JP2001216147A - 不揮発メモリ書き換え方法、及びその方法を用いた監視制御システム - Google Patents

不揮発メモリ書き換え方法、及びその方法を用いた監視制御システム

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JP2001216147A
JP2001216147A JP2000022135A JP2000022135A JP2001216147A JP 2001216147 A JP2001216147 A JP 2001216147A JP 2000022135 A JP2000022135 A JP 2000022135A JP 2000022135 A JP2000022135 A JP 2000022135A JP 2001216147 A JP2001216147 A JP 2001216147A
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cpu
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bus
signal
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Hideki Fujimura
英樹 藤村
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発メモリ書き換えの際に、書き換え対象
となるもの以外のメモリデバイスを必要とせず、且つ、
書き換え処理が正しく完了しなかった場合でも再度書き
換え処理のやり直しを行うことが可能でプログラムメン
テナンスの容易な不揮発メモリ書き換え方法、及びその
方法を用いた監視制御システムを提供すること。 【解決手段】 所定の処理を行うスレーブCPU11
と、同スレーブCPU11の処理プログラム、データ等
が格納され内容の書き換え可能な不揮発メモリ12と、
スレーブCPU11及び不揮発メモリ12間に設けられ
るバッファ部13と、同バッファ部13を制御するマス
タCPU21とを備え、前記処理プログラムをマスタC
PU21側から前記バッファ部13を介して書き換え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発メモリ書き換
え方法、及びその方法を用いた監視制御システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、監視制御システムとして、図
3に示す如く、電気機器32に端末装置を設けて、その
端末装置と通信する通信回線として例えば構内に設けら
れた専用のネットワーク回線41を介して電気機器32
の状態監視、制御を行うものがある。この場合、複数の
群となる管理単位毎に上記端末装置と通信する制御装置
Aを配設している。制御装置Aは、中監盤と呼ばれてい
る中央監視装置の管理コンピュータ40とのデータ授受
にて上記通信回線を介して上位CPUと通信するもので
ある。
【0003】上記監視制御システムは、多くの場合、制
御装置Aが、図9に示すように、書き換え可能な不揮発
メモリとしてフラッシュメモリBを具備して構成され、
電気機器32の状態監視及び制御の処理プログラム、デ
ータ等をそれに格納している。したがって、処理プログ
ラムあるいは電気機器の監視結果等に対応する連動手順
を規定する連動テーブル等のデータを、上記管理コンピ
ュータ40側からの操作によって書き換えて、プログラ
ムの機能の追加/変更、プログラムのバージョンアップ
等のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、書き換え対象となるフラッシュメ
モリB以外に記憶装置C(ROM)を設けて、その記憶
装置Cに書き換え処理を実行するためのプログラムを格
納する必要があった。したがって、記憶用のメモリデバ
イスを別途設けるスペース確保のため回路基板が大きく
なるという問題があった。
【0005】ところで、書き換え処理を実行するプログ
ラムを上記フラッシュメモリBに格納することも考えら
れるが、この場合には、当該プログラム自体の機能追加
/変更等のバージョンアップが必要な場合に書き換えが
できないという問題もあった。すなわち、書き換え処理
の手順として、まず、書き換えプログラムを書き換えの
対象となるフラッシュメモリに置いておき、書き換え実
行の際に書き換えプログラムを別に設定した記憶装置
(RAM、但し図示せず)に複写し、次いで、それを展
開して書き換えを実行することにてフラッシュメモリB
上の書き換えプログラムの部分を書き換えることも想定
される。しかしこの場合、プログラムを書き換え処理の
最中に停電等の電源停止に至るトラブルがあったときに
は、再度電源復帰時に書き換えを実行しようとしても、
フラッシュメモリ上の書き換え処理プログラムが不具合
な状態とななる。したがって、書き換え処理を正しく実
行できないこととなる。そのため、メンテナンスのため
にバックアップ電源を設ける必要もあって、監視制御シ
ステム全体のコストが上昇するという問題があった。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、不揮発メモリ書き換えの
際に、書き換え対象となるもの以外のメモリデバイスを
必要とせず、且つ、書き換え処理が正しく完了しなかっ
た場合でも再度書き換え処理のやり直しを行うことが可
能でプログラムメンテナンスの容易な不揮発メモリ書き
換え方法、及びその方法を用いた監視制御システムを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の不揮発メモリ書き換え方法にあっては、所
定の処理を行うスレーブCPUと、同スレーブCPUの
処理プログラム、データ等が格納され内容の書き換え可
能な不揮発メモリと、スレーブCPU及び不揮発メモリ
間に設けられるバッファ部と、同バッファ部を制御する
マスタCPUとを備え、前記処理プログラムをマスタC
PU側から前記バッファ部を介して書き換えることを特
徴としている。
【0008】この構成により、内容の書き換え可能な不
揮発メモリに格納された、所定の処理を行うスレーブC
PUの処理プログラム、データ等が、マスタCPU側か
ら、そのスレーブCPU及び該不揮発メモリ間に設けら
れるバッファ部が制御され且つ同バッファ部を介して書
き換えられる。
【0009】そして、上記バッファ部には、少なくとも
前記スレーブCPUのアドレスバス、データバス、メモ
リ制御、及びCPUリセットの各信号がそれぞれ接続さ
れ、且つ少なくとも前記不揮発メモリのアドレスバス、
データバス、及びメモリ制御の各信号がそれぞれ接続さ
れて、該バッファ部は、前記マスタCPU側からのCP
Uリセット信号がアクティブモードのときに前記スレー
ブCPUをリセット状態とするとともに前記アドレスバ
ス、データバスの各信号を前記不揮発メモリに対応する
よう出力させ、該CPUリセット信号がアクティブモー
ド以外のときには前記スレーブCPUを起動状態とする
とともにスレーブCPUからそのアドレスバス、データ
バスの各信号を前記不揮発メモリに対応するよう出力さ
せることが好ましい。
【0010】これにより、少なくともそのアドレスバ
ス、データバス、及びメモリ制御の各信号がそれぞれ接
続された不揮発メモリが、スレーブCPUのアドレスバ
ス、データバス、メモリ制御、及びCPUリセットの各
信号がそれぞれ接続されたバッファ部を介して、同バッ
ファ部にてマスタCPU側からの、CPUリセット信号
がアクティブモードのときにスレーブCPUがリセット
状態とされるとともにアドレスバス、データバスの各信
号を前記不揮発メモリに対応するよう出力され、またC
PUリセット信号がアクティブモード以外のときにはス
レーブCPUが起動状態とされるとともにスレーブCP
Uからそのアドレスバス、データバスの各信号を前記不
揮発メモリに対応するよう出力されて書き換えられる。
【0011】また、上記マスタCPU側からのアドレス
バス及び/又はデータバスのビット数をその数の1/2
n(n≧1)とするとともにn個のアドレス及び/又は
データの選択信号及び1個のアドレス及び/又はデータ
のラッチ信号を設け、前記バッファ部は、該選択信号の
状態に基づいて前記マスタCPU側のアドレス及び/又
はデータの所定ビット位置が前記不揮発メモリのアドレ
スバス及び/又はデータバスのどのビット位置に対応す
るかを判定し、且つ該ラッチ信号のアクティブモードの
ときにそのアドレスバス及び/又はデータバスに出力し
て書き換えるのが好ましい。
【0012】この場合、n(n≧1)個のアドレス及び
/又はデータの選択信号と1個のアドレス及び/又はデ
ータのラッチ信号とをもってそのビット数が1/2n
マスタCPU側からのアドレスバス及び/又はデータバ
スの接続されたバッファ部にて、該選択信号の状態に基
づいて前記マスタCPU側のアドレス及び/又はデータ
の所定ビット位置が前記不揮発メモリのアドレスバス及
び/又はデータバスのどのビット位置に対応するかが判
定されて、そのアドレスバス及び/又はデータバスに該
ラッチ信号のアクティブモードのときに不揮発メモリに
対応するよう出力されて書き換えられる。
【0013】また、上記マスタCPU側から前記バッフ
ァ部に向けて、アドレスバスとデータバスとの兼用バ
ス、複数個のアドレス・データ共通の選択信号及び1個
のアドレス・データ共通のラッチ信号が接続されて、該
バッファ部は、同選択信号の状態に基づいて前記マスタ
CPU側のアドレスバス又はデータバスの所定ビット位
置が前記不揮発メモリのアドレスバス又はデータバスの
どのビット位置に対応するかを判定し、且つ同ラッチ信
号のアクティブモードのときにそのアドレスバス又はデ
ータバスにマスタCPU側からのアドレス・データの各
信号を出力して書き換えるのが好ましい。
【0014】この場合、複数個のアドレス・データ共通
の選択信号と1個のアドレス・データ共通のラッチ信号
とをもってアドレスバスとデータバスとの兼用バスの接
続されたバッファ部にて、該選択信号の状態に基づいて
前記マスタCPU側のアドレスバス又はデータバスの所
定ビット位置が前記不揮発メモリのアドレスバス又はデ
ータバスのどのビット位置に対応するかが判定されて、
そのアドレスバス又はデータバスに該ラッチ信号のアク
ティブモードのときに不揮発メモリに対応するよう出力
されて書き換えられる。
【0015】また、本発明の監視制御システムにあって
は、上記の何れか1つの不揮発メモリ書き換え方法のス
レーブCPUを監視制御回線を介して少なくとも電気機
器の状態監視、制御等を行うもの、マスタCPUを同ス
レーブCPUとのデータ授受にて通信回線等を介して前
記不揮発メモリに電気機器の状態監視、制御等の処理プ
ログラム、データ等を格納し書き換えさせてなる。
【0016】この構成により、内容の書き換え可能な不
揮発メモリに格納された、監視制御回線を介して少なく
とも電気機器の状態監視、制御等を行うスレーブCPU
の処理プログラム、データ等を、通信回線等を介してス
レーブCPUとのデータ授受を行うマスタCPU側か
ら、そのスレーブCPU及び該不揮発メモリ間に設けら
れるバッファ部が制御され且つ同バッファ部を介して書
き換えられる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明の請求項
1、2及び5全てに対応する第1の実施の形態を示し、
図5、6は、本発明の請求項3対応する第2の実施の形
態を示し、図7、8は、本発明の請求項4対応する第3
の実施の形態を示している。
【0018】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態の不揮発メモリ書き換え方法を示すブロック図、
図2は、同不揮発メモリ書き換え方法の手順を示すタイ
ムチャート、図3は、監視制御システムの、一実施例の
概略構成図、図4は、同監視制御システムの、通信フロ
ーを示す説明図である。
【0019】この実施の形態の不揮発メモリ書き換え方
法は、所定の処理を行うスレーブCPU11と、同スレ
ーブCPU11の処理プログラム、データ等が格納され
内容の書き換え可能な不揮発メモリ12と、スレーブC
PU11及び不揮発メモリ12間に設けられるバッファ
部13と、同バッファ部13を制御するマスタCPU2
1とを備え、前記処理プログラムをマスタCPU21側
から前記バッファ部13を介して書き換える。
【0020】又、該実施の形態の不揮発メモリ書き換え
方法においては、前記バッファ部13には、少なくとも
前記スレーブCPU11のアドレスバス(CP_AD
R)、データバス(CP_DATA)、メモリ制御、及
びCPUリセット信号CP_RESET/の各信号がそ
れぞれ接続され、且つ少なくとも前記不揮発メモリ12
のアドレスバス(FR_ADR)、データバス(FR_
DATA)、及びメモリ制御の各信号がそれぞれ接続さ
れて、該バッファ部13は、前記マスタCPU21側か
らのCPUリセット信号WP_RESET/がアクティ
ブモードのときに前記スレーブCPU11をリセット状
態とするとともに前記アドレスバス(CP_ADR)、
データバス(CP_DATA)の各信号を前記不揮発メ
モリ12に対応するよう出力させ、該CPUリセット信
号がアクティブモード以外のときには前記スレーブCP
U11を起動状態とするとともにスレーブCPU11か
らそのアドレスバス(CP_ADR)、データバス(C
P_DATA)の各信号を前記不揮発メモリ12に対応
するよう出力させてもいる。
【0021】この不揮発メモリ書き換え方法は、図3に
示すような監視制御システムにおいて、スレーブCPU
11を監視制御回線31を介して少なくとも電気機器3
2,32…の状態監視、制御等を行うもの、マスタCP
U21を同スレーブCPU11とデータ授受を行うもの
とする制御装置30に好適に使用することができる。
【0022】この監視制御システムは、ネットワークに
複数の電気機器32の状態監視、制御を行うための制御
装置30と、管理コンピュータ40とが接続され、管理
コンピュータ40から制御操作することによって、制御
装置30に接続された監視制御回線31に設けられる各
電気機器32の制御ができたり、また管理コンピュータ
40のディスプレー画面上において、各電気機器32の
状態監視ができるようになっている。
【0023】制御装置30は、通信回線として、例えば
構内に設けられた専用のネットワーク回線41を介して
上位の管理コンピュータ40と接続されており、この管
理コンピュータ40が、前記不揮発メモリ12に相当す
るフラッシュメモリ12に格納されている電気機器32
の状態監視、制御等の処理プログラム、データ等を書き
換えるようになっている。そして、後述するスレーブC
PU11の制御をし監視制御回線31に接続された電気
機器32の監視、制御を行うマスタCPU21、このマ
スタCPU21の記憶装置22、スレーブCPU11と
のデータ授受を行うマスタCPU21の出力部となる信
号処理部23、上記管理コンピュータ40との通信を行
う上位通信手段24を備えたメインCPUブロック20
と、サブCPUブロック10とを有して構成されてい
る。
【0024】すなわち、この中央監視システムでは、管
理コンピュータ40からまずマスタCPU21にデータ
を送信し、マスタCPU21がそれを受けて信号処理部
23を介してサブCPUブロック10のバッファ部13
を形成する集積回路13に各信号を出力することによっ
て、管理コンピュータ40からサブCPUブロック10
のフラッシュメモリ12の書き換えが行えるようになっ
ている。
【0025】サブCPUブロック10には、図1に示す
ように、この実施の形態の不揮発メモリ書き換え方法を
実施するスレーブCPU11とフラッシュメモリ12と
集積回路13とスレーブCPU11の出力部となる電気
機器32との通信手段の下位通信手段14と上記信号処
理部23との接続部の書き込みポート15とを備えてい
る。すなわち、この場合、書き込みポート15は、信号
処理部23を介してマスタCPU21と接続されており
マスタCPU21側に相当するものである。
【0026】フラッシュメモリ12は、電気的な消去・
書き込みによってその情報書き換え可能な記憶装置で、
この場合、そのアドレスバス(FR_ADR)は20b
it、データバス(FR_DATA)は16bitであ
り、後述する集積回路13からこれらバスの各信号と、
メモリ制御信号である当フラッシュメモリ12へのチッ
プイネーブル信号FR_CE/、出力イネーブル信号F
R_OE/、ライトイネーブル信号FR_WE/と、フ
ラッシュメモリ12からのステータス信号FR_STS
とがそれぞれ接続される。
【0027】集積回路13は、単一の集積回路上に、上
記書き込みポート15、スレーブCPU11、及びフラ
ッシュメモリ12にそれぞれが接続される、単方向性バ
スバッファ回路、双方向性バスバッファ回路及びこれら
バスバッファ回路を制御するインバータ回路を有してい
る。この集積回路13は、図1に示すように、スレーブ
CPU11とは、そのリセット信号CP_RESET
/、バス信号であるアドレス信号CP_ADR及びデー
タ信号CP_DATA、制御信号である出力イネーブル
信号CP_OE/、CPUからのライトイネーブル信号
CP_WE/、CPUへのステータス信号CP_STS
が、フラッシュメモリ12とはバス信号であるアドレス
信号FR_ADR及びデータ信号FR_DATA、制御
信号であるチップイネーブル信号FR_CE/、出力イ
ネーブル信号FR_OE/、フラッシュメモリへのライ
トイネーブル信号FR_WE/、フラッシュメモリから
のステータス信号FR_STSが、書き込みポート15
とは、スレーブCPU11のCPUリセット信号WP_
RESET/、バス信号であるアドレス信号WP_AD
及びデータ信号WP_DATA、制御信号である書き込
みポート15からのフラッシュメモリチップイネーブル
信号WP_CE/、フラッシュメモリ出力イネーブル信
号WP_OE/、フラッシュメモリライトイネーブル信
号WP_WE/、フラッシュメモリ出力イネーブル信号
WP_OE/、書き込みポートへのフラッシュメモリス
テータス信号WP_STSがそれぞれ上記バスバッファ
回路へそれぞれ接続されるようになっている。そして、
次の表1の論理動作表で示すように動作する。
【0028】
【表1】
【0029】すなわち、書き込みポート15からのCP
Uリセット信号WP_RESET/がアクティブ(この
場合'L'アクティブとしている)、あるいはインアクテ
ィブ('H')の場合の2通りの動作モードをもってい
る。そして、上記アクティブの場合、スレーブCPU1
1へのリセット信号CP_RESET/をアクティブ
(L)にしてスレーブCPU11をリセット状態にし
て、それ以降に書き込みポート15から入力される各信
号をフラッシュメモリ12の該当する信号に向けて出力
し、またフラッシュメモリ12から入力される各信号は
該当する書き込みポート15の各信号に出力するように
している。また、インアクティブの場合には、スレーブ
CPU11へのリセット信号CP_RESET/をイン
アクティブ(H)にしてスレーブCPU11のリセット
状態を解除させてスレーブCPU11の動作を開始さ
せ、それ以降にスレーブCPU11から入力される各信
号をフラッシュメモリ12の該当する信号に出力し、ま
たフラッシュメモリ12から入力される各信号は該当す
るスレーブCPU11の各信号に出力するようにしてい
る。
【0030】なお、このときメモリ制御となるフラッシ
ュメモリ12へのチップイネーブル信号FR_CEは、
集積回路13内部でスレーブCPU11のアドレスバス
(FR_ADR)の状態から当該フラッシュメモリ12
へのアクセスであることを判断して生成するようにして
いる。
【0031】上記の構成により、書き込みポート15か
らフラッシュメモリ12アクセスすることが可能とな
る。この手順を図2のタイミングチャートを用いて説明
する。
【0032】まず、書き込みポート15からスレーブC
PU11のCPUリセット信号WP_RESET/をア
クティブにし、次いで、書き込みポート15からのフラ
ッシュメモリ12の書き込みアドレスバス信号WP_A
DR、書き込みポート15からのフラッシュメモリチッ
プイネーブル信号WP_CE/、書き込みポート15か
らのフラッシュメモリライトイネーブル信号WP_WE
/をそれぞれ入力し、その後、書き込みポート15から
のフラッシュメモリ書き込みデータバス信号WP_DA
TAを入力する。すると、入力した上記各信号がそのま
まフラッシュメモリ12の対応する各信号に出力され、
書き込みポート15からフラッシュメモリ12への書き
込みが達成される。
【0033】上記の書き込みポート15からフラッシュ
メモリ12への書き換えを完了した時点において、書き
込みポート15からのCPUリセット信号WP_RES
ET/をインアクティブにすると、スレーブCPU11
がその動作を開始するとともに、今度は集積回路13
が、スレーブCPU11からの各信号とフラッシュメモ
リ12の各信号のやり取りを行う。その結果、スレーブ
CPU11が、書き換えた後のフラッシュメモリ12の
内容を読み込んで動作を行うようになって、書き換え後
の新しい処理プログラムで、電気機器32,32…の状
態監視、制御等をを開始するのである。
【0034】なお、上記のフラッシュメモリ12の書き
換えの通信手順は、図4の通信フローで示すように行わ
れる。まず、管理コンピュータ40からマスタCPU2
1に対して書き込み開始コマンドを送信し、それを受け
てマスタCPU21はスレーブCPU11のリセット信
号CP_RESET/を信号処理部23を介して出力
し、スレーブCPU11の動作を停止させる。その後、
管理コンピュータ40から、書き込み開始アドレス、書
き込みデータのデータ長、そして書き込みデータを含ん
だ書き込みデータコマンドを送信し、それを受けてマス
タCPU21信号処理部23介して、フラッシュメモリ
12への書き込み処理を実行する。そして、管理コンピ
ュータ40からの書き込み処理が完了すると、書き込み
完了コマンドを送信し、それを受けてマスタCPU21
はスレーブCPU11のリセット信号CP_RESET
を信号処理部23を介して解除し、スレーブCPU11
の動作を開始させ、それ以降においては、スレーブCP
U11は変更後のフラッシュメモリ12の新しい内容を
読み込んで処理を実行する。
【0035】したがって、以上説明した不揮発メモリ書
き換え方法によると、フラッシュメモリ12に格納され
た、所定の処理すなわち、電気機器32,32…の状態
監視、制御を行うスレーブCPU12の処理プログラム
が、マスタCPU21側から、そのスレーブCPU11
及びフラッシュメモリ12間に設けられる集積回路13
が制御され且つ同集積回路13を介して書き換えられる
ので、フラッシュメモリ12の書き換えの際に、書き換
え対象となるもの以外のメモリデバイスを必要とせず、
且つ、書き換え処理が正しく完了しなかった場合でも再
度書き換え処理のやり直しを行うことができる。
【0036】そして、上記に示すアドレスバス、データ
バス、及びメモリ制御の各信号がそれぞれ接続されたフ
ラッシュメモリ12が、スレーブCPU11のアドレス
バス(CP_ADR)、データバス(CP_DAT
A)、メモリ制御(出力イネーブル信号CP_OE/、
CPUからのライトイネーブル信号CP_WE/、CP
Uへのステータス信号CP_STS、及びCPUリセッ
ト信号CP_RESET/の各信号がそれぞれ接続され
た集積回路13を介して、同集積回路13にてマスタC
PU21側からの、CPUリセット信号WP_RESE
T/がアクティブモードのときにスレーブCPU11が
リセット状態とされるとともにアドレスバス、データバ
スの各信号をフラッシュメモリ12に対応するよう出力
され、またCPUリセット信号WP_RESET/がア
クティブモード以外のときにはスレーブCPU11が起
動状態とされるとともにスレーブCPU11からそのア
ドレスバス、データバスの各信号をフラッシュメモリ1
2に対応するよう出力されて書き換えられるので、フラ
ッシュメモリ12の書き換えをその全領域を対象として
行うことができ、以て、効率的に書き換えが達成されて
且つ書き換えが正しく完了しなかった場合においても書
き換えを問題無く行うことができる。
【0037】また、内容の書き換え可能なフラッシュメ
モリ12に格納された、監視制御回線31を介して電気
機器32の状態監視、制御等を行うスレーブCPU11
の処理プログラム、データ等を、ネットワーク回線41
を介してスレーブCPU11とのデータ授受を行うマス
タCPU21側から、そのスレーブCPU11及びフラ
ッシュメモリ12間に設けられる集積回路13が制御さ
れ且つ同集積回路13を介して書き換えられるので、シ
ステム運用開始後においても、管理コンピュータ40か
ら遠隔操作を行ってスレーブCPU11の機能の追加、
変更等の更新、データテーブルの書き換え等を容易に行
ってユーザの要望に応じて、システムを柔軟に拡張が出
来、以て、メンテナンス性の優れたものになる。
【0038】[第2の実施の形態]図5は、第2の実施
の形態の不揮発メモリ書き換え方法の一実施例を示すブ
ロック図、図6は、同不揮発メモリ書き換え方法の手順
を示すタイムチャートである。
【0039】この実施の形態の不揮発メモリ書き換え方
法は、マスタCPU側のアドレスバスの構成のみが第1
の実施の形態と異なるもので、他の構成は第1の実施の
形態のものと同一で、該実施の形態の不揮発メモリ書き
換え方法は、前記マスタCPU21側からのアドレスバ
ス(WP_ADR)及び/又はデータバス(WP_DA
TA)のビット数をその数の1/2n(n≧1)とする
とともにn個のアドレス及び/又はデータの選択信号W
P_AS及び1個のアドレス及び/又はデータのラッチ
信号WP_ALを設け、前記バッファ部13は、該選択
信号の状態に基づいて前記マスタCPU側のアドレスバ
ス(WP_ADR)及び/又はデータバス(WP_DA
TA)の所定ビット位置が前記フラッシュメモリ12の
アドレスバス(FR_ADR)及び/又はデータバス
(FR_DATA)のどのビット位置に対応するかを判
定し、且つ該ラッチ信号WP_ALのアクティブモード
のときにそのアドレスバス及び/又はデータバスに出力
して書き換えるものである。そして、この実施例におい
ては、図5に示すように、アドレスバスWP_ADRを
n=1の条件で、アドレスバスWP_ADRnを8本の
ビット数とし、2個のアドレス選択信号WP_ASと、
1個のアドレスラッチ信号WP_ALを設けており、第
1の実施の形態の書き込みポート15からのアドレスバ
スのビット数が20本であるのを11本として、アドレ
スバスのビット数を約半分の本数で構成している。
【0040】このものの集積回路13は、フラッシュメ
モリ12へのアドレス信号の出力に関してのみが異なっ
ており、基本的には第1の実施の形態のものと同一であ
る。そして、次の表2の論理動作表で示すように動作す
る。
【0041】
【表2】
【0042】すなわち、書き込みポート15からのCP
Uリセット信号WP_RESET/がアクティブの場合
に、書き込みポート15からのフラッシュメモリ書き込
みアドレス選択信号WP_ASの状態が"00"のとき、
書き込みポート15からのフラッシュメモリ書き込みの
ためのアドレスラッチ信号WP_ALの立ち上がりエッ
ジに対応してフラッシュメモリ12へのアドレスバス信
号の下位8bit(bit7〜bit0)にアドレスバ
スWP_ADRnの状態を出力すると同時にその出力し
た状態でラッチさせる。また、同様にして、フラッシュ
メモリ12書き込みアドレス選択信号WP_ASの状態
が"01"のときに、フラッシュメモリ12へのアドレス
バス信号の中位8bit(bit15〜bit8)、フ
ラッシュメモリ書き込みアドレス選択信号WP_ASの
状態が"10"の場合にはフラッシュメモリ12へのアド
レスバス信号の上位4bit(bit19〜bit1
6)にアドレスバスWP_ADRnの状態を出力すると
同時にその出力した状態でラッチさせる。
【0043】上記の構成により、そのビット数を約半分
の本数で構成して書き込みポート15からフラッシュメ
モリ12アクセスすることが可能となるが、この手順を
図6のタイミングチャートを用いて説明する。
【0044】書き込みポート15からアドレス信号を出
力する際には、まず、書き込みポート15からスレーブ
CPU11のCPUリセット信号WP_RESET/を
アクティブにし、次いで、フラッシュメモリ12へのア
ドレスバス信号の下位8bitにあたる信号をアドレス
バスWP_ADRnに出力し、アドレス選択信号WP_
ASを"00"としてその状態でアドレスラッチ信号WP
_ALのHighのパルス信号を出力する。以降、同様
にしてフラッシュメモリ12へのアドレスバス信号の中
位8bit(このときアドレス選択信号WP_ASは"
01")、上位4bit(このときアドレス選択信号W
P_ASは"10")についてアドレス信号を出力する。
ここまでの処理を行うことによって、フラッシュメモリ
12への書き込みアドレス全20bitが確定し、これ
以降、上記第1の実施の形態のときと同様に書き込みポ
ート15からのフラッシュメモリチップイネーブル信号
WP_CE/、書き込みポート15からのフラッシュメ
モリライトイネーブル信号WP_WE/をそれぞれ出力
し、書き込みデータをデータバス信号WP_DATAと
して出力することによってフラッシュメモリ12への書
き込みが達成されるのである。
【0045】なお、本発明は、上記の実施例以外に、そ
のアドレスバスをデータバスに変えて、マスタCPU側
からのデータバスのビット数をその数の1/2n(n≧
1)とするとともにn個のデータの選択信号及び1個の
データのラッチ信号を設けて構成し、集積回路13は、
該選択信号の状態に基づいて前記マスタCPU側のデー
タの所定ビット位置がフラッシュメモリ12のデータバ
スのどのビット位置に対応するかを判定し、且つ該ラッ
チ信号のアクティブモードのときにそのデータバスに出
力して書き換えるもの、あるいは、マスタCPU側から
のアドレスバス及びデータバスの両方のバスのビット数
をその数の1/2n(n≧1)とするとともにn個のア
ドレス及びデータの選択信号、1個のアドレス及びデー
タのラッチ信号を設けてアドレスバス及びデータバスに
出力して書き換えることとしても勿論良い。
【0046】したがって、以上説明した不揮発メモリ書
き換え方法によると、n(n≧1)個のアドレス及び/
又はデータの選択信号と1個のアドレス及び/又はデー
タのラッチ信号とをもってそのビット数が1/2nのマ
スタCPU21側からのアドレスバス及び/又はデータ
バスの接続された集積回路13にて、該選択信号の状態
に基づいて前記マスタCPU21側のアドレス及び/又
はデータの所定ビット位置がフラッシュメモリ12のア
ドレスバス及び/又はデータバスのどのビット位置に対
応するかが判定されて、そのアドレスバス及び/又はデ
ータバスに該ラッチ信号のアクティブモードのときにフ
ラッシュメモリ12に対応するよう出力されて書き換え
られるので、少ないアドレス及びデータ用の信号線で書
き込みポート15からの書き換えが実現できてより小さ
い回路基板にて構成可能となる。
【0047】[第3の実施の形態]図7は、第3の実施
の形態の不揮発メモリ書き換え方法の一実施例を示すブ
ロック図、図8は、同不揮発メモリ書き換え方法の手順
を示すタイムチャートである。
【0048】この実施の形態の不揮発メモリ書き換え方
法は、マスタCPU側のアドレスバスとデータバスとを
兼用バスとする構成のみが第1の実施の形態と異なるも
ので、他の構成は第1の実施の形態のものと同一で、該
実施の形態の不揮発メモリ書き換え方法は、前記マスタ
CPU21側から前記集積回路13に向けて、アドレス
バスとデータバスとの兼用バスWP_I/On、複数個
のアドレス・データ共通の選択信号WP_S及び1個の
アドレス・データ共通のラッチ信号WP_Lが接続され
て、集積回路13は、同選択信号WP_Sの状態に基づ
いて前記マスタCPU21側のアドレスバス又はデータ
バスの所定ビット位置が前記フラッシュメモリ12のア
ドレスバス又はデータバスのどのビット位置に対応する
かを判定し、且つ同ラッチ信号WP_Lのアクティブモ
ードのときにそのアドレスバス又はデータバスにマスタ
CPU側からのアドレス・データの各信号を出力して書
き換える。
【0049】すなわち、このものにおいては、図7に示
すように構成され、書き込みポート15からのアドレス
バス、データバスの各信号入力は、書き込みポート15
からのフラッシュメモリ書き込みアドレス/データ兼用
バスWP_I/Onを8bit、書き込みポート15か
らのフラッシュメモリ12書き込みアドレス/データ共
通の選択信号WP_Sを3bit、書き込みポート15
からのフラッシュメモリ12書き込みアドレス/データ
ラッチ信号WP_ALを1bitとしている。したがっ
て、第1の実施の形態の書き込みポート15からのアド
レスバス、及びデータバスのビット数が36本であるの
12本として、アドレスバス、及びデータバスのビット
数を1/3の本数で構成している。
【0050】このものの集積回路13は、次の表3の論
理動作表で示すように動作する。
【0051】
【表3】
【0052】すなわち、書き込みポート15からのCP
Uリセット信号WP_RESET/がアクティブの場合
に、書き込みポート15からフラッシュメモリ書き込み
のためのアドレス/データ共通の選択信号WP_Sの最
上位ビット(WP_S2)状態が"0"の場合はフラッシ
ュメモリ書き込みアドレス/データ兼用バスWP_I/
Onはアドレス入力用、"1"の場合はデータ入力用とし
て処理を行う。ここで、上記最上位ビット(WP_S
2)状態が"0"の場合は、前述の第2の実施の形態に記
載の集積回路13と同様に、アドレス/データ共通の選
択信号WP_Sのの下位2bitの状態に基づいてフラ
ッシュメモリ12のアドレスバスの下位、中位、上位の
順にフラッシュメモリ書き込みアドレス/データ兼用バ
スWP_I/Onの状態を出力する。また、上記最上位
ビット(WP_S2)状態が"1"の場合には、アドレス
/データ共通の選択信号WP_Sの下位1bitの状態
に基づいてフラッシュメモリ12のデータバスの下位、
上位にフラッシュメモリ書き込みアドレス/データ兼用
バスWP_I/Onの状態を出力する。また、データバ
スについても、これと同様書き込みポート15を介した
フラッシュメモリ12の内容の読み込みができるように
なっていることは言うまでもない。なお、この手順は、
詳細は前述と同様であり説明は省略するが、図8のタイ
ミングチャートに示す通りである。
【0053】したがって、以上説明した不揮発メモリ書
き換え方法によると、複数個のアドレス・データ共通の
選択信号WP_Sと1個のアドレス・データ共通のラッ
チ信号WP_Lとをもってアドレスバスとデータバスと
の兼用バスWP_I/Onの接続された集積回路13に
て、該選択信号WP_Sの状態に基づいて前記マスタC
PU21側のアドレスバス又はデータバスの所定ビット
位置がフラッシュメモリ12のアドレスバス又はデータ
バスのどのビット位置に対応するかが判定されて、その
アドレスバス又はデータバスに該ラッチ信号WP_Lの
アクティブモードのときに不揮発メモリに対応するよう
出力されて書き換えられるので、さらに少ないアドレス
及びデータ用の信号線で書き込みポート15からの書き
換えが実現できてさらに小さい回路基板にて構成可能と
なる。
【0054】
【発明の効果】本発明は、上述の実施態様の如く実施さ
れて、請求項1記載の不揮発メモリ書き換え方法にあっ
ては、不揮発メモリの書き換えの際に、書き換え対象と
なるもの以外のメモリデバイスを必要とせず、且つ、書
き換え処理が正しく完了しなかった場合でも再度書き換
え処理のやり直しを行うことができる。
【0055】また、請求項2記載の不揮発メモリ書き換
え方法にあっては、不揮発メモリの書き換えをその全領
域を対象として行うことができ、以て、効率的に書き換
えが達成されて且つ書き換えが正しく完了しなかった場
合においても書き換えを問題無く行うことができる。
【0056】また、請求項3記載の不揮発メモリ書き換
え方法にあっては、少ないアドレス及びデータ用の信号
線でマスタCPU側からの書き換えが実現できてより小
さい回路基板にて構成可能となる。
【0057】また、請求項4記載の不揮発メモリ書き換
え方法にあっては、さらに少ないアドレス及びデータ用
の信号線でマスタCPU側からの書き換えが実現できて
さらに小さい回路基板にて構成可能となる。
【0058】また、請求項5記載の監視制御システムに
あっては、システム運用開始後においても、例えば別体
の管理コンピュータ等から遠隔操作を行ってスレーブC
PUの機能の追加、変更等の更新、データテーブルの書
き換え等を容易に行ってユーザの要望に応じて、システ
ムを柔軟に拡張が出来、以て、メンテナンス性の優れた
ものになる。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の不揮発メモリ書き
換え方法を示すブロック図である。
【図2】同不揮発メモリ書き換え方法の手順を示すタイ
ムチャートである。
【図3】監視制御システムの、一実施例の概略構成図で
ある。
【図4】同監視制御システムの、通信フローを示す説明
図である。
【図5】第2の実施の形態の不揮発メモリ書き換え方法
の一実施例を示すブロック図である。
【図6】同不揮発メモリ書き換え方法の手順を示すタイ
ムチャートである。
【図7】第3の実施の形態の不揮発メモリ書き換え方法
の一実施例を示すブロック図である。
【図8】同不揮発メモリ書き換え方法の手順を示すタイ
ムチャートである。
【図9】本発明の従来例の不揮発メモリ書き換え方法を
示すブロック図である。
【符号の説明】
11 スレーブCPU 12 不揮発メモリ(フラッシュメモリ) 13 バッファ部(集積回路) 21 マスタCPU CP_ADR スレーブCPUのアドレスバス信号 CP_DATA スレーブCPUのデータバス信号 CP_OE/ スレーブCPUの出力イネーブル信
号 (メモリ制御) CP_WE/ スレーブCPUのライトイネーブル
信号(メモリ制御) CP_STS スレーブCPUへのステータス信号
(メモリ制御) CP_RESET/ スレーブCPUのリセット信号 FR_ADR フラッシュメモリへのアドレスバス
信号 FR_DATA フラッシュメモリへのデータバス信
号 FR_OE/ フラッシュメモリへの出力イネーブル
信号(メモリ制御) FR_WE/ フラッシュメモリへのライトイネーブル
信号(メモリ制御) FR_STS フラッシュメモリへのステータス信号
(メモリ制御) WP_ADR マスタCPU21側からのアドレス
バス信号 WP_DATA マスタCPU21側からのデータバ
ス信号 WP_AS マスタCPU21側からのアドレス
の選択信号 WP_AL マスタCPU21側からのアドレス
のラッチ信号 WP_ADRn マスタCPU21側からのアドレス
バス WP_I/On アドレスバスとデータバスとの兼用
バス WP_S アドレス・データ共通の選択信号 WP_L アドレス・データ共通のラッチ信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の処理を行うスレーブCPUと、同
    スレーブCPUの処理プログラム、データ等が格納され
    内容の書き換え可能な不揮発メモリと、スレーブCPU
    及び不揮発メモリ間に設けられるバッファ部と、同バッ
    ファ部を制御するマスタCPUとを備え、 前記処理プログラムをマスタCPU側から前記バッファ
    部を介して書き換えることを特徴とする不揮発メモリ書
    き換え方法。
  2. 【請求項2】 前記バッファ部には、少なくとも前記ス
    レーブCPUのアドレスバス、データバス、メモリ制
    御、及びCPUリセットの各信号がそれぞれ接続され、
    且つ少なくとも前記不揮発メモリのアドレスバス、デー
    タバス、及びメモリ制御の各信号がそれぞれ接続され
    て、 該バッファ部は、前記マスタCPU側からのCPUリセ
    ット信号がアクティブモードのときに前記スレーブCP
    Uをリセット状態とするとともに前記アドレスバス、デ
    ータバスの各信号を前記不揮発メモリに対応するよう出
    力させ、該CPUリセット信号がアクティブモード以外
    のときには前記スレーブCPUを起動状態とするととも
    にスレーブCPUからそのアドレスバス、データバスの
    各信号を前記不揮発メモリに対応するよう出力させる請
    求項1記載の不揮発メモリ書き換え方法。
  3. 【請求項3】 前記マスタCPU側からのアドレスバス
    及び/又はデータバスのビット数をその数の1/2
    n(n≧1)とするとともにn個のアドレス及び/又は
    データの選択信号及び1個のアドレス及び/又はデータ
    のラッチ信号を設け、 前記バッファ部は、該選択信号の状態に基づいて前記マ
    スタCPU側のアドレス及び/又はデータの所定ビット
    位置が前記不揮発メモリのアドレスバス及び/又はデー
    タバスのどのビット位置に対応するかを判定し、且つ該
    ラッチ信号のアクティブモードのときにそのアドレスバ
    ス及び/又はデータバスに出力して書き換える請求項2
    記載の不揮発メモリ書き換え方法。
  4. 【請求項4】 前記マスタCPU側から前記バッファ部
    に向けて、アドレスバスとデータバスとの兼用バス、複
    数個のアドレス・データ共通の選択信号及び1個のアド
    レス・データ共通のラッチ信号が接続されて、 該バッファ部は、同選択信号の状態に基づいて前記マス
    タCPU側のアドレスバス又はデータバスの所定ビット
    位置が前記不揮発メモリのアドレスバス又はデータバス
    のどのビット位置に対応するかを判定し、且つ同ラッチ
    信号のアクティブモードのときにそのアドレスバス又は
    データバスにマスタCPU側からのアドレス・データの
    各信号を出力して書き換える請求項2記載の不揮発メモ
    リ書き換え方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか1つの請求項に
    記載のスレーブCPUを監視制御回線を介して少なくと
    も電気機器の状態監視、制御等を行うもの、マスタCP
    Uを同スレーブCPUとのデータ授受にて通信回線等を
    介して前記不揮発メモリに電気機器の状態監視、制御等
    の処理プログラム、データ等を格納し書き換えさせてな
    る監視制御システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010205152A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Panasonic Electric Works Co Ltd ネットワークシステムおよびネットワークアダプタ
CN113849227B (en) * 2021-08-02 2024-05-03 浙江中控技术股份有限公司 Loongson LS2K1000 starting method, system, equipment and medium

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