JP2001212522A - 部品検査装置 - Google Patents

部品検査装置

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JP2001212522A
JP2001212522A JP2000023110A JP2000023110A JP2001212522A JP 2001212522 A JP2001212522 A JP 2001212522A JP 2000023110 A JP2000023110 A JP 2000023110A JP 2000023110 A JP2000023110 A JP 2000023110A JP 2001212522 A JP2001212522 A JP 2001212522A
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JP
Japan
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component
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screw
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rotating body
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JP2000023110A
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English (en)
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Koichi Hayashi
浩一 林
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Nitto Seiko Co Ltd
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Nitto Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転円盤への被検査部品の移行を確実かつ円滑
に行えるとともに、被検査部品の検査を正しく行うこと
が可能な部品検査装置の提供。 【解決手段】本発明は、被検査部品を複数貯留可能な貯
留部3を有し、この貯留部3に貯留された被検査部品を
第1,第2搬送路4,5に整列させて搬送するフィーダ
2と、このフィーダ2の第2搬送路5の部品搬送方向に
回転方向を合わせて回転駆動される回転円盤12と、こ
の回転円盤12上の所定位置に接地しかつ前記第2搬送
路5に連続する渡し板8と、この渡し板8を通って回転
円盤12上に載置された被検査部品を検査して良品と不
良品とに分別する検査部10とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばねじ、リベ
ット等の頭付き棒状部材及びその他の部品の検査を行う
部品検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の部品検査装置として、頭付き棒状
部材の検査を行う検査装置について説明すると、この検
査装置は、頭付き棒状部材を搬送する過程において、所
定の位置を通過する頭付き棒状部材の寸法をラインセン
サで認識し、この寸法データを予め設定しておいた基準
寸法データと比較することにより、その部材が良品であ
るか、不良品であるかを判定する構造になっている。こ
のような検査装置において、ラインセンサ付近で頭付き
棒状部材を搬送する手段としては、図7に示す切欠円盤
搬送手段70が利用される。
【0003】前記切欠円盤搬送手段70は、フィーダの
搬送路72に連接して、モータ(図示せず)の駆動によ
り回転する回転円盤71を設け、この回転円盤71の外
周に頭付き棒状部材Pを首吊り状に支持可能な切欠71
aを複数等分形成したものである。各切欠71aは、回
転円盤71の回転により順次フィーダの搬送路72に連
接し、搬送路72を搬送されてきた頭付き棒状部材Pを
導入して支持する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記切欠円盤
搬送手段では、予めフィーダの搬送路と回転円盤との位
置合わせを精度よく行うか、または、搬送路及び切欠の
形状を工夫しておかなければ、頭付き棒状部材が搬送路
と回転円盤との間に噛み込み、切欠内にうまく進入でき
なくなる。また、切欠に保持可能な頭付き棒状部材のサ
イズが限られているため、回転円盤は汎用性に乏しく、
頭付き棒状部材のサイズ変更の度に交換を要する。さら
に、切欠に支持された頭付き棒状部材と切欠の壁面とが
同化してしまい、ラインセンサで頭付き棒状部材を正し
く認識することができなくなり、検査に支障を来す等の
問題が発生している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みて創成されたものであり、被検査部品を複数貯留可能
な貯留部を有し、この貯留部に貯留された被検査部品を
搬送路に整列させて搬送するフィーダと、このフィーダ
の搬送路の部品搬送方向に回転方向を合わせて回転駆動
される回転体と、この回転体上の所定位置に連絡しかつ
前記搬送路に連続する渡し部と、この渡し部を通って回
転体上に載置された被検査部品を検査して良品と不良品
とに分別する検査部とを備えていることを特徴とする。
【0006】前記渡し部は、肉厚の薄い板材で成ること
が望ましく、また、前記フィーダの搬送路は、部品の搬
送位置の高さが回転体の部品載置面の高さとほぼ同じに
設定されかつ部品送り方向に水平に延びて設けられてい
ることが望ましい。また、前記フィーダの搬送路の終端
は、回転体に干渉しないように連接されていることが望
ましく、さらに、前記渡し部は、回転体上面の外周部に
接地することが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図6において、1は被検
査部品の一例であるねじSの外形検査を行うねじ検査装
置(以下、検査装置という)である。この装置において
被検査対象とされるねじSは、頭部中央に十字様駆動穴
が凹設され、ねじ部の長さが頭部径とほぼ同じ寸法に構
成された、所謂短寸ねじである。
【0008】前記検査装置1は、機台1aに取り付けら
れたフィーダ2を備えている。このフィーダ2は、複数
のねじSを貯留可能な略円筒形状の貯留部3を有し、こ
の貯留部3には、その内壁面に沿って螺旋状に延びる第
1搬送路4が設けられている。そして、この第1搬送路
4の終端部には、フィーダ2に隣接して配置された検査
部10に延びる第2搬送路5が連接されている。
【0009】前記貯留部3は、バイブレータ(図示せ
ず)の作動によりその中心回りに往復円振動されるよう
に構成されており、また、第2搬送路5は、貯留部3の
振動を受けて、矢印Y1方向へ水平往復振動するように
構成されている。貯留部3内に貯留されたねじSは、こ
の振動により第1搬送路4、第2搬送路5を搬送され
る。
【0010】前記第2搬送路5は、ねじSの搬送方向を
検査部10の回転円盤12の後述する回転方向に合わせ
るとともに、ねじ搬送面5aの回転円盤12の外周部接
線方向に水平に延びて設けられている。この第2搬送路
5は、僅かに傾斜したねじ搬送面5aに沿って支持板5
bを設けた構成になっており、倒立した姿勢にあるねじ
Sのねじ部を支持板5bに寄せてねじSを一列に整列搬
送できるようになっている。このねじSの整列位置、つ
まり、ねじSの搬送位置の高さは、回転円盤12の上面
とほぼ同じ高さなるように設定されている。
【0011】また、第2搬送路5には、第1搬送路4と
の接続部近傍に選別部6が設けられている。この選別部
6は、図4に示すように、下流側が一段低くなるように
構成された段差部6aと、この段差部6aの下流側に設
けられた狭幅部6bとで構成されており、段差部6aを
落下させることで、できるだけ多くのねじSを倒立した
姿勢にし、倒立しなかったねじSは、狭幅部6bを通過
できずに貯留部3内に転落するように構成されている。
【0012】第2搬送路5は、回転円盤12に干渉しな
いように構成されており、第2搬送路5の先端部に取り
付けられた渡し部の一例である渡し板8が、回転円盤1
2上に連絡するように構成されている。この渡し板8
は、前記ねじ搬送面5aに連続する厚さ0.3mmの薄
板であり、その先端部が回転円盤上面の外周位置に連絡
している。なお、前記支持板5bは、この渡し板8の先
端部分まで延びており、これにより渡し板8上でも倒立
姿勢にあるねじSを安定して整列搬送できるように構成
されている。
【0013】前記回転円盤12は、特許請求の範囲に記
載の回転体の一例であり、エンコーダ付きのサーボモー
タ11の駆動を受けて矢印Y2方向に回転するように構
成されている。この回転円盤12は、その上面がねじの
載置面に構成され、この上面のねじ載置位置(渡し板が
連絡している外周部分)の線速度(接線方向の速度)が
前記第2搬送路5のねじ送り速度よりも速くなるよう等
速回転される。このため、第2搬送路5によって搬送さ
れてきたねじSは、順次回転円盤12上に間隔をあけて
載置される。
【0014】また、検査部10は、回転円盤上のねじS
を側面から撮像するラインセンサ13と、このラインセ
ンサ13により撮像されたねじSの側面画像を解析し、
これにより得られたねじ各部の寸法データを予め設定し
ておいた基準寸法データと比較し、そのねじSが良品で
あるか不良品であるかを判定する処理ユニット(図示せ
ず)と、この処理ユニットの判定に応じて、該当するね
じSを良品または不良品に振り分ける振分ユニット14
とを備えている。
【0015】上記検査装置1において、ねじSの検査を
行う場合、まず、貯留部3に検査対象となるねじSを投
入する。この時、ねじSは重心が頭部付近にあることか
ら、その多くが貯留部3に投入された段階で頭部を下に
して倒立した姿勢になる。その後、フィーダ2の貯留部
3が振動すると、貯留部3に貯留されたねじSは、第1
搬送路4を通って第2搬送路5へ移行する。この時、ね
じSは段差部6aを通過しても倒立しなかったねじS
は、選別部6の狭幅部6bを通過できずに貯留部3内に
転落する。
【0016】倒立姿勢のねじSは、第2搬送路5の水平
振動により安定して第2搬送路5終端へ搬送され、渡し
板8を経由して既に回転している回転円盤12に供給さ
れる。この時、倒立せずに横倒しになっているねじS
は、回転円盤12に移行した段階で、回転円盤12の回
転にともなう遠心力により回転円盤12上から排除され
る。
【0017】第2搬送路5は、前述のとおり、ねじSの
搬送位置が回転円盤12の上面とほぼ同じ高さに設定さ
れ、かつ、回転円盤12上面外周の接線方向に水平に延
びて設けられている。このため、薄い肉厚の渡し板8を
極力短く構成し、渡し板8の強度を十分に確保すること
ができ、渡し板8を通過する段階でもねじSの姿勢を安
定させることが可能である。また、この第2搬送路5に
連続し、かつ先端が回転円盤12に当接する薄い肉厚の
渡し板8を設けてあるため、第2搬送路5から回転円盤
12へ移行する段階でのねじSの移動軌跡の高低差がな
くなり、よって、回転円盤12にねじSを円滑かつ確実
に移行させることができる。
【0018】回転円盤12に載置されたねじSは、回転
円盤12の回転にともなってラインセンサ13の撮像ポ
イントを通過し、その側面形状がラインセンサ13によ
って撮像される。この時、各ねじSは回転円盤12上に
倒立し、常に間隔をあけて搬送されてくるため、ライン
センサ13により常に正確なねじSの側面画像を検出す
ることが可能である。よって、続く処理ユニットによる
ねじSの良否判定の際にもミスが発生しない。
【0019】ラインセンサ13により検出された画像に
より、処理ユニットは、そのねじSが良品であるか不良
品であるかを判定する。この処理ユニットによる判定が
良品判定の場合、そのねじSは、振分ユニット14によ
り良品回収ボックス(図示せず)に振り分けられ、ま
た、不良判定の場合、そのねじSは振分ユニット14に
より不良品回収ボックス(図示せず)に振り分けられ
る。
【0020】本部品検査装置は、以上のようにしてフィ
ーダに貯留された部品を全て検査することができるもの
である。なお、以上の説明では、特許請求の範囲に記載
された渡し部の一例として第2搬送路5に連設される渡
し板8を紹介したが、第2搬送路5の先端部を渡し板8
程度の厚さに加工して直接回転円盤に連絡するよう構成
しても得られる効果は同じである。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る部品検査装置によれば、簡
単な構成で回転円盤に確実にねじ等の被検査部品を移載
することができるとともに、ラインセンサ等により被検
査部品を正しく認識して検査を正確に行うことが可能に
なる。また、従来に比べて機構・制御等も簡単になる。
さらに、回転円盤上へ被検査部品を載置する時、被検査
部品の転倒を防止し、被検査部品を安定して移載するこ
とができる等の利点もある。
【0022】また、回転円盤の外周位置に被検査部品を
供給する構成であるため、出力トルクの小さい小型モー
タであっても、回転円盤上の部品載置位置の線速度を第
2搬送路の部品送り速度よりも速くすることが可能であ
るとともに、回転円盤上で十分な距離の搬送経路を確保
することができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品検査装置の斜視図である。
【図2】本発明に係る部品検査装置の要部拡大平面図で
ある。
【図3】本発明に係る部品検査装置の要部拡大平面図で
ある。
【図4】図2のA−A線に係る要部拡大断面図である。
【図5】図3のB−B線に係る要部拡大断面図である。
【図6】図3のC−C線に係る要部拡大断面図である。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 部品検査装置 2 フィーダ 3 貯留部 4 第1搬送路 5 第2搬送路 8 渡し板 10 検査部 11 エンコーダ付きサーボモータ 12 回転円盤 13 ラインセンサ 14 振分ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査部品を複数貯留可能な貯留部を有
    し、この貯留部に貯留された被検査部品を搬送路に整列
    させて搬送するフィーダと、 このフィーダの搬送路の部品搬送方向に回転方向を合わ
    せて回転駆動される回転体と、 この回転体上の所定位置に連絡しかつ前記搬送路に連続
    する渡し部と、 この渡し部を通って回転体上に載置された被検査部品を
    検査して良品と不良品とに分別する検査部とを備えてい
    ることを特徴とする部品検査装置。
  2. 【請求項2】渡し部は、肉厚の薄い板材で成ることを特
    徴とする請求項1に記載の部品検査装置。
  3. 【請求項3】搬送路は、部品の搬送位置の高さが回転体
    の部品載置面の高さとほぼ同じに設定されかつ部品送り
    方向に水平に延びて設けられていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の部品検査装置。
  4. 【請求項4】搬送路の終端は、回転体に干渉しないよう
    に連接されていることを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載の部品検査装置。
  5. 【請求項5】回転体は円盤状であり、渡し部は回転体上
    面の外周部に接地することを特徴とする請求項1乃至4
    の何れかに記載の部品検査装置。
JP2000023110A 2000-01-31 2000-01-31 部品検査装置 Pending JP2001212522A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014198634A (ja) * 2014-07-30 2014-10-23 日東精工株式会社 部品供給装置
WO2019010803A1 (zh) * 2017-07-13 2019-01-17 广州市赛康尼机械设备有限公司 废料剔除机构及废料剔除装置
CN112093443A (zh) * 2020-08-07 2020-12-18 温州职业技术学院 一种托盘送料机

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