JP2001222934A - 真空バルブ用接点材料 - Google Patents

真空バルブ用接点材料

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JP2001222934A
JP2001222934A JP2000030074A JP2000030074A JP2001222934A JP 2001222934 A JP2001222934 A JP 2001222934A JP 2000030074 A JP2000030074 A JP 2000030074A JP 2000030074 A JP2000030074 A JP 2000030074A JP 2001222934 A JP2001222934 A JP 2001222934A
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Isao Okutomi
功 奥富
Takashi Kusano
貴史 草野
Atsushi Yamamoto
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Shibafu Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐弧成分粒子が接点表面から離脱することを
抑制し、遮断性能を向上させること。 【解決手段】 可動側接点13aと固定側接点13bの
材料として、少なくともCu及びAgの内のいずれか一
方を主成分とする導電成分と、Cr、W、Nb、Ta、
Ti、Mo及びこれらの炭化物の内の少なくとも1種類
から成る耐弧成分とを備え、耐弧成分と導電成分の界面
が凹凸を有し、その凹凸の範囲は耐弧成分の粒子径の3
〜20%とした材料とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮断性能を向上さ
せた真空バルブ用接点材料に関する。
【0002】
【従来の技術】真空バルブ用接点材料に要求される特性
としては、遮断特性,耐溶着特性,耐電圧特性に対する
各性能で示される基本三要件と、この他に電気抵抗(バ
ルク抵抗と接触抵抗)と温度上昇が低く安定しているこ
とが重要な要件となっている。しかしながら、これらの
要件のなかには相反するものがある関係上、単一の金属
種によって全ての要件を満足させることは不可能であ
る。このため、実用化されている多くの接点材料におい
ては、不足する性能を相互に補えるような2種以上の元
素、例えば導電成分と耐弧成分、を組合せて大電流用ま
たは高電圧用等のように特定の用途に合った接点材料の
開発が行われ、それなりに優れた特性を有するものが開
発されている。開閉器という使用目的から、高確率で電
流の開閉が可能であることは言うまでもない。近年の真
空バルブ用接点材料としては、例えばCu−Cr系接点
材料がよく知れれている。遮断特性を向上させるには、
電流遮断時において、対向する接点空間内に原子,イオ
ン,電子等の物質が極端に多く存在することは好ましく
なく、特に接点表面からのCr等の耐弧成分の離脱粒子
やCu等の導電成分を主成分とする液滴が存在しないこ
とが望ましい。
【0003】しかし、従来の接点材料では、遮断電流値
が大きくなるにつれて、Cr等の耐弧成分の離脱粒子の
発生確率が上昇し、期待していた遮断性能が得られない
ことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の接点材料では、電流遮断時にCr等の耐弧成分の離脱
粒子により遮断特性が低下することがあった。本発明
は、Cr等の耐弧成分粒子が接点表面から離脱すること
を抑制し、真空遮断器等に使用される真空バルブの接点
材料に要求される特性である遮断特性を向上させた真空
バルブ用接点材料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくともCu及びAgの内のいずれか一
方を主成分とする導電成分と、Cr、W、Nb、Ta、
Ti、Mo及びこれらの炭化物の内の少なくとも1種類
から成る耐弧成分とを備え、耐弧成分と導電成分の界面
が凹凸を有し、その凹凸の範囲は耐弧成分の粒子径の3
〜20%であることを特徴とする。前述したように、真
空バルブ用接点材料、例えばCu−Cr接点の遮断特性
を向上させるには、Cr等の耐弧成分粒子が接点表面か
ら離脱することを抑制する必要がある。本発明の特徴
は、Cu−Cr接点中のCr粒子の表面を凹凸形状にす
ることにより、Cr粒子とCuマトリックス相との結合
力を強化することである。Cu-Cr接点中のCr粒子
が凹凸を有する手段としては、表面に凹凸を有する原
料Cr粉末の使用,原料Cr粉末の表面の一部をC
r,W,Nb,Bi,Te,C等の第3の物質を付着さ
せた粉末の使用,Cu−Cr接点への高温または長時
間の熱処理,が挙げられる。このような構成において、
接点材料中の耐弧成分粒子と導電成分マトリックス相と
の結合力が強化され、電流遮断時の耐弧成分粒子の脱落
が抑制され、遮断特性を向上させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て具体的実施態様に基づいて説明するが、はじめに、本
発明の接点材料が適用される真空バルブの構成を、図1
を参照しながら説明する。同図において、1は遮断室を
示し、この遮断室1は、絶縁材料によりほぼ円筒状に形
成された絶縁容器2と、この両端に封着金具3a,3b
を介して設けた金属性の蓋体4a,4bとで真空気密に
構成されている。上記遮断室1内には、導電棒5,6の
対向する端部に取り付けられた一対の電極7,8が配設
され、上部の電極7を固定電極、下部の電極8を可動電
極としている。また、この可動電極8の電極棒6には、
ベローズ9が取り付けられ遮断室1内を真空気密に保持
しながら電極8の軸方向の移動を可能にし、このベロー
ズ9上部には金属性のアークシールド10が設けられ、
ベローズ9がアーク蒸気で覆われることを防止してい
る。11は、上記電極7,8を覆うようにして遮断室1
内に設けられた金属性のアークシールドで、絶縁容器2
がアーク蒸気で覆われることを防止している。さらに、
電極8は、第2図に拡大して示すように、導電棒6にロ
ウ付け部12によって固定されるか、また、かしめによ
って圧着接続されている。接点13aは、電極8にロウ
付け14で固着されている。なお、第1図における13
bは固定側接点である。
【0007】次に、本実施の形態による真空バルブ用接
点材料について、表1を参照しながら、製造方法及び遮
断特性の測定結果について説明する。
【0008】
【表1】 (比較例1〜2,実施例1〜2)比較例1では、焼結溶
浸法でCu−Cr接点を製造した。表面が滑らかな(表
面の凹凸形状が少ない)従来のCr粉末を加圧成形した
後、水素雰囲気中で、1150℃×1時間の条件で焼結して
製造したCrスケルトンと溶浸材Cuを坩堝内で上下に
配置し、水素雰囲気中で1150℃で加熱し、導電成分であ
るCuを溶浸させることにより、Crを50wt%含んだC
u-Cr合金を製造した。このCu-Cr合金を所定の接
点形状(φ50mm,t5mm)に加工した後、真空バルブに組
み込んで遮断試験を実施した。遮断試験は、5kAから
徐々に電流値を上げていく方法で最大遮断電流を測定し
た。この比較例1の測定結果を基準とし、その他の測定
結果は相対値で示した。実施例1では、Crの粉砕工程
において表面を凹凸形状にさせたCr粉末を使用して、
比較例1と同一の製造工程でCu−50wt%Cr接点を製
造した。この接点の断面組織の代表例は第3図に示すよ
うに、Cr粒子表面に凹凸が観察され、その凹凸の範囲
はCr粒子径の5%程度であった(Crの粒子径が100μ
mの場合は周囲のCr粒子とCu相界面の凹凸は5μm
程度,以下の例でも同様に測定)。この接点の最大遮断
電流は、若干向上し、比較例1の1.1倍であった。
【0009】実施例2では、表面が滑らかな(表面の凹
凸形状が少ない)従来のCr粉末の表面の一部にCrを
スパッタで付着させ、表面を凹凸形状にさせたCr粉末
を使用して、Cu−50wt%接点を製造した。この接点
の断面組織では、Cr粒子表面に凹凸が観察され、その
凹凸の範囲はCr粒子径の15%であった。これらの接
点の最大遮断電流は、比較例1,実施例1よりも若干向
上し、比較例1の1.0倍であった。比較例2では、C
rの粉砕工程により実施例1よりも表面が凹凸形状が激
しいCr粉末を使用して、Cu−50wt%接点を製造し
た。この接点の断面組織では、Cr粒子表面に凹凸が観
察され、その凹凸の範囲はCr粒子径の30%であっ
た。これらの接点の最大遮断電流は比較例1の1.0倍
であった。比較例4が比較例1と同等の最大遮断電流し
か得られなかったのは、粉末の表面積増大に伴いガス含
有量が増大したために、その分、遮断特性が低下したと
考えられる。 (比較例3,実施例3〜4)比較例3では、球体に近い
形状を多く含んでいる原料Cr粉末を使用してCu−50
Cr接点を製造した。その接点の断面組織では、1つの
Cr粒子の重心からそのCr粒子の外周までの距離が、
最長距離R(以下Rと記載)と最短距離r(以下r記載)と
の比(R/r)が1.1以上であるCr粒子の割合が全体の
0.73(適度な倍率の断面組織写真を5枚撮影して測定
した結果、以下の例でも同様に測定)であり、最大遮断
電流を測定した結果は比較例1と同等であった。
【0010】実施例3〜4では、球体とはかけ離れた形
状を多く含んでいる原料Cr粉末を使用してCu−50C
r接点を製造した。それらの接点の断面組織では、R/
r≧1.1を満足するCr粒子の割合は、それぞれ0.8
2と0.95であり、最大遮断電流は、実施例3では1.
1倍、実施例4では1.2倍であった。 (比較例4,実施例5〜6)比較例4では、表面が滑ら
かでかつ球体に近い形状を多く含んでいる原料Cr粉末
を使用してCu−50Cr接点を製造した。その接点の断
面組織では、1つのCr粒子の周長S(以下Sと記載)
が、その耐弧成分粒子と等価の面積を有する円の周長s
(以下sと記載)の1.1倍以上(S/s≧1.1)であるC
r粒子の割合が全体の0.75(適度な倍率の断面組織写
真を5枚撮影して測定した結果、以下の例でも同様に測
定)であり、最大遮断電流を測定した結果は比較例1と
同等であった。実施例5〜6では、表面に凹凸を有し、
かつ球体とはかけ離れた形状を多く含んでいる原料Cr
粉末を使用してCu−50Cr接点を製造した。それらの
接点の断面組織では、S/s≧1.1を満足するCr粒
子の割合は、それぞれ0.84と0.92であり、最大遮
断電流は、実施例5では1.1倍、実施例6では1.2倍
であった。
【0011】(実施例7〜9)前記比較例1〜4と実施
例1〜6では、接点材料を水素雰囲気中の焼結溶浸法で
製造した事例について述べたが本発明の主旨はこれに限
るものではない。実施例7では真空雰囲気中の焼結溶浸
法によりCu−50Crを製造した。表面に凹凸形状を有
するCr粉末を使用して、Cr粉末を加圧成形した後、
水素雰囲気中で、1150℃×1時間の条件で焼結して製造
したCrスケルトンと溶浸材Cuを坩堝内で上下に配置
し、真空雰囲気中で1150℃で加熱し、導電成分であるC
uを溶浸させることにより、Cu−50Cr合金を得た。
このCu−50Cr合金を所定の形状(φ50mm,t5mm)に
加工し、接点材料とした。この接点の断面組織では、C
r粒子表面に凹凸が観察され、その凹凸の範囲はCr粒
子径の5%であり、最大遮断電流は、比較例1の1.1
倍であった。実施例8では、真空雰囲気中の固相焼結法
によりCu−50Cr接点を、表面に凹凸形状を有するC
r粉末を使用して製造した。このCr粉末にCu粉末を
重量比1:3となるように混合してφ60mmの坩堝に充填
した後、10−3Paオーダの真空中で、1000℃×5時
間の条件で焼結した。得られた焼結体をφ60mmの金型で1
0t/cm2で成形した後、再度同一条件で焼結し、C
u−25Cr合金を得た。このCu−25Cr合金を所定の
形状(φ50mm,t5mm)に加工し、接点材料とした。この
接点の断面組織では、Cr粒子表面に凹凸が観察され、
その凹凸の範囲はCr粒子径の5%であり、の最大遮断
電流は、、比較例1の1.1倍であった。
【0012】実施例9では、真空雰囲気中の液相焼結法
によりCu−50Cr接点を、表面に凹凸形状を有するC
r粉末を使用して製造した。このCr粉末にCu粉末を
重量比で1:1となるように混合して、φ60mmの金型で
10t/cm2で加圧した圧粉体をφ60mmの坩堝にアルミ
ナ粉と共に、アルミナ粉が圧粉体の全面を覆うように入
れて、10−3Paオーダの真空中で、1150℃×1時間
の条件で焼結し、Cu−50Cr合金を得た。このCu−
50Cr合金を所定の形状(φ50mm,t5mm)に加工し、接
点材料とした。この接点の断面組織では、Cr粒子表面
に凹凸が観察され、その凹凸の範囲はCr粒子径の5%
であり、の最大遮断電流は、、比較例1の1.2倍であ
った。さらに焼結時の雰囲気を水素雰囲気や真空だけで
はなく、アルゴン雰囲気等の非酸化性雰囲気で実施して
も、同様の効果が得られた。 (比較例5〜6,実施例10〜11)前記比較例1〜4
と実施例1〜9では、焼結温度を1150℃または1030℃、
即ち導電成分Cuの融点(1083℃)を基準にして±70℃以
内の温度で実施している事例について述べたが、本発明
の主旨はこれに限るものではない。
【0013】比較例5,実施例10〜11,比較例9で
は焼結温度を、それぞれ900℃,950℃,1200℃,1300℃
でCu−50Cr接点を、表面に凹凸形状を有するCr粉
末を使用して製造した。この内1300℃で焼結した比較例
6では、CuとCrが分離してしまったので、遮断特性
の評価に値しないと判断した。残りの3種類の接点につ
いて遮断特性を評価した結果、最大遮断電流は、比較例
5では0.95倍,実施例10では1.1倍,実施例11
では1.2倍であった。 (実施例12〜17)前記比較例1〜6と実施例1〜1
1では、耐弧成分がCrであり、導電成分がCuである
接点材料の事例について述べたが、本発明の主旨はこれ
に限るものではない。実施例12では、耐弧成分をWと
し導電成分をCuとしたCu−20wt%W接点を、表面に
凹凸形状を有するW粉末を使用し、真空雰囲気中の固相
焼結法で製造し、遮断特性を評価した結果、最大遮断電
流は、表面が滑らかなW粉末を使用した時のCu−W接
点の1.1倍であった。実施例13〜15では、耐弧成
分をそれぞれNb,WC,Cr+Wとし、導電成分をC
uとして、実施例12と同様な条件で、接点材料を製造
して遮断特性を評価した結果、最大遮断電流は、実施例
13〜15全て、表面が滑らかな耐弧成分粉末を使用し
た時の接点の1.1倍であった。
【0014】実施例16〜17では、導電成分をそれぞ
れAg,Ag+Cuとし、耐弧成分をWCとして、表面
に凹凸形状を有するWC粉末を使用し、水素雰囲気中の
焼結溶浸法で製造し、遮断特性を評価した結果、最大遮
断電流は、比較例16,17共に、表面が滑らかなWC
粉末を使用した時の接点の1.1倍であった。 (実施例18〜20)前記比較例1〜6と実施例1〜1
7では、導電成分と耐弧成分で構成される、接点材料の
事例について述べたが、本発明の主旨はこれに限るもの
ではない。実施例18〜20では、補助成分としてそれ
ぞれBi,Te,Te+Seとし、表面に凹凸形状を有
するCr粉末を使用し、真空雰囲気中の固相焼結法で、
補助成分を1wt%程度含有したCu−50wt%Crを
製造し、遮断特性を評価した結果、最大遮断電流は、実
施例18〜20全て、比較例1の1.1倍であった。以
上の結果が示すように、本実施の形態による真空バルブ
用接点材料であれば、遮断特性を向上させることが可能
となる。なお、耐弧成分については、Cr,W,Nb,
Ta,Ti,Mo及びこれらの炭化物の内の少なくとも
1つを副耐弧成分として使用しても、同様の効果が得ら
れる。
【0015】また導電成分については、CuまたはAg
を主成分とするならば、同様の効果が得られる。さら
に、補助成分については、発明実施の形態では、Bi,
Te,Se,Sb,Coの内の少なくとも1つを補助成
分としても、同様の効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、少
なくともCu及びAgの内のいずれか一方を主成分とす
る導電成分と、Cr、W、Nb、Ta、Ti、Mo及び
これらの炭化物の内の少なくとも1種類から成る耐弧成
分とを備え、耐弧成分と導電成分の界面が凹凸を有し、
その凹凸の範囲は耐弧成分の粒子径の3〜20%とした
ので、耐弧成分粒子が接点表面から離脱することを抑制
し耐弧成分粒子と導電成分マトリックス相との結合力を
強化することから、遮断特性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す真空バルブ用接点
材料がが適用される真空バルブの断面図。
【図2】 [図1]の要部拡大断面図。
【図3】 本発明の実施の形態を示す真空バルブ用接点
材料の図。
【符号の説明】
1…遮断室,5,6…導電棒,7…固定電極,8…可動
電極 13a…可動側接点,13b…固定側接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22C 1/05 C22C 1/05 S (72)発明者 草野 貴史 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 山本 敦史 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 4K018 AA02 AA04 AA06 AA20 AA21 AA40 AB02 AC10 BA01 BA02 BA03 BA09 BA11 BA20 CA11 DA11 DA31 DA32 FA23 FA32 FA36 5G026 BA01 BA04 BB02 BB03 BB12 BB14 BB15 BB16 BB17 BB18 BB24 BB25 BB27 BC02 BC03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともCu及びAgの内のいずれか
    一方を主成分とする導電成分と、Cr、W、Nb、T
    a、Ti、Mo及びこれらの炭化物の内の少なくとも1
    種類から成る耐弧成分とを備え、前記耐弧成分と導電成
    分の界面が凹凸を有し、その凹凸の範囲は前記耐弧成分
    の粒子径の3〜20%であることを特徴とする真空バル
    ブ用接点材料。
  2. 【請求項2】 前記耐弧成分の粒子の重心から、当該耐
    弧成分粒子の外周までの距離を測定した時に、最長距離
    と最短距離の比が1.1以上である粒子が全粒子数の8
    0%以上を占めることを特徴とする請求項1記載の真空
    バルブ用接点材料。
  3. 【請求項3】 前記耐弧成分の粒子の周長が、当該耐弧
    成分粒子と等価の面積を有する円の周長の1.1倍以上
    である粒子が全粒子数の80%以上を占めることを特徴
    とする請求項1記載の真空バルブ用接点材料。
  4. 【請求項4】 Bi,Te,Se,Sb及びCoの内の
    少なくとも1種類が5wt%以下含有することを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の真空バル
    ブ用接点材料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104831109A (zh) * 2015-04-10 2015-08-12 江苏大学 一种铜基-Nb1-xTixSe2电接触复合材料及其制备方法

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