JP5568723B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
こうした制御を利用したものとして、特許文献1には、遊技機の払出制御装置とCRユニットの通信が断たれた場合に、球の発射が不可能となる技術などが提案されている。
前記特許文献に開示された技術に対して、なりすまし基板が接続されると、払出制御装置とCRユニットの通信が断たれた段階で遊技球の発射はできなくなるものの、なりすまし基板から擬似的な貸出要求信号が出力されると、球貸しが行なわれてしまう。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、払出制御装置に、なりすまし基板が接続されることにより行なわれる不正行為を防止することを目的とする。
ここで価値担体とは、現金に相当する価値が記録された記録媒体(例えばプリペイドカード、ICカードなど)または現金自体を指す。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または2に遊技機において、当該遊技機は、前記遊技盤に設けられた入賞口に遊技球が入球すると、該入賞口に対応して予め設定された数の遊技球を賞球として、前記払出制御装置に払い出させるものであり、該払出制御装置は、前記切断記憶手段により前記切断の発生が記憶されている状態においても、前記賞球を遊技者に払い出す動作は行なうものであることを特徴とする。
ここで遊技状態としては、当該遊技機が確率変動状態であるか否か、時短状態であるか否か、特別遊技状態であるか否かなどを例示できる。なお、払出制御装置と前記貸出要求装置の接続が切断(以下、単に切断ともいう)されているか否かは、ここでは遊技状態とは呼ばないものとする。
なお、主制御装置は、枠の開閉の監視のみならず、遊技の当否判定など、遊技の主要な流れを司る基板として構成されることが多い。また、「切断されたことが前記切断検出手段により検出された際には、該検出結果を示す信号を前記主制御装置に送信する」とは、切断が検出されると直ちにその結果を示す信号を切断情報送信手段が主制御装置に送信する、という態様のみを示すのではない。例えば、切断検出手段により切断が検出され、その切断の発生が切断記憶手段により記憶されてから、切断情報送信手段が主制御装置に送信するという態様も含まれる。
請求項7に記載の本発明は、請求項6に記載の遊技機において、前記主制御装置は、前記枠開閉検出手段により前記内枠が開放された旨を示す検出結果が入力されると、該検出結果を所定期間記憶する開放記憶手段を備え、該開放記憶手段に、前記内枠が開放された旨が記憶されていない状態で、前記切断情報送信手段から前記信号を受信した場合には、前記演出制御装置にエラー出力を行なわせるための信号を出力しないことを特徴とする。
なお、「所定期間」とは、例えば「60秒」などと予め設定された固定期間でも良いし、「内枠が開放されてから閉鎖されるまで」のように動的に長さが変化する期間でもよい。
ここで「前記切断の発生の記憶を消去する」とは、切断記憶手段が切断の発生を不揮発的に記憶するように構成されている場合にも、その記憶を消去することを指す。
これに対し、切断が発生すると、これら2つの信号が同時にLになる。これを検出することにより、切断が発生したことを検出することができる。なお、3つ以上の信号を用いて同様の検出を行なっても構わない。
すなわち、請求項6に記載の遊技機は、遊技における演出に用いられる音声および映像を制御する演出制御装置を備えており、主制御装置は、切断情報送信手段から検出結果を示す信号を受信すると、演出制御装置にエラー出力を行なわせるための信号を出力する。
払出制御装置は、基本的に球の払い出しを行なう装置であるが、主制御装置に検出結果を送信することにより、演出制御装置を介してエラー出力を行なわせる(例えば、遊技機が備えるスピーカから警告音を出したり、遊技機が備える液晶画面にエラーの発生を知らせる画像を表示したりする)ことが可能となる。
請求項7に記載の遊技機は、枠開閉検出手段により内枠が開放されたことが検出されると、これを所定期間記憶する。そしてこの記憶がある間に、切断情報送信手段から切断が発生したという信号を受信した場合には、演出制御装置にエラー出力を行なわせる(正確にはエラー出力を行なわせるための信号を出力する)が、記憶がない場合には、エラー出力を行なわせない。従って、なりすまし基板が接続された可能性が高い、内枠の開放という事態が発生した場合のみ、エラー出力が音声や画像で行なわれるので、エラー出力の頻度を適切に抑制することができる。
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造である。
外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。
前枠52の上側左右及び外枠下側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。
前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
また、このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。
遊技領域3のほぼ中央部には、センターケース5が配されている。センターケース5は、公知のものと同様に、ワープ入口、ワープ通路、ステージ、演出図柄表示装置6(液晶表示装置であり疑似図柄を表示する。)の画面6aを臨ませる窓5a等を備えている。
第2始動口12は電動チューリップであり、周知の電動チューリップと同様に開閉変化するが、上方に第1始動口11があるために図示の閉鎖状態では遊技球を入球させることができない。しかし、遊技球が普通図柄作動ゲート17を通過すると行われる普通図柄抽選で当り、普通図柄表示装置7に当りの普通図柄が確定表示されると、第2始動口12は開放されて入球容易になる。
複合入賞装置13の下方にはアタッカー式の大入賞口14が配置され、その下方にはアウト穴15が設けられている。また、複合入賞装置13の左側には第1左入賞口31と第2左入賞口32が、右側には第1右入賞口33と第2右入賞口34がガイドレール2bに沿うように設けられている。なお、この第1左入賞口31、第2左入賞口32、第1右入賞口33、第2右入賞口34が、常時、入球率が変化しない普通入賞口である。
また、パチンコ機50の裏側には(図4も参照のこと)、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けられており、この外部接続端子板78より、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータ87に送られる。なお、従来はホールコンピュータ87へ信号を送信するための外部接続端子板には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータ87へ出力するための端子)と枠用((枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータ87へ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施例では、一つの外部接続端子板78を介してホールコンピュータ87へ遊技状態や遊技結果を示す信号を送信している。
また主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている特別図柄表示装置9及び普通図柄表示装置7の表示、特別図柄保留記憶表示装置10及び普通図柄保留記憶表示装置8の点灯を制御する。
更に、主制御装置80は、遊技盤中継端子板74を介して大入賞口ソレノイド14bを制御することで大入賞口14の開閉を制御し、普電役物ソレノイド12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。なお、普電役物とは普通電動役物を示す。
主制御装置80からの出力信号は、上記のほかにも試験信号端子や、図柄変動や大当たり等の管理用の信号が外部接続端子板78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を稼働させて賞球を払い出させる。図4の構成では、払出制御装置81は裏配線中継端子板75と払出中継端子板76を介して払出モータ20を制御する構成である。また、本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出スイッチ21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出スイッチ21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
また、払出制御装置81はCRユニット端子板24を介してCRユニット56と交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出スイッチ21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。なお、CRユニット端子板24は精算表示装置25とも双方向通信可能に接続されており、精算表示装置25には、遊技球の貸出しを要求するための球貸スイッチ57、精算を要求するための返却スイッチ58が接続されている。
発射制御装置84は発射モータ30を制御して、遊技球を遊技領域3に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置84には払出制御装置81以外に発射ハンドル64からの回動量信号、タッチスイッチ28からのタッチ信号、発射停止スイッチ29から発射停止スイッチ信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
また、サブ統合制御装置83には、演出ボタン67が接続されており、遊技者が演出ボタン67を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、疑似図柄等の演出画像を画面6aに表示させる。
枠開放フラグが0ではない場合(S300:no)は、S320に移行して内枠70が閉鎖されたか否かを判定する。内枠70が閉鎖された場合(S320:yes)は、枠開放フラグを0にリセットし(S325)、枠閉鎖信号をサブ制御装置83に送信する枠閉鎖信号送信処理を行ない(S330)、本処理を終了する。内枠70が閉鎖されていない場合(S320:no)はそのまま本処理を終了する。
以上のような枠開閉処理を実行することにより、枠開放フラグが1の場合は内枠70が開放中、枠開放フラグが0の場合は内枠70が閉鎖中であることを表す。
図9および図10の処理によれば、CRユニット56と払出制御装置81の接続が切断されたと判定された場合であっても、枠が開放されていない場合には、払出制御装置81が切断エラーを停止する。
まず時点Aにおいて、貸出ボタン57が押されると、CRユニット56から出力され、払出制御装置81に入力されている貸出動作信号BRDYが、High(通常時)からLowに変化する。これは貸出動作の開始を意味する。続く時点Bにおいて、貸出要求信号BRQがHighからLowに変化する。このように貸出動作信号BRDYと貸出要求信号BRQとで変化のタイミングが異なる場合には、切断判定処理(図7)のS200において、CRユニット56と払出制御装置81が切断されたと判定されず、これによりPRDYがLow(通常時)のままとなる。
すると時点Cにおいて、不正なコネクタ接続(例えば、なりすまし基板の接続)が行なわれ、該なりすまし基板から、図11のBRDYおよびBRQを模した信号が出力されても、払出制御装置81からは要求了解信号は出力されず(EXSはHighからLowに変化せず)、貸出動作も行なわれない。
この状況はパチンコ機50の電源を切断(時点D)しても同様で、電源を再投入(時点E)してもPRDYはHighのままである。再び貸し出しを可能にするには、払出制御装置81のそなえるRAMの記憶内容をクリアすることにより行なう。これについて図13を用いて説明する。
図13に示すように、電源装置85は電源回路113、停電検出回路110及びバックアップ用電源回路114、受電回路116、電源スイッチ117、共用RAMクリアスイッチ115、払出制御装置用RAMクリアスイッチ118を備えている。
電源回路113は、受電回路116を経由して供給される主電源AC24Vを基にして、各制御装置やアクチュエータ等の作動電源を生成して供給する。また、受電回路116には、当該受電回路116から電源回路113への主電源AC24Vの供給を導通/非導通に切り替えられる電源スイッチ117が接続されている。
また、本実施例で停電検出信号とリセット信号を主制御装置80と払出制御装置81に送信する構成としたが、必ずしもこの構成である必要はない。主制御装置80のみに送信し、主制御装置80が払出制御装置81に停電用のコマンドを送信しても良いし、その逆の構成なども考えられる。
なお、RAMクリアスイッチ115や払出制御装置用RAMクリアスイッチ118の操作によりRAMクリアスイッチ信号を出力するためのRAMクリアスイッチ信号発生用の回路は、必ずしも電源装置85に設ける必要はなく、主制御装置80や払出制御装置81のいずれかに設けることも考えられるし、主制御装置80、払出制御装置81に各々設けることも考えられる。
また、切断フラグが1であっても、図14に示したように、賞球を遊技者に払い出す動作は行なう。このため、切断が発生していないにも関わらず、ノイズなど不慮のトラブルにより「切断が発生した」と誤検出した場合にも、遊技者が受ける不利益を抑える(例えば、大当たり中であったにも関わらず、切断が発生したと誤検出したせいで賞球を大量に得損ねたといった事態を防ぐ)ことができる。
また、切断が発生したと判定された場合には、切断情報信号を主制御装置80が受信すると、主制御装置80がサブ制御装置83に切断報知信号を送信する(S410)ので、サブ制御装置83は音声や画像でエラー出力を行なうことができる。また、ホールコンピュータ87にも切断が発生した旨が送信される(S415)ので、ホールの管理者が容易に、切断の発生を把握することができる。
本発明の第2実施例を、図15〜図17を用いて説明する。なお、本実施例は実施例1と共通点が多いため、処理上の相違点を重点的に説明する。
CRユニット56と払出制御装置81の接続が切断されたと判定された場合(S600:yes)には、切断情報信号送信処理を実行し、本処理を終了する。切断情報信号送信処理を実行すると、実施例1と同様、切断情報信号が主制御装置80に送信される。
以上のように構成しても、払出制御装置81は、切断フラグが1になっている場合には球貸し動作を行なわないので、なりすまし基板を用いた不正行為を防止することができる。また内枠70が開放されていない場合にはエラー出力が行なわれないので、遊技者に与える影響を最小限に抑えることができる。
前記実施例では、いずれも内枠70の開閉状態に応じて、サブ制御装置83やホールコンピュータ87に切断の発生を報知する信号を送信していた(図9、図16参照)が、内枠70の状態によらず、外部(サブ制御装置83も含む)へ報知するように構成し直してもよい。もちろん、サブ制御装置83、ホールコンピュータ87のいずれか一方にのみ報知する構成としても構わない。また、切断の発生が検出された場合には、切断の発生を外部へ報知する処理を行なわず、球貸し動作を行なわないだけという仕様にしてもよい。更に、切断の発生が検出された場合にも賞球の払出は行なう構成としていたが、こうした場合には、賞球の払出も取り止めるように構成し直してもよい。
また、CRユニット56と払出制御装置81との接続の切断の検出を、貸出動作信号BRDYと貸出要求信号BRQが同時に断ち下がることを検出することにより行なっていたが、これ以外の方法で切断を検出しても良い。例えば切断検出用の信号を新設(或いは既存の信号を流用)し、これらの信号の、CRユニット56と払出制御装置8間のやり取りが断たれたことを持って切断の発生を検出しても良いし、機械的なセンサで両者の切断・接続を検出するように構成してもよい。
6 : 演出図柄表示装置 、 18 : 扉枠開放スイッチ
50 : パチンコ機 、 80 : 主制御装置
81 : 払出制御装置 、 82 : 演出図柄制御装置
83 : サブ統合制御装置 、 85 : 電源装置
114 : バックアップ用電源回路、 115 : 共用RAMクリアスイッチ
116 : 受電回路 、 117 : 電源スイッチ
118 : 払出制御装置用RAMクリアスイッチ
Claims (8)
- 価値担体を受け入れ、遊技者からの指示に応じて貸出動作を行なわせるための信号を出力する貸出要求装置、に接続され、該貸出要求装置から前記貸出動作を行なわせるための信号を受信すると、遊技盤に発射するための遊技球を遊技者に貸し出す球貸し動作を行なう払出制御装置を備えた遊技機において、
前記払出制御装置は、
前記払出制御装置と前記貸出要求装置の接続が切断されたことを検出する切断検出手段と、
該切断検出手段により前記接続が切断されたことが検出されると、該切断の発生を記憶する切断記憶手段と、
を備え、
該切断記憶手段により前記切断の発生が記憶されている状態においては、前記貸出を要求する信号を受信しても、球貸し動作を行なわないものであることを特徴とする遊技機。 - 前記貸出要求装置は、貸出動作を行なわせない場合には少なくとも2種類のハイレベルの信号を、前記払出制御装置に送信し、貸出動作を行なわせる場合には該少なくとも2種類の信号を順次ロウレベルに変化させるものであり、
前記切断検出手段は、前記少なくとも2種類の信号が同時にロウレベルとなった場合に、前記払出制御装置と前記貸出要求装置の接続が切断されたと判定するものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 当該遊技機は、前記遊技盤に設けられた入賞口に遊技球が入球すると、該入賞口に対応して予め設定された数の遊技球を賞球として、前記払出制御装置に払い出させるものであり、
該払出制御装置は、前記切断記憶手段により前記切断の発生が記憶されている状態においても、前記賞球を遊技者に払い出す動作は行なうものであることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。 - 請求項1から3のいずれかに記載の遊技機において、
前記切断記憶手段が、前記切断の発生を、不揮発的に保持するものであり、
当該遊技機の遊技状態を、不揮発的に保持する遊技状態記憶手段と、
該遊技状態記憶手段に保持された記憶内容を消去することなく、前記切断記憶手段に保持された記憶内容を消去する貸出動作再開手段と
を備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記遊技盤を収納し、当該遊技機に対して開閉可能に構成された内枠の開閉を検出する枠開閉検出手段と、
該枠開閉検出手段による検出結果が入力される主制御装置と、
を備え、前記払出制御装置と前記貸出要求装置の接続が切断されたことが前記切断検出手段により検出された際には、該検出結果を示す信号を前記主制御装置に送信する切断情報送信手段と
を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遊技機。 - 少なくとも遊技における演出に用いられる音声および映像を制御する演出制御装置を備え、
前記主制御装置は、前記切断情報送信手段から前記信号を受信すると、前記演出制御装置にエラー出力を行なわせるための信号を出力することを特徴とする請求項5に記載の遊技機。 - 前記主制御装置は、前記枠開閉検出手段により前記内枠が開放された旨を示す検出結果が入力されると、該検出結果を所定期間記憶する開放記憶手段を備え、
該開放記憶手段に、前記内枠が開放された旨が記憶されていない状態で、前記切断情報送信手段から前記信号を受信した場合には、前記演出制御装置にエラー出力を行なわせるための信号を出力しないことを特徴とする請求項6に記載の遊技機。 - 前記開放記憶手段に、前記内枠が開放された旨が記憶されていない状態になると、前記記憶手段に記憶された前記切断の発生の記憶を消去する信号を、前記払出制御装置に送信することを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
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