JP2001207370A - 刺繍ミシンと刺繍枠 - Google Patents

刺繍ミシンと刺繍枠

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被刺繍材の布地を載せる支杆の全長に渡って
被刺繍材をしっかりと張った状態に挟持し、精巧な刺繍
を行う。 【解決手段】 ミシン台にてX方向とY方向に駆動され
る移動枠1と、移動枠1に固定される刺繍枠2と、刺繍
枠2において突設された少なくとも2本の並行に設けら
れた長手の支杆20a,20bと、各支杆の自由端側か
ら挿入された被刺繍材を各支杆と対応する挟持部材21
a,21bとの間に挟持して広げられた領域に刺繍を施
す針14を備える刺繍ミシンにおいて、支杆20a,2
0bと挟持部材21a,21bとの間に被刺繍材を挟持
するために設けた板バネ材に、複数のスリット35を入
れて、少なくともバネ部分が分離し支杆の長手方向に並
ぶ複数の独立した板バネ36を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバックなどの袋物に
刺繍を施す刺繍ミシンに係り、特に、軽量な袋物に対し
てでも精巧な刺繍を施すことが可能な刺繍枠とこの刺繍
枠を備える刺繍ミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】布に刺繍を施す刺繍ミシンのミシン台に
は、X方向,Y方向の二次元的に自在に移動する移動枠
が設けられており、この移動枠の移動位置をコンピュー
タがプログラム制御することで、移動枠と一体に動く刺
繍枠にて保持された被刺繍材に任意の模様等を自動的に
刺繍することが可能となる。
【0003】ミシンで刺繍を施す場合、釜の上において
被刺繍材の布地を或るテンションをもって広げておく必
要があり、被刺繍材がたるんだりすると、精巧な刺繍を
施すことができなくなる。そこで、移動枠に被刺繍材を
取り付ける場合、移動枠に、被刺繍材に対応させた刺繍
枠を固定し、この刺繍枠に被刺繍材を取り付けるように
なっている。例えば、被刺繍材が帽子であれば、帽子の
布地を広げる工夫が施された刺繍枠を移動枠に取り付け
ることになる。
【0004】バック等の袋物を被刺繍材とする刺繍枠と
して、例えば、特開平2―104760号公報記載のも
のが知られている。この従来の刺繍枠は、基部材と、先
端が自由端となっている2本の支杆を備えており、並行
に離間して配置されたこの2本の支杆に被刺繍材の袋部
分を挿入し、各支杆を対応する挟持部材に相対的に押し
当てることで、袋物の布地を支杆と挟持部材との間に挟
持するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平2―1
04760号公報記載の刺繍枠は、ゴルフバックの様な
袋物に対して精巧な刺繍を施すのに好適で、上述した2
本の支杆間に或るテンションをもって被刺繍材となる部
分が広げられるようになっている。しかし、この従来の
刺繍枠は、被刺繍材の自重を利用して被刺繍材の布地を
広げる構成のため、ゴルフバックのような重量のあるも
のに対しては有効であるが、軽量な袋物(例えば薄布製
の手提袋)をピンと張った状態で保持するのには向いて
いない。
【0006】また、この従来の刺繍枠は、重量のあるゴ
ルフバック用のため、構造を頑丈にする関係で一つ一つ
の部品が大型化して嵩張り、設置スペースが広くなる
等、小物の袋物を被刺繍材とするのに向いていないとい
う問題がある。
【0007】軽量な袋物を対象とする刺繍枠は、単に部
品を小型化すれば済むというものではない。例えば、袋
物を支持する2本の支杆および各支杆に対応する挟持部
材を小型化するために細くした場合、支杆の根本部分で
広げられる布地はピンと張った状態に保持できるが、支
杆の先端側(自由端側)に行くに従って、支杆がしなっ
てしまう関係で布地の挟持力が弱くなり、布地はたるん
だ状態になってしまう。特に、底の深い袋物に刺繍を施
す刺繍枠では、この支杆の長さを長くする必要があるた
め、支杆の全長に渡って均等に、例えば薄布製の手提袋
等の被刺繍材をピンと張った状態に保持し難い問題点が
ある。
【0008】本発明の目的は、被刺繍材の布地を支持す
る支杆の先端側まで被刺繍材を張った状態に保持できる
刺繍枠と、この刺繍枠を持った刺繍ミシンを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ミシン台に
対してX方向とY方向に移動自在に備えさせた移動枠
と、該移動枠に固定される刺繍枠と、該刺繍枠において
それの基部から突設された少なくとも2本の並行に設け
られた長手の支杆と、各支杆の自由端側から挿入された
被刺繍材を各支杆と対応する挟持部材との間に挟持して
広げられた領域に刺繍を施す針とを備える刺繍ミシンに
おいて、前記支杆または該支杆に対応する前記挟持部材
の少なくとも一方に対しては、それの長手方向に並べて
配設せられた複数のバネ部材を備え、上記被刺繍材を支
杆とそれに対応する挟持部材との間で挟持するときには
上記複数のバネ部材のバネ力を利用して挟持するように
することで、達成される。
【0010】一枚の板バネ材で被刺繍材を挟持するので
はなく、複数のスリットで板バネ材を長手方向に渡って
分離する等して、少なくともバネ部分が独立した複数の
板バネを並列状に配設し、これで被刺繍材を挟持する構
成とする。これにより、支杆の先端側(自由端側)での
挟持力の減少を抑制することができ、刺繍枠の軽量・小
型化を図っても、被刺繍材のたるみを回避することが可
能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る刺繍ミシンに搭載された刺繍枠の要部破断上面図であ
り、図2は図1のII―II線矢視図である。刺繍ミシンの
ミシン台(全体は図示せず)の上には、周知の如く移動
枠1がX方向/Y方向の二次元的に移動自在に取り付け
られており、本実施形態に係る刺繍枠2は、この移動枠
1にネジ3により着脱自在に固定される。
【0012】刺繍枠2は、基部材となる一本の横枠4
と、この横枠4に直角に取り付けられる2本の並行な縦
枠5a,5bとを有する。この縦枠5a,5bは幅方向
に広狭自在にしてある。図において、横枠4の左右には
夫々ガイド溝4a,4bが設けられ、縦枠5aの基部は
このガイド溝4aに六角ナット6a,6a’を用いて固
定され、縦枠5bの基部はもう一方のガイド溝4bに六
角ナット6b,6b’を用いて固定される。
【0013】図8(a)及び図8(b)は、図1のVIII
a―VIIIa線矢視図及びVIIIb―VIIIb線矢視図である。ガ
イド溝4bの下側にはガイド溝4bより幅広の板材7が
摺動自在に設けられており、この板材7に突設された雄
ネジ7b,7b’がガイド溝4bと縦枠5bとを貫通し
て縦枠5b上に突出し、この突出部分に六角ナット6
b,6b’が締着され、縦枠5bが横枠4に固定される
ようになっている。このため、六角ネジ6a,6a’,
6b,6b’を緩めることで、縦枠5a,5bをガイド
溝4a,4bに沿って移動できる。図1に示す仮想線
A,Bは両縦枠5a,5bの幅を最大に拡開した位置を
示し、仮想線A’,B’は両縦枠5a,5bの幅を最小
に縮小した位置を示す。
【0014】左右の縦枠5a,5bの基部側面には、夫
々、エアーシリンダ8a,8bが配設されており、各エ
アーシリンダ8a,8bに夫々給排気するホース9が図
示しないエアーポンプに接続されている。刺繍枠2の下
側においてミシン本体に固定されたアーム10が突設さ
れている。このアーム10の先端部上面が針板(テーブ
ル)11となっており、針板11の下側に設けられた釜
12(図2参照)内の図示しない糸巻の糸と、針板11
に設けられた針穴13を通して下動してきたミシン針1
4(図2)の上糸とが係合して縫製するようになってい
る。
【0015】図2において、各縦枠5a,5bの構成は
左右対称で同一構成と理解されるため、左側の縦枠5a
の構成についてのみ説明し、縦枠5bの構成部材には同
一番号に「b」の符号を付して示す。縦枠5aは、長手
の支杆20aと、板バネとして機能する長手の挟持部材
21aと、カバー15a(図1において左側の縦枠5a
はカバーを示すが、右側の縦枠5bにおいてはこのカバ
ーを破断してその下側にある挟持部材21bの上面を露
出させた図を示している。)とを有する。
【0016】縦枠5aの基部5a’には、L型アーム2
2aとボルト23aとを用いてエアーシリンダ8aが固
定されている。エアーシリンダ8aの伸縮自在のアーム
24aの先端側壁に突設された枢軸25aには、「く」
の字状のリンク部材26aの一端が回動自在に枢着され
ている。この「く」の字状のリンク部材26aの屈曲部
は縦枠5aから突設された枢軸27aに回動自在に支承
されており、リンク部材26aの他端側に、上述した支
杆20aの一端側が固設されている。支杆20aの他端
側20a’は自由端となっている。
【0017】リンク部材26aは、エアーシリンダ8a
のアーム24aが伸びるときは枢軸27aを中心に反時
計方向に回動し(右側のリンク部材26bは、同様に、
枢軸27bを中心に時計方向に回動する。)、支杆20
aを上方に駆動する。支杆20aの上方位置には、支杆
20aに当接する長手の挟持部材21aが設けられてい
る。挟持部材21aの長手の一側は縦枠5aのカバー部
材15aを兼ねる支持部材15aの裏側に設けられた突
部18aに複数のリベット17aを用いて固定されてい
る。
【0018】図3(a)(b)(c)(d)は、エアー
シリンダ8aのアーム24aが矢印M方向に伸びるに従
って、矢印N方向に上昇駆動される支杆20aの動きを
示した図である。先ず、図3(a)に示すように、支杆
20a(と右側の支杆20b)に被刺繍材の布地30を
載せる。そして、エアーシリンダ8a(8b)に空気圧
を供給すると、アーム24a(24b)が伸び始め、リ
ンク部材26a(26b)は、枢軸27a(27b)を
中心に回動を始め、図3(b)の状態となる。更に空気
圧が供給されると、図3(c)に示す様に挟持部材21
aに布地30を介して支杆20aが当接すると共に、カ
バー部材15aの屈曲下縁15a’に布地30が当接す
る。
【0019】更にエアーシリンダ8a(8b)に空気圧
が供給されると、図3(d)に示すように、板バネ作用
を持つ挟持部材が支杆20aの上昇力により湾曲され、
布地30をしっかりと挟持部材21aと支杆20aとの
間で弾力的に挟持する。この状態で、布地30は左右の
カバー部材15a,15bの夫々の長手の直線を形成す
る屈曲下縁15a’,15b’に当接し、針板11の高
さに位置決めされると共に、左右の支杆20および挟持
部材21に所定のテンションを持って引っ張られる。こ
のため、布地30は、針14と針穴13との間において
平面に保持され、精巧な刺繍が可能となる。
【0020】図4(a)(b)は、夫々、図3(a)
(d)の要部拡大図である。支杆20aは、薄い肉厚の
ステンレスパイプ31(長さ220mm前後、外径15
mm前後)でなり、その外周にシリコンゴム32が約
2.5mm厚さに設けられている。また、挟持部材21
aは、厚さ0.3mm程度の薄いステンレスバネ鋼製の
板33と、その下面側(支杆側)に貼り付けられた弾力
性を有するスポンジゴム34(厚さ約3.2mm)とから
なる。
【0021】シリコンゴム32やスポンジゴム34の様
に摩擦係数の大きい部材間で布地30を挟持すること
で、布地30をしっかりと保持することが可能となる。
しかし、それだけでは、長手の支杆20a,20bの自
由端側においてもしっかりと布地30を挟持することが
困難な場合が生じる。それは、支杆20をより細く軽量
の部材で構成すると、剛性が弱く、自由端側に行くに従
って撓ってしまい、支杆と挟持部材との間の挟持力が弱
まってしまうことがあるからである。
【0022】そこで、本実施形態では、図1の右側の縦
枠5bのカバー部材15bを破断して図示したように、
挟持部材21b(21a)の形状を工夫することで、自
由端側においてもしっかりと布地30を挟持できる構成
としている。即ち、本実施形態における長手かつ矩形の
挟持部材21bには、長手方向に並ぶ複数のスリット3
5が設けられ、各スリット35によりバネ部分が分離さ
れた短冊状のステンレス板33及びスポンジゴム34が
夫々板バネ36として弾力性のある機能が発揮でき得る
ようにしている。即ち、挟持部材21b(21a)は丈
夫な基部21a’と、それに対して夫々独立した状態で
元部36bが一体的に固着された多数の板バネ36から
成っている。なお板バネ36は個々に独立形成し、それ
らの元部36bを夫々支持部材15aに固着し、先部3
6aを図1のように配列しても良い。
【0023】図5は、図3(a)のV―V線矢視図であ
る。支杆20a上に載置された布地30は、エアーシリ
ンダ8a,8bのアーム24a,24bの伸長に従って
挟持部材21a,21b側に上昇し、図3(d)の状態
で支杆20a,20bと挟持部材21a,21bとの間
において相対的状況で挟持される。
【0024】図6は、図3(d)のVI―VI線矢視図であ
る。この図6に示されるように、布地30は、挟持部材
21aに形成された一連の板バネ36のバネ作用により
挟持部材21aと支杆20aとの間にしっかりと挟持さ
れることになる。支杆20aの先端側(自由端側)は反
挟持部材21a側に撓んでしまうため、もし、挟持部材
21aにスリット35を設けずに一枚構成の板バネにす
ると、支杆20aの自由端側に行くに従って挟持力は弱
くなり、布地30全体をしっかりと張った状態に保持す
るのは困難である。
【0025】しかし、本実施形態の様にスリット35を
複数設け、基部に対して小さな板バネ36を多数並連設
する構成とすることで、支杆の中間部に被刺繍材の極部
的に厚みのある部分(例えばポケット部分)が介在して
も、支杆の自由端側が反挟持部材側に撓んでも、当該自
由端側の板バネ36は、根本側の板バネ36とは独立に
支杆との間で布地30を挟持するため、自由端側での挟
持力が根本側に比べて極端に弱くなると言うことはな
い。このため、布地30全体を均等に張った状態に保持
可能となる。
【0026】更に本実施形態では、支杆の自由端側での
挟持力と根本側の挟持力をより均等にするため、挟持部
材21aの構成を図7(a)に示す構成としている。即
ち、支杆の根本側に比べて自由端側に行くに従って挟着
力が強くなるように、一つ一つの板バネ36の幅が、支
杆の根本側に比べて自由端側に行くに従って広くなるよ
うにスリット35を入れている。即ち、自由端側に行く
に従って、夫々の板バネ36の先部36aのバネ力が強
くなるように幅を広くしたり、焼入れ(硬度)を硬くす
る等している。
【0027】図7(b)は、スリット35を設ける間隔
を所定間隔とすることで、各板バネ36の先部36aの
バネ力を同じにしているが、これだけでも、スリット3
5を設けない一枚構成の挟持部材だけに比べて、自由端
側での挟持力は大きくなる。しかし、図7(b)の構成
の挟持部材と、例えば自由端側に行くに従ってシリコン
ゴム32の厚さを厚くした支杆20aとを組み合わせて
使えば、図7(a)の場合と同様に挟持力をより均一に
することが可能になる。また、図7(b)の構成の方が
製造が容易なためコスト低減が図れ、低価格の刺繍枠と
して好適である。
【0028】尚、上述した実施形態では、挟持部材側を
板バネ構成としたが、逆に、支杆の上面等に図7に示す
板バネ部材を取り付け、挟持部材側を棒材やパイプ材等
で構成することでも、同様の効果がある。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、被刺繍材を挟持する為
の支杆または該支杆に対応する挟持部材の少なくとも一
方に対しては、それの長手方向に並べて配設せられた複
数のバネ部材を備えさせ、上記被刺繍材を支杆とそれに
対応する挟持部材との間で挟持するときには上記複数の
バネ部材を介し挟持するようにしてあるから、被刺繍材
を載せる支杆の先端側での挟持力の減少を回避でき、刺
繍枠の小型・軽量化を図っても被刺繍材のたるみを回避
することが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る刺繍枠の上面図であ
る。
【図2】図1のII―II線矢視図である。
【図3】エアーシリンダのアームの伸長に伴う支杆の動
きを示す図である。
【図4】図3(a)(d)の要部拡大図である。
【図5】図3(a)のV―V線矢視図である。
【図6】図3(d)のVI―VI線矢視図である。
【図7】板バネ材の上面図である。
【図8】図1のVIIIa―VIIIa線矢視図およびVIIIb―VII
Ib線矢視図である。
【符号の説明】
11 針台(テーブル) 14 針 20a,20b 支杆 21a,21b 挟持部材 30 被刺繍材 35 スリット 36 板バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン台に対してX方向とY方向に移動
    自在に備えさせた移動枠と、該移動枠に固定される刺繍
    枠と、該刺繍枠においてそれの基部から突設された少な
    くとも2本の並行に設けられた長手の支杆と、各支杆の
    自由端側から挿入された被刺繍材を各支杆と対応する挟
    持部材との間に挟持して広げられた領域に刺繍を施す針
    とを備える刺繍ミシンにおいて、前記支杆または該支杆
    に対応する前記挟持部材の少なくとも一方に対しては、
    それの長手方向に並べて配設せられた複数のバネ部材を
    備え、上記被刺繍材を支杆とそれに対応する挟持部材と
    の間で挟持するときには上記複数のバネ部材のバネ力を
    利用して挟持するようにしてあることを特徴とする刺繍
    ミシン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記バネ部材の配列
    は、前記支杆の根本側ほど挟着力が弱くなるように配列
    されていることを特徴とする刺繍ミシン。
  3. 【請求項3】 刺繍ミシンのX方向とY方向に駆動され
    る移動枠に固定され、かつ少なくとも2本の並行に設け
    られた長手の支杆を有し、各支杆の自由端側から挿入さ
    れた被刺繍材を各支杆と対応する挟持部材との間に挟持
    する刺繍枠において、前記支杆または該支杆に対応する
    前記挟持部材の少なくとも一方に取り付けられ、前記長
    手の方向に並べて設けられた複数のスリットでバネ部分
    が分離された板バネ材を備えることを特徴とする刺繍
    枠。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記スリットの間隔
    は、前記支杆の根本側ほど挟着力が弱くなるように狭く
    形成されていることを特徴とする刺繍枠。
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