JP2698832B2 - 楽譜情報入力装置 - Google Patents

楽譜情報入力装置

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JP2698832B2
JP2698832B2 JP60056974A JP5697485A JP2698832B2 JP 2698832 B2 JP2698832 B2 JP 2698832B2 JP 60056974 A JP60056974 A JP 60056974A JP 5697485 A JP5697485 A JP 5697485A JP 2698832 B2 JP2698832 B2 JP 2698832B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、楽音情報を一音符づつ入力して記憶する
楽譜情報入力装置に関する。 〔従来技術〕 従来、この種の楽譜情報入力装置には更に、リピート
記号 を入力できるものも提案されているが、従来のものでは
繰返したい個所で所定のリピート記号入力キーを操作し
ていた。 〔従来技術の問題点〕 しかしながら、このような楽音情報入力装置では、リ
ピート記号の入力を各リピート記号ごとに別個独立して
設けられた複数の入力キーにより行っているので、先行
すべきリピート記号と後行すべきリピート記号との入力
順序を間違ったり、入力記号の種類を間違つたりするこ
とがあった。 〔発明の目的〕 この発明は、このような従来の問題点を解消するため
に、リピート記号の入力順序及び入力記号の種類を間違
えることなく、確実にリピート記号が入力できるように
した楽譜情報入力装置を提供することを目的としてい
る。 〔発明の要点〕 この発明は、このような目的を達成するために、記憶
手段と、この記憶手段のアドレスを指定するアドレス指
定手段と、外部操作によりこのアドレス指定手段にて指
定されるアドレスを歩進させる歩進手段と、外部操作に
より音符情報を前記アドレス指定手段にて指定された前
記記憶手段のアドレスに記憶させ、その後前記アドレス
指定手段で指定されているアドレスを歩進させる音符情
報入力手段と、外部操作によりリピート記号の種類を入
力可能なリピート記号入力手段と、このリピート記号入
力手段により最初にリピート記号が入力された後、前記
アドレス歩進手段により前記記憶手段のアドレスを歩進
させたときに、当該アドレスに先行すべきリピート記号
の種類に対応する先行リピート記号を、その後前記アド
レス歩進手段により前記記憶手段のアドレスを歩進させ
たときに、当該アドレスに前記先行リピート記号に続く
べき後行リピート記号をそれぞれ記憶させる制御手段
と、を備えたことを要点とする。 またさらに本発明は、前記の用件に加えて、前記リピ
ート記号入力手段により最初にリピート記号が入力され
たときに、少なくとも前記後行リピート記号を表示する
表示手段を有することを要点とする。 〔実施例〕 以下、図面を参照してこの発明を自動演奏機能を有す
る電子楽器に適用した一実施例を説明する。第1図にお
いて、鍵盤部1は例えば音高がC1〜C6までの61個の鍵が
設けられており、CPU(中央処理装置)4から周期的に
スキヤンされて各鍵の出力信号を処理される。 スイツチ部2は第2図に示すような、後述する楽音情
報を入力するためのスイツチが各種設けられており、CP
U4から周期的にスキヤンされて各スイツチの出力信号を
処理される。 CPU4はこの電子楽器の動作を制御するためのマイクロ
プログラムを記憶するメモリ、レジスタ、Sレジス
タ、Xレジスタ、Rレジスタ1、Rレジスタ2、Rレジ
スタ3等の演算用レジスタ、演算回路等を有し、而して
上記鍵やスイツチからの出力を処理して表示部3に表示
制御情報を、記憶部5に楽音情報とその読出し/書込み
信号、アドレス信号を、更に楽音発生部6に楽音制御情
報を夫々与える。 表示部3はスイツチと鍵を用いて入力される楽音情
報、即ち、各音符の音高、音長、各種のリピート記号、
ポルタメントの有無、記憶部5のステツプ番号等を表示
する。そして上記楽音情報は記憶部5に書込まれる。な
お、この記憶部5はRAM(ランダムアクセスメモリ)か
ら成る。 楽音発生部6は上記楽音制御情報に基づき、鍵操作に
よる楽音信号、あるいは記憶部5からの楽音情報による
楽音信号を発生してそれをアンプ7、スピーカ8を介し
楽音として放音させる。 次に第2図を参照してスイツチ部2の構成を具体的に
説明する。レコードスイツチ11は上記楽音情報を記憶部
5に書込むモードを設定するために用いる。リバースス
イツチ12は記憶部5のアドレス逆転スイツチである。フ
オワードスイツチ13は上記書込みモード時にステツプ番
号を1づつ進行させるために用いる。第1デイリートス
イツチ14は現在のステツプ番号の内容だけを削除訂正す
るために用いる。また第2デイリートスイツチ15は現在
のステツプ番号以後のすべての内容を削除するために用
いるが、但し、リピート記号があるときにはその直前ま
での削除を行う。 スイツチ161、162は夫々、4分音符、8分音符の音長
を入力するスイツチである。また17は休符を入力するキ
ー、18、19は夫々、2種類のリピート記号を入力するス
イツチである。更に20はピアノ等12種類の音色を入力す
るスイツチである。そして21はポルタメントを入力する
スイツチである。 次に第3図ないし第9図を参照して、楽音情報を記憶
部5へ書込む際の動作を説明する。先ず、レコードスイ
ツチ11をオンして書込みモードを指定し、CPU4から記憶
部5に対し書込み指令を与える。すると第3図のフロー
チヤートの動作が開始し、CPU4はステツプS1の処理を実
行して、自身のi、Sレジスタをクリアする。而してこ
のiレジスタは記憶部5のアドレスカウンタである。ま
たSレジスタはリピートスイツチ18、19操作時の指定ス
テツプ数を一時記憶するレジスタである。 ここにおいて、RAMの0番地には、レコードスイツチ1
1をオンすると、このレコードスイツチ11をオンする直
前に設定されていた音色、ポルタメントの設定状態が記
憶される。従つて、希望の音色、ポルタメントの設定状
態を新たに設定する時は、12個のスイツチ20のうちいず
れか1つ、たとえば▲[3]▼をオンして音色番号3を
入力し、またポルタメント入力スイツチ21を必要に応じ
てオンまたはオフ、たとえばオフする。而してこのスイ
ツチ操作はCPU4によつて検出され、記憶部5、即ち、RA
Mの0番地に書込まれる(ステツプS2)。そして次にス
テツプS3のフオワードスイツチ13の操作待ち状態とな
る。このとき表示部3においては、第7図(1)に示す
ように、このときのステツプ番号「000」、音色番号
3、ポルタメントのオフを示すP=0の表示がなされ
る。なお、ポルタメントがオンのときにはP=1と表示
される。 次にフオワードスイツチ13をオンするとこれが検出さ
れてステツプS4に進み、iレジスタが+1されて「1」
となる。そしてステツプS5に進み、音長スイツチ161
たは162がオンされたか否かが判断される。またオンさ
れていなければステツプS13に進んで、更にリピートス
イツチ18、19の何れかがオンされたか否かが判断され、
オンされていなければ第4図のフローチヤートのステツ
プR1に進むが(このステツプR1以下の処理については後
述する)、オンされていなければステツプS14に進み、
現在のiレジスタの値が「1」か否かが判断されるがい
ま「1」であるからステツプS5に戻る。なお、フオワー
ドスイツチ13をオンするとそのときの表示状態は第7図
(2)に示すように変化し、このときのステツプ番号
「001」、また音色番号3、P=0の表示がなされる。
この場合、音色番号3、P=0の表示は第7図(1)に
示す位置とは別の左側に移つて表示される。 次にメロデイの第1楽音の4分音符を音長スイツチ16
1により入力すると、これが検出されてステツプS6に進
み、その音長データがXレジスタに入力される。そして
それがRAMの1番地に書込まれ(ステツプS7)、また第
7図(3)に示すように、表示部3の右側には4分音符
が表示される。次いでステツプS8に進み、音高入力のた
めのキーオンがあつたか否かが判断される。そして操作
していないとステツプS10に進み、休符キー15がオンさ
れたか、つまり休符データの入力が否かが判断され、そ
うでなければ更にステツプS12に進み、いまiレジスタ
の値が「1」か否かが判断され、いま「1」であるから
ステツプS8に戻る。そしてキーオンがあるまでステツプ
S8、S10、S12が繰返される。 次に第1楽音の音高A4を鍵操作によつて入力すると、
それがステツプS8にて検出され、ステツプS9に進んでそ
の音高データ(A4)がRAMの1番地に上記音長データ
(4分音符)の対データとして書込まれる。そしてiレ
ジスタが+1されて「2」となり、自動的にアドレスが
更新される(ステツプS18)。またステツプS19によりX
レジスタ内の4分音符のデータがRAMの2番地に自動的
に書込まれる。即ち、次の音符の音長データが音長スイ
ツチを操作しなくても自動的に入力される。そしてこの
時点の表示状態は第7図(4)に示すようになり、現在
のステツプ番号「002」、入力された第1楽音の音長 音高(A4)、次の音符に対する の各表示がなされる。 次に第2楽音もその音長が4分音符であつて音高は第
1楽音と異なるC4であるとすると、音長の入力操作はも
うする必要はないから、直ちにC4の鍵をオンする。した
がつてそのことがステツプS15により判断され、ステツ
プS9に進んで入力した音高データ(C4)がRAMの2番地
に書込まれ、次にiレジスタが自動的に+1されて
「3」となり(ステツプS18)、またRAMの3番地にXレ
ジスタの音長データ(4分音符)が自動的に次の音符の
ものとして書込まれる(ステツプS19)。そしてステツ
プS5に戻る。またこの時点での表示は第7図(5)に示
すようになり、次のステツプ番号「003」、いま入力し
た第2楽音の音長 音高(C4)、次の音符に対する音長 の各表示がなされる。 次に第3楽音が4分休符であるとすると、この場合に
は鍵操作は行わず、直ちに休符キー17をオンする。した
がつてそのことがステツプS16により判断され、ステツ
プS11に進んでRAMの3番地に休符データが先に入力され
た4分音符の音長データの対データとして書込まれる。
なお、音符と休符の各音長データは対応するものについ
ては同一である。 次いでステツプS18、S19が実行され、iレジスタが+
1されて「4」、RAMの4番地に次の音符のために4分
音符の音長データが自動的に書込まれる。そしてステツ
プS5に戻る。而してこの時点での表示状態は第7図
(6)に示すようになり、次のステツプ番号「004」、
いま入力した4分休符に対する音長 次の音符に対する音長 の各表示がなされる。 次に、第4楽音としてたとえば音長が8分音符、音高
がA4の音符を入力する場合、音長スイツチ162をオンす
るとそのことがステツプS5により判断されステツプS6
進む。 そこで上記ステツプS6ではXレジスタにそれ以前と異
なる今回入力した8分音符の音長データがセツトされ、
次いでステツプS7によりそれがRAMの4番地に書込まれ
る。この時点での表示は第7図(7)に示すようにな
る。次にA4の鍵をオンするとステツプS15、S9の処理に
よりその音高データRAMの4番地に書込まれ、またステ
ツプS18、S19の処理によりiレジスタに次の5番地がセ
ツトされ、またRAMの5番地に8分音符の音長データが
次の音符のものとして書込まれる。そしてステツプS5
戻り、また表示部3には、第7図(8)に示すように次
のステツプ番号「005」、今回入力した音符の音長 と音高(A4)、次の音符に対する音長 の各表示がなされる。そして以後の動作は上述したこと
と同一である。 一方、上述した第3楽音(4分休符)の入力後におい
て、第4楽音の音長がまだ4分音符長として続くときに
は、直ちにその音高の鍵をオンすればよい。するとその
キーオンがステツプS15にて検出され、ステツプS9に進
んでRAMに書込まれる。 また第3楽音の入力後、再び4分休符が続いたとする
と、このときには直ちに再び休符キー17をオンすればそ
のことがステツプS16にて検出され、その休符データがR
AMに書込まれる。 次にリピート記号を書込む場合の動作を説明する。先
ず、リピートスイツチ18を操作したときから説明する。
この場合、表示部3の表示状態が第8図(1)に示す状
態、即ち、上述した第7図(1)と同じ状態のときから
はじめる。つまり、レコードスイツチ11、次にフオワー
ドスイツチ13をオンして上記ステツプS1〜S5が実行され
たあとであつて、楽譜のはじめからリピート記号 がある場合を例とする。したがつてフオワードスイツチ
13のオンによりiレジスタは+1されて「1」となり、
表示は第8図(2)に変化する。そしてリピートスイツ
チ18はオンするとそのことがステツプS13により判断さ
れ、第4図のステツプR1に進み、更にリピート記号 の入力が判断されてステツプR2に進む。 ステツプR2では、Rレジスタ1に上記リピート記号の
先頭側の記号 のデータがセツトされ、またRレジスタ2に後端側の記
のデータがセツトされ、また第8図(3)に示すように
表示される。即ち、中央部に記号 右方側に記号 が表示される。そしてフオワードスイツチ13の操作待ち
となる(ステツプR3)。そこでフオワードスイツチ13を
オンするとRAMの1番地にRレジスタ1内の記号 が書込まれ、またiレジスタが+1されて「2」とな
り、ステツプR6に進む。このとき表示内容は第8図
(4)に示すように、ステツプ番号「002」、記号 が共に左方側に表示され、また右方側にはまだRAMに書
込まれていない記号 がそのまま表示されている。 ステツプS6の楽音情報入力処理は、第5図のフローチ
ヤートに具体的に示すものであり、先ず、ステツプT1
よりiレジスタのデータ「2」がSレジスタにセツトさ
れ、一時退避される。そして音長スイツチの操作が判断
され(ステツプT2)、NOであればステツプT12に進み、
iレジスタとSレジスタの各データが一致するか否かが
判断され、YESであるからステツプT2に戻り、以後音長
スイツチの操作待ちとなる。 そこで、リピート記号内の第1楽音として4分音符の
音長スイツチ161をオンするとステツプT3に進み、Xレ
ジスタにその音長データが入力する。次いでその音長デ
ータがRAMの2番地に書込まれ(ステツプT4)、ステツ
プT5の音高入力のための鍵操作の有無が判断される。そ
してNOであればステツプT9の休符キー17のオンか否かが
判断され、NOであるからステツプT11に進み、iレジス
タとSレジスタのデータが一致するか否かが判断され
る。而して一致するからステツプT5に戻り、以下、ステ
ツプT5、T9、T11が繰返されて音高入力の鍵操作待ちと
なり、また表示は第8図(5)となる。 そこで第1楽音の音高としてC4を入力するとRAMの2
番地にC4の音高データが書込まれ(ステツプT6)、また
iレジスタが+1されて「3」となり(ステツプT7)、
次いでXレジスタ内の音長データ(4分音符)がRAMの
3番地に次の音符のために書込まれる(ステツプT6)。
そのため表示は第8図(6)に示すようになり、左側に
は現在のステツプ数「003」とRAMの2番地に書込んだ第
1楽音の楽音情報 中央部に次の第2楽音のためにRAMの3番地に書込んだ
音長データ 右側には記号 が夫々表示される。そしてステツプT2に戻り、次の第2
楽音の楽音情報の入力処理に入る。 そしてリピート記号内の第2楽音以下の各楽音情報を
順次入力してRAMの3番地以下に書込んでゆき、またそ
の間iレジスタのデータが1づつアツプされてその内
容、即ちステツプ数が「nn′n″」となつたとする。な
お、そのときの表示例を第8図(7)に示す。そしてリ
ピート記号内のすべての音符に対する入力が終ると次に
フオワードスイツチ13をオンする。而してこの操作はス
テツプT2、T12、T13、T14の各処理後、ステツプT15の処
理によつて判断され、ステツプT7に進行する。そのため
ステツプR7では、Rレジスタ2内の後端側の記号 がそのときのステツプ数nn′n″のRAMエリアに書込ま
れ、そのため表示は第8図(8)に示すように変化し、
RAMのnn′n″番地に書込まれた記号 が中央部に移つて表示される。次いでステツプR8のフオ
ワードスイツチ13のオン待ちとなる。 そこでフオワードスイツチ13をオンするとステツプR9
に進み、iレジスタが+1されて「nn′n″+1」とな
り、またこのiレジスタのデータがSレジスタにセツト
され(ステツプR10)、ステツプS5に戻る。したがつて
このときの表示は第8図(9)に示すようになる。また
以上の動作によつてリピート記号 内の各音符に対する楽音情報の入力が完了し、以後は通
常の音符入力となる。 次にリピートスイツチ19を操作してリピート記号 による楽音情報の入力動作を説明する。この場合、リピ
ートスイツチ18を操作したとき同様、表示状態が第9図
(1)の状態にあり(ステツプS1〜S3の実行済)、次い
でフオワードスイツチ13をオンして表示が第9図(2)
の状態に変化し(ステツプS4の実行)、次いでステツプ
S5、S13、S14、S5…が繰返されてリピートスイツチ19の
オン待ち状態にあるものとする。而してこのときiレジ
スタのデータは「1」、Sレジスタのデータは「0」で
ある。 次にリピートスイツチ19をオンするとステツプS13
らステツプR1に進み、NOとなつてステツプR11に進む。
そしてこのステツプR11ではRレジスタ1に記号 のデータ、Rレジスタ2の記号 のデータ、Rレジスタ3に記号 のデータが夫々セツトされる。そしてステツプR12のフ
オワードスイツチ13のオン待ちとなり、またこのときの
表示は第9図(3)に示すようになる。 次にフオワードスイツチ13をオンするとステツプR13
に進み、RAMの1番地にRレジスタ1内の記号 のデータが書込まれ、またiレジスタが+1されて
「2」となり第9図(4)の表示状態となる。即ち、現
在のステツプ数「002」とRAMの1番地に書込まれた のデータが左側に表示され、また中央部は空白となり、
更に右側にはRAMにまだ書込まれていないのデータが夫々表示される。したがつて次にステツプR
15に進み、 との間に各音符に対する楽音情報を順次入力する処理が
第5図のフローチヤートにしたがつて実行される。 その後、楽音情報を入力して第9図(5)に示すよう
に、iレジスタのデータが「nn′n″」まで進んだとき
リピート記号 との間への各音符の楽音情報の入力が終つたとすると、
次にフオワードスイツチ13をオンし、ステツプT15の実
行後ステツプR16に進み、また表示は第9図(6)に示
すようになる。そしてステツプR16の実行によりRAMのn
n′n″番地にRレジスタ2内のデータ が書込まれ、またステツプR17に進んでフオワードスイ
ツチ13のオン待ちとなる。 そこでフオワードスイツチ13を再度オンするとステツ
プR18に進み、iレジスタが+1されてnn′n″+1と
なり、第9図(7)の表示状態となる。即ち、現在のス
テツプ数nn′n″+1とRAMのnn′n″番地に書込まれ
た記号 のデータが左側に表示され、また中央部は空白となり、
更に右側はまだRAMに書込まれていない記号 のデータが夫々表示される。したがつて次にステツプR
19に進み、 との間に再びリピートの各音符に対する楽音情報を順次
入力する処理が第5図のフローチヤートにしたがつて実
行される。 その後、楽音情報を入力して第9図(8)に示すよう
に、iレジスタのデータが「mm′m″」まで進んだとき
リピート記号 との間への各音符の楽音情報の入力が終つたとすると、
フオワードスイツチ13を1回オンしてステツプT15を実
行し、ステツプR20に進む。而してこのとき表示状態は
第9図(9)のように変化し、記号 の表示が中央部に移る。またRAMのmm′m″番地にRレ
ジスタ3内の上記記号 のデータが書込まれる。そしてステツプR21のフオワー
ドスイツチ13のオン待ちとなる。 次に再びフオワードスイツチ13をオンするとステツプ
R22に進んでiレジスタが+1され、その内容は「mm′
m″+1」となり、またこのデータがSレジスタにセツ
トされる。そして表示は第9図(10)のように変化す
る。またステツプS5に戻る。 以上により記号 間へのリピートのための各音符の入力が終り、以後は第
3図のフローチヤートによるリピート以外の通常の音符
入力処理に入る。 また以上のようにしてRAMに書込んだデータのうち、
現在iレジスタで示されるステツプのものだけを削除し
たいときには第1デイリートスイツチ14を操作すればよ
い。 他方、現在指定中のステツプより以後のデータすべ
て、あるいはリピート記号までのデータを削除するとき
には第2デイリートスイツチ16を操作する。このとき第
6図に示すフローが実行され、ステツプD1により先ずRA
Mの現在ステツプのデータがリピート記号のデータかあ
るいはRAMの楽音情報の最後に書込まれているENDデータ
かを判断し、その何れでもなければステツプD2に進んで
RAMのそのステツプのデータを削除する。そしてステツ
プD3に進み、iレジスタを更新してステツプD1に戻る。
以後は上記リピート記号のデータまたはENDデータが検
出されるまでステツプD1〜D3を繰返し実行して各データ
を1つづつ削除する。したがつて1度入力したリピート
情報が削除されてリピート演奏が行われなくなることが
防止できる。 またすべての音符の入力が終つたときにはレコードス
イツチ11をオフするとそのことがステツプS20により検
出され、第3図のフローチヤートの動作が終了するとそ
してその後は、例えば図示しないスタートスイツチをオ
ンするとRAMからの上記楽音情報の読出しがCPU4の制御
下に行われ、その楽音制御情報が楽音発生部6に与えら
れる。そのため各音符の楽音信号が順次作成されてゆ
き、アンプ7、スピーカ8を介し自動演奏音として放音
される。 なお、上記実施例では音長スイツチとして2種類を上
げたが、勿論、その数を更に増やしてもよい。 またリピート記号の種類も上記実施例の2種類のもの
に限られるものではない。 〔発明の効果〕 以上詳細に説明したように、本発明は、最初にリピー
ト記号が入力された後でアドレス歩進手段により記憶手
段のアドレスを歩進させたときに、当該アドレスに先行
すべきリピート記号の種類に対応する先行リピート記号
を、その後アドレス歩進手段により記憶手段のアドレス
を歩進させたときに、当該アドレスに前記先行リピート
記号に続くべき後行リピート記号をそれぞれ記憶させる
ようにしたため、リピート記号の入力順序や入力信号の
種類を間違って入力することを防止でき、リピート記号
の入力が確実に行えるようになる利点がある。 さらに本発明によれば、リピート記号入力手段により
最初にリピート記号が入力されたときに、少なくとも後
行リピート記号を表示するようにしたので、後行リピー
ト記号の入力忘れを防止するという利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例による電子楽器の全体回路
図、第2図はスイツチ部2の詳細構成図、第3図ないし
第6図は曲のリピート部分の楽音情報の入力とその削除
のための動作を説明するフローチヤート、第7図はリピ
ート部分を含まない楽音情報の入力手順を示す図、第8
図及び第9図は2種類のリピート記号に対する楽音情報
の入力手順を示す図である。 1……鍵盤部、2……スイツチ部、3……表示部、4…
…CPU、5……記憶部、6……楽音発生部、7……アン
プ、8……スピーカ、11……レコードスイツチ、12……
リバーススイツチ、13……フオワードスイツチ、14、15
……デイリートスイツチ、161、162……音長スイツチ、
17……休符キー、18、19……リピートスイツチ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.記憶手段と、 この記憶手段のアドレスを指定するアドレス指定手段
    と、 外部操作によりこのアドレス指定手段にて指定されるア
    ドレスを歩進させる歩進手段と、 外部操作により音符情報を前記アドレス指定手段にて指
    定された前記記憶手段のアドレスに記憶させ、その後前
    記アドレス指定手段で指定されているアドレスを歩進さ
    せる音符情報入力手段と、 外部操作によりリピート記号の種類を入力可能なリピー
    ト記号入力手段と、 このリピート記号入力手段により最初にリピート記号が
    入力された後、前記アドレス歩進手段により前記記憶手
    段のアドレスを歩進させたときに、当該アドレスに先行
    すべきリピート記号の種類に対応する先行リピート記号
    を、その後前記アドレス歩進手段により前記記憶手段の
    アドレスを歩進させたときに、当該アドレスに前記先行
    リピート記号に続くべき後行リピート記号をそれぞれ記
    憶させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする楽譜情報入力装置。 2.記憶手段と、 この記憶手段のアドレスを指定するアドレス指定手段
    と、 外部操作によりこのアドレス指定手段にて指定されるア
    ドレスを歩進させる歩進手段と、 外部操作により音符情報を前記アドレス指定手段にて指
    定された前記記憶手段のアドレスに記憶させ、その後前
    記アドレス指定手段で指定されているアドレスを歩進さ
    せる音符情報入力手段と、 外部操作によりリピート記号の種類を入力可能なリピー
    ト記号入力手段と、 このリピート記号入力手段により最初にリピート記号が
    入力された後、前記アドレス歩進手段により前記記憶手
    段のアドレスを歩進させたときに、当該アドレスに先行
    すべきリピート記号の種類に対応する先行リピート記号
    を、その後前記アドレス歩進手段により前記記憶手段の
    アドレスを歩進させたときに、当該アドレスに前記先行
    リピート記号に続くべき後行リピート記号をそれぞれ記
    憶させる制御手段と、 前記リピート記号入力手段により最初にリピート記号が
    入力されたときに、前記先行及び後行リピート記号を表
    示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする楽譜情報入力装置。
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