JP5597819B2 - 遊技機および台間機 - Google Patents
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Description
この対策として、特許文献1には、遊技機を遊技場内に設置する際に、遊技機の部品に非接触ICタグを貼付し、更に、その非接触ICタグの通信範囲内にアンテナを配設するという技術が提案されている。非接触ICタグには遊技機に固有の識別情報が記録されており、この識別情報をアンテナが受信して、異常検知装置に送信し、識別情報の正当性を判断する。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、遊技制御装置の不正な交換を容易に検出可能にすることを目的とする。
つまり、内枠が閉鎖されると状態変化信号が台間機に送信され、更に固有情報が台間機に送信されるが、遊技機の電源を投入した際にも、状態変化信号(ここでは遊技機に電源が投入されたことを示すもの)が台間機に送信され、更に固有情報が台間機に送信される遊技機となる。
なお、この遊技機を請求項2に記載の遊技機に適用した場合には、遊技機の電源が投入されると、固有情報は台間機と管理装置の双方に送信されることとなる。固有情報が台間機に送信される場合には、これに先んじて状態変化信号が台間機に送信されるが、管理装置に固有情報を送信する際にも、その前に状態変化信号を管理装置に送信するように構成してもよい。
ここで報知動作としては、スピーカから音を発する、ランプを点灯または点滅させる、異常が発生した旨を示す信号を外部(例えば前記ホールコンピュータ)に送信する等が挙げられる(以下の報知動作についても同様)。なお、スピーカやランプといった出力装置は、遊技機が備えるものを流用しても良いし、こうした出力装置を台間機に新設して、報知動作を行なってもよい。
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造である。外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。その開閉は内枠開放スイッチ36により検出可能に構成されている。前枠52には、板ガラス61が取り外し自在に設けられており、板ガラス61の奥には遊技盤が内枠70に取り付けられている。
また主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10及び普通図柄表示装置7の表示、第1特別図柄保留記憶表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19及び普通図柄保留記憶表示装置8の点灯を制御する。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドルを操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドルを触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドルを触っていても遊技球は発射できないようになっている。
また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けられており、この外部接続端子板78より、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータ87に送られる。なお、従来はホールコンピュータ87へ信号を送信するための外部接続端子板には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータ87へ出力するための端子)と枠用((枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータ87へ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施例では、一つの外部接続端子板78を介してホールコンピュータ87へ遊技状態や遊技結果を示す信号を送信している。
つまり枠開閉処理は、内枠70が閉鎖状態から開放されたこと、及び開放状態から閉鎖されたこと(つまり内枠70の開閉状態の変化)を検出して、この変化が発生した場合には、それに応じて枠の開放(または閉鎖)信号をCRユニット56に送信し、更にIDデータを送信する処理となっている。
この処理によれば、内枠70が開放された際に、正規の主制御装置80からS115の処理により送信された枠開放信号を受けて、S245の処理でIDデータが記憶された後、ID確認時間が経過する前にIDデータを受信(S200:yes)し、それが枠閉鎖時のIDデータであった場合(S210:yes)は、IDデータが記憶されたものと一致していれば(つまり、主制御装置80が不正に交換されなかったと推定される場合は)エラー情報が送信(S310)されない。しかし、内枠70の開放時に不正な基板と交換される等して、IDデータを受信できない場合(S200:no)や、そもそも枠閉鎖信号を受信できない(ID受信処理が起動しない)場合は、S235のID確認時間の設定解除が行なわれないので、いずれID確認時間が経過し、エラー情報がホールコンピュータ87に送信される(S310)。なお、エラー情報を受信したホールコンピュータ87は、該当パチンコ機50においてエラーが発生した旨を表示部97に出力する。
そしてCRユニット56を、IDデータや内枠70の開閉信号を受信して前記したID受信処理やID確認時間判定処理を実行するものとしておけばよい。こちらは任意のパチンコ機50に対して汎用のものとなるため、パチンコ機50が入れ替えられても、主制御装置80の交換を検出することができる。
前記実施例では、台間機として、玉貸し代金が記録されたプリペイドカードを受け入れて、球貸スイッチ57の指示に応じて代金をプリペイドカードから差し引くCRユニット56を用いたが、これ以外の構成を用いても良い。例えば、現金を受け入れると、自動的に所定単位分(例えば1000円分)の球を貸し出すものや、現金を受け入れた上で、球貸スイッチ57の指示に応じて球を貸し出すものにしてもよい。
IDデータとして、チップ個別ナンバーのみを送信していたが、これに加えてROMコードやパチンコ機50の機種やメーカーを表す情報を送信しても構わない。また、内枠70が開放されたのか閉鎖されたのかを示す情報をIDデータと併せて送信しても良い。この場合は、状態変化信号を送信する意味が、CRユニット56(台間機)にIDデータを受信する準備をすること程度になる。そこで、状態変化信号を送信する代わりに、引き続きIDデータが送信されることをCRユニット56に教示するトリガーとなる信号のみを送信しても良い。
この場合、固有情報送信手段は遊技制御装置が備え、状態変化送信手段は遊技制御装置以外の回路基板が備えるものであり、且つ状態変化信号を台間機および遊技制御装置に対して送信するものであり、遊技制御装置は前記回路基板から状態変化信号を受信すると、台間機に固有情報を送信するものとなる。そして、遊技制御装置が交換された際にも、状態変化が生じると、台間機に前記回路基板が状態変化信号を送信するので、速やかに遊技制御装置の不正交換を検出することができる。更には、固有情報送信手段も、遊技制御装置以外の回路基板が備えるものとしても良い。
前記実施例では、電源投入時や電源断時のIDデータの正否判断をホールコンピュータ87で行なっていたが、CRユニット56にて行なうように構成してもよい。また、パチンコ機50の状態変化の内容に関わらず、報知動作の一部(または全て)をCRユニット56で行なうように構成し直してもよい。これには例えば、CRユニット56にスピーカを設け、IDデータの不一致などを検出した際にはこのスピーカから音を発するようにすることが考えられる。また、スピーカに代えて(またはこれに加えて)ランプをCRユニット56に設け、このランプを点灯させたり点滅させたりすることにより、報知動作を行なってもよい。
前記実施例では、遊技機としてパチンコ機50を用いたが、回胴式遊技機(いわゆるパチスロ機)に適用しても良い。この場合は例えば、回胴式遊技機の前扉が開放・閉鎖されたことを検出して、IDデータを台間機に送信するように構成することが考えられる。
前記実施例では、遊技機の状態変化として、内枠70の開閉と、電源の入切を扱っていたが、これ以外の状態変化を検出して、これに対応する状態変化信号やIDデータをCRユニット56やホールコンピュータ87に送信しても良い。これ以外の状態変化としては、例えば、遊技機のガラス枠が開閉されたこと、遊技機がいわゆる大当たり(回胴式遊技機であればビッグボーナス)になったこと、異常な入賞状態が発生したこと、RAMクリア等を挙げることができる。なお、ガラス枠が開閉されたことは、ガラス枠開放スイッチ35によって検出することができる。
56 : CRユニット 、 80 : 主制御装置
81 : 払出制御装置 、 87 : ホールコンピュータ
Claims (4)
- 遊技の進行を司る遊技制御装置と、当該遊技機の状態が変化したことを検出する状態変化検出手段とを備えた遊技機であって、価値担体を受け入れて、当該遊技機からの指示に応じて前記価値担体の残高から当該遊技機で用いられる遊技媒体の貸し出し料金を差し引く台間機に併設される遊技機において、
前記遊技制御装置に固有のデータである固有情報が記憶された固有情報記憶部と、
前記状態変化検出手段により当該遊技機の状態が変化したことが検出されると、該状態の変化が発生したことを示す状態変化信号を前記台間機に送信する状態変化送信手段と、
前記状態変化送信手段により前記状態変化信号が前記台間機に送信されたことに起因して、前記固有情報を前記台間機に送信する固有情報送信手段と、
を備え、
当該遊技機が少なくとも前記遊技制御装置を保持する内枠を有し、当該遊技機の外形を成す外枠に対して前記内枠が開閉可能に構成された弾球遊技機であって、
前記状態変化検出手段が、前記状態の変化として前記内枠の開閉を検出するものであり、
前記状態変化送信手段が、前記状態変化検出手段により前記内枠が開放状態から閉鎖されたことが検出されると、前記状態変化信号を前記台間機に送信し、更に、前記状態変化検出手段により前記内枠が閉鎖状態から開放されたことが検出された場合にも前記状態変化信号を前記台間機に送信するものであることを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
前記状態変化検出手段が、前記状態の変化として当該遊技機の電源の投入を検出するものであり、
前記状態変化送信手段が、前記状態変化検出手段により当該遊技機の電源が投入されたことが検出されると、前記状態変化信号を前記台間機に送信するものであることを特徴とする遊技機。
- 請求項1または2に記載の遊技機において、
当該遊技機は、該遊技機を管理する管理装置を備えた遊技場に設置されるものであり、
当該遊技機の電源が投入されると、前記固有情報を前記管理装置に送信するものであることを特徴とする遊技機。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技機に併設される台間機であって、
前記遊技機の前記固有情報を記憶する固有情報格納部と、
前記遊技機から前記状態変化信号を受信すると、引き続き該遊技機から送信される前記固有情報を受信する固有情報受信手段と、
該固有情報受信手段により前記固有情報が受信されると、前記固有情報格納部に記憶されている固有情報と比較し、一致しない場合は、報知動作を行なう第1報知手段と、
を備え、前記遊技機から前記内枠が閉鎖状態から開放されたことを示す状態変化信号を受信した場合に、前記固有情報受信手段が受信した前記固有情報を前記固有情報格納部に記憶し、
前記遊技機から前記内枠が開放状態から閉鎖されたことを示す状態変化信号を受信した場合に、前記固有情報受信手段が前記固有情報を受信すると、前記第1報知手段が、前記固有情報格納部に記憶されている固有情報と比較し、一致しない場合は、報知動作を行なうことを特徴とする台間機。
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