JP3441331B2 - 真空バルブ用接点材料の製造方法 - Google Patents

真空バルブ用接点材料の製造方法

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JP3441331B2
JP3441331B2 JP05276397A JP5276397A JP3441331B2 JP 3441331 B2 JP3441331 B2 JP 3441331B2 JP 05276397 A JP05276397 A JP 05276397A JP 5276397 A JP5276397 A JP 5276397A JP 3441331 B2 JP3441331 B2 JP 3441331B2
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
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    • B22F1/09Mixtures of metallic powders
    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定した耐電圧特
性を得る真空バルブ用接点材料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、真空バルブ用接点材料に要求され
る特性としては、耐溶着、耐電圧および遮断に対する各
性能で示される基本三要件と、この他に温度上昇および
接触抵抗が低く安定していることが重要な要件となって
いる。
【0003】しかしながら、これらの要件のなかには相
反するものがある関係上、単一の金属種によって全ての
要件を満足させることは不可能である。このため、実用
化されている多くの接点材料においては、不足する性能
を相互に補えるような2種以上の元素を組合せ、かつ、
大電流用または高電圧用などのように特定の用途に合っ
た接点材料の開発が行なわれ、それなりに優れた特性を
有するものが開発されていが、更に強まる高耐圧化およ
び大電流遮断化の要求を充分満足する真空バルブ用接点
材料は未だ得られていないのが実状である。
【0004】近年では、この要求を満たすために、耐電
圧特性に優れた例えばCu(銅)Cr(クロム)接点が
汎用遮断器の主流になっている。CuCr接点の製法と
しては、Cu粉末とCr粉末を混合し、成形し、焼結し
て製造する固相焼結法、CrスケルトンにCuを溶浸し
て製造する溶浸法、およびアーク溶解法などがある。こ
れらの種々の製法の中で、固相焼結法は最も簡便な製法
であり、安価に製造できるという特徴を有するが、逆
に、耐電圧特性が劣るという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では上述し
たように、安価な製法である固相焼結法で製造した接点
は耐電圧特性に見劣りがするという問題があった。本発
明の目的は、特に耐電圧特性を向上させ、しかも固相焼
結法によ安価な真空バルブ接点材料を得ることができ
る真空バルブ用接点材料の製造方法を提供することにあ
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の真空バルブ用接
点材料の製造方法は、上述の問題を解決するため、以下
のように構成されている。
【0007】請求項1に記載した真空バルブ用接点の製
造方法は、平均粒径が150μm以下で、全混合粉末に
対する成分量が20乃至60体積%の耐弧成分粉末と
導電成分粉末とを混合する混合程と、混合された前記
耐弧成分粉末と導電成分粉末とを成形して成形体とする
成形工程と、前記成形体を導電成分の融点以下で焼結す
る焼結工程とを有し、前記耐弧成分粉末は、単結晶の耐
弧成分粉末を含有していることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載した真空バルブ用接点材料
の成形方法は、耐弧成分粉末における単結晶成分の割合
が50体積%以上であることを特徴とする
【0009】請求項3に記載した真空バルブ用接点材料
の製造方法は、耐弧成分粉末として、クロム、タングス
テン、モリブデンおよびチタンのうち少なくとも1つ以
上を含有し、導電成分粉末として銅および銀の少なくと
も1つ以上を含有したことを特徴とする
【0010】請求項4に記載した真空バルブ用接点材料
の製造方法は、耐弧成分粉末であるクロム粉末が、1重
量%以下のアルミニウム、シリコン、チタン、バナジウ
ム、ジルコニウム、モリブデン、タングステンおよび鉄
のうち少なくとも1種類以上の金属を含有していること
を特徴とする
【0011】請求項5に記載した真空バルブ用接点材料
の製造方法は、耐弧成分粉末であるタングステン粉末
が、1重量%以下のモリブデン、レニウム、タンタルお
よびニオブのうち少なくとも1種類以上の金属を含有し
ていることを特徴とする
【0012】請求項6に記載した真空バルブ用接点材料
の製造方法は、耐弧成分粉末であるモリブデン粉末が、
1重量%以下のタングステン、レニウム、タンタルおよ
びニオブのうち少なくとも1種類以上の金属を含有して
いることを特徴とする
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】一方、耐電圧特性劣化の要因のーつとし
て、接点表面からの粒子の脱落がある。これを改善する
方法として、耐弧成分と導電成分との密着性を改善する
ために、導電成分中に微量の第3元素を添加する方法な
どが採用され、特にこれらの方法は、導電成分を溶融さ
せる製法である溶浸法に対して特に効果的であった。
【0017】しかしながらこの手法をとっても、安価な
製法である固相焼結法にとっての効果はそれ程期待でき
なかった。その原因を追求したところ、耐弧成分のミク
ロ組織に原因があることが判明した。即ち、固相焼結法
によって接点を製造する場合には、高密度化のために成
形工程を省くことは不可欠である。
【0018】そして、成形工程と焼結工程を複数回繰り
返して高密度化を達成する場合でも、それなりの成形圧
力は必要であり、1回の成形て所定の密度を得るには例
えば7Ton(トン)/cm2 といった成形圧力が必要
である。
【0019】この様な高密度を加えた場合には、耐弧成
分が受ける圧力も相当なもので、耐弧成分粒子が多結晶
の場合には、強度の弱い粒界から粒子の破壊が生じる。
しかし、次工程の焼結での焼結温度は導電成分の融点以
下であるために、耐弧成分粒子の破壊部分の再結合を達
成することは不可能である。
【0020】これを解決する手段として特に耐弧成分原
料を厳選し、特に、単結晶原料を用いることが有効であ
ることを見いだした。即ち、単結晶の場合には成形圧力
を高くしても、粒子に亀裂が入る可能性は極めて低く、
開閉によって生じる接点表面の荒れに起因する接点表面
からの粒子の放出が減少し、耐電圧特性に対して良好な
結果を与える。
【0021】しかしながら、多結晶粒子を使用した場合
は勿論のこと、単結晶を使用した場合でも、成形圧力と
粉末の粒径との密接な関係が生じる。まず、粉末の粒径
であるが、粒系が大きくなれば同一成形圧力であって
も、粒子の破壊は生じ易くなる傾向にあることか判明し
た。
【0022】また成形圧力では当然のことなから、成形
圧力が大きい方が粒子の破壊が著しく、更に、多結晶の
方が単結晶粒子よりも粒子の破損か顕著てある傾向を示
した。また、より少ない成形回数で高密度を得るには、
成形圧力を高くすることが効果的であるが、前述したよ
うに粒子の破壊が進行し易い。
【0023】これを改善する方法として、耐弧原料粉末
に微量元素を添加することによって耐弧成分粉末を強固
なものとし、より高い成形圧力を加えることが可能であ
ることを見いだした。
【0024】また、耐弧成分粉末を単結晶だけではな
く、ある程度の多結晶粉末と混合して使用しても耐電圧
特性を維持できることも見いだした。
【0025】また、開閉器の引き外し力の低減の観点か
ら、若干の溶着防止成分を添加することも効果的である
ことを見いだした。これらの新たな知見によって、安価
な製法である固相焼結法においても、耐電圧特性を改善
できることが判明した。
【0026】
【発明の実施の形態】次に本発明の真空バルブ用接点材
の製造方法の実施の形態を説明する。図1および図2
は本発明の接点材料が適用される真空バルブの構成図で
ある。図1に於て、1は遮断室を示し、遮断室1は絶縁
材料によりほぼ円筒状に形成された絶縁容器2と、この
両端に封止金属3a,3bを介して設けた金属製の蓋体
4a,4bとで真空気密に構成されている。
【0027】そして、遮断室1のなかには、導電棒5、
6の対向する端部に取り付けられた一対の電極7、8が
配設され、上部の電極7を固定電極、下部の電極8を可
動電極としている。また、電極8に接続された電極棒6
には、ベローズ9が取り付けられ遮断室1を真空気密に
保持しながら電極8の軸方向の移動を可能にし、ベロー
ズ9の上部には金属性のアークシールド10が設けら
れ、ベローズ9がアーク蒸気で覆われることを防止して
いる。
【0028】11は電極7、8を覆うようにして遮断室
1に設けられた金属性のアークシールドで、絶縁容器2
がアーク蒸気で覆われることを防止している。さらに、
電極8は図2に拡大して示すように、導電棒6にロウ付
け部12によって固定されるか、または、かしめによっ
て圧着接続されている。
【0029】接点13は電極8にロウ付け14で固着
されている。なお、図1における13固定側の接点
である。本実施例に係わる接点材料は、上記したような
接点13a、13bの双方または何れか一方を構成する
のに適したものである。
【0030】次に、各接点の評価方法を述べる。
【0031】(1)耐電圧特性 固相焼結法にて製作した接点をφ(直径)45mm×5
mmの所定の接点形状に加工した後、所定の真空バルブ
に組み込み、進み小電流試験にて再点弧発生率にて評価
した。電流は500Aであり、回復電圧は12.5kV
である。試験回数は200O回である。
【0032】(実施例1、2、比較例1)平均粒径が1
00μmの単結晶Cr粉末と多結晶Cr粉末と、平均粒
径が44μm以下のCu粉末を用意した。すなわち、
(A)単結晶Cr粉末と、(B)多結晶Cr粉末と、
(C)Cu粉末の体積比がそれぞれ30%、0%、70
%としたのが実施例1であり、(A):(B):(C)
=15%:15%:70%としたのが実施例2であり、
(A):(B):(C)= 0%:30%:70%とし
たのが比較例1である。
【0033】これらの粉末をそれぞれ混合し、8Ton
/cm2 の成形圧力にて成形した。次いで、10-3Pa
(パスカル)程度の真空雰囲気で1050℃(度摂氏)
×2Hr(時間)の条件にて焼結して接点を得た。これ
を、所定の形状に加工し、真空バルブに組み込み再点弧
特性を評価した。
【0034】
【表1】
【0035】この結果から、全てのCr粒子を多結晶と
したものでは、再点弧特性の改善は認められず、全Cr
の50%以上の単結晶Crが必要であることが判る。
【0036】(比較例2、実施例3、4)次に、原料C
r粒径との相関について検討する。
【0037】平均粒径がそれぞれ500μm、150μ
mおよび50μmの単結晶Cr粉末を使用し、実施例1
と同一組成、同一工程にて接点を製作し、再点弧特性を
評価した(それぞれ比較例2、実施例3、4)。
【0038】
【表2】
【0039】比較例2のようにCr粒子が大きいと、成
形工程でのCr粒子の割れが発生しやすくなるためか、
再点弧発生確率が高くなってくる。本実験結果からは、
Crの最大粒径は150μmであった。
【0040】(比較例3、実施例5、6、7、比較例
4)次に、Cr含有量について検討する。
【0041】実施例1と同様に、平均粒径が100μm
の単結晶Cr原料を使用して、Crの体積%がそれぞれ
5、20、40、60および80%である接点を、実施
例1と同様の工程にて製作し、評価した(それぞれが比
較例3、実施例5、6、7および比較例4)。
【0042】
【表3】
【0043】これらの結果から判るように、Cr量が少
ない場合には、再点弧発生頻度は少なく、良好な特性を
得るが、Cr量が80%にも及ぶと、Cr粒子同士の密
着確率が大きくなるために、前述のCr粒子の割れに似
た現象が発生するために、再点弧発生頻度が大きくなる
傾向にある。また、低Cr側では良好な再点弧特性を得
られるが、極端にCrが少ない場合には、今までの知見
から、遮断性能の低下が懸念される。
【0044】(実施例8、9)次に、Cr粉末への微量
元素添加の効果について検討する。0.1%のAlおよ
び0.2%のSiを含有した単結晶Cr粉末を使用し
て、実施例1と同様の工程にて製作し、評価した(実施
例8、9)。
【0045】
【表4】
【0046】微量のAlやSiなどをCrに固溶する範
囲で添加することによって、更に単結晶の強度を強くす
るために、成形によるCr粒子の割れの確率は減少する
方向にあり、若干ではあるが再点弧発生頻度が小さくな
っていった。この効果は、AlやSiのみに限らず、T
iやVなど他の元素に於いても同様な効果か得られるこ
とは容易に推定できる。
【0047】(比較例5、実施例10、11)次に、他
の耐弧成分について検討する。
【0048】平均粒径が20μmの多結晶W粉末と平均
粒径が5μmの単結晶W粉末、および、0.5%のRe
を含有した平均粒径が9μmの単結晶W粉末を用意し
た。さらに平均粒径が10μmのCu粉末を使用し、そ
れぞれのW粉末の含有量がCu粉末の含有量と等しくな
るように配合した。そして、これらの粉末をそれぞれ混
合し、5Ton/cm2 の成形圧力にて成形した。
【0049】次いで水素真空雰囲気で1050゜C×2
Hrの条件にて焼結した。更に7Ton/cm2 の成形
圧力にて成形し、次いで水素真空雰囲気で1050゜C
×2Hrの条件にて焼結して接点を得た。これを、前述
したように、所定の形状に加工し真空バルブに組み込み
再点弧特性を評価した(それぞれ比較例5、実施例1
0、11)。
【0050】
【表5】
【0051】Cr粉末を使用したときと同様に、Wを多
結晶から単結晶とすることによって再点弧特性は改善さ
れ、更に微量の第三元素を添加することによって特性は
改善された。
【0052】(比較例6、実施例12、13)平均粒径
が30μmの多結晶Mo粉末と平均粒径が10μmの単
結晶Mo粉末、および1%のWを含有した平均粒径が1
0μmの単結晶Mo粉末を用意した。さらに平均粒径が
10μmのCu粉末を使用し、それぞれのMo粉末の含
有量がCu粉末の含有量と等しくなるように配合した。
これらの粉末をそれぞれ混合し、5Ton/cm2 の成
形圧力にて成形した。
【0053】次いで、水素真空雰囲気で1050゜C×
2Hrの条件にて焼結した。更に7Ton/cm2 の成
形圧力にて成形し、次いで水素真空雰囲気で1050゜
C×2Hrの条件にて焼結して接点を得た。これを前述
したように、所定の形状に加工し真空バルブに組み込み
再点弧特性を評価した(それぞれ比較例6、実施例1
2、13)。
【0054】
【表6】
【0055】CrおよびW粉末を使用したときと同様
に、Moを多結晶から単結晶とすることによって再点弧
特性は改善され、更に微量の第三元素を添加することに
よって特性は改善された。これらの実施例から明らかな
ように、耐弧成分粉末を単結晶にすることによって再点
弧特性は改善され、さらに耐弧成分中に微量の第三元素
を添加することによって更に特性は改善される。これ
は、Cr、W、Mo−Cu系のみならず、Ti−Ag系
など他の組成系に於いても同様な効果を得られることが
確認された。
【0056】さらに、これらの組成系に溶着防止成分で
あるBi、Te或いはSbなどを1体積%以下という微
少量添加して、同様な評価を実施したところ、開閉器の
機構の負担が大幅に軽減され、再点弧発生確率の抑制に
対しても良い方向に働いた。以上のように、耐弧成分粉
末を単結晶とし、さらに耐弧成分中に微量の第三元素を
添加することによって、固相焼結法を用いても、耐電圧
特性(特に再点弧発生)を改善できることを見いだし
た。
【0057】本発明を用いることにより、安価な固相焼
結法による耐電圧特性の優れた接点を供給できる。な
お、耐弧成分の組合せ方は本実施例に述べたものに留ま
らないのは明白である。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、安定
した耐電圧特性(特に再点弧発生確率の抑制)を改良し
た真空バルブ用接点材料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す真空バルブの断面図で
ある。
【図2】接点部を拡大した断面図である。
【符号の説明】 1 遮断室 2 絶縁容器 3a、3b 封止金具 4a、4b 蓋体 5、6 導電棒 7、8 電極 9 ベローズ 10 アークシールド 12 ロウ付け部 13a、13b 接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 敦史 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝 府中工場内 (72)発明者 草野 貴史 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝 府中工場内 (56)参考文献 特開 平5−120948(JP,A) 特開 平3−8233(JP,A) 特開 平7−320608(JP,A) 特開 昭51−127466(JP,A) 特開 昭62−264525(JP,A) 特公 昭32−1687(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 33/66 H01H 1/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒径が150μm以下で、全混合粉
    末に対する成分量が20乃至60体積%の耐弧成分粉末
    導電成分粉末とを混合する混合程と、混合された
    前記耐弧成分粉末と導電成分粉末とを成形して成形体と
    する成形工程と、前記成形体を導電成分の融点以下で焼
    結する焼結工程とを有し、前記耐弧成分粉末は、単結晶
    の耐弧成分粉末を含有していることを特徴とする真空バ
    ルブ用接点材料の製造方法。
  2. 【請求項2】 耐弧成分粉末における単結晶成分の割合
    が50体積%以上であることを特徴とする請求項1に記
    載の真空バルブ用接点材料の製造方法。
  3. 【請求項3】 耐弧成分粉末として、クロム、タングス
    テン、モリブデンおよびチタンのうち少なくとも1つ以
    上を含有し、導電成分粉末として銅および銀の少なくと
    も1つ以上を含有したことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の真空バルブ用接点材料の製造方法。
  4. 【請求項4】 耐弧成分粉末であるクロム粉末が、1重
    量%以下のアルミニウム、シリコン、チタン、バナジウ
    ム、ジルコニウム、モリブデン、タングステンおよび鉄
    のうち少なくとも1種類以上の金属を含有していること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    真空バルブ用接点材料の製造方法。
  5. 【請求項5】 耐弧成分粉末であるタングステン粉末
    が、1重量%以下のモリブデン、レニウム、タンタルお
    よびニオブのうち少なくとも1種類以上の金属を含有し
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載の真空バルブ用接点材料の製造方法。
  6. 【請求項6】 耐弧成分粉末であるモリブデン粉末が、
    1重量%以下のタングステン、レニウム、タンタルおよ
    びニオブのうち少なくとも1種類以上の金属を含有して
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載の真空バルブ用接点材料の製造方法。
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