JP2005190815A - 電気コネクタ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、第1コンタクト及び第1ハウジングからなる第1コネクタと、第2コンタクト及び第2ハウジングからなる第2コネクタとを具備する電気コネクタ組立体であって、特に第1及び第2コンタクトの各接触部が互いに同一形状を有する電気コネクタ組立体に関し、コストアップの要因を増やさずに、コンタクト先端を保護する機能を付加する。
【解決手段】プラグコネクタ10及びリセプタクルコネクタ20の信号コンタクト11,21は、ハウジング13,23の壁に当接する凸部112,212を有し、この凸部112,212を当接することによって、相手コンタクトに接触する接触部111,211をハウジング13,23の壁から離間させ、且つ、ハウジング13,23には、信号コンタクト11,21の接触部111,211の先端近傍に、その接触部先端を保護する庇部134,233を設けた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、第1コンタクト及び第1ハウジングからなる第1コネクタと、第2コンタクト及び第2ハウジングからなる第2コネクタとを具備する電気コネクタ組立体に関し、特に第1及び第2コンタクトの各接触部が互いに同一形状を有する電気コネクタ組立体に関する。
従来より、製造コストの低減、接触力の管理の容易性、低挿抜力化等の観点から、相手コンタクトに接触する接触部が互いに同一形状を有する第1及び第2コンタクトを備えた第1及び第2コネクタからなる電気コネクタ組立体が採用される場合がある(例えば、特許文献1参照)。
図8、図9は、特許文献1に開示された電気コネクタ組立体の断面図である。図8は、互いに嵌合するプラグコネクタ(A)とリセプタクルコネクタ(B)とを別々に示した図、図9は、それら双方のコネクタが嵌合した状態を示した図である。
図8(A)に示すプラグコネクタ80は、コンタクト81とハウジング82から構成されている。コンタクト81は、相手コンタクトに接する接触部811と、ハウジング82に圧入された圧入部812を有し、さらに、それら接触部811及び圧入部812の間に、ハウジング82の内壁に沿うことにより位置が固定された固定部813を有する。
このコンタクト81の接触部811及び固定部813は、ハウジング82に形成された、図8(B)に示すリセプタクルコネクタ90と嵌合するための凹部821の内部に配置されており、また、接触部811は、リセプタクルコネクタ90と嵌合したときに弾性的に変形した接触部811が入り込む凹部822(図9を合わせて参照)に隣接した位置にあり、接触部811は、2つの凹部821,822に挟まれた中空に位置している。また、このコンタクト81の、図示が省略されている、図8(A)の上方の部分には、基板に接続される端子部が形成されている。
この図8(A)のプラグコネクタ80のハウジング82は、図8(A)の上下方向に分割できる割り金型により製造することができる。
また図8(B)に示すリセプタクルコネクタ90は、コンタクト91とハウジング92から構成されている。コンタクト91は、相手コンタクトに接する接触部911と、ハウジング92に圧入された圧入部912とを有し、さらに、それら接触部911及び圧入部912の間にハウジング92の内壁に沿うことにより位置が固定された固定部913を有する。このコンタクト91の接触部911は、図8(A)に示すプラグコネクタ80を構成するコンタクト81の接触部811と同一形状のものである。
図8(B)に示すリセプタクルコネクタ90を構成するコンタクト91の接触部911及び固定部913は、ハウジング92に形成された、図8(A)に示すプラグコネクタ80と嵌合するための凹部921の内部に配置されており、またこのハウジング92の、接触部911に隣接した部分には、プラグコネクタ80と嵌合したときに弾性的に変形した接触部911を受け入れる凹部922(図9参照)が形成されており、接触部911は、2つの凹部921,922に挟まれた中空に位置している。
また、このコンタクト91の、図示が省略されている図8(B)の下方の部分には、基板に接続される端子部が形成されている。
この図8(B)のリセプタクルコネクタ90のハウジング92も、図8(A)に示すプラグコネクタ80のハウジング82と同様に、図8(B)の上下方向に分割できる割り金型により製造される。
図8(A)のプラグコネクタ80と図8(B)のリセプタクルコネクタ90が嵌合すると、図9に示すように、プラグコネクタ80のコンタクト81の接触部811はリセプタクルコネクタ90のコンタクト91の固定部913に接触し、これと同様に、リセプタクルコネクタ90のコンタクト91の接触部911はプラグコネクタ80のコンタクト81の固定部813に接触する。
上述したように、コンタクト81,91の固定部813,913は、ハウジング内壁に沿って配置されておりその位置が固定されているため相手コンタクトの接触部911,811が接触しても変形せず、接触部911,811の方が変形する。したがってこの部分の接触は弾性部と非弾性部との間の接触となり、両コンタクトの接触が安定し、確実な電気接続が保たれている。
特開平2−49373号公報
上述の特許文献1に開示された電気コネクタ組立体の場合、プラグコネクタ80及びリセプタクルコネクタ90のいずれにおいてもコンタクト81,91の接触部811,911は、中空に浮いた状態にあり保護されていない状態にある。
このため、未嵌合の状態で接触部811,911の先端に何かが強く接触し接触部811,911が変形し不良品となってしまうおそれがある。また、プラグコネクタ80とリセプタクルコネクタ90を嵌合させる際も同様であり、嵌合のための相対的な位置合わせや姿勢がずれると接触部811,911の先端に相手コネクタが接触してその先端を押し接触部811,911が変形して正しい嵌合が不能な状態となってしまうおそれがある。
図8(A),(B)に示す各コネクタ80,90のハウジング82,92の、コンタクト81,91の接触部811,911の先端近傍部分を突出させて庇部を形成すると接触部811,911の先端にぶつかる恐れがなくなるが、その部分を突出させるとハウジング82,92を単純な割り金型では製造することができず、複雑な金型を必要とし、コストアップの要因となる。
本発明は、上記事情に鑑み、コストアップの要因を増やさずに、コンタクト先端を保護する機能を付加した一対のコネクタからなる電気コネクタ組立体を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の電気コネクタ組立体は、相手コンタクトに接触する接触部、ハウジングに圧入される圧入部及び基板に接続される端子部を有し金属板を打抜き及び曲げ加工して形成された第1コンタクト、及び第1コンタクトを保持する第1ハウジングからなる第1コネクタと、相手コンタクトに接触する、上記接触部と同一形状を有する接触部、ハウジングに圧入される圧入部及び基板に接続される端子部を有し金属板を打抜き及び曲げ加工して形成された第2コンタクト、及び第2コンタクトを保持する第2ハウジングからなる第2コネクタを具備する電気コネクタ組立体において、
上記第1及び第2コンタクトは、接触部及び圧入部の間に形成された、第1及び第2ハウジングの内壁に向かって突出しその内壁に当接することにより接触部を内壁から離間させる凸部をそれぞれ有し、
上記第1及び第2ハウジングは、接触部先端近傍にその先端を保護する庇部をそれぞれ有することを特徴とする。
ここで、上記本発明の電気コネクタ組立体において、上記第1及び第2のコネクタの嵌合時において、第1及び第2コンタクトの接触部は、相手コンタクトの上記凸部近傍に接触することが好ましい。
本発明の電気コネクタ組立体は、コンタクトに上記凸部を設けて接触部を内壁から離間させたことによりハウジングに接触部先端を保護する庇部を突出させても、前述の従来技術(図8、図9参照)の場合と同様、ハウジングを単純な割り金型で製造することができ、新たなコストアップの要因なしにコンタクト接触部を保護する機能が組み込まれる。
また、本発明の電気コネクタ組立体において、嵌合時に接触部を相手コンタクトの上記凸部近傍に接触するように構成すると、その凸部はハウジング内壁に当接している部分であるため変形せず、したがってこの凸部近傍に、図8、図9に示す電気コネクタ組立体を構成するコネクタのコンタクトの固定部と同様の役割りを担わせることができ、この凸部近傍に相手コンタクトの接触部を接触させることにより、一方が弾性部、他方が非弾性部の間の接触となり、両コンタクトの接触が安定する。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1、図2は、本発明の一実施形態としての電気コネクタ組立体を構成する。それぞれプラグコネクタ、リセプタクルコネクタの斜視図である。
図1に示すプラグコネクタ10は、2列に配列された信号コンタクト11と、側面視でコ字形をなす接地部材12と、それら信号コンタクト11及び接地部材12を保持するハウジング13から構成されている。
ハウジング13は、外周を囲う外壁131と、その内側に立設して一周する内壁132を備えており、その内壁132の内側には、大きな貫通開口133が形成されている。
また、信号コンタクト11には、図1に示されている部分として、ハウジング13の内壁131の外側に沿って立ち上がる、相手コネクタのコンタクトに接触する接触部111と、ハウジング13の底部から横に延びてハウジング13から突出した、回路基板(図示せず)に接続される端子部114が設けられている。信号コンタクト11の詳細構造については後述する。
また、接地部材12は、2列に配列された信号コンタクト11のうちの一方の信号コンタクト列11aに近接配置される第1接地プレート121と、他方の信号コンタクト列11bに近接配置される第2接地プレート122と、これら第1接地プレート121及び第2接地プレート122を連結して、プラグコネクタ10が実装される回路基板(ここには図示せず。図3参照)に表面実装される連結部123とからなる。この接地部材12の第1接地プレート121及び第2接地プレート122には、打抜き及び曲げ加工により形成された接地コンタクト124が配列されている。また、この接地部材12の連結部123には、このプラグコネクタ10の裏面に貫通するスリット状の開口125が多数設けられている。この接地部材12には、その連結部123がハウジング13の貫通開口133に配置され、第1接地プレート121及び第2接地プレート122がハウジング13の内壁132の内側に支持された状態に、ハウジング13に保持されている。
図2に示すリセプタクルコネクタ20は、2列に配列された多数の信号コンタクト21と、側面視でコ字形をなす接地部材22と、それら信号コンタクト21及び接地部材22を保持するハウジング23から構成されている。
ハウジング23には、外周を囲う外壁231が形成されており、またその外壁231で囲われた領域の中央部には、長手方向に延びた貫通開口232が形成されている。
このリセプタクルコネクタ20の信号コンタクト21には、図2に示されている部分として、ハウジング23の外壁231の内側に沿って立ち上がる、相手コネクタのコンタクトに接触する接触部211と、ハウジング23の底部から横に延びてハウジング23から突出した、回路基板(図示せず)に接続される端子部214が設けられている。この信号コンタクト21の接触部211は、図1に示すプラグコネクタ10の信号コンタクト11の接触部111と同一形状をなしている。信号コンタクト21の詳細構造については、図1に示すプラグコネクタ10の信号コンタクト11の詳細構造の説明と一緒に後述する。
また、接地部材22は、2列に配列された信号コンタクト21のうちの一方の信号コンタクト列21aに近接配置された第1接地プレート221と、他方の信号コンタクト列21bに近接配置された第2接地プレート222と、これら第1接地プレート221及び第2接地プレート222を連結して、このリセプタクルコネクタ20が実装される回路基板(ここには図示せず。図3参照)に表面実装される連結部223とからなる。
ここで、図1に示すプラグコネクタ10の接地部材12を構成する第1接地プレート121及び第2接地プレート122はハウジング13の内壁132に支えられているため、このプラグコネクタ10の接地部材12は薄板材料で形成されていたが、図2に示すリセプタクルコネクタ20の接地部材22を構成する第1接地プレート221及び第2接地プレート222はその自体の剛性で立設しており、したがってこのリセプタクルコネクタ20の接地部材22は、図1に示すプラグコネクタ10の接地部材12と比べ厚板の材料で形成されて相対的に大きな剛性を有している。
このように、このリセプタクルコネクタ20の接地部材22は、それ自体で自立できるだけの大きな剛性を有するため、このリセプタクルコネクタ20のハウジング23には、その接地部材22を構成する第1接地プレート221及び第2接地プレート222を支持するための壁を形成する必要がなく、このことにより、このリセプタクルコネクタ20や、このリセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ10とを合わせた電気コネクタ組立体の幅方向の寸法を小さく保ち、かつ連結部123,223の視野を良好に保つことができる。
また、図2に示すリセプタクルコネクタ20を構成する接地部材22の連結部223には、このリセプタクルコネクタ20の裏面に貫通するスリット状の多数の開口224が形成されている。この接地部材22は、その連結部223がハウジング23の貫通開口232に配置された状態に、そのハウジング23に保持されている。
図3は、接地部材の連結部が回路基板に半田付けされた状態を示す模式断面図である。
図1、図2のいずれのコネクタ10,20にも接地部材12,22が備えられており、これらの接地部材12,22の連結部123,223には、裏側に貫通するスリット状の開口125,224が形成されている。
図3は、図1に示すプラグコネクタ10の接地部材12で代表させて、その接地部材12の連結部123に多数形成された開口125の1つと、接地部材12の連結部123の、その1つの開口125の両側の部分を示したものである。
この接地部材12の連結部123は、回路基板30に半田31で半田付けされることにより表面実装されるが、その際、図3に示すように、開口125の周縁部分が回路基板30と半田31で半田付けされる。
このように接地部材12(図2に示すリセプタクルコネクタ20の接地部材22も同様)に多数の開口125,224を設けたため、それら多数の開口125,224の縁が半田付けされて全体として強固に且つ確実に半田付けされる。また、この開口125,224は貫通しており、且つ、ハウジング13,23に設けられた貫通開口133,232に配備されているため、接地部材12,22の連結部123,223の半田付けの状態を目視確認することができ、半田付けの信頼性を高めることができる。
図4、図5は、図1に示すプラグコネクタ10と図2に示すリセプタクルコネクタ20の嵌合状態を示す断面図である。図4は、図2に示すリセプタクルコネクタ20を矢印X−Xに沿って断面し、図1のプラグコネクタ10もそれに対応する箇所を断面して示した図であり、図5は、図2に示すリセプタクルコネクタ20を矢印Y−Yに沿って断面し、図1のプラグコネクタ10もそれに対応する箇所を断面して示した図である。
尚、図4においては、プラグコネクタ10の信号コンタクト11の接触部111及びリセプタクルコネクタ20の信号コンタクト21の接触部211がそれぞれ相手コンタクトに食い込むように描かれているが、これは、嵌合する前のプラグコネクタ10及びリセプタクルコネクタ20の信号コンタクト11,21の接触部111,211の位置を示したものであり、実際には嵌合の際に相手コンタクトと干渉して撓んだ状態となり、相手コンタクトに所定の接触圧をもって接触し電気的に導通した状態に保たれる。
また、図4においてプラグコネクタ10の接地部材12の接地コンタクト124は、その一部がリセプタクルコンタクト20の接地部材22の第1接地プレート221及び第2接地プレート222に隠れるように描かれており、図5では、接地コンタクト124が第1接地プレート221及び第2接地プレート222に食い込んで描かれているが、これも上記の信号コンタクトの接触部111,211が相手コンタクトに食い込んで描かれているのと同じ理由によるものであり、接地コンタクト124は、実際には、嵌合の際に第1接地プレート221及び第2接地プレート222と干渉して弾性的に変形し所定の接触圧を保って第1接地プレート221及び第2接地プレート222に接触し、プラグコネクタ10及びリセプタクルコンタクト20のグランド同士が接続された状態となる。
ここで、図4、図5から分かるように一方の信号コンタクト列11a,21aに近接した位置に第1接地プレート121,221からなるグランドの壁が形成されるとともに、他方の信号コンタクト列11b,21bに近接した位置に、第2接地プレート122,222からなるグランドの壁が形成されている。これによりクロストークが抑制され、高速伝送に好適な構造となっている。
ここで、図4、図5に関する説明を一旦中断し、信号コンタクト11,21自体の構造について先に説明する。
図6は、プラグコネクタ及びリセプタクルコネクタの信号コンタクトを示す斜視図である。
図6に示すように、各信号コンタクト11,21には、接触部111,211、凸部112,212、圧入部113,213及び端子部114,214が形成されている。
接触部111,211は、プラグコネクタ10(図1、図4、図5参照)とリセプタクルコネクタ20(図2、図4、図5参照)が嵌合した際に相手コネクタと干渉して弾性的に変形し、相手コンタクトに対し所定の接触圧を持って接触し、相手コンタクトと電気的に接続される部分である。この接触部111,211の、相手コンタクトと接する面は、元々の金属平板の面(いわゆるロール面)が使われており、その面は平滑面であり、挿抜力の低下及び高い接触信頼性に寄与している。
また凸部112,212は、図4に示すように、プラグコネクタ10のハウジング13の内壁132の外側、リセプタクルコネクタ20のハウジング23の外壁231の内側に当接して、接触部111,211をその内壁132、外壁231から離間した状態に置くためのものである。
接触部111,211は、相手コンタクトの凸部212,112の近傍に接触するように形成されている。これは、凸部212,112が形成された部分は、凸部212,112がハウジングに当接して位置が固定されているため、接触部111,211という弾性部と、凸部212,112近傍の非弾性部とが所定の接触圧を持って接触する状態となり、両コンタクトの接触が安定し確実な電気的導通が図られるからである。
図7は、信号コンタクトの凸部の形成方法の説明図である。ここでは、代表的にリセプタクルコネクタ20のコンタクト21について説明する。
先ず、図7(A)に示すように板金の打抜き加工により、幅方向に突出した突出片2121,2122を形成する。その後、これら幅方向に突出した突出片2121,2122を図7(B)に示す矢印方向に折り曲げるとともに内側に寄せる力を加えることにより、凸部212が形成される。プラグコネクタ10のコンタクト11の凸部112についても同様である。
また、図6に示す信号コンタクト11,21の圧入部113,213はハウジング13,23に圧入される部分である。この圧入部113,213は、元々の金属板の幅方向、すなわち、図4、図5における紙面に垂直な方向に広がっており、ハウジング13,23の、図4,図5における紙面に垂直な方向を向いた壁に食い込むことにより固定される。
また、図6に示す信号コンタクト11,21の端子部114,214は、基板に実装される部分である。ここに示す例では端子部114,214は基板に表面実装される形状を有している。
図4及び図5、特に図4に戻って説明を続ける。
プラグコネクタ10のハウジング13の内壁132の先端、すなわち、そのプラグコネクタ10の信号コンタクト11の接触部111の先端近傍に、その接触部111の先端を保護するための庇部134が形成されている。このプラグコネクタ10のハウジング13の構造の場合、内壁132の外側は、この庇部134以外突出した部分は存在せず、このハウジング13を図4の上下に分割できる割り金型で製造することが可能である。このプラグコネクタ10の信号コンタクト11には、上述の凸部112が設けられているため、その信号コンタクト11の接触部111をハウジング13の壁から離間した状態に保つことができ、しかもその信号コンタクト11の凸部112が形成された部分で相手コンタクトの接触部の接触を安定的に受けることができる。
また、リセプタクルコネクタ20についても同様であり、リセプタクルコネクタ20のハウジング23の外壁231の先端、すなわち、そのリセプタクルコネクタ20の信号コンタクト21の接触部211の先端近傍に、その接触部211の先端を保護するための庇部233が形成されている。このリセプタクルコネクタ20のハウジング23の構造の場合、外壁231の内側は、この庇部233以外突出した部分は存在せず、このハウジング23を図4の上下に分割できる割り金型で製造することができる。このリセプタクルコネクタ20の信号コンタクト21には、上述の凸部212が設けられているため、その信号コンタクト21の接触部211をハウジング23の壁から離間した状態に保つことができ、しかも、その信号コンタクト21の凸部212が形成された部分で相手コンタクトの接触部の接触を安定的に受けることができる。
このように、本実施形態によれば、信号コンタクト11,21に凸部112,212を設けたことにより、ハウジング13,23に庇部134,233を設けることができ、新たなコスト要因なしに、信号コンタクト11,21の接触部111,211の先端を保護することができる。
本発明の一実施形態としての電気コネクタ組立体を構成する、プラグコネクタの斜視図である。 本発明の一実施形態としての電気コネクタ組立体を構成する、リセプタクルコネクタの斜視図である。 接地部材の連結部が回路基板に半田付けされた状態を示す模式断面図である。 図1に示すプラグコネクタと図2に示すリセプタクルコネクタの嵌合状態を示す断面図である。 図1に示すプラグコネクタと図2に示すリセプタクルコネクタの嵌合状態を示す断面図である。 プラグコネクタ及びリセプタクルコネクタの信号コンタクトを示す斜視図である。 信号コンタクトの凸部の形成方法の説明図である。 特許文献1に開示された電気コネクタ組立体の断面図である。 特許文献1に開示された電気コネクタ組立体の断面図である。
符号の説明
10 プラグコネクタ
11 信号コンタクト
12 接地部材
13 ハウジング
20 リセプタクルコネクタ
21 信号コンタクト
22 接地部材
23 ハウジング
111 接触部
112 凸部
113 圧入部
114 端子部
121 第1接地プレート
122 第2接地プレート
123 連結部
124 接地コンタクト
125 開口
131 外壁
132 内壁
133 貫通開口
134 庇部
211 接触部
212 凸部
213 圧入部
214 端子部
221 第1接地プレート
222 第2接地プレート
223 連結部
224 開口
231 外壁
232 貫通開口
233 庇部

Claims (2)

  1. 相手コンタクトに接触する接触部、ハウジングに圧入される圧入部及び基板に接続される端子部を有し金属板を打抜き及び曲げ加工して形成された第1コンタクト、及び該第1コンタクトを保持する第1ハウジングからなる第1コネクタと、相手コンタクトに接触する、前記接触部と同一形状を有する接触部、ハウジングに圧入される圧入部及び基板に接続される端子部を有し金属板を打抜き及び曲げ加工して形成された第2コンタクト、及び該第2コンタクトを保持する第2ハウジングからなる第2コネクタを具備する電気コネクタ組立体において、
    前記第1及び第2コンタクトは、前記接触部及び前記圧入部の間に形成された、前記第1及び第2ハウジングの内壁に向かって突出し該内壁に当接することにより該接触部を該内壁から離間させる凸部をそれぞれ有し、
    前記第1及び第2ハウジングは、前記接触部先端近傍に該先端を保護する庇部をそれぞれ有することを特徴とする電気コネクタ組立体。
  2. 前記第1及び第2のコネクタの嵌合時において、前記第1及び第2コンタクトの前記接触部は、相手コンタクトの前記凸部近傍に接触することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ組立体。
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