JP5597819B2 - 遊技機および台間機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機および遊技機に併設される台間機に関するものである。
パチンコ機や回胴式遊技機(いわゆるパチスロ機)といった遊技機において、不正防止は非常に重要な課題となっている。例えば、こうした遊技機の遊技を司る遊技制御装置を交換するといった不正も度々発生している。このような不正行為への対策としては、主に基板やROMに異常がないかの目視確認が中心であるが、目視では簡単に判別できないものも多く存在し、決して簡単な作業ではない。また、遊技店内の遊技機のすべてを常時監視できるわけではなく、不正の発見が遅れると深刻な被害も起きかねない。
この対策として、特許文献1には、遊技機を遊技場内に設置する際に、遊技機の部品に非接触ICタグを貼付し、更に、その非接触ICタグの通信範囲内にアンテナを配設するという技術が提案されている。非接触ICタグには遊技機に固有の識別情報が記録されており、この識別情報をアンテナが受信して、異常検知装置に送信し、識別情報の正当性を判断する。
特開2008−289727
しかしながら、数百台も設置される遊技機に1台1台、非接触ICタグを貼付したりアンテナを設置したりするのは膨大な手間を要する。しかも、通常、遊技機は数ヶ月〜数年で入れ替えが行なわれるものであり、その都度、この作業を行なう必要がある。また、遊技制御装置の交換後に、巧妙に非接触ICタグを張り替えられるという可能性も否定できない。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、遊技制御装置の不正な交換を容易に検出可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明は、遊技の進行を司る遊技制御装置と、当該遊技機の状態が変化したことを検出する状態変化検出手段とを備えた遊技機であって、価値担体を受け入れて、当該遊技機からの指示に応じて前記価値担体の残高から当該遊技機で用いられる遊技媒体の貸し出し料金を差し引く台間機に併設される遊技機において、前記遊技制御装置に固有のデータである固有情報が記憶された固有情報記憶部と、前記状態変化検出手段により当該遊技機の状態が変化したことが検出されると、該状態の変化が発生したことを示す状態変化信号を前記台間機に送信する状態変化送信手段と、前記状態変化送信手段により前記状態変化信号が前記台間機に送信されたことに起因して、前記固有情報を前記台間機に送信する固有情報送信手段と、を備え、当該遊技機が少なくとも前記遊技制御装置を保持する内枠を有し、当該遊技機の外形を成す外枠に対して前記内枠が開閉可能に構成された弾球遊技機であって、前記状態変化検出手段が、前記状態の変化として前記内枠の開閉を検出するものであり、前記状態変化送信手段が、前記状態変化検出手段により前記内枠が開放状態から閉鎖されたことが検出されると、前記状態変化信号を前記台間機に送信し、更に、前記状態変化検出手段により前記内枠が閉鎖状態から開放されたことが検出された場合にも前記状態変化信号を前記台間機に送信するものであることを特徴とする。
ここで価値担体としては、現金、現金に相当する残高が記録された磁気カード、または同様に残高が記録されたICカードなどを挙げることができる。また遊技媒体とは、当該遊技機がパチンコ機であれば遊技球、当該遊技機が回胴式遊技機であればメダルを挙げることができる。また、台間機としては、当該遊技機がパチンコ機であればCRユニットを例示することができる。なお、遊技制御装置においては、その遊技制御装置が備えるROMに記録されているプログラムなどから算出される値(例えばチェックサム)を保持しているものがあるが、これはそのプログラムなどの内容が同じであれば、同じ値になる(通常、機種が同じであれば同じ値になる)ため、固有情報とは言えない。ただし、こうしたチェックサムのような、機種に特有の情報を、遊技制御装置に固有のデータと併せ、これらをまとめて「固有情報」とするのは構わない。
ここで、弾球遊技機においては、通常、内枠を開放させないと遊技制御装置を着脱したり、その遊技機のみの電源を入切したりできないように構成されている。従って、不正に遊技制御装置を交換する際には、内枠を開放させることになる。この内枠が開放された状態から閉鎖されると、状態変化信号が台間機に送信され、更に固有情報が台間機に送信される。
また、この遊技機においては、内枠が開放されると、状態変化信号(内枠が開放されたことを示すもの)が台間機に送信され、更に固有情報が台間機に送信されるが、その内枠を閉鎖した際にも状態変化信号(ただし内枠が閉鎖されたことを示すもの)が台間機に送信され、更に固有情報が台間機に送信される。
請求項に記載の本発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記状態変化検出手段が、前記状態の変化として当該遊技機の電源の投入を検出するものであり、前記状態変化送信手段が、前記状態変化検出手段により当該遊技機の電源が投入されたことが検出されると、前記状態変化信号を前記台間機に送信するものであることを特徴とする。
つまり、内枠が閉鎖されると状態変化信号が台間機に送信され、更に固有情報が台間機に送信されるが、遊技機の電源を投入した際にも、状態変化信号(ここでは遊技機に電源が投入されたことを示すもの)が台間機に送信され、更に固有情報が台間機に送信される遊技機となる。
請求項に記載の本発明は、請求項1または2に記載の遊技機において、当該遊技機は、該遊技機を管理する管理装置を備えた遊技場に設置されるものであり、当該遊技機の電源が投入されると、前記固有情報を前記管理装置に送信するものであることを特徴とする。
なお、この遊技機を請求項に記載の遊技機に適用した場合には、遊技機の電源が投入されると、固有情報は台間機と管理装置の双方に送信されることとなる。固有情報が台間機に送信される場合には、これに先んじて状態変化信号が台間機に送信されるが、管理装置に固有情報を送信する際にも、その前に状態変化信号を管理装置に送信するように構成してもよい。
請求項に記載の本発明は、請求項1からのいずれか1項に記載の遊技機に併設される台間機であって、前記遊技機の前記固有情報を記憶する固有情報格納部と、前記遊技機から前記状態変化信号を受信すると、引き続き該遊技機から送信される前記固有情報を受信する固有情報受信手段と、該固有情報受信手段により前記固有情報が受信されると、前記固有情報格納部に記憶されている固有情報と比較し、一致しない場合は、報知動作を行なう第1報知手段とを備備え、前記遊技機から前記内枠が閉鎖状態から開放されたことを示す状態変化信号を受信した場合に、前記固有情報受信手段が受信した前記固有情報を前記固有情報格納部に記憶し、前記遊技機から前記内枠が開放状態から閉鎖されたことを示す状態変化信号を受信した場合に、前記固有情報受信手段が前記固有情報を受信すると、前記第1報知手段が、前記固有情報格納部に記憶されている固有情報と比較し、一致しない場合は、報知動作を行なうことを特徴とする。
ここで報知動作としては、スピーカから音を発する、ランプを点灯または点滅させる、異常が発生した旨を示す信号を外部(例えば前記ホールコンピュータ)に送信する等が挙げられる(以下の報知動作についても同様)。なお、スピーカやランプといった出力装置は、遊技機が備えるものを流用しても良いし、こうした出力装置を台間機に新設して、報知動作を行なってもよい。
請求項1に記載の遊技機によれば、遊技機の状態の変化が状態変化検出手段により検出されると、台間機に状態変化信号が送信され、これを起因として、固有情報が固有情報送信手段により台間機に送信される。固有情報は、遊技機の遊技進行を司る遊技制御装置に固有のデータであり、前述の非接触ICタグのように後から遊技制御装置に付加されるものではないので、遊技機の設置時などに遊技機に対して何らかの設定を行なう必要は無い。また、固有情報は遊技制御装置に固有のものであるため、遊技制御装置を別のものに交換すると、固有情報が変化するか、固有情報が存在しない遊技制御装置になるか、或いは固有情報が存在しても台間機に対して送信されない状態になる。この固有情報が遊技機の設置時から変化しないこと等を台間機が確認することにより、不正に遊技制御装置が交換されたことなどを検出することができる。
しかも、この固有情報の送信に先んじて、状態変化信号を送信するので、台間機は、状態変化信号を受信すると、引き続き固有情報が遊技機から送信されてくることが分かる。従って、確実に固有情報を受信することができる。また、固有情報が送られてこなかった場合にも、正規の遊技制御装置が遊技機に備えられていないことが分かる。また、状態変化信号や固有情報を、遊技機が設置された遊技場の管理装置(遊技機がパチンコ機や回胴式遊技機であればホールコンピュータ)に送信し、管理装置にて固有情報の正否を判定することも考えられる。しかし、こうした管理装置は遊技場全体の、数百台、場合によっては千台を超える遊技機の遊技状態などを管理しているので、状態変化が発生する都度、状態変化信号や固有情報を管理装置に送信すると、管理装置の処理負担を増大させてしまう。この点、本発明の遊技機では、各遊技機に併設されている台間機に、状態変化信号や固有情報を送信しているので、管理装置の負担が増大することが無い。
なお、遊技制御装置が交換される場合、その作業の概要は、まず内枠が開放され、次に遊技機の電源が遮断され、遊技制御装置を交換し、遊技機の電源を再投入し、内枠を閉鎖するという手順となる。従って、この交換が不正なものである場合、電源が再投入されたときや、内枠が閉鎖されたときに固有情報の正否を確認すると、速やかに不正な交換を検出することができる。そこで請求項に記載の遊技機では、内枠が閉鎖されたときに、台間機に状態変化信号が送信され、これを起因として、固有情報が固有情報送信手段により台間機に送信されるので、台間機は、前回受信した固有情報と今回受信した固有情報の一致・不一致を判定することにより、早い時点で遊技制御装置の不正な交換を検出することができる。なお、これ以外の方法として、真正の固有情報を予め台間機に記憶させておき、これと、受信した固有情報とを比較することも考えられる。
そして請求項に記載の遊技機では、内枠が閉鎖時だけではなく、内枠の開放時にも、その状態変化信号および固有情報を台間機に送信する。従って、台間機では、内枠の閉鎖時に送信されてきた固有情報を、開放時に送信されてきた固有情報と比較し、両者が一致しなければ不正な交換があったと判定するといったことが可能となる。また、これにより台間機は、真正の固有情報を予め保有しておく必要が無くなる。そして、遊技機を当初の設置場所から変更するのも容易となる。仮に真正の固有情報を台間機が保有しているとすると、併設される遊技機が変更される都度、真正の固有情報を変更する必要がある。この点、請求項に記載の遊技機では、内枠の開放時と閉鎖時に固有情報を送信するので、これらの一致・不一致のみを確認すればよい。
請求項に記載の遊技機では、当該遊技機の電源投入時に、固有情報を台間機に送信する。従って、前述のように、台間機は、早い時点で遊技制御装置の不正な交換を検出することができる。従って、内枠が開放されたときに送信した固有情報と、電源が投入されたときに送信した固有情報とを比較し、これらが不一致であった場合に遊技制御装置の不正な交換が発生したと台間機が判定することも可能となる。
請求項に記載の遊技機では、当該遊技機の電源投入時に、その状態変化信号および固有情報を管理装置(例えば前記ホールコンピュータ)に送信する。従って、前述のように、管理装置は、早い時点で遊技制御装置の不正な交換を検出することができる。なお、通常、電源投入は、内枠の開閉よりも発生頻度が低いと考えられるので、このように構成しても管理装置の処理負担が増大することは殆どない。遊技場の開店前に行なう電源投入では、多数の遊技機で一斉に状態変化信号および固有情報が送信されてくることになるが、この状態では、一般に遊技が行われていないので、管理装置の処理負担は小さくて済む。
なお、台間機に送信する固有情報と、管理装置に送信する固有情報とは、同じものでなくてもよい。例えば台間機に送信する固有情報は、遊技制御装置の備えるCPUに固有の番号のみとし、管理装置に送信する固有情報は、この固有の番号に加え、遊技機の機種を表すコードや、遊技機が遊技場に設置された際の管理番号をもまとめたものとしても構わない。
請求項に記載の台間機では、遊技機から状態変化信号を受信すると、引き続き遊技機から送信される固有情報を固有情報受信手段が受信し、固有情報格納部に記憶されている固有情報と比較し、一致しない場合は、第1報知手段が報知動作を行なうので、遊技制御装置が交換された場合には速やかに報知動作を行なうことができる。
そして、遊技機の内枠が閉鎖された際に送信されてきた固有情報を、内枠が開放された際に送信されてきた固有情報と比較し、一致しなければ、第1報知手段が、報知動作を行なうので、内枠の閉鎖後という早い時点で、遊技制御装置の交換を検出することができる。しかも比較の対象となる固有情報が、内枠の開放時に送信されてきたものであるから、台間機は真正の固有情報を予め記憶する必要が無い。これにより、遊技機の移設(当該台間機から離脱して別の台間機に併設する)をする都度、真正の固有情報を固有情報格納手段に記憶させる必要が無く、移設が容易となる。
パチンコ遊技機50の正面図。 パチンコ遊技機50の電気ブロック図。 パチンコ遊技機50の裏面図 主制御装置80が実行する電源投入時の処理のフローチャート。 主制御装置80が実行する枠開閉処理のフローチャート。 CRユニット56が実行するID受信処理のフローチャート。 CRユニット56が実行するID確認時間判定処理のフローチャート。 IDデータがホールコンピュータ87およびCRユニット56に送信されるタイミングを示すタイムチャート。 本発明による不正監視システムの概要図。 主制御装置80が有するワンチップマイコン内部のブロック図。
以下に本発明の好適な実施形態について説明する。尚、本発明の実施の形態は下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する種々の形態を採ることができ、各実施例に記載された内容を適宜組み合わせることが可能なことはいうまでもない。
[実施例1]
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造である。外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。その開閉は内枠開放スイッチ36により検出可能に構成されている。前枠52には、板ガラス61が取り外し自在に設けられており、板ガラス61の奥には遊技盤が内枠70に取り付けられている。
前枠52の上側左右及び外枠下側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。
前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63の左側には、遊技者が操作可能な演出ボタン67が備えられており、遊技者が所定期間中に、該演出ボタン67を操作することで後述する演出図柄表示装置6に表示される内容が変化したり、スピーカ66より出力される遊技音が変化したりする。なお、演出ボタン67は単に押下されるだけでなく、演出ボタン67の上縁や下縁が押されることにより、単に押下した場合とは異なる信号を主制御装置80などに送信可能に構成されている。
また、このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。CRユニット56は、CPU、RAM、ROM、プリペイドカードの読み書きを行なうプリペイドカードリーダライタなどを備えたコンピュータシステムとして構成されている。
このパチンコ機50の電気的構成は、図2のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、パチンコ機50に接続されるCRユニット56およびホールコンピュータ87も併せて図示した。また、単に信号を中継するだけのためのいわゆる中継基板及び電源回路等は記載していない。詳細の図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えているが、本実施例では発射制御装置84にはCPU、ROM、RAMは設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置84にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口スイッチ11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口スイッチ12a、普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する普通図柄作動スイッチ17a、大入賞口14に入球した遊技球を計数するためのカウントスイッチ14a、第1左入賞口31、第2左入賞口32に入球した遊技球を検出する左入賞口スイッチ31a、第1右入賞口33、第2左入賞口34に入球した遊技球を検出する右入賞口スイッチ33a等の検出信号が入力される。
主制御装置80は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10及び普通図柄表示装置7の表示、第1特別図柄保留記憶表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19及び普通図柄保留記憶表示装置8の点灯を制御する。
更に、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド14bを制御することで大入賞口14の開閉を制御し、普通電動役物ソレノイド(図2では普電役物ソレノイドと表記)12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールコンピュータ87に送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
この主制御装置80を交換するには、本図に示す構成(CRユニット56とホールコンピュータ87は除く)を保持する内枠70を開放し、パチンコ機50の裏面を露出させる必要がある。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を稼働させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出センサ21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出センサ21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置81は、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23からの信号が入力され、満杯スイッチ22により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合及び球切れスイッチ23により球タンクに遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力されると払出モータ20を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。なお、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ20の駆動を再開させる。
また、払出制御装置81は遊技球等貸出装置接続端子24を介してCRユニット56と交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出スイッチ21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。なお、遊技球等貸出装置接続端子24は精算表示基板25とも双方向通信可能に接続されており、精算表示基板25には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン、精算を要求するための返却ボタン、残高表示器が接続されている。
また、払出制御装置81は、外部接続端子78を介して賞球に関する情報などをホールコンピュータ87に送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。そして本実施例の払出制御装置81では特に、主制御装置80から送信された状態変化信号およびIDデータ(後述)を受信してCRユニット端子板24を介してCRユニット56に送信する。これら両信号を送信するためのデータラインが、主制御装置80・払出制御装置81間、払出制御装置81・CRユニット端子板24間、およびCRユニット端子板24・CRユニット56間に設置されている。なお本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
発射制御装置84は発射モータ30を制御して、遊技球を遊技領域3に遊技球を発射させる。なお、発射制御装置84には払出制御装置81以外に発射ハンドルからの回動量信号、タッチスイッチ28からのタッチ信号、発射停止スイッチ29から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドルを操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドルを触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドルを触っていても遊技球は発射できないようになっている。
サブ統合制御装置83はサブ制御装置に該当し、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。そして、音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカからの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部はランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって各種LED、ランプ26を制御する。 また、サブ統合制御装置83には、演出ボタン67が接続されており、遊技者が演出ボタン67を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、疑似図柄等の演出画像を画面6aに表示させる。
図3に示すように、パチンコ機50の裏側は、前述した遊技盤を脱着可能に取り付ける内枠70が前述した外枠51に収納されている。この内枠70には、上方から、球タンク71、タンクレール72及び払出装置73が設けられている。この構成により、遊技盤1上の入賞口に遊技球の入賞があれば球タンク71からタンクレール72を介して所定個数の遊技球を払出装置73により前述した上皿55に排出することができる。
また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。
主制御装置80、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83は遊技盤1に設けられており、払出制御装置81、発射制御装置84、電源基板85が内枠70に設けられている。なお、図3では、発射制御装置84が描かれていないが、発射制御装置84は払出制御装置81の下に設けられている。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けられており、この外部接続端子板78より、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータ87に送られる。なお、従来はホールコンピュータ87へ信号を送信するための外部接続端子板には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータ87へ出力するための端子)と枠用((枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータ87へ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施例では、一つの外部接続端子板78を介してホールコンピュータ87へ遊技状態や遊技結果を示す信号を送信している。
主制御装置80に実装されたワンチップマイコンは、図4に示す処理を行う。電源が投入されて動作を開始すると、RAM初期値設定処理(S5)を行う。次に、図示省略のRAMクリアスイッチが操作されたか否か(RAMを消去するか否か)を判断し(S10)、肯定判断ならRAM消去処理を行ってRAMを消去し(S15)、IDデータをホールコンピュータ87に送出する(S40)。
ここで、IDデータについて図10を用いて説明する。図10は、主制御装置80が有するワンチップマイコン内部の、IDデータに関わる構成のみを示す概略ブロック図である。このワンチップマイコンは、遊技を実現するプログラムなどが格納された内蔵ROM102と、内蔵ROM102内のプログラムを実行するCPU100と、チップ個別ナンバーレジスタ101と、外部バスインタフェース106と、これらをはじめとする各部を接続する内部バス105とを備えている。内蔵ROM102にはROMコード計算回路103を介してROMコードレジスタ104が接続されている。
ROMコードレジスタ104には、内蔵ROM102に記憶されたプログラムデータからROMコード計算回路103により算出されたROMデータが格納されている。つまりROMデータは、パチンコ機50の遊技仕様に対応したデータであり、機種ごとに異なる値となる。換言すれば、機種が同じであれば同じROMデータがROMコードレジスタ104に格納されている。一方、チップ個別ナンバーレジスタ101には、チップ個別ナンバーが格納されており、これは当該ワンチップマイコンが製造されたときに付けられる固有番号であり、機種が同じであっても異なる値となっている。これらチップ個別ナンバーおよびROMコードが、当ワンチップマイコンの固有情報と呼ばれるもので、CPU100が実行するプログラムにより、外部バスインタフェース106から外部に送信可能にされている。本実施例でIDデータといえば、チップ個別ナンバーを指すものとする。
ここで、IDデータの送信経路の概略について図9を用いて説明する。なお、本図では図2に示したブロック図からIDデータの送受信およびその処理に関連の深い構成のみを取り出している。S40の処理により主制御装置80から送出されたIDデータは、裏配線中継端子板75(図示せず)および外部接続端子板78を介してホールコンピュータ87に送信される。ホールコンピュータ87は、このIDデータを通信部95にて受信し、ID正否判定部96にて正否を判定する。なお、ID正否判定部96には予め、管理対象となる全ての遊技機(弾球遊技機に限らない)のIDデータが格納されており、受信したIDデータがこれら格納されているIDデータのいずれかと一致するか否かを判定することにより、主制御装置80が不正に交換されていないかどうかを判定する。判定の結果は表示部97に出力され、管理者が不正の有無を容易に認識できるように構成されている。
図4に戻る。S10で否定判断のときは、停電時処理にて設定されたRAM保証値が1であるか否かを判断し(S20)、否定判断ならS15、S40を実行する。肯定判断のときは、SUM値作成処理(S25)を行ってから、SUM値が0であるか否かを判断する(S30)。否定判断ならS15、S40を実行し、肯定判断ならRAMにバックアップされた状態に復帰させるための電源復帰処理(S35)を実行してからS40を実行する。
S40に続いては、割込禁止を行い(S45)、NMIフラグが0か否かを判断する(S50)。NMIフラグは、図示省略の断電検出回路で断電(電圧の低下)が検出されて主制御装置80のワンチップマイコンにNMI信号が入力されたこと、つまり断電を示している。
NMIフラグが0のとき、すなわち断電でないときは(S50:yes)、初期値乱数更新処理1(S55)、初期値乱数更新処理2(S60)及び初期値乱数更新処理3(S65)を実行してから、割込を許可する(S70)。S70からS45の間(割込許可の状態)でタイマ割込(INT信号の入力)があると遊技の進行を制御するための遊技制御処理(公知であるから説明は省略)を行った後にS45へと移行し、上述のS45〜S70を繰り返す。S45〜S70を残余処理といい、この実行に要する時間は、S70からS45に至る間に発生する割り込み処理により変化し、これにより初期値乱数の更新頻度が変化する。
一方、断電に伴ってNMIフラグがセットされたときは(S50:no)、SUM値作成処理(S75)を行い、データの退避が正常に行われたことを保証するRAM保証値を1にして(S80)、RAMライトプロテクト処理(S85)を行ってから、IDデータをホールコンピュータ87に送出する(S90)。
図5に主制御装置80のCPUが実行する枠開閉処理の概要を示す。本処理が起動するとまずS100にて枠開放フラグが0か否かを判定する。ここで枠開放フラグは、1のときに内枠70が開放された状態、0のときに内枠70が閉鎖された状態であることを示す。枠開放フラグが0であれば(S100:yes)、内枠70が開放されたか否かを判定し(S105)、否定判断なら本処理を終了(リターン)する。内枠70が開放されているか閉鎖されているかは、内枠開放スイッチ36により検出することができ、内枠開放スイッチ36の出力がL(ローレベル)であれば開放されていることを、H(ハイレベル)であれば閉鎖されていることを示す。内枠70が開放された場合(S105:yes)は、枠開放フラグを1にし(S110)、枠開放信号をCRユニット56に送信し(S115)、IDデータを処理をCRユニット56に送信し(S120)、本処理を終了する。なお、S120の処理に限らないが、主制御装置80からCRユニット56へのIDデータの送信は、図9に示すように、払出制御装置81、CRユニット端子板24を介して行なわれる。また、S115の枠開放信号およびS135の枠閉鎖信号はサブ統合制御装置83にも送信される。
図5に戻る。枠開放フラグが0でなければ(S100:no)、内枠70が閉鎖されたか否かを判定し(S125)、否定判断なら本処理を終了する。肯定判断(S125:yes)なら枠開放フラグを0にし(S130)、枠閉鎖信号をCRユニット56に送信し(S135)、IDデータを処理をCRユニット56に送信し(S140)、本処理を終了する。なお、S120で送信されるIDデータとS140で送信されるIDデータは同じものとする。
つまり枠開閉処理は、内枠70が閉鎖状態から開放されたこと、及び開放状態から閉鎖されたこと(つまり内枠70の開閉状態の変化)を検出して、この変化が発生した場合には、それに応じて枠の開放(または閉鎖)信号をCRユニット56に送信し、更にIDデータを送信する処理となっている。
図6にCRユニット56のCPUが実行するID受信処理の概要を示す。本処理は主制御装置80から枠開放信号(図5のS115)または枠閉鎖信号(図5のS135)を受信すると起動する。なお、枠開放信号と枠閉鎖信号をまとめて枠開閉信号とも言う。本処理は起動するとまずS200にてIDデータを受信したか否かを判定する。否定判断なら本処理を終了(リターン)する。肯定判断(S200:yes)なら、受信したIDデータが枠閉鎖時のものか否かを判定する。前述のように、S120で送信されるIDデータとS140で送信されるIDデータは同じであるから、実際には、本処理が起動されることとなった信号が枠開放信号(図5のS115)であったか枠閉鎖信号(図5のS135)であったかにより判定する。
受信したIDデータが枠閉鎖時のものでなければ(S205:no)、IDデータがCRユニット56に記憶されているか否かを判定し(S240)、記憶されている場合(S240:yes)は本処理を終了する。IDデータが記憶されていない場合(S240:no)は、受信したIDデータをCRユニット56のRAMに記憶し(S245)、ID確認時間を設定して(S250)本処理を終了する。つまりS240〜S250の処理では、内枠70が開放されたときに、受信したIDデータを記憶(S245)する処理となっている。ただし既にIDデータが記憶されている場合(S240:yes)は特に処理は行なわない。なお、ID確認時間の設定(S250)については後述する。
受信したIDデータが枠閉鎖時のものであった場合(S205:yes)は、IDデータがCRユニット56に記憶されているか否かを判定し(S210)、記憶されている場合(S245:yes)は、受信したIDデータと記憶されているIDデータとを比較し(S215)、両データが一致していなければ(S220:yes)、エラー信号をホールコンピュータ87に送信する(S225)。そして記憶したIDデータを消去し(S230)、ID確認時間の設定を解除し(S235)、本処理を終了する。受信したIDデータと記憶されているIDデータとが一致していれば(S220:no)、S230にてIDデータを消去し、S235でID確認時間の設定を解除し、本処理を終了する。なお、S210の判定で、IDデータが記憶されていない場合(S210:no)は、S215の比較ができないので本処理を終了する。
つまりS210〜S235の処理では、内枠70が閉鎖されたときに、受信したIDデータを、予め記憶(主にS245の処理による)したIDデータと比較し、一致していなければホールコンピュータ87にエラー情報を送信する処理となっている。なお、CRユニット56からホールコンピュータ87へのエラー情報の送信は、図9に示すように、CRユニット56の備える台間機制御装置91からホールコンピュータ87へとパチンコ機50を介さずに行なわれる。エラー情報(図9ではID異常信号と表記)はホールコンピュータ87の通信部95にて受信され、該当パチンコ機50においてエラーが発生した旨を表示部97に出力する。
なお、S240において、内枠70が開放されたにも拘らずIDデータの記憶があるケースとしては、何者かが内枠70を開放し、主制御装置80を不正に交換し、RAMクリアを行なった場合を例示できる。こうすると、まず内枠70を開放した際に枠開放信号がCRユニット56に送信され、これにより起動したID受信処理のS250の処理で、このIDデータが記憶される。そしてRAMクリアを行なうと、枠開放フラグが0になり且つ内枠70が開放されているため、S100、S105が共に肯定判定され、枠開放信号の送信(S115)とIDデータの送信(S120)が行なわれる。これによりID受信処理が再び起動され、S205で肯定判定される。ここで、S240の判定がないと、交換後の不正なIDデータがS245の処理により記憶されてしまう。その後、内枠70が閉鎖されてIDデータが送信されてくると、このIDデータは記憶されたIDデータと一致する(S220:no)ので、エラー情報が送信されないという事態が発生してしまう。この点、S240の判定を行なうこと、内枠開放時の正規のIDデータが保持される(S240:yes)ので、主制御装置80の不正な交換を検出することができる。
CRユニット56のCPUが実行するID確認時間判定処理の概要を図7に示す。本処理はS250の処理でID確認時間が設定されると起動する。すなわち、ID確認時間が設定されると(S300:yes)、ID確認時間が経過したか否かを判定する(S305)。ID確認時間が経過していない場合(S305:no)は、本処理を終了する。ID確認時間が経過している場合は、エラー信号をホールコンピュータ87に送信してから(S310)本処理を終了する。なお、S235の処理でID確認時間の設定が解除された場合にも本処理は終了する。
この処理によれば、内枠70が開放された際に、正規の主制御装置80からS115の処理により送信された枠開放信号を受けて、S245の処理でIDデータが記憶された後、ID確認時間が経過する前にIDデータを受信(S200:yes)し、それが枠閉鎖時のIDデータであった場合(S210:yes)は、IDデータが記憶されたものと一致していれば(つまり、主制御装置80が不正に交換されなかったと推定される場合は)エラー情報が送信(S310)されない。しかし、内枠70の開放時に不正な基板と交換される等して、IDデータを受信できない場合(S200:no)や、そもそも枠閉鎖信号を受信できない(ID受信処理が起動しない)場合は、S235のID確認時間の設定解除が行なわれないので、いずれID確認時間が経過し、エラー情報がホールコンピュータ87に送信される(S310)。なお、エラー情報を受信したホールコンピュータ87は、該当パチンコ機50においてエラーが発生した旨を表示部97に出力する。
図8に、パチンコ機50の電源を投入してから、IDデータがホールコンピュータ87およびCRユニット56に送信されるタイミングの概略を示す。時点t0 において電源が投入されると、図示しないリセット信号の解除を待って時点t1 において主制御装置80が起動する(Hになる)。なお、内枠開放スイッチ36は、内枠70が閉鎖している状態でHとなり、開放している状態ではLとなるが、電源が投入されていない状態では開閉に関わらずLとなる。主制御装置80が起動すると、S40の処理によりホールコンピュータ87にIDデータが送信される。なお、実際には、主制御装置80が起動すると、主制御装置80が備えるROMのセキュリティチェックが行なわれた後に、図4に示した電源投入時の処理が行なわれるのだが、こうした時間を本図では省略している。引き続き、時点t3 において内枠70の開放が検出されると、S115の処理によりCRユニット56に枠開放信号が送信され、更にS120の処理によりCRユニット56にIDデータが送信される。なお、図8ではこれら2種類の信号を、時点t3'からT4 までの1つの矩形波で表した。続く時点t5 において、内枠70の閉鎖が検出されると、S135の処理によりCRユニット56に枠閉鎖信号が送信され、更にS140の処理によりCRユニット56にIDデータが送信される。そして、時点t7 において、パチンコ機50の電源が遮断されると、S90の処理によりホールコンピュータ87にIDデータが送信される。
以上のように構成された不正監視システムによれば、パチンコ機50の内枠70が開放されると、枠開放信号がCRユニット56に送信されてから、パチンコ機50の主制御装置80のワンチップマイコンのIDデータがCRユニット56に送信されるので、CRユニットが確実にIDデータを受信することができる。同様に、パチンコ機50の内枠70が閉鎖された際には、枠閉鎖信号がCRユニット56に送信されてから、主制御装置80のワンチップマイコンのIDデータがCRユニット56に送信されるので、CRユニットは確実にIDデータを受信することができる。また、こうして内枠70の開放および閉鎖に伴ってCRユニット56はそれぞれIDデータを受信するが、前述のようにIDデータの受信に先んじて、それぞれ枠開放信号および枠閉鎖信号を受信するので、受信したデータが枠開放に対応するものか、枠閉鎖に対応するものかを峻別することができる。
このIDデータは、主制御装置80のCPU100に固有のものであるため、設置時に遊技場の管理者などがパチンコ機50に対して改めて付与する必要が無い。前記説明した電源投入時処理や枠開閉処理を、主制御装置80のCPUが実行するプログラムの一つとして内蔵ROM102に記録しておけばよい。これは遊技場の管理者が設定するものではないため、管理者は、パチンコ機50の設置時に、通常の作業以外にパチンコ機50に対して特に行なうことはない。
そしてCRユニット56を、IDデータや内枠70の開閉信号を受信して前記したID受信処理やID確認時間判定処理を実行するものとしておけばよい。こちらは任意のパチンコ機50に対して汎用のものとなるため、パチンコ機50が入れ替えられても、主制御装置80の交換を検出することができる。
前記のごとく確実にIDデータを受信したCRユニット56は、枠開放時に受信したIDデータを記憶し、枠閉鎖時にIDデータを受信するとこれと比較し、一致しない場合は、ホールコンピュータ87にエラー信号を送信する(S225)ので、主制御装置80が交換された際には、その不正な主制御装置80による遊技による被害が発生する前に、交換を検出することができる。また、枠閉鎖時に対応するIDデータが送信されてこなかった場合にも、ホールコンピュータ87にエラー信号を送信する(S310)ので、不正な主制御装置80による被害が発生する前に、主制御装置80の不正な交換を検出することができる。なお、主制御装置80全体を交換するのではなく、CPU100を含むワンチップマイコンのみを交換する不正行為も考えられるが、この場合にもIDデータが変化するため、不正な交換を検出することができる。
また、内枠70が開放されるごとにIDデータを記憶し(S245)、内枠70が閉鎖された際に受信したIDデータと、記憶されたIDデータとを比較するので、パチンコ機50を遊技場内の別の場所に移設することがあっても、容易に対応して、移設前と同様、主制御装置80の交換を検出することができる。これに反し、例えば予め真正のIDデータをCRユニット56に記憶させておき、パチンコ機50からIDデータが送信されてくるごとにそのIDデータを真正のIDデータと比較することも考えられる。しかしこうすると、パチンコ機50を別の箇所に移設したなどの理由で、そのパチンコ機50とCRユニット56の対応関係が崩れる都度、真正のIDデータをCRユニット56に記憶させる必要が生じる。本実施例のパチンコ機50によれば、パチンコ機50の移設が容易となる。
そしてこのようにCRユニット56にて、IDデータの正否などを判定するので、ホールコンピュータ87の処理負担が増大するのを防ぐことができる。なお、エラー情報は、ホールコンピュータ87に送信され、ホールコンピュータ87の表示部97にてエラーが発生した旨が報知されるわけだが、これはIDデータの、不一致(S225)や未受信(S310)が発生した場合であり、その頻度は内枠70の開閉に比べれば非常に少ないと考えられる。従って、ホールコンピュータ87の処理負担が増大することは殆ど無い。
また、パチンコ機50に電源が投入された際および電源が遮断された際には、ホールコンピュータ87にIDデータを送信し、ホールコンピュータ87にてそのIDデータの正否を判定するが、これは不正が行なわれる際に、電源の投入や遮断が行なわれる可能性が高いからである。電源を投入したままで主制御装置80を不正な基板に交換すると、基板のCPUが起動しないので、リセット信号を入力する必要がある。現在の遊技機では電源投入時にリセット信号が入力されるので、電源を一旦遮断した後に再投入する可能性が高いのである。従って、電源が投入された際および電源が遮断された際に、ホールコンピュータ87にIDデータを送信すれば、適切に対処することができる。なお、パチンコ機50の電源の投入・遮断は遊技場の開店前または閉店後の、遊技が行なわれていない状況で行なわれることが多いので、ホールコンピュータ87の処理負担は軽い。換言すれば、遊技場が営業中にパチンコ機50の電源の投入・遮断が発生した際には、不正が行なわれる可能性が高いので、ホールコンピュータ87の処理負担が増大してでもIDデータを監視する意味は大きい。
ここで本実施例の構成と、本発明の構成要件との対応関係を示す。主制御装置80が本発明の「遊技制御装置」に相当し、内枠開放スイッチ36が本発明の「状態変化検出手段」に相当し、CRユニット56が本発明の「台間機」に相当し、IDデータ(チップ個別ナンバー)が本発明の「固有情報」に相当し、チップ個別ナンバーレジスタ101が本発明の「固有情報記憶部」に相当し、S115およびS135の処理が本発明の「状態変化送信手段」に相当し、S120およびS140の処理が本発明の「固有情報送信手段」に相当し、S245の処理が本発明の「固有情報格納手段」に相当し、S200の処理が本発明の「固有情報受信手段」に相当し、S225の処理が本発明の「第1報知手段」に相当し、S310の処理が本発明の「第2報知手段」に相当する。
[他の実施例]
前記実施例では、台間機として、玉貸し代金が記録されたプリペイドカードを受け入れて、球貸スイッチ57の指示に応じて代金をプリペイドカードから差し引くCRユニット56を用いたが、これ以外の構成を用いても良い。例えば、現金を受け入れると、自動的に所定単位分(例えば1000円分)の球を貸し出すものや、現金を受け入れた上で、球貸スイッチ57の指示に応じて球を貸し出すものにしてもよい。
IDデータとして、チップ個別ナンバーのみを送信していたが、これに加えてROMコードやパチンコ機50の機種やメーカーを表す情報を送信しても構わない。また、内枠70が開放されたのか閉鎖されたのかを示す情報をIDデータと併せて送信しても良い。この場合は、状態変化信号を送信する意味が、CRユニット56(台間機)にIDデータを受信する準備をすること程度になる。そこで、状態変化信号を送信する代わりに、引き続きIDデータが送信されることをCRユニット56に教示するトリガーとなる信号のみを送信しても良い。
前記実施例では、内枠70の開閉信号の送信を主制御装置80が行なっていたが、他の構成(例えば払出制御装置81)が行なってもよい。この場合は、主制御装置80もその「他の構成」から開閉信号を受信し、受信したらIDデータをCRユニット56に送信するように構成するとよい。こうすると、内枠70が閉鎖された際には、主制御装置80の交換の有無に関わらず、内枠70の閉鎖信号がCRユニット56に送信されるので、ID確認時間の経過を待つことなく、速やかに主制御装置80の不正交換を検出することができる。
この場合、固有情報送信手段は遊技制御装置が備え、状態変化送信手段は遊技制御装置以外の回路基板が備えるものであり、且つ状態変化信号を台間機および遊技制御装置に対して送信するものであり、遊技制御装置は前記回路基板から状態変化信号を受信すると、台間機に固有情報を送信するものとなる。そして、遊技制御装置が交換された際にも、状態変化が生じると、台間機に前記回路基板が状態変化信号を送信するので、速やかに遊技制御装置の不正交換を検出することができる。更には、固有情報送信手段も、遊技制御装置以外の回路基板が備えるものとしても良い。
前記実施例では、電源投入時及び電源断時にホールコンピュータ87へIDデータを送出する構成としていたが、電源投入時のみIDデータを送出する構成(S90を削除する)や電源断時のみIDデータを送出する構成(S40を削除する)とすることや、IDデータをホールコンピュータ87へ一切、送信しない(S40,S90の双方を削除する)構成としてもよい。こうすると当然、電源投入時や電源断時のIDデータの正否判断はできなくなるが、内枠70の開閉時にIDデータの正否を判定することは可能である。
前記実施例では、電源投入時や電源断時のIDデータの正否判断をホールコンピュータ87で行なっていたが、CRユニット56にて行なうように構成してもよい。また、パチンコ機50の状態変化の内容に関わらず、報知動作の一部(または全て)をCRユニット56で行なうように構成し直してもよい。これには例えば、CRユニット56にスピーカを設け、IDデータの不一致などを検出した際にはこのスピーカから音を発するようにすることが考えられる。また、スピーカに代えて(またはこれに加えて)ランプをCRユニット56に設け、このランプを点灯させたり点滅させたりすることにより、報知動作を行なってもよい。
また、前記実施例において、パチンコ機50の移設が容易と記したが、移設の容易性を考慮しなくてもよいのであれば、CRユニット56に真正のIDデータを記憶させておき、IDデータを受信する都度、そのIDデータを真正のIDデータと比較することにより、主制御装置80の交換を検出するように構成してもよい。
前記実施例では、遊技機としてパチンコ機50を用いたが、回胴式遊技機(いわゆるパチスロ機)に適用しても良い。この場合は例えば、回胴式遊技機の前扉が開放・閉鎖されたことを検出して、IDデータを台間機に送信するように構成することが考えられる。
前記実施例では、遊技機の状態変化として、内枠70の開閉と、電源の入切を扱っていたが、これ以外の状態変化を検出して、これに対応する状態変化信号やIDデータをCRユニット56やホールコンピュータ87に送信しても良い。これ以外の状態変化としては、例えば、遊技機のガラス枠が開閉されたこと、遊技機がいわゆる大当たり(回胴式遊技機であればビッグボーナス)になったこと、異常な入賞状態が発生したこと、RAMクリア等を挙げることができる。なお、ガラス枠が開閉されたことは、ガラス枠開放スイッチ35によって検出することができる。
また、前記実施例では、状態変化信号およびIDデータを送信するために、主制御装置80から払出制御装置81等を経てCRユニット56に至るデータラインを新設したが、状態変化信号およびIDデータをそれぞれ別の信号線で送信しても良い。この場合、例えば状態変化信号をストローブ信号として用い、CRユニット56が状態変化信号を受信した際には、その際に受信していたIDデータをラッチして、IDデータをCRユニット56に取り込むように構成することが可能となる。また、状態変化信号については、従来より主制御装置80から前記各構成を経てCRユニット56へと入力している信号の、形式や扱いを変更するなどして、状態変化信号を兼ねさせてもよい。例えば、従来、払出制御装置81は、CRユニット56から貸出要求信号を受信すると、貸出が可能な状況であれば要求了解信号を返信するが、貸出要求信号を送信することなく要求了解信号を受信した場合、CRユニット56がこの要求了解信号を状態変化信号として扱うことなどが考えられる。この要求了解信号は、主制御装置80が払出制御装置81に送信させることになる。
また、図3に示した電源投入時処理では、S40にてIDデータを送信する際に、電源が投入(S90では遮断)された旨を示す状態変化信号を送信していなかったが、これらの一方または双方を、IDデータを送信する前に送信してもよい。パチンコ機50に電源が投入されたか否かは、図7に示した内枠開放スイッチ36の検出結果などにより判定でき、この信号は通常、外部接続端子板78から出力されている。
前記実施例では、CRユニット56にIDデータを送信するのは、内枠70が開閉されたときであったが、定期的にIDデータを送信するように構成してもよい(この場合は、遊技機は状態変化信号を送信しても、しなくても良い)。これに併せて、CRユニット56は定期的にIDデータを受信し、その正否を判断することとなる。この場合、記憶するIDデータは、直前に受信したIDデータ(初回のみ無条件に記憶して比較は行なわない)としても良いし、CRユニット56の電源投入後、パチンコ機50から最初に受信したIDデータを記憶し続けても良い。前者の場合は、記憶されるIDデータが、新たなIDデータを受信するごとに替わっていくことになる。後者の場合は、電源投入後、最初に受信したIDデータを比較対象として使い続けることになる。この比較の結果、IDデータが一致しなかった場合に報知動作を行なう。また、IDデータの一致・不一致を検出するのではなく、定期的にIDデータが送信されてくるか否かを判定しても良い。例えば、前回、IDデータを受信してから、IDデータの送信周期が経過してもIDデータが送信されてこない場合は、報知動作を行なうようにするとよい。なお、定期的に状態変化信号も送信するように構成した場合には、状態変化信号が定期的に送信されてくるか否かを判定しても良い。
36 : 内枠開放スイッチ 、 50 : パチンコ機
56 : CRユニット 、 80 : 主制御装置
81 : 払出制御装置 、 87 : ホールコンピュータ

Claims (4)

  1. 遊技の進行を司る遊技制御装置と、当該遊技機の状態が変化したことを検出する状態変化検出手段とを備えた遊技機であって、価値担体を受け入れて、当該遊技機からの指示に応じて前記価値担体の残高から当該遊技機で用いられる遊技媒体の貸し出し料金を差し引く台間機に併設される遊技機において、
    前記遊技制御装置に固有のデータである固有情報が記憶された固有情報記憶部と、
    前記状態変化検出手段により当該遊技機の状態が変化したことが検出されると、該状態の変化が発生したことを示す状態変化信号を前記台間機に送信する状態変化送信手段と、
    前記状態変化送信手段により前記状態変化信号が前記台間機に送信されたことに起因して、前記固有情報を前記台間機に送信する固有情報送信手段と、
    を備え
    当該遊技機が少なくとも前記遊技制御装置を保持する内枠を有し、当該遊技機の外形を成す外枠に対して前記内枠が開閉可能に構成された弾球遊技機であって、
    前記状態変化検出手段が、前記状態の変化として前記内枠の開閉を検出するものであり、
    前記状態変化送信手段が、前記状態変化検出手段により前記内枠が開放状態から閉鎖されたことが検出されると、前記状態変化信号を前記台間機に送信し、更に、前記状態変化検出手段により前記内枠が閉鎖状態から開放されたことが検出された場合にも前記状態変化信号を前記台間機に送信するものであることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記状態変化検出手段が、前記状態の変化として当該遊技機の電源の投入を検出するものであり、
    前記状態変化送信手段が、前記状態変化検出手段により当該遊技機の電源が投入されたことが検出されると、前記状態変化信号を前記台間機に送信するものであることを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1または2に記載の遊技機において、
    当該遊技機は、該遊技機を管理する管理装置を備えた遊技場に設置されるものであり、
    当該遊技機の電源が投入されると、前記固有情報を前記管理装置に送信するものであることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技機に併設される台間機であって、
    前記遊技機の前記固有情報を記憶する固有情報格納部と、
    前記遊技機から前記状態変化信号を受信すると、引き続き該遊技機から送信される前記固有情報を受信する固有情報受信手段と、
    該固有情報受信手段により前記固有情報が受信されると、前記固有情報格納部に記憶されている固有情報と比較し、一致しない場合は、報知動作を行なう第1報知手段と、
    を備え、前記遊技機から前記内枠が閉鎖状態から開放されたことを示す状態変化信号を受信した場合に、前記固有情報受信手段が受信した前記固有情報を前記固有情報格納部に記憶し、
    前記遊技機から前記内枠が開放状態から閉鎖されたことを示す状態変化信号を受信した場合に、前記固有情報受信手段が前記固有情報を受信すると、前記第1報知手段が、前記固有情報格納部に記憶されている固有情報と比較し、一致しない場合は、報知動作を行なうことを特徴とする台間機。
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