JP2001206116A - 自動車用年少者安全座席 - Google Patents

自動車用年少者安全座席

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JP2001206116A JP2000016477A JP2000016477A JP2001206116A JP 2001206116 A JP2001206116 A JP 2001206116A JP 2000016477 A JP2000016477 A JP 2000016477A JP 2000016477 A JP2000016477 A JP 2000016477A JP 2001206116 A JP2001206116 A JP 2001206116A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用年少者安全座席の自動車の座席への
固定の安定性の向上、および車内での取扱いの向上を可
能とする自動車用年少者安全座席を提供する。 【解決手段】 カムプレート403の一辺S1の全て
が、当接プレート102に接している。カムプレート4
03を45度時計方向に回転させた場合、カムプレート
403の4角のうち、角C1が当接プレート102に常
に当接しながら、カムプレート403の回転にともなっ
て、カムプレート403は、ガイドフレーム101によ
るガイド円盤の案内により前側に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の座席に
備付けのシートベルトを用いて自動車の座席に固定され
る自動車用年少者安全座席であって、特に、座席への固
定の安定性の向上および車内での取扱いの向上を可能と
する自動車用年少者安全座席の構造に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の自動車用年少者安全座席(以下、チャイルドシートと
称する。)において、年少者を支持するサポート面が回
転可能な機構を有する場合、サポート面の回転操作は、
自動車の座席にチャイルドシートを固定した状態で行な
われる。そのため、回転時に、サポート面を構成する背
もたれ部が、自動車の座席(特に、自動車の座席側の背
もたれ部)に干渉するのを防止するために、背もたれ部
が前方に大きく傾斜する機構の採用、または、チャイル
ドシートの背もたれ部の回転半径を考慮して、チャイル
ドシートの背もたれ部と自動車の座席側の背もたれ部と
の間に所定の間隔が生じるように、サポート面が設計さ
れていた。
【0003】しかし、前者の機構の採用は、機構が複雑
になる問題が生じる。また、サポート面の回転操作にお
いても、一度背もたれ部を前側に倒す必要が生じるた
め、車内での操作が、大変であるという問題も生じる。
【0004】また、後者の構造の採用は、チャイルドシ
ートの背もたれ部と自動車の座席側の背もたれ部との間
に所定の間隔が生じるため、チャイルドシートの自動車
の座席への取付が不安定になるおそれがある。
【0005】したがって、この発明の目的は、自動車用
年少者安全座席の自動車の座席への固定の安定性の向
上、および車内での取扱いの向上を可能とする自動車用
年少者安全座席を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた自動
車用年少者安全座席においては、自動車の座席に備付け
のシートベルトを用いて自動車の座席に固定されるベー
ス部と、年少者を受入れるサポート空間を形成するサポ
ート部とを有する自動車用年少者安全座席であって、上
記サポート部は、上記ベース部の後側と前側との間をス
ライド可能に設けられるとともに、上記ベース部に対し
水平方向に回転可能に設けられ、上記サポート部にはカ
ム部材が設けられ、上記ベース部には上記カム部材に当
接する当接プレートが設けられ、上記カムが上記当接プ
レートへの当接状態を維持しながら上記サポート部が回
動することにより、上記サポート部が上記ベース部の後
側と前側との間をスライドする回転スライド機構を備え
る。
【0007】このように、回転スライド機構を設けるこ
とにより、サポート部の回転時には、サポート部は前側
に移動することから、サポート部の回転時における自動
車の座席への干渉を考慮する必要がなくなる。これによ
り、サポート部の位置を、自動車の座席の背もたれ部に
近づけた自動車用年少者安全座席の設計が可能になる。
その結果、自動車用年少者安全座席の自動車の座席への
固定の安定性の向上を図ることが可能になる。
【0008】さらに、従来のように、サポート部の回転
時において、サポート部を構成するたとえば背もたれ部
を前側に倒す等の作業を行なうことなく、サポート部の
回転作業を行なうことが可能になるため、車内での自動
車用年少者安全座席の取扱いの向上を図ることが可能に
なる。
【0009】上記発明をより好ましい状態で実現するた
め、以下に示す構成が採用される。上記回転スライド機
構は、上記サポート部を上記ベース部に対して、前後方
向にスライド可能に案内するガイドフレームと、互いに
対向する一対の辺を2組有するカムプレートと、上記ベ
ース部に取付けられ、上記サポート部の後側において上
記カムプレートに当接する当接プレートとを備える。
【0010】このように、カムプレートを設けることに
より、サポート部の回転時に、カムプレートのコーナー
部のいずれかが当接プレートに当接し、回転とともにサ
ポート部を前側に移動させる作用を生じさせる。さら
に、カムプレートを、対角線を越えて回転させた場合に
は、回転とともにサポート部を後側に移動させる作用を
生じさせる。
【0011】したがって、サポート部の回転時にサポー
ト部をスムーズに後側から前側、さらに前側から後側へ
と移動させることが可能になる。
【0012】また、好ましくは、上記ベース部と上記サ
ポート部との間には、上記サポート部に上記ベース部の
後側に向かう力を与えるための付勢手段が設けられる。
このように付勢手段を設けることにより、サポート部の
回転時において、サポート部の前側から後側への移動時
に、付勢手段による付勢力に基づいて、容易にサポート
部の回転動作を行なうことが可能になる。
【0013】また、好ましくは、上記ベース部と上記サ
ポート部との間には、上記ベース部に対して上記サポー
ト部の位置を固定するためのロック手段が設けられる。
このように、ロック手段を設けることにより、自動車内
で自動車用年少者安全座席を使用している時に、ベース
部に対してサポート部を確実に固定しておくことができ
るため、自動車内で自動車用年少者安全座席の使用時の
安全性を向上させることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に基づいた実施の
形態における自動車用年少者安全座席(以下、チャイル
ドシートと称する。)の構造について、図を参照して説
明する。
【0015】まず、図1および図4を参照して、本実施
の形態におけるチャイルドシート1の概略構成について
説明する。なお、図1はチャイルドシート1が、自動車
の座席にシートベルト(図示省略)を用いて固定された
場合の縦断面図である。また、図4は図1中A1−A1
線矢視断面図である。
【0016】(チャイルドシート1の構造)まず、図1
を参照して、このチャイルドシート1は、年少者を受入
れるサポート空間を形成するサポート部を構成するシー
ト本体200と、このシート本体200を略水平方向に
回転可能および前側と後側との間をスライド可能に支持
するベース100とを備える。
【0017】シート本体200は、座部300と、一対
のサイドアーム400と一対の側壁を備える背もたれ部
500と、ヘッドレスト600とを備える。座部300
と背もたれ部500とは、背もたれ部500のリクライ
ニング動作に連動して、座部300が前側にスライド可
能なように、枢支軸A1により回動可能に連結されてい
る。一対のサイドアーム400は、連結ベース402に
より連結される。背もたれ部500は、サイドアーム4
00に対して、リクライニング可能に、枢支軸A2によ
り回動可能に連結されている。ヘッドレスト600は、
背もたれ部500の上端部において、枢支軸A3により
回動可能に連結されている。
【0018】ベース100は、本体ベース100の後側
において、略上方に向かって立ちあがる壁部を構成する
ガイドフレーム101とを備える。ガイドフレーム10
1は、図4に示すように、座部300の下面に設けられ
る、ガイド円盤405を左右から挟み込むように、か
つ、前側および後側に移動可能なように配置される。
【0019】座部300の下面には、図4に示すよう
に、略四角形状のカムプレート403が固定され、この
カムプレート403とガイド円盤405とにより、ガイ
ドフレーム101を上下から挟み込むように、ガイド円
盤405が座部300の下面に固定される。
【0020】カムプレート403の後側においては、図
1に示すように、カムプレート403の縁部403aが
当接する当接プレート102が、ガイドフレーム101
に固定されており、ガイドフレーム101の凸部辺10
2aが、カムプレート403の縁部403aに覆い被さ
るように設けられている。
【0021】座部300の下面と本体ベース100との
間には、座部300の後側に向かう力を与えるためのコ
イルバネ601が設けられる。コイルバネ601は、図
4に示すように、V字状となるように2本配置され、コ
イルバネ601の一端は、座部300の下面中央に設け
られた、支持軸404に固定され、コイルバネ601の
他端は、本体ベース100に設けられた、支持ピン61
0に固定される。
【0022】また、当接プレート102とカムプレート
403とには、シート本体200の回転を阻止し、通常
の使用状態を固定するためのロック機構が設けられる。
このロック機構については後述する。
【0023】(チャイルドシート1の回転およびリクラ
イニング動作)次に、図2および図3を参照して、チャ
イルドシート1の回転およびリクライニング動作につい
て説明する。図2は、チャイルドシート1のシート本体
200を自動車の進行方向に対して前側に向けた状態を
示したが、図3には、シート本体200を180度回転
させることにより、シート本体200を自動車の進行方
向に対して後側に向けた状態を示す。シート本体200
が後側を向いている以外は、図1に示す状態と同じであ
る。
【0024】また、本チャイルドシート1においては、
年少者の成長状態に応じ、特に新生児期、および、乳幼
児期においては、寝かせてあげることが重要であるか
ら、背もたれ部500を最も倒すことにより、シート本
体200によりベッド面を形成することが可能となって
いる。シート本体200によりベッド面を形成する場合
には、社内のスペースの関係から、シート本体200を
90度回転させ、自動車の進行方向に対して横向きの状
態で使用する。
【0025】(回転スライド機構)次に、チャイルドシ
ート1の回転の具体的な回転スライド機構について、図
4〜図6を参照して説明する。
【0026】図4に示す状態は、シート本体200が最
も後側に位置する状態で、カムプレート403の一辺S
1の全てが、当接プレート102に接している。
【0027】次に、図5を参照して、シート本体200
を45度時計方向に回転させた場合、カムプレート40
3の4角のうち、角C1が当接プレート102に常に当
接しながら、シート本体200の回転にともなって、図
中右側から左側に移動する。角C1が右側から左側に移
動することによって、カムプレート403は、ガイドフ
レーム101によるガイド円盤405の案内により前側
に移動する。カムプレート403が、45度時計方向に
回転した状態で、カムプレート403が最も前側に移動
したことになる。また、コイルバネ601も、最も伸び
た状態となり、カムプレート403にはコイルバネ60
1からの力Fが働き、常に後側引張られることになる。
【0028】次に、図6を参照して、さらに、シート本
体200を回転させた場合、コイルバネ601からの力
Fにより、シート本体200は容易に後側の位置に戻さ
れることになり、シート本体200の90度回転が完了
する。さらに回転させた場合は、辺S2〜辺S4および
角C2〜C4が、辺S1および角C1と同様の機能を発
揮することになる。
【0029】このように、回転スライド機構を設けるこ
とにより、シート本体200の回転時には、シート本体
200は前側に移動することから、シート本体200の
回転時における自動車の座席への干渉を考慮する必要が
なくなる。
【0030】これにより、図1に示すように、シート本
体200の位置と、自動車の座席の背もたれ部Pの位置
とを近づけたチャイルドシートの設計が可能になる。
【0031】また、シート本体200の回転時におい
て、シート本体200の背もたれ部500を前側に倒す
等の作業を行なうことなく、シート本体200の回転作
業を行なうことが可能になるため、車内でのチャイルド
シートの取扱いの向上を図ることが可能になる。
【0032】(ロック機構)次に、図6および図7〜図
9を参照して、シート本体200の回転を阻止するた
め、当接プレート102とカムプレート403とに設け
られたロック機構について説明する。カムプレート40
3には、図6に示すように、辺S1〜S4の中央部近傍
の領域に、ロック孔403bが設けられている。
【0033】一方、当接プレート102には、ロック孔
403bに嵌合するロック機構700が設けられてい
る。このロック機構700は、ロック孔403bに嵌合
するロックピン702と、このロックピン702を操作
するハンドル701とが設けられている。
【0034】ロックピン702には、常に、ロック孔4
03bに嵌合する方向に力を作用させるためのコイルバ
ネ704が設けられ、コイルバネ704の上端は、上部
プレート705を介在して当接プレート102に固定さ
れ、コイルバネ704の下端は、下部プレート703を
介在して、ロックピン702に固定されている。
【0035】図7は、ロックピン702がロック孔40
3bに嵌合している状態を示し、シート本体200の回
転が阻止されている状態を示す。一方、図8は、ハンド
ル701を上方(U方向)に引き上げることにより、ロ
ックピン702によるロック状態が解除され、シート本
体200の回転が可能な状態になる。
【0036】ここで、ロックピン702のロック孔40
3bへの嵌合を容易にするため、ロックピン702の先
端部分は曲面形状R1に成形されていることが好まし
く、ロック孔403bの上端部分には、テーパT1が設
けられていることが好ましい。
【0037】また、シート本体200の回転時に、ロッ
クピン702が、カムプレート403から外れ、図9に
示すような状態になった後に、さらに、カムプレート4
03が回転した場合においても、容易にロックピン70
2がカムプレート403に乗り上げ可能とするために、
カムプレート403の端面部分の上側は、曲面形状R2
に成形されていることがこのましい。
【0038】以上、本実施の形態におけるチャイルドシ
ート1においては、回転スライド機構を設けることによ
り、シート本体200の回転時には、シート本体200
は前側に移動することから、シート本体200の回転時
における自動車の座席への干渉を考慮する必要がなくな
る。
【0039】これにより、図1に示すように、シート本
体200の位置と、自動車の座席の背もたれ部Pの位置
とを近づけたチャイルドシートの設計が可能になる。
【0040】また、シート本体200の回転時におい
て、シート本体200の背もたれ部500を前側に倒す
等の作業を行なうことなく、シート本体200の回転作
業を行なうことが可能になるため、車内でのチャイルド
シート1の取扱いの向上を図ることが可能になる。
【0041】なお、上述した、チャイルドシート1の形
態、回転スライド機構、および、ロック機構は、上記形
態に限定されるものではない。たとえば、カムプレート
403の形状は、四角形に限定されるものでなく、互い
に対向する一対の辺が2組設けられていれば良い。ま
た、必要に応じて、適切な形状が選択される。
【0042】また、コイルバネ601の配置も、図4〜
図6に示される構造に限定されず、様々な配置が考えら
れる。また、コイルバネ601以外にも、同等の機能を
有するものであれば、ゴム、板バネ等のたの弾性部材を
用いることが可能である。
【0043】以上、今回開示された各実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて
特許請求の範囲によって画定され、特許請求の範囲と均
等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれること
が意図される。
【0044】
【発明の効果】この発明に基づいた自動車用年少者安全
座席によれば、回転スライド機構を設けることにより、
サポート部の回転時には、サポート部は前側に移動する
ことから、サポート部の回転時における自動車の座席へ
の干渉を考慮する必要がなくなる。これにより、サポー
ト部の位置を、自動車の座席の背もたれ部に近づけた自
動車用年少者安全座席の設計が可能になる。その結果、
自動車用年少者安全座席の自動車の座席への固定の安定
性の向上を図ることが可能になる。さらに、従来のよう
に、サポート部の回転時において、サポート部を構成す
るたとえば背もたれ部を前側に倒す等の作業を行なうこ
となく、サポート部の回転作業を行なうことが可能にな
るため、車内での自動車用年少者安全座席の取扱いの向
上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるチャイルドシート1の
概略構成を示す、第1の状態における縦断面図である。
【図2】 本実施の形態におけるチャイルドシート1の
概略構成を示す、第2の状態における縦断面図である。
【図3】 本実施の形態におけるチャイルドシート1の
概略構成を示す、第3の状態における縦断面図である。
【図4】 図1中A1−A1線矢視断面図であり、回転
スライド機構の動作を示す第1の図である。
【図5】 回転スライド機構の動作を示す第2の図であ
る。
【図6】 回転スライド機構の動作を示す第3の図であ
る。
【図7】 ロック機構を示す第1断面図である。
【図8】 ロック機構を示す第2断面図である。
【図9】 ロック機構を示す第3断面図である。
【符号の説明】
1 チャイルドシート、100 ベース、101 ガイ
ドフレーム、102当接プレート、102a 凸部辺、
200 シート本体、300 座部、400サイドアー
ム、402 連結ベース、403 カムプレート、40
3a 縁部、403b ロック孔、404 支持軸、5
00 背もたれ部、600 ヘッドレスト、405 ガ
イド円盤、610 支持ピン、601 コイルバネ、7
00ロック機構、702 ロックピン、701 ハンド
ル、704 コイルバネ、703 下部プレート、70
5 上部プレート、A1,A2,A3 枢支軸、C1〜
C4 角、S1〜S4 辺。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月6日(2001.4.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた自動
車用年少者安全座席においては、自動車の座席に備付け
のシートベルトを用いて自動車の座席に固定されるベー
ス部と、年少者を受入れるサポート空間を形成し、上記
ベース部に回転可能に支持されるサポート部とを有する
自動車用年少者安全座席であって、上記サポート部に設
けられたカム部材と、上記ベース部に設けられ、かつ上
記カム部材に当接する当接プレートとを含み、上記サポ
ート部の回転に伴って、このサポート部を上記ベース部
の前後方向にスライドさせる回転スライド機構を備え
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】上記発明をより好ましい状態で実現するた
め、以下に示す構成が採用される。上記回転スライド機
構は、上記ベース部に設けられて、上記サポート部を上
後方向にスライド可能に案内するガイドフレームとを備
え、上記カム部材は、四角形の外面を有する
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】このように、カム部材が四角形の外面を有
することにより、サポート部の回転時に、カム部材のコ
ーナー部のいずれかが当接プレートに当接し、回転とと
もにサポート部を前側に移動させる作用を生じさせる。
さらに、カム部材を、対角線を越えて回転させた場合に
は、回転とともにサポート部を後側に移動させる作用を
生じさせる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の座席に備付けのシートベルトを
    用いて自動車の座席に固定されるベース部と、年少者を
    受入れるサポート空間を形成するサポート部とを有する
    自動車用年少者安全座席であって、 前記サポート部は、前記ベース部の後側と前側との間を
    スライド可能に設けられるとともに、前記ベース部に対
    し水平方向に回転可能に設けられ、 前記サポート部にはカム部材が設けられ、前記ベース部
    には前記カム部材に当接する当接プレートが設けられ、
    前記カムが前記当接プレートへの当接状態を維持しなが
    ら前記サポート部が回動することにより、前記サポート
    部が前記ベース部の後側と前側との間をスライドする回
    転スライド機構を備える、自動車用年少者安全座席。
  2. 【請求項2】 前記回転スライド機構は、 前記サポート部を前記ベース部に対して、前後方向にス
    ライド可能に案内するガイドフレームと、 前記サポート部に取付けられ、互いに対向する一対の辺
    を2組有するカムプレートと、 前記ベース部に取付けられ、前記サポート部の後側にお
    いて前記カムプレートに当接する当接プレートと、を備
    える、請求項1に記載の自動車用年少者安全座席。
  3. 【請求項3】 前記ベース部と前記サポート部との間に
    は、 前記サポート部に前記ベース部の後側に向かう力を与え
    るための付勢手段が設けられる、請求項1または2に記
    載の自動車用年少者安全座席。
  4. 【請求項4】 前記ベース部と前記サポート部との間に
    は、 前記ベース部に対して前記サポート部の位置を固定する
    ための、ロック手段が設けられる、請求項1〜3のいず
    れかに記載の自動車用年少者安全座席。
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