JP2001212353A - 遊技機および遊技システム - Google Patents

遊技機および遊技システム

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JP2001212353A JP2000029435A JP2000029435A JP2001212353A JP 2001212353 A JP2001212353 A JP 2001212353A JP 2000029435 A JP2000029435 A JP 2000029435A JP 2000029435 A JP2000029435 A JP 2000029435A JP 2001212353 A JP2001212353 A JP 2001212353A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 好適に正当性の判定、ならびに、不正の発見
を可能とする遊技機および遊技システムを提供する。 【解決手段】 複数種類の遊技状態に遷移可能な遊技機
である。複数種類の遊技状態を所定期間監視して、該所
定期間内の遊技状態の履歴に関する遊技履歴情報を生成
する遊技履歴情報生成手段を備える。遊技履歴情報を記
憶する遊技履歴情報記憶手段と、遊技履歴情報記憶手段
における遊技履歴情報の有無を判定する遊技履歴情報有
無判定手段を備える。遊技履歴情報有無判定手段による
遊技履歴情報の有無の判定に基づき、遊技履歴有無情報
を生成する遊技履歴有無情報生成手段を備える。遊技履
歴有無情報を、外部の設備装置に出力する遊技履歴有無
情報出力手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の遊技状
態に遷移可能な遊技機、および、この遊技機を含む遊技
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機
では、遊技状態のうちいくつか(例えば、大当り発生、
特図確定、確変状態発生等)に関する情報(遊技情報)
は、当該遊技状態に遷移する都度、外部の設備装置に出
力されている。このような情報は、遊技機から出力され
る毎にカウントするなどして、外部の設備装置において
集計され、営業管理や遊技者への情報開示に用いられて
いる。
【0003】なお、従来から、遊技状態に関する情報を
集計した集計結果を遊技に反映させる遊技機や、集計結
果を、遊技機が備える表示装置により表示する遊技機は
提案されている。
【0004】また、遊技機の基板への不正行為を防止す
るための手段として、基板収容ケースのかしめ等があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、遊技機の基板交
換などの不正が問題となっているため、遊技機の正当性
を判定する必要が高まっている。しかしながら、不正に
遷移させられた遊技状態に関する遊技情報であっても、
正当に遷移した遊技状態に関する遊技情報と同様にカウ
ントされてしまうため、従来の遊技機のように、遊技状
態に遷移する都度、遊技状態に関する情報を外部の設備
装置に出力するだけでは、不正が行われたとしてもこれ
を発見することができないという問題があった。無論、
遊技状態に関する情報の集計結果を遊技に反映させる遊
技機や、集計結果を表示する遊技機によっても、不正を
発見することはできない。また、基板収容ケースのかし
めは、基板交換を防止する一手段であり、基板(遊技
機)の正当性を必ずしも保証するものではない。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、好適に正当性の判定、ならび
に、不正の発見を可能とする遊技機および遊技システム
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数種類の遊技状態に遷移
可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機100)であっ
て、前記複数種類の遊技状態を所定期間監視して、該所
定期間内の前記遊技状態の履歴に関する遊技履歴情報を
生成する遊技履歴情報生成手段(例えば、CPU21
a)と、前記遊技履歴情報を記憶する遊技履歴情報記憶
手段(例えば、RAM21bの遊技履歴情報記憶領域3
20)と、前記遊技履歴情報記憶手段における前記遊技
履歴情報の有無を判定する遊技履歴情報有無判定手段
(例えば、CPU21a)と、前記遊技履歴情報有無判
定手段による前記遊技履歴情報の有無の判定に基づき、
遊技履歴有無情報を生成する遊技履歴有無情報生成手段
(例えば、CPU21a)と、前記遊技履歴有無情報
を、外部の設備装置に出力する遊技履歴有無情報出力手
段(例えば、CPU21aおよび遊技機枠外部出力端子
81)とを備えることを特徴としている。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、遊技履
歴情報の有無を判定する遊技履歴情報有無判定手段と、
遊技履歴情報有無判定手段による遊技履歴情報の有無の
判定に基づき、遊技履歴有無情報を生成する遊技履歴有
無情報生成手段と、遊技履歴有無情報を、外部の設備装
置に出力する遊技履歴有無情報出力手段とを備えている
ので、外部の設備装置側では、遊技履歴有無情報を監視
することにより、遊技機の正当性判定を行うことができ
る。即ち、不正な基板交換があれば、遊技機の遊技履歴
情報が消失する可能性が高いため、遊技機の遊技履歴有
無情報の推移を監視するだけで不正監視の十分な効果が
期待できる(遊技履歴情報が無い旨の遊技履歴有無情報
により、当該遊技機にて不正な行為があったことを推定
可能となる)。また、これにより不正な遊技機を排除す
ることができ、遊技者が安心して遊技できる遊技機の提
供が可能となる。
【0009】また、請求項8におけるように遊技履歴情
報を出力するためには、シリアルあるいはパラレルに情
報を出力する必要があるが、遊技履歴有無情報であれば
1出力で足りるので、遊技機と外部の設備装置との通信
のデータ量を低減でき、通信速度を向上できる。よっ
て、遊技機および外部の設備装置の処理負担を低減でき
る。
【0010】ここで、遊技機には、例えば、パチンコ遊
技機、アレンジボール遊技機、或いは雀球遊技機などが
挙げられる。遊技状態としては、例えば、入賞口への遊
技球の入賞、特賞(大当り)、(第1種のパチンコ遊技
機における)特図可変表示遊技、確率変動などが挙げら
れる。遊技履歴情報としては、例えば、所定期間中に発
生した、遊技状態への遷移回数を集計したデータが挙げ
られ、特に、遊技状態の種類毎に個別にその遷移回数を
集計したものであることが望ましい。さらに、この遊技
履歴情報には、各種の遊技状態に対応するデータを演算
加工した結果である演算加工値(各種の遊技状態に対応
するデータの総和、チェックサムなど)を含めることが
望ましい。所定期間とは、例えば、ホールの1営業日に
おける遊技機の稼働時間などが挙げられるが、該稼働時
間を複数分割した時間であっても良いし、複数営業日に
亘ってもよい。遊技履歴有無情報は、遊技履歴情報が有
るか無いかだけのデータであるため(例えば、0か
1)、容量が極小さいものである。また、遊技履歴有無
情報を記憶する遊技履歴有無情報記憶手段を備え、遊技
機外部の電源手段から遊技機に対する電源供給遮断後に
おいても、遊技履歴有無情報記憶手段が遊技履歴有無情
報を記憶保持可能な構成としても良い。具体的には、請
求項2記載のように、バックアップ電源手段を備える構
成としても良いし、あるいは、遊技履歴有無情報記憶手
段を、電源供給を受けないでも記憶内容が保持されるも
の(例えば、EEPROM(Electrically Erasable Pr
ogrammable Read Only Memory)などの不揮発性メモリ
など)としてもよい。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記遊技履歴有無情報を記憶する遊技履
歴有無情報記憶手段(例えば、RAM21bの遊技履歴
情報記憶領域320)を備え、遊技機外部の電源手段か
ら当該遊技機に対する電源供給遮断後において、前記遊
技履歴有無情報記憶手段が前記遊技履歴有無情報を記憶
保持可能に、前記遊技履歴有無情報記憶手段に電源供給
するバックアップ電源手段(例えば、コンデンサ93)
を備えることを特徴としている。
【0012】例えば、基板交換によらずとも不正な部品
の取付に伴うバックアップ電源の遮断があれば、遊技履
歴有無情報が消失し、当該遊技機にて不正な行為があっ
たことを推定可能となる。ここで、遊技機外部の電源手
段から遊技機に対する電源供給遮断としては、例えば、
遊技機枠に設けられた電源スイッチ(遊技機外部の電源
手段からの電源供給をON/OFFする)の操作に基づ
く電源供給遮断や、停電などが相当する。
【0013】この請求項2記載の発明によれば、遊技機
外部の電源手段から遊技機に対する電源供給遮断後にお
いて、遊技履歴有無情報記憶手段が遊技履歴有無情報を
記憶保持可能に、遊技履歴有無情報記憶手段に電源供給
するバックアップ電源手段を備えているので、本来、遊
技履歴情報が有る旨の遊技履歴有無情報が存在するはず
であるにも関わらず、電源供給再開後に遊技履歴有無情
報自体が消失していた、あるいは、遊技履歴情報が無い
旨の遊技履歴有無情報があったような場合、電源遮断中
に当該遊技機にて不正行為が行われたことを推定でき
る。具体的には、例えば、ホールの営業時間終了の際
に、遊技履歴有無情報を出力し、この遊技履歴有無情報
は、遊技履歴情報が有る旨の情報であったとする。その
後、遊技機の電源遮断を行い、翌営業日に遊技機への電
源投入を行った後、再び遊技履歴有無情報を出力する
と、今度は遊技履歴情報が消失していた、あるいは、遊
技履歴情報がない旨の遊技履歴有無情報であった場合、
不正行為を推定できる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の遊技機において、前記遊技状態に遷移する都度、該
遊技状態に基づく遊技情報を生成する遊技情報生成手段
(例えば、CPU21a)と、前記遊技情報を、外部の
設備装置に出力する遊技情報出力手段(例えば、CPU
21aおよび遊技機枠外部出力端子81)とを備えるこ
とを特徴としている。
【0015】この請求項3記載の発明によれば、遊技状
態に遷移する都度、該遊技状態に基づく遊技情報を生成
する遊技情報生成手段と、遊技情報を外部の設備装置に
出力する遊技情報出力手段とを備えているので、外部の
設備装置側では、遊技履歴有無情報と、遊技情報とを比
較判定することにより、遊技機の正当性を判定すること
ができる。具体的には、例えば、遊技情報が出力されて
いるにもかかわらず、遊技履歴情報が無い旨の遊技履歴
有無情報が出力された場合、遊技機で不正が行われたこ
とを推定できる。
【0016】ここで遊技情報とは、従来においては、遊
技機から台毎のアダプタ(例えば、遊技機の上方に設置
されたもの)などに出力され、この出力毎に、アダプタ
でカウントアップするなどして集計されていた情報のこ
とであり、この請求項3の発明は、従来から用いられて
いた遊技情報と、本発明に係る遊技履歴有無情報との比
較判定を可能とするものである。この遊技情報は、例え
ば、遊技情報生成手段により生成される都度、遊技機か
ら外部の設備装置に対し出力される。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の遊技機と、外部の設備装置(例えば、集
中管理装置630、島毎集計装置620,…、台毎集計
装置610,…等により構成される)とを含む遊技シス
テム(600)であって、前記外部の設備装置は、前記
遊技履歴有無情報出力手段より、複数回に亘って出力さ
れた前記遊技履歴有無情報どうしを比較判定することに
より、前記遊技機の正当性を判定する正当性判定手段を
備えることを特徴としている。
【0018】この請求項4記載の発明によれば、遊技履
歴有無情報出力手段より、複数回に亘って出力された遊
技履歴有無情報どうしを比較判定することにより、前記
遊技機の正当性を判定することができる。
【0019】具体的には、例えば、外部の設備装置は、
遊技履歴有無情報出力手段より出力された第1の遊技履
歴有無情報を記憶管理する遊技履歴有無情報管理手段
と、第1の遊技履歴有無情報の出力後、新たに遊技履歴
有無情報出力手段より出力された第2の遊技履歴有無情
報と遊技履歴有無情報管理手段に記憶管理されている第
1の遊技履歴有無情報とを比較判定することにより、遊
技機の正当性を判定する正当性判定手段を備える構成と
する。そして、例えば、第1の遊技履歴有無情報は、遊
技履歴情報が有る旨のものであったにもかかわらず、第
2の遊技履歴有無情報は、遊技履歴情報が無い旨のもの
であった場合には、遊技機にて不正が行われたことを推
定可能となる。また、遊技機を、請求項2記載の遊技機
に限定した場合、遊技機への電源供給遮断後も、遊技履
歴有無記憶手段が、遊技履歴有無情報を記憶保持できる
ので、電源遮断前に出力された遊技履歴有無情報は、遊
技履歴情報が有る旨のものであったにもかかわらず、電
源供給再開後に出力された遊技履歴有無情報は、遊技履
歴情報が無い旨のものに変化したような場合に、電源遮
断中に行われた不正についても推定できる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項3記載の遊
技機と、外部の設備装置とを含む遊技システムであっ
て、前記外部の設備装置は、前記遊技情報出力手段より
出力された遊技情報を記憶管理する遊技情報管理手段
と、前記遊技履歴有無情報出力手段より出力された遊技
履歴有無情報と、前記遊技情報管理手段に記憶管理され
ている遊技情報と、を比較判定することにより、前記遊
技機の正当性を判定する正当性判定手段を備えることを
特徴としている。
【0021】この請求項5記載の発明によれば、外部の
設備装置は、遊技情報出力手段より出力された遊技情報
を記憶管理する遊技情報管理手段と、遊技履歴有無情報
出力手段より出力された遊技履歴有無情報と、遊技情報
管理手段に記憶管理されている遊技情報と、を比較判定
し、遊技機の正当性を判定する正当性判定手段を備えて
いるので、遊技情報が出力されているにもかかわらず、
遊技履歴情報が無い旨の遊技履歴有無情報が出力された
場合、正当性判定手段により、遊技機で不正が行われた
ことを推定できる。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項3記載の遊
技機を複数個と、外部の設備装置とを含む遊技システム
であって、前記外部の設備装置は、前記遊技履歴有無情
報を記憶する収集装置側有無情報記憶手段を有し、所定
単位の前記遊技機の前記遊技情報および前記遊技履歴有
無情報を収集可能な複数の収集装置(例えば、島毎集計
装置620,…)と、前記遊技情報を記憶管理する遊技
情報管理手段と、前記遊技機の正当性を判定する正当性
判定手段と、を有し、前記複数の収集装置より前記遊技
情報および前記遊技履歴有無情報を取得可能な中央装置
(例えば、集中管理装置630)と、を含み、前記遊技
情報は、前記遊技機より、前記収集装置を介して前記中
央装置に出力されて、前記遊技情報管理手段に記憶管理
され、前記遊技履歴有無情報は、前記所定単位の遊技機
より出力されて、一旦、前記収集装置の前記収集装置側
有無情報記憶手段に記憶され、この収集装置側有無情報
記憶手段に記憶された前記遊技履歴有無情報は、前記中
央装置からの要求に基づき、前記収集装置より前記中央
装置に出力され、前記中央装置の前記正当性判定手段
は、前記複数の収集装置より取得した前記遊技履歴有無
情報と、前記遊技情報管理手段に記憶管理されている遊
技情報と、を比較判定することにより、前記遊技機の正
当性を判定することを特徴としている。
【0023】例えば、複数の遊技機から、一度に遊技履
歴有無情報が中央装置へと出力されると、中央装置の処
理負担が増大してしまう。
【0024】この請求項6記載の発明によれば、所定単
位の遊技機から出力された遊技履歴有無情報は、一旦、
収集装置の収集装置側有無情報記憶手段に記憶される。
そして、このように複数の収集装置の収集装置側有無情
報記憶手段に記憶された遊技履歴有無情報は、中央装置
からの要求に基づき、各収集装置より中央装置に出力さ
れる。従って、例えば、中央装置は、各収集装置毎に順
番に遊技履歴有無情報を取得することができるので、一
度に多数の遊技機の遊技履歴有無情報が中央装置へと出
力されることにより中央装置の処理負担が増大してしま
うといったことを防止できる。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項3記載の遊
技機を複数個と、外部の設備装置とを含む遊技システム
であって、前記外部の設備装置は、前記遊技情報を記憶
管理する遊技情報管理手段と、前記遊技機の正当性を判
定する正当性判定手段と、この正当性判定手段による判
定結果を記憶可能な判定結果記憶手段と、を有し、所定
単位の前記遊技機の前記遊技情報および前記遊技履歴有
無情報を収集可能な複数の収集装置と、前記複数の収集
装置より前記判定結果を取得可能な中央装置と、を含
み、前記遊技情報は、前記遊技機より前記収集装置に出
力されて、前記遊技情報管理手段に記憶管理され、前記
遊技履歴有無情報は、前記所定単位の遊技機より前記収
集装置に対し出力され、前記収集装置の前記正当性判定
手段は、前記遊技機より取得した前記遊技履歴有無情報
と、前記遊技情報管理手段に記憶管理されている遊技情
報と、を比較判定することにより、前記遊技機の正当性
を判定し、前記正当性判定手段による判定結果は、一
旦、前記収集装置の前記判定結果記憶手段に記憶され、
この判定結果記憶手段に記憶された判定結果は、前記中
央装置からの要求に基づき、前記収集装置より前記中央
装置に出力されることを特徴としている。
【0026】この請求項7記載の発明によれば、遊技情
報と遊技履歴有無情報との比較判定による正当性判定
は、収集装置の正当性判定手段により行われ、この判定
結果は、一旦、収集装置の判定結果記憶手段に記憶され
る。そして、判定結果は、中央装置からの要求に基づ
き、収集装置から中央装置に出力されるので、例えば、
中央装置は、各収集装置毎に順番に判定結果を取得する
ことができるので、一度に多数の遊技機の正当性の判定
結果が中央装置へと出力されることにより中央装置の処
理負担が増大してしまうといったことを防止できる。ま
た、正当性判定手段を、各収集装置が有するので、中央
装置で、多数の遊技機の正当性判定を行う必要がなく、
正当性判定処理の分散化が図れ、中央装置の処理負担の
増大を防止できる。
【0027】請求項8記載の発明は、複数種類の遊技状
態に遷移可能な遊技機であって、前記複数種類の遊技状
態を所定期間監視して、該所定期間内の前記遊技状態の
履歴に関する遊技履歴情報を生成する遊技履歴情報生成
手段と、前記遊技履歴情報を記憶する遊技履歴情報記憶
手段と、前記遊技履歴情報記憶手段に記憶された前記遊
技履歴情報を、外部の設備装置に出力する遊技履歴情報
出力手段(例えば、CPU21aおよび遊技履歴情報出
力部781等により構成される)とを備えることを特徴
としている。
【0028】この請求項8記載の発明によれば、所定期
間内の遊技状態の履歴に関する遊技履歴情報を生成する
遊技履歴情報生成手段と、遊技履歴情報を記憶する遊技
履歴情報記憶手段と、遊技履歴情報記憶手段に記憶され
た遊技履歴情報を、外部の設備装置に出力する遊技履歴
情報出力手段とを備えているので、外部の設備装置側で
は、遊技履歴情報を監視することにより、遊技機の正当
性判定を行うことができる。即ち、不正な基板交換があ
れば、遊技機の遊技履歴情報が消失する可能性が高いた
め、遊技機の遊技履歴情報の推移を監視するだけで不正
監視の十分な効果が期待できる。
【0029】請求項9記載の発明は、請求項8記載の遊
技機において、遊技機外部の電源手段から当該遊技機に
対する電源供給遮断後において、前記遊技履歴情報記憶
手段が前記遊技履歴情報を記憶保持可能に、前記遊技履
歴情報記憶手段に電源供給するバックアップ電源手段
(例えば、コンデンサ93)を備えることを特徴として
いる。
【0030】例えば、基板交換によらずとも不正な部品
の取付に伴うバックアップ電源の遮断があれば、遊技履
歴情報が消失し、当該遊技機にて不正な行為があったこ
とを推定可能となる。
【0031】この請求項9記載の発明によれば、遊技機
外部の電源手段から遊技機に対する電源供給遮断後にお
いて、前記遊技履歴情報記憶手段が前記遊技履歴情報を
記憶保持可能に、前記遊技履歴情報記憶手段に電源供給
するバックアップ電源手段を備えているので、本来、遊
技履歴情報が存在するはずであるにも関わらず、電源供
給再開後に遊技履歴情報自体が消失していた、あるい
は、遊技履歴情報が電源供給遮断前と比較して変化して
いたような場合、当該遊技機にて不正行為が行われたこ
とを推定できる。
【0032】請求項10記載の発明は、請求項8又は9
記載の遊技機において、前記遊技状態に遷移する都度、
該遊技状態に基づく遊技情報を生成する遊技情報生成手
段と、前記遊技情報を、外部の設備装置に出力する遊技
情報出力手段とを備えることを特徴としている。
【0033】この請求項10記載の発明によれば、遊技
状態に遷移する都度、該遊技状態に基づく遊技情報を生
成する遊技情報生成手段と、(例えば、遊技情報生成手
段により遊技情報が生成される都度)遊技情報を外部の
設備装置に出力する遊技情報出力手段とを備えているの
で、外部の設備装置側では、遊技履歴情報と、遊技情報
とを比較判定することにより、遊技機の正当性を判定す
ることができる。具体的には、例えば、設備装置側で遊
技情報を集計した結果と、遊技機から出力された遊技履
歴情報とで、各々が示す所定期間内における遊技状態へ
の遷移回数が異なる場合などに、遊技機で不正が行われ
たことを推定できる。
【0034】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の遊技機と、外部の設備装置(例えば、集中管理装置7
30、島毎集計装置720,…、台毎集計装置710,
…等により構成される)とを含む遊技システム(70
0)であって、前記外部の設備装置は、前記遊技情報出
力手段より出力された前記遊技情報を記憶管理する遊技
情報管理手段と、前記遊技履歴情報出力手段より出力さ
れた遊技履歴情報と、前記遊技情報管理手段に記憶管理
されている遊技情報と、を比較判定することにより、前
記遊技機の正当性を判定する正当性判定手段を備えるこ
とを特徴としている。
【0035】この請求項11記載の発明によれば、外部
の設備装置は、遊技情報出力手段より出力された遊技情
報を記憶管理する遊技情報管理手段と、遊技履歴情報出
力手段より出力された遊技履歴情報と、遊技情報管理手
段に記憶管理されている遊技情報と、を比較判定するこ
とにより、遊技機の正当性を判定する正当性判定手段を
備えているので、設備装置側で遊技情報を集計した結果
と、遊技履歴情報とで、各々が示す遊技状態への遷移回
数が異なるような場合に、遊技機で不正が行われたこと
を推定できる。
【0036】ここで、設備装置側で遊技情報を集計した
結果と、遊技履歴情報とで、各々が示す遊技状態への遷
移回数との差が僅かな場合は、直ちに不正とは判定しな
いこととしても良い(遊技情報を集計した結果と、遊技
履歴情報とで、若干の誤差の許容範囲を設定しても良
い)。
【0037】請求項12記載の発明は、請求項8〜10
のいずれかに記載の遊技機と、外部の設備装置(例え
ば、台毎管理装置810)とを含む遊技システム(80
0)であって、前記外部の設備装置は、前記遊技履歴情
報出力手段より、複数回に亘って出力された前記遊技履
歴情報の推移が正常かどうかの判定を行うことにより、
前記遊技機の正当性を判定する正当性判定手段を備える
ことを特徴としている。
【0038】この請求項12記載の発明によれば、遊技
履歴情報出力手段より、複数回に亘って出力された遊技
履歴情報の推移が正常かどうかの判定を行うことによ
り、遊技機の正当性を判定することができる。具体的に
は、例えば、遊技履歴情報出力手段より出力された第1
の遊技履歴情報を記憶管理する遊技履歴情報管理手段
と、第1の遊技履歴情報の出力後、新たに遊技履歴情報
出力手段より出力された第2の遊技履歴情報と遊技履歴
情報管理手段に記憶管理されている第1の遊技履歴情報
とを比較判定することにより遊技機の正当性を判定する
正当性判定手段とを備える構成とする。そして、例え
ば、第1および第2の遊技履歴情報の出力タイミング
が、ともに一連の遊技履歴情報の集計期間であった場合
には、第1の遊技履歴情報が示す遊技状態への遷移回数
よりも、第2の遊技履歴情報が示す遊技状態への遷移回
数が少ない場合などに、遊技機にて不正が行われたこと
を推定可能となる。あるいは、第2の遊技履歴情報が示
す遊技状態への遷移回数が、極端に多いような場合に
も、不正を推定可能である。また、遊技機を、請求項9
記載の遊技機に限定した場合、遊技機への電源供給遮断
後も、遊技履歴記憶手段が、遊技履歴情報を記憶保持で
きるので、遊技終了後で、かつ、電源遮断前に出力され
た第1の遊技履歴情報と、電源供給再開後、かつ、遊技
開始前に出力された第2の遊技履歴情報とで、各々が示
す所定期間内における遊技状態への遷移回数が異なる場
合などに、遊技機で不正が行われたことを推定できる。
【0039】請求項13記載の発明は、請求項11又は
12記載の遊技システムにおいて、1つの前記遊技機に
対して1つの前記外部の設備装置が設けられ、1つの前
記外部の設備装置は、1つの前記遊技機のみを管理する
ことを特徴としている。
【0040】この請求項13記載の遊技システムには、
「遊技機と、遊技機1つに対し1つ設けられた設備装置
とからなる遊技システム」と、「遊技機と、遊技機1つ
に対し1つ設けられた設備装置と、これら設備装置より
正当性の判定結果を取得する中央装置とからなる遊技シ
ステム」などが含まれる。
【0041】この請求項13記載の発明においては、1
つの遊技機に対し1つの外部の設備装置が設けられ、1
つの設備装置は、1つの遊技機のみを管理するので、
「遊技機と、遊技機1つに対し1つ設けられた設備装置
とからなる遊技システム」の場合には、遊技機の正当性
を判定可能な遊技システムが、遊技機と、遊技機1つに
対し1つ設けられた設備装置とで完結するので、遊技シ
ステムをコンパクトに構成することができる。一方、
「遊技機と、遊技機1つに対し1つ設けられた設備装置
と、これら設備装置より正当性の判定結果を取得する中
央装置とからなる遊技システム」の場合には、中央装置
で遊技機の正当性の判定を行う必要がないので、正当性
判定処理の分散化が図れ、中央装置の負担を低減でき
る。
【0042】請求項14記載の発明は、請求項10記載
の遊技機を複数個と、外部の設備装置とを含む遊技シス
テムであって、前記外部の設備装置は、前記遊技履歴情
報を記憶する収集装置側情報記憶手段を有し、所定単位
の前記遊技機の前記遊技情報および前記遊技履歴情報を
収集可能な複数の収集装置と、前記遊技情報を記憶管理
する遊技情報管理手段と、前記遊技機の正当性を判定す
る正当性判定手段と、を有し、前記複数の収集装置より
前記遊技情報および前記遊技履歴情報を取得可能な中央
装置と、を含み、前記遊技情報は、前記遊技機より、前
記収集装置を介して前記中央装置に出力されて、前記遊
技情報管理手段に記憶管理され、前記遊技履歴情報は、
前記所定単位の遊技機より出力されて、一旦、前記収集
装置の前記収集装置側情報記憶手段に記憶され、この収
集装置側情報記憶手段に記憶された前記遊技履歴情報
は、前記中央装置からの要求に基づき、前記収集装置よ
り前記中央装置に出力され、前記中央装置の前記正当性
判定手段は、前記複数の収集装置より取得した前記遊技
履歴情報と、前記遊技情報管理手段に記憶管理されてい
る遊技情報と、を比較判定することにより、前記遊技機
の正当性を判定することを特徴としている。
【0043】この請求項14記載の発明によれば、所定
単位の遊技機から出力された遊技履歴情報は、一旦、収
集装置の収集装置側情報記憶手段に記憶される。そし
て、このように複数の収集装置の収集装置側情報記憶手
段に記憶された遊技履歴情報は、中央装置からの要求に
基づき、各収集装置より中央装置に出力される。従っ
て、例えば、中央装置は、各収集装置毎に順番に遊技履
歴情報を取得することができるので、一度に多数の遊技
機の遊技履歴情報が中央装置へと出力されることにより
中央装置の処理負担が増大してしまうといったことを防
止できる。
【0044】請求項15記載の発明は、請求項10記載
の遊技機を複数個と、外部の設備装置とを含む遊技シス
テムであって、前記外部の設備装置は、前記遊技情報を
記憶管理する遊技情報管理手段と、前記遊技機の正当性
を判定する正当性判定手段と、この正当性判定手段によ
る判定結果を記憶可能な判定結果記憶手段と、を有し、
所定単位の前記遊技機の前記遊技情報および前記遊技履
歴情報を収集可能な複数の収集装置と、前記複数の収集
装置より前記判定結果を取得可能な中央装置と、を含
み、前記遊技情報は、前記遊技機より前記収集装置に出
力されて、前記遊技情報管理手段に記憶管理され、前記
遊技履歴情報は、前記所定単位の遊技機より前記収集装
置に対し出力され、前記収集装置の前記正当性判定手段
は、前記遊技機より収集した前記遊技履歴情報と、前記
遊技情報管理手段に記憶管理されている遊技情報と、を
比較判定することにより、前記遊技機の正当性を判定
し、前記正当性判定手段による判定結果は、一旦、前記
収集装置の前記判定結果記憶手段に記憶され、この判定
結果記憶手段に記憶された判定結果は、前記中央装置か
らの要求に基づき、前記収集装置より前記中央装置に出
力されることを特徴としている。
【0045】この請求項15記載の発明によれば、遊技
情報と遊技履歴情報との比較判定による正当性判定は、
収集装置の正当性判定手段により行われ、この判定結果
は、一旦、収集装置の判定結果記憶手段に記憶される。
そして、判定結果は、中央装置からの要求に基づき、収
集装置から中央装置に出力されるので、例えば、中央装
置は、各収集装置毎に順番に判定結果を取得することが
できるので、一度に多数の遊技機の正当性の判定結果が
中央装置へと出力されることにより中央装置の処理負担
が増大してしまうといったことを防止できる。また、正
当性判定手段を、各収集装置が有するので、中央装置
で、多数の遊技機の正当性判定を行う必要がなく、正当
性判定処理の分散化が図れ、中央装置の処理負担の増大
を防止できる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る実施の形態例について説明する。
【0047】<第1の実施の形態例>図1は、本発明に
係る遊技機として例示するパチンコ遊技機100の遊技
盤1を示す正面図である。
【0048】この実施の形態のパチンコ遊技機100
は、内部の遊技領域(後述)内に遊技球(遊技媒体)を
発射して遊技を行うもので、その前側上半部のガラス板
の奥側には、遊技領域1aを構成する遊技盤1が設置さ
れている。
【0049】この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた
遊技領域1aには、普図始動ゲート6,6、特別図柄
(特図)の可変表示装置4、普通図柄(普図)の可変表
示装置7、普図可変表示遊技の結果如何によって開閉部
材9a,9aを開(遊技者にとって有利な状態)閉(遊
技者にとって不利な状態)させる特図始動口を兼ねた普
通変動入賞装置9、特図可変表示遊技の結果如何によっ
て大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)
から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換する
サイクル遊技を行う特別変動入賞装置5、一般入賞口
8,…、風車と呼ばれる打球方向変換部材14,…、装
飾ランプ11,…、サイドランプ12,12、多数の障
害釘(図示省略)などが配設されている。遊技領域1a
の最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウト穴
13が設けられている。
【0050】特図の可変表示装置4は、例えば、液晶表
示装置(LCD:Liquid Crystal Display)からなる特
図の可変表示部4aを備え、この特図の可変表示部4a
において複数種類の識別情報(例えば、図柄、数字、記
号など)が変動表示されることにより特図の可変表示遊
技が可能となっている。また、特図の可変表示装置4の
上部には、普通変動入賞装置9に遊技球が入賞して特図
可変表示遊技が未処理となっている未処理回数を点灯表
示する特図始動記憶表示器4b,…が設けられている。
普図の可変表示装置7は、例えば、7セグメント型のL
EDなどによって構成され、普通図柄(例えば、図柄、
数字、記号などの識別情報)の可変表示遊技が行われる
ようになっている。また、特別変動入賞装置5の開閉扉
5aの右側には、普図始動ゲート6,6に遊技球が入賞
(普図の始動入賞)して普図可変表示遊技が未処理とな
っている未処理回数を表示する普図始動記憶表示器6a
が配設されている。
【0051】普通変動入賞装置9は左右一対の開閉部材
9a,9aを具備し、この開閉部材9a,9aは、常時
は遊技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態を保
持しているが、普図の可変表示装置7の可変表示遊技の
結果が所定の停止表示態様(例えば、「7」)となった
場合には、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置9
に遊技球が流入し易い状態(遊技者にとって有利な状
態)に変化されるようになっている。この普通変動入賞
装置9は、特図の始動口も兼ね、その内部(入賞領域)
に特図始動スイッチ9b(図3)を備えている。また、
普図始動ゲート6,6内には、該普図始動ゲート6,6
を通過した遊技球を検出するための普図始動スイッチ6
b,6b(図3)が設けられている。
【0052】特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開
閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aはその上端側が手前側に倒れる方向に回
動して開放可能になっていて、特図の可変表示遊技の結
果が所定の停止表示態様(例えば、「7、7、7」のゾ
ロ目)となって大当たり等が発生した場合に、大入賞口
5bが開放されるようになっている。この大入賞口5b
の内部(入賞領域)には、該大入賞口5bに入った遊技
球を検出するためのアタッカーカウントスイッチ5c
(図3)と、大入賞口5bに入った遊技球のうち継続入
賞領域(V入賞領域)に流入した遊技球を検出するため
のアタッカー継続スイッチ5d(図3)が配設されてい
る。また、各一般入賞口8,…の内部(入賞領域)に
は、該入賞口8,…に入った遊技球を検出するための入
賞口スイッチ8a,…(図3)が配設されている。
【0053】図2は、パチンコ遊技機の背面図である。
【0054】パチンコ遊技機100の前面枠111に取
り付けられる裏機構盤120の裏側には、予備球を貯留
するための貯留タンク121、該貯留タンク121から
の予備球を整列させながら流下案内する導出樋122、
該導出樋122により流下案内される球の球抜きや排出
ユニット124(後述)への流下案内を行う球抜きユニ
ット123、該球抜きユニット123を介して流下案内
された球を排出する排出ユニット124、該排出ユニッ
ト124からの球排出流路を賞球用流路又は貸球用流路
の何れか一方に切り換える流路切換ユニット125、該
流路切換ユニット125を介して流下案内された球を遊
技機前面の上皿又は下皿へと案内する案内樋126など
が配設される他、排出ユニット124の制御等を行う排
出制御装置30、電源回路を有する電源供給装置90、
装飾ランプ11,…やサイドランプ12,12など各種
ランプ・LEDの点灯・点滅状態を制御する装飾制御装
置50、遊技制御装置20から遊技機100外部の設備
装置(詳細は後述)に対し出力される信号(例えば、遊
技履歴有無情報、遊技情報の出力信号)を中継する遊技
機枠外部出力端子(遊技制御装置20のCPU21aと
ともに遊技履歴有無情報出力手段ならびに遊技情報出力
手段を構成する)81、電源スイッチ(図示略)を有す
る外部ターミナル89などが配設されている。
【0055】さらに、遊技盤1の裏側に突出した可変表
示装置4の背部には、遊技制御装置20の制御下で特図
の可変表示装置4の可変表示部4aの表示制御を行う表
示制御装置40が配設され、この表示制御装置40の背
部には、役物用の中継基板88が配設されている。ま
た、遊技盤1の背面部左側には、遊技系統の制御を行う
遊技制御装置20が設置され、この遊技制御装置20の
下方には、スピーカ(図示省略)等の出力を制御する音
制御装置60が設置されている。これら遊技制御装置2
0、音制御装置60、中継基板88は、裏機構盤120
の中央開口部120aを介して、裏機構盤120の後方
に突出している。また、前面枠111の裏面下端側に
は、遊技機前面の操作ハンドルの操作に基づき遊技球を
遊技領域1aに発射させる発射装置71、該発射装置7
1の制御を行う発射制御装置70、スピーカなどが配設
されている。
【0056】図3は、遊技制御装置と排出制御装置の主
要制御ブロック図、図4はRAM21bの記憶領域を示
す図、図5はRAM21bの遊技履歴情報記憶領域に記
憶される情報(遊技履歴情報)を示す図表である。
【0057】遊技制御装置20は、CPU(Central Pr
ocessing Unit)21a、RAM(Random Access Memor
y)21b及びROM(Read Only Memory)21cを備
えた遊技用マイクロコンピュータ、インターフェース2
3等により構成されている。
【0058】CPU21aは、制御部、演算部を備え、
演算制御を行う他、特図や普図の可変表示遊技に関連す
る各種乱数値なども生成している。各種乱数値には、特
図の大当り判定用乱数値や普図の当たり判定用乱数値な
どが含まれる他、停止図柄決定用乱数値、リーチ判定用
乱数値、リーチパターン決定用乱数値、予告判定用乱数
値などが含まれる。
【0059】このCPU21aは、一般入賞口8,…、
普通変動入賞装置9、特別変動入賞装置5に遊技球が入
賞する都度この旨の遊技情報を生成し、大当りが発生す
る都度この旨の遊技情報を生成し、変動した図柄が停止
して特図可変表示遊技が終了する都度この旨の遊技情報
を生成し、確率変動状態に移行する都度この旨の遊技情
報を生成する、といったように、各種の遊技状態に遷移
する都度、各遊技状態に基づく遊技情報を生成する遊技
情報生成手段として機能する。
【0060】また、図4に示すように、RAM21b
は、遊技中の遊技状態に関する遊技状態情報(例えば、
大当りフラグ、特図始動記憶といった、遊技者にとって
有利な遊技状態の制御に関わる情報など)を記憶する遊
技状態情報記憶領域300と、遊技状態情報以外の遊技
制御に関する情報を記憶する遊技制御情報記憶領域31
0、所定期間内に発生した、遊技状態への遷移回数を集
計した結果である遊技履歴情報を記憶する、本発明に係
る遊技履歴情報記憶領域320の他、CPU21aで生
成される各種乱数値の記憶領域、各種データを一時的に
記憶する記憶領域、並びに、CPU21aの作業領域等
を備えている。
【0061】また、遊技状態情報記憶領域300、遊技
制御情報記憶領域310、遊技履歴情報記憶領域320
の各々には、それぞれチェックデータ300a、310
a、320aが記憶されている。チェックデータ300
aは、遊技状態情報記憶領域300の記憶内容が正当な
ものであるかどうかを判定するために用いられるもので
あり、同様に、チェックデータ310aは、遊技制御情
報記憶領域310の、チェックデータ320aは、遊技
履歴情報記憶領域320aの記憶内容が正当なものであ
るかどうかを判定するために、それぞれ用いられるもの
である。そして、各チェックデータ300a,310
a,320aの判定で異常とされた場合、各々の記憶領
域300,310,320の優先度(重要度)に応じ
て、各記憶領域I、II、III(図4参照)を初期化するか
否かが決定されるようになっている。具体的には、例え
ば、チェックデータ310aが異常の場合、記憶領域
I、IIを初期化し、チェックデータ300aが異常の場
合、記憶領域I、II、IIIを全て初期化し、チェックデー
タ320aが異常の場合、記憶領域IIIのみを初期化す
る。即ち、RAM21bの記憶領域は、複数のまとまり
毎に分割され、その各々の領域にチェックデータが設定
されており、各々のチェックデータが異常と判定された
ときは、当該記憶領域を初期化するとともに、それぞれ
の記憶領域の優先度(重要度)に応じて、他の記憶領域
を初期化するか否かの判断が行われるようになってい
る。これにより、記憶領域の記憶内容が一部破壊されて
も、すべてのデータを初期化しなくてもすむとともに、
最低限度の初期化で済ませることができる。
【0062】また、遊技履歴情報記憶領域320に記憶
される遊技履歴情報には、図5に示すように、例えば、
入賞球数総和321、特賞回数総和322、図柄確定回
数総和323、確率変動回数総和(図示省略)、履歴情
報総和324、などが含まれ、この他、図示は省略する
が、遊技履歴情報記憶領域320には本発明に係る遊技
履歴有無情報などが記憶されている。このうち、入賞球
総和321は一般入賞口8,…、普通変動入賞装置9、
特別変動入賞装置5に遊技球が入賞する都度更新(加
算)され、特賞回数総和322は大当りが発生する都度
更新され、図柄確定回数総和323は変動した図柄が停
止して特図可変表示遊技が終了する都度更新され、確率
変動回数総和は確率変動状態に移行する都度更新され、
これら総和321,…のいずれかが更新される都度、履
歴情報総和324が更新される。つまり、遊技履歴情報
は、随時更新(加算)されるものであり、これにより、
遊技履歴情報は所定期間内に発生した各種の遊技状態へ
の遷移回数を個別に集計したものとなる。ここで、遊技
履歴情報はCPU21aにより生成され、CPU21a
は遊技履歴情報生成手段として機能するものである。な
お、例えば、履歴情報総和324は、2バイトデータで
あるため、0〜65536の範囲の値であり、6553
6で0に戻るカウンタ同様であり、また、入賞球数総和
321、特賞回数総和322、図柄確定回数総和323
などは1バイトデータとされており、これらは、カウン
ト可能な最大数で再び0に戻ること(データがオーバー
フロー(循環)すること)を前提としているが、データ
がオーバーフローしないように、十分な大きさを確保し
ても良い。
【0063】さらに、CPU21aは、RAM21bの
遊技履歴情報記憶領域320における遊技履歴情報の有
無を判定する遊技履歴情報有無判定手段として機能する
他、遊技履歴情報の有無の判定に基づき、遊技履歴有無
情報を生成する遊技履歴有無情報生成手段として機能す
る。そして、CPU21aにより生成された遊技履歴有
無情報についても、遊技履歴情報記憶領域320に記憶
される。
【0064】また、ROM21cには、遊技上の制御プ
ログラムや制御データが書き込まれている他、特図の大
当たり発生を判定するための特図の大当たり判定値など
が書き込まれている。
【0065】インターフェース23には、図示しないロ
ーパスフィルタ及びバッファーゲートを介して、下皿
(図示略)のオーバーフロー状態を検出するオーバーフ
ロースイッチ84、排出ユニット124に供給される予
備球の貯留状態を検出する半端球検出スイッチ85、金
枠(図示略)の開放状態を検出する金枠開放スイッチ8
6、排出ユニット124より排出されて賞球用流路を流
下する賞球を検出するための賞球検出センサ125b,
125b、特図始動スイッチ9b、普図始動スイッチ6
b,6b、アタッカーカウントスイッチ5c、アタッカ
ー継続スイッチ5d、入賞口スイッチ8a,…、などが
接続されていて、これらから出力される各種の出力信号
をCPU21aに出力している。また、インターフェー
ス23は、CPU21aから出力される制御信号を入力
して、図示しない出力ポート及びドライバーを介して、
普図の可変表示装置(普図LED)7、特別変動入賞装
置5の開閉扉5aを開閉するためのアタッカーソレノイ
ド5e、普通変動入賞装置9の開閉部材9a,9aを開
閉するための普電ソレノイド6c、試験用の出力端子を
有する試験用出力部83、遊技機枠外部出力端子81、
表示制御装置40、装飾制御装置50、音制御装置60
などに出力している。
【0066】この遊技制御装置20のCPU21aは、
例えば、特図始動スイッチ9bからの検出信号の入力等
に基づき、RAM21bに記憶されている乱数値を抽出
し、該抽出した乱数値と、予めROM21cに記憶され
ている判定値との比較により、遊技者に対して付与する
遊技価値(例えば、特図の大当たり、普図の当たりな
ど)を決定すると共に、この決定に基づいて、表示制御
装置40に指令を送って特図の可変表示部4aに可変表
示遊技(図柄の変動表示)を行わせたり、音制御装置6
0に指令を送って、スピーカより出力される効果音や音
声を制御したり、装飾制御装置50に指令を送って、装
飾ランプ11,…、サイドランプ12,12など各種装
飾ランプ・LEDの点灯・点滅状態を制御したりする。
【0067】例えば、特図の大当たり判定用乱数値と特
図の大当たり判定値とが一致する場合には、表示制御装
置40に表示器コマンドを送って特図の可変表示部4a
の可変表示を所定の停止態様(例えば、「1,1,
1」、「7,7,7」などのゾロ目)で停止させ、大当
たりを発生させる。この大当たりは、特別変動入賞装置
5の開閉扉5aが所定時間(例えば、29.5秒間)開
放して閉じるサイクルを1ラウンドとし、各ラウンド
中、遊技球が大入賞口5b中の継続入賞領域のアタッカ
ー継続スイッチ5dに検出されることを条件に所定ラウ
ンド(例えば、16ラウンド)まで継続される遊技であ
る。但し、各ラウンド中、大入賞口5bに遊技球が所定
個数(例えば、10個)入賞したときはその時点でその
ラウンドを終了する。各ラウンド中、大入賞口5bへの
入賞個数は、アタッカーカウントスイッチ5cにより検
出されてRAM21bに記憶され、所定個数に達すると
開閉扉5aが閉じられてそのラウンドの特別遊技状態が
終了する。
【0068】また、遊技制御装置20のCPU21a
は、入賞口スイッチ8a,…、特図始動スイッチ9b、
アタッカーカウントスイッチ5cから入賞球の検出信号
が入力された場合に、それら検出信号に基づいて、排出
制御装置30に賞球コマンドを送って、排出ユニット1
24より所要数の賞球を排出させる。
【0069】また、遊技制御装置20のCPU21a
は、停電を検出した場合に、停電処理を実行する。この
停電処理では、CPU21aの全出力ポートをOFF状
態とする処理や、CPU21aによって使用される各種
レジスタの内容をRAM21bに記憶保存する処理等を
行う。
【0070】また、遊技制御装置20のCPU21a
は、電源投入を検出した場合に、その電源投入が停電復
旧によるもの(RAM21bの記憶内容を保持し得る時
間内の電源遮断からの電源供給再開)であるか、又は初
期電源投入(停電復旧以外の電源供給開始)であるかの
判定を行う。この判定はRAM21bの記憶内容に基づ
いて行われる。
【0071】この判定の結果、停電復旧による電源投入
と判定される場合には、停電復旧時に初期化すべきRA
M21bの記憶領域(例えば、エラー状態情報や、オー
バーフロースイッチ84、半端球検出スイッチ85或い
は金枠解放スイッチ86の状態情報を記憶する記憶領域
など)を初期化する処理や、後述する遊技履歴有無情報
の出力処理、上記停電処理で記憶保存(セーブ)したバ
ックアップ内容に基づいて、CPU21aによって使用
される各種レジスタ等を復帰する処理、などを行って、
停電前の遊技状態から遊技制御を再開する。
【0072】一方、上記判定の結果、初期電源投入であ
ると判定される場合には、CPU21aによって使用さ
れる各種レジスタやRAM21bの初期電源投入時に初
期化すべきRAM21bの記憶領域を初期化する処理
や、後述する遊技履歴有無情報の出力処理などを行っ
て、遊技を開始させる。
【0073】排出制御装置30は、図3に示すように、
内部にCPU31a、ROM31c、RAM31b、イ
ンターフェース32等を備えて構成されている。インタ
ーフェース32には、流路切換ユニット125の貸球検
出センサ125a,125a及び賞球検出センサ125
b,125b(中継基板82を介して)、カードユニッ
ト500、遊技制御装置20からの信号が入力される。
また、インターフェース32からは、報知ランプ87、
排出ユニット124の球排出モータ124a及びストッ
パーソレノイド124b、カードユニット500、流路
切換ユニット125の流路切換ソレノイド125c、発
射制御装置70に信号がそれぞれ出力される。
【0074】即ち、排出制御装置30は、遊技制御装置
20から入力される賞球制御指令に基づいて、流路切換
ユニット125の流路切換ソレノイド125cに制御信
号を送って、排出ユニット124からの球排出流路を賞
球用流路に切り換えると共に、排出ユニット124の球
排出モータ124a及びストッパーソレノイド124b
に制御信号を送って、排出ユニット124より所要数の
賞球を排出させる制御を行う。また、排出制御装置30
のCPU31aは、カードユニット500から入力され
る貸球制御指令に基づいて、流路切換ソレノイド125
c、球排出モータ124a及びストッパーソレノイド1
24bに制御信号を送って、排出ユニット124より所
要数の貸球を排出させると共に、そのときの動作状態を
示す信号をカードユニット500に出力する。また、排
出制御装置30のCPU31aは、貸球用流路に配設さ
れる貸球検出センサ125a,125aや賞球用流路に
配設される賞球検出センサ125b,125bからの検
出信号を入力して貸球数や賞球数を計数し、この計数値
に基づき貸球排出及び賞球排出が正確に行われているか
否かを監視する処理を行う。この処理の結果、異常が認
められる場合には、報知ランプ(図示省略)等に制御信
号を送信して報知ランプを点滅させ、ホールの従業員等
に異常発生を報知する。また、例えば、オーバーフロー
スイッチ84、半端球検出スイッチ85、金枠開放スイ
ッチ86からの入力等に基づき、遊技制御装置20にお
いて何らかの異常等が検出される場合には、排出制御装
置30のCPU31aは、遊技制御装置20による制御
の下で、発射装置71の発射動作を不可能とする制御を
行う。
【0075】また、電源供給装置90は、図示しない停
電検出回路を有している。この停電検出回路は、電源遮
断を検出した場合に、各制御装置(遊技制御装置20、
排出制御装置30,…など)のCPU21a、31a,
…に対して停電検出信号を出力するようになっている。
さらに、停電検出回路は、電源投入を検出した場合に、
その検出から所定時間経過後に、上記各制御装置のCP
U21a,…に対してリセット信号を出力するようにな
っている。
【0076】さらに、電源供給装置90は、ロジック電
源回路91cを備えている。このロジック電源回路91
cはDC5Vを生成する回路で、このロジック電源回路
91cにはダイオード92を介して、遊技制御装置20
のRAM21b、排出制御装置30のRAM31b、コ
ンデンサ(バックアップ電源手段)93が並列接続され
ている。即ち、コンデンサ93がRAM21b、31b
のバックアップ用電源として機能し、例えば、ホールの
営業時間終了後、パチンコ遊技機100の電源を遮断し
た後、あるいは、停電によりパチンコ遊技機100への
電源供給が遮断された後も、RAM21b、31bの記
憶内容が保持されるようになっている。
【0077】図6は、本発明に係る遊技システム600
を示す全体図である。
【0078】遊技システム600は、複数のパチンコ遊
技機100,100´,…、1台のパチンコ遊技機10
0,100´,…につき1つずつ設けられ、各パチンコ
遊技機100,100´,…より入力された遊技情報お
よび遊技履歴有無情報をそれぞれ中継する台毎集計装置
(外部の設備装置に含まれる)610,610´,…、
1つの島に含まれる台毎集計装置610,610´,…
より入力された遊技情報および遊技履歴有無情報を中継
する島毎集計装置(外部の設備装置のうち収集装置)6
20,620´,…、各島毎集計装置620,620
´,…より入力された遊技情報および遊技履歴有無情報
を集中管理する集中管理装置(外部の設備装置のうち中
央装置)630等を備えて構成されている。このうち集
中管理装置630は、集中管理装置本体631と、表示
装置632とを備え、集中管理装置本体631は、遊技
情報を記憶管理する遊技情報管理手段(図示省略)と、
この遊技情報管理手段に記憶された遊技情報と遊技履歴
有無情報とを比較判定し、パチンコ遊技機100,10
0´,…の正当性を判定する正当性判定手段(図示省
略)とを備えている。
【0079】例えば、パチンコ遊技機100,100
´,…において遊技情報が生成される都度、パチンコ遊
技機100,100´,…から、各々のパチンコ遊技機
100,100´,…に対応する台毎集計装置610,
610´,…に対し遊技情報が出力され、遊技情報は台
毎集計装置610,610´,…、島毎集計装置62
0,620´,…を経由して、集中管理装置630に出
力され、これら遊技情報は、各パチンコ遊技機100,
100´,…で固有の情報として、集中管理装置630
の遊技情報管理手段により記憶管理される。また、詳細
は後述するように、例えば、パチンコ遊技機100,1
00´,…に対する電源投入時に、パチンコ遊技機10
0,100´,…から、各々のパチンコ遊技機100,
100´,…に対応する台毎集計装置610,610
´,…に対し遊技履歴有無情報が出力され、これら遊技
履歴有無情報は台毎集計装置610,610´,…、島
毎集計装置620,620´,…を経由して、集中管理
装置630に出力される。そして、集中管理装置630
の正当性判定手段は、遊技情報管理手段に記憶されてい
る遊技情報と遊技履歴有無情報とを比較判定し、パチン
コ遊技機100,100´,…の正当性を判定するよう
になっている。また、正当性判定手段による判定結果
は、集中管理装置630に記録されるとともに、表示装
置632による表示がなされ、ホールの管理者により確
認可能となっている。
【0080】図7には、遊技制御装置20によって行わ
れる遊技制御処理のフローチャートを示す。
【0081】この遊技制御処理は、停電検出回路より出
力されるリセット信号によって開始される。先ず、ステ
ップS1において、この遊技制御処理に対する割込みを
禁止し、ステップS2に移行する。ステップS2では、
CPU21aの全出力ポートをOFF状態とする処理を
行い、ステップS3に移行する。ステップS3では、停
電検出信号の入力状態を監視し、停電検出信号の入力が
OFF状態となったところで、ステップS4に移行す
る。ステップS4では、CPU21aによって使用され
る各種レジスタを初期化する処理を行い、続くステップ
S5では、RAM21bへのアクセスを許可する処理を
行う。次いで、ステップS6では、RAM21bの記憶
内容(例えば、遊技状態情報記憶領域300のチェック
データ300aの有無など)に基づき、電源投入が停電
復旧によるもの(RAM21bの記憶内容を保持し得る
時間内の電源遮断からの電源供給再開)であるか、又は
初期電源投入(停電復旧以外の電源供給開始)であるか
の判定を行い、該判定の結果、停電復旧による電源投入
と判定される場合には、ステップS7に移行する。
【0082】ステップS7では、停電復旧時に初期化す
べきRAM21bの記憶領域(例えば、エラー状態情報
や、オーバーフロースイッチ84、半端球検出スイッチ
85或いは金枠解放スイッチ86の状態情報を記憶する
記憶領域など)をクリアし、続くステップS8では、ス
テップS7でクリアした記憶領域に初期値を設定する。
なお、チェックデータ320aを固定値とするような場
合には、このステップS8(あるいは、後述するS1
5)で所定の値をチェックデータ320aとしてセット
することとしても良い。
【0083】ステップS9では、遊技履歴情報記憶領域
320に記憶保持されていた遊技履歴有無情報を台毎集
計装置610に対し出力する処理を行う。この遊技履歴
有無情報は、上述したように、台毎集計装置610、島
毎集計装置620を介して、集中管理装置630へと出
力される。即ち、各パチンコ遊技機100,100´,
…から、各台毎集計装置610,610´,…へとそれ
ぞれ遊技履歴有無情報が出力され、1つの島に含まれる
パチンコ遊技機100,100´,…に対応する台毎集
計装置610,610´,…から、島毎集計装置620
へと遊技履歴有無情報が出力される。さらに、各島の島
毎集計装置620,620´,…から集中管理装置63
0へと遊技履歴有無情報が出力される。
【0084】その後、CPU21aによって使用される
全レジスタを停電前(電源供給遮断前)の状態に復帰す
る処理(ステップS10)、CPU21aによって使用
されるスタックポインタを復帰する処理(ステップS1
1)、割込みを許可する処理(ステップS12)、CP
U21aによって使用されるプログラムカウンタを復帰
する処理(ステップS13)を行って、停電発生時に中
断した処理に復帰する。
【0085】従って、図8に示すように、パチンコ遊技
機100への電源投入後、遊技履歴有無情報を出力した
後、遊技が開始されるわけであるが、遊技開始のタイミ
ングは、遊技履歴有無情報の出力時に対し、前後しても
良い。
【0086】図9は、図7の遊技制御処理における通常
処理(ステップS19)のフローチャートである。
【0087】この通常処理(メインループ)が開始され
ると、先ず、ステップS31において、各入賞口スイッ
チ監視処理が行われる。この各入賞口スイッチ監視処理
では、普図始動スイッチ6b,6b、特図始動スイッチ
9b、アタッカーカウントスイッチ5c、アタッカー継
続スイッチ5dなどのスイッチからの論理入力に基づい
て、特図始動記憶や普図始動記憶の更新、後述のタイマ
割込処理(図10)の乱数更新処理(ステップS51)
で記憶更新された各種乱数値の抽出、賞球数記憶、大当
たり時のラウンド継続の設定、などの処理を行う。
【0088】次いで、ステップS32では、特図ゲーム
処理を行う。この特図ゲーム処理では、普通変動入賞装
置9への入賞に基づく特図始動記憶があるか否かを判定
し、特図始動記憶がある場合には、ステップS31で抽
出した特図の可変表示遊技に関連する各種乱数値とそれ
に対応する判定値との比較により、特図の大当たりを発
生するか否かの決定や、リーチ(リーチ可変表示遊技)
を発生するか否かの決定、或いは停止図柄の決定など、
特図の可変表示遊技に関連する様々な決定などを行うと
共に、特図始動記憶を1デクリメントする処理などを行
う。そして、特図の大当たり発生が決定された場合に
は、大当たりに関連する各種処理を行う。
【0089】次いで、ステップS33では、普図ゲーム
処理を行う。この普図ゲーム処理では、普図始動スイッ
チ6b,6bによる検出に基づく普図始動記憶があるか
否かを判定し、普図始動記憶がある場合には、ステップ
S31で抽出した普図の当たり乱数値と普図の当たり判
定値との比較により、普図の当たりを発生するか否かを
決定する処理を行う。次いで、ステップS34では、ス
テップS33における決定に従い、普図の可変表示装置
7に普図の可変表示とその停止を行わせたり、時短処理
を行わせたりする。そして、ステップS33において普
図の当たりが決定された場合には普図当たりとして普通
変動入賞装置9を所定期間開放する処理などを行う。こ
の処理の後、ステップS35に移行する。
【0090】ステップS35では、断線・短絡不正やノ
ーカウント不正等を監視する不正監視処理を行い、ステ
ップS36へと移行する。例えば、ノーカウント不正の
監視処理では、特別変動入賞装置5の開閉扉5aが開放
された状態であるにもかかわらずアタッカーカウントス
イッチ5cにより入賞球が所定時間全く検出されない状
態を検出したりする。ステップS36では、各種ソレノ
イド(例えば、アタッカーソレノイド5e、普電ソレノ
イド6cなど)に出力する制御信号の編集を行うソレノ
イド編集処理や、管理装置に出力する外部情報(例え
ば、上記遊技情報など)の編集を行う外部情報編集処理
などの出力編集処理を行った後、ステップS37に移行
する。
【0091】ステップS37では、各種コマンド(排出
制御装置30、表示制御装置40、装飾制御装置50、
音制御装置60などに対し送信するコマンド)を編集す
るコマンド編集処理を行った後、ステップS38に移行
する。ステップS38では、先ず、後述のタイマ割込処
理(図10)などの割込みを禁止した後、上記各種コマ
ンドに対応する制御装置30、40、50、60に対
し、各々のコマンドを送信するコマンド送信処理を行
う。各コマンドの送信が完了したら、ステップS39に
移行する。そして、ステップS39で、後述する遊技履
歴編集処理を行った後、割込みを許可し、ステップS3
1の各入賞口スイッチ監視処理に戻る。
【0092】図10には、遊技制御装置20により行わ
れるタイマ割込処理のフローチャートを示す。
【0093】このタイマ割込処理は、図示省略のタイマ
回路より規定時間の周期(例えば、約2ms)で出力さ
れるタイマ割込信号に基づいて開始される。即ち、その
タイマ割込信号により、この処理が開始され、ステップ
S51において先ず、乱数更新処理が行われる。この乱
数更新処理では、特図及び普図の可変表示遊技に関連す
る各種乱数値(例えば、特図の大当たり判定用乱数値な
ど)の生成をCPU21aで行って、その生成した各種
乱数値をRAM21bに記憶更新させる処理を行う。次
いで、ステップS52では、インターフェース23に入
力される信号の論理変換、チャタリング除去等を行う入
力処理を行った後、ステップS53へと移行する。ステ
ップS53では、前述した通常処理(図9)の普図変動
処理(ステップS34)で編集した普図の可変表示装置
7への制御信号や、出力編集処理(ステップS36)で
編集した各ソレノイドへの制御信号、或いは外部情報
(遊技情報など)などを出力する出力処理を行った後、
このタイマ割込処理を終了する。
【0094】図11には、図9のステップS39に示さ
れる遊技履歴情報編集処理のフローチャートを示す。
【0095】まず、ステップS71では、(例えば、遊
技履歴情報記憶領域320のチェックデータ320aが
正常かどうかの判定により)遊技履歴情報の正当性を判
定し、判定の結果、遊技履歴情報が正当であれば、ステ
ップS72へと移行する。
【0096】ステップS72では、(図9に示すメイン
ループにおいて)1サイクル前の遊技履歴情報編集処理
中のステップS72以降、特図の図柄確定があったかど
うかを判定し、図柄確定があれば、ステップS73に移
行して図柄確定回数総和323を更新(+1)した後ス
テップS74に移行し、図柄確定がなければそのままス
テップS74に移行する。例えば、1サイクル前のステ
ップS73終了時に、図柄確定回数総和が100回だっ
たとすると、図柄確定があった場合101回に更新さ
れ、なかった場合100回のままである。同様に、ステ
ップS74では、1サイクル前のステップS74以降、
大当り発生があったかどうかを判定し、大当り発生があ
れば、ステップS75に移行して特賞回数総和323を
更新した後ステップS76に移行し、大当り発生がなけ
ればそのままステップS76に移行する。例えば、1サ
イクル前のステップS75終了時に、特賞回数総和32
3が15回だったとすると、大当り発生があった場合1
6回に更新され、なかった場合15回のままである。ま
た同様に、ステップS76では、1サイクル前のステッ
プS76以降、入賞球の検出信号の入力があったかどう
かを判定し、入力があれば、ステップS77に移行して
入賞球数総和321を更新した後ステップS78に移行
し、入力がなければそのままステップS78に移行す
る。さらに同様に、ステップS78では、1サイクル前
のステップS78以降、賞球払い出しの検出信号が入力
されたかどうかを判定し、入力があれば、ステップS7
9に移行して賞球数総和(図示省略)を更新した後ステ
ップS80に移行し、入力がなければそのままステップ
S80に移行する。
【0097】ステップS80では、RAM21bの遊技
履歴情報記憶領域320に遊技履歴情報が記憶されてい
るかどうか、即ち、入賞球総和321、特賞回数総和3
22などが記憶されているかどうかを判定する。この判
定の結果、記憶されていれば遊技履歴情報が有る旨の遊
技履歴有無情報を生成し、この遊技履歴有無情報を遊技
履歴情報記憶領域320(のうちの、遊技履歴有無情報
記憶領域(図示略))に記憶させた後、遊技履歴編集処
理を終了し、記憶されていなければ遊技履歴情報が無い
旨の遊技履歴有無情報を遊技履歴情報記憶領域320に
記憶させた後、遊技履歴編集処理を終了する。
【0098】なお、この遊技履歴編集処理で編集する遊
技履歴情報として、図柄確定回数総和323、特賞回数
総和322、入賞球数総和321、賞球数総和を例示し
た説明を行ったが、遊技履歴編集処理で編集する遊技履
歴情報として、その他にも、例えば、確率変動回数総
和、普図始動回数総和、普電開放回数総和(開閉部材9
a,9aの開動作回数総和)、エラー回数総和(例え
ば、金枠 開放スイッチ86、オーバーフロースイッチ
84、半端球検出スイッチ85からの信号の入力回数総
和など)、遊技球の発射数総和、アウト球総和、(例え
ば、1営業日中の)電源投入回数総和、遊技制御装置2
0から従属制御装置(排出制御装置30、表示制御装置
40、装飾制御装置50、音制御装置60、発射制御装
置70など)に対する特定コマンドの出力回数総和、遊
技制御装置20から外部に対する特定出力の出力回数総
和など、その他の遊技状態に関する情報を含めても良い
(従って、上述の遊技情報についても同様に、これら各
遊技状態に関する情報を含めることとしてよい)。
【0099】さらに、遊技履歴情報として、主に遊技状
態への遷移回数を用いることとしたが、遷移回数に限ら
ず、例えば、RTC(リアルタイムクロック)を設け
て、遊技状態の発生時刻を記録することとしても良い。
ただし、この場合、データ量が膨大になるのを防止する
ため、例えば、大当り(特賞)など、さほど頻繁には遷
移が発生しない遊技状態については毎回記録し、図柄確
定などのように極めて頻繁に遷移が発生する遊技状態な
ら複数回毎(例えば、1000回毎)に記録する、とい
ったようにするとよい。
【0100】このように、遊技履歴情報は、遊技の進行
に伴い、随時更新され、所定期間内に発生した遊技状態
への遷移の集計データとしてRAM21bの遊技履歴情
報記憶領域320に記憶される。さらに、遊技履歴有無
情報も随時更新されるため、最新のステップS80終了
時に遊技履歴情報記憶領域320に遊技履歴情報がある
かどうかを示すものとなる。そして、ホールの営業時間
終了後、パチンコ遊技機100の電源遮断後も、RAM
21bはコンデンサ93により電源供給されているた
め、遊技履歴情報および遊技履歴有無情報は、翌営業日
まで遊技履歴情報記憶領域320に記憶される。
【0101】なお、例えば、チェックデータ320aと
して、遊技履歴情報記憶領域320の記憶内容の演算加
工値(例えば、各情報の総和、チェックサムなど)を用
いるような場合は、この演算加工、およびこの演算加工
値のセットを、ステップS80の後に行うこととしても
良い。
【0102】また、上記ステップS71において、遊技
履歴情報が異常であると判定された場合、ステップS8
1に移行し、遊技履歴情報(上記記憶領域III;図4)
を初期化した後、遊技履歴編集処理を終了する。なお、
遊技履歴情報を初期化する条件としては、ステップS7
1で異常判定とされる場合以外に、例えば、電源投入毎
に初期化する場合、外部からの入力信号に基づき初期化
する場合、あるいは、パチンコ遊技機100が備えるリ
セットSW(図示略)の操作により初期化するといった
場合もあり得る。
【0103】一方、遊技情報については、最新のステッ
プS53終了時までにパチンコ遊技機100,100
´,…から出力されたものが、集中管理装置630にお
いて集計された結果が、集中管理装置630で記憶管理
されている。
【0104】翌営業日になって、パチンコ遊技機10
0,100´,…に対し電源投入が行われると、図7に
示される電源投入時の処理が行われ、ステップS9でパ
チンコ遊技機100,100´,…から集中管理装置6
30に対し遊技履歴有無情報が出力される。すると、集
中管理装置630の正当性判定手段は、前営業日にパチ
ンコ遊技機100,100´,…が電源遮断されるまで
の遊技情報の集計データと遊技履歴有無情報とを比較判
定し、パチンコ遊技機100,100´,…の正当性を
判定する。具体的には、集中管理装置630で記憶管理
されていた遊技情報の集計データは、前営業日になんら
かの遊技状態に遷移したことを示すものであるにも関わ
らず、パチンコ遊技機100,100´,…から出力さ
れた遊技履歴有無情報は、遊技履歴情報記憶領域320
に遊技履歴情報がない旨を示すもの(以下では遊技履歴
無し情報と記載することがある)であったとすると、パ
チンコ遊技機100において、基板交換などの不正行為
が行われたことを推定することができ、例えば、「不
当」などの判定を行うことができる。逆に、遊技情報の
集計データは、前営業日になんらかの遊技状態に遷移し
たことを示すものであり、遊技履歴有無情報も、遊技履
歴情報記憶領域320に遊技履歴情報がある旨を示すも
の(以下では遊技履歴有り情報と記載することがある)
であった場合には、例えば、「正当」などの判定をおこ
なうことができる。
【0105】さらに、この判定結果は、集中管理装置6
30において、記憶管理、紙などへのプリントアウト、
表示装置632への表示などが行われ、管理者による確
認が可能となる。
【0106】この第1の実施の形態によれば、パチンコ
遊技機100は、複数種類の遊技状態を所定期間(例え
ば、ホールの1営業日の稼働時間)監視して、遊技履歴
情報を生成する遊技履歴情報生成手段(CPU21a)
と、遊技履歴情報を記憶する遊技履歴情報記憶領域32
0と、RAM21bの遊技履歴情報記憶領域320にお
ける遊技履歴情報の有無を判定する遊技履歴情報有無判
定手段(CPU21a)と、遊技履歴情報の有無の判定
に基づき、遊技履歴有無情報を生成する遊技履歴有無情
報生成手段(CPU21a)と、遊技履歴有無情報を、
(台毎集計装置610、島毎集計装置620を介して)
集中管理装置630に出力する遊技履歴有無情報出力手
段(CPU21a,遊技機枠外部出力端子等により構成
される)と、遊技情報を生成する遊技情報生成する遊技
情報生成手段(CPU21a)と、遊技情報を集中管理
装置630に出力する遊技情報出力手段(CPU21
a,遊技機枠外部出力端子等により構成される)と、を
備えており、遊技システム600は、その集中管理装置
630の正当性判定手段によって、遊技情報の集計デー
タと、遊技履歴有無情報とを比較判定することにより、
遊技機の正当性を判定することができる。
【0107】また、遊技履歴有無情報は、遊技履歴情報
があるかないかだけのデータであるため(例えば、0か
1)、容量が極小さいものであるので、パチンコ遊技機
100、台毎集計装置610、島毎集計装置620、集
中管理装置630の間での通信のデータ量を低減でき、
通信による処理負担を低減できる。
【0108】さらに、パチンコ遊技機100に対する電
源供給遮断後において、RAM21bの遊技履歴情報記
憶領域320が遊技履歴有無情報を記憶保持可能に、遊
技履歴有無情報記憶手段に電源供給するコンデンサ93
を備えているので、電源供給遮断中に行われた不正行為
についても推定できる。
【0109】<変形例1>上記の第1の実施の形態例で
は、遊技履歴情報記憶領域320の記憶内容が、パチン
コ遊技機100に対する電源供給遮断後も消失しない構
成とするために、コンデンサ93などのバックアップ電
源手段によりRAM21bに対し電源供給する構成とし
たが、電源供給を受けないでも記憶内容が消去されない
バックアップ記憶手段(例えば、EEPROM等の不揮
発性メモリなど)を備え、このEEPROMなどの記憶
手段に対し、停電発生時の停電処理においてRAM21
bの遊技履歴情報記憶領域320の記憶内容を書き込む
ような構成としても良い。この場合、このEEPROM
などが遊技履歴有無情報記憶手段となる。
【0110】以下では、この変形例1の場合の電源投入
時のフローについて説明する。
【0111】先ず、図7のステップS6において、停電
復旧と判定された場合には、上記の第1の実施の形態例
と同様の処理が行われる。
【0112】一方、ステップS6における判定の結果、
初期電源投入であると判定される場合には、ステップS
14に移行する。ステップS14では、初期電源投入時
に初期化すべきRAM21bの記憶領域(例えば、エラ
ー状態情報や、オーバーフロースイッチ84、半端球検
出スイッチ85或いは金枠解放スイッチ86の状態情報
を記憶する記憶領域など)をクリアする処理を行い、続
くステップS15では、ステップS14でクリアした記
憶領域に初期値を設定する処理を行う。
【0113】ステップS16では、前記バックアップ記
憶手段に記憶保持されていた遊技履歴有無情報を台毎集
計装置610に対し出力する処理を行う。
【0114】その後、CPU21aによって使用される
スタックポインタを設定する処理(ステップS17)、
割込みを許可する処理(ステップS18)を行って、通
常処理(ステップS19)へと移行し、通常遊技が可能
な状態となる。
【0115】この変形例1においては、不正が行われる
ことにより、EEPROMなどのバックアップ記憶手段
が取り去られたよう場合に、遊技履歴有無情報が(台毎
集計装置610、島毎集計装置620を介して)集中管
理装置630に対し出力されず、不正が行われたことを
推定できる。
【0116】<変形例2>また、島毎集計装置(収集装
置)620,620´,…が遊技履歴有無情報を記憶す
る中継装置側有無情報記憶手段(収集装置側有無情報記
憶手段)を有し、パチンコ遊技機100,…から出力さ
れた遊技履歴有無情報は、一旦、島毎集計装置620,
…の中継装置側有無情報記憶手段に記憶され、この中継
装置側有無情報記憶手段に記憶された遊技履歴有無情報
は集中管理装置(中央装置)630からの要求に基づき
島毎集計装置620より集中管理装置630に対し出力
される構成としても良い。この場合、例えば、先ず島毎
集計装置620から遊技履歴有無情報を出力し、次い
で、島毎集計装置620´から遊技履歴有無情報を出力
する、といったように、各島毎集計装置620,…で順
番に遊技履歴有無情報を出力するようにすることが望ま
しく、このようにすることで、一度に多数のパチンコ遊
技機100,100´,…の遊技履歴有無情報が集中管
理装置630に対し出力されることを防止でき、集中管
理装置630の処理負担の増大を防止できる。
【0117】なお、島毎集計装置620の代わりに、台
毎集計装置610が中継装置側有無情報記憶手段を有
し、この中継装置側有無情報記憶手段に記憶された遊技
履歴有無情報が、集中管理装置630からの要求に基づ
き、台毎集計装置610より(島毎集計装置620を介
して)集中管理装置630に対し出力される構成として
も良い。
【0118】<変形例3>また、上記の第1の実施の形
態例では、集中管理装置(中央装置)630が備えるこ
ととした遊技情報管理手段と正当性判定手段とを、島毎
集計装置(収集装置)620が備えることとし、さらに
島毎集計装置620は、正当性判定手段による判定結果
を記憶する判定結果記憶手段(図示省略)を備える構成
とし、判定結果記憶手段に記憶された判定結果が、集中
管理装置630からの要求に基づき、島毎集計装置62
0より集中管理装置630に対し出力される構成として
も良い。この場合、正当性判定手段を、各島毎集計装置
620が備えるので、集中管理装置630で、多数のパ
チンコ遊技機100,…の正当性判定を行う必要が無
く、正当性判定処理の分散化が図れ、集中管理装置63
0の処理負担を軽減できる。さらに、例えば、判定結果
を、先ず島毎集計装置620から、次いで、島毎集計装
置620´から…、といったように、順番に出力するよ
うにすることで、一度に多数のパチンコ遊技機100,
100´,…の正当性の判定結果が集中管理装置630
に対し出力されることを防止でき、集中管理装置630
の処理負担を軽減できる。
【0119】なお、島毎集計装置620の代わりに、台
毎集計装置610が遊技情報管理手段と正当性判定手段
と判定結果記憶手段とを備え、この判定結果記憶手段に
記憶された判定結果が、集中管理装置630からの要求
に基づき、台毎集計装置610より(島毎集計装置62
0を介して)集中管理装置630に対し出力される構成
としても良い。
【0120】<変形例4>上記の第1の実施の形態例で
は、遊技履歴有無情報と遊技情報とを比較判定すること
により正当性の判定を行う例について説明したが、この
変形例4では、遊技履歴有無情報を遊技機から複数回出
力し、遊技履歴有無情報どうしを比較判定することによ
り、遊技機の正当性の判定を行う例について説明する。
【0121】具体的には、例えば、1営業日の稼働時間
終了時に、パチンコ遊技機100から第1の遊技履歴有
無情報を出力し、この遊技履歴有無情報を外部の設備装
置(例えば、集中管理装置630)にて記憶管理する。
そして、翌営業日のパチンコ遊技機100への電源投入
後、上記ステップS7で再び、パチンコ遊技機100か
ら第2の遊技履歴有無情報を出力する。さらに、正当性
判定手段によって、これら第1および第2の遊技履歴有
無情報を比較判定することによりパチンコ遊技機100
の正当性の判定を行う。この判定の結果、例えば、第1
の遊技履歴有無情報は、遊技履歴有り情報であったにも
関わらず、第2の遊技履歴有無情報は、遊技履歴無し情
報であった場合、パチンコ遊技機100の電源遮断中に
不正が行われたことを推定できる。
【0122】このように、変形例4によれば、遊技情報
を用いることなく、遊技履歴情報を用いることで、遊技
機の正当性判定を行うことができる。
【0123】あるいは、この変形例4においては、1営
業日の稼働時間中に、一旦は、第1の遊技履歴有無情報
として遊技履歴有り情報が出力されたにも関わらず、そ
の後、出力された第2の遊技履歴有無情報は、遊技履歴
無し情報であった場合も、パチンコ遊技機100に不正
が行われたことを推定できる。また、この場合、遊技履
歴情報記憶領域320の記憶内容を記憶保持するための
バックアップ電源手段(コンデンサ93など)を有しな
い構成でも良い。
【0124】<第2の実施の形態例>この第2の実施の
形態例では、遊技履歴有無情報を用いる替わりに遊技履
歴情報を用いて、パチンコ遊技機100,…の正当性判
定をより厳密に行う例について説明する。なお、この第
2の実施の形態例の各構成要素のうち、第1の実施の形
態例の各構成要素と同様の構成要素については、同一の
符号を付し、その説明を省略する。
【0125】先ず、パチンコ遊技機100の構成要素の
うち、上記の第1の実施の形態例では説明を省略した、
遊技履歴情報出力部781(CPU21aとともに遊技
履歴情報出力手段を構成する)について説明する。図2
に示すように、パチンコ遊技機100の遊技制御装置2
0の背面には、遊技履歴情報を外部に出力するための遊
技履歴情報出力部781が設けられている。この遊技履
歴情報出力部781により、遊技制御装置20内の遊技
制御基板(図示略)の各端子からの出力信号をパラレル
に出力可能となっている。即ち、遊技履歴情報出力部7
81から、遊技履歴情報のうち、入賞球総和321、特
賞回数総和322、図柄確定回数総和323,…など
を、それぞれ個別に出力可能となっている。
【0126】図12は、本発明に係る遊技システム70
0を示す全体図である。
【0127】遊技システム700は、複数のパチンコ遊
技機100,100´,…、1台のパチンコ遊技機10
0,100´,…につき1つずつ設けられ、各パチンコ
遊技機100,100´,…より入力された遊技情報お
よび遊技履歴情報をそれぞれ中継する台毎集計装置71
0,710´,…、1つの島に含まれる台毎集計装置7
10,710´,…より入力された遊技情報および遊技
履歴情報を集計し、パチンコ遊技機100,100´,
…の正当性を判定する島毎集計装置(収集装置)72
0,720´,…、各島毎集計装置720,720´,
…より出力された正当性の判定結果を集中管理する集中
管理装置(中央装置)730等を備えて構成されてい
る。
【0128】ここで、パチンコ遊技機100,…から出
力される各情報のデータ形式(フォーマット)は、遊技
機種やメーカーにより異なるため、台毎集計装置71
0,…では、パチンコ遊技機100,…から入力された
遊技履歴情報や遊技情報のデータ形式を、ホールで使用
する島毎集計装置720,…や集中管理装置730にて
対応可能なデータ形式に変換する。
【0129】また、島毎集計装置720,720´,…
は、遊技情報を記憶管理する遊技情報管理手段(図示省
略)と、この遊技情報管理手段に記憶された遊技情報と
遊技履歴情報とを比較判定し、パチンコ遊技機100,
100´,…の正当性を判定する正当性判定手段(図示
省略)と、判定結果を記憶可能な判定結果記憶手段(図
示省略)を備えている。
【0130】また、集中管理装置730は、集中管理装
置本体731と、表示装置732とを備え、集中管理装
置本体731は、島毎集計装置720,720´,…よ
り取得したパチンコ遊技機100,100´,…の正当
性の判定結果を記憶管理する判定結果管理手段(図示省
略)を備えている。
【0131】この遊技システム700では、パチンコ遊
技機100,100´,…において遊技情報が生成され
る都度、パチンコ遊技機100,100´,…から各々
のパチンコ遊技機100,100´,…に対応する台毎
集計装置710,710´,…に対し遊技情報が出力さ
れ、遊技情報は台毎集計装置710,710´,…を経
由して、島毎集計装置720,720´,…に出力さ
れ、これら遊技情報は、各パチンコ遊技機100,10
0´,…で固有の情報として、島毎集計装置720,7
20´,…の遊技情報管理手段に記憶管理される。
【0132】また、(例えば、パチンコ遊技機100,
100´,…に対する電源投入時に)島毎集計装置72
0,720´,…からの要求に基づき、パチンコ遊技機
100,100´,…から、各々のパチンコ遊技機10
0,100´,…に対応する台毎集計装置710,71
0´,…に対し遊技履歴情報が出力され(ステップS
9)、これら遊技履歴情報は台毎集計装置710,71
0´,…を経由して、島毎集計装置720,720´,
…に出力される。そして、例えば、図13に示すよう
に、パチンコ遊技機100,100´,…から遊技履歴
情報を出力した後、遊技が開始されるが、遊技開始のタ
イミングはこれに限らず、遊技履歴情報の出力時に対
し、前後しても良い。
【0133】ここで、例えば、ホールの営業終了時にお
いては、島毎収集装置720の遊技情報管理手段には、
ホールの当該営業日にパチンコ遊技機100から取得し
た遊技情報を集計した集計データの他に、当該営業日の
電源投入時に遊技履歴情報が入力されるまでにパチンコ
遊技機100から取得した遊技情報(即ち、前営業日の
営業終了時までにパチンコ遊技機100から取得した遊
技情報)を集計した集計データが記憶管理されている。
説明を簡略化するために、前営業日を第1日、当該営業
日を第2日、翌営業日を第3日と称し、前営業日(第1
日)までの遊技情報の集計データを第1の集計データ、
当該営業日(第2日)の遊技情報の集計データを第2の
集計データと称して、以下、翌営業日(第3日)の電源
投入時に行われる正当性の判定処理について説明する。
【0134】図14は、第3日にパチンコ遊技機100
より遊技履歴情報を取得した後に、島毎集計装置720
にて行われる正当性判定処理を示すフローチャートであ
る。
【0135】先ず、島毎集計装置720は、パチンコ遊
技機100より取得した遊技履歴情報を記憶する島毎集
計装置側履歴情報記憶手段を備えており、この島毎集計
装置側履歴情報記憶手段には、予め、島毎集計装置72
0からの要求に基づきパチンコ遊技機100から出力さ
れた第3日の電源投入時における遊技履歴情報が記憶さ
れている。
【0136】そして、ステップS91では、前記第2の
集計データを、遊技情報記憶手段から取り出す。次い
で、ステップS92では、前記第1の集計データを、遊
技情報記憶手段から取り出す。次いで、ステップS93
では、第1の集計データと第2の集計データとを用い
て、第3日にパチンコ遊技機100から出力された遊技
履歴情報(推測遊技履歴情報)を算出(推算)する。具
体的には、例えば、第1の集計データに第2の集計デー
タを加算することにより推測遊技履歴情報が算出され
る。
【0137】次いで、ステップS94では、前記島毎集
計装置側履歴情報記憶手段に記憶された遊技履歴情報、
即ち、第2日の営業終了時までにパチンコ遊技機で生成
された(第3日の電源投入時における)遊技履歴情報を
取り出す。次いで、ステップS95では、ステップS9
4で取り出した遊技履歴情報と、ステップS93で算出
した推測遊技履歴情報と、を比較判定することによりパ
チンコ遊技機100の正当性を判定する。
【0138】この判定の結果、推測遊技履歴情報(算出
値)と、パチンコ遊技機100から出力された遊技履歴
情報とが一致すれば、ステップS96に移行して正当と
判定するとともに、正当との判定結果を判定結果管理手
段に記憶管理した後、正当性判定処理を終了する。ま
た、不一致ならばステップS97に移行して不当と判定
するとともに、不当との判定結果を判定結果管理手段に
記憶管理した後、正当性判定処理を終了する。なお、こ
こで、完全一致でなくとも、多少の誤差を許容範囲とし
て認めることとしても良い。
【0139】さらに、島毎集計装置720,720´,
…の判定結果管理手段に記憶管理された判定結果は、集
中管理装置730からの要求に基づき、集中管理装置7
30に対し出力される。ここで、集中管理装置730に
対し、一度に判定結果が出力されることを防止するため
に、各島毎集計装置720,720´,…から順番に判
定結果を出力することとすれば、集中管理装置730の
処理負担を低減できる。また、正当性判定手段による判
定結果は、集中管理装置730に記録されるとともに、
表示装置732による表示がなされ、ホールの管理者に
より確認可能となっている。
【0140】このような第2の実施の形態例によれば、
遊技履歴情報と、遊技情報とを比較判定することによ
り、パチンコ遊技機100の正当性を判定することがで
きる。即ち、例えば、島毎集計装置720で遊技情報を
集計した結果と、パチンコ遊技機100から出力された
遊技履歴情報とで、各々が示す遊技状態への遷移回数が
異なる場合などに、パチンコ遊技機100で不正が行わ
れたことを推定できる。
【0141】なお、この第2の実施の形態例において
も、上記の第1の実施の形態例の変形例1と同様に、電
源供給を受けないでも記憶内容が消去されないバックア
ップ記憶手段を用いる構成としても良い。この場合、不
正が行われることにより、バックアップ記憶手段が取り
去られたよう際に、遊技履歴情報が(台毎集計装置71
0を介して)島毎集計装置720に対し出力されず、不
正が行われたことを推定できる。
【0142】また、第2の実施の形態例では、パチンコ
遊技機100,…の正当性の判定を、島毎集計装置72
0で行う構成としたが、この判定を集中管理装置730
で行うこととしても良い。即ち、集中管理装置730
は、遊技情報記憶手段と正当性判定手段を備え、島毎集
計装置720は、パチンコ遊技機100,…から出力さ
れた遊技履歴情報を記憶する遊技履歴記憶する遊技履歴
情報記憶手段(収集装置側情報記憶手段)を備え、この
遊技履歴情報記憶手段に記憶された遊技履歴情報は、集
中管理装置730からの要求に基づき島毎集計装置72
0から集中管理装置730に出力され、集中管理装置7
30の正当性判定手段により、遊技情報の集計データと
遊技履歴情報とを比較判定してパチンコ遊技機100の
正当性の判定結果を得ることとしても良い。
【0143】さらに、第2の実施の形態例においても、
上記の第1の実施の形態例の変形例4と同様に、遊技履
歴情報どうしを比較判定することにより、遊技情報を用
いずに遊技機の正当性判定を行うこととしてもよい。ま
た、この場合、遊技履歴情報を用いるので、遊技履歴有
無情報とは異なり、パチンコ遊技機100における遊技
状態への遷移回数についてもわかるため、例えば、後か
ら出力された遊技履歴情報が示す遊技状態への遷移回数
が、先に出力された遊技履歴情報に比して、極端に多い
場合や、通常は減少するはずがない遊技状態への遷移回
数が減少した場合などであっても、パチンコ遊技機10
0で不正が行われたことを推測できる。即ち、遊技状態
への遷移回数の推移を監視することができる。従って、
より厳密に正当性の判定を行うことができる。
【0144】<第3の実施の形態例>図15は、本発明
に係る遊技システム800を示す全体図(又は要部を示
す図)である。
【0145】この第3の実施の形態例では、1つのパチ
ンコ遊技機100に対して1つ設けられた台毎管理装置
810(外部の設備装置)により、パチンコ遊技機10
0の正当性の判定を行う例について説明する。
【0146】先ず、遊技システム800の台毎管理装置
810は、パチンコ遊技機100から出力された遊技履
歴情報を記憶管理する遊技履歴情報管理手段と、パチン
コ遊技機100より出力された遊技履歴情報の推移が正
常かどうかの判定を行うことにより、パチンコ遊技機1
00の正当性を判定する正当性判定手段とを備えてい
る。さらに、台毎管理装置810は、正当性判定手段に
よる判定結果を、表示などにより報知する報知部810
aを備えている。
【0147】遊技履歴情報は、例えば、更新される毎、
即ち、図11に示す遊技履歴編集処理が行われる毎、あ
るいは、この遊技履歴編集処理により、遊技履歴情報の
うちのいずれかの項目(入賞球総和321、特賞回数総
和322,…などのうちいずれか)が更新される毎に、
パチンコ遊技機100から台毎管理装置810に対し出
力される。そして、この遊技履歴情報は、台毎管理装置
810の遊技履歴情報管理手段に記憶される。また、台
毎管理装置810の正当性判定手段は、遊技履歴情報の
推移を監視することによりパチンコ遊技機100の正当
性を判定する。具体的には、先に出力された遊技履歴情
報が示す遊技状態への遷移回数よりも、後に出力された
遊技履歴情報が示す遊技状態への遷移回数が少ない場合
や、先に出力された遊技履歴情報と比較して、後に出力
された遊技履歴情報が示す遊技状態への遷移回数が、極
端に多いような場合に、パチンコ遊技機100で不正が
行われたことを推定可能となる。さらに、正当性判定手
段による判定結果は、報知部810aにて、表示などに
より報知され、ホールの管理者などが判定結果を認識で
きる。
【0148】また、この第3の実施の形態例では、パチ
ンコ遊技機100の正当性を判定可能な遊技システム
が、パチンコ遊技機100と、1つのパチンコ遊技機1
00に対し1つ設けられた台毎管理装置810とで完結
するため、遊技システム100をコンパクトに構成でき
る。
【0149】なお、本発明はこの実施の形態のパチンコ
遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチ
ンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの
弾球遊技機等にも適用可能である。さらに、本発明に係
るパチンコ遊技機100、遊技システム600,70
0,800は、上記の各実施の形態例で説明したよう
に、パチンコ遊技機100の正当性判定、不正の推定と
いった、セキュリティを主目的としたものであるが、デ
ータ管理の目的に使用することも可能である。また、今
回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制
限的なものではないと考えられるべきである。本発明の
範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更が含まれることが意図される。
【0150】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る遊技機およ
び遊技システムによれば、本発明に係る遊技履歴有無情
報、又は本発明に係る遊技履歴情報を用いて、好適に遊
技機の正当性判定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機として例示するパチンコ遊
技機の遊技盤を示す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の背面図である。
【図3】遊技制御装置と排出制御装置の主要制御ブロッ
ク図である。
【図4】RAMの記憶領域を示す図である。
【図5】RAMの遊技履歴情報記憶領域に記憶される情
報を示す図表である。
【図6】本発明に係る遊技システムを示す全体図であ
る。
【図7】遊技制御装置によって行われる遊技制御処理を
示すフローチャートである。
【図8】遊技履歴有無情報の出力タイミングを示すタイ
ムチャートである。
【図9】図7の遊技制御処理における通常処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】遊技制御装置により行われるタイマ割込処理
を示すフローチャートである。
【図11】図9の通常処理における遊技履歴情報編集処
理を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係る遊技システムを示す全体図であ
る。
【図13】遊技履歴情報の出力タイミングを示すタイム
チャートである。
【図14】島毎集計装置における正当性判定処理を示す
フローチャートである。
【図15】本発明に係る遊技システムの全体または一部
を示す図である。
【符号の説明】
100 パチンコ遊技機(遊技機) 20 遊技制御装置 21a CPU(遊技履歴情報生成手段、遊技履歴情
報有無判定手段、遊技履歴情報有無判定手段、遊技履歴
有無情報生成手段、遊技履歴有無情報出力手段、遊技情
報生成手段、遊技情報出力手段) 21b RAM 320 遊技履歴情報記憶領域(遊技履歴情報記憶手
段、遊技履歴有無情報記憶手段) 321 入賞球総和(遊技履歴情報を構成する) 322 特賞回数総和(遊技履歴情報を構成する) 323 図柄確定回数総和(遊技履歴情報を構成す
る) 324 履歴情報総和(遊技履歴情報を構成する) 81 遊技機枠外部出力端子(遊技情報出力手段、
遊技履歴有無情報出力手段) 93 コンデンサ(バックアップ電源手段) 610 台毎集計装置(設備装置) 620 島毎集計装置(設備装置のうちの収集装置) 630 集中管理装置(設備装置のうちの中央装置) 600 遊技システム 781 遊技履歴情報出力部(遊技履歴情報出力手
段) 710 台毎集計装置(設備装置) 720 島毎集計装置(設備装置のうちの収集装置) 730 集中管理装置(設備装置のうちの中央装置) 700 遊技システム 810 台毎管理装置(設備装置) 800 遊技システム

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の遊技状態に遷移可能な遊技機で
    あって、 前記複数種類の遊技状態を所定期間監視して、該所定期
    間内の前記遊技状態の履歴に関する遊技履歴情報を生成
    する遊技履歴情報生成手段と、 前記遊技履歴情報を記憶する遊技履歴情報記憶手段と、 前記遊技履歴情報記憶手段における前記遊技履歴情報の
    有無を判定する遊技履歴情報有無判定手段と、 前記遊技履歴情報有無判定手段による前記遊技履歴情報
    の有無の判定に基づき、遊技履歴有無情報を生成する遊
    技履歴有無情報生成手段と、 前記遊技履歴有無情報を、外部の設備装置に出力する遊
    技履歴有無情報出力手段とを備えることを特徴とする遊
    技機。
  2. 【請求項2】前記遊技履歴有無情報を記憶する遊技履歴
    有無情報記憶手段を備え、 遊技機外部の電源手段から当該遊技機に対する電源供給
    遮断後において、前記遊技履歴有無情報記憶手段が前記
    遊技履歴有無情報を記憶保持可能に、前記遊技履歴有無
    情報記憶手段に電源供給するバックアップ電源手段を備
    えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記遊技状態に遷移する都度、該遊技状態
    に基づく遊技情報を生成する遊技情報生成手段と、 前記遊技情報を、外部の設備装置に出力する遊技情報出
    力手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載
    の遊技機。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機
    と、外部の設備装置とを含む遊技システムであって、 前記外部の設備装置は、 前記遊技履歴有無情報出力手段より、複数回に亘って出
    力された前記遊技履歴有無情報どうしを比較判定するこ
    とにより、前記遊技機の正当性を判定する正当性判定手
    段を備えることを特徴とする遊技システム。
  5. 【請求項5】請求項3記載の遊技機と、外部の設備装置
    とを含む遊技システムであって、 前記外部の設備装置は、 前記遊技情報出力手段より出力された遊技情報を記憶管
    理する遊技情報管理手段と、 前記遊技履歴有無情報出力手段より出力された遊技履歴
    有無情報と、前記遊技情報管理手段に記憶管理されてい
    る遊技情報と、を比較判定することにより、前記遊技機
    の正当性を判定する正当性判定手段を備えることを特徴
    とする遊技システム。
  6. 【請求項6】請求項3記載の遊技機を複数個と、外部の
    設備装置とを含む遊技システムであって、 前記外部の設備装置は、 前記遊技履歴有無情報を記憶する収集装置側有無情報記
    憶手段を有し、所定単位の前記遊技機の前記遊技情報お
    よび前記遊技履歴有無情報を収集可能な複数の収集装置
    と、 前記遊技情報を記憶管理する遊技情報管理手段と、前記
    遊技機の正当性を判定する正当性判定手段と、を有し、
    前記複数の収集装置より前記遊技情報および前記遊技履
    歴有無情報を取得可能な中央装置と、 を含み、 前記遊技情報は、前記遊技機より、前記収集装置を介し
    て前記中央装置に出力されて、前記遊技情報管理手段に
    記憶管理され、 前記遊技履歴有無情報は、前記所定単位の遊技機より出
    力されて、一旦、前記収集装置の前記収集装置側有無情
    報記憶手段に記憶され、この収集装置側有無情報記憶手
    段に記憶された前記遊技履歴有無情報は、前記中央装置
    からの要求に基づき、前記収集装置より前記中央装置に
    出力され、 前記中央装置の前記正当性判定手段は、前記複数の収集
    装置より取得した前記遊技履歴有無情報と、前記遊技情
    報管理手段に記憶管理されている遊技情報と、を比較判
    定することにより、前記遊技機の正当性を判定すること
    を特徴とする遊技システム。
  7. 【請求項7】請求項3記載の遊技機を複数個と、外部の
    設備装置とを含む遊技システムであって、 前記外部の設備装置は、 前記遊技情報を記憶管理する遊技情報管理手段と、前記
    遊技機の正当性を判定する正当性判定手段と、この正当
    性判定手段による判定結果を記憶可能な判定結果記憶手
    段と、を有し、所定単位の前記遊技機の前記遊技情報お
    よび前記遊技履歴有無情報を収集可能な複数の収集装置
    と、 前記複数の収集装置より前記判定結果を取得可能な中央
    装置と、 を含み、 前記遊技情報は、前記遊技機より前記収集装置に出力さ
    れて、前記遊技情報管理手段に記憶管理され、 前記遊技履歴有無情報は、前記所定単位の遊技機より前
    記収集装置に対し出力され、 前記収集装置の前記正当性判定手段は、前記遊技機より
    取得した前記遊技履歴有無情報と、前記遊技情報管理手
    段に記憶管理されている遊技情報と、を比較判定するこ
    とにより、前記遊技機の正当性を判定し、 前記正当性判定手段による判定結果は、一旦、前記収集
    装置の前記判定結果記憶手段に記憶され、この判定結果
    記憶手段に記憶された判定結果は、前記中央装置からの
    要求に基づき、前記収集装置より前記中央装置に出力さ
    れることを特徴とする遊技システム。
  8. 【請求項8】複数種類の遊技状態に遷移可能な遊技機で
    あって、 前記複数種類の遊技状態を所定期間監視して、該所定期
    間内の前記遊技状態の履歴に関する遊技履歴情報を生成
    する遊技履歴情報生成手段と、 前記遊技履歴情報を記憶する遊技履歴情報記憶手段と、 前記遊技履歴情報記憶手段に記憶された前記遊技履歴情
    報を、外部の設備装置に出力する遊技履歴情報出力手段
    とを備えることを特徴とする遊技機。
  9. 【請求項9】遊技機外部の電源手段から当該遊技機に対
    する電源供給遮断後において、前記遊技履歴情報記憶手
    段が前記遊技履歴情報を記憶保持可能に、前記遊技履歴
    情報記憶手段に電源供給するバックアップ電源手段を備
    えることを特徴とする請求項8記載の遊技機。
  10. 【請求項10】前記遊技状態に遷移する都度、該遊技状
    態に基づく遊技情報を生成する遊技情報生成手段と、 前記遊技情報を、外部の設備装置に出力する遊技情報出
    力手段とを備えることを特徴とする請求項8又は9記載
    の遊技機。
  11. 【請求項11】請求項10記載の遊技機と、外部の設備
    装置とを含む遊技システムであって、 前記外部の設備装置は、 前記遊技情報出力手段より出力された前記遊技情報を記
    憶管理する遊技情報管理手段と、 前記遊技履歴情報出力手段より出力された遊技履歴情報
    と、前記遊技情報管理手段に記憶管理されている遊技情
    報と、を比較判定することにより、前記遊技機の正当性
    を判定する正当性判定手段を備えることを特徴とする遊
    技システム。
  12. 【請求項12】請求項8〜10のいずれかに記載の遊技
    機と、外部の設備装置とを含む遊技システムであって、 前記外部の設備装置は、 前記遊技履歴情報出力手段より、複数回に亘って出力さ
    れた前記遊技履歴情報の推移が正常かどうかの判定を行
    うことにより、前記遊技機の正当性を判定する正当性判
    定手段を備えることを特徴とする遊技システム。
  13. 【請求項13】請求項11又は12記載の遊技システム
    において、 1つの前記遊技機に対して1つの前記外部の設備装置が
    設けられ、 1つの前記外部の設備装置は、1つの前記遊技機のみを
    管理することを特徴とする遊技システム。
  14. 【請求項14】請求項10記載の遊技機を複数個と、外
    部の設備装置とを含む遊技システムであって、 前記外部の設備装置は、 前記遊技履歴情報を記憶する収集装置側情報記憶手段を
    有し、所定単位の前記遊技機の前記遊技情報および前記
    遊技履歴情報を収集可能な複数の収集装置と、 前記遊技情報を記憶管理する遊技情報管理手段と、前記
    遊技機の正当性を判定する正当性判定手段と、を有し、
    前記複数の収集装置より前記遊技情報および前記遊技履
    歴情報を取得可能な中央装置と、 を含み、 前記遊技情報は、前記遊技機より、前記収集装置を介し
    て前記中央装置に出力されて、前記遊技情報管理手段に
    記憶管理され、 前記遊技履歴情報は、前記所定単位の遊技機より出力さ
    れて、一旦、前記収集装置の前記収集装置側情報記憶手
    段に記憶され、この収集装置側情報記憶手段に記憶され
    た前記遊技履歴情報は、前記中央装置からの要求に基づ
    き、前記収集装置より前記中央装置に出力され、 前記中央装置の前記正当性判定手段は、前記複数の収集
    装置より取得した前記遊技履歴情報と、前記遊技情報管
    理手段に記憶管理されている遊技情報と、を比較判定す
    ることにより、前記遊技機の正当性を判定することを特
    徴とする遊技システム。
  15. 【請求項15】請求項10記載の遊技機を複数個と、外
    部の設備装置とを含む遊技システムであって、 前記外部の設備装置は、 前記遊技情報を記憶管理する遊技情報管理手段と、前記
    遊技機の正当性を判定する正当性判定手段と、この正当
    性判定手段による判定結果を記憶可能な判定結果記憶手
    段と、を有し、所定単位の前記遊技機の前記遊技情報お
    よび前記遊技履歴情報を収集可能な複数の収集装置と、 前記複数の収集装置より前記判定結果を取得可能な中央
    装置と、 を含み、 前記遊技情報は、前記遊技機より前記収集装置に出力さ
    れて、前記遊技情報管理手段に記憶管理され、 前記遊技履歴情報は、前記所定単位の遊技機より前記収
    集装置に対し出力され、 前記収集装置の前記正当性判定手段は、前記遊技機より
    収集した前記遊技履歴情報と、前記遊技情報管理手段に
    記憶管理されている遊技情報と、を比較判定することに
    より、前記遊技機の正当性を判定し、 前記正当性判定手段による判定結果は、一旦、前記収集
    装置の前記判定結果記憶手段に記憶され、この判定結果
    記憶手段に記憶された判定結果は、前記中央装置からの
    要求に基づき、前記収集装置より前記中央装置に出力さ
    れることを特徴とする遊技システム。
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