電気
    接続箱。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気接続箱において、 一対の前記側面接触部の端部に、前記固着部に当接する
    ストッパを各々連成したことを特徴とする電気接続箱。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の電気接続
    箱において、 前記蓋部材に、前記ボルト基部の裏面を押圧する隆起部
    を一体に形成したことを特徴とする電気接続箱。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電気接続箱において、 一対の前記側面接触部の端部に、前記固着部に当接する
    ストッパを各々連成するとともに、前記蓋部材に、前記
    ボルト基部の裏面を押圧する隆起部と、前記固着部に当
    接した前記ストッパを押圧する押さえ部とを一体に形成
    したことを特徴とする電気接続箱。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4いずれか記載の
    電気接続箱において、 前記ボルト部の基端周縁に、前記基部表面接触部の内側
    が接触する環状の凸部を一体に形成したことを特徴とす
    る電気接続箱。
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