JP2001134543A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2001134543A
JP2001134543A JP2000234646A JP2000234646A JP2001134543A JP 2001134543 A JP2001134543 A JP 2001134543A JP 2000234646 A JP2000234646 A JP 2000234646A JP 2000234646 A JP2000234646 A JP 2000234646A JP 2001134543 A JP2001134543 A JP 2001134543A
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slave cpu
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Masanori Yamada
昌敬 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のマイクロコンピュータを有する電子機
器において、個々のマイクロコンピュータに対する情報
を効率よく供給させる。 【解決手段】 メモリカードにはマスタCPU1及びス
レーブCPU6それぞれのためのプログラムと定数デー
タが記憶されている。マスタCPU1はカードアダプタ
に装着されたメモリカードのヘッダー部を調べて、マス
タCPU用のデータとスレーブCPU用のデータの記憶
位置、サイズ、そしてRAMに展開するときの書き込み
アドレスを識別する。そして、マスタCPU用のデータ
はRAM34の指示された位置に書き込み、スレーブC
PU用のデータは、そのデータ差オズと書き込み位置情
報をシリアル転送してスレーブCPU6に転送する。ス
レーブCPUは転送されてきたデータをRAM8の指示
された書き込み位置に書き込む。こうして、各々のCP
Uは自身のRAMへのデータ書き込みが終了すると、そ
のRAMに書き込まれたデータに従って処理を開始す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器、詳しくは
複数のマイクロコンピュータからなる電子機器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロコンピュータを有する電
子機器の組み込み型制御プログラムや定数データはRO
M化されて、基板上に装着されている。ROMの形態と
しては、紫外線消去可能で電気的書き込み可能なEPR
OM、消去・書き込み共に不可能なマスクROMが一般
的である。
【0003】通常、ROM化された組み込み型制御プロ
グラムに不具備があった場合や、その動作仕様に変更が
あった場合には、EPROMもしくはマスクROMを新
たなものと差し替える必要がある。
【0004】この欠点を解消するために、組み込み型制
御プログラムや定数データについても、例えば、パーソ
ナルコンピュータのアプリケーションソフト等と同様に
メモリカードやフロッピーデイスクで供給し、RAM等
書換可能なメモリに一旦展開した後で、実行する方法が
考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、複
数のマイクロコンピュータを有するこの種の装置におい
ては、個々のマイクロコンピュータ単位に上述したプロ
グラム読み込み手段を備えなければならず、装置の大型
化とコストの面で問題が残る。
【0006】本発明はかかる従来技術に鑑みなされたも
のであり、複数のマイクロコンピュータを有する電子機
器において、個々のマイクロコンピュータに対する情報
を効率よく供給させることが可能な電子機器を提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の電子機器は以下に示す構成を備える。すな
わち、複数のマイクロコンピュータからなる電子機器に
おいて、各々のマイクロコンピュータで使用される情報
を記憶した情報記憶媒体を備え、第1のマイクロコンピ
ュータは、前記情報記憶媒体に記憶された情報を識別す
る識別手段と、前記識別手段により識別された情報を該
当するマイクロコンピュータに供給する供給手段とを備
え、前記第1のマイクロコンピュータ以外のマイクロコ
ンピュータは、前記第1のマイクロコンピュータの供給
手段で供給されてきた情報を受け取り、受け取った情報
を格納する格納手段と、前記格納手段により格納された
情報に基づいて処理する処理手段とを備える。
【0008】
【作用】かかる本発明の構成において、例えば情報記憶
媒体には各々のマイクロコンピュータで使用される情報
が格納されている。この情報記憶媒体の内容を第1のマ
イクロコンピュータが識別し、識別された情報をそれに
該当するマイクロコンピュータに供給する。各マイクロ
コンピュータは供給されてきた情報を格納し、その格納
した情報に基づいて処理を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態を詳細に説明する。
【0010】図1に実施形態における電子機器のブロッ
ク構成図を示する。
【0011】図中、1はマスタCPU、2はマスタCP
UのブートROM、3はマスタCPU1がアクセスする
RAMであり、外部から供給されるプログラムや定数デ
ータを格納し、またマスタCPU1のワークエリアとし
ても用いる。5は供給すべきプログラムや定数データを
格納したメモリカード、4はそのメモリカード5の内容
をバスを介してアクセスするためのカードアダプタであ
る。6はスレーブCPU、7はスレーブCPU6のブー
トROM、8はスレーブCPU6のアクセスするRAM
であり、外部から供給されるプログラムや定数データを
格納し、またスレーブCPU6のワークエリアとしても
用いる。9、10はそれぞれマスタCPU1及びスレー
ブCPU6が制御すべき負荷が接続されるI/Oであ
る。図示の如く、マスタCPU1とスレーブCPU6は
シリアル通信により、データの送受信が可能になってい
る。
【0012】上述した構成において、本装置に電源が投
入されると、スレーブCPU6はブートROM7に記憶
された必要最小限の初期化処理を行う。この初期化処理
の内容の一つとして、シリアル通信を介してマスタCP
U1からの受信に備えた処理がある。いずれにしても、
初期化処理が終了すると、シリアル通信を介してのマス
タCPU1からのデータ受信待機状態になる。
【0013】一方、マスタCPU1も電源投入時にブー
トROM2に記憶されているプログラムに従って必要な
初期化(シリアル通信に係る初期化処理含む)するが、
その後、カードアダプタ4に装着されたメモリカード5
からそこに記憶されている内容を読み出す。読み出した
内容がマスタCPU1のためのプログラム、定数データ
(以下、これらを総称して単にプログラムデータとい
う)ならばRAM3に格納し、スレーブCPU6のため
のプログラムデータならば、シリアル通信によりマスタ
CPU1からスレーブCPU6に送る。スレーブCPU
6はマスタCPU1よりデータの受信があったときに
は、そのプログラムデータをRAM8に格納する。
【0014】こうして、メモリカード5から必要なデー
タを全て読み出したのち、マスタCPU1は、RAM3
に格納したプログラムに従って制御動作を開始し、スレ
ーブCPU6はRAM8に格納したプログラムに従って
制御動作を開始する。
【0015】ここで、実施形態におけるメモリカード5
のプログラムデータの構造を図5に示し、以下にそれを
説明する。
【0016】図示の如く、メモリカード5のアドレス空
間におけるアドレス“00H(Hは16進数を意味す
る。以下、同様。)から“0BH”までの12バイトに
マスタCPU用プログラムデータとスレーブCPU用プ
ログラムデータのそれぞれについてメモリカード内での
格納されているアドレスとサイズ、及びそれぞれの実行
のための最終的なRAM上の格納先アドレスが書き込ま
れている。換言すれば、このメモリカード5のヘッダ部
(アドレス00H〜アドレス0BH)を調べれば、自身
(マスタCPU用プログラムがどこに格納されているの
か、スレーブCPU用プログラムデータがどこにあるの
か判別できるようになっている。
【0017】上述した構成における電源投入時における
マスタCPU1及びスレーブCPU6の動作を以下に説
明する。
【0018】先ず、マスタCPU1の動作処理手順を図
6のフローチャートに従い説明する。尚、当然のことな
がら、このフローチャートに係るプログラムはブートR
OM2に格納されているものである。
【0019】電源が投入されると、先ずステップS1
で、CPU1は自身の制御下にある各回路(図示せ
ず)、及びスレーブCPU6とのシリアル転送にかかる
初期設定を行う。
【0020】次いで、ステップS2に進んで、カードア
ダプタ4を介して、装着されたメモリカード5のヘッダ
を参照し、自身(マスタCPU)のプログラムデータの
記憶位置、サイズ及びスレーブCPU用プログラムデー
タの記憶位置、サイズを調べる。そして、次のステップ
S3において、マスタCPU用プログラムを読み込み、
それを指示されたRAM3のアドレス位置に書き込む。
この後、ステップS4において、スレーブCPU6がシ
リアル受信可になったかを確認する。スレーブCPU6
が受信可能になったと判断した場合には、検出したスレ
ーブCPU6用のプログラムデータの書き込み先アドレ
ス及びサイズをスレーブCPU6に転送し、続いてその
実態であるプログラムデータを送信する。
【0021】こうして、マスタCPU1は自身のプログ
ラムがRAM3に格納され、且つ、スレーブCPU6の
動作プログラムの転送が終了すると、その制御をRAM
3に移す(具体的にはマスタCPU1のプログラムカウ
ンタPCをRAM3上の該当アドレスに更新させる)。
【0022】次に、スレーブCPU6の電源投入時にお
ける動作を図7のフローチャートに従って説明する。
尚、このフローチャートに係るプログラムはブートRO
M7に格納されていることは言うまでもない。
【0023】さて、電源が投入されると、ステップS1
1で、スレーブCPU6の制御下にある各回路(不図
示)やマスタCPU1とのシリアル転送にかかる初期化
処理を行う。そして、一連の初期化処理が終了した時点
で、マスタCPU1に受信可であることを示すステータ
ス信号を送出する(先の説明で、マスタCPU1がスレ
ーブCPU6が受信かであるか否かを判断したのは、こ
の信号を調べていることになる)。そして、次のステッ
プS12において、マスタCPU1よりデータ受信に備
える。
【0024】データ受信があったと判断した場合には、
ステップS13に進み、先ず、スレーブCPU用プログ
ラムデータのRAM8に対する書き込み先アドレスとそ
のサイズを入力する。そして、それに続いて転送されて
きたプログラムデータをRAM8の指示されたアドレス
位置から順次書き込んでいく。こうして、指示されたサ
イズ分のデータ書き込みが終了すると、RAM8にはス
レーブCPU6の動作プログラムが展開されたことにな
るから、次のステップS8で、制御をRAM8のプログ
ラムに移す。
【0025】以上のようにして、2つ以上のCPUのそ
れぞれのためのプログラムと定数データを同一の記憶媒
体とインタフェースを介して外部から供給できる。
【0026】[第2の実施形態の説明]図2に第2の実
施形態における電子機器のブロック構成図を示す。
【0027】尚、図示で、符号1〜10は上述した第1
の実施形態と同じであるので、その説明は割愛する。図
示で、11はスレーブCPU6のためのプログラムと定
数データを実行のために格納するRAMである。このR
AM11は2ポートRAM(いわゆるデュアルポートR
AM)であり、マスタCPU1、スレーブCPU6の双
方のCPUバスに接続されていて、各々からアクセスす
ることが可能である。またマスタCPU1はI/O9を
介してスレーブCPU6のHALT信号とRESET信
号を制御できる。
【0028】マスタCPU1は、電源投入時にブートR
OM2に記憶されているプログラムに従ってメモリカー
ド5からその内容を読み出し、マスタCPU用プログラ
ムデータである場合にはRAM3に格納する。また、メ
モリカード5から読み出した内容がスレーブCPU6の
ためのプログラムデータであれば、2ポートRAM11
に格納する。この作業の間、マスタCPU1はHALT
信号により、スレーブCPU6を停止状態に保持し、メ
モリカードから必要なデータを全て読み出したのち、ス
レーブCPU6のHALT状態を解除するとともに、R
ESET信号によりリセットする。リセットされたスレ
ーブCPU6は2ポートRAM11に格納されているプ
ログラムに従って動作を開始する。
【0029】以上のようにして、2つ以上のCPUのた
めのプログラム、定数データを同一のインタフェースを
介して外部から供給できる。尚、このようにすること
で、スレーブCPU6のブートROMが不要にもなる。
【0030】[第3の実施形態の説明]図3に第3の実
施形態における電子機器のブロック構成図を示す。尚、
同一符号は上述した第1の実施形態と同じである。
【0031】図示において、12はメモリカードをアク
セスするめのバスを切り換えるバスセレクタ部であり、
13はバスセレクタ12の選択対象を指示するスイッチ
部である。スイッチ部13の設定が「A」側のとき、マ
スタCPU1がメモリカードの内容を読み出すことがで
き、スイッチ部13の設定が「B」側のときスレーブC
PU6がメモリカードの内容を読み出すことができる。
またスイッチ部13の設定状態はSEL信号としてそれ
ぞれのCPUのI/Oに入力される。14、15は電気
的消去/書き込みが可能なEEPROM(電気的に消去
可能な不揮発性メモリ)であり、各CPUが実行すべき
プログラム、定数データを格納する。EEPROMの替
わりにバッテリーバックアップされたRAMを使用する
こともできる。
【0032】マスタCPU1、スレーブCPU6は共に
電源投入時にそれぞれのブートROM2、7のプログラ
ムに従って立ち上がる。まず、SEL信号の状態を調
べ、メモリカード5からプログラムを読み出すべきか否
かを判定する。SEL信号が「0」の時マスタCPU1
はメモリカードの内容をEEPROM14に格納し、そ
の後マスタCPU1はブートROM2のプログラムによ
る制御から新たに更新されたEEPROM14のプログ
ラムによる制御へと遷移する。
【0033】一方、スレーブCPU6はメモリカード5
からプログラムを読み出すことなく、ブートROM7の
プログラムによる制御から更新されなかったEEPRO
M15のプログラムによる制御へと遷移する。SEL信
号が「1」の時はその逆である。
【0034】以上のようにして、2つ以上のCPUのた
めのプログラムのバージヨアツプを外部から供給できる
ことになる。
【0035】[第4の実施形態の説明]第4の実施形態
におけるブロック構成図を図4に示し、以下に説明す
る。符号の説明は上記実施形態と同じである。
【0036】図示において、16はモデムである。モデ
ム16とCPU1は例えばRS232Cで接続される。
公衆回線を介して送られてきたプログラムデータはRA
M3もしくはEEPROM14に格納される。
【0037】以上のようにして、CPUのためのプログ
ラム、定数データのバージョンアップを外部の装置から
供給できる。
【0038】以上説明したように本実施形態によれば、
同一の情報供給装置から複数のCPUに対するプログラ
ムデータ、すなわち、プログラムそのものとそのプログ
ラムが参照する定数データを供給することが可能にな
る。
【0039】特に、第1のCPUが読みだしたデータが
第2のCPUに必要なデータであった場合、共通にアク
セス可能なメモリ領域にそのデータを格納し、その後第
2のCPUを起動することで、同一の記憶媒体から複数
のCPUのいずれかに必要なデータを供給できる。
【0040】さらに、複数CPUのそれぞれから記憶媒
体へのアクセス経路を切り換えることで、同一の記憶媒
体から複数のCPUのいずれかに必要なデータを供給で
きた。
【0041】また、外部からの供給手段として、メモリ
カードやフロッピー(登録商標)デイスクなどのオフラ
インメデイア以外に、公衆回線やLANを用いること
で、遠隔地からのバージョンアップも可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のマイクロコンピュータを有する電子機器において、
個々のマイクロコンピュータに対する情報を効率よく供
給させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における電子機器のブロック構
成図である。
【図2】第2の実施形態における電子機器のブロック構
成図である。
【図3】第3の実施形態における電子機器のブロック構
成図である。
【図4】第4の実施形態における電子機器のブロック構
成図である。
【図5】実施形態におけるメモリカード内部のデータ構
造説明図である。
【図6】第1の実施形態におけるマスタCPUのブート
プログラムの処理内容を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施形態におけるスレーブCPUのブー
トプログラムの処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 マスタCPU 2、7 ブートROM 3、8 RAM 4 メモリアダプタ 5 メモリカード 6 スレーブCPU 9、10 I/O 11 2ポートRAM 12 バスセレクタ 13 スイッチ部 14、15 EEPROM 16 モデム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月30日(2000.8.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明はかかる従来技術に鑑みなされたも
のであり、複数マイクロコンピュータを有し、それぞれ
が制御対象を制御する電子機器において、それぞれのマ
イクロコンピュータ用のプログラムを1つの入力手段に
供給し、電源を投入するという単純な作業で、複数のマ
イクロコンピュータそれぞれに特化したプログラムを供
給でき、その動作を開始させることが可能な電子機器を
提供しようとするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の電子機器は以下の構成を備える。すなわ
ち、マスタCPUと、前記マスタCPUにバスを介して
接続される第1ブートROMと、前記マスタCPUにバ
スを介して接続され、前記マスタCPUによって制御さ
れる第1負荷が接続される第1I/O手段と、前記マス
タCPUにバスを介して接続され、前記第1負荷を制御
するためのプログラムデータが記憶される第1記憶手段
と、前記マスタCPUにバスを介して接続され、外部か
ら供給されるプログラムデータを入力する入力手段と、
スレーブCPUと、前記スレーブCPUにバスを介して
接続される第2ブートROMと、前記スレーブCPUに
バスを介して接続され、前記スレーブCPUによって制
御される第2負荷が接続される第2I/O手段と、前記
スレーブCPUにバスを介して接続され、前記第2負荷
を制御するためのプログラムデータが記憶される第2記
憶手段と、前記マスタCPUと、前記スレーブCPUと
の間でデータの送受信を行うための通信手段とを有し、
当該電子機器に電源が投入されると、前記マスタCPU
は、前記第1ブートROMに記憶されたプログラムに従
って前記通信手段を介した通信に係る初期化を含む初期
化処理を行うとともに、前記スレーブCPUは、前記第
2ブートROMに記憶されたプログラムに従って、前記
通信手段を介する前記マスタCPUからのデータ受信に
備えた処理を含む初期化処理を行って前記マスタCPU
にデータ受信可能状態であることを示すステータス情報
を送信し、前記マスタCPUは、前記入力手段により入
力された情報が前記マスタCPUのためのプログラムデ
ータであるか、前記スレーブCPUのためのプログラム
データであるかを判断し、前記マスタCPUのためのプ
ログラムデータならばそのプログラムデータを前記第1
記憶手段に格納し、前記スレーブCPUのためのプログ
ラムデータならば、前記通信手段を介して受信したステ
ータス情報に基づいて前記スレーブCPUがデータ受信
可能状態になったことを確認した後、前記スレーブCP
Uのためのプログラムデータを前記通信手段を介して前
記スレーブCPUに送信し、前記スレーブCPUは、前
記マスタCPUから前記通信手段を介してプログラムデ
ータを受信したときには、そのプログラムデータを前記
第2記憶手段に格納することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】かかる本発明の構成において、入力手段にプロ
グラムデータを入力し、装置をブートさせると、マスタ
CPUは第1ブートROMにしたがってまず通信手段を
介した通信に係る初期化を含む初期化処理を行う。ま
た、スレーブCPUもまた、第2ブートROMに記憶さ
れたプログラムに従って、通信手段を介するマスタCP
Uからのデータ受信に備えた処理を含む初期化処理を行
って、マスタCPUにデータ受信可能状態であることを
示すステータス情報を送信する。そして、マスタCPU
は、入力手段により入力された情報がマスタCPUのた
めのプログラムデータであるか、スレーブCPUのため
のプログラムデータであるかを判断し、マスタCPUの
ためのプログラムデータならばそのプログラムデータを
第1記憶手段に格納し、スレーブCPUのためのプログ
ラムデータならば、通信手段を介して受信したステータ
ス情報に基づいてスレーブCPUがデータ受信可能状態
になったことを確認した後、スレーブCPUのためのプ
ログラムデータを通信手段を介してスレーブCPUに送
信する。スレーブCPUは、マスタCPUから通信手段
を介してプログラムデータを受信したときには、そのプ
ログラムデータを第2記憶手段に格納する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数マイクロコンピュータを有し、それぞれが制御対象を
制御する電子機器において、それぞれのマイクロコンピ
ュータ用のプログラムを1つの入力手段に供給し、電源
を投入するという単純な作業で、複数のマイクロコンピ
ュータそれぞれに特化したプログラムを供給でき、その
動作を開始させることが可能になる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマイクロコンピュータからなる電
    子機器において、 各々のマイクロコンピュータで使用される情報を記憶す
    る情報記憶媒体を備え、 第1のマイクロコンピュータは、 前記情報記憶媒体に記憶された情報を識別する識別手段
    と、 前記識別手段により識別された情報を該当するマイクロ
    コンピュータに供給する供給手段とを備え、前記第1の
    マイクロコンピュータ以外のマイクロコンピュータは、 前記第1のマイクロコンピュータの供給手段で供給され
    てきた情報を受け取り、受け取った情報を格納する格納
    手段と、 前記格納手段により格納された情報に基づいて処理する
    処理手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記供給手段はデータを転送する転送手
    段でることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記第1のマイクロコンピュータとそれ
    以外のマイクロコンピュータとは2ポートメモリで接続
    されており、前記供給手段は該当する情報を対応するマ
    イクロコンピュータの2ポートメモリに書き込む手段で
    あることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記第1のマイクロコンピュータとそれ
    以外のマイクロコンピュータとは回線で接続されてお
    り、前記供給手段は前記回線を介して情報を供給するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7640371B2 (en) 2003-08-04 2009-12-29 Nec Corporation Integrated circuit and information processing apparatus
JP2010003151A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Renesas Technology Corp データ処理装置
JP2010204326A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Canon Inc 携帯機器および撮像装置

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