JP3177614B2 - 扉の取付構造 - Google Patents

扉の取付構造

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JP3177614B2
JP3177614B2 JP15834398A JP15834398A JP3177614B2 JP 3177614 B2 JP3177614 B2 JP 3177614B2 JP 15834398 A JP15834398 A JP 15834398A JP 15834398 A JP15834398 A JP 15834398A JP 3177614 B2 JP3177614 B2 JP 3177614B2
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Inventor
哲二 坂井
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東洋シヤッター株式会社
株式会社長谷工コーポレーション
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面の開口に設け
られるの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種取付構造は、壁面の開口に
仕上げ見切枠を設け、この見切枠に玄関扉を設け、開
口の内壁,見切枠間の隙間をシリコーンシーラ等のシー
ル材によりシールしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記取付構造
は、壁面の開口の内壁,見切枠間の隙間をシールしてい
る目地が外部から見えてしまうため、目地部分の仕上げ
に手間がかかる割に見栄えが悪く、美観を損ねるという
問題がある。
【0004】本発明は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的は、壁面の開口の内壁,見切枠間の隙
間をシールしている目地を隠し、見栄えを良好にし、美
観を向上することができ目地部分の仕上げの手間を簡素
化できるの取付構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のの取付構造は、一側が壁
面の開口に設けられた仕上げ見切枠に支持された状態
で、前記開口を開閉自在に閉塞するの取付構造であっ
て、前記見切枠の見付けおよび前記開口の内壁と前記見
切枠との間に形成された隙間の少なくとも一部を共に覆
ったモールを備え、このモールに少なくとも表札,イン
ターホン,新聞受け,部屋番号札,照明器具のいずれか
を取り付けたものである。
【0006】従って、モールにより、仕上げ見切枠の見
付けおよび壁面の開口の内壁,見切枠間の隙間の少なく
とも一部を共に覆うようにしたため、壁と見切枠との間
の目地を隠すことができ目地部分の仕上げの手間を簡素
化しても、外観からの見栄えが良好になり、美観を向上
することができる。また、扉を重厚、かつ、豪華に表現
することができるとともに、全体としての工事費用を安
価にすることができる。
【0007】また、本発明の請求項2記載のの取付構
造は、一側が壁面の開口に設けられた仕上げ見切枠に支
持された状態で、前記開口を開閉自在に閉塞する扉の取
付構造であって、前記見切枠の見付けおよび前記開口の
内壁と前記見切枠との間に形成された隙間の少なくとも
一部を共に覆ったモールを備え、このモールに取付板を
並設し、この取付板に少なくとも表札,インターホン,
新聞受け,部屋番号札,照明器具のいずれかを取り付け
たものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の1形態につき、玄関扉の取
付構造を示した図1ないし図5を参照して説明する。
【0009】まず、玄関扉の正面図を示した図1および
その一部を示した図2において、1は壁面であり、壁面
1に縦長の開口2が形成されている。3a,3b,3c
は長尺の仕上げ見切枠であり、開口2の左,右の両側お
よび上側にそれぞれ設けられ、例えば見付け寸法Mが2
0mmの各見切枠3a,3b,3cの前面に、アルミ製
のモール4a,4b,4cが設けられている。5は一側
が右側の見切枠3bに支持された玄関扉であり、開口2
を開閉自在に閉塞し、扉5の中央上部に覗鏡6が設けら
れ、左側中央部に鍵孔7,取手8が上,下に並設されて
いる。モールの材質はアルミに限定されるわけではな
く、アルミ以外の金属や樹脂あるいは木製であってもよ
い。
【0010】9は右側のモール4bに隣接して設けられ
た長尺の取付板であり、取付板9の上部の内側に照明器
具10が取り付けられ、その下方に、部屋番号札11,
表札12,インターホン13,新聞受け14が上から順
に取り付けられている。そして、15はインターホン1
3のマイク兼スピーカ、16はインターホン13の押ボ
タンスイッチ、17は新聞受け14のガイド、18は新
聞受け14の受板である。
【0011】つぎに、図1の左側上端部および右側上端
部の構造につき、図3ないし図5を参照して詳細に説明
する。それらの図において、19は開口2の内壁20と
仕上げ見切枠3a,3b,3cとの間に形成された隙
間、21は仕上げ材であり、壁面1の開口2の周縁部お
よび開口2の内壁20にそれぞれ設けられている。22
はシリコーンシーラ等からなるシール材であり、見切枠
3a,3b,3cと仕上げ材21との間をシールしてい
る。
【0012】23は左側のモール4aの取付体であり、
図3(A)に示すように、仕上げ材21に平行に位置し
た基部と,基部の後端から内側に折曲された先端部とか
らなり、基部の複数個の挿通孔24にねじ25が挿通さ
れている。26は周面に複数個の切り込みが形成された
有底筒状のナットであり、仕上げ材21,内壁20に埋
設され、ねじ25がナット26に螺合することにより、
ナット26の先端部が拡開し、ナット26が仕上げ材2
1,内壁20に固定される。27は取付体23の基部の
一端に設けられたゴム製の封止材であり、先端の封止片
28が圧接され、封止材27により、仕上げ材21,取
付体23の基部間の間隙が密封され、取付体23の先端
部の一側が隙間19の一部を覆うと共に、他側が左側の
見切枠3aの前面に当接して見付け寸法Mの一部を覆っ
ている。
【0013】29は取付体23の基部および先端部に形
成された係止溝、30は表面が階段状に形成された覆体
であり、覆体30の両端に形成された係止突部31が係
止溝29に係止し、取付体23に覆体30が嵌脱自在に
嵌め合わされ、取付体23と覆体30とからモール4a
が構成されている。
【0014】32は右側のモール4bの取付体であり、
図3(B)に示すように、右側の複数個の挿通孔24に
挿通されたねじ25がナット26に螺合し、取付体32
の右側端部の封止材27の封止片28が圧接されること
により、仕上げ材21,取付体32間の間隙が密封さ
れ、取付体32の一側が隙間19を覆うと共に、他側が
右側の見切枠3bの前面に当接して見付け寸法Mの一部
を覆い、取付体32に覆体33が嵌め合わされ、モール
4bが構成されている。
【0015】34は上側のモール4cの取付体であり、
図4(B)に示すように、開口2の上側の内壁20に平
行に位置した基部と,基部の後端から外側に折曲された
先端部とからなり、基部の右端の挿通孔24に挿通され
たねじ25が右側の取付体32の支持杆35に螺合し、
取付体34の右端が支持されると共に、取付体34の先
端部がその背面の両面テープ36により見切枠3cの前
面に装着されている。37は取付体34に嵌め合わされ
た覆体であり、取付体34と覆体37とからモール4c
が構成され、図5(A),(B)に示すように、モール
4cの右側の開口端がキャップ38により閉塞されてい
る。
【0016】なお、前記形態の場合、右側のモール4b
に、照明器具10,部屋番号札11等が取り付けられた
取付板9を並設したが、モール4bの一側を外側方向に
延設し、この延設部に照明器具10,部屋番号札11等
を取り付けるようにしてもよい。
【0017】また、本発明は、1枚の玄関扉5の取付構
造だけではなく、集合住宅のように複数枚の玄関扉5が
並設されている場合にも適用でき、両開きの扉にも適用
できる。
【0018】
【0019】又、モールは、取付体と覆体とに分割した
ものではなくて一体のものでもよい。この場合の取付け
は両面テープや接着材で行う。
【0020】また、各モール4a,4b,4cの内側を
扉5側に延設し、その延設部を見切枠3a,3b,3
c,扉5間に位置させることにより扉5の気密性を向上
することができる。
【0021】さらに、図6に示すように、壁面1がタイ
ル施工された場合であってもよく、この場合、壁面1の
開口2の周縁部のタイル39の割れをモール4a,4
b,4cによって隠すことができる。
【0022】
【発明の効果】上述したように、本発明の請求項1記載
の取付構造は、一側が壁面の開口に設けられた仕上
げ見切枠に支持された状態で、前記開口を開閉自在に閉
塞する扉あるいは窓等の取付構造であって、前記見切枠
の見付けおよび前記開口の内壁と前記見切枠との間に形
成された隙間の少なくとも一部を共に覆ったモールを備
、このモールに少なくとも表札,インターホン,新聞
受け,部屋番号札,照明器具のいずれかを取り付ける
うにしたため、壁と見切枠との間の目地を隠すことがで
き、外観からの見栄えが良好になり、美観を向上するこ
とができ、また、扉を重厚、かつ、豪華に表現すること
ができるとともに、全体としての工事費用を安価にする
ことができる。
【0023】また、本発明の請求項2記載のの取付構
造は、一側が壁面の開口に設けられた仕上げ見切枠に支
持された状態で、前記開口を開閉自在に閉塞する扉の取
付構造であって、前記見切枠の見付けおよび前記開口の
内壁と前記見切枠との間に形成された隙間の少なくとも
一部を共に覆ったモールを備え、このモールに取付板を
並設し、この取付板に少なくとも表札,インターホン,
新聞受け,部屋番号札,照明器具のいずれかを取り付け
たものであり、請求項1記載の扉の取付構造と同様の効
果を得ることができる。
【0024】さらに、モールの内側を仕上げ見切枠から
突出させて見切枠,扉間に位置させるようにすると扉の
気密性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の正面図である。
【図2】図1の拡大斜視図である。
【図3】(A)は図1の左側上端部の切断平面図、
(B)は図1の右側上端部の切断平面図である。
【図4】(A)は図1の左側上端部の正面図、(B)は
図4(A)の切断右側面図である。
【図5】(A)は図1の右側上端部の正面図、(B)は
図5(A)の切断右側面図である。
【図6】本発明の実施の他の形態の正面図である。
【符号の説明】
1…壁面、2…開口、3a,3b,3c…仕上げ見切
枠、4a,4b,4c…モール、5…扉、10…照明器
具、11…部屋番号札、12…表札、13…インターホ
ン、14…新聞受け、19…隙間、20…内壁、23…
取付体、30…覆体、32…取付体、33…覆体、34
…取付体、37…覆体、M…見付け寸法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/62 E06B 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側が壁面の開口に設けられた仕上げ見
    切枠に支持された状態で、前記開口を開閉自在に閉塞す
    の取付構造であって、前記見切枠の見付けおよび前
    記開口の内壁と前記見切枠との間に形成された隙間の少
    なくとも一部を共に覆ったモールを備え、このモールに
    少なくとも表札,インターホン,新聞受け,部屋番号
    札,照明器具のいずれかを取り付けたことを特徴とする
    の取付構造。
  2. 【請求項2】 一側が壁面の開口に設けられた仕上げ見
    切枠に支持された状態で、前記開口を開閉自在に閉塞す
    る扉の取付構造であって、前記見切枠の見付けおよび前
    記開口の内壁と前記見切枠との間に形成された隙間の少
    なくとも一部を共に覆ったモールを備え、このモールに
    取付板を並設し、この取付板に少なくとも表札,インタ
    ーホン,新聞受け,部屋番号札,照明器具のいずれかを
    取り付けたことを特徴とする扉の取付構造。
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