JP2009129863A - 多極同軸コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図った多極同軸コネクタを提供する。
【解決手段】プラグ10は、前面に複数個の嵌合穴12が開口した樹脂製のハウジング11と、複数本の同軸ケーブル100の中心導体101および外周導体102にそれぞれ電気的に接続される複数組の信号用ポスト21およびGND用ポスト23を備え、各組の信号用ポスト21およびGND用ポスト23は、各々の端子板部21a,23aが嵌合穴12を挟んで対向するようにして、嵌合穴12の長手方向に並べて配置されている。一方、レセプタクル30は、プラグ10側に向かって突出形成されて上記嵌合穴12内に挿入される横長の柱状部32と、柱状部32にそれぞれ保持され、各組の信号用ポスト21およびGND用ポスト23にそれぞれ柱状部32側から弾性接触する弾接ばね部34b,35bを有する複数組の信号用コンタクト34およびGND用コンタクト35を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、多極同軸コネクタに関するものである。
従来、多極の同軸コネクタとして例えば特許文献1に示されるようなコネクタが提供されている(例えば特許文献1参照)。
上記特許文献に示される多極の同軸コネクタは、レセプタクル側の雄形端子部材を、丸棒状の雄端子と、雄端子を被覆する絶縁体と、絶縁体を囲む円柱状のレセプタクルシェルとで構成するとともに、プラグ側の雌形端子部材を、雄端子が差込接続される雌端子と、雌端子を覆う絶縁体と、絶縁体を被覆するとともにレセプタクルシェルが嵌合接続される円筒状のプラグシェルとで構成しているため、隣接するレセプタクルシェル同士、或いは、隣接するプラグシェル同士が互いに干渉しないように雄形端子部材および雌形端子部材の配列ピッチを大きくとる必要があった。
ところで、このような多極の同軸コネクタが使用される電子機器の小型化に伴い、同軸コネクタの狭ピッチ化、薄型化の要求があり、本願の出願人は図13〜図15に示すような小型の多極同軸コネクタを提案している(特願2007−114794参照)。
この多極同軸コネクタは、複数本の同軸ケーブル100が結線されたプラグ50と、実装基板(図示せず)に実装されて、上記プラグ50が挿抜自在に接続されるレセプタクル60とで構成される。
プラグ50は、差込方向の前面に横長の嵌合穴52を有する横長の樹脂製のハウジング51を備え、このハウジング51の内部には、板金に抜き加工および曲げ加工を施して形成され、同軸ケーブル100の中心導体101に電気的に接続される信号用ポスト54と、信号用ポスト54がインサート成形された樹脂成型部55と、板金に抜き加工および曲げ加工を施して形成され、同軸ケーブル100の外周導体102に電気的に接続されるとともに、樹脂成型部55にかしめ固定されたGND用ポスト56とを備えた複数個の同軸ケーブルブロック53が長手方向に並べて取り付けられている。
樹脂成型部55には、ハウジング51の嵌合穴52内に挿入される部位に角柱状の柱状部55aが設けられている。柱状部55aの上下両側面のうちの一方には信号用ポスト54の先端部に設けた短冊状の端子板部54aが配設され、他方にはGND用ポスト56の先端部に設けた短冊状の端子板部56aが配設されている。
一方、レセプタクル60は、プラグ50の嵌合穴52内に前側部が挿入される樹脂製のボディ61を備え、このボディ61の挿入方向の前面には、プラグ50に保持された各ケーブルブロック53の柱状部55aがそれぞれ挿入される嵌合穴62が開口している。各嵌合穴62の後端はボディ61の後面に開口しており、各嵌合穴62の内部には、プラグ50の信号用ポスト54に電気的に接続される信号用コンタクト63と、GND用ポスト56に電気的に接続されるGND用コンタクト64とが、嵌合穴62の後部開口より圧入固定されている。各コンタクト63,64の先端側には弾接ばね部63a,64aが設けられ、嵌合穴62の内部において上下両側にそれぞれ配置され、柱状部55aの上下両側面に配置した端子板部54a,56aに対して上下方向の外側から弾接するようになっている。各弾接ばね部63a,64aの先端部には、柱状部55aがスムーズに挿入されるよう、外側に向かって湾曲する曲がり部を設けてあり、ボディ61の上下両面には、端子板部54a,56aと弾接した弾接ばね部63a,64aが拡開した際に弾接ばね部63a,64aの先端の曲がり部がボディ61の内面と干渉するのを逃がす為に、逃がし孔61aを形成してある。
特開2004−253178号公報
上記構成の同軸コネクタでは、レセプタクル60の信号用コンタクト63およびGND用コンタクト64が、それぞれ、プラグ50の信号用ポスト54およびGND用ポスト56に対して上下方向の外側から弾接するため、差込接続時には信号用コンタクト63およびGND用コンタクト64の弾接ばね部63a,64aが外側に拡開して、その先端の曲がり部がハウジング61の逃がし孔61a内に挿入されることになる。
高整合の同軸コネクタでは、信号品質を向上させるために、外周を金属シェルで覆うことが好ましいが、差込接続時に弾接ばね部63a,64aの先端の曲がり部がハウジング61の逃がし孔61a内に挿入されるため、ハウジング61の外周を金属シェルで直接覆うと、弾接ばね部63a,64aが金属シェルに接触する可能性があった。そこで、図13〜図15に示される同軸コネクタでは、ハウジング61の上下両側面を覆うための覆い部57,57をプラグ50のハウジング51と一体に設け、これらの覆い部57,57でレセプタクル60のハウジング61を覆っており、金属シェルが必要な場合はプラグ50のハウジング51のさらに外側に金属シェルを配置していたため、同軸コネクタの厚み寸法が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、さらなる小型化を図った多極同軸コネクタを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、複数本の同軸コネクタが結線されたプラグと、実装基板に実装されてプラグが挿抜自在に接続されるレセプタクルとを備え、プラグは、差込方向の前面に横長の嵌合穴を有する樹脂製のハウジングと、複数本の同軸ケーブルの中心導体および外周導体にそれぞれ電気的に接続される複数組の信号用端子板およびGND用端子板を備え、各組の信号用端子板およびGND用端子板が嵌合穴を挟んで対向するようにして、複数組の信号用端子板およびGND用端子板が嵌合穴の長手方向に並べて配置されるとともに、レセプタクルは、プラグ側に向かって突出形成されてハウジングの嵌合穴内に挿入される横長の柱状部と、当該柱状部にそれぞれ保持されて、各組の信号用端子板およびGND用端子板に対して、それぞれ、柱状部側から弾性接触する複数組の信号用弾接ばね片およびGND用弾接ばね片を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、プラグの嵌合穴にレセプタクルの柱状部を挿入した状態で、挿抜方向に沿ったハウジングの外表面を覆う金属シェルをレセプタクルに設け、当該金属シェルは、実装基板との対向面を実装基板の導電パターンに半田付けされる平板状の半田付け部としたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、信号用端子板に信号用弾接ばね片が弾接する位置と、GND用端子板にGND用弾接ばね片が弾接する位置とを、挿抜方向においてずらしたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、ハウジングにおいて、信号用端子板およびGND用端子板が少なくとも2組並置される毎に、嵌合穴の短手方向の両側壁をつなぐ複数の補強壁を形成するとともに、柱状部に補強壁が挿入される溝を形成したことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、長手方向において、補強壁の形成位置を、長手方向におけるハウジングの中心位置に対して左右非対称としたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1の発明において、複数組の信号用弾接ばね片およびGND用弾接ばね片はそれぞれレセプタクルのボディに圧入固定され、各組の信号用弾接ばね片およびGND用弾接ばね片に、微少な間隔を開けて対向配置されて、両弾接ばね片の間の高周波インピーダンスを低減させる容量結合部を設けたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1の発明において、各信号用端子板はそれぞれ樹脂成型品にインサート成形され、当該樹脂成型品にGND用端子板がかしめ固定されており、樹脂成型品にインサート成形される信号用端子板の部位と対向して、両端子板の間の高周波インピーダンスを低減させるための容量結合部をGND用端子板に設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、プラグのハウジングに設けた嵌合穴に並べて配置された信号用端子板およびGND用端子板に対して、レセプタクルの柱状部に設けた信号用弾接ばね片およびGND用弾接ばね片がそれぞれ内側から弾性接触するので、プラグとレセプタクルとを接続した状態では、信号用弾接ばね片およびGND用弾接ばね片が内側に撓められる。信号用弾接ばね片およびGND用弾接ばね片が、それぞれ、信号用端子板およびGND用端子板に対して外側から弾接し、接続時に両弾接ばね片が外側に撓められる従来の同軸コネクタでは、外側に撓められた信号用弾接ばね片およびGND用弾接ばね片が金属シェルと接触しないよう、金属シェルとの間に絶縁のための部材を配置する必要があるから、同軸コネクタの厚み寸法が大きくなるが、本発明によれば、接続時に信号用弾接ばね片およびGND用弾接ばね片が内側に撓められるので、プラグのハウジングの外側に配置される金属シェルとの間に絶縁部材を配置する必要が無く、その結果同軸コネクタの厚み寸法を小さくできて、小型の同軸コネクタを実現できるという効果がある。
請求項2の発明によれば、金属シェルの半田付け部を実装基板の導電パターンに半田付けすることによって、レセプタクルの実装基板への取付強度を高めることができる。しかも半田付け部は平板状に形成されており、実装基板との対向面に開口などが存在しないので、半田付けの際にフラックスなどが信号用弾接ばね部やGND用弾接ばね部に付着することがなく、電気的接続の信頼性が低下するのを防止できるという効果もある。
請求項3の発明によれば、信号用端子板に信号用弾接ばね片が弾接する位置と、GND用端子板にGND用弾接ばね片が弾接する位置とが、挿抜方向において同じ位置にある場合に比べて信号用弾接ばね片とGND用弾接ばね片との間隔をさらに小さくして、厚み寸法をさらに小さくできるという効果がある。
請求項4の発明によれば、信号用端子板およびGND用端子板の各組の間にそれぞれ補強壁を形成する場合に比べて、補強壁の数を少なくでき、その分だけ左右方向の幅寸法を小さくできるという効果がある。
請求項5の発明によれば、プラグの向きを正規の向きから180度回転させると、補強壁と溝の位置が合わなくなるので、誤接続を防止できるという効果がある。
請求項6の発明によれば、容量結合部を設けることによって信号用弾接ばね片とGND用弾接ばね片との間の高周波インピーダンスが低減され、所望のインピーダンスに調整することができる。
請求項7の発明によれば、容量結合部を設けることによって信号用端子板とGND用端子板との間の高周波インピーダンスが低減され、所望のインピーダンスに調整することができる。
以下に本発明に係る同軸コネクタの実施の形態を図1〜図12に基づいて説明する。尚、以下の説明では特に断りが無い限り、図7(a)に示す向きにおいて上下方向を規定するとともに、図7(a)の紙面と垂直な方向を左右方向として説明を行う。
本実施形態の同軸コネクタは多極のコネクタであって、複数本の同軸ケーブル100が結線されたプラグ10と、実装基板(図示せず)に実装されて、プラグ10が挿抜自在に接続されるレセプタクル30とで構成される。尚、同軸ケーブル100は、図4に示すように中心導体101と、中心導体101を覆う円柱状の絶縁体103と、絶縁体103の外周部に配置された外周導体102と、外周導体102を覆う絶縁性合成樹脂からなる外被104とで構成される。
プラグ10は、図1および図2に示すように、ハウジング11と、ハウジング11に保持される複数極の同軸ケーブルブロック20とを主要な構成として備えている。
ハウジング11は扁平な直方体状の樹脂成型品からなり、ハウジング11の前面には角孔状の嵌合穴12が複数個左右方向に並べて開口している。またハウジング11の後面には各極の同軸ケーブルブロック20がそれぞれ後方より挿入、保持される複数個の取付孔13が左右方向に並べて開口している(図7および図9参照)。各々の嵌合穴12には複数個(本実施形態では2個または3個)の取付孔13が連通しており、複数個(本実施形態では2個または3個)の同軸ケーブルブロック20に対して1個の嵌合穴12が設けられている。つまり各嵌合穴12の内部には2個または3個の同軸ケーブルブロック20が配設されている。またハウジング11の左右両側部には、先端に係合爪41aを有するロック片41の基部がかしめ固定されている。
各々の同軸ケーブルブロック20は、図4(a)および図5に示すように、同軸ケーブル100と、同軸ケーブル100の中心導体101に電気的に接続される信号用ポスト21(信号用端子板)と、この信号用ポスト21がインサート成形された樹脂成型部22と、各同軸ケーブル100の外周導体102に電気的に接続されるとともに、樹脂成型部22にかしめ固定されたGND用ポスト23(GND用端子板)とを主要な構成として備えている。
信号用ポスト21は、図11(a)(b)に示すようにフープ材201に抜き加工および曲げ加工を施すことによって形成され、信号用ポスト21の中央部には樹脂成型部22がインサート成形により一体的に設けられている。樹脂成型部22は前後方向(挿抜方向)に細長い角柱状であって、樹脂成型部22の前面から信号用ポスト21の一端側が露出し、この露出部位が後述の信号用コンタクト34と弾接する端子板部21aとなっている。また樹脂成型部22の後面から露出する信号用ポスト21の他端側は略短冊状であって、同軸ケーブル100の中心導体101が半田付けされる半田付け端子21bとなり、この半田付け端子21bの一面には中心導体101が半田付けされる部位にVノッチ21cが形成されている。
またGND用ポスト23は、信号用ポスト21と同様、フープ材に抜き加工および曲げ加工を施すことによって形成され、信号用ポスト21の端子板部21aに対向配置されて、後述のGND用コンタクト35が弾接する端子板部23aと、端子板部23aの後側の左右両側縁からそれぞれ上側に向かって突出形成される各一対のかしめ片23b,23bと、端子板部23aの後端縁から斜め下側に延出しさらにその後端縁から端子板部23aと略平行に延長形成された半田付け端子23cと、半田付け端子23cの基部の一側縁から半田付け端子23cと直交する方向に延出する連結片23dを介して半田付け端子23cに一体的に連結されるとともに、先端部が半田付け端子23cに対向配置される挟持片23eとを備えている。半田付け端子23cと挟持片23eとは、同軸ケーブル100の外周導体102の外径寸法よりも若干小さい間隔をおいて対向配置されており、半田付け端子23cと挟持片23eとの間に同軸ケーブル100の外周導体102を弾性的に挟持するようになっている。なお半田付け端子23cおよび挟持片23eの片側縁には、互いに近付く向きに曲成された曲がり部23f,23fを設けてあり、半田付け端子23cと挟持片23eの間に同軸ケーブル100の外周導体102を挟持した際に、上記曲がり部23f,23fが外周導体102の周面に当接することで、同軸ケーブル100の抜けを防止できるようになっている。
次にレセプタクル30について説明する。レセプタクル30は、図1および図3に示すように、樹脂成型品からなるボディ31と、ボディ31に保持される複数組の信号用コンタクト34(信号用弾接ばね片)およびGND用コンタクト35(GND用弾接ばね片)と、ボディ31の外周を覆う金属シェル36とを主要な構成として備えている。
ボディ31は横長の直方体状であって、その前面にはプラグ10側に向かって突出形成されて、ハウジング11の嵌合穴12内に挿入される柱状部32が一体に形成されている。ボディ31の後面には、図7および図10に示すように信号用コンタクト34およびGND用コンタクト35が後方から圧入される圧入用孔33が上下2列に開口している。またボディ31の上下両側面の後側縁には、中央部および左右両側部に係合突起39が複数突設されるとともに、ボディ31の上面において各々の突起部31bの左右両側には係止爪40が複数設されている。
信号用コンタクト34およびGND用コンタクト35は、図4(b)(c)に示すように、それぞれ、ボディ31の圧入用孔33内に圧入固定される圧入片34a,35aと、圧入片34a,35aの前端縁から前方に向かって延長形成された弾接ばね部34b,35bと、圧入片34a,35aの後端縁から下方に延出する側面視略L形の半田付け端子34c,35cとを一体に備えている。ここで、柱状部32の上下両側面には、ボディ31に圧入固定された信号用コンタクト34およびGND用コンタクト35の弾接ばね部34b,35bを露出させるための開口部37,37が形成されており(図4および図7参照)、この開口部37,37を通して弾接ばね部34b,35bが対応する端子板部21a,23aに内側から弾接するようになっている。なお柱状部32は複数組(本実施形態では2組または3組)のコンタクト34,35に対して1個設けられているので、柱状部32の上下両側面には、それぞれ、各組のコンタクト34,35の弾接ばね部34b,35bを露出させる開口部37が複数個開口している(図3参照)。
金属シェル36は、図6に示すように帯状の板金の左右両側部を一方向に折り曲げるとともに、その先端側をさらに内側に折り曲げて突き合わせ、この突き合わせ部36aに設けた凹凸部をかしめたり、突き合わせ部36aをレーザ溶接することによって、前面および後面が開口した扁平な直方体状に形成されている。この金属シェル36の下面(すなわち実装基板との対向面)には、少なくともプラグ10が挿入される位置は貫通孔が形成されていない平板状の半田付け部36eとなっており、下面の左右両側縁には側壁の一部を切り起こすことによって実装基板のグランドパターンに半田付けするための半田付け端子36bが形成されている。また金属シェル36の上下両側面の後側縁にはボディ31の係合突起39に対応する部位に凹所36cが形成されるとともに、金属シェル36の上面にはボディ31の係止爪40と対応する位置に係止爪40が係止する係止孔36dが貫設されている。また金属シェル36の左右両側壁には、上述したロック片41の係合爪41aが係合するロック孔42が形成されている。
次に本実施形態の同軸コネクタの組立手順について説明する。先ず同軸ケーブルブロック20およびプラグ10の組立について説明する。図11(a)(b)に示すように、信号用ポスト21およびGND用ポスト23は、それぞれ、フープ材201,211に抜き加工および曲げ加工を施すことによって、搬送用孔203,213が等間隔に設けられた送り部202,212につなぎ部204,214を介して連結された状態で形成されている。そして、フープ材201を加工して信号用ポスト21を形成した状態で、信号用ポスト21に樹脂成型部22をインサート成型により同時成形した後、信号用ポスト21をフープ材201から切り離す。そして、フープ材211につなぎ部214を介して連結されたGND用ポスト23の左右各2個のかしめ片23b,23bの間に、信号用ポスト21にインサート成形された樹脂成型部22を挿入し、各かしめ片23b,23bの先端部を内側に折り曲げることによって、GND用ポスト23に樹脂成型部22を保持させる。この時、端子板部23aの左右両側縁に、前後に間隔をおいて2個ずつ設けたかしめ片23b,23bの間に、樹脂成型部22の上面に突出形成した位置決め突起22aが挟まれることによって、樹脂成型部22および信号用ポスト21が前後方向において位置決めされるようになっている。そして、GND用ポスト23の半田付け端子23cと挟持片23eの間に同軸ケーブル100の外周導体102を挟持させるとともに、同軸ケーブル100の中心導体101を信号用ポスト21の半田付け端子21bに設けたVノッチ21cに当接させた状態で、中心導体101を半田付け端子21bに、外周導体102を半田付け端子23cおよび挟持片23eにそれぞれ半田付けすることによって、同軸ケーブル100が信号用ポスト21およびGND用ポスト23に電気的に接続され、同軸ケーブルブロック20の組立が完了する。
その後、ハウジング11の後面に開口する取付孔13に、端子板部21a,23aを前方に向けた状態で同軸ケーブルブロック20を挿入し、所定の取付位置まで押し込むと、樹脂成型部22の外側面が取付孔13の内壁と当接することによって樹脂成型部22が上下左右の方向に位置決めされるとともに、信号用ポスト21およびGND用ポスト23の前端部がハウジング11の内壁に当接してそれ以上の前方への移動が規制され、且つ、GND用ポスト23の一部を切り起こして形成された係止片23gがハウジング11に設けた係止孔14に係止することによって、同軸ケーブルブロック20の抜けが防止され、ハウジング11に固定されるのである。
なお図9に示すように、複数極の同軸ケーブルブロック20は隣接する同軸ケーブルブロック20の上下を反転させ、隣接する同軸ケーブルブロック20に接続された同軸ケーブル100が上下方向にずれるよう互い違いに配列されているので、複数本の同軸ケーブル100が同じ高さ位置に並ぶように同軸ケーブルブロック20を配列した場合に比べて、同軸ケーブルブロック20の配列ピッチPを狭めることができ(狭ピッチ化)、同軸コネクタの幅寸法を小型化することができる。
またハウジング11には、信号用ポスト21およびGND用ポスト23が少なくとも2組並置される毎に、嵌合穴12の短手方向の両側壁(上側壁および下側壁)をつなぐ補強壁15を形成するとともに、上記柱状部32には補強壁15が挿入される溝32aを形成してある。多極の同軸コネクタの場合、嵌合穴12の長手方向寸法が大きくなると、ハウジング11の上側壁や下側壁の強度が低下する可能性があるが、本実施形態ではハウジング11の上側壁と下側壁をつなぐ複数の補強壁15をハウジング11と一体に形成しているので、多極の同軸コネクタの場合でもハウジング11の強度を十分確保することができるようになっている。しかも、信号用ポスト21およびGND用ポスト23の各組の間にそれぞれ補強壁15を形成する場合に比べて、補強壁15の数を少なくでき、その分だけ左右方向の幅寸法を小さくできるという効果がある。
また更に、本実施形態では図3(a)中の右端に位置する柱状部32を他の柱状部32よりも幅広に形成して、幅広の柱状部32にコンタクト34,35を3組、他の柱状部32にコンタクト34,35を2組配設するとともに、幅広の柱状部32に対応する嵌合孔12(図2(a)中の左端の嵌合孔12)を他の嵌合孔12よりも幅広に形成している。したがって、隣接する嵌合孔12の間に形成される補強壁15の形成位置が、長手方向におけるハウジング11の中心位置に対して左右非対称となり、プラグ10の向きを正規の向きから180度回転させると、補強壁15と溝32aの位置が合わなくなるので、誤接続を防止することができる。
次にレセプタクル30の組立について説明する。先ず金属シェル36の後方から上下左右の向きを合わせてボディ31を挿入して、ボディ31を所定位置まで移動させると、ボディ31の上下両側面に設けた係合突起39の前縁が金属シェル36の上下両面の凹所36cと当接して、ボディ31のそれ以上の前方への移動を規制するとともに、ボディ31の外周面が金属シェル36の内面に当接することで、ボディ31が金属シェル36に対して位置決めされ、さらにボディ31の係止爪40が金属シェル36の係止孔36dに係止することで、ボディ31の抜けが防止される。次にボディ31の後面に上下2列に開口する複数個の圧入用孔33に後方から、弾接ばね部34b,35bを前側に向けて信号用コンタクト34およびGND用コンタクト35をそれぞれ挿入し、各コンタクト34,35の圧入片34a,35aを圧入用孔33に圧入させることで、ボディ31に複数組のコンタクト34,35が固定され、レセプタクル30の組立が完了する。ここで、各組のコンタクト34,35は弾接ばね部34b,35bが上下方向において対向するように、ボディ31に取り付けられており、図7(a)(b)に示すように隣接する2組のコンタクト34,35で、信号用コンタクト34とGND用コンタクト35の位置が互い違いとなるよう交互に配置されている。
以上のようにして組み立てられたレセプタクル30は図示しない実装基板に実装されており、複数本の信号用コンタクト34およびGND用コンタクト35の半田付け端子34c,35cを実装基板の配線パターンに、金属シェル36の半田付け端子36bおよび半田付け部36eを実装基板のグランドパターンにそれぞれ半田付けすることで、レセプタクル30が実装基板に固定されている。図13〜図15に示した従来の同軸コネクタではハウジング61の外側を金属シェルで直接覆った場合、拡開した信号用コンタクト63およびGND用コンタクト64の弾接ばね部63a,64aが金属シェルに接触して短絡しないように金属シェルに逃がし孔を形成する必要があり、実装基板と対向する金属シェルの面に逃がし孔が形成されていると、この対向面を半田付けした際に逃がし孔から侵入した半田のフラックスなどが信号用コンタクト34やGND用コンタクト35に付着して、電気的接続の信頼性が低下する可能性があるため、金属シェルの対向面を実装基板のグランドパターンに半田付けすることはできなかった。したがって、従来の同軸コネクタではレセプタクル60が、信号用コンタクト63およびGND用コンタクト64の半田付け端子のみで実装基板に半田接続されており、プラグ50の抜き差しなどでレセプタクル60に外力が加わると、信号用コンタクト63やGND用コンタクト64の半田付け端子が実装基板から外れてしまう可能性があった。それに対して、本実施形態では実装基板と対向する金属シェル36の対向面を、貫通孔が形成されていない平板状の半田付け部36eとしてあり、この半田付け部36e全体を実装基板に半田付けすることができるので、実装基板に対するレセプタクル30の取付強度が増して、信号用コンタクト34やGND用コンタクト35の外れを防止することができる。
そして、実装基板に固定されたレセプタクル30の前面開口に、上下左右の向きを合わせてプラグ10を挿入すると、プラグ10前面の嵌合穴12内にレセプタクル30の前面0の柱状部32が挿入され、柱状部32の上下両面に露出する信号用コンタクト34,GND用コンタクト35の弾接ばね部34b,35bが、嵌合穴12内部の上下両側面に配設された信号用ポスト21,GND用ポスト23の端子板部21a,23aにそれぞれ内側から弾接することによって、信号用コンタクト34およびGND用コンタクト35が同軸ケーブル100の中心導体101および外周導体102に電気的に接続されるのである。またプラグ10をレセプタクル30に接続した状態では、ロック片41の先端の係合爪41aが金属シェル36のロック孔42に係合することによって、プラグ10の抜けが防止されるようになっている。
一方、プラグ10をレセプタクル30から取り外す際には、左右のロック片41を内側に撓めて、係合爪41aとロック孔42との係合状態を解除した後に、プラグ10を後方に引っ張ると、プラグ10をレセプタクル30から容易に引き抜くことができる。
本実施形態の同軸コネクタは以上のような構成を有しており、プラグ10のハウジング11に設けた嵌合穴12に並べて配置された信号用ポスト21およびGND用ポスト23の端子板部21a,23aに対して、レセプタクル30の柱状部32に設けた信号用コンタクト34およびGND用コンタクト35の弾接ばね部34b、35bがそれぞれ内側から弾性接触するので、プラグ10とレセプタクル30とを接続した状態では、両弾接ばね部34b,35bが内側に撓められる。信号用コンタクトおよびGND用コンタクトの弾接ばね部が、それぞれ、信号用ポストおよびGND用ポストの端子板部に対して外側から弾接し、接続時に弾接ばね部が外側に撓められる従来の同軸コネクタでは、外側に撓められた弾接ばね部が金属シェルと接触しないよう、金属シェルとの間に絶縁のための部材を配置する必要があるから、同軸コネクタの厚み寸法が大きくなるが、本発明の同軸コネクタによれば、接続時に弾接ばね部34b,35bが内側に撓められるので、プラグ10のハウジング11の外側に配置される金属シェル36との間に絶縁部材を配置する必要が無く、その結果同軸コネクタの厚み寸法を小さくできて、小型の同軸コネクタを実現することができる。
また本実施形態では、図8に示すように信号用ポスト21の端子板部21aに信号用コンタクト34の弾接ばね部34bが弾接する位置と、GND用ポスト23の端子板部23aにGND用コンタクト35の弾接ばね部35bが弾接する位置とを挿抜方向においてずらしているので、図12に示すように端子板部21aに弾接ばね部34bが弾接する位置と、端子板部23aに弾接ばね部35bが弾接する位置とが、挿抜方向において同じ位置にある場合に比べて、信号用コンタクト34とGND用コンタクト35との上下方向における間隔を小さくして、厚み寸法をさらに小さくすることができる。
また本実施形態の同軸コネクタでは、プラグ10に設けた信号用コンタクト34およびGND用コンタクト35の弾接ばね部34b,34bが、レセプタクル30に設けた信号用ポスト21およびGND用ポスト23の端子板部21a,23aに対して内側から弾接するので、弾接ばね部が端子板部に外側から弾接する場合に比べて、各コンタクト34,35の圧入片34a,35bの間隔を狭くでき、圧入片34a,35b間の高周波インピーダンスを低減することができる。またハウジング31の厚み寸法が同じであれば、各コンタクト34,35の圧入片34a,35bの間隔が狭まることによって、ハウジング31の底面から下側の圧入片34a又は35bまでの距離を大きくとることができ、その結果、L字形の半田付け片34c,35cの垂下部に、半田付け部分よりも幅広に形成され、前後方向において微少な間隔を開けて対向配置される容量結合部34d,35dを設けることが可能になった(図10参照)。このように、各組のコンタクト34,35に設けた容量結合部34d,35dを微少な間隔を開けて対向配置させるとともに、圧入部34a,35aも柱状部32を間にして対向配置されるから、両コンタクト34,35間の高周波インピーダンスを低減して、所望のインピーダンスに調整することができる。
また本実施形態の同軸コネクタでは、図5(a)(b)に示すように同軸ケーブルブロック20において、樹脂成型部22にインサート成型される信号用ポスト21の埋込部位21dと対向するように、GND用ポスト23の端子板部23aの片側縁から側壁23hを立設してあり、GND用ポストの側壁23h、かしめ片23b,23b、およびかしめ片23b,23bの基部の間を連結する連結片23jが、信号用ポスト21の埋込部位21dと微少な隙間を介して対向配置されるので、両ポスト21,23の間の高周波インピーダンスを低減して、所望のインピーダンスに調整することができる。
本実施形態の同軸コネクタの接続前の状態を説明する一部破断せる外観斜視図である。 (a)(b)は同上に用いるプラグの外観斜視図である。 (a)(b)は同上に用いるレセプタクルの外観斜視図である。 (a)は同上に用いる同軸ケーブルブロックおよびレセプタクルの説明図、(b)(c)は同上に用いる信号用コンタクトおよびGND用コンタクトの斜視図である。 (a)は同上に用いる信号用ポストおよびGND用ポストの斜視図、(b)はA部拡大図である。 同上に用いる金属シェルの斜視図である。 (a)(b)は同上の接続状態を示す側断面図である。 同上に用いるレセプタクルの一部破断せる斜視図である。 同上に用いるプラグの背面図である。 同上に用いるレセプタクルの要部を拡大した斜視図である。 (a)(b)は同上に用いる同軸ケーブルブロックの製造工程を説明する説明図である。 同上の他の形態を示す要部断面図である。 従来の同軸コネクタの接続前の状態を説明する一部破断せる外観斜視図である。 (a)は同上に用いる同軸ケーブルブロックおよびレセプタクルの説明図、(b)は信号用コンタクトおよびGND用コンタクトの斜視図である。 同上の接続状態を示す断面図である。
符号の説明
10 プラグ
11 ハウジング
12 嵌合穴
21 信号用ポスト
21a 端子板部(信号用端子板)
23 GND用ポスト
23a 端子板部(GND用端子板)
30 レセプタクル
32 柱状部
34 信号用コンタクト
34b 弾接ばね部(信号用弾接ばね片)
35 GND用コンタクト
35b 弾接ばね部(GND用弾接ばね片)
100 同軸ケーブル
101 中心導体
102 外周導体

Claims (7)

  1. 複数本の同軸コネクタが結線されたプラグと、実装基板に実装されて前記プラグが挿抜自在に接続されるレセプタクルとを備え、
    前記プラグは、差込方向の前面に横長の嵌合穴を有する樹脂製のハウジングと、複数本の前記同軸ケーブルの中心導体および外周導体にそれぞれ電気的に接続される複数組の信号用端子板およびGND用端子板を備え、各組の信号用端子板およびGND用端子板が嵌合穴を挟んで対向するようにして、複数組の信号用端子板およびGND用端子板が嵌合穴の長手方向に並べて配置されるとともに、
    前記レセプタクルは、前記プラグ側に向かって突出形成されて前記ハウジングの嵌合穴内に挿入される横長の柱状部と、当該柱状部にそれぞれ保持されて、各組の信号用端子板およびGND用端子板に対して、それぞれ、柱状部側から弾性接触する複数組の信号用弾接ばね片およびGND用弾接ばね片を備えたことを特徴とする多極同軸コネクタ。
  2. 前記プラグの嵌合穴に前記レセプタクルの柱状部を挿入した状態で、挿抜方向に沿った前記ハウジングの外表面を覆う金属シェルをレセプタクルに設け、当該金属シェルは、前記実装基板との対向面を実装基板の導電パターンに半田付けされる平板状の半田付け部としたことを特徴とする請求項1記載の多極同軸コネクタ。
  3. 前記信号用端子板に前記信号用弾接ばね片が弾接する位置と、前記GND用端子板に前記GND用弾接ばね片が弾接する位置とを、前記挿抜方向においてずらしたことを特徴とする請求項1記載の多極同軸コネクタ。
  4. 前記ハウジングにおいて、前記信号用端子板および前記GND用端子板が少なくとも2組並置される毎に、前記嵌合穴の短手方向の両側壁をつなぐ複数の補強壁を形成するとともに、前記柱状部に前記補強壁が挿入される溝を形成したことを特徴とする請求項1記載の多極同軸コネクタ。
  5. 前記長手方向において、前記補強壁の形成位置を、長手方向における前記ハウジングの中心位置に対して左右非対称としたことを特徴とする請求項4記載の多極同軸コネクタ。
  6. 複数組の前記信号用弾接ばね片および前記GND用弾接ばね片はそれぞれ前記レセプタクルのボディに圧入固定され、各組の信号用弾接ばね片およびGND用弾接ばね片に、微少な間隔を開けて対向配置されて、両弾接ばね片の間の高周波インピーダンスを低減させる容量結合部を設けたことを特徴とする請求項1記載の多極同軸コネクタ。
  7. 前記各信号用端子板はそれぞれ樹脂成型品にインサート成形され、当該樹脂成型品に前記GND用端子板がかしめ固定されており、樹脂成型品にインサート成形される信号用端子板の部位と対向して、両端子板の間の高周波インピーダンスを低減させるための容量結合部を前記GND用端子板に設けたことを特徴とする請求項1記載の多極同軸コネクタ。
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