JP2001190743A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001190743A
JP2001190743A JP2000004850A JP2000004850A JP2001190743A JP 2001190743 A JP2001190743 A JP 2001190743A JP 2000004850 A JP2000004850 A JP 2000004850A JP 2000004850 A JP2000004850 A JP 2000004850A JP 2001190743 A JP2001190743 A JP 2001190743A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電が発生した場合においても、停電復帰後
に遊技者が安心して遊技を再開することができる遊技機
を提供することを目的とする。 【解決手段】 遊技の進行に関わる制御を行う主制御手
段と、電気装置と、主制御手段からの指令に基づいて電
気装置を制御する従属制御手段と、電源遮断時に、進行
中の遊技に関する遊技情報を記憶保持可能とするバック
アップ手段と、を備えた遊技機である。主制御手段は、
電源投入時に該電源投入が初期電源投入であるか停電復
帰電源投入であるかを判別する電源投入種類判別手段
と、該電源投入種類判別手段により電源投入が停電復帰
電源投入であると判別された場合に従属制御手段に対し
て停電復帰制御指令を出力する停電復帰制御指令出力手
段と、を備えている。従属制御手段は、主制御手段より
停電復帰制御指令が出力された場合に、電気装置のうち
の少なくとも1つに遊技の再開を知らせる報知を行わせ
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技の進行に関わ
る制御を行う主制御手段と、電気装置と、前記主制御手
段からの指令に基づいて前記電気装置を制御する従属制
御手段とを備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、遊技の進行に関わる制御を行
う主制御手段と、該主制御手段からの指令に基づいて電
気装置を制御する従属制御手段とを備えた遊技機とし
て、例えば、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機或
いは雀球遊技機などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の遊技機で
は、例えば、遊技が行われている最中に、停電等が発生
して電力の供給が絶たれた場合に、遊技機がどのような
遊技状態であったかという遊技状態に関する情報(遊技
情報)が消滅してしまい、電力の供給が再開されても、
停電発生時に実行されていた遊技状態から遊技を再開す
ることができず、停電発生時における遊技者への補償が
できないという不都合があった。
【0004】そこで、このような不都合を解消するた
め、例えば、電力の供給が絶たれたときに上記遊技情報
の記憶を保持するためのバックアップ用電力供給手段を
設け、停電が復旧するまでの間、遊技情報の記憶を保持
(バックアップ)する構成が考えられる。このような構
成によれば、停電復帰したときに、上記遊技情報の記憶
に基づいて、停電発生時に実行されていた遊技状態から
遊技を再開することができる。しかしながら、停電復帰
後に、ただ単に遊技を再開しただけでは、遊技者が遊技
再開の状況を把握することができず、遊技者が不安を抱
くおそれがある。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、停電が発生した場合において
も、停電復帰後に遊技者が安心して遊技を再開すること
ができる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、遊技の進行に関わる制御を
行う主制御手段(例えば、遊技制御装置20など)と、
電気装置(例えば、特図の可変表示装置4、装飾ランプ
11,…やサイドランプ12,12、スピーカなど)
と、前記主制御手段からの指令(例えば、表示器コマン
ド、装飾コマンド、音声コマンドなど)に基づいて前記
電気装置を制御する従属制御手段(例えば、表示制御装
置40、装飾制御装置50、音制御装置60など)と、
電源遮断時に、進行中の遊技に関する遊技情報を記憶保
持可能とするバックアップ手段と、を備えた遊技機(例
えば、パチンコ遊技機100など)において、前記主制
御手段は、電源投入時に、該電源投入が初期電源投入で
あるか停電復帰電源投入であるかを判別する電源投入種
類判別手段(例えば、遊技制御装置20のCPU21a
など)と、該電源投入種類判別手段により、前記電源投
入が停電復帰電源投入であると判別された場合に、前記
従属制御手段に対して停電復帰制御指令(停電復帰コマ
ンド)を出力する停電復帰制御指令出力手段(例えば、
遊技制御装置20のCPU21aなど)と、を備え、前
記従属制御手段は、前記主制御手段より前記停電復帰制
御指令が出力された場合に、前記電気装置のうちの少な
くとも1つに遊技の再開を知らせる報知を行わせるよう
になっている構成とした。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、停電復
帰による電源投入があった場合に、主制御手段から従属
制御手段に停電復帰制御指令を出力することにより、電
気装置のうちの少なくとも1つに遊技の再開を知らせる
報知を行わせるようにしたので、停電復帰後に遊技者は
遊技再開の状況を把握することができ、安心して遊技を
再開することができる。従って、ホールと遊技者との間
の、停電発生によるトラブルを未然に防止することが期
待できる。
【0008】ここで、遊技機には、例えば、パチンコ遊
技機、アレンジボール遊技機、或いは雀球遊技機などが
挙げられる。バックアップ手段としては、例えば、遊技
情報を記憶するための記憶手段(例えば、遊技制御装置
20のRAM21bなど)と、電源遮断時に前記記憶手
段にバックアップ電源を供給するバックアップ用電源供
給手段(例えば、コンデンサ93など)とを備えるも
の、或いは、遊技情報を記憶するための記憶手段を、例
えば、EEPROM(Electrically Erasable Programm
able Read Only Memory)等の不揮発性メモリにより構
成したものなどが挙げられる。停電復帰電源投入とは、
停電からの復帰による電源投入(具体的には、バックア
ップ手段に記憶保持されている遊技状態に基づいて遊技
再開可能な電源投入)のことであり、一方、初期電源投
入とは、前記停電復帰電源投入以外の電源投入のことで
ある。また、初期電源投入と停電復帰電源投入の判別方
法としては、例えば、バックアップ手段に遊技情報(バ
ックアップデータ)が記憶保持されているか否かに基づ
いて判別する方法や、バックアップ手段に特定の遊技情
報(チェックデータを含む)が記憶保持されているか否
かに基づいて判別する方法などが挙げられる。遊技再開
の報知方法としては、例えば、表示装置による表示(メ
ッセージ表示)、各種装飾ランプ・LED等による点灯
・点滅報知、スピーカによる音又は音声の出力などが挙
げられるが、電気的に作動する電気装置を用いて、遊技
者に対して遊技の再開を視覚的或いは聴覚的に知らせる
ことができれば、どのような報知方法としても良い。ま
た、報知内容としては、例えば、停電から復帰した旨の
説明、遊技再開中である旨の説明、画面表示が正常復帰
しない旨の説明、停電発生時の遊技状態に関する情報、
遊技再開に関する情報(遊技再開条件、遊技再開までの
待ち時間)などが挙げられる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記指令には、複数種類の主指令(例え
ば、変動表示コマンドなど)と、前記主指令に関わる補
助指令(例えば、右図柄指定コマンドなど)とが含まれ
る構成とした。
【0010】この請求項2記載の発明によれば、主制御
手段から従属制御手段に、主指令又は補助指令が出力さ
れることとなる。なお、停電復帰電源投入があった場合
には、前述したように、主制御手段から従属制御手段に
停電復帰制御指令が出力されるので、停電復帰後に主制
御手段から従属制御手段に出力される最初の指令は補助
指令とならない。従って、主制御手段から従属制御手段
に出力される指令に、主指令と補助指令とがある場合に
おいても、停電復帰後に、停電復帰制御指令に基づいて
電気装置の制御を速やかに再開することができる。ここ
で、上記主指令とは、制御内容が決定できる指令のこと
であり、補助指令とは、単独では制御内容が決定できな
い指令のことである。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の遊
技機において、前記主制御手段と前記従属制御手段との
間の通信形態は、前記主制御手段から前記従属制御手段
への単方向通信となっている構成とした。
【0012】この請求項3記載の発明によれば、主制御
手段からの指令が従属制御手段に単方向通信で送信され
ることとなる。従って、主制御手段に不正な信号等が入
力される危険性を低減することができる。なお、停電復
帰電源投入があった場合には、前述したように、主制御
手段から従属制御手段に停電復帰制御指令が出力される
ので、主制御手段と従属制御手段との間の通信形態が、
主制御手段から従属制御手段への単方向通信であって、
従属制御手段から主制御手段に指令を要求することがで
きない場合においても、停電復帰後に、停電復帰制御指
令に基づいて電気装置の制御を速やかに再開することが
できる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の遊技機において、前記主制御手段は、前記
電源投入種類判別手段により前記電源投入が初期電源投
入であると判別された場合に、前記従属制御手段に対し
て客待ちデモンストレーション制御指令(客待ちデモン
ストレーションコマンド)を出力し、該制御指令があっ
た場合に、前記従属制御手段は、前記電気装置のうちの
少なくとも1つに、初期電源投入時の客待ちデモンスト
レーション報知を行わせるようになっている構成とし
た。
【0014】この請求項4記載の発明によれば、初期電
源投入があった場合に、電気装置のうちの少なくとも1
つによって、初期電源投入時の客待ちデモンストレーシ
ョン報知が行われる。つまり、電源投入後には、遊技再
開を知らせる報知と、客待ちデモンストレーション報知
の何れか一方の報知が行われることとなる。また、初期
電源投入があった場合に、客待ちデモンストレーション
制御指令を出力することとし、客待ち状態のときに出力
される指令と初期電源投入時に出力される指令とを兼用
するようにしたので、指令体系の簡素化、並びに、指令
編集処理の簡素化が可能になる。
【0015】具体的に、客待ちデモンストレーション報
知としては、例えば、表示装置による表示(メッセージ
表示)、装飾ランプ・LED等による点灯・点滅報知、
スピーカによる音又は音声の出力などが挙げられるが、
遊技者に対して客待ち状態であることを報知できれば、
どのような報知内容であっても良い。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の遊技機において、前記電気装置のうちの表
示装置(例えば、特図の可変表示装置4など)を制御す
る表示制御装置(40)を備え、前記従属制御手段に前
記表示制御装置が含まれ、該表示制御装置は、前記主制
御手段より前記停電復帰制御指令が出力された場合に、
前記表示装置の少なくとも1つに遊技の再開を知らせる
メッセージ表示を行わせるようになっている構成とし
た。
【0017】この請求項5記載の発明によれば、主制御
手段より停電復帰制御指令が出力された場合に、表示装
置の少なくとも1つに遊技の再開を知らせるメッセージ
表示を行わせるようにしたので、停電復帰後に表示装置
の表示を速やかに再開することができる。また、遊技者
に対して遊技再開を適切に報知することができる。
【0018】ここで、メッセージ表示の内容としては、
例えば、停電から復帰した旨の説明、遊技再開中である
旨の説明、画面表示が正常復帰しない旨の説明、停電発
生時の遊技状態に関する情報などが挙げられる。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載の遊技機において、前記主制御手段は、前記
電源投入種類判別手段により前記電源投入が停電復帰電
源投入であると判別されたときに、遊技の進行に関わる
制御を再開すると同時に、前記従属制御手段に対して前
記停電復帰制御指令を出力するようになっている構成と
した。
【0020】この請求項6記載の発明によれば、電源投
入が停電復帰電源投入であると判別されたときに、遊技
の進行に関わる制御を再開すると同時に、従属制御手段
に対して停電復帰制御指令を出力することとしたので、
遊技再開を待つ遊技者の待ち時間を最小限とすることが
できる。また、遊技再開と同時に遊技再開の報知が行わ
れるので、遊技者は安心して遊技を再開できる。また、
電源投入が停電復帰電源投入であると判別されたとき
に、遊技の進行に関わる制御を再開する構成としたの
で、遊技再開に何らかの条件を設ける場合などに比べ
て、遊技再開処理が簡素となり、遊技再開に際して主制
御手段にかかる負担が少なくなる。また、遊技再開のタ
イミングが遊技者にとって分かり易くなる。
【0021】請求項7記載の発明は、遊技の進行に関わ
る制御を行う主制御手段(例えば、遊技制御装置20な
ど)と、電気装置(例えば、特図の可変表示装置4、装
飾ランプ11,…やサイドランプ12,12、スピーカ
など)と、前記主制御手段からの指令(例えば、表示器
コマンド、装飾コマンド、音声コマンドなど)に基づい
て前記電気装置を制御する従属制御手段(例えば、表示
制御装置40、装飾制御装置50、音制御装置60な
ど)と、電源遮断時に、進行中の遊技に関する遊技情報
を記憶保持可能とするバックアップ手段と、を備えた遊
技機(例えば、パチンコ遊技機100など)において、
前記指令には、複数種類の主指令(例えば、変動表示コ
マンドなど)と、前記主指令に関わる補助指令(例え
ば、右図柄指定コマンドなど)とが含まれており、前記
従属制御手段は、電源投入後に前記主制御手段より出力
された最初の指令が前記補助指令であった場合に、前記
電気装置のうちの少なくとも1つに遊技の再開を知らせ
る報知を行わせるようになっている構成とした。
【0022】この請求項7記載の発明によれば、電源投
入後に主制御手段より出力された最初の指令が補助指令
であった場合に、電気装置のうちの少なくとも1つに遊
技の再開を知らせる報知を行わせるようにしたので、停
電復帰後に主制御手段より出力された最初の指令が補助
指令である場合においても、遊技者は戸惑うことなく安
心して遊技を再開することができる。また、停電復帰後
に主制御手段から従属制御手段に出力される指令の種類
が増えるわけではないので、指令の生成或いは送信に関
して主制御手段にかかる負担を増加させることもない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図12の図面を参照しながら説明する。
【0024】図1は、本発明に係る遊技機として例示す
るパチンコ遊技機を示す正面図である。
【0025】この実施の形態のパチンコ遊技機100
は、内部の遊技領域(後述)内に遊技球(遊技媒体)を
発射して遊技を行うもので、パチンコ遊技機100の前
側上半部には、ガラス板101が金枠102に保持され
た状態で取り付けられている。このガラス板101の奥
側には遊技領域1aを構成する遊技盤1が設置されてい
る。
【0026】この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた
遊技領域1aには、普図始動ゲート6,6、特別図柄
(特図)の可変表示装置4、普通図柄(普図)の可変表
示装置7、普図可変表示遊技の結果如何によって開閉部
材9a,9aを開(遊技者にとって有利な状態)閉(遊
技者にとって不利な状態)させる特図始動口を兼ねた普
通変動入賞装置9、特図可変表示遊技の結果如何によっ
て大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)
から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換する
サイクル遊技を行う特別変動入賞装置5、一般入賞口
8,…、風車と呼ばれる打球方向変換部材14,…、装
飾ランプ11,…、サイドランプ12,12、多数の障
害釘(図示省略)などが配設されている。遊技領域1a
の最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウト穴
13が設けられている。
【0027】特図の可変表示装置4は、例えば、液晶表
示装置(LCD:Liquid Crystal Display)からなる特
図の可変表示部4aを備え、この特図の可変表示部4a
において複数種類の識別情報(例えば、図柄、数字、記
号など)が変動表示されることにより特図の可変表示遊
技が可能となっている。また、特図の可変表示装置4の
下部には、普通変動入賞装置9に遊技球が入賞して特図
可変表示遊技が未処理となっている未処理回数を点灯表
示する特図始動記憶表示器4b,…が設けられている。
普図の可変表示装置7は、例えば、7セグメント型のL
EDなどによって構成され、普通図柄(例えば、図柄、
数字、記号などの識別情報)の可変表示遊技が行われる
ようになっている。また、特別変動入賞装置5の開閉扉
5aの右側には、普図始動ゲート6,6に遊技球が入賞
(普図の始動入賞)して普図可変表示遊技が未処理とな
っている未処理回数を表示する普図始動記憶表示器6a
が配設されている。
【0028】普通変動入賞装置9は左右一対の開閉部材
9a,9aを具備し、この開閉部材9a,9aは、常時
は遊技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態を保
持しているが、普図の可変表示装置7の可変表示遊技の
結果が所定の停止表示態様(例えば、「7」)となった
場合には、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置9
に遊技球が流入し易い状態(遊技者にとって有利な状
態)に変化されるようになっている。この普通変動入賞
装置9は、特図の始動口も兼ね、その内部(入賞領域)
に特図始動スイッチ9b(図4)を備えている。また、
普図始動ゲート6,6内には、該普図始動ゲート6,6
を通過した遊技球を検出するための普図始動スイッチ6
b,6b(図4)が設けられている。
【0029】特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開
閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aはその上端側が手前側に倒れる方向に回
動して開放可能になっていて、特図の可変表示遊技の結
果が所定の停止表示態様(例えば、「7、7、7」のゾ
ロ目)となって大当たり等が発生した場合に、大入賞口
5bが開放されるようになっている。この大入賞口5b
の内部(入賞領域)には、該大入賞口5bに入った遊技
球を検出するためのアタッカーカウントスイッチ5c
(図4)と、大入賞口5bに入った遊技球のうち継続入
賞領域(V入賞領域)に流入した遊技球を検出するため
のアタッカー継続スイッチ5d(図4)が配設されてい
る。また、各一般入賞口8,…の内部(入賞領域)に
は、該入賞口8,…に入った遊技球を検出するための入
賞口スイッチ8a,…(図4)が配設されている。
【0030】また、パチンコ遊技機100の前側下半部
には、発射部(図示省略)に(遊技)球を供給する上皿
105、該上皿105に収容しきれない球を収容する下
皿107、前記遊技領域1aに向けて遊技球の発射操作
を行うための操作ハンドル104、スピーカの放音孔1
08,…などが設けられている。
【0031】図2は、パチンコ遊技機の電源供給系統を
示すブロック図である。図3は、電源供給装置の概略構
成を示すブロック図である。図4は、遊技制御装置と排
出制御装置の主要制御ブロック図である。
【0032】図2及び図3に示すように、この実施の形
態のパチンコ遊技機100は、主制御手段たる遊技制御
装置20と、該遊技制御装置20からの指令(賞球コマ
ンド、音声コマンド、装飾コマンド、表示器コマンドな
ど)に基づいて電気装置(排出ユニット124、スピー
カ、装飾ランプ11,…やサイドランプ12,12、特
図の可変表示装置4など)を制御する従属制御手段(排
出制御装置30、表示制御装置40、装飾制御装置5
0、音制御装置60)と、各制御装置20、30、4
0、50、60、70に電源を供給する電源供給装置9
0とを備えている。そして、各制御装置20、30、4
0、50、60間の通信形態は、図2に示すように、主
制御手段(遊技制御装置20)から従属制御手段(制御
装置30、40、50、60)への単方向通信となって
いる。
【0033】電源供給装置90には、図2に示すよう
に、外部ターミナル89を介して外部からAC24Vが
供給されている。電源供給装置90は、図3に示すよう
に、DC32V生成回路91a、DC12V生成回路9
1b、DC5V生成回路(ロジック電源回路)91c、
DC5VBB生成回路91d等の電源回路を有し、これ
ら回路によりAC24Vから各種直流電源(DC32
V、DC24V、DC12V、DC5V、DC5VBB
など)を生成し、該生成した直流電源を各制御装置(遊
技制御装置20、排出制御装置30、表示制御装置4
0、装飾制御装置50、音制御装置60、発射制御装置
70など)に供給するようになっている。DC5V生成
回路91cはDC12VからDC5Vを生成する回路
で、図4に示すように、この回路91cにはダイオード
92を介して、遊技制御装置20のRAM21b、排出
制御装置30のRAM31b、コンデンサ93が並列接
続されている。即ち、コンデンサ93がRAM21b、
31bのバックアップ用電源供給手段として機能し、例
えば、停電発生時など、DC5V生成回路91cからR
AM21b、31bへの電源供給が遮断されても、RA
M21b、31bの記憶内容が所定時間保持されるよう
になっている。また、電源供給装置90は、図3に示す
ように、停電検出回路95を有している。この停電検出
回路95は、停電発生を検出した場合(DC32V生成
回路91aの出力電圧が所定値以下に降下したことを検
出した場合)に、各制御装置(遊技制御装置20、排出
制御装置30、表示制御装置40、装飾制御装置50、
音制御装置60など)のCPU21a、31a、41
a、51a、61aに対して停電検出信号を出力するよ
うになっている。さらに、停電検出回路95は、電源投
入を検出した場合(DC32V生成回路91aの出力電
圧が所定値以上に復帰したことを検出した場合)に、そ
の検出から所定時間経過後に、上記各制御装置のCPU
に対してリセット信号を出力するようになっている。な
お、遊技制御装置20には、リセットパルス幅調整回路
22が設けられ、電源投入時に、停電検出回路95から
のリセット信号が制御装置30、40、50、60より
遅れて入力されるように構成されている。従って、例え
ば、停電復帰時には、遊技制御装置20が制御装置3
0、40、50、60より遅れて起動することとなり、
停電復帰直後であっても、遊技制御装置20から出力さ
れる各コマンド(指令)が喪失することなく確実に制御
装置30、40、50、60に送信される。
【0034】遊技制御装置20は、図4に示すように、
CPU(Central Processing Unit)21a、RAM(R
andom Access Memory)21b及びROM(Read Only M
emory)21cを備えた遊技用マイクロコンピュータ、
インターフェース23等により構成されている。
【0035】CPU21aは、制御部、演算部を備え、
演算制御を行う他、特図や普図の可変表示遊技に関連す
る各種乱数値なども生成している。RAM21bは、特
図始動信号としての特図始動スイッチ9bのオン信号の
記憶(特図始動記憶)および普図始動信号としての普図
始動スイッチ6b,6bのオン信号の記憶(普図始動記
憶)の記憶領域、CPU21aで生成される各種乱数値
の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域、
並びに、CPU21aの作業領域を備えている。ROM
21cには、遊技上の制御プログラムや制御データが書
き込まれている他、特図の大当たり発生を判定するため
の特図の大当たり判定値などが書き込まれている。
【0036】インターフェース23には、図示しないロ
ーパスフィルタ及びバッファーゲートを介して、下皿1
07(図1)のオーバーフロー状態を検出するオーバー
フロースイッチ84、排出ユニット124(図4)に供
給される予備球の貯留状態を検出する半端球検出スイッ
チ85、金枠102(図1)の開放状態を検出する金枠
開放スイッチ86、排出ユニット124より排出されて
賞球用流路を流下する賞球を検出するための賞球検出セ
ンサ125b,125b(中継基板82を介して)、特
図始動スイッチ9b、普図始動スイッチ6b,6b、ア
タッカーカウントスイッチ5c、アタッカー継続スイッ
チ5d、入賞口スイッチ8a,…、などが接続されてい
て、これらから出力される各種の出力信号をCPU21
aに出力している。また、インターフェース23は、C
PU21aから出力される制御信号を入力して、図示し
ない出力ポート及びドライバーを介して、普図の可変表
示装置(普図LED)7、特別変動入賞装置5の開閉扉
5aを開閉するためのアタッカーソレノイド5e、普通
変動入賞装置9の開閉部材9a,9aを開閉するための
普電ソレノイド6c、試験用の出力端子を有する試験用
出力部83、管理装置に外部情報を出力するための遊技
盤用外部出力端子81、表示制御装置40、装飾制御装
置50、音制御装置60などに出力している。
【0037】この遊技制御装置20のCPU21aは、
例えば、特図始動スイッチ9bからの検出信号の入力等
に基づき、RAM21bに記憶されている乱数値を抽出
し、該抽出した乱数値と、予めROM21cに記憶され
ている判定値との比較により、遊技者に対して付与する
遊技価値(例えば、特図の大当たり、普図の当たりな
ど)を決定すると共に、この決定に基づいて、図3に示
すように、表示制御装置40に表示器コマンド(指令)
を送って特図の可変表示部4aに可変表示遊技(図柄の
変動表示)を行わせたり、音制御装置60に音声コマン
ド(指令)を送って、スピーカより出力される効果音や
音声を制御したり、装飾制御装置50に装飾コマンド
(指令)を送って、装飾ランプ11,…、サイドランプ
12,12など各種装飾ランプ・LEDの点灯・点滅状
態を制御したりする。
【0038】例えば、特図の大当たり判定用乱数値と特
図の大当たり判定値とが一致する場合には、表示制御装
置40に表示器コマンドを送って特図の可変表示部4a
の可変表示を所定の停止態様(例えば、「1,1,
1」、「7,7,7」などのゾロ目)で停止させ、大当
たりを発生させる。この大当たりは、特別変動入賞装置
5の開閉扉5aが所定時間(例えば、29.5秒間)開
放して閉じるサイクルを1ラウンドとし、各ラウンド
中、遊技球が大入賞口5b中の継続入賞領域のアタッカ
ー継続スイッチ5dに検出されることを条件に所定ラウ
ンド(例えば、16ラウンド)まで継続される遊技であ
る。但し、各ラウンド中、大入賞口5bに遊技球が所定
個数(例えば、10個)入賞したときはその時点でその
ラウンドを終了する。各ラウンド中、大入賞口5bへの
入賞個数は、アタッカーカウントスイッチ5cにより検
出されてRAM21bに記憶され、所定個数に達すると
開閉扉5aが閉じられてそのラウンドの特別遊技状態が
終了する。
【0039】また、遊技制御装置20のCPU21a
は、入賞口スイッチ8a,…、特図始動スイッチ9b、
アタッカーカウントスイッチ5cから入賞球の検出信号
が入力された場合に、それら検出信号に基づいて、排出
制御装置30に賞球コマンドを送って、排出ユニット1
24より所要数の賞球を排出させる。
【0040】また、遊技制御装置20のCPU21a
は、停電検出回路95より停電検出信号が入力された場
合に、停電処理を実行する。この停電処理では、CPU
21aの全出力ポートをOFF状態とする処理や、CP
U21aによって使用される各種レジスタの内容をRA
M21bに記憶保存する処理等を行う。つまり、RAM
21b、コンデンサ93等によりバックアップ手段が構
成されている。
【0041】また、遊技制御装置20のCPU21a
は、電源投入を検出した場合に、その電源投入が停電復
帰(RAM21bの記憶内容を保持し得る時間内の停電
からの復帰)によるもの(つまり、停電復帰電源投入)
であるか、又は初期電源投入(停電復帰以外の電源投
入)であるかの判定を行う。この判定はRAM21bの
記憶内容(例えば、停電処理時に書き込んだチェックデ
ータや、バックアップデータの有無など)に基づいて行
われ、この判定の結果、停電復帰による電源投入と判定
される場合には、停電復帰時に初期化すべきRAM21
bの記憶領域(例えば、エラー状態情報や、オーバーフ
ロースイッチ84、半端球検出スイッチ85或いは金枠
解放スイッチ86の状態情報を記憶する記憶領域など)
を初期化する処理や、上記停電処理で記憶保存(セー
ブ)したバックアップ内容に基づいて、CPU21aに
よって使用される各種レジスタ等を復帰する処理、停電
復帰時のコマンド(停電復帰制御指令;以下、停電復帰
コマンドと呼ぶ)を表示制御装置40、装飾制御装置5
0、音制御装置60に送信する処理などを行って、停電
前の遊技状態から遊技制御を再開する。つまり、遊技制
御装置20のCPU21aにより、電源投入種類判別手
段、停電復帰制御指令出力手段が構成されている。
【0042】そして、上記停電復帰コマンドに基づき、
表示制御装置40では、特図の可変表示部4aに遊技再
開の表示(停電復帰メッセージ画面の表示)を行わせ
る。例えば、停電発生時の遊技状態が遊技途中であった
場合(例えば、変動表示中、大当たり発生中)には、例
えば、図10(a)に示すように、停電から復帰した旨
の説明(「停電復帰しました。遊技再開していま
す。」)、画面表示が正常復帰しない旨の説明(「画面
復帰は、しばらくお待ちください。」)、停電発生時に
行われていた可変表示遊技の停止図柄情報(「3、3、
7」)、停電発生時の確率変動状態情報(「高確率
中」)などの表示を行わせる。なお、例えば、図10
(c)に示すように、図10(a)の表示に加えて、停
電発生時の遊技状態情報(「大当り遊技再開しま
す。」)を表示することも可能である。また、停電発生
時の遊技状態が客待ち状態であった場合には、例えば、
図10(b)に示すように、通常の客待ち状態画面と同
様、前回の可変表示遊技の停止図柄情報(「3、3、
7」)や、電源遮断時(停電発生時)の確率変動状態情
報(「高確率中」)などを表示させる。
【0043】一方、上記判定の結果、初期電源投入であ
ると判定される場合には、CPU21aによって使用さ
れる各種レジスタやRAM21bの全記憶領域を初期化
する処理、初期電源投入時のコマンドとして客待ちデモ
ンストレーションコマンド(客待ちデモンストレーショ
ン制御指令)を表示制御装置40、装飾制御装置50、
音制御装置60に送信する処理などを行う。その初期電
源投入時のコマンドに基づき、表示制御装置40では、
特図の可変表示部4aに客待ちデモンストレーション表
示を行わせる。この客待ちデモンストレーション表示で
は、例えば、図11に示すように、デフォルトの停止図
柄情報(例えば、「1、2、3」など)が表示される。
【0044】ここで、遊技制御装置20から、表示制御
装置40、装飾制御装置50及び音制御装置60に、そ
れぞれ送信されるコマンド(表示器コマンド、音声コマ
ンド、装飾コマンド)について説明する。
【0045】コマンドは、主指令と、該主指令に関連し
て出力される補助的な補助指令と、に分類される。例え
ば、表示器コマンドの場合には、主指令として、特図の
可変表示部4aに客待ちデモンストレーション表示を行
わせる客待ちデモンストレーションコマンド(初期電源
投入時のコマンド)や、複数ある変動パターンの中から
所望の変動パターンを指定して特図の可変表示部4aに
変動表示を行わせる変動表示コマンド、特図の可変表示
部4aにファンファーレ表示を行わせるコマンド、大当
たりの各ラウンド中にラウンド(例えば、「1」〜「1
6」)を指定して特図の可変表示部4aにラウンド表示
を行わせるコマンド、各ラウンド間のインターバル中に
特図の可変表示部4aにインターバル表示を行わせるコ
マンド、特図の可変表示部4aに大当たり終了の表示を
行わせるコマンド、特図の可変表示部4aに前述した停
電復帰時の表示(図10(a)、図10(b)、図10
(c)を参照)を行わせる停電復帰画面指定コマンドな
どが挙げられる。また、例えば、上記変動表示コマンド
(主指令)に付随して出力される補助指令としては、停
止表示される左図柄、右図柄、中図柄を各々指定するコ
マンド(以下、左図柄指定コマンド、右図柄指定コマン
ド、中図柄指定コマンドと呼ぶ)、全図柄を停止表示さ
せるコマンド(以下、全図柄停止コマンドと呼ぶ)、確
率変動状態(「高確率」又は「低確率」)を指定するコ
マンド(以下、確率変動状態指定コマンドと呼ぶ)、大
当たり中のカウントを指定するコマンドなどが挙げられ
る。なお、前述した停電復帰コマンドは、表示器コマン
ドの場合、停電復帰画面指定コマンド(主指令)と、各
停止図柄指定コマンド(左図柄指定コマンド、右図柄指
定コマンド、中図柄指定コマンド;補助指令)と、確率
変動状態指定コマンド(補助指令)とからなる。
【0046】即ち、表示制御装置40では、遊技制御装
置20から変動表示コマンド(主指令)が送信された場
合に、変動表示コマンド中の変動パターン指定に基づい
て、特図の可変表示部4aに各図柄(識別情報)の変動
表示を開始させる。そして、変動表示コマンド(主指
令)に続いて、遊技制御装置20から順次送信される左
図柄指定コマンド(補助指令)、右図柄指定コマンド
(補助指令)、中図柄指定コマンド(補助指令)に基づ
いて、各図柄の変動を停止させていき、全図柄停止コマ
ンド(補助指令)に基づいて、全図柄を確定(完全停
止)させる。例えば、図9に示すように、右図柄指定コ
マンドが表示制御装置40に送信された後であって、中
図柄指定コマンドが表示制御装置40に送信される前
に、停電が発生した場合には、停電復帰後に、先ず、遊
技制御装置20において停電復帰コマンドが生成され
る。即ち、遊技制御装置20では、前述したように、電
源投入があった場合に、RAM21bの記憶内容に基づ
いて、電源投入が停電復帰電源投入であるか、又は初期
電源投入であるかを判定する。そして、判定の結果、電
源投入が停電復帰電源投入であると判定される場合に、
停電復帰画面指定コマンドを編集すると共に、RAM2
1bの記憶内容に基づいて、停電発生時に実行中であっ
た可変表示遊技(但し、停電発生時が可変表示遊技の実
行中でなかった場合には、前回の可変表示遊技)に対応
する各停止図柄指定コマンド(左図柄指定コマンド、右
図柄指定コマンド、中図柄指定コマンド)と、停電前の
確率変動状態に対応する確率変動状態指定コマンドとの
編集を行い、これら編集したコマンドを、停電復帰コマ
ンドとして表示制御装置40に送信する。こうして停電
復帰コマンド(停電復帰画面指定コマンド、各停止図柄
指定コマンド、確率変動状態指定コマンド)が表示制御
装置40に送信されると、その停電復帰コマンドに基づ
いて、例えば、図10(a)に示すように、特図の可変
表示部4aにおいて停電復帰時の表示が行われる。この
停電復帰時の表示(停電復帰メッセージ画面の表示)は
主指令(例えば、変動表示コマンド)が表示制御装置4
0に受信されるまで継続され、その主指令が受信された
時点で、その指令に基づく表示(例えば、図柄変動画面
の表示)に切り替わり、特図の可変表示部4aの表示が
正常復帰する。なお、表示制御装置40側では、停電復
帰コマンドの後に受信される補助指令(この場合には、
中図柄指定コマンドと全図柄停止コマンド)を無視する
ようになっている。
【0047】また、例えば、音声コマンドの場合には、
主指令として、前記表示器コマンドの変動パターンに対
応する出力音を指定してスピーカより出力させるコマン
ド、スピーカよりファンファーレ音を出力させるコマン
ド、スピーカより大当たり音を出力させるコマンド、こ
の大当たり音の出力を停止させるコマンド、スピーカよ
りエラー音を出力させるコマンド、停電復帰を知らせる
報知を行わせる停電復帰コマンドなどがあり、補助指令
として、大入賞口5bに遊技球が入賞した場合にスピー
カよりカウント音を出力させるコマンドなどがある。即
ち、音制御装置60では、遊技制御装置20から上記音
声コマンドの何れかが送信された場合に、その音声コマ
ンドの指定内容に基づいて、スピーカより音又は音声を
出力させる。例えば、停電復帰コマンドを受信した場合
には、停電復帰コマンドに基づいて、停電復帰を知らせ
る報知をスピーカに行わせる。この報知は、上記主指令
の何れかが音制御装置60に受信されるまで継続され、
その主指令が受信された時点で、その指令に基づく報知
に切り替わり、スピーカの出力が正常復帰する。
【0048】また、例えば、ランプコマンドの場合に
は、主指令として、客待ち状態における各種装飾ランプ
・LEDの点灯或いは点滅パターンを指定するコマン
ド、前記表示器コマンドの変動パターンに対応する各種
装飾ランプ・LEDの点灯或いは点滅パターンを指定す
るコマンド、ファンファーレ中の各種装飾ランプ・LE
Dの点灯或いは点滅パターンを指定するコマンド、大当
たりの各ラウンド中の各種装飾ランプ・LEDの点灯或
いは点滅パターンを指定するコマンド、各ラウンド間の
インターバル中の各種装飾ランプ・LEDの点灯或いは
点滅パターンを指定するコマンド、大当たりが終了した
ときの各種装飾ランプ・LEDの点灯或いは点滅パター
ンを指定するコマンド、停電復帰時の各種装飾ランプ・
LEDの点灯或いは点滅パターンを指定する停電復帰コ
マンドなどがあり、この停電復帰コマンドに付随して出
力される補助指令として、特図始動記憶表示器4b,…
の点灯表示数を指定するコマンド、普図始動記憶表示器
6aの点灯表示数を指定するコマンドなどがある。即
ち、装飾制御装置50では、遊技制御装置20から上記
装飾コマンドの何れかが送信された場合に、その装飾コ
マンドの指定内容に基づいて、装飾ランプ11,…、サ
イドランプ12,12など各種装飾ランプ・LEDを点
灯或いは点滅させる。例えば、停電復帰コマンドを受信
した場合には、停電復帰コマンドに基づいて、停電復帰
を知らせる報知を各種装飾ランプ・LEDに行わせる。
この報知は、上記主指令の何れかが装飾制御装置50に
受信されるまで継続され、その主指令が受信された時点
で、その指令に基づく報知に切り替わり、各種装飾ラン
プ・LEDの点灯或いは点滅状態が正常復帰する。
【0049】排出制御装置30は、図4に示すように、
内部にCPU31a、ROM31c、RAM31b、イ
ンターフェース32等を備えて構成されている。インタ
ーフェース32には、流路切換ユニット125の貸球検
出センサ125a,125a及び賞球検出センサ125
b,125b(中継基板82を介して)、カードユニッ
ト500、遊技制御装置20からの信号が入力される。
また、インターフェース32からは、報知ランプ87、
排出ユニット124の球排出モータ124a及びストッ
パーソレノイド124b、カードユニット500、流路
切換ユニット125の流路切換ソレノイド125c、発
射制御装置70に信号がそれぞれ出力される。
【0050】即ち、排出制御装置30は、遊技制御装置
20から入力される賞球制御指令(賞球コマンド)に基
づいて、流路切換ユニット125の流路切換ソレノイド
125cに制御信号を送って、排出ユニット124から
の球排出流路を賞球用流路に切り換えると共に、排出ユ
ニット124の球排出モータ124a及びストッパーソ
レノイド124bに制御信号を送って、排出ユニット1
24より所要数の賞球を排出させる制御を行う。また、
排出制御装置30のCPU31aは、カードユニット5
00から入力される貸球制御指令(BRDY信号、BR
Q信号)に基づいて、流路切換ソレノイド125c、球
排出モータ124a及びストッパーソレノイド124b
に制御信号を送って、排出ユニット124より所要数の
貸球を排出させると共に、そのときの動作状態を示す信
号(PRDY信号、EXS信号)をカードユニット50
0に出力する。また、排出制御装置30のCPU31a
は、貸球用流路に配設される貸球検出センサ125a,
125aや賞球用流路に配設される賞球検出センサ12
5b,125bからの検出信号を入力して貸球数や賞球
数を計数し、この計数値に基づき貸球排出及び賞球排出
が正確に行われているか否かを監視する処理を行う。こ
の処理の結果、異常が認められる場合には、報知ランプ
(図示省略)等に制御信号を送信して報知ランプを点滅
させ、ホールの従業員等に異常発生を報知する。また、
排出制御装置30のCPU31aは、遊技制御装置20
から入力される発射制御指令に基づいて、図2に示すよ
うに、発射装置の発射動作を可能にする発射イネーブル
信号を発射制御装置70に出力する。例えば、オーバー
フロースイッチ84、半端球検出スイッチ85、金枠開
放スイッチ86からの入力等に基づき、遊技制御装置2
0において何らかの異常等が検出される場合には、遊技
制御装置20による制御の下、発射イネーブル信号の出
力が停止される。また、排出制御装置30のCPU31
aは、停電検出回路95より停電検出信号が入力された
場合に、停電処理を実行する。この停電処理では、イン
ターフェース32に接続される各種機器からの入力信号
を取り込んでRAM31bに記憶保存(バックアップ)
する処理や、CPU31aによって使用される各種レジ
スタの内容をRAM31bに記憶保存(バックアップ)
する処理等を行う。さらに、排出制御装置30のCPU
31aは、停電検出回路95よりリセット信号が入力さ
れた場合に、RAM31bの記憶領域にバックアップデ
ータが有るか否かを判定し、該判定の結果、バックアッ
プデータが有る場合には、バックアップデータに基づい
て、停電前の状態から賞球や貸球の排出に関わる制御を
再開する。
【0051】図5には、遊技制御装置20によって行わ
れる遊技制御処理のフローチャートを示す。
【0052】この遊技制御処理は、停電検出回路より出
力されるリセット信号によって開始される。先ず、ステ
ップS1において、この遊技制御処理に対する割込みを
禁止し、ステップS2に移行する。ステップS2では、
CPU21aの全出力ポートをOFF状態とする処理を
行い、ステップS3に移行する。ステップS3では、停
電検出信号の入力状態を監視し、停電検出信号の入力が
OFF状態となったところで(つまり、電源が安定した
ところで)、ステップS4に移行する。ステップS4で
は、CPU21aによって使用される各種レジスタを初
期化する処理を行い、続くステップS5では、RAM2
1bへのアクセスを許可する処理を行う。次いで、ステ
ップS6では、RAM21bの記憶内容(例えば、停電
処理時に書き込んだチェックデータや、バックアップデ
ータの有無など)に基づき、電源投入が停電復帰(RA
M21bの記憶内容を保持し得る時間内の停電からの復
帰)によるものであるか、又は初期電源投入(停電復帰
以外の電源投入)であるかの判定を行い、該判定の結
果、停電復帰による電源投入と判定される場合には、ス
テップS7に移行する。
【0053】ステップS7では、停電復帰時に初期化す
べきRAM21bの記憶領域(例えば、エラー状態情報
や、オーバーフロースイッチ84、半端球検出スイッチ
85或いは金枠解放スイッチ86の状態情報を記憶する
記憶領域など)をクリアし、続くステップS8では、ス
テップS7でクリアした記憶領域に初期値を設定する。
その後、順次、停電復帰コマンドを表示制御装置40、
装飾制御装置50、音制御装置60に送信する処理(ス
テップS9)、RAM21bの記憶内容(後述の停電処
理(図8)で記憶保存したバックアップデータ)に基づ
いて、CPU21aによって使用される全レジスタを復
帰する処理(ステップS10)、CPU21aによって
使用されるスタックポインタを復帰する処理(ステップ
S11)、割込みを許可する処理(ステップS12)、
CPU21aによって使用されるプログラムカウンタを
復帰する処理(ステップS13)を行って、停電発生時
に中断した処理に復帰する。
【0054】一方、ステップS6における判定の結果、
初期電源投入であると判定される場合には、ステップS
14に移行に移行する。ステップS14では、RAM2
1bの全記憶領域をクリアする処理を行い、続くステッ
プS15では、RAM21bの全記憶領域に初期値を設
定する処理を行う。その後、順次、初期電源投入時のコ
マンドとして客待ちデモンストレーションコマンドを表
示制御装置40、装飾制御装置50、音制御装置60に
送信する処理(ステップS16)、CPU21aによっ
て使用されるスタックポインタを設定する処理(ステッ
プS17)、割込みを許可する処理(ステップS18)
を行って、通常処理(ステップS19)へと移行する。
【0055】図6は、図5の遊技制御処理における通常
処理(ステップS19)のフローチャートである。
【0056】この通常処理(メインループ)が開始され
ると、先ず、ステップS31において、各入賞口スイッ
チ監視処理が行われる。この各入賞口スイッチ監視処理
では、普図始動スイッチ6b,6b、特図始動スイッチ
9b、アタッカーカウントスイッチ5c、アタッカー継
続スイッチ5dなどのスイッチからの論理入力に基づい
て、特図始動記憶や普図始動記憶の更新、後述のタイマ
割込処理(図7)の乱数更新処理(ステップS51)で
記憶更新された各種乱数値の抽出、賞球数記憶、大当た
り時のラウンド継続の設定、などの処理を行う。
【0057】次いで、ステップS32では、特図ゲーム
処理を行う。この特図ゲーム処理では、普通変動入賞装
置9への入賞に基づく特図始動記憶があるか否かを判定
し、特図始動記憶がある場合には、ステップS31で抽
出した特図の可変表示遊技に関連する各種乱数値とそれ
に対応する判定値との比較により、特図の大当たりを発
生するか否かの決定や、リーチ(リーチ可変表示遊技)
を発生するか否かの決定、或いは停止図柄の決定など、
特図の可変表示遊技に関連する様々な決定などを行うと
共に、特図始動記憶を1デクリメントする処理などを行
う。そして、特図の大当たり発生が決定された場合に
は、大当たりに関連する各種処理を行う。
【0058】次いで、ステップS33では、普図ゲーム
処理を行う。この普図ゲーム処理では、普図始動スイッ
チ6b,6bによる検出に基づく普図始動記憶があるか
否かを判定し、普図始動記憶がある場合には、ステップ
S31で抽出した普図の当たり乱数値と普図の当たり判
定値との比較により、普図の当たりを発生するか否かを
決定する処理を行う。次いで、ステップS34では、ス
テップS33における決定に従い、普図の可変表示装置
7に普図の可変表示とその停止を行わせたり、時短処理
を行わせたりする。そして、ステップS33において普
図の当たりが決定された場合には普図当たりとして普通
変動入賞装置9を所定期間開放する処理などを行う。こ
の処理の後、ステップS35に移行する。
【0059】ステップS35では、断線・短絡不正やノ
ーカウント不正等を監視する不正監視処理を行い、ステ
ップS36へと移行する。例えば、ノーカウント不正の
監視処理では、特別変動入賞装置5の開閉扉5aが開放
された状態であるにもかかわらずアタッカーカウントス
イッチ5cにより入賞球が所定時間全く検出されない状
態を検出したりする。ステップS36では、各種ソレノ
イド(例えば、アタッカーソレノイド5e、普電ソレノ
イド6cなど)に出力する制御信号の編集を行うソレノ
イド編集処理や、管理装置に出力する外部情報(例え
ば、大当たり情報、確率変動情報、図柄確定情報など)
の編集を行う外部情報編集処理などの出力編集処理を行
った後、ステップS37に移行する。
【0060】ステップS37では、各種コマンド(排出
制御装置30に送信する賞球コマンド、表示制御装置4
0に送信する表示器コマンド、装飾制御装置50に送信
する装飾コマンド、音制御装置60に送信する音声コマ
ンド)を編集するコマンド編集処理を行った後、ステッ
プS38に移行する。ステップS38では、先ず、後述
のタイマ割込処理(図7)や停電処理(図8)の割込み
を禁止した後、上記各種コマンドに対応する制御装置3
0、40、50、60に各々のコマンドを送信するコマ
ンド送信処理を行う。各コマンドの送信が完了したら、
割込みを許可し、ステップS31の各入賞口スイッチ監
視処理に戻る。
【0061】図7には、遊技制御装置20によって行わ
れるタイマ割込処理のフローチャートを示す。
【0062】このタイマ割込処理は、図示省略のタイマ
回路より一定の周期(例えば、約2ms)で出力される
タイマ割込信号に基づいて開始される。即ち、そのタイ
マ割込信号により、この処理が開始され、ステップS5
1において先ず、乱数更新処理が行われる。この乱数更
新処理では、特図及び普図の可変表示遊技に関連する各
種乱数値(例えば、特図の大当たり判定用乱数値など)
の生成をCPU21aで行って、その生成した各種乱数
値をRAM21bに記憶更新させる処理を行う。次い
で、ステップS52では、インターフェース23に入力
される信号の論理変換、チャタリング除去等を行う入力
処理を行った後、ステップS53へと移行する。ステッ
プS53では、前述した通常処理(図6)の普図変動処
理(ステップS34)で編集した普図の可変表示装置7
への制御信号や、出力編集処理(ステップS36)で編
集した各ソレノイドへの制御信号、或いは外部情報など
を出力する出力処理を行った後、このタイマ割込処理を
終了する。
【0063】図8には、遊技制御装置20によって行わ
れる停電処理のフローチャートを示す。なお、この停電
処理は、前述したタイマ割込処理(図7)の割込みより
も優先度が高くなっている。
【0064】この停電処理は、停電検出回路95より出
力される停電検出信号によって開始される。先ず、ステ
ップS71において、この停電処理に対する割込みを禁
止すると共に、CPU21aの全出力ポートをOFF状
態とする処理を行う。その後、順次、ウォッチドックタ
イマ(CPU21aの暴走を防止するため、所定カウン
トに達した場合にCPU21aに対してリセットをかけ
るタイマ)をクリアする処理(ステップS72)、CP
U21aによって使用されるスタックポインタの内容を
RAM21bに記憶保存(セーブ)する処理(ステップ
S73)、プログラムカウンタの内容をRAM21bに
記憶保存する処理(ステップS74)、スタックポイン
タやプログラムカウンタ以外の各レジスタの内容をRA
M21bに記憶保存する処理(ステップS75)、RA
M21bへのアクセスを禁止する処理(ステップS7
6)を行った後、リセット信号の入力を待つ。リセット
信号が入力されたら、この停電処理を終了する。
【0065】この実施の形態のパチンコ遊技機100に
よれば、停電復帰による電源投入があった場合に、遊技
制御装置20(主制御手段)から表示制御装置40、装
飾制御装置50及び音制御装置60(従属制御手段)に
停電復帰コマンド(停電復帰制御指令)を出力すること
により、電気装置(スピーカ、装飾ランプ11,…やサ
イドランプ12,12、特図の可変表示装置4など)に
遊技の再開を知らせる報知を行わせるようにしたので、
停電復帰後に遊技者は遊技再開の状況を把握することが
でき、安心して遊技を再開することができる。従って、
ホールと遊技者との間の、停電発生によるトラブルを未
然に防止することが期待できる。
【0066】また、停電復帰による電源投入があった場
合には、前述したように、遊技制御装置20から制御装
置40、50、60に停電復帰コマンドが出力されるの
で、停電復帰後に遊技制御装置20から制御装置40、
50、60に出力される最初のコマンド(指令)は補助
指令(例えば、中図柄指定コマンドなど)とならない。
従って、この実施の形態のパチンコ遊技機100のよう
に、遊技制御装置20から制御装置40、50、60に
出力されるコマンドに、主指令と補助指令とがある場合
においても、停電復帰後に、停電復帰コマンドに基づい
て上記電気装置の制御を速やかに再開することができ
る。また、この実施の形態のパチンコ遊技機100のよ
うに、各制御装置20、40、50、60間の通信形態
が、遊技制御装置20から制御装置40、50、60へ
の単方向通信であって、制御装置40、50、60から
遊技制御装置20にコマンドを要求することができない
場合においても、停電復帰後に、停電復帰コマンドに基
づいて上記電気装置の制御を速やかに再開することがで
きる。
【0067】また、初期電源投入があった場合に、客待
ちデモンストレーションコマンド(客待ちデモンストレ
ーション制御指令)を出力することとし、客待ち状態の
ときに出力されるコマンドと初期電源投入時に出力され
るコマンドとを兼用するようにしたので、コマンド体系
の簡素化、並びに、コマンド編集処理の簡素化が可能に
なる。また、遊技制御装置20より停電復帰コマンドが
出力された場合に、特図の可変表示部4aに遊技の再開
を知らせるメッセージ表示(停電復帰メッセージ画面の
表示)を行わせるようにしたので、停電復帰後に特図の
可変表示部4aの表示を速やかに再開することができ
る。また、遊技者に対して遊技再開を適切に報知するこ
とができる。
【0068】また、電源投入が停電復帰電源投入である
と判別されたときに、遊技制御装置20が、遊技の進行
に関わる制御を再開すると同時に、制御装置40、5
0、60に対して停電復帰コマンドを出力することとし
たので、遊技再開を待つ遊技者の待ち時間を最小限とす
ることができる。また、遊技再開と同時に遊技再開の報
知が行われるので、遊技者は安心して遊技を再開でき
る。また、電源投入が停電復帰電源投入であると判別さ
れたときに、遊技の進行に関わる制御を再開する構成と
したので、遊技再開に何らかの条件(例えば、所定スイ
ッチの状態変化、停電復帰から所定時間経過などの条
件)を設ける場合などに比べて、遊技再開処理が簡素と
なり、遊技再開に際して遊技制御装置20にかかる負担
が少なくなる。また、遊技再開のタイミングが遊技者に
とって分かり易くなる。
【0069】なお、本発明はこの実施の形態のパチンコ
遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチ
ンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの
弾球遊技機等にも適用可能である。
【0070】また、この実施の形態では、停電復帰によ
る電源投入があった場合に、遊技制御装置20から制御
装置40、50、60に停電復帰コマンドを出力して、
前記電気装置に遊技の再開を知らせる報知を行わせる構
成としたが、例えば、電源投入後に遊技制御装置20よ
り出力された最初の指令が補助指令(例えば、中図柄指
定コマンド、全図柄停止コマンドなど)であった場合
に、前記電気装置に遊技の再開を知らせる報知を行わせ
る構成とすることも可能である。その場合、例えば、図
12に示すように、停電から復帰した旨の報知(「停電
復帰しました。遊技再開しています。」)や、画面表示
が正常復帰しない旨の説明(「画面復帰は、しばらくお
待ちください。」)を特図の可変表示部4aに表示する
ことで、遊技再開の報知を行う。このような構成によれ
ば、停電復帰後に遊技制御装置20より出力された最初
の指令が補助指令である場合においても、遊技者は戸惑
うことなく安心して遊技を再開することができる。さら
に、停電復帰コマンドの編集処理及び送信処理を省略す
ることができ、コマンド体系を簡素化することができ
る。
【0071】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0072】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、停電復帰
による電源投入があった場合に、主制御手段から従属制
御手段に停電復帰制御指令を出力することにより、電気
装置のうちの少なくとも1つに遊技の再開を知らせる報
知を行わせるようにしたので、停電復帰後に遊技者は遊
技再開の状況を把握することができ、安心して遊技を再
開することができる。従って、ホールと遊技者との間
の、停電発生によるトラブルを未然に防止することが期
待できる。
【0073】請求項2記載の発明によれば、主制御手段
から従属制御手段に、主指令又は補助指令が出力される
こととなる。なお、停電復帰電源投入があった場合に
は、前述したように、主制御手段から従属制御手段に停
電復帰制御指令が出力されるので、停電復帰後に主制御
手段から従属制御手段に出力される最初の指令は補助指
令とならない。従って、主制御手段から従属制御手段に
出力される指令に、主指令と補助指令とがある場合にお
いても、停電復帰後に、停電復帰制御指令に基づいて電
気装置の制御を速やかに再開することができる。
【0074】請求項3記載の発明によれば、主制御手段
からの指令が従属制御手段に単方向通信で送信されるこ
ととなる。従って、主制御手段に不正な信号等が入力さ
れる危険性を低減することができる。なお、停電復帰電
源投入があった場合には、前述したように、主制御手段
から従属制御手段に停電復帰制御指令が出力されるの
で、主制御手段と従属制御手段との間の通信形態が、主
制御手段から従属制御手段への単方向通信であって、従
属制御手段から主制御手段に指令を要求することができ
ない場合においても、停電復帰後に、停電復帰制御指令
に基づいて電気装置の制御を速やかに再開することがで
きる。
【0075】請求項4記載の発明によれば、初期電源投
入があった場合に、電気装置のうちの少なくとも1つに
よって、初期電源投入時の客待ちデモンストレーション
報知が行われる。つまり、電源投入後には、遊技再開を
知らせる報知と、客待ちデモンストレーション報知の何
れか一方の報知が行われることとなる。また、初期電源
投入があった場合に、客待ちデモンストレーション制御
指令を出力することとし、客待ち状態のときに出力され
る指令と初期電源投入時に出力される指令とを兼用する
ようにしたので、指令体系の簡素化、並びに、指令編集
処理の簡素化が可能になる。
【0076】請求項5記載の発明によれば、主制御手段
より停電復帰制御指令が出力された場合に、表示装置の
少なくとも1つに遊技の再開を知らせるメッセージ表示
を行わせるようにしたので、停電復帰後に表示装置の表
示を速やかに再開することができる。また、遊技者に対
して遊技再開を適切に報知することができる。
【0077】請求項6記載の発明によれば、電源投入が
停電復帰電源投入であると判別されたときに、遊技の進
行に関わる制御を再開すると同時に、従属制御手段に対
して停電復帰制御指令を出力することとしたので、遊技
再開を待つ遊技者の待ち時間を最小限とすることができ
る。また、遊技再開と同時に遊技再開の報知が行われる
ので、遊技者は安心して遊技を再開できる。また、電源
投入が停電復帰電源投入であると判別されたときに、遊
技の進行に関わる制御を再開する構成としたので、遊技
再開に何らかの条件を設ける場合などに比べて、遊技再
開処理が簡素となり、遊技再開に際して主制御手段にか
かる負担が少なくなる。また、遊技再開のタイミングが
遊技者にとって分かり易くなる。
【0078】請求項7記載の発明によれば、電源投入後
に主制御手段より出力された最初の指令が補助指令であ
った場合に、電気装置のうちの少なくとも1つに遊技の
再開を知らせる報知を行わせるようにしたので、停電復
帰後に主制御手段より出力された最初の指令が補助指令
である場合においても、遊技者は戸惑うことなく安心し
て遊技を再開することができる。また、停電復帰後に主
制御手段から従属制御手段に出力される指令の種類が増
えるわけではないので、指令の生成或いは送信に関して
主制御手段にかかる負担を増加させることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機として例示するパチンコ遊
技機を示す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の電源供給系統を示すブロック
図である。
【図3】図2の電源供給装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図4】図2の遊技制御装置と排出制御装置の主要制御
ブロック図である。
【図5】図4の遊技制御装置によって行われる遊技制御
処理のフローチャートである。
【図6】図5の遊技制御処理における通常処理のフロー
チャートである。
【図7】図4の遊技制御装置によって行われるタイマ割
込処理のフローチャートである。
【図8】図4の遊技制御装置によって行われる停電処理
のフローチャートである。
【図9】図4の遊技制御装置から表示制御装置に出力さ
れる表示器コマンドの出力タイミングを示すタイムチャ
ートである。
【図10】停電復帰時における特図の可変表示部の表示
例を示す図で、図10(a)は停電発生時が遊技途中で
あった場合、図10(b)は停電発生時が客待ち状態で
あった場合、図10(c)は図10(a)の表示例の変
形例をそれぞれ示している。
【図11】初期電源投入時における特図の可変表示部の
表示例を示す図である。
【図12】図10(a)の表示例の変形例を示す図であ
る。
【符号の説明】
4 特図の可変表示装置(電気装置) 11 装飾ランプ(電気装置) 12 サイドランプ(電気装置) 20 遊技制御装置(主制御手段) 21a CPU(電源投入種類判別手段、停電復帰制御
指令出力手段) 40 表示制御装置(従属制御手段) 50 装飾制御装置(従属制御手段) 60 音制御装置(従属制御手段) 100 遊技機(パチンコ遊技機)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技の進行に関わる制御を行う主制御手段
    と、 電気装置と、 前記主制御手段からの指令に基づいて前記電気装置を制
    御する従属制御手段と、 電源遮断時に、進行中の遊技に関する遊技情報を記憶保
    持可能とするバックアップ手段と、を備えた遊技機にお
    いて、 前記主制御手段は、 電源投入時に、該電源投入が初期電源投入であるか停電
    復帰電源投入であるかを判別する電源投入種類判別手段
    と、 該電源投入種類判別手段により、前記電源投入が停電復
    帰電源投入であると判別された場合に、前記従属制御手
    段に対して停電復帰制御指令を出力する停電復帰制御指
    令出力手段と、 を備え、 前記従属制御手段は、前記主制御手段より前記停電復帰
    制御指令が出力された場合に、前記電気装置のうちの少
    なくとも1つに遊技の再開を知らせる報知を行わせるよ
    うになっていること特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記指令には、 複数種類の主指令と、 前記主指令に関わる補助指令とが含まれることを特徴と
    する請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記主制御手段と前記従属制御手段との間
    の通信形態は、前記主制御手段から前記従属制御手段へ
    の単方向通信となっていることを特徴とする請求項2記
    載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記主制御手段は、前記電源投入種類判別
    手段により前記電源投入が初期電源投入であると判別さ
    れた場合に、前記従属制御手段に対して客待ちデモンス
    トレーション制御指令を出力し、 該制御指令があった場合に、前記従属制御手段は、前記
    電気装置のうちの少なくとも1つに、初期電源投入時の
    客待ちデモンストレーション報知を行わせるようになっ
    ていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
    遊技機。
  5. 【請求項5】前記電気装置のうちの表示装置を制御する
    表示制御装置を備え、 前記従属制御手段に前記表示制御装置が含まれ、 該表示制御装置は、前記主制御手段より前記停電復帰制
    御指令が出力された場合に、前記表示装置の少なくとも
    1つに遊技の再開を知らせるメッセージ表示を行わせる
    ようになっていることを特徴とする請求項1〜4の何れ
    かに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記主制御手段は、 前記電源投入種類判別手段により前記電源投入が停電復
    帰電源投入であると判別されたときに、遊技の進行に関
    わる制御を再開すると同時に、前記従属制御手段に対し
    て前記停電復帰制御指令を出力するようになっているこ
    とを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】遊技の進行に関わる制御を行う主制御手段
    と、 電気装置と、 前記主制御手段からの指令に基づいて前記電気装置を制
    御する従属制御手段と、 電源遮断時に、進行中の遊技に関する遊技情報を記憶保
    持可能とするバックアップ手段と、を備えた遊技機にお
    いて、 前記指令には、 複数種類の主指令と、 前記主指令に関わる補助指令とが含まれており、 前記従属制御手段は、電源投入後に前記主制御手段より
    出力された最初の指令が前記補助指令であった場合に、
    前記電気装置のうちの少なくとも1つに遊技の再開を知
    らせる報知を行わせるようになっていること特徴とする
    遊技機。
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