JP2001209377A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2001209377A
JP2001209377A JP2000015375A JP2000015375A JP2001209377A JP 2001209377 A JP2001209377 A JP 2001209377A JP 2000015375 A JP2000015375 A JP 2000015375A JP 2000015375 A JP2000015375 A JP 2000015375A JP 2001209377 A JP2001209377 A JP 2001209377A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部記憶手段に記憶された演奏データを当該外
部記憶手段から内部記憶手段に転送して記憶させる際
や、内部記憶手段に記憶された演奏データを当該内部記
憶手段から外部記憶手段に転送して記憶させる際に、そ
れらの処理を高速で行って当該処理に要する時間を短縮
化する。 【解決手段】外部記憶手段に記憶されている演奏データ
を記憶可能な内部記憶手段と、外部記憶手段に記憶され
ている演奏データを選択する選択手段と、選択手段によ
って選択された演奏データと内部記憶手段に記憶されて
いる演奏データとを比較する比較手段と、比較手段の比
較結果が、選択手段によって選択された演奏データと内
部記憶手段に記憶されている演奏データとが同じである
ことを示す場合に、選択手段によって選択された演奏デ
ータを内部記憶領域へ転送しないように制御する制御手
段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器に関し、
さらに詳細には、外部記憶手段に記憶されている演奏デ
ータを、当該外部記憶手段から内部記憶手段に転送して
記憶させたり、内部記憶手段に記憶されている演奏デー
タを、当該内部記憶手段から外部記憶手段に転送して記
憶させたりすることのできる電子楽器に関する。
【0002】なお、本明細書においては、「外部記憶手
段に記憶されている演奏データを当該外部記憶手段から
内部記憶手段に転送して記憶させる」ことを「ロード」
と適宜に称することとし、「内部記憶手段に記憶されて
いる演奏データを当該内部記憶手段から外部記憶手段に
転送して記憶させる」ことを「セーブ」と適宜に称する
こととする。
【0003】
【従来の技術】従来より、外部記憶手段としてハード・
ディスクなどの外部記憶装置に記憶された演奏データを
選択して、当該選択した演奏データを当該外部記憶装置
から内部記憶手段としてランダム・アクセス・メモリ
(RAM)などの内部記憶領域に読み込み、当該内部記
憶領域に読み込んだ演奏データに基づいて楽音を生成す
るようにした電子楽器が知られている。
【0004】ところで、上記したような従来の電子楽器
においては、複数の演奏データとして外部記憶手段とし
てのハード・ディスクなどの外部記憶装置に記憶された
複数の波形データの中から所望の波形データを選択して
(選択する波形データは、単数でもよいし複数でもよ
い。)、当該選択した波形データを当該外部記憶装置か
ら電子楽器の内部記憶手段としてのRAMなどの内部記
憶領域にロードする際には、必ず選択された全ての波形
データをロードするようになされていた。
【0005】同様に、従来の電子楽器においては、演奏
データとして内部記憶手段としてのRAMなどの内部記
憶領域に記憶された複数の波形データの中から所望の波
形データを選択して(選択する波形データは、単数でも
よいし複数でもよい。)、当該選択した波形データを当
該内部記憶領域から外部記憶手段としてのハード・ディ
スクなどの外部記憶装置にセーブする際には、必ず選択
された全ての波形データをセーブするようになされてい
た。
【0006】このため、従来の電子楽器においては、演
奏データをロードしたりセーブしたりする際に、それら
の処理に時間がかかってしまうという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、外部記憶手段に記憶さ
れた演奏データを当該外部記憶手段から内部記憶手段に
転送して記憶させる際、即ち、外部記憶手段から演奏デ
ータを内部記憶手段にロードする際や、内部記憶手段に
記憶された演奏データを当該内部記憶手段から外部記憶
手段に転送して記憶させる際、即ち、内部記憶手段から
演奏データを外部記憶手段にセーブする際に、それらの
処理を高速で行って当該処理に要する時間を短縮化する
ことができるようにした電子楽器を提供しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、外部記憶手段に記憶された演奏データを
当該外部記憶手段から内部記憶手段に転送して記憶させ
る際、即ち、外部記憶手段から演奏データを内部記憶手
段にロードする際に、同じ演奏データが既にロードされ
ているか否かを調べて、既にロードされてる演奏データ
は再度ロードしないようにして、ロードの処理に要する
時間を短縮化するようにしたものである。
【0009】より詳細には、本発明は、外部記憶手段か
ら演奏データを内部記憶手段にロードすることを指示さ
れた際に(ロードすることを指示された演奏データは、
単数でもよいし複数でもよい。)、当該ロードを指示さ
れた演奏データが既にロードされているか否かを調べ
て、既にロードされている演奏データがあれば、当該既
にロードされている演奏データはロードせずに、ロード
されていない演奏データのみをロードすることにより、
ロードの処理に要する時間を短縮化するものである。
【0010】そして、外部記憶手段から内部記憶手段に
既にロードされている演奏データであっても、当該内部
記憶手段に既にロードされている演奏データが編集など
の処理によりロード時の状態とは変化してしまい、外部
記憶手段に記憶されている演奏データの内容と内部記憶
手段に記憶されている演奏データの内容とが異なってい
る場合には、外部記憶手段に記憶されている演奏データ
を内部記憶手段に再度ロードすることにより、内部記憶
手段に記憶されている演奏データの内容と外部記憶手段
に記憶されている演奏データの内容との整合性を保つよ
うにするものである。
【0011】また、本発明は、内部記憶手段に記憶され
た演奏データを当該内部記憶手段から外部記憶手段に転
送して記憶させる際、即ち、内部記憶手段から演奏デー
タを外部記憶手段にセーブする際に、同じ演奏データが
既にセーブされているか否かを調べて、既にセーブされ
てる演奏データは再度セーブしないようにして、セーブ
の処理に要する時間を短縮化するようにしたものであ
る。
【0012】より詳細には、本発明は、内部記憶手段か
ら演奏データを外部記憶手段にセーブすることを指示さ
れた際に(セーブすることを指示された演奏データは、
単数でもよいし複数でもよい。)、当該セーブを指示さ
れた演奏データが既にセーブされているか否かを調べ
て、既にセーブされている演奏データがあれば、当該既
にセーブされている演奏データはセーブせずに、セーブ
されていない演奏データのみをセーブすることにより、
セーブの処理に要する時間を短縮化するものである。
【0013】そして、内部記憶手段から外部記憶手段に
既にセーブされている演奏データであっても、当該外部
記憶手段に既にセーブされた演奏データに対応する内部
記憶手段に記憶されている演奏データが編集などの処理
によりセーブ時の状態とは変化してしまい、外部記憶手
段に記憶されている演奏データの内容と内部記憶手段に
記憶されている演奏データの内容とが異なっている場合
には、内部記憶手段に記憶されている演奏データを外部
記憶手段に再度セーブすることにより、内部記憶手段に
記憶されている演奏データの内容と外部記憶手段に記憶
されている演奏データの内容との整合性を保つようにす
るものである。
【0014】即ち、本発明のうち請求項1に記載の発明
は、外部記憶手段に記憶されている演奏データを該外部
記憶手段から内部記憶手段に転送して記憶させる電子楽
器において、外部記憶手段に記憶されている演奏データ
を記憶可能な内部記憶手段と、上記外部記憶手段に記憶
されている演奏データを選択する選択手段と、上記選択
手段によって選択された演奏データと上記内部記憶手段
に記憶されている演奏データとを比較する比較手段と、
上記比較手段の比較結果が、上記選択手段によって選択
された演奏データと上記内部記憶手段に記憶されている
演奏データとが同じであることを示す場合に、上記選択
手段によって選択された演奏データを上記内部記憶領域
へ転送しないように制御する制御手段とを有するように
したものである。
【0015】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、内部記憶手段に記憶されている演奏データを該内部
記憶手段から外部記憶手段に転送して記憶させる電子楽
器において、内部記憶手段に記憶されている演奏データ
を選択する選択手段と、上記選択手段によって選択され
た演奏データと外部記憶手段に記憶されている演奏デー
タとを比較する比較手段と、上記比較手段の比較結果
が、上記選択手段によって選択された演奏データと上記
外部記憶手段に記憶されている演奏データとが同じであ
ることを示す場合に、上記選択手段によって選択された
演奏データを上記外部記憶領域へ転送しないように制御
する制御手段とを有するようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明による電子楽器の実施の形態の一例を詳細に
説明する。
【0017】図1には、本発明の実施の形態の一例によ
る電子楽器のブロック構成図が示されている。
【0018】この電子楽器は、その全体の動作を中央処
理装置(CPU)10を用いて制御するように構成され
ている。
【0019】そして、この電子楽器には、外部記憶手段
としてのハード・ディスクなどの外部記憶装置200が
接続されており、この外部記憶装置200には、複数の
演奏データとして複数の波形データが記憶されている。
【0020】また、この電子楽器のCPU10には、バ
ス12を介して、CPU10が後述するフローチャート
に示すような動作の制御を行うために実行するプログラ
ムなどが格納されたプログラム・メモリ(なお、プログ
ラム・メモリは、リード・オンリ・メモリ(ROM)に
より構成される。)14と、CPU10によるプログラ
ムの実行に必要な後述する各種バッファやレジスタなど
が設定されたワーキング・エリアとしてのワーキング・
メモリ(なお、ワーキング・メモリは、RAMにより構
成される。)16と、外部記憶装置200から波形デー
タをロードして記憶可能となされているとともに記憶し
ている波形データを外部記憶装置200にセーブして記
憶可能となされている内部記憶手段としての波形メモリ
(なお、波形メモリは、RAMにより構成される。)1
8と、後述する操作パネル100に配置される各種の操
作子よりなる操作子群20と、後述する操作子パネル1
00に配置される表示装置22と、外部のMIDI機器
との間で通信を行うためのMIDIインターフェース
(MIDI I/F)24とが接続されている。
【0021】なお、CPU10には、デジタル/アナロ
グ変換器(D/A)26が接続されている。このD/A
26は、CPU10が波形メモリ18に記憶された波形
データに基づいて生成したデジタル楽音信号を、アナロ
グ楽音信号に変換して出力するものである。
【0022】そして、D/A26から出力されたアナロ
グ楽音信号は、当該アナログ楽音信号を増幅するための
アンプやこのアンプによって増幅されたアナログ楽音信
号を空間に楽音として放音するためのスピーカーなどか
ら構成されるサウンド・システム(図示せず)を介し
て、楽音として空間に放音されることになる。
【0023】また、この電子楽器には、波形メモリ18
に記憶された波形データを編集(「編集」としては、音
高や音色の変更などがある。)する機能が設けられてい
る。なお、上記した波形データを編集する機能を実現す
るための構成は、既に公知の技術を用いることができる
ものであるので、説明を簡略化して本発明の理解を容易
にするために、その詳細な説明は省略する。
【0024】また、図2乃至図5には、操作子群20を
構成する各種の操作子ならびに表示装置22を配置した
操作パネル100の構成説明図が示されている。
【0025】ここで、表示装置22は、例えば、液晶デ
ィスプレイ(LCD)により構成される表示画面22a
を備えており、この表示画面22aには、後述するよう
な各種の情報が表示されることになる。
【0026】次に、図2乃至図5を参照しながら、操作
子群20を構成する各種の操作子の操作に基づいて実行
される動作ならびに当該動作に伴い表示画面22aに表
示される情報の内容について説明する。
【0027】まず、操作子群20を構成する各種の操作
子を説明すると、本発明の実施に関連する操作子として
は、メニュー(MENU)・スイッチ20aと、インク
リメント(INC)・スイッチ20bと、デクリメント
(DEC)・スイッチ20cと、アップ(UP)・スイ
ッチ20dと、ダウン(DOWN)・スイッチ20e
と、レフト(LEFT)・スイッチ20fと、ライト
(RIGHT)・スイッチ20gと、エクジット(EX
IT)・スイッチ20hと、エンター(ENTER)・
スイッチ20iと、ファンクション1(F1)スイッチ
20jと、ファンクション2(F2)スイッチ20k
と、ファンクション3(F3)スイッチ20lと、ファ
ンクション4(F4)スイッチ20mとが設定されてい
る。
【0028】上記した操作子のなかで、インクリメント
・スイッチ20bとデクリメント・スイッチ20cと
は、設定しようとする値を変更する際に操作するもので
あり、インクリメント・スイッチ20bを1度押す毎に
値が「1」だけ増加し、デクリメント・スイッチ20c
を1度押す毎に値が「1」だけ減少する。
【0029】また、上記した操作子のなかで、アップ・
スイッチ20d、ダウン・スイッチ20e、レフト・ス
イッチ20fならびにライト・スイッチ20gは、表示
装置22の表示画面22aに表示されるカーソルの移動
を行う際に操作するものであり、アップ・スイッチ20
dを押すとカーソルが上方へ移動され、ダウン・スイッ
チ20eを押すとカーソルが下方へ移動され、レフト・
スイッチ20fを押すとカーソルが左方へ移動され、ラ
イト・スイッチ20gを押すとカーソルが右方へ移動さ
れる。
【0030】ここで、図2の表示装置22の表示画面2
2aには、この電子楽器の電源投入後において、メニュ
ー・スイッチ20aを押した後にダウン・スイッチ20
eを2度押したときのメニュー画面が表示されている。
この表示画面22aの表示内容は、カーソルが「DIS
K Load menu」の表示上に位置していて、
「DISK Load menu」が選択された状態を
示している。
【0031】この図2に示す状態でエンター・スイッチ
20iを押すと、表示装置22の表示画面22aが図3
に示す状態となる。この図3における表示画面22aの
表示内容は、ロードしたい波形データの選択画面を示し
ている。
【0032】そして、図3における表示画面22aにお
いて、左側に位置している「+」マークは、当該「+」
マークを付された名称(なお、以下においては、波形デ
ータの名称を適宜に「波形データ名」と称する。)の波
形データがロードする対象として選択されていることを
示している。即ち、図3においては、「Drum Ki
ck 1」という波形データ名の波形データと「AC.
Bass 1」という波形データ名の波形データとが選
択された状態を示している。
【0033】ここで、ロードする波形データを選択する
には、所望の波形データの波形データ名にカーソル(図
3において、カーソルは、波形データ名の下に位置する
「下線」により表される。)を位置させた状態におい
て、エンター・スイッチ20iを押せばよい。これによ
り、ロードする波形データが選択されることになり、波
形データ名の左側に「+」マークが表示される。
【0034】また、ロードする波形データとして選択さ
れた波形データ名にカーソルが位置している状態におい
て、エンター・スイッチ20iを押すと、ロードする波
形データとしての選択が解除され、波形データ名の左側
の「+」マークの表示が消される。
【0035】さらに、図3に示す状態でF4スイッチ2
0mを押すと、表示装置22の表示画面22aが図4に
示す状態となる。この図4における表示画面22aの表
示内容は、上記のようにして選択した波形データを波形
メモリ18に順次にロードする際において、波形メモリ
18におけるサンプルについて、選択された波形データ
の中で最初にロードする波形データがロード開始される
ことになる先頭のサンプルのサンプル番号(以下、「ロ
ード先サンプル番号」と適宜に称する。)を指示して設
定する画面を示している。
【0036】そして、図4に示す表示画面22aにおい
て、インクリメント・スイッチ20bを押すとロード先
サンプル番号の値が「1」だけ増加され、デクリメント
・スイッチ20cを押すとロード先サンプル番号の値が
「1」だけ減少される。
【0037】なお、図4に示す表示画面22aにおいて
は、ロード先サンプル番号の値として「001」が指示
されて設定された状態が示されており、波形メモリ18
においてロードを開始されるサンプルのサンプル番号は
「1」となる。
【0038】この図4に示す状態でF4スイッチ20m
を押すと、選択された波形データのロードの準備のため
に、ロードの対象として選択されている波形データが既
に波形メモリ18にロードされているか否かを調べる処
理が行われる。なお、この処理は、後述する図8のフロ
ーチャートに示す波形メモリ検索処理ルーチンとして実
行される。
【0039】ここで、ロードの対象として選択されてい
る全ての波形データが波形メモリ18に記憶されていな
いか、あるいは、ロードの対象として選択されている全
ての波形データが波形メモリ18に記憶されていても、
その波形メモリ18に記憶されている波形データが全て
編集されていて、外部記憶装置200に記憶された波形
データの内容と波形メモリ18に記憶された波形データ
の内容とが異なっている場合には、上記した図4に示す
状態でF4スイッチ20mを押した際に、ロードの対象
として選択されている波形データの全てをそのまま波形
メモリ18に自動的にロードする(このロードは、従来
の技術において行われていたロードと同様な処理であ
り、適宜に「通常ロード処理」と称する。なお、この通
常ロード処理は、後述する図10のフローチャートに示
す通常ロード処理ルーチンとして実行される。)。
【0040】一方、ロードの対象として選択されている
波形データのうちの一つでも同じ波形データが既に波形
メモリ18にロードされていて、当該波形メモリ18に
既にロードされた波形データが編集されていないときに
は、図5における表示画面22aの状態に自動的に変化
する。この図5における表示画面22aの表示内容は、
本発明の実施に関連する高速ロード処理(この「高速ロ
ード処理」については後述する。なお、高速ロード処理
は、後述する図11のフローチャートに示す高速ロード
処理ルーチンとして実行される。)指示画面を示してい
る。
【0041】そして、この図5に示す表示画面22aに
おいて、高速ロードするか否かの指示を待ち、この指示
待ちの状態において「ALL」を指定するF4スイッチ
20mが押された場合には、ロードの対象として選択さ
れている波形データの全てを波形メモリ18へロードし
(このロードは、上記した通常ロード処理により行われ
る。)、一方、この指示待ちの状態において「QUIC
K」を指定するF1スイッチ20jが押された場合に
は、後述する高速ロード処理を行う(なお、高速ロード
処理は、後述する図11のフローチャートに示す高速ロ
ード処理ルーチンとして実行される。)。
【0042】なお、図3に示す波形データの選択画面に
おいて選択された波形データ名は、ワーキング・エリア
16に設定された図6に示すセレクト・アレイ(Sel
ect Array)配列表に、選択された順番で記憶
されることになる。
【0043】なお、この実施の形態においては、図3に
示す波形データの選択画面において選択可能な波形デー
タの最大数は「5」に設定されており、セレクト・アレ
イ配列表は選択順に最大5つまでの波形データ名が記憶
されることになる。
【0044】この図6に示すセレクト・アレイ配列表の
例においては、順番0には波形データ名として「Pia
no 1」が記憶され、順番1には波形データ名として
「Piano 3」が記憶され、順番2には波形データ
名として「Strings1」が記憶され、順番3には
波形データ名として「Drum Kick 2」が記憶
され、順番4には波形データ名として「AC.Bass
1」が記憶されている。
【0045】また、図7には、高速ロード処理する前と
後との波形メモリ18の状態の一例が示されており、図
7において左側に高速ロード処理する前の現在の波形メ
モリ18の状態が示されており、図7において右側に高
速ロード処理後の波形メモリ18の状態が示されてい
る。
【0046】この図7に示す例は、図6に示すセレクト
・アレイ配列表に示す波形データがロードの対象として
選択されている場合を示しており、図6に示すセレクト
・アレイ配列表においては5つの波形データがロードの
対象として選択されているが、後述する高速ロード処理
において実際にロードされる波形データは、波形データ
名「Drum Kick 2」の1つのみとなる。
【0047】次に、図8および図10乃至図12に示す
フローチャートならびに図6に示すセレクト・アレイ配
列表、図7に示す波形メモリの状態の説明図および図9
に示す波形データ配列表を参照しながら、この電子楽器
におけるロードの処理について説明する。
【0048】なお、図9に示す波形データ配列表におい
ては、本発明の理解を容易にするために、ロード前の波
形メモリ18の状態が、図7に示す「高速ロード処理す
る前の現在の波形メモリの状態」と同じ場合において、
図6に示すセレクト・アレイ配列表の内容がロードの対
象として設定された場合について示している。
【0049】なお、上記したフローチャートの処理にお
いて使用されるレジスタとしては、以下に説明する
(1)乃至(4)に示すものがある。
【0050】(1)SelectArrayロードする
波形データとして選択されて、セレクト・アレイ配列表
に格納された波形データ名が格納されるレジスタであ
る。
【0051】(2)LoadStrategy_Loa
d(LoadStrategy_Load[j])波形
メモリ18のj番目(「j」は、0および正の整数であ
る。)のサンプル、即ち、サンプル番号jのサンプルに
いずれの波形データをロードするのかを分かるように、
ロードすべき波形データ名を格納したレジスタである。
なお、LoadStrategy_Loadに「不定」
が格納されている場合には、ロードすべき波形データ名
を特定できない場合を示す。
【0052】(3)LoadStrategy_Era
se波形メモリ18のj番目(「j」は、0および正の
整数である。)のサンプル、即ち、サンプル番号jのサ
ンプルを消去するか否か示す情報を格納したレジスタで
ある。LoadStrategy_Eraseに「真」
が格納されている場合にはそのサンプル番号のサンプル
を消去し、LoadStrategy_Eraseに
「偽」が格納されている場合にはそのサンプル番号のサ
ンプルを消去しない。なお、LoadStrategy
_Eraseに「不定」が格納されている場合には、そ
のサンプル番号のサンプルを消去するか否か特定できな
い場合を示す。
【0053】(4)LoadStrategy_Mov
e(LoadStrategy_Move[j])波形
メモリ18のj番目(「j」は、0を含む正の整数であ
る。)のサンプル、即ち、サンプル番号jのサンプルは
交換によりロードできるか否か示す情報を格納したレジ
スタである。なお、LoadStrategy_Mov
eに「不定」が格納されている場合には、そのサンプル
番号のサンプルは交換によりロードできるか否か特定で
きない場合を示す。
【0054】まず、図8に示す波形メモリ検索処理ルー
チンのフローチャートを参照しながら、ロードしようと
する波形データが波形メモリ18に既にロードされてい
るか否かを調べ波形メモリ検索処理について説明する。
【0055】即ち、この図8に示す波形メモリ検索処理
ルーチンは、図4に示す状態でF4スイッチ20mが押
されると起動されるものであり、この波形メモリ検索処
理ルーチンが起動されると、上記において図2乃至図4
に示す表示画面22aを参照しながら説明したロードし
ようとする波形データの選択操作により選択された波形
データの一覧を、SelectArrayからLoad
Strategy_Loadにコピーする(ステップS
802)。
【0056】次に、図4に示す表示画面22aにおいて
設定されたロード先サンプル番号から始まる現在の波形
メモリ18の記憶内容とSelectArrayの記憶
内容とを比較して、SelectArrayに無いサン
プルは波形メモリ18から消去する対象となるので、L
oadStrategy_Eraseを「真」にする
(ステップS804)。
【0057】それから、SelectArrayと現在
の波形メモリ18の記憶内容全体とを調べて、Sele
ctArrayにあるサンプルが波形メモリ18に存在
し、かつ、そのサンプルの波形データが編集されていな
い場合には、LoadStrategy_Moveを
「真」にして(ステップS806)、この波形メモリ検
索処理ルーチンの処理を終了する。
【0058】なお、この電子楽器においては、波形メモ
リ18に記憶されている波形データ毎に編集フラグが設
けられており、波形メモリ18に記憶されている波形デ
ータに何らかの編集が行われると、編集された波形デー
タに対応するフラグがセットされるものとする。ステッ
プS806の処理においては、この編集フラグの状態に
応じて、波形データが編集されているか否かを判断す
る。
【0059】そして、図9には、図8に示す波形メモリ
検索処理ルーチンを実行した後における、配列の状態が
示されている。
【0060】次に、図10に示す通常ロード処理ルーチ
ンのフローチャートを参照しながら、選択した全ての波
形データをロードする通常ロード処理について説明す
る。
【0061】即ち、この図10に示す通常ロード処理ル
ーチンは、図4に示す状態でF4スイッチ20mを押し
た場合あるいは図5に示す状態でF4スイッチ20mを
押した場合に起動されるものであり、この通常ロード処
理ルーチンが起動されると、まず、ロードされる波形デ
ータ数分だけ、図4に示す表示画面22aで設定したロ
ード先サンプル番号から波形メモリ18内のサンプルの
波形データを消去する(ステップS1002)。
【0062】それから、選択された波形データを全てロ
ード先サンプル番号から波形メモリ18のサンプルへロ
ードし、この通常ロード処理ルーチンを終了する。
【0063】従って、通常ロード処理ルーチンの処理に
よって、選択された全ての波形データは、波形メモリ1
8にロードされることになる。
【0064】次に、図11に示す高速ロード処理ルーチ
ンのフローチャートを参照しながら、選択した全ての波
形データをロードすることなく必要な波形データのみを
ロードして、ロード処理の高速化を図る高速ロード処理
について説明する。
【0065】即ち、この図11に示す高速ロード処理ル
ーチンは、図5に示す状態でF1スイッチ20jを押し
た場合に起動されるものであり、この高速ロード処理ル
ーチンが起動されると、まず、図8に示す波形メモリ検
索処理ルーチンのステップS804で設定されたLoa
dStrategy_Eraseに基づいて、「真」に
設定されている波形メモリ18のサンプルから波形デー
タの消去を行う(ステップS1102)。
【0066】それから、この高速ロード処理ルーチンの
サブ・ルーチンとして図12のフローチャートに示すサ
ンプル交換処理を行い、交換可能なサンプル間において
波形データの交換を行う(ステップS1104)。
【0067】さらに、LoadStrategy_Mo
veに基づいて、「偽」に設定されている波形メモリ1
8のサンプルに波形データのロードを行う(ステップS
1106)。このとき、LoadStrategy_E
raseが「偽」であったら、当該波形メモリ18のサ
ンプルから波形データの消去を行った後に、波形データ
のロードを行うことになる。
【0068】そして、上記したステップS1106の処
理を終了すると、この高速ロード処理ルーチンを終了す
る。
【0069】次に、図12に示すサンプル交換処理ルー
チンのフローチャートを参照しながら、サンプル交換処
理について説明する。このサンプル交換処理は、Loa
dStrategy_Moveが「真」であったとき、
ロードの対象として選択された波形データと同じ波形デ
ータを現在の波形メモリ18のサンプルから探し、当該
探したサンプルのサンプル番号の波形データとロードの
対象として選択されたサンプルのサンプル番号の波形デ
ータとを交換するものである。
【0070】このサンプル交換処理ルーチンが起動され
ると、まず、処理変数jにロード先サンプル番号を設定
する(ステップS1202)。
【0071】次に、後述するステップS1204乃至ス
テップS1212に示す処理に関して、ロードの対象と
して選択された波形データ分繰り返し行ったか否か判断
され、選択された波形データ分繰り返し行ったと判断さ
れた場合には、このサンプル交換処理ルーチンを終了し
て高速ロード処理ルーチンへリターンするが、選択され
た波形データ分繰り返し行っていないと判断された場合
には、LoadStrategy_Move[j]が
「真」であるか否かを判断する(ステップS120
6)。
【0072】ここで、LoadStrategy_Mo
ve[j]が「真」であると判断された場合には、処理
変数kにLoadStrategy_Load[j]と
同じ波形データ名のサンプルのサンプル番号を設定し
(ステップS1208)、サンプル番号kのサンプルと
サンプル番号jのサンプルとを交換する(ステップS1
210)。
【0073】それから、処理変数jを「1」インクリメ
ントして、ステップS1204の処理へ戻り、以降の処
理を繰り返すことになる。
【0074】従って、高速ロード処理ルーチンの処理に
よって、選択された全ての波形データが波形メモリ18
にロードされることなく、選択された全ての波形データ
のなかで、既に波形メモリ18にロードされていない波
形データならびに既に波形メモリ18にロードされてい
ても編集された波形データのみがロードされることにな
るので、ロードの処理を高速で行うことができるように
なり、当該ロードの処理に要する時間を短縮化すること
ができるようになる。
【0075】次に、波形データのセーブについて説明す
るが、波形データのセーブの処理については、上記した
波形データのロードの処理と同様な処理を行えばよい。
【0076】即ち、この電子楽器の電源投入後におい
て、メニュー・スイッチ20aを押した後にダウン・ス
イッチ20eを3度押し、図2におけるメニュー画面に
おいてカーソルを「DISK Save menu」の
表示上に位置させた状態でエンター・スイッチ20iを
押すと、表示装置22の表示画面22aが図13に示す
状態となる。この図13における表示画面22aの表示
内容は、セーブしたい波形データの選択画面を示してい
る。
【0077】そして、図13における表示画面22aに
おいては、図3に示すロードの場合と同様に、左側に位
置している「+」マークを付された波形データ名の波形
データがセーブする対象として選択されていることを示
している。即ち、図13においては、「Piano
1」という波形データ名の波形データと「String
s 1」という波形データ名の波形データとが選択され
た状態を示している。
【0078】ここで、セーブする波形データを選択する
には、ロードする波形データを選択する場合と同様に、
所望の波形データの波形データ名にカーソル(図13に
おいて、カーソルは、波形データ名の下に位置する「下
線」により表される。)を位置させた状態において、エ
ンター・スイッチ20iを押せばよい。これにより、セ
ーブする波形データが選択されることになる。
【0079】また、セーブする波形データとして選択さ
れた波形データ名にカーソルが位置している状態におい
て、エンター・スイッチ20iを押すと、セーブする波
形データとしての選択が解除される。
【0080】さらに、ロードの場合と同様に、図13に
示す状態でF4スイッチ20mを押すと、選択された波
形データのセーブの準備のために、セーブの対象として
選択されている波形データが既に外部記憶装置200に
セーブされているか否かを調べる。即ち、セーブを指示
されたときには、既にセーブされている波形データがあ
るか否かを調べるものである。
【0081】ここで、セーブの対象として選択されてい
る全ての波形データが外部記憶装置200に記憶されて
いないか(即ち、セーブを指示されたときに、既にセー
ブされている波形データがない場合である。)、あるい
は、セーブの対象として選択されている全ての波形デー
タが外部記憶装置200に記憶されていても、その波形
メモリ18に記憶されている波形データが全て編集され
ていて、外部記憶装置200に記憶された波形データの
内容と波形メモリ18に記憶された波形データの内容と
が異なっている場合には、上記した図13に示す状態で
F4スイッチ20mを押した際に、セーブの対象として
選択されている波形データの全てをそのまま外部記憶装
置200に自動的にセーブする(このセーブは、従来の
技術において行われていたセーブと同様な処理であり、
適宜に「通常セーブ処理」と称する。)。
【0082】一方、セーブの対象として選択されている
波形データのうちの一つでも同じ波形データが既に外部
記憶装置200にセーブされていて、当該外部記憶装置
200に既にセーブされている波形データと対応する波
形メモリ18に記憶された波形データが編集されていな
いときには、ロードの場合における図5と同様な表示画
面22aの状態に自動的に変化する。
【0083】そして、この状態において、本発明の実施
に関連する高速セーブ処理(なお、「高速セーブ処理」
については後述する。)を行うか否かの指示を待ち、こ
の指示待ちの状態においてF4スイッチ20mが押され
た場合には、セーブの対象として選択されている波形デ
ータの全てを外部記憶装置200へセーブし(このセー
ブは、通常セーブ処理により行われる。)、一方、この
指示待ちの状態においてF1スイッチ20jが押された
場合には、後述する高速セーブ処理を行う。
【0084】次に、図14乃至図15に示すフローチャ
ートを参照しながら、この電子楽器におけるセーブの処
理について説明する。
【0085】なお、通常セーブ処理に関しては、公知の
技術を適用することができるものであるので、説明を簡
略化して本発明の理解を容易にするために、その詳細な
説明は省略する。
【0086】なお、上記した図14乃至図15に示すフ
ローチャートの処理において使用されるレジスタとして
は、以下に説明する(1)に示すものがある。
【0087】(1)SaveStrategyセーブが
必要であるか否かを示す情報を格納したレジスタであ
る。
【0088】まず、図14に示す外部記憶装置検索処理
ルーチンのフローチャートを参照しながら、セーブが必
要な波形データを検索する処理を行う。
【0089】即ち、この図14に示す外部記憶装置検索
処理ルーチンは、図4に示す状態でF4スイッチ20m
が押されると起動されるものであり、この外部記憶装置
検索処理ルーチンが起動されると、セーブしようとする
波形データの選択操作により選択された波形データが外
部記憶装置200に記憶されていない場合か、あるい
は、外務記憶装置200に記憶されていても編集されて
いる場合には、その波形データに対応したSaveSt
rategyを「真」に設定し、そうではない波形デー
タに対応したSaveStrategyを「偽」に設定
して(ステップS1402)、この外部記憶装置検索処
理ルーチンを終了する。
【0090】次に、図15に示す高速セーブ処理ルーチ
ンのフローチャートを参照しながら、選択した全ての波
形データをセーブすることなく必要な波形データのみを
セーブして、セーブ処理の高速化を図る高速セーブ処理
について説明する。
【0091】即ち、この図15に示す高速セーブ処理ル
ーチンは、図5と同様な状態でF1スイッチ20jを押
した場合に起動されるものであり、この高速セーブ処理
ルーチンが起動されると、まず、図14に示す外部記憶
装置検索処理ルーチンのステップ1402で設定された
SaveStrategyに基づいて、「真」に設定さ
れている波形データのみを外部記憶装置200にセーブ
する(ステップS1502)。
【0092】それから、上記したステップS1502の
処理により、外部記憶装置200にセーブした波形デー
タに対応する編集フラグをクリアし(ステップS150
4)、この高速セーブ処理ルーチンを終了する。
【0093】従って、高速セーブ処理ルーチンの処理に
よって、選択された全ての波形データが外部記憶装置2
00にセーブされることなく、選択された全ての波形デ
ータのなかで、既に外部記憶装置200にセーブされて
いない波形データならびに既に外部記憶装置200にセ
ーブされていても編集された波形データのみがセーブさ
れることになるので、セーブの処理を高速で行うことが
できるようになり、当該セーブの処理に要する時間を短
縮化することができるようになる。
【0094】なお、上記した実施の形態は、以下の
(1)乃至(3)に示すように変形してもよい。
【0095】(1)上記した実施の形態においては、高
速ロード処理と高速セーブ処理とをともに行う電子楽器
について説明したが、これに限られるものではないこと
は勿論であり、高速ロード処理と高速セーブ処理とのい
ずれか一方のみを行うようにしてもよい。
【0096】(2)上記した実施の形態においては、図
3に示す波形データの選択画面において選択可能な波形
データの最大数を「5」に設定し、セレクト・アレイ配
列表は選択順に最大5つまでの波形データ名が記憶され
るものとしたが、これに限られるものではないことは勿
論であり、図3に示す波形データの選択画面において選
択可能な波形データの最大数を「5」以外の任意の数に
設定し、セレクト・アレイ配列表は選択順に当該任意の
数までの波形データ名が記憶されるものとしてもよい。
【0097】(3)上記した実施の形態ならびに上記し
(1)乃至(2)に示すた変形例は、適宜に組み合わせ
るようにしてもよい。
【0098】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、外部記憶手段に記憶された演奏データを当
該外部記憶手段から内部記憶手段に転送して記憶させる
際、即ち、外部記憶手段から演奏データを内部記憶手段
にロードする際や、内部記憶手段に記憶された演奏デー
タを当該内部記憶手段から外部記憶手段に転送して記憶
させる際、即ち、内部記憶手段から演奏データを外部記
憶手段にセーブする際に、それらの処理を高速で行うこ
とが可能になり、当該処理に要する時間を短縮化するこ
とができるようになるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例による電子楽器のブ
ロック構成図である。
【図2】操作パネルの構成説明図である。
【図3】操作パネルの構成説明図である。
【図4】操作パネルの構成説明図である。
【図5】操作パネルの構成説明図である。
【図6】セレクト・アレイ(Select Arra
y)配列表の説明図である。
【図7】高速ロード処理する前と後との波形メモリの状
態の一例そ示す説明図である。
【図8】波形メモリ検索処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図9】波形データ配列表の説明図である。
【図10】通常ロード処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図11】高速ロード処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図12】サンプル交換処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図13】操作パネルの構成説明図である。
【図14】外部記憶装置検索処理ルーチンを示すフロー
チャートである。
【図15】高速セーブ処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 中央処理装置(CPU) 12 バス 14 プログラム・メモリ 16 ワーキング・メモリ 18 波形メモリ 20 操作子群 20a メニュー(MENU)・スイッチ 20b インクリメント(INC)・スイッチ 20c デクリメント(DEC)・スイッチ 20d アップ(UP)・スイッチ 20e ダウン(DOWN)・スイッチ 20f レフト(LEFT)・スイッチ 20g ライト(RIGHT)・スイッチ 20h エクジット(EXIT)・スイッチ 20i エンター(ENTER)・スイッチ 20j ファンクション1(F1)スイッチ 20k ファンクション2(F2)スイッチ 20l ファンクション3(F3)スイッチ 20m ファンクション4(F4)スイッチ 22 表示装置 22a 表示画面 24 MIDIインターフェース(MIDI
I/F) 26 デジタル/アナログ変換器(D/A) 200 外部記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部記憶手段に記憶されている演奏デー
    タを該外部記憶手段から内部記憶手段に転送して記憶さ
    せる電子楽器において、外部記憶手段に記憶されている
    演奏データを記憶可能な内部記憶手段と、前記外部記憶
    手段に記憶されている演奏データを選択する選択手段
    と、前記選択手段によって選択された演奏データと前記
    内部記憶手段に記憶されている演奏データとを比較する
    比較手段と、前記比較手段の比較結果が、前記選択手段
    によって選択された演奏データと前記内部記憶手段に記
    憶されている演奏データとが同じであることを示す場合
    に、前記選択手段によって選択された演奏データを前記
    内部記憶領域へ転送しないように制御する制御手段とを
    有する電子楽器。
  2. 【請求項2】 内部記憶手段に記憶されている演奏デー
    タを該内部記憶手段から外部記憶手段に転送して記憶さ
    せる電子楽器において、内部記憶手段に記憶されている
    演奏データを選択する選択手段と、前記選択手段によっ
    て選択された演奏データと外部記憶手段に記憶されてい
    る演奏データとを比較する比較手段と、前記比較手段の
    比較結果が、前記選択手段によって選択された演奏デー
    タと前記外部記憶手段に記憶されている演奏データとが
    同じであることを示す場合に、前記選択手段によって選
    択された演奏データを前記外部記憶領域へ転送しないよ
    うに制御する制御手段とを有する電子楽器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016177133A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 カシオ計算機株式会社 波形書き込み装置、方法、プログラム、および電子楽器

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JP2010237236A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Yamaha Corp 楽音信号作成装置及びプログラム
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