JP2001207738A - 窓 - Google Patents

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JP2001207738A
JP2001207738A JP2000013321A JP2000013321A JP2001207738A JP 2001207738 A JP2001207738 A JP 2001207738A JP 2000013321 A JP2000013321 A JP 2000013321A JP 2000013321 A JP2000013321 A JP 2000013321A JP 2001207738 A JP2001207738 A JP 2001207738A
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昌三 宮川
Riyouichi Takami
綾一 高見
Masaki Okabe
政紀 岡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口枠に障子を固定状態で収納する際に、縦
枠の室内側に額縁等を止めるための見付け片がある場合
にも障子の縦枠への固定を可能にする。 【解決手段】 貫通孔9aを有する取付部材9を障子5の
縦框6に固定する一方、縦枠1の張出片1aに取付部材9
が貫通する開口1bを形成し、取付部材9を張出片1aの開
口1bを貫通させ、張出片1aの開口から室内側へ突出した
取付部材9の貫通孔9aに張出片1aの室内側の面に接触さ
せながら固定材11を差し込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は開口枠に収納され
る障子をビス止めすることなく縦枠に固定した窓に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】種類の
異なる障子との組み合わせが可能で、障子の支持状態を
変えることで開き窓や滑り出し窓、嵌殺し窓等、形態の
異なる窓に兼用できる開口枠においては、縦枠の室外側
の部分と障子との間の空間を利用して蝶番やアーム等を
配置することで開閉窓に対応し、縦枠の室内側の部分に
障子の縦框を固定することで嵌殺し窓に対応する。
【0003】障子を縦枠に固定して嵌殺し窓にする場
合、障子は例えば下框が下枠上に載りながら上框が上枠
に係合し、仮止めされた状態で、縦框の側面等に固定さ
れている取付部材において縦枠にビス止めされることに
より開口枠に固定される。この場合、縦枠の内周面には
取付部材の接合のための張出片が形成され、取付部材は
この張出片に突き当たり、縦枠の室内側から張出片を貫
通するビスが螺入することにより縦枠に固定されるが、
張出片に加え、その室内側に額縁等を止めるための見付
け片が形成され、開口枠の内周側へ張り出している場合
には見付け片が邪魔になってビス止めすることができな
い。
【0004】仮にビス止めすることが可能であっても見
付け片にビスのための孔を明けることになるため、見付
け片に生じた結露水が額縁側へ浸入する可能性がある。
この発明は上記背景より、ビス止めに依らずに障子を開
口枠に固定状態で収納した窓を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では貫通孔を有す
る取付部材を障子の縦框に固定する一方、縦枠の張出片
に取付部材が貫通する開口を形成し、取付部材を張出片
の開口を貫通させ、張出片の開口から室内側へ突出した
取付部材の貫通孔に、張出片の室内側の面に接触させな
がら固定材を差し込むことにより、張出片の室内側に開
口枠の内周側へ張り出す見付け片がある場合にもビスに
依らずに障子を固定状態で収納する。
【0006】固定材が張出片の室内側の面に接触しなが
ら、取付部材の貫通孔に差し込まれることで、障子は固
定材から室内側を向く力を受け、室内側へ引き寄せられ
た状態で縦枠に固定される。固定材からの力は固定材の
弾性による他、請求項2に記載のように固定材を楔形に
することによって与えられる。
【0007】楔形の固定材を使用する場合はそうでない
場合より固定材を小さい力で貫通孔に差し込むことがで
きる上、差し込みと共に障子を室内側へ引き寄せること
ができるため、障子の縦枠への固定が確実に行える。障
子を縦枠に固定する上でビスを使用しないことで、縦枠
の室内側に見付け片がある場合に見付け片にビス孔を明
ける必要がないため、見付け片に生じた結露水の額縁側
への浸入は問題にならない。
【0008】ビスを使用しないことによりまた、ビスを
用いる場合程の手間と時間を要さずに障子の取り外しと
取り付けが行えるため、障子の縦框と縦枠間の清掃や他
の形態の障子への交換が容易になる。縦枠の張出片の室
内側に取付部材と固定材が露出する場合には請求項3に
記載のように縦枠の張出片の室内側にカバーを着脱自在
に取り付けることにより取付部材と固定材を隠蔽し、縦
枠の室内側の外観が整えられる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明は図2,図3に示すよう
に縦枠1,1と上枠2、及び下枠3からなる開口枠4の
内周側へ張り出す張出片1aが形成された縦枠1,1の張
出片1a,1aに障子5を固定した窓である。
【0010】障子5の縦框6のいずれかの面には障子5
を開口枠4に収納したときに、縦枠1の張出片1aを貫通
する長さを持つ取付部材9がねじ10等により固定され、
張出片1aの、取付部材9の固定位置に対応した位置には
取付部材9が貫通する開口1bが形成される。図面では取
付部材9を縦框6の縦枠1側の面に固定しているが、室
内側の面、あるいは内部に固定する場合もある。
【0011】図1に示すように取付部材9の、張出片1a
を貫通して室内側に突出する部分には貫通孔9aが形成さ
れ、貫通孔9aに固定材11が差し込まれることにより障子
5が縦枠1に固定される。固定材11は張出片1aの室内側
の面に接触しながら、開口枠4の内周側から外周側へ向
けて取付部材9の貫通孔9aに差し込まれ、取付部材9を
室内側に引き寄せた状態で障子5を縦枠1に固定する。
【0012】取付部材9は図1に示すように縦框6の長
さ方向に部分的に配置される場合は縦框6に二箇所以上
固定されるが、縦框6の全長に亘る長さを持つ場合には
貫通孔9aが長さ方向に部分的に形成される。図4−(a)
,(b) は開口枠4の外周側から内周側へかけて室外側
から室内側を向く傾斜が付いた楔形状をした固定材11の
形成例を示す。(a) は1枚板を屈曲させて形成した場合
であり、図1,図2で使用されている固定材11を示す。
(b) は1枚板の中央部分の3方に切込みを入れて屈曲さ
せた場合を示す。
【0013】図1,図2,図4では楔形に傾斜する傾斜
片11aとその開口枠4内周側に位置する中間部片11bと
の間に縦枠1の見込み方向に段差を付け、傾斜片11aが
取付部材9の貫通孔9aを乗り越え、中間部片11bの位置
で貫通孔9aの室内側の内周面に係合したときに固定材11
自身が貫通孔9aから抜け止めされる形にしている。
【0014】図4のように固定材11が板で形成される場
合、固定材11が中間部片11bにおいて取付部材9の貫通
孔9aに係合した状態では傾斜片11aの復元力が取付部材
9を室外側から室内側へ引き寄せるように働き、固定材
11が中空や中実の楔形状の場合は室内側の傾斜面に垂直
な力が取付部材9を室外側から室内側へ引き寄せるよう
に働く。
【0015】固定材11は取付部材9の貫通孔9aへの差し
込み時に障子5を室内側へ引き寄せる働きをすればよ
く、張出片1aの室内側の面に接触する部分と貫通孔9aの
室内側の内周面に接触する部分を持てばよいため、必ず
しも傾斜片11aを有する形や楔形をする必要はなく、貫
通孔9aの室内側の内周面に接触する部分が図5に示すよ
うに実質的に平坦な面であってもよい。
【0016】障子5の室内側への引き寄せに伴い、図
1,図2に示すように縦框6と縦枠1が見込み方向に対
向する部分のいずれか一方に敷設される気密材12が他方
に密着し、縦框6と縦枠1との間の気密性と水密性が確
保される。図面では縦框6の室外側に室内側を向く気密
材12を敷設すると共に、張出片1aに室外側を向く気密材
12を敷設し、縦框6の気密材12を張出片1aの室外側に位
置する突片1cに、張出片1aの気密材12を縦框6の室内側
の面にそれぞれ密着させ、見込み方向に二箇所で気密性
と水密性を確保している。
【0017】障子5は例えば下框8を下枠3上に載せた
状態で上框7側を室内側へ倒すことにより、もしくは上
框7を上枠2の下に差し込んだ状態で下框8側を室内側
へ押し込むことにより、または障子5全体を開口枠4に
対面させたまま平行移動させることにより開口枠4内に
収納され、上記の通り、取付部材9が縦枠1の張出片1a
に固定されることにより開口枠4に固定される。
【0018】このとき、図3に示すように上框7と上枠
2、及び下框8と下枠3が見込み方向に対向する部分の
いずれか一方に敷設される気密材12が他方に密着し、上
框7と上枠2との間、及び下框8と下枠3との間の気密
性と水密性が確保される。図3では図1,図2と同様に
上框7と下框8の室外側に室内側を向く気密材12を敷設
すると共に、上枠2と下枠3に室外側を向く気密材12を
敷設し、見込み方向に二箇所で気密性と水密性を確保し
ている。
【0019】障子5を開口枠4内に収納した状態では例
えば図6に示すように上框7の上面に固定されたバネ13
が上枠2に形成された係合孔2aに係合することにより仮
固定される。図5,図6は熱の伝導を低減するために障
子5の各框と開口枠4の各枠材を、アルミニウム合金の
形材Aと樹脂の形材Bを組み合わせて構成した場合を示
している。
【0020】取付部材9の、張出片1aから室内側に突出
する部分と固定材11の露出が開口枠4全体の室内意匠に
影響を与える場合は、図1,図2,図5に示すように張
出片1aの室内側に取付部材9と固定材11を隠蔽するカバ
ー14が着脱自在に取り付けられ、見栄えの低下が回避さ
れる。
【0021】カバー14は図1,図2に示すように張出片
1aにねじ10等により固定される受け材15に係合すること
により、または図5に示すように張出片1aを含む縦枠1
のいずれか二箇所に形成された被係合部1dに係合するこ
とにより取り付けられる。
【0022】
【発明の効果】貫通孔を有する取付部材を障子の縦框に
固定する一方、縦枠の張出片に取付部材が貫通する開口
を形成し、取付部材を張出片の開口を貫通させ、張出片
の開口から室内側へ突出した取付部材の貫通孔に張出片
の室内側の面に接触させながら固定材を差し込むこと
で、障子を縦枠に固定しているため、縦枠の室内側に開
口枠の内周側へ張り出す見付け片がある場合にもビスに
依らずに障子を固定状態で収納することができる。
【0023】障子の縦枠への固定にビスを使用しないこ
とで、縦枠の室内側の見付け片にビス孔を明ける必要が
ないため、見付け片に生じた結露水の額縁側への浸入は
問題にならない。また固定材を引き抜くのみで障子の取
り外しが行え、差し込むのみで障子の取り付けが行える
ため、障子の縦框と縦枠間の清掃や他の形態の障子への
交換が容易になる。
【0024】請求項2では固定材が楔形をするため、固
定材を小さい力で貫通孔に差し込むことができ、障子を
確実に室内側へ引き寄せた状態で縦枠に固定することが
できる。請求項3では縦枠の張出片の室内側にカバーを
取り付けることで張出片の室内側に露出する取付部材と
固定材を隠蔽するため、障子と縦枠の連結部分の室内側
の外観意匠が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦枠への障子の取付状態を示した斜視図であ
る。
【図2】開口枠に障子を収納した状態の窓を示した横断
面図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】(a) ,(b) は固定材の形成例を示した斜視図で
ある。
【図5】縦枠への障子の他の取付状態を示した横断面図
である。
【図6】開口枠に障子を収納した状態の他の窓を示した
縦断面図である。
【符号の説明】
1……縦枠、1a……張出片、1b……開口、1c……突片、
1d……被係合部、2……上枠、2a……係合孔、3……下
枠、4……開口枠、5……障子、6……縦框、7……上
框、8……下框、9……取付部材、9a……貫通孔、10…
…ねじ、11……固定材、11a……傾斜片、11b……中間
部片、12……気密材、13……バネ、14……カバー、15…
…受け材、A……アルミニウム合金の形材A、B……樹
脂の形材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 政紀 東京都葛飾区青戸5−22−13 Fターム(参考) 2E014 AA03 BA01 BC06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口枠の内周側へ張り出す張出片が形成
    された縦枠を有する窓であり、障子の縦框には貫通孔を
    有する取付部材が固定され、縦枠の張出片には取付部材
    が貫通する開口が形成され、障子は取付部材において張
    出片の開口を貫通し、張出片の室内側の面に接触しなが
    ら取付部材の貫通孔を貫通する固定材に室内側へ引き寄
    せられた状態で縦枠に固定されている窓。
  2. 【請求項2】 固定材は楔形をしている請求項1記載の
    窓。
  3. 【請求項3】 縦枠の張出片の室内側に取付部材と固定
    材を隠蔽するカバーが着脱自在に取り付けられている請
    求項1、もしくは請求項2記載の窓。
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