JP2001223039A - 同軸ケーブルコネクタ - Google Patents

同軸ケーブルコネクタ

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JP2001223039A JP2000029603A JP2000029603A JP2001223039A JP 2001223039 A JP2001223039 A JP 2001223039A JP 2000029603 A JP2000029603 A JP 2000029603A JP 2000029603 A JP2000029603 A JP 2000029603A JP 2001223039 A JP2001223039 A JP 2001223039A
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Takahiro Kondo
孝宏 近藤
Takeshi Okuyama
毅 奥山
Satoshi Moriyama
聡史 森山
Akira Okada
彰 岡田
Yutaka Fukumoto
豊 福本
Mitsuo Suzuki
光雄 鈴木
Tadashi Kumamoto
忠史 熊本
Junichi Akama
淳一 赤間
Masahiro Hamazaki
雅裕 濱崎
Manabu Shimizu
学 清水
Hideo Miyazawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は細線同軸ケーブルコネクタに関し、細
線同軸ケーブルとの接続が圧接によってなされるように
して、細線同軸ケーブルとの接続作業の工数の削減を図
ることを課題とする。 【解決手段】コネクタ本体51と、複数対の信号コンタ
クト42及びグランドコンタクト43と、コンタクト支
持板部材44と、圧接カバー45とを有する。信号コン
タクト42は、Y2方向端にUコンタクト部42cを有
する。グランドコンタクト43は、Y2方向端にUコン
タクト部43cを有する。圧接カバー45はU字形状の
金具46を有する。細線同軸ケーブル30は、圧接カバ
ー45によって整線されており、内部導体芯線31がU
コンタクト部42cと圧接され、外部導体網シールド3
3が、Uコンタクト部43cと金具46とに圧接され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同軸ケーブルの先端
に設けられる同軸ケーブルコネクタに係り、特に、線径
が細い複数本の同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケ
ーブルコネクタに関する。
【0002】近年、高速信号伝送に対応するため、信号
伝送線としてノイズの影響を受け難い同軸ケーブルの需
要が高まっている。複数種類の信号を伝送する電子情報
機器間には、同軸ケーブルのうち、線径が細い細線同軸
ケーブルが複数本並んだ状態で配線してある。電子情報
機器間は、上記の同軸ケーブルコネクタを利用して接続
してある。
【0003】
【従来の技術】図1(A),(B)は、従来の細線同軸
ケーブルコネクタ10を示す。図2(A),(B)は、
細線同軸ケーブル30の先端部を示す。細線同軸ケーブ
ル30は、径が2mm程度であり、中心から外側に向か
って、内部導体芯線31、この内部導体芯線31を覆う
内部絶縁被覆32、この内部絶縁被覆32を覆う外部導
体網シールド33、この外部導体網シールド33を覆う
外部絶縁被覆34を有する構造である。細線同軸ケーブ
ル30の先端部は、図2(B)に示すように、内部導体
芯線31、内部絶縁被覆32、及び外部導体網シールド
33が露出するように処理されている。細線同軸ケーブ
ル30のインピーダンスを所定の値にするために、内部
絶縁被覆32には、ナイロン系の架橋発泡材が使用され
ている。このナイロン系の架橋発泡材は軟質である。
【0004】細線同軸ケーブルコネクタ10は、コネク
タ本体11と、複数対の信号コンタクト12及びグラン
ドコンタクト13と、中継回路基板14とよりなる構成
である。中継回路基板14は、上面に、端子パッド1
5,16,17がY1−Y2方向に整列して、X1−X
2方向に複数列形成してある。端子パッド15と端子パ
ッド16との間は、配線パターン18で接続してある。
中継回路基板14の下面には、端子パッド19が形成し
てある。端子パッド19と端子パッド17との間は、配
線パターン20及びビア21を介して接続してある。こ
の中継回路基板14は、信号コンタクト12とグランド
コンタクト13との間に挟まれて、且つ、信号コンタク
ト12と端子パッド15とが半田付けされて、且つ、グ
ランドコンタクト13と端子パッド16とが半田付けさ
れた状態で、コネクタ本体11の背面側からY2方向に
突き出ている。
【0005】上記の構成の細線同軸ケーブルコネクタ1
0と細線同軸ケーブル30の処理されている先端部と
は、内部導体芯線31を端子パッド16に半田22によ
って半田付けされて、且つ、外部導体網シールド33を
端子パッド17に半田23によって半田付けされて接続
してある。なお、多数本の細線同軸ケーブル30は一本
の太いケーブルの端からばらばらに延びているものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】細線同軸ケーブルコネ
クタ10と複数本の細線同軸ケーブル30とを半田付け
して接続することは、多くの工数がかかり、コスト増と
なってしまう。また、半田付けの場合には、半田付け不
良が発生しやすく、また、フラックスによって端子パッ
ドに汚れが付着したりし、更には熱の影響を受けること
によって、信頼性の点でも問題があった。
【0007】そこで、本発明は、上記課題を解決した同
軸ケーブルコネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電気
絶縁性のコネクタ本体と、該コネクタ本体に対を構成し
て複数対並んで設けてある信号コンタクト及びグランド
コンタクトとを有し、各同軸ケーブルが、中心から外側
に向かって、内部導体芯線、該内部導体芯線を覆う内部
絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う外部導体網シールド、
該外部導体網シールドを覆う外部絶縁被覆を有する構造
であり、先端側が処理されて整列している複数本の上記
同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケーブルコネクタ
において、上記各対を構成する信号コンタクト及びグラ
ンドコンタクトは、該コネクタ本体より後方へ突き出て
いる先端側にUコンタクト部を有する構成であり、電気
絶縁性を有し、上記コネクタ本体に固定してあり、該信
号コンタクト及びグランドコンタクトの該コネクタ本体
より後方へ突き出ている部分を支持するコンタクト支持
板部材と、上記複数本の上記同軸ケーブルの処理されて
いる先端側を整列させて支持する同軸ケーブル整列支持
部を有し、且つ、上記外部導体網シールドが係合する外
部導体網シールド係合金具を有し、上記信号コンタクト
のUコンタクト部及びグランドコンタクトのUコンタク
ト部を覆って、上記コンタクト支持板部材の上側に固定
された圧接カバーとを有し、上記複数本の上記同軸ケー
ブルの処理されている先端側は、該内部導体芯線が、上
記信号コンタクトのUコンタクト部内に圧接され、上記
外部導体網シールドが上記外部導体網シールド係合金具
と上記グランドコンタクトのUコンタクト部との間に挟
まれ且つ圧接されるようにしたものである。
【0009】複数本の同軸ケーブルの処理されている先
端側を同軸ケーブルコネクタに接続させる際に、半田付
け作業が不要となる。
【0010】請求項2の発明は、電気絶縁性のコネクタ
本体と、該コネクタ本体に対を構成して複数対並んで設
けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトとを有
し、各同軸ケーブルが、中心から外側に向かって、内部
導体芯線、該内部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部
絶縁被覆を覆う外部導体網シールド、該外部導体網シー
ルドを覆う外部絶縁被覆を有する構造であり、先端側が
処理されている複数本の上記同軸ケーブルの先端に設け
られる同軸ケーブルコネクタにおいて、上記各対を構成
する信号コンタクト及びグランドコンタクトは、該コネ
クタ本体より後方へ突き出ているリード部が上記同軸ケ
ーブルコネクタの高さ方向上重なっており、各リード部
の先端側にUコンタクト部を有し、該信号コンタクトの
Uコンタクト部が該グランドコンタクトのUコンタクト
部より該コネクタ本体に近くに位置し、且つ上記グラン
ドコンタクトのリード部に上記信号コンタクトのUコン
タクト部を露出させる開口を有してなり、上記同軸ケー
ブルの処理されている先端側は、上記グランドコンタク
トのリード部の開口を通り抜けて、上記内部導体芯線が
信号コンタクトのUコンタクト部内に押し込まれて圧接
され、上記外部導体網シールドがグランドコンタクトの
Uコンタクト部内に押し込まれて圧接されるようにした
ものである。
【0011】複数本の同軸ケーブルの処理されている先
端側を同軸ケーブルコネクタに接続させる際に、半田付
け作業が不要となる。
【0012】請求項3の発明は、電気絶縁性のコネクタ
本体と、該コネクタ本体に対を構成して複数対並んで設
けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトとを有
し、各同軸ケーブルが、中心から外側に向かって、内部
導体芯線、該内部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部
絶縁被覆を覆う外部導体網シールド、該外部導体網シー
ルドを覆う外部絶縁被覆を有する構造であり、先端側が
処理されている複数本の上記同軸ケーブルの先端に設け
られる同軸ケーブルコネクタにおいて、上記信号コンタ
クトは、該コネクタ本体より後方へ突き出ているリード
部の端側にUコンタクト部を有する構成であり、上記信
号コンタクトと対をなすグランドコンタクトは、該コネ
クタ本体より後方へ突き出ているリード部の先端側に、
内側に突き刺し用尖部を有する尖部付きUコンタクト部
を有する構成であり、上記同軸ケーブルの処理されてい
る先端側は、上記内部導体芯線が信号コンタクトのUコ
ンタクト部内に押し込まれて圧接され、上記外部導体網
シールドがグランドコンタクトの尖部付きUコンタクト
部内に押し込まれて圧接され、上記内部絶縁被覆が尖部
によって突き刺されるようにしたものである。
【0013】複数本の同軸ケーブルの処理されている先
端側を同軸ケーブルコネクタに接続させる際に、半田付
け作業が不要となる。
【0014】請求項4の発明は、電気絶縁性のコネクタ
本体と、該コネクタ本体に対を構成して複数対並んで設
けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトとを有
し、各同軸ケーブルが、中心から外側に向かって、内部
導体芯線、該内部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部
絶縁被覆を覆う外部導体網シールド、該外部導体網シー
ルドを覆う外部絶縁被覆を有する構造であり、先端側が
処理されている複数本の上記同軸ケーブルの先端に設け
られる同軸ケーブルコネクタにおいて、上記コネクタ本
体は、背面側に金属板バネ製のクリップを有し、上記信
号コンタクトは、該コネクタ本体より後方へ突き出てい
るリード部の端側にUコンタクト部を有する構成であ
り、上記信号コンタクトと対をなすグランドコンタクト
は、上記金属板バネ製のクリップと電気的に接続してあ
り、上記同軸ケーブルの外部絶縁被覆の径に対応する大
きさの外部絶縁被覆用貫通穴を、上記信号コンタクトと
対応する配置で複数有する金属製の第1の挟み板と、上
記同軸ケーブルの内部絶縁被覆の径に対応する大きさの
内部絶縁被覆用貫通穴を、上記外部絶縁被覆用貫通穴と
対応する配置で複数有する金属製の第2の挟み板とを有
し、上記同軸ケーブルの処理されている先端側が外部絶
縁被覆用貫通穴と内部絶縁被覆用貫通穴とを貫通されて
いる状態で、上記第1の挟み板と上記第2の挟み板とが
接近されて、上記外部導体網シールドを上記第1の挟み
板と上記第2の挟み板との間に挟み込む構成であり、上
記金属板バネ製のクリップは、接近された第1の挟み板
と上記第2の挟み板とを弾性的に挟み込む構成であり、
上記同軸ケーブルの処理されている先端側は、上記内部
導体芯線が信号コンタクトのUコンタクト部内に押し込
まれて圧接され、上記外部導体網シールドが上記金属板
バネ製のクリップ内に挟み込まれた上記第1の挟み板と
上記第2の挟み板との間に挟み込まれるようにしたもの
である。
【0015】複数本の同軸ケーブルの処理されている先
端側を同軸ケーブルコネクタに接続させる際に、半田付
け作業が不要となる。
【0016】請求項5の発明は、電気絶縁性を有するコ
ネクタ本体と該コネクタ本体に対を構成して複数対並ん
で設けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトと
を有し、中心から外側に向かって、内部導体芯線、該内
部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う
外部導体網シールド、該外部導体網シールドを覆う外部
絶縁被覆を有し、且つ、内部絶縁被覆と外部導体網シー
ルドとの間を延在しているドレイン線を有する構成の複
数本の同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケーブルコ
ネクタにおいて、上記コネクタ本体は、背面側に横向き
の仕切り板を有する構成であり、上記信号コンタクト及
びグランドコンタクトは、該コネクタ本体より後方へ突
き出ている先端側にUコンタクト部を有する構成であ
り、該信号コンタクトのUコンタクト部と該グランドコ
ンタクトのUコンタクト部とは、上記仕切り板の上下側
に分かれて配されており、該信号コンタクトのUコンタ
クト部を覆うカバー及び該グランドコンタクトのUコン
タクト部を覆うカバーを有し、上記複数本の上記同軸ケ
ーブルの処理されている先端側は、上記内部導体芯線及
びドレイン線が上下に振り分けられて、上記内部導体芯
線が上記信号コンタクトのUコンタクト部内に圧接さ
れ、上記ドレイン線が上記グランドコンタクトのUコン
タクト部に圧接されるようにしたものである。
【0017】複数本の同軸ケーブルの処理されている先
端側を同軸ケーブルコネクタに接続させる際に、半田付
け作業が不要となる。
【0018】請求項6の発明は、請求項5の同軸ケーブ
ルコネクタにおいて、上記グランドコンタクトは、上記
Uコンタクト部に代えて板バネ片よりなる挟み部を有す
る構成であり、上記複数本の上記同軸ケーブルの処理さ
れている先端側は、上記ドレイン線が上記グランドコン
タクトの挟み部に挟まれるようにしたものである。
【0019】板バネ片よりなる挟み部は、極く細い線で
あっても、挟み込む際に断線しにくくする。
【0020】請求項7の発明は、電気絶縁性を有するコ
ネクタ本体と該コネクタ本体に対を構成して複数対並ん
で設けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトと
を有し、中心から外側に向かって、内部導体芯線、該内
部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う
外部導体網シールド、該外部導体網シールドを覆う外部
絶縁被覆を有し、且つ、内部絶縁被覆と外部導体網シー
ルドとの間を延在しているドレイン線を有する構成の複
数本の同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケーブルコ
ネクタにおいて、上記信号コンタクト及びグランドコン
タクトは、該コネクタ本体より後方へ突き出ている先端
側に同じ側に向く信号Uコンタクト部及びグランドUコン
タクト部が横に並んだ構成であり、電気絶縁性を有し、
該コネクタ本体に取り付けられて上記信号Uコンタクト
部及びグランドUコンタクト部を覆う整線板部材を有
し、該整線板部材は、複数の同軸ケーブルを整線させる
同軸ケーブル整線部と、整線された同軸ケーブルから延
びている内部導体芯線を整線させる内部導体芯線整線部
と、整線された同軸ケーブルから延びているドレイン線
を整線させるドレイン線整線部とを有し、該内部導体芯
線整線部に上記信号Uコンタクト部が係合する信号Uコン
タクト部用係合穴を有し、該ドレイン線整線部に上記グ
ランドUコンタクト部が係合するグランドUコンタクト部
用係合穴を有する構成であり、上記同軸ケーブルの処理
されている先端側は、上記整線板部材上で内部導体芯線
及びドレイン線が整線され、上記信号Uコンタクト部が
内部導体芯線と圧接しつつ信号Uコンタクト部用係合穴
内に係合され、上記グランドUコンタクト部がドレイン
線と圧接しつつグランドUコンタクト部用係合穴内に係
合されるようにする。
【0021】複数本の同軸ケーブルの処理されている先
端側を同軸ケーブルコネクタに接続させる際に、半田付
け作業が不要となる。
【0022】請求項8の発明は、電気絶縁性を有するコ
ネクタ本体と該コネクタ本体に対を構成して複数対並ん
で設けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトと
を有し、中心から外側に向かって、内部導体芯線、該内
部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う
外部導体網シールド、該外部導体網シールドを覆う外部
絶縁被覆を有し、且つ、内部絶縁被覆と外部導体網シー
ルドとの間を延在しているドレイン線を有する構成であ
る複数本の同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケーブ
ルコネクタにおいて、上記コネクタ本体の後方に整線部
材を上記グランドコンタクトと電気的に接続した状態で
固定して設け、該整線部材は、電気導通性であり、同軸
ケーブルが貫通する同軸ケーブル整線孔を上記信号コン
タクトに対応する配置で有し、且つ、各同軸ケーブル整
線孔毎に折り曲げられたドレイン線が押し込まれるドレ
イン線整線溝を有し、同軸ケーブルの先端部が整線部材
の同軸ケーブル貫通孔に嵌合して保持されて整線され、
折り曲げたドレイン線がドレイン線整線溝に嵌合して保
持されて整線されるようにする。
【0023】複数本の同軸ケーブルの処理されている先
端側を同軸ケーブルコネクタに接続させる際に、半田付
け作業が不要となる。
【0024】
【発明の実施の形態】[第1実施例]図3乃至図5は本発
明の第1実施例になる細線同軸ケーブルコネクタ40を
示す。細線同軸ケーブルコネクタ40は、コネクタ本体
51と、複数対の信号コンタクト42及びグランドコン
タクト43と、コンタクト支持板部材44と、圧接カバ
ー45と、全体を覆うシールドカバーとを有する。この
細線同軸ケーブルコネクタ40は、図2に示す細線同軸
ケーブル30に適用される。シールドカバーは図示の便
宜上省略してある。これは、他の実施例についても同様
である。
【0025】コネクタ本体41は、電気絶縁性であり、
略直方体形状を有し、前面に相手方のコネクタが挿入さ
れるコネクタ挿入口41aを有する。
【0026】信号コンタクト42は、コネクタ本体41
を貫通して固定してあり、Y1方向の端に、端子部42
aを有し、コネクタ本体41より後方(Y2方向)に突
き出でおり、途中にクランク状に曲げられた曲がり部4
2b1を有するリード部42bを有し、Y2方向端に、
Z1方向に立ち上がっているフォーク形状のUコンタク
ト部42cを有する形状である。Uコンタクト部42c
は、細線同軸ケーブル30の内部導体芯線31に対応す
る寸法を有する。
【0027】グランドコンタクト43は、コネクタ本体
41を貫通して固定してあり、Y1方向の端に、端子部
43aを有し、コネクタ本体51より後方(Y2方向)
に突き出でいる直線状のリード部43bを有し、Y2方
向端に、Z1方向に立ち上がっているUコンタクト部4
3cを有する形状である。Uコンタクト部43cは細線
同軸ケーブル30の外部導体網シールド33cに対応す
る寸法を有する。信号コンタクト42のUコンタクト部
42cとグランドコンタクト43のUコンタクト部43
cとは、Uコンタクト部42cがコネクタ本体51に近
くに位置し、Uコンタクト部43cがコネクタ本体51
より遠くに位置し、且つ、Uコンタクト部42cとUコ
ンタクト部43cとは、Y1−Y2方向上一直線状に並
んでいる。
【0028】コンタクト支持板部材44は、電気絶縁性
であり、略板状を有し、信号コンタクト42のリード部
42b及びUコンタクト部42cを支持すると共に位置
決めする溝部44a、及びグランドコンタクト43のリ
ード部43b及びUコンタクト部43cを支持すると共
に位置決めする溝部44bを有する。このコンタクト支
持板部材44は、X1−X2方向上の両端側の凸部44
cをコネクタ本体41の凹み部41bに係合させてコネ
クタ本体41の背面側に固定してあり、溝部44aが信
号コンタクト42のリード部42b及びUコンタクト部
42cを支持すると共に位置決めしており、溝部44b
がグランドコンタクト43のリード部43b及びUコン
タクト部43cを支持すると共に位置決めしている。
【0029】図5及び図6は、圧接カバー45を表裏反
転した状態で示す。圧接カバー45は、電気絶縁性であ
り、略板状を有し、取り付けた状態で下側となる面45
aに、多数本の細線同軸ケーブル30をX1−X2方向
に整列させた状態で保持する櫛歯状の細線同軸ケーブル
整列部45bを有する。細線同軸ケーブル整列部45b
は、Y1方向の端から順に、内部絶縁被覆32を挟んで
保持する第1の挟み保持歯部45c、内部絶縁被覆32
を挟んで保持する第2の挟み保持歯部45d、及び外部
絶縁被覆34を挟んで保持する第3の挟み保持歯部45
eが、Y1−Y2方向に直線状に整列している構成であ
る。この細線同軸ケーブル整列部45bは、信号コンタ
クト42及びグランドコンタクト43のリード部42
b、43b及びUコンタクト部42c、43cに対応し
て形成してある。また、圧接カバー45の面45a上に
は、第2の挟み保持歯部45dと第3の挟み保持歯部4
5eとの間に、金具46が固定してある。金具46は、
クリップ状であり、ばね力によって密着している二枚の
板部46a,46bを有し、各板部46a,46bには
外部導体網シールド33cに対応する大きさのU字形状
の溝部46cが形成してある。
【0030】また、圧接カバー45は、コンタクト支持
板部材44の上面にこれを覆うように取り付けられ、凹
凸係合して固定される。
【0031】次に、細線同軸ケーブルコネクタ40を多
数本の細線同軸ケーブル30の先端側に取り付ける作業
について説明する。
【0032】まず、細線同軸ケーブル30の先端部を、
図6(B)に示すように処理する。外部絶縁被覆34が
一部削除してあり、外部導体網シールド33は露出され
ている。外部導体網シールド33が一部削除してあり、
内部絶縁被覆32は露出されている。内部絶縁被覆32
は削除されていず、内部導体芯線31は露出されていな
い。
【0033】次に、圧接カバー45を外し、細線同軸ケ
ーブル30を一本ずつその処理してある先端部を圧接カ
バー45の細線同軸ケーブル整列部45bに図6(B)
に矢印Aで示すように押し込んで、図6(A)に示すよう
に、内部絶縁被覆32を第1の挟み保持歯部45c及び
第2の挟み保持歯部45dに挟み込み、外部導体網シー
ルド33を金具46のU字形状の溝部46cに押し込
み、外部絶縁被覆34を第3の挟み保持歯部45eに挟
み込んで保持させる。これによって、図7に示すよう
に、所定数の細線同軸ケーブル30が、夫々の先端部を
細線同軸ケーブル整列部45bに保持されてX1−X2
方向に整列されて整線された状態となる。
【0034】最後に、所定数の細線同軸ケーブル30が
整線された圧接カバー45を、表裏反転させ、コンタク
ト支持板部材44の上面にこれを覆うようにし、Z2方
向に強く押し込んで係合させて固定させる。強く押し込
むときにも、信号コンタクト42のUコンタクト部42
c及びグランドコンタクト43のUコンタクト部43c
は、コンタクト支持板部材44によってその高さ位置に
保たれる。
【0035】この強く押し込む過程で、内部絶縁被覆3
2の部分は、図4(B)、(C)に示すように、信号コン
タクト42のUコンタクト部42c内に押し込まれ、内
部絶縁被覆32が破られて、内部導体芯線31がUコン
タクト部42cと圧接された状態となる。また、図4
(D)、(E)に示すように、グランドコンタクト43の
Uコンタクト部43cが金具46の二枚の板部46a,
46bの間に相対的に挿入され、外部導体網シールド3
3は、グランドコンタクト43のUコンタクト部43c
内に押し込まれ、対向する金具46のU字形状の溝部4
6cとUコンタクト部43cとの間に挟まれて、力Fが
全周から作用されて、金具46とUコンタクト部43c
とに圧接された状態となる。
【0036】圧接カバー45に整線されている全ての細
線同軸ケーブル30が一括して対応するUコンタクト部
42c、43c及び金具46に、圧接される。
【0037】以上の作業によって、細線同軸ケーブルコ
ネクタ40を多数本の細線同軸ケーブル30の先端側に
取り付けられる。この作業には、半田付け作業がない。
よって、細線同軸ケーブルコネクタ40を多数本の細線
同軸ケーブル30の先端側に取り付ける作業は、細線同
軸ケーブルを一本ずつ半田付けしていた従来に比べて格
段に少ない工数で済む。また、細線同軸ケーブルコネク
タ40の各細線同軸ケーブル30との電気的接続の信頼
性は、細線同軸ケーブルを一本ずつ半田付けしていた従
来に比べて高くなる。
【0038】図3及び図4は、細線同軸ケーブルコネク
タ40が多数本の細線同軸ケーブル30の先端側に取り
付けられた状態を示す。
【0039】また、図4(D)、(E)に示すように、グ
ランドコンタクト43のUコンタクト部43cが金具4
6の二枚の板部46a,46bの間に相対的に挿入さ
れ、外部導体網シールド33は、グランドコンタクト4
3のUコンタクト部43c内に押し込まれ、対向する金
具46とUコンタクト部43cとの間に挟まれて、力F
が全周から作用されて、金具46とUコンタクト部43
cとに圧接された状態となり、圧接が確実となる。
【0040】また、グランドコンタクト43のUコンタ
クト部43cは金具46の二枚の板部46a,46bの
間に挟まれて位置を拘束される。このことによっても、
外部導体網シールド33の圧接は確実となる。
【0041】図8(A),(B)は、図4中の金具46を設
けない場合の外部導体網シールド33の圧接状態を示
す。内部絶縁被覆32は、ナイロン系の架橋発泡材であ
り、柔らかい。このため、細線同軸ケーブル30の外部
導体網シールド33の部分を図8(A)に矢印Bで示すよ
うにUコンタクト部43c内に圧入した場合に、内部絶
縁被覆32は図8(B)に示すようにUコンタクト部4
3cの入り口の方向に変形して楕円形に変形してしま
う。このため、外部導体網シールド33のUコンタクト
部43cへの圧接力が低くなってしまい、好ましくな
い。上記の金具46は、内部絶縁被覆32がUコンタク
ト部43cの入り口の方向に変形することを制限するよ
うに機能する。
【0042】[第2実施例]図9(A)、(B)は本発明の
第2実施例になる細線同軸ケーブルコネクタ50を示
す。細線同軸ケーブルコネクタ50は、図2に示す細線
同軸ケーブル30が適用されるものであり、電気絶縁性
のコネクタ本体51と、コネクタ本体51に固定してあ
り、X1−X2に並んでいる複数対の信号コンタクト52
及びグランドコンタクト53とを有する。
【0043】Z1−Z2方向上、信号コンタクト52は下
側(Z2方向側)に、これと対をなすグランドコンタク
ト53は上側(Z1方向側)に位置しており、重なって
いる。
【0044】信号コンタクト52は、Y1方向の端に端
子部52aを有し、コネクタ本体51より後方に突き出
たリード部52bの先端に、上向きのUコンタクト部5
2cを有する。
【0045】グランドコンタクト53は、Y1方向の端
に端子部53aを有し、コネクタ本体51より後方に突
き出たリード部53bの先端に、Uコンタクト部53c
を有する。Uコンタクト部53cは信号コンタクト52
のUコンタクト部52cよりもY2方向にずれて位置し
ている。グランドコンタクト53のリード部53bのY
2方向の端には、下向き折り曲げ部53dを有する。リ
ード部53bから折り曲げ部53dにまで及ぶ範囲に、
開口53eが形成してある。この開口53eを通して、
上方から、信号コンタクト52のUコンタクト部52c
及びグランドコンタクト53のUコンタクト部53cに
接近することが可能である。
【0046】次に、細線同軸ケーブル30の先端側を細
線同軸ケーブルコネクタ50に接続させる作業について
説明する。
【0047】まず、細線同軸ケーブル30の先端部を、
図9(A)、(B)に示すようにUコンタクト部52c、
53cに対応させて処理する。図6と異なり、内部絶縁
被覆32も削除されており、内部導体芯線31が露出し
ている。
【0048】細線同軸ケーブル30の先端の部分を、図
9(A)、(B)に示すように、グランドコンタクト53
の上側に位置させ、グランドコンタクト53及び信号コ
ンタクト52に対するY1−Y2方向の位置を、内部導
体芯線31が信号コンタクト52のUコンタクト部52
cに対向するように定める。
【0049】この状態で、細線同軸ケーブル30を矢印
Cで示すように押し下げる。これによって、開口53e
を通り抜けて、内部導体芯線31は信号コンタクト52
のUコンタクト部52c内に押し込まれて圧接され、外
部導体網シールド33はグランドコンタクト53のUコ
ンタクト部53c内に押し込まれて圧接される。即ち、
内部導体芯線31と外部導体網シールド33とが同時に
圧接される。
【0050】よって、細線同軸ケーブルコネクタ50を
多数本の細線同軸ケーブル30の先端側に取り付ける作
業は、半田付けを行わずになされ、細線同軸ケーブルを
一本ずつ半田付けしていた従来に比べて格段に少ない工
数で済む。
【0051】[第3実施例]図10(A)、(B)は本発明
の第3実施例になる細線同軸ケーブルコネクタ60を示
す。細線同軸ケーブルコネクタ60は、図2に示す細線
同軸ケーブル30が適用されるものであり、電気絶縁性
のコネクタ本体61と、コネクタ本体61に固定してあ
り、X1−X2に並んでいる複数対の信号コンタクト62
及びグランドコンタクト63とを有する。
【0052】Z1−Z2方向上、信号コンタクト62は上
側(Z1方向側)に位置しており、これと対をなすグラ
ンドコンタクト53は下側(Z2方向側)に、上側(Z1
方向側)に位置しており、重なっている。
【0053】信号コンタクト62は、Y1方向の端に端
子部62aを有し、コネクタ本体61より後方に突き出
たリード部62bの先端に、上向きのUコンタクト部6
2cを有する。
【0054】グランドコンタクト63は、Y1方向の端
に端子部63aを有し、コネクタ本体61より後方に突
き出たリード部63bの先端に、上向きの尖部付きUコ
ンタクト部63cを有する。尖部付きUコンタクト部6
3cは、内側に突き刺し用尖部63A1,63A2を有す
る構成であり、信号コンタクト62のUコンタクト部6
2cよりもY2方向にずれて位置している。
【0055】このグランドコンタクト63は、図11に
示すように、グランドコンタクト本体63Aの先端のU字
形状部63A3をU字形状部材63Bに圧入した構造であ
る。U字形状部63A3が、突き刺し用尖部63A1,6
3A2を有する。
【0056】次に、細線同軸ケーブル30の先端側を細
線同軸ケーブルコネクタ60に接続させる作業について
説明する。
【0057】まず、細線同軸ケーブル30の先端部を、
図10(A)、(B)に示すようにUコンタクト部62c
及び尖部付きUコンタクト部63cに対応させて処理す
る。図6と異なり、内部絶縁被覆32も削除されてお
り、先端部で内部導体芯線31が露出しており、且つ、
外部絶縁被覆34が途中の一部で削除してあり、外部導
体網シールド33は途中の一部で露出されている。
【0058】細線同軸ケーブル30の先端の部分を、図
10(A)、(B)に示すように、信号コンタクト62及
びグランドコンタクト63の上側に位置させ、内部導体
芯線31がUコンタクト部62c、外部絶縁被覆34が
尖部付きUコンタクト部63cに対向するように定め
る。
【0059】この状態で、細線同軸ケーブル30を矢印
Dで示すように押し下げる。これによって、内部導体芯
線31はUコンタクト部62c内に押し込まれて圧接さ
れ、外部導体網シールド33は尖部付きUコンタクト部
63c内に押し込まれて圧接される。即ち、内部導体芯
線31と外部導体網シールド33とが同時に圧接され
る。
【0060】よって、細線同軸ケーブルコネクタ60を
多数本の細線同軸ケーブル30の先端側に取り付ける作
業は、半田付けを行わずになされ、細線同軸ケーブルを
一本ずつ半田付けしていた従来に比べて格段に少ない工
数で済む。
【0061】なお、尖部付きUコンタクト部63cにつ
いてみると、図12に拡大して示すように、突き刺し用
尖部63A1,63A2が外部導体網シールド33を突き
破って内部絶縁被覆32に突き刺さった状態となる。こ
れによって、細線同軸ケーブル30の細線同軸ケーブル
コネクタ60への固定は圧接だけの場合よりしっかりな
され、細線同軸ケーブル30がひどく振動したような場
合でも外れない。
【0062】[第4実施例]図13(A)、(B)は本発明
の第4実施例になる細線同軸ケーブルコネクタ70を示
す。細線同軸ケーブルコネクタ70は、図2に示す細線
同軸ケーブル30が適用されるものであり、電気絶縁性
のコネクタ本体71と、コネクタ本体71に固定してあ
り、X1−X2に並んでいる複数対の信号コンタクト72
及びグランドコンタクト73と、コネクタ本体71の下
面より背面側に突き出している水平の支持板74と、支
持板74上に固定してあるクリップ75と、第1の挟み
板76と、第2の挟み板77とを有する。
【0063】支持板74の上面には、支持板74の上面
には、べたのグランドパターン74aが形成してある。
複数のクリップ75は、グランドパターン74aに半田
付けされて支持板74の上面に固定してあり、X1−X2
に並んでいる。クリップ75は金属板バネ製であり、U
字形状を有し、重なった状態の第1の挟み板76と第2
の挟み板77とが弾性的に差し込まれるサイズを有す
る。
【0064】信号コンタクト72は、Y1方向の端に端
子部72aを有し、コネクタ本体61より後方に突き出
たリード部72bの先端に、上向きのUコンタクト部7
2cを有する。
【0065】グランドコンタクト73は、Y1方向の端
に端子部73aを有し、コネクタ本体61より後方に突
き出たリード部の先端が支持板74の上面のグランドパ
ターン74aと電気的に接続されている。
【0066】図14に示すように、第1の挟み板76
は、金属製であり、同軸ケーブル30の外部絶縁被覆3
4の径に対応する大きさの外部絶縁被覆用貫通穴76a
が、複数個、信号コンタクト72と対応する配置で形成
してある。
【0067】同じく、図14に示すように、第2の挟み
板77は、金属製であり、同軸ケーブル30の内部絶縁
被覆32に対応する大きさの外部絶縁被覆用貫通穴76
aが、複数個、第1の挟み板76の外部絶縁被覆用貫通
穴76aと対応する配置で形成してある。
【0068】次に、細線同軸ケーブル30の先端側を細
線同軸ケーブルコネクタ70に接続させる作業について
説明する。
【0069】まず、細線同軸ケーブル30の先端部を、
図14(A)に示すように処理する。
【0070】次に、図14(A)に示すように、第1の挟
み板76と第2の挟み板77とを離して配し、細線同軸
ケーブル30の処理した先端側を外部絶縁被覆用貫通穴
76aと内部絶縁被覆用貫通穴77aとに貫通させ、露
出されている外部導体網シールド33が第1の挟み板7
6と第2の挟み板77との間に位置するようにする。次
いで、第2の挟み板77を、矢印Eで示すように、第1の
挟み板76に、それ以上接近できない状態まで接近させ
る。図14(B)は、第2の挟み板77を、第1の挟み板
76に最終状態まで接近させて重なった状態を示す。
【0071】第2の挟み板77を第1の挟み板76に接
近させる過程で、第2の挟み板77が外部導体網シール
ド33の先端側を係止して押して内部絶縁被覆32から
掻き取るようにして放射状に広げる。第2の挟み板77
と第1の挟み板76との間に、外部導体網シールド33
が挟み込まれる。符号33Aは、放射状に広げられて第
2の挟み板77と第1の挟み板76との間に挟み込まれ
た外部導体網シールドを示す。
【0072】次いで、重なった状態の第1の挟み板76
と第2の挟み板77とを、図14(B)中、矢印Fで示す
ように、クリップ75内に押し込む。
【0073】最後に、内部導体芯線31をUコンタクト
部72c内に押し込んで圧接させる。
【0074】これによって、図13(A)、(B)に示す
ように、第1の挟み板76と第2の挟み板77とがクリ
ップ75内に弾性的に挟み込まれて固定され、細線同軸
ケーブル30は、第1の挟み板76と第2の挟み板77
とによって固定され、外部導体網シールド33が、第1
の挟み板76及び第2の挟み板77→クリップ75→グ
ランドパターン74aを介してグランドコンタクト73
と電気的に接続され、且つ、内部導体芯線31が信号コ
ンタクト72と電気的に接続された状態となる。ここ
で、外部導体網シールド33が第1の挟み板76と第2
の挟み板77との間に挟み込まれるため、外部導体網シ
ールド33と第1、第2の挟み板76,77とが接触す
る面積は広くなり、電気的特性の向上が図られる。ま
た、外部導体網シールド33が第1の挟み板76及び第
2の挟み板77によって挟まれていることによって、細
線同軸ケーブル30は引っ張る方向に対して、Uコンタ
クトによる圧接に比べて強固に固定される。
【0075】よって、細線同軸ケーブルコネクタ70を
多数本の細線同軸ケーブル30の先端側に取り付ける作
業は、半田付けを行わずになされ、細線同軸ケーブルを
一本ずつ半田付けしていた従来に比べて格段に少ない工
数で済む。
【0076】[第5実施例]以下に説明する実施例、即
ち、第5乃至第8実施例の細線同軸ケーブルコネクタ
は、図16に示す、ドレイン線95を有する構造の細線
同軸ケーブル900に適用される。
【0077】この細線同軸ケーブル90は、中心から外
側に向かって、内部導体芯線91、内部導体芯線91を
覆う内部絶縁被覆92、内部絶縁被覆92を覆う外部導
体網シールド93、外部導体網シールド93を覆う外部
絶縁被覆94を有し、且つ、内部絶縁被覆92と外部導
体網シールド93との間を延在しているドレイン線95
を有する構成である。内部導体芯線91の径d1は約
0.3mmであり、ドレイン線95は更に細く、径d2
は約0.1mmである。
【0078】図15(A)、(B)は本発明の第5実施例
になる細線同軸ケーブルコネクタ80を示す。細線同軸
ケーブルコネクタ80は、コネクタ本体81と、複数対
の信号コンタクト82及びグランドコンタクト83と、
下側のカバー84と、上側のカバー85とを有する。図
15(A)中、上側のカバー85は図示の便宜上表裏反
転した状態で示してある。
【0079】コネクタ本体81は、電気絶縁性であり、
略直方体形状を有し、前面に相手方のコネクタが挿入さ
れるコネクタ挿入口81aを有し、背面側の中央に横向
きの仕切り板81bを有する。
【0080】信号コンタクト82は、コネクタ本体81
を貫通して固定してあり、Y1方向の端に、端子部82
aを有し、コネクタ本体51より後方(Y2方向)に突
き出でいるリード部82bを有し、Y2方向端に、Z1
方向に立ち上がっているUコンタクト部82cを有する
形状である。リード部82b及びUコンタクト部82c
は、仕切り板81bの上面に位置している。Uコンタク
ト部52cは、細線同軸ケーブル90の内部導体芯線9
1に対応する寸法を有する。
【0081】グランドコンタクト83は、コネクタ本体
81を貫通して固定してあり、Y1方向の端に、端子部
83aを有し、コネクタ本体81より後方(Y2方向)
に突き出でいる直線状のリード部83bを有し、Y2方
向端に、Z2方向に向いているUコンタクト部83cを
有する形状である。リード部83b及びUコンタクト部
83cは仕切り板81bの下面に位置している。Uコン
タクト部83cは細線同軸ケーブル90のドレイン線9
5に対応する寸法を有する。
【0082】下側カバー84は、電気絶縁性であり、略
板状を有し、多数本の細線同軸ケーブル90をX1−X
2方向に整列させた状態で保持する細線同軸ケーブル整
線部84aと、ドレイン線95を押さえるドレイン線押
さえ部84bとを有する。
【0083】上側カバー85は、電気絶縁性であり、細
線同軸ケーブル90を整線する整線部85aと、内部導
体芯線91を押さえる内部導体芯線押さえ部85bとを
有する。
【0084】上側カバー85及び下側カバー84は、コ
ネクタ本体81の背面側の凹部81cに上下側から嵌合
されて取り付けられる。
【0085】複数本の細線同軸ケーブル90の処理され
ている先端側は、内部導体芯線91及びドレイン線95
が上下に振り分けられて、内部導体芯線91が信号コン
タクト82のUコンタクト部82c内に圧接され、ドレ
イン線95がグランドコンタクト83のUコンタクト部
83c内に圧接されて、同軸ケーブル90自体が上側カ
バー85と下側カバー84とによってクランプ保持され
て整線される。
【0086】また、上側カバー85の内部導体芯線押さ
え部85bがUコンタクト部82c内に圧接されている
内部導体芯線91を押さえる。下側カバー84のドレイ
ン線押さえ部84bがUコンタクト部83c内に圧接さ
れているドレイン線95を押さえる。
【0087】ここで、各ドレイン線95は対応するグラ
ンドコンタクト83に独立に接続されている。よって、
複数のドレイン線を共通のグランド端子に共通に接続さ
せた場合に比べて、良好な電気的特性を有する。
【0088】また、各細線同軸ケーブル90の処理され
ている先端側は、内部導体芯線91及びドレイン線95
が仕切り板81bを隔てて上下に振り分けられているた
め、外部に延びている内部導体芯線91とドレイン線9
5とが接触する危険が確実に回避され、接続の信頼性は
向上している。
【0089】また、Uコンタクト部82cとUコンタク
ト部83cとは仕切り板81bを隔てて上下に位置して
おり、近接しているため、外部に延びている内部導体芯
線91の長さ及びと外部に延びているドレイン線95の
長さは短くなっている。このことによって、電気的特性
が良好となっている。
【0090】また、細線同軸ケーブル90は、複数本の
細線同軸ケーブルが整列して並んでいるフラット細線同
軸ケーブルを裂いたものでもよい。
【0091】[第6実施例]図16(A)、(B)は本発明
の第6実施例になる細線同軸ケーブルコネクタ100を
示す。この細線同軸ケーブルコネクタ100は、グラン
ドコンタクト83Aを除いて図15(A)、(B)に示す
細線同軸ケーブルコネクタ80と同じ構成であり、図1
5(A)、(B)に示す細線同軸ケーブルコネクタ80の
構成部分と対応する構成部分には同じ符号を付し、その
説明は省略する。
【0092】グランドコンタクト83Aは、上記グラン
ドコンタクト83のUコンタクト部83cに代えて板バ
ネ片83Ac1よりなる挟み部83Acを有する構成であ
る。ドレイン線95は、挟み部83Acに挟まれて接続
される。よって、細いドレイン線95をUコンタクト部
内に圧入する場合に比べて、ドレイン線95が接続の際
に切断される危険が少なくなる。
【0093】[第7実施例]図18(A)、(B)、(C)
は本発明の第7実施例になる細線同軸ケーブルコネクタ
110を示す。細線同軸ケーブルコネクタ110は、コ
ネクタ本体111と、複数対の信号コンタクト112及
びグランドコンタクト113と、下側の整線板部材11
4と、上側の電気絶縁性のカバー115とを有し、図1
6に示す細線同軸ケーブル90に適用される。図18
(B)は信号コンタクトの112の位置で垂直に断面し
た図であり、図18(C)はグランドコンタクトの11
3の位置で垂直に断面した図である。
【0094】コネクタ本体111は、電気絶縁性であ
り、略直方体形状を有し、背面側に凹部111aを有す
る。
【0095】信号コンタクト112は、コネクタ本体1
11を貫通して固定してあり、Y1方向の端に、端子部
112aを有し、コネクタ本体111より後方(Y2方
向)に突き出でいるリード部112bを有し、Y2方向
端に、下向きの信号Uコンタクト部112cを有する形
状である。信号Uコンタクト部112cは、図16の細
線同軸ケーブル90の内部導体芯線91に対応する寸法
を有する。
【0096】グランドコンタクト113は、信号コンタ
クト112に対してX2方向の隣りに配されており、コ
ネクタ本体111を貫通して固定してあり、Y1方向の
端に、端子部113aを有し、コネクタ本体111より
後方(Y2方向)に突き出でいる直線状のリード部11
3bを有し、Y2方向端に、下向きのグランドUコンタ
クト部113cを有する形状である。グランドUコンタ
クト部113cは細線同軸ケーブル90のドレイン線9
5に対応する寸法を有する。
【0097】信号Uコンタクト部112cとグランドU
コンタクト部113cとは、共に下向きである。Y1−Y
2方向上、グランドUコンタクト部113cは信号Uコ
ンタクト部112cよりY1方向に少しずれている。
【0098】整線板部材114は、電気絶縁性を有し、
複数の同軸ケーブルをX1−X2方向に整線させる同軸ケ
ーブル整線部114aと、整線された同軸ケーブルから
延びている内部導体芯線を整線させる内部導体芯線整線
部114bと、整線された同軸ケーブルから延びている
ドレイン線を整線させるドレイン線整線部114cとを
有する。整線板部材114は、更に、内部導体芯線整線
部114bに信号Uコンタクト部112cが係合するス
リット状の信号Uコンタクト部用係合穴114dを有
し、ドレイン線整線部114cにグランドUコンタクト
部113cが係合するスリット状のグランドUコンタク
ト部用係合穴114eを有する。
【0099】整線板部材114は、コネクタ本体111
の背面側の凹部111aに下側から嵌合されて取り付け
られる。カバー115は、コネクタ本体111の背面側
の凹部111aに上側から嵌合されて取り付けられる。
【0100】複数本の同軸ケーブル90の処理されてい
る先端側は、以下に述べる手順で細線同軸ケーブルコネ
クタ110に接続される。
【0101】まず、同軸ケーブル90の処理されている
先端側を、一本ずつ、その内部導体芯線91を内部導体
芯線整線部114bに嵌合させて位置を定めて整線さ
せ、且つ、ドレイン線95をドレイン線整線部114c
に嵌合させて位置を定めて整線させ、且つ、外部絶縁被
覆94を同軸ケーブル整線部114aに嵌合させて位置
を定めて同軸ケーブル90自体を整線させる。ドレイン
線95は内部導体芯線91の隣りに配されるため、上記
の整線作業はしやすい。
【0102】次いで、同軸ケーブル90が整線された整
線板部材114を下側から嵌合させると共に、カバー1
15を上側から嵌合させる。このときに、図18(B)
に示すように、信号Uコンタクト部112cが内部導体芯
線91と圧接しつつ信号Uコンタクト部用係合穴114
d内に係合され、且つ、図18(C)に示すように、グラ
ンドUコンタクト部113cがドレイン線95と圧接し
つつグランドUコンタクト部用係合穴114e内に係合
される。
【0103】よって、複数本の同軸ケーブル90の内部
導体芯線91の信号Uコンタクト部112cへの圧接及
びドレイン線95のグランドUコンタクト部113cへ
の圧接は一括して、且つ、安定になされる。
【0104】また、信号Uコンタクト部112cが信号U
コンタクト部用係合穴114dに係合し、且つ、グラン
ドUコンタクト部113cがグランドUコンタクト部用係
合穴114eに係合する構成であるため、信号Uコンタ
クト部112c及びグランドUコンタクト部113c
は、堅固に固定され、よって、内部導体芯線91及の信
号コンタクト112との電気的接続及びドレイン線95
のグランドコンタクト114との電気的接続はより確実
になされる。
【0105】[第8実施例]図19(A)、(B)は本発明
の第8実施例になる細線同軸ケーブルコネクタ120を
示す。細線同軸ケーブルコネクタ120は、コネクタ本
体121と、複数対の信号コンタクト122及びグラン
ドコンタクト123と、中継回路基板124と、整線部
材125とを有し、図16に示す細線同軸ケーブル90
に適用される。
【0106】コネクタ本体121は、電気絶縁性であ
り、略直方体形状を有する。
【0107】信号コンタクト122は、コネクタ本体1
21を貫通して固定してあり、Y1方向の端に接続用の
端子部122aを有し、コネクタ本体121より後方
(Y2方向)に突き出して半田付け用の端子部122b
を有する。
【0108】グランドコンタクト123は、コネクタ本
体121を貫通して固定してあり、Y1方向の端に接続
用の端子部123aを有し、コネクタ本体121より後
方(Y2方向)に突き出して半田付け用の端子部123
bを有する。
【0109】中継回路基板124は、図1中の中継回路
基板14と略同様に、上面には、信号コンタクト122
に対応して、端子パッド124a,124b及びこの間
を接続する配線パターン124cが形成してあり、下面
には,べたのグランドパターン124d及びグランドコ
ンタクト123に対応した端子パッド124eが形成し
てある。
【0110】この中継回路基板124は、信号コンタク
ト122の半田付け用の端子部122bとグランドコン
タクト123の半田付け用の端子部123bとの間に挟
まれて、且つ、端子パッド124aと信号コンタクト1
22の半田付け用の端子部122bとが半田付けされ、
端子パッド124bとグランドコンタクト124の半田
付け用の端子部124bとが半田付けされており、コネ
クタ本体121の背面側からY2方向に突き出ている。
【0111】整線部材125は、電気導通性であり、同
軸ケーブル90が貫通する同軸ケーブル整線孔125a
を信号コンタクト122に対応する配置で有し、且つ、
各同軸ケーブル整線孔125a毎にドレイン線が押し込
まれる形状のドレイン線整線溝125bを有する。ドレ
イン線整線溝125bは、整線部材125のY1側の面
125cに整線部材125の上面125dに抜けるよう
に、同軸ケーブル整線孔125aのY1側の開口よりZ1
方向に延在して形成してある。このドレイン線整線溝1
25bは、上方向に折り曲げられたドレイン線95が押
し込まれる寸法形状を有する。
【0112】また、整線部材125は、面125c側の
フォーク形状部125eが中継回路基板124のY2端
をクランプしてグランドパターン124dと半田付けさ
れており、同軸ケーブル整線孔125aが信号コンタク
ト122に対応する配置で、中継回路基板124に固定
してあり、且つ、グランドコンタクト124と電気的に
接続されている。
【0113】複数本の同軸ケーブル90の処理されてい
る先端側は、以下に述べる手順で細線同軸ケーブルコネ
クタ120に接続される。
【0114】まず、同軸ケーブル90の処理されている
先端側を、一本ずつ、整線部材125の同軸ケーブル整
線孔125aに通し、内部導体芯線91を端子パッド1
24bに半田付けする。これによって、同軸ケーブル9
0の先端部が整線部材125の同軸ケーブル貫通孔12
5aに嵌合して保持されて整線される。
【0115】次いで、ドレイン線95を上方に折り曲げ
て、ドレイン線整線溝125に嵌合させて保持させる。
ドレイン線95はドレイン線整線溝125に圧接された
状態となって整線される。
【0116】ドレイン線95を整線する作業は、同軸ケ
ーブル90が整線されている状態で行われるため、作業
はしやすい。
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
電気絶縁性のコネクタ本体と、該コネクタ本体に対を構
成して複数対並んで設けてある信号コンタクト及びグラ
ンドコンタクトとを有し、各同軸ケーブルが、中心から
外側に向かって、内部導体芯線、該内部導体芯線を覆う
内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う外部導体網シール
ド、該外部導体網シールドを覆う外部絶縁被覆を有する
構造であり、先端側が処理されて整列している複数本の
上記同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケーブルコネ
クタにおいて、上記各対を構成する信号コンタクト及び
グランドコンタクトは、該コネクタ本体より後方へ突き
出ている先端側にUコンタクト部を有する構成であり、
電気絶縁性を有し、上記コネクタ本体に固定してあり、
該信号コンタクト及びグランドコンタクトの該コネクタ
本体より後方へ突き出ている部分を支持するコンタクト
支持板部材と、上記複数本の上記同軸ケーブルの処理さ
れている先端側を整列させて支持する同軸ケーブル整列
支持部を有し、且つ、上記外部導体網シールドが係合す
る外部導体網シールド係合金具を有し、上記信号コンタ
クトのUコンタクト部及びグランドコンタクトのUコン
タクト部を覆って、上記コンタクト支持板部材の上側に
固定された圧接カバーとを有し、上記複数本の上記同軸
ケーブルの処理されている先端側は、該内部導体芯線
が、上記信号コンタクトのUコンタクト部内に圧接さ
れ、上記外部導体網シールドが上記外部導体網シールド
係合金具と上記グランドコンタクトのUコンタクト部と
の間に挟まれ且つ圧接されるようにしたものであるた
め、複数本の同軸ケーブルの処理されている先端側を同
軸ケーブルコネクタに接続させる際に、半田付け作業が
不要となり、よって、複数本の同軸ケーブルの先端側を
接続する作業を少ない作業工数で行うことが出来、且
つ、半田付け作業に起因するトラブルの発生が回避さ
れ、よって、複数本の同軸ケーブルとの接続の信頼性の
向上を図ることが出来る。
【0117】また、外部導体網シールドが外部導体網シ
ールド係合金具とグランドコンタクトのUコンタクト部
との間に挟まれるため、圧接力は全周囲から付与され、
よって、内部絶縁被覆が柔らかい材質である場合にも、
内部絶縁被覆が楕円形に変形するようなことは起きず、
これによって、外部導体網シールドの圧接がしっかりと
なされるように出来る。
【0118】請求項2の発明は、電気絶縁性のコネクタ
本体と、該コネクタ本体に対を構成して複数対並んで設
けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトとを有
し、各同軸ケーブルが、中心から外側に向かって、内部
導体芯線、該内部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部
絶縁被覆を覆う外部導体網シールド、該外部導体網シー
ルドを覆う外部絶縁被覆を有する構造であり、先端側が
処理されている複数本の上記同軸ケーブルの先端に設け
られる同軸ケーブルコネクタにおいて、上記各対を構成
する信号コンタクト及びグランドコンタクトは、該コネ
クタ本体より後方へ突き出ているリード部が上記同軸ケ
ーブルコネクタの高さ方向上重なっており、各リード部
の先端側にUコンタクト部を有し、該信号コンタクトの
Uコンタクト部が該グランドコンタクトのUコンタクト
部より該コネクタ本体に近くに位置し、且つ上記グラン
ドコンタクトのリード部に上記信号コンタクトのUコン
タクト部を露出させる開口を有してなり、上記同軸ケー
ブルの処理されている先端側は、上記グランドコンタク
トのリード部の開口を通り抜けて、上記内部導体芯線が
信号コンタクトのUコンタクト部内に押し込まれて圧接
され、上記外部導体網シールドがグランドコンタクトの
Uコンタクト部内に押し込まれて圧接されるようにした
ものであるため、複数本の同軸ケーブルの処理されてい
る先端側を同軸ケーブルコネクタに接続させる際に、半
田付け作業が不要となり、よって、複数本の同軸ケーブ
ルの先端側を接続する作業を少ない作業工数で行うこと
が出来、且つ、半田付け作業に起因するトラブルの発生
が回避され、よって、複数本の同軸ケーブルとの接続の
信頼性の向上を図ることが出来る。
【0119】また、グランドコンタクトのリード部に開
口を設けたことによって、上側から見て、グランドコン
タクトのリード部と信号コンタクトのリード部とが重な
った位置関係にあっても、同軸ケーブルの内部導体芯線
を信号コンタクトのUコンタクト部内に押し込む作業及
び外部導体網シールドをグランドコンタクトのUコンタ
クト部内に押し込む作業を簡単に行うことが出来る。
【0120】請求項3の発明は、電気絶縁性のコネクタ
本体と、該コネクタ本体に対を構成して複数対並んで設
けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトとを有
し、各同軸ケーブルが、中心から外側に向かって、内部
導体芯線、該内部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部
絶縁被覆を覆う外部導体網シールド、該外部導体網シー
ルドを覆う外部絶縁被覆を有する構造であり、先端側が
処理されている複数本の上記同軸ケーブルの先端に設け
られる同軸ケーブルコネクタにおいて、上記信号コンタ
クトは、該コネクタ本体より後方へ突き出ているリード
部の端側にUコンタクト部を有する構成であり、上記信
号コンタクトと対をなすグランドコンタクトは、該コネ
クタ本体より後方へ突き出ているリード部の先端側に、
内側に突き刺し用尖部を有する尖部付きUコンタクト部
を有する構成であり、上記同軸ケーブルの処理されてい
る先端側は、上記内部導体芯線が信号コンタクトのUコ
ンタクト部内に押し込まれて圧接され、上記外部導体網
シールドがグランドコンタクトの尖部付きUコンタクト
部内に押し込まれて圧接され、上記内部絶縁被覆が尖部
によって突き刺されるようにしたものであるため、複数
本の同軸ケーブルの処理されている先端側を同軸ケーブ
ルコネクタに接続させる際に、半田付け作業が不要とな
り、よって、複数本の同軸ケーブルの先端側を接続する
作業を少ない作業工数で行うことが出来、且つ、半田付
け作業に起因するトラブルの発生が回避され、よって、
複数本の同軸ケーブルとの接続の信頼性の向上を図るこ
とが出来る。
【0121】また、内部絶縁被覆が尖部によって突き刺
されるため、同軸ケーブルと同軸ケーブルコネクタとの
接続が、単に圧接だけの場合よりしっかりなされ、同軸
ケーブルがひどく振動したような場合でも外れることが
起きないように出来る。
【0122】請求項4の発明は、電気絶縁性のコネクタ
本体と、該コネクタ本体に対を構成して複数対並んで設
けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトとを有
し、各同軸ケーブルが、中心から外側に向かって、内部
導体芯線、該内部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部
絶縁被覆を覆う外部導体網シールド、該外部導体網シー
ルドを覆う外部絶縁被覆を有する構造であり、先端側が
処理されている複数本の上記同軸ケーブルの先端に設け
られる同軸ケーブルコネクタにおいて、上記コネクタ本
体は、背面側に金属板バネ製のクリップを有し、上記信
号コンタクトは、該コネクタ本体より後方へ突き出てい
るリード部の端側にUコンタクト部を有する構成であ
り、上記信号コンタクトと対をなすグランドコンタクト
は、上記金属板バネ製のクリップと電気的に接続してあ
り、上記同軸ケーブルの外部絶縁被覆の径に対応する大
きさの外部絶縁被覆用貫通穴を、上記信号コンタクトと
対応する配置で複数有する金属製の第1の挟み板と、上
記同軸ケーブルの内部絶縁被覆の径に対応する大きさの
内部絶縁被覆用貫通穴を、上記外部絶縁被覆用貫通穴と
対応する配置で複数有する金属製の第2の挟み板とを有
し、上記同軸ケーブルの処理されている先端側が外部絶
縁被覆用貫通穴と内部絶縁被覆用貫通穴とを貫通されて
いる状態で、上記第1の挟み板と上記第2の挟み板とが
接近されて、上記外部導体網シールドを上記第1の挟み
板と上記第2の挟み板との間に挟み込む構成であり、上
記金属板バネ製のクリップは、接近された第1の挟み板
と上記第2の挟み板とを弾性的に挟み込む構成であり、
上記同軸ケーブルの処理されている先端側は、上記内部
導体芯線が信号コンタクトのUコンタクト部内に押し込
まれて圧接され、上記外部導体網シールドが上記金属板
バネ製のクリップ内に挟み込まれた上記第1の挟み板と
上記第2の挟み板との間に挟み込まれるようにしたもの
であるため、複数本の同軸ケーブルの処理されている先
端側を同軸ケーブルコネクタに接続させる際に、半田付
け作業が不要となり、よって、複数本の同軸ケーブルの
先端側を接続する作業を少ない作業工数で行うことが出
来、且つ、半田付け作業に起因するトラブルの発生が回
避され、よって、複数本の同軸ケーブルとの接続の信頼
性の向上を図ることが出来る。
【0123】また、外部導体網シールドが第1の挟み板
と第2の挟み板との間に挟み込まれるため、外部導体網
シールドと第1、第2の挟み板とが接触する面積を広く
することが出来、電気的特性の向上を図ることが出来、
且つ、同軸ケーブルが引っ張られた場合に同軸ケーブル
を接続状態に拘束する能力を高めることが出来る。
【0124】請求項5の発明は、電気絶縁性を有するコ
ネクタ本体と該コネクタ本体に対を構成して複数対並ん
で設けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトと
を有し、中心から外側に向かって、内部導体芯線、該内
部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う
外部導体網シールド、該外部導体網シールドを覆う外部
絶縁被覆を有し、且つ、内部絶縁被覆と外部導体網シー
ルドとの間を延在しているドレイン線を有する構成の複
数本の同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケーブルコ
ネクタにおいて、上記コネクタ本体は、背面側に横向き
の仕切り板を有する構成であり、上記信号コンタクト及
びグランドコンタクトは、該コネクタ本体より後方へ突
き出ている先端側にUコンタクト部を有する構成であ
り、該信号コンタクトのUコンタクト部と該グランドコ
ンタクトのUコンタクト部とは、上記仕切り板の上下側
に分かれて配されており、該信号コンタクトのUコンタ
クト部を覆うカバー及び該グランドコンタクトのUコン
タクト部を覆うカバーを有し、上記複数本の上記同軸ケ
ーブルの処理されている先端側は、上記内部導体芯線及
びドレイン線が上下に振り分けられて、上記内部導体芯
線が上記信号コンタクトのUコンタクト部内に圧接さ
れ、上記ドレイン線が上記グランドコンタクトのUコン
タクト部に圧接されるようにしたものであるため、ドレ
イン線を有する構造の複数本の同軸ケーブルの処理され
ている先端側を同軸ケーブルコネクタに接続させる際
に、半田付け作業が不要となり、よって、複数本の同軸
ケーブルの先端側を接続する作業を少ない作業工数で行
うことが出来、且つ、半田付け作業に起因するトラブル
の発生が回避され、よって、複数本の同軸ケーブルとの
接続の信頼性の向上を図ることが出来る。
【0125】同軸ケーブルの処理されている先端側は、
内部導体芯線及びドレイン線が仕切り板を隔てて上下に
振り分けられているため、外部に延びている内部導体芯
線とドレイン線とが接触する危険が確実に回避され、接
続の信頼性の向上を図ることが出来る。
【0126】請求項6の発明は、請求項5の同軸ケーブ
ルコネクタにおいて、上記グランドコンタクトは、上記
Uコンタクト部に代えて板バネ片よりなる挟み部を有す
る構成であり、上記複数本の上記同軸ケーブルの処理さ
れている先端側は、上記ドレイン線が上記グランドコン
タクトの挟み部に挟まれるようにしたものであるため、
一般的に線径が極く細いドレイン線を挟み部に挟み込む
際に断線しにくくなって、ドレイン線の接続を安定に行
うことが出来る。
【0127】請求項7の発明は、電気絶縁性を有するコ
ネクタ本体と該コネクタ本体に対を構成して複数対並ん
で設けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトと
を有し、中心から外側に向かって、内部導体芯線、該内
部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う
外部導体網シールド、該外部導体網シールドを覆う外部
絶縁被覆を有し、且つ、内部絶縁被覆と外部導体網シー
ルドとの間を延在しているドレイン線を有する構成の複
数本の同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケーブルコ
ネクタにおいて、上記信号コンタクト及びグランドコン
タクトは、該コネクタ本体より後方へ突き出ている先端
側に同じ側に向く信号Uコンタクト部及びグランドUコン
タクト部が横に並んだ構成であり、電気絶縁性を有し、
該コネクタ本体に取り付けられて上記信号Uコンタクト
部及びグランドUコンタクト部を覆う整線板部材を有
し、該整線板部材は、複数の同軸ケーブルを整線させる
同軸ケーブル整線部と、整線された同軸ケーブルから延
びている内部導体芯線を整線させる内部導体芯線整線部
と、整線された同軸ケーブルから延びているドレイン線
を整線させるドレイン線整線部とを有し、該内部導体芯
線整線部に上記信号Uコンタクト部が係合する信号Uコン
タクト部用係合穴を有し、該ドレイン線整線部に上記グ
ランドUコンタクト部が係合するグランドUコンタクト部
用係合穴を有する構成であり、上記同軸ケーブルの処理
されている先端側は、上記整線板部材上で内部導体芯線
及びドレイン線が整線され、上記信号Uコンタクト部が
内部導体芯線と圧接しつつ信号Uコンタクト部用係合穴
内に係合され、上記グランドUコンタクト部がドレイン
線と圧接しつつグランドUコンタクト部用係合穴内に係
合されるようにする構成であるため、ドレイン線を有す
る構造の複数本の同軸ケーブルの処理されている先端側
を同軸ケーブルコネクタに接続させる際に、半田付け作
業が不要となり、よって、複数本の同軸ケーブルの先端
側を接続する作業を少ない作業工数で行うことが出来、
且つ、半田付け作業に起因するトラブルの発生が回避さ
れ、よって、複数本の同軸ケーブルとの接続の信頼性の
向上を図ることが出来る。
【0128】同軸ケーブル整線部と内部導体芯線整線部
とドレイン線整線部とを有する整線板部材を備えた構成
であるため、同軸ケーブルは勿論、個々の同軸ケーブル
から延びている内部導体芯線及びドレイン線を整線する
ことが出来、よって、複数本の同軸ケーブルの内部導体
芯線の信号Uコンタクト部への圧接及びドレイン線のグ
ランドUコンタクト部への圧接を一括して、且つ、安定
に行うことが出来る。
【0129】また、信号Uコンタクト部が信号Uコンタク
ト部用係合穴に係合し、且つ、グランドUコンタクト部
がグランドUコンタクト部用係合穴に係合する構成であ
るため、信号Uコンタクト部及びグランドUコンタクト部
は堅固に固定され、よって、内部導体芯線及の信号コン
タクトとの電気的接続及びドレイン線のグランドコンタ
クトとの電気的接続がより確実になされるように出来
る。
【0130】請求項8の発明は、電気絶縁性を有するコ
ネクタ本体と該コネクタ本体に対を構成して複数対並ん
で設けてある信号コンタクト及びグランドコンタクトと
を有し、中心から外側に向かって、内部導体芯線、該内
部導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う
外部導体網シールド、該外部導体網シールドを覆う外部
絶縁被覆を有し、且つ、内部絶縁被覆と外部導体網シー
ルドとの間を延在しているドレイン線を有する構成であ
る複数本の同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケーブ
ルコネクタにおいて、上記コネクタ本体の後方に整線部
材を上記グランドコンタクトと電気的に接続した状態で
固定して設け、該整線部材は、電気導通性であり、同軸
ケーブルが貫通する同軸ケーブル整線孔を上記信号コン
タクトに対応する配置で有し、且つ、各同軸ケーブル整
線孔毎に折り曲げられたドレイン線が押し込まれるドレ
イン線整線溝を有し、同軸ケーブルの先端部が整線部材
の同軸ケーブル貫通孔に嵌合して保持されて整線され、
折り曲げたドレイン線がドレイン線整線溝に嵌合して保
持されて整線されるようにするため、複数本の同軸ケー
ブルの処理されている先端側のドレイン線を同軸ケーブ
ルコネクタに接続させる際に、半田付け作業が不要とな
り、よって、複数本の同軸ケーブルの先端側を接続する
作業を少ない作業工数で行うことが出来、且つ、半田付
け作業に起因するトラブルの発生が回避され、よって、
複数本の同軸ケーブルとの接続の信頼性の向上を図るこ
とが出来る。
【0131】また、ドレイン線を整線する作業は、同軸
ケーブルが整線されている状態で行われるため、ドレイ
ン線を整線する作業を作業性良く行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の細線同軸ケーブルコネクタを示す図であ
る。
【図2】図1中の細線同軸ケーブルの先端部を示す図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例の細線同軸ケーブルコネク
タの斜視図である。
【図4】図3中、Y−Z面IVで切断した断面図である。
【図5】図3の細線同軸ケーブルコネクタの分解斜視図
である。
【図6】圧接カバーの一部を拡大して示す図である。
【図7】圧接カバーに複数本の細線同軸ケーブルが整線
された状態を示す図である。
【図8】図4中、金具46を設けない場合の圧接状態を
示す図である。
【図9】本発明の第2実施例の細線同軸ケーブルコネク
タ示す図である。
【図10】本発明の第3実施例の細線同軸ケーブルコネ
クタ示す図である。
【図11】図10中、グランドコンタクトを示す図であ
る。
【図12】図10中、細線同軸ケーブルコネクタのグラ
ンドコンタクトへの圧接状態を示す図である。
【図13】本発明の第4実施例の細線同軸ケーブルコネ
クタ示す図である。
【図14】図13中、外部導体網シールド挟み板機構を
示す図である。
【図15】本発明の第3実施例の細線同軸ケーブルコネ
クタ示す図である。
【図16】図15のコネクタに適用される細線同軸ケー
ブルを示す図である。
【図17】図13中、外部導体網シールド挟み板機構を
示す図である。
【図18】本発明の第7実施例の細線同軸ケーブルコネ
クタ示す図である。
【図19】本発明の第8実施例の細線同軸ケーブルコネ
クタ示す図である。
【符号の説明】
30、90 細線同軸ケーブル 31,91 内部導体芯線 33,93 外部導体網シールド 95 ドレイン線 40,50、60、70、80、100、110、12
0 細線同軸ケーブルコネクタ 41,51、61,71、81、101、121 コネ
クタ本体 42、52、62、72、82、112 信号コンタク
ト 43、53、63、73、83、83A、113 グラ
ンドコンタクト 42c,43c、52c,53c、62c,63c、7
2c、82c,83c112c,113c Uコンタク
ト 53e 開口 63A1,63A2 突き刺し用尖部 63B U字形状部材 83Ac 挟み部 83Ac1 板バネ片 44 コンタクト支持板部材 45 圧接カバー 46 金具 74 支持板 75 クリップ 76 第1の挟み板 77 第2の挟み板 81b 仕切り板 84 下側カバー 85 上側カバー 114 整線板部材 115 カバー 124 中継回路基板 125 整線部材 125a 同軸ケーブル整線孔 125b ドレイン線整線溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 毅 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 (72)発明者 森山 聡史 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 (72)発明者 岡田 彰 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 (72)発明者 福本 豊 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 (72)発明者 鈴木 光雄 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 (72)発明者 熊本 忠史 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 (72)発明者 赤間 淳一 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 (72)発明者 濱崎 雅裕 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 (72)発明者 清水 学 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 (72)発明者 宮澤 英夫 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 Fターム(参考) 5E077 BB06 BB11 BB22 DD11 DD15 EE02 FF02 GG13 GG24 GG28 JJ20 JJ25

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性のコネクタ本体と、該コネク
    タ本体に対を構成して複数対並んで設けてある信号コン
    タクト及びグランドコンタクトとを有し、各同軸ケーブ
    ルが、中心から外側に向かって、内部導体芯線、該内部
    導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う外
    部導体網シールド、該外部導体網シールドを覆う外部絶
    縁被覆を有する構造であり、先端側が処理されて整列し
    ている複数本の上記同軸ケーブルの先端に設けられる同
    軸ケーブルコネクタにおいて、 上記各対を構成する信号コンタクト及びグランドコンタ
    クトは、該コネクタ本体より後方へ突き出ている先端側
    にUコンタクト部を有する構成であり、 電気絶縁性を有し、上記コネクタ本体に固定してあり、
    該信号コンタクト及びグランドコンタクトの該コネクタ
    本体より後方へ突き出ている部分を支持するコンタクト
    支持板部材と、 上記複数本の上記同軸ケーブルの処理されている先端側
    を整列させて支持する同軸ケーブル整列支持部を有し、
    且つ、上記外部導体網シールドが係合する外部導体網シ
    ールド係合金具を有し、上記信号コンタクトのUコンタ
    クト部及びグランドコンタクトのUコンタクト部を覆っ
    て、上記コンタクト支持板部材の上側に固定された圧接
    カバーとを有し、 上記複数本の上記同軸ケーブルの処理されている先端側
    は、該内部導体芯線が、上記信号コンタクトのUコンタ
    クト部内に圧接され、上記外部導体網シールドが上記外
    部導体網シールド係合金具と上記グランドコンタクトの
    Uコンタクト部との間に挟まれ且つ圧接されることを特
    徴とする同軸ケーブルコネクタ。
  2. 【請求項2】 電気絶縁性のコネクタ本体と、該コネク
    タ本体に対を構成して複数対並んで設けてある信号コン
    タクト及びグランドコンタクトとを有し、各同軸ケーブ
    ルが、中心から外側に向かって、内部導体芯線、該内部
    導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う外
    部導体網シールド、該外部導体網シールドを覆う外部絶
    縁被覆を有する構造であり、先端側が処理されている複
    数本の上記同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケーブ
    ルコネクタにおいて、 上記各対を構成する信号コンタクト及びグランドコンタ
    クトは、 該コネクタ本体より後方へ突き出ているリード部が上記
    同軸ケーブルコネクタの高さ方向上重なっており、各リ
    ード部の先端側にUコンタクト部を有し、該信号コンタ
    クトのUコンタクト部が該グランドコンタクトのUコン
    タクト部より該コネクタ本体に近くに位置し、且つ上記
    グランドコンタクトのリード部に上記信号コンタクトの
    Uコンタクト部を露出させる開口を有してなり、 上記同軸ケーブルの処理されている先端側は、上記グラ
    ンドコンタクトのリード部の開口を通り抜けて、上記内
    部導体芯線が信号コンタクトのUコンタクト部内に押し
    込まれて圧接され、上記外部導体網シールドがグランド
    コンタクトのUコンタクト部内に押し込まれて圧接され
    ることを特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
  3. 【請求項3】 電気絶縁性のコネクタ本体と、該コネク
    タ本体に対を構成して複数対並んで設けてある信号コン
    タクト及びグランドコンタクトとを有し、各同軸ケーブ
    ルが、中心から外側に向かって、内部導体芯線、該内部
    導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う外
    部導体網シールド、該外部導体網シールドを覆う外部絶
    縁被覆を有する構造であり、先端側が処理されている複
    数本の上記同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケーブ
    ルコネクタにおいて、 上記信号コンタクトは、該コネクタ本体より後方へ突き
    出ているリード部の端側にUコンタクト部を有する構成
    であり、 上記信号コンタクトと対をなすグランドコンタクトは、
    該コネクタ本体より後方へ突き出ているリード部の先端
    側に、内側に突き刺し用尖部を有する尖部付きUコンタ
    クト部を有する構成であり、 上記同軸ケーブルの処理されている先端側は、上記内部
    導体芯線が信号コンタクトのUコンタクト部内に押し込
    まれて圧接され、上記外部導体網シールドがグランドコ
    ンタクトの尖部付きUコンタクト部内に押し込まれて圧
    接され、上記内部絶縁被覆が尖部によって突き刺される
    ことを特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
  4. 【請求項4】 電気絶縁性のコネクタ本体と、該コネク
    タ本体に対を構成して複数対並んで設けてある信号コン
    タクト及びグランドコンタクトとを有し、各同軸ケーブ
    ルが、中心から外側に向かって、内部導体芯線、該内部
    導体芯線を覆う内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う外
    部導体網シールド、該外部導体網シールドを覆う外部絶
    縁被覆を有する構造であり、先端側が処理されている複
    数本の上記同軸ケーブルの先端に設けられる同軸ケーブ
    ルコネクタにおいて、 上記コネクタ本体は、背面側に金属板バネ製のクリップ
    を有し、 上記信号コンタクトは、該コネクタ本体より後方へ突き
    出ているリード部の端側にUコンタクト部を有する構成
    であり、 上記信号コンタクトと対をなすグランドコンタクトは、
    上記金属板バネ製のクリップと電気的に接続してあり、
    上記同軸ケーブルの外部絶縁被覆の径に対応する大きさ
    の外部絶縁被覆用貫通穴を、上記信号コンタクトと対応
    する配置で複数有する金属製の第1の挟み板と、 上記同軸ケーブルの内部絶縁被覆の径に対応する大きさ
    の内部絶縁被覆用貫通穴を、上記外部絶縁被覆用貫通穴
    と対応する配置で複数有する金属製の第2の挟み板とを
    有し、上記同軸ケーブルの処理されている先端側が外部
    絶縁被覆用貫通穴と内部絶縁被覆用貫通穴とを貫通され
    ている状態で、上記第1の挟み板と上記第2の挟み板と
    が接近されて、上記外部導体網シールドを上記第1の挟
    み板と上記第2の挟み板との間に挟み込む構成であり、 上記金属板バネ製のクリップは、接近された第1の挟み
    板と上記第2の挟み板とを弾性的に挟み込む構成であ
    り、 上記同軸ケーブルの処理されている先端側は、上記内部
    導体芯線が信号コンタクトのUコンタクト部内に押し込
    まれて圧接され、上記外部導体網シールドが上記金属板
    バネ製のクリップ内に挟み込まれた上記第1の挟み板と
    上記第2の挟み板との間に挟み込まれることを特徴とす
    る同軸ケーブルコネクタ。
  5. 【請求項5】 電気絶縁性を有するコネクタ本体と該コ
    ネクタ本体に対を構成して複数対並んで設けてある信号
    コンタクト及びグランドコンタクトとを有し、中心から
    外側に向かって、内部導体芯線、該内部導体芯線を覆う
    内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う外部導体網シール
    ド、該外部導体網シールドを覆う外部絶縁被覆を有し、
    且つ、内部絶縁被覆と外部導体網シールドとの間を延在
    しているドレイン線を有する構成の複数本の同軸ケーブ
    ルの先端に設けられる同軸ケーブルコネクタにおいて、 上記コネクタ本体は、背面側に横向きの仕切り板を有す
    る構成であり、 上記信号コンタクト及びグランドコンタクトは、該コネ
    クタ本体より後方へ突き出ている先端側にUコンタクト
    部を有する構成であり、該信号コンタクトのUコンタク
    ト部と該グランドコンタクトのUコンタクト部とは、上
    記仕切り板の上下側に分かれて配されており、 該信号コンタクトのUコンタクト部を覆うカバー及び該
    グランドコンタクトのUコンタクト部を覆うカバーを有
    し、 上記複数本の上記同軸ケーブルの処理されている先端側
    は、上記内部導体芯線及びドレイン線が上下に振り分け
    られて、上記内部導体芯線が上記信号コンタクトのUコ
    ンタクト部内に圧接され、上記ドレイン線が上記グラン
    ドコンタクトのUコンタクト部に圧接されることを特徴
    とする同軸ケーブルコネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項5の同軸ケーブルコネクタにおい
    て、 上記グランドコンタクトは、上記Uコンタクト部に代え
    て板バネ片よりなる挟み部を有する構成であり、 上記複数本の上記同軸ケーブルの処理されている先端側
    は、上記ドレイン線が上記グランドコンタクトの挟み部
    に挟まれることを特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
  7. 【請求項7】 電気絶縁性を有するコネクタ本体と該コ
    ネクタ本体に対を構成して複数対並んで設けてある信号
    コンタクト及びグランドコンタクトとを有し、中心から
    外側に向かって、内部導体芯線、該内部導体芯線を覆う
    内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う外部導体網シール
    ド、該外部導体網シールドを覆う外部絶縁被覆を有し、
    且つ、内部絶縁被覆と外部導体網シールドとの間を延在
    しているドレイン線を有する構成の複数本の同軸ケーブ
    ルの先端に設けられる同軸ケーブルコネクタにおいて、 上記信号コンタクト及びグランドコンタクトは、該コネ
    クタ本体より後方へ突き出ている先端側に同じ側に向く
    信号Uコンタクト部及びグランドUコンタクト部が横に並
    んだ構成であり、 電気絶縁性を有し、該コネクタ本体に取り付けられて上
    記信号Uコンタクト部及びグランドUコンタクト部を覆う
    整線板部材を有し、 該整線板部材は、複数の同軸ケーブルを整線させる同軸
    ケーブル整線部と、整線された同軸ケーブルから延びて
    いる内部導体芯線を整線させる内部導体芯線整線部と、
    整線された同軸ケーブルから延びているドレイン線を整
    線させるドレイン線整線部とを有し、該内部導体芯線整
    線部に上記信号Uコンタクト部が係合する信号Uコンタク
    ト部用係合穴を有し、該ドレイン線整線部に上記グラン
    ドUコンタクト部が係合するグランドUコンタクト部用係
    合穴を有する構成であり、 上記同軸ケーブルの処理されている先端側は、上記整線
    板部材上で内部導体芯線及びドレイン線が整線され、上
    記信号Uコンタクト部が内部導体芯線と圧接しつつ信号U
    コンタクト部用係合穴内に係合され、上記グランドUコ
    ンタクト部がドレイン線と圧接しつつグランドUコンタ
    クト部用係合穴内に係合されることを特徴とする同軸ケ
    ーブルコネクタ。
  8. 【請求項8】 電気絶縁性を有するコネクタ本体と該コ
    ネクタ本体に対を構成して複数対並んで設けてある信号
    コンタクト及びグランドコンタクトとを有し、中心から
    外側に向かって、内部導体芯線、該内部導体芯線を覆う
    内部絶縁被覆、該内部絶縁被覆を覆う外部導体網シール
    ド、該外部導体網シールドを覆う外部絶縁被覆を有し、
    且つ、内部絶縁被覆と外部導体網シールドとの間を延在
    しているドレイン線を有する構成である複数本の同軸ケ
    ーブルの先端に設けられる同軸ケーブルコネクタにおい
    て、 上記コネクタ本体の後方に整線部材を上記グランドコン
    タクトと電気的に接続した状態で固定して設け、 該整線部材は、電気導通性であり、同軸ケーブルが貫通
    する同軸ケーブル整線孔を上記信号コンタクトに対応す
    る配置で有し、且つ、各同軸ケーブル整線孔毎に折り曲
    げられたドレイン線が押し込まれるドレイン線整線溝を
    有し、 同軸ケーブルの先端部が整線部材の同軸ケーブル貫通孔
    に嵌合して保持されて整線され、折り曲げたドレイン線
    がドレイン線整線溝に嵌合して保持されて整線されるこ
    とを特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
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