JP2001205882A - 記録装置およびキャリッジ走査制御方法 - Google Patents

記録装置およびキャリッジ走査制御方法

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JP2001205882A
JP2001205882A JP2000017568A JP2000017568A JP2001205882A JP 2001205882 A JP2001205882 A JP 2001205882A JP 2000017568 A JP2000017568 A JP 2000017568A JP 2000017568 A JP2000017568 A JP 2000017568A JP 2001205882 A JP2001205882 A JP 2001205882A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録する記録パターンごとにより短い記録時
間で記録を行うことができる記録装置およびキャリッジ
走査制御方法を提供する。 【解決手段】 記録パターンごとに先の行の記録終了位
置から次の行の記録開始位置まで移動するのに要するキ
ャリッジ移動時間と、先の行の記録終了後、所定量の紙
送りをするのに要する紙送り時間とを比較し、キャリッ
ジ移動時間が紙送り時間未満の場合、先の行の記録終了
後次の行の記録開始位置までのキャリッジ走行と、所定
量の紙送りとが同時に完了するように、先の行の記録終
了後キャリッジを一旦減速停止し、所定時間だけキャリ
ッジを待機させてから、次の行の記録開始位置に所定速
度で到達するようにキャリッジを加速させるというキャ
リッジ走行制御を行い、各記録パターンごとに最短の所
要時間で記録を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置及びキャリ
ッジ走査制御方法に関し、詳しくは、記録媒体搬送方向
に直交する方向にキャリッジを走査させるシリアルタイ
プの記録装置及びキャリッジ走査制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリアルタイプの記録装置はキャリッジ
を走査させ、その走査の際にキャリッジに搭載した記録
ヘッドにより記録を行う記録動作と、キャリッジの走査
方向に直交する方向に記録媒体を所定量だけ搬送する搬
送動作とを繰り返すことにより記録媒体全体に記録を完
成させていくものが一般的である。
【0003】このようなシリアルタイプの記録装置は、
記録時間を短縮するために記録領域に応じてキャリッジ
の走査距離が最短となるようにキャリッジの走査が制御
されている。
【0004】また、キャリッジは1走査で加速、定速、
減速と3段階の速度変化があり、定速状態のときに記録
を行い、加速または減速状態では記録を行わない。そこ
で、この加速、減速状態のときに記録媒体の搬送を同時
に行うことで記録時間の短縮を図るものも提案されてい
る。例えば、特開平01−101173号公報によれ
ば、キャリッジの加速終了までに記録媒体の搬送が確実
に終了するように、キャリッジの加速開始時刻を記録媒
体の搬送処理に要する残り時間に応じて制御するという
ものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録領
域は行毎に常に同じではなく、行によって長いものもあ
れば短いものもある。従来の方法ではこのような行の違
いによる記録位置の差分をキャリッジの走査制御に加味
することができず、どの行に対しても同じように制御さ
れているので、さらに行の違いに対応した記録時間の短
縮が行われていない。
【0006】また、インクジェット記録方式の記録装置
では、インクが吐出されてから記録媒体へ着弾するまで
にある程度の時間が必要であり、インクの吐出から記録
媒体への到達時間の補正をキャリッジの走査によって行
う必要があり、この走査時間分の記録時間の短縮を図る
ことができない。
【0007】さらに、インクジェット記録装置は複数回
の吐出動作により増粘したインクを除去する等の目的で
記録動作中でも定期的に回復処理が行われる。しかしな
がら、従来の方法ではこのような回復処理に要する時間
も考慮したキャリッジの走査制御が行われておらず、回
復処理を実行する走査もそうでない走査も同じような走
査制御が行われている。
【0008】また、インクジェット記録方式以外の記録
装置においてもキャリッジの走査方向が行ごとに異な
る、つまり往走査、復走査の両方で記録動作を行う双方
向記録装置では、キャリッジの走行ガタやモータの位相
遅れ等によるずれをキャリッジの走査で補正する必要が
あり、この補正分の記録時間短縮を行うことができな
い。
【0009】本発明は上記従来の問題を鑑みて、記録す
る記録パターンごとにより短い記録時間で記録を行うこ
とができる記録装置およびキャリッジ走査制御方法を提
供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の記録装置は、記
録ヘッドを搭載したキャリッジを記録媒体上に複数回走
査させ、それぞれの走査の際に行う記録と、前記複数回
の走査の間に前記キャリッジの走査方向と異なる方向へ
記録媒体を所定量だけ移動させる紙送りとを実行するこ
とにより、記録媒体に記録を行う記録装置において、先
の走査で先の行の記録が終了した後、記録媒体を所定量
だけ移動させるのに要する紙送り時間を算出する紙送り
時間算出手段と、前記先の行の記録終了後、次の行の記
録開始までに要するキャリッジ走行処理時間を、先の行
の記録終了位置および次の行の記録開始位置に応じて前
記紙送り時間と等しくなるように設定するキャリッジ走
行処理時間設定手段と、前記キャリッジ走行処理時間設
定手段が設定した時間に応じてキャリッジの走行を制御
するキャリッジ制御手段とを具えることを特徴とする。
【0011】以上の構成によれば、記録パターンごとに
異なる先の行の記録終了位置および次の行の記録開始位
置に応じてキャリッジ走行処理時間を設定し、先の行の
記録終了後次の行の記録開始位置までのキャリッジ走行
と、所定量の紙送りとが同時に完了するようにキャリッ
ジ制御手段がキャリッジ走行を制御することにより、各
記録パターンごとに最短の所要時間で記録を行うことが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を以下に図面を
参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態であるプリン
タの斜視図である。
【0014】プリンタ1は、記録媒体201を給紙する
給紙部202と、給紙された記録媒体201に記録を行
う記録部203と、記録媒体201を搬送する搬送部2
04とを具えている。
【0015】記録部203は、記録ヘッド206(詳細
は後述する)を搭載したキャリッジ205を有してい
る。記録時は、このキャリッジ205がガイド軸207
に沿って走査し、その走査の際に記録ヘッド206から
インク滴を記録媒体201に対して吐出し記録を行う。
キャリッジ205はベルト209を介して伝えられるキ
ャリッジモータ208の駆動によって移動する。なお、
記録は原則として双方向記録とする。
【0016】搬送部204は搬送モータ210の駆動に
より搬送ローラ211が一定量だけ回転し、記録媒体2
01を所定量だけ矢印Aの方向へ移動させる。記録部2
03が1走査すると搬送部204が所定量の搬送を行う
といったように、記録と搬送とを繰り返すことにより、
記録媒体201全体に記録が行われる。
【0017】記録ヘッドには、複数の吐出口が配列され
たヘッド部とインクが貯留されているインクタンク部と
を具えている。ヘッド部とインクタンク部とは供給路に
よって連通している。複数の吐出口はキャリッジ205
の走査方向に対して直交するように配列されており、各
吐出口と供給路とはインク路によって連通されており、
常に吐出口までインクが充填されている。また各吐出口
に対応して電気熱変換体である発熱ヒータが設けられて
おり、インク吐出時はこの発熱ヒータを発熱させ、イン
ク中に気泡を発生させ、この気泡の生成圧力によってイ
ンク滴を吐出する。本実施形態は、このようなバブルジ
ェット方式の記録ヘッドとしたが、本発明はバブルジェ
ット方式に限らず、いかなる方式の記録方法を用いても
よい。さらにインクジェット方式に限らず、熱転写方式
など他の記録方法を用いてもよい。
【0018】回復処理部212は、記録ヘッド206の
ノズルから記録領域以外にインクを吐出する予備吐出処
理やポンプ等によりノズルからインクを吸引する吸引処
理や、ノズル表面を清掃するワイピング処理などを行
う。
【0019】図2は、プリンタの電気的構成を示すブロ
ック図である。
【0020】CPU301はプリンタの各駆動部の駆動
制御を行う。これは、操作パネル302に入力されたユ
ーザの操作指令や、I/F部303を介して入力された
ホストコンピュータ304からの記録データや記録指令
に従って行われる。
【0021】各駆動部の駆動は、不揮発性のプログラム
メモリ305に格納されたプログラムを呼び出し、その
プログラムに従って行われる。また、揮発性のデータメ
モリ306にはホストコンピュータ304から送られた
記録データが一時的に記憶されたり、処理中のワークメ
モリとして用いられる。
【0022】CPU301から各駆動部へ出力された駆
動指令は、ドライバを介して各駆動部へ送られる。搬送
モータ310は搬送モータドライバ307からの指令に
従い駆動し、キャリッジモータ311はキャリッジモー
タドライバ308からの指令に従い駆動し、記録ヘッド
312はヘッドドライバ309からの指令に従い駆動す
る。
【0023】次に各駆動部の駆動制御について説明す
る。
【0024】本実施形態では、記録するパターンに応じ
て、キャリッジの先の操作終了後から次の走査開始まで
の駆動を異ならせ、常にキャリッジの走行距離が最小と
なるように制御している。以下に記録パターン別に駆動
方法を示す。なお、本実施形態のプリンタは上記の通り
双方向記録を行う形態とし、原則として第1行目の記録
は往走査で行い、第2行目の記録は復走査で行うものと
する。
【0025】(1)パターン1:第1行目も第2行目も
記録可能領域いっぱいの記録を行う場合 図3(a)の記録パターンは、往走査(第1行目)、復
走査(第2行目)とも記録可能領域いっぱいに記録を行
う場合を示したものである。1走査の記録幅tは記録ヘ
ッドの吐出口配列幅に対応している。
【0026】図3(b)は上記記録パターンの第1行目
を記録し、第2行目の記録へ移行する際の記録ヘッド、
キャリッジ、搬送モータの駆動の様子を示すタイミング
チャートである。
【0027】記録ヘッドのチャートは、上側にチャート
があるときは記録ヘッドが駆動状態にあり、下側にチャ
ートがあるときは記録ヘッドが非駆動状態にある。
【0028】キャリッジのチャートは、0から正方向は
往走査速度を示し、負方向は復走査速度を示す。速度0
はキャリッジ停止状態を示す。
【0029】搬送モータのチャートは、正方向に搬送速
度を示す。速度0は搬送停止状態を示す。
【0030】以下にタイミングチャートを追いながら、
1段目の記録から2段目の記録への移行動作を説明す
る。
【0031】往走査方向の記録が終了すると、つまり記
録ヘッドの駆動が停止すると(図3(b)地点)直後
に搬送モータが駆動を開始する。なお、搬送モータの駆
動タイミングは、インク滴が吐出されてから着弾するま
でに要する時間に応じて予め設定されているものとす
る。搬送モータは加速状態を経て定速状態で記録媒体を
一定量だけ搬送する。
【0032】キャリッジは、記録ヘッドの駆動終了後、
所定時間Tcr1′だけそのままの速度で駆動し、その
後減速状態に入り停止する(同図地点)。所定時間T
cr1′だけ定速状態を維持するのはキャリッジ駆動系
のガタやモータの位相遅れに対応させるためであった
り、あるいはインクジェット記録方式のような記録ヘッ
ドの駆動で記録媒体にインクが到達する時間により記録
方向に応じて記録ヘッドの駆動タイミングを補正するた
めであったりする。なお、このような補正は定速状態の
時間を余分に設けるだけでなく、キャリッジの走行距離
あるいは位置によって行っても同様の効果が得られるこ
とはいうまでもない。また、本実施形態では所定時間T
cr1′だけ定速状態を維持するようにしたが、Tcr
1′が大きな値の場合は、その間増速してもよい。
【0033】次にキャリッジは後述する演算により算出
される待機時間Twaitだけ停止した後(同図地
点)復走査方向へ加速し、加速終了後Tcr2′分定速
で駆動して記録開始位置へ到達する(同図地点)。記
録開始位置にキャリッジが到達すると、記録ヘッドが復
方向の駆動を開始する。なお、Tcr2′は、Tcr
1′と同様、キャリッジのガタやモータの位相遅れを補
正するために設けられた時間である。これらTcr
1′、Tcr2′は往走査終了後と復走査開始前の両方
に設けなくとも、どちらか一方だけで調節する形態であ
ってもよい。
【0034】搬送モータは記録ヘッドの駆動が終了する
とともに駆動を始め、記録媒体を所定量だけ搬送して停
止する。しかしながら、搬送モータが駆動を停止しても
モータ自身が慣性力で回転したり、駆動伝達系が駆動し
ていたり、さらに搬送ローラなどの搬送手段が慣性力で
動いていたりするので、記録媒体が完全に静止するまで
にはさらに時間Tlf2だけ要する。具体的には、搬送
モータにパルスモータを用いた場合には所定パルス数パ
ルスモータを駆動した後、最終励磁相を時間Tlf2だ
け保持することにより記録媒体の搬送停止を確実に行う
ことができる。また、搬送モータにDCモータを用い、
記録媒体搬送経路に回転位置を検出するセンサを設けた
場合には、センサの振動停止判断によって記録媒体の搬
送停止を確実に行うことができる。さらには、搬送ロー
ラとセンサとの間に駆動伝達手段が介在する場合には、
センサによる停止判断から搬送ローラの停止までには上
記の通り時間差が生じるために、さらに所定時間経過後
に記録媒体停止と判断することによって、記録媒体の搬
送停止を確実に行うことができる。
【0035】このように記録媒体の所定量の搬送には時
間Tlfだけ必要とし、この時間内にキャリッジが所定
位置にくるように調節されなければならず、この調節は
キャリッジが停止している待機時間Twaitを調節す
ることにより行われる。以下に図3(a)の記録パター
ンにおけるTwait算出の方法を説明する。
【0036】まず、1走査ごとの記録媒体を搬送するの
に要する時間、すなわち搬送モータが駆動し記録媒体が
停止するまでの時間(以下「記録媒体搬送時間」とい
う)Tlfを算出する。この記録媒体搬送時間は、記録
パターンに応じた記録媒体搬送量によって決定される。
【0037】次に、キャリッジの1走査終了時の減速補
正時間Tcr1′を含む減速停止時間Tcr1を求め
る。
【0038】また、キャリッジ停止から次の走査開始ま
での加速補正時間Tcr2′を含むキャリッジ加速時間
Tcr2を求める。これら求めた数値を用いてTwai
tを求める。
【0039】Tlf>Tcr1+Tcr2の場合は、T
wait=Tlf−(Tcr1+Tcr2)とする。T
lf≦Tcr1+Tcr2の場合は、Twait=0と
する。
【0040】したがって、第1行記録終了から第2行記
録開始までのキャリッジ走行時間(Tcr1+Tcr
2)よりも記録媒体搬送時間Tlfの方が小さい場合
は、キャリッジは待ち時間(Twait)なしで駆動さ
れ、キャリッジ走行時間(Tcr1+Tcr2)よりも
記録媒体搬送時間Tlfの方が長い場合には第1行と第
2行のキャリッジの走行の間に待ち時間が入ることにな
り、記録媒体搬送停止が終了するとすぐに第2行の記録
が開始される。したがって、記録パターンによらず記録
を最短時間で行うことが可能となる。
【0041】なお、上記の方法では、キャリッジ走行時
間Tcr1、Tcr2および記録媒体搬送時間Tlfを
予め求めておいてから、それらの値を用いてTwait
を求めたが、例えばキャリッジをDCモータサーボ駆動
などによって動かす場合は、記録装置ごとにキャリッジ
走行時間の個体差が生じる場合があるので、このような
場合には第1行の記録終了からキャリッジの走行停止ま
での時間Tcrlに関してはキャリッジ走行停止後に実
際にキャリッジ走行停止に要した時間を計測し、キャリ
ッジ走行停止時間でTwaitの算出を行うことによっ
て、正確な演算が可能となる。また、キャリッジ加速か
ら第2行の記録開始までのキャリッジ走行時間Tcr2
に関しては、キャリッジ走行時間の個体ばらつきを考慮
した時間を用いることにより、記録媒体の搬送停止以前
に第2行の記録が開始されることなく記録時間の短縮を
行うことができる。
【0042】また、搬送モータにDCモータサーボ駆動
が用いられた場合であっても、同様に記録媒体搬送時間
の個体ばらつきを考慮した時間を用いることにより、記
録媒体の搬送停止以前に第2行の記録が開始されること
なく記録時間の短縮を行うことができる。
【0043】さらに第2行の記録開始時点で、記録媒体
が完全に停止しているか否かを確認することにより、記
録媒体が停止していない場合には記録動作を中止して、
不適切な記録がなされるのを防ぐようにしてもよい。
【0044】(2)パターン2:第2行目の記録開始位
置が距離Dだけ変更されている場合 図4(a)の記録パターンは、図3(a)に比べて、第
2行目の記録開始位置が距離Dだけ前進している。
【0045】図4(b)は図3(a)の記録パターンを
記録するタイミングチャートである。
【0046】第1行目の記録終了時(同図地点)から
キャリッジの停止(同図地点)までのタイミングチャ
ートはパターン1と同様である。
【0047】記録媒体の搬送量はパターン1と同様なの
で、搬送モータの駆動はパターン1と同様とする。
【0048】記録パターンが距離Dだけパターン1に比
べて前進しているので、キャリッジはその距離分だけ記
録ヘッドの駆動開始までに余分に移動しておかなければ
ならない。したがって、第2行目の記録開始始点に到達
するのに要する時間Tcr2′′は、キャリッジ加速時
間Tcr2(加速補正時間Tcr2′を含む)にさらに
距離Dだけ定速で走行するのに必要な時間Tcr3だけ
余分に必要となる。
【0049】パターン1と同様にして、搬送モータ、キ
ャリッジモータの能力、および記録パターンに応じた記
録媒体搬送量に応じて、Tcr1、Tcr2′′、Tl
fを算出する。
【0050】そして、Tlf>Tcr1+Tcr2′′
の場合は、Twait=Tlf−(Tcr1+Tcr
2′′)とする。Tlf≦Tcr1+Tcr2′′の場
合は、Twait=0とする。
【0051】このようにしてTwaitの時間を算出
し、これらの数値に従ってキャリッジの駆動を制御す
る。こうすることにより、パターン1に比べて、Tcr
3だけ記録時間を短縮することができる。
【0052】また、第1行目が距離Dだけ短い場合は、
第1行目の記録終了時(地点)からキャリッジの減速
停止(地点)までの時間がパターン1に比べてTcr
3だけ増え、キャリッジ加速開始(地点)から第2行
目の記録開始(地点)までの時間はパターン1と同様
となる。そして、Twaitは上記パターン2で求めた
値と同様と考えてよい。したがって、この場合でもパタ
ーン1に比べて、Tcr3だけ記録時間を短縮すること
となる。
【0053】(3)パターン3:第1行目と第2行目で
記録位置の重なりがない場合 図5(a)の記録パターンは、第1行目と第2行目の記
録位置で接している部分がない。この場合、キャリッジ
は走査方向を変えることなく、1走査で2行分の記録を
行うようにする。さらに本パターンでは第1行目の記録
端から第2行目の記録端までの距離sが長い。
【0054】図5(b)はパターン3のタイミングチャ
ートである。
【0055】上記距離sをキャリッジが走行するのに要
する時間Tcr4を算出する。そして、記録媒体搬送に
要する時間Tlfと比較し、Tlf≦Tcr4であれ
ば、キャリッジが距離sを走行している間に、所定量の
記録媒体搬送は完了していることになる。したがって、
このような記録パターンの場合、第1行目の記録終了後
(同図地点)、キャリッジは止まることなく走行を続
け、第2行目の記録を開始する(同図地点)。
【0056】なお、本タイミングチャートでは、キャリ
ッジを定速で走行させるようにしたが、Tlf≦Tcr
4の範囲内でキャリッジの走行速度を倍速すれば、より
記録時間の短縮を図ることができる。
【0057】(4)パターン4:第1行目と第2行目で
記録位置の重なりがない場合 図6(a)の記録パターンは、第1行目と第2行目の記
録位置で接している部分がないので、パターン3同様、
キャリッジは走査方向を変えることなく、1走査で2行
分の記録を行うようにする。さらに、本パターンは距離
sがパターン3に比べて短い。
【0058】図6(b)はパターン4のタイミングチャ
ートである。
【0059】上記距離sをキャリッジが走行するのに要
する時間Tcr4を算出し、記録媒体搬送に要する時間
Tlfと比較し、Tlf>Tcr4であれば、キャリッ
ジが距離sを走行し終わっても、記録媒体搬送は完了し
ないということになり、記録媒体の搬送が完了するまで
の待ち時間Twaitが必要となる。
【0060】そこで、第1行目を記録終了後(同図地
点)、一旦キャリッジを減速停止させる。キャリッジが
停止するまでに要する時間をTcr5とする。なお、こ
の時点(同図地点)ではキャリッジは図6(a)のE
地点で停止していることになる。一方、キャリッジが加
速し、第2行目の記録開始位置(図6(a)F地点)に
到達するのに要する時間をTcr6とする。
【0061】また、第1行目の記録終了後、所定量の記
録媒体搬送に要する時間をTlfとする。
【0062】これらTlf、Tcr5、Tcr6の値を
キャリッジモータ、搬送モータの能力および記録パター
ンに応じた記録媒体搬送量に応じて算出する。
【0063】そして、Tlf>Tcr5+Tcr6の場
合は、Twait=Tlf−(Tcr5+Tcr6)と
する。Tlf≦Tcr5+Tcr6の場合は、Twai
t=0とする。
【0064】このようにして求めた各値に応じて、キャ
リッジの駆動を制御することにより、記録に要する時間
を短縮することができる。
【0065】なお、パターン4ではキャリッジを一旦停
止させる形態のタイミングチャートを説明したが、この
ような記録パターンの場合、キャリッジを停止させずに
減速して低速で走行させるという形態であってもよい。
【0066】図7(b)はパターン4における上記キャ
リッジを停止させない場合のタイミングチャートであ
る。
【0067】第1行目の記録終了後(同図地点)、キ
ャリッジを所定の速度まで減速するのに要する時間Tc
r5′、所定の低速度から通常のキャリッジの走行速度
まで加速し、さらに第2行記録開始位置(図7(a)F
地点)に到達するのに要する時間Tcr6′を求める。
そしてTlf<Tcr5′+Tcr6′+Tcr7とな
るように、キャリッジの低速走行時間Tcr7を決定す
る。このようにキャリッジを停止させずに第2行目の記
録開始位置まで到達させることもできる。
【0068】従来方法では、いかなる記録パターンであ
ろうとも先の行の記録が終了した後、次の行の記録に移
行するまでに同じだけの時間を要した。しかしながら、
本実施形態のように記録パターンに応じてキャリッジの
走行、停止を制御することにより、記録媒体搬送停止か
ら次の行の記録開始までの時間を短縮することができ、
無駄のないキャリッジ走行および記録媒体搬送を行うこ
とができる。
【0069】なお、第1行と第2行の幅方向の記録位置
の間隔がキャリッジの減速停止および加速に必要な距離
よりも狭い場合には、パターン3,4のような記録パタ
ーンであっても、一旦キャリッジを逆方向へ走行させる
必要があるが、この方法は記録パターンに応じてキャリ
ッジの走行を最短に制御する従来の方法と同様である。
【0070】(実施形態2)実施形態1では、双方向記
録のプリンタを用いて本発明を説明したが、双方向記録
では、往走査で記録した行と復走査で記録した行との間
に記録位置のずれが発生したり、キャリッジ走行時の振
動で復走査での位相ずれを発生し、これにより画像ムラ
等が発生する場合があった。したがって、画質の向上を
図るために、記録媒体の搬送方向において記録パターン
が隣接する場合にはキャリッジの走査方向を同一にする
記録方法も普及している。あるいは常に走査方向が1方
向の1方向記録のプリンタも普及している。本実施形態
では、このように同一方向にキャリッジを走査させて記
録を行う場合の記録パターンに応じたキャリッジ駆動制
御を説明する。
【0071】図8(a)は本実施形態の記録パターンで
ある。
【0072】図8(b)は上記記録パターンの第1行目
から第2行目に移行する際の各駆動部のタイミングチャ
ートである。
【0073】第1行目の記録が終了すると(図8(b)
地点)、搬送モータが駆動し所定量だけ記録媒体を搬
送する。記録媒体を所定量だけ搬送するのに要する時間
をTlfとする。これは実施形態1と同様である。
【0074】キャリッジは第1行目の記録が終了する
と、A方向(図8(a)参照)の走行を減速し一旦停止
する(図8(b)地点)。この減速停止時間をTcr
8とする。
【0075】キャリッジはさらに、B方向に走行方向を
変えて、所定の位置まで戻るように逆走行する(同図
地点から地点まで)。この逆走行は記録に関与しない
走行であるため通常記録時のキャリッジ速度よりも高速
で走行する場合が多く、キャリッジリターンと呼ばれて
いる。この逆走行に要する時間すなわちリターン時間を
Tcr9とする。
【0076】第2行目の記録開始位置に所定速度で到達
できるように、キャリッジは加速開始位置から加速を開
始し(同図地点)、記録ヘッド駆動時に所定速度で記
録開始位置に到達させる(同図地点)。この加速時間
をTcr10とする。
【0077】この地点でキャリッジの所定速度到達
と、記録媒体の搬送完了とが同時に終了させるために、
実施形態1と同様にキャリッジは記録媒体の搬送に合わ
せるための待ち時間Twaitが設けられている。この
Twaitは次のようにして求める。
【0078】まず、搬送モータ、キャリッジモータの能
力、および記録パターンに応じた記録媒体搬送量に応じ
て、Tcr8、Tcr9、Tcr10、Tlfを算出す
る。そして、Tlf>Tcr8+Tcr9+Tcr10
の場合は、Twait=Tlf−(Tcr8+Tcr9
+Tcr10)とし、Tlf≦Tcr8+Tcr9+T
cr10の場合はTwait=0とする。
【0079】つまり、第1行記録終了から第2行記録開
始までのキャリッジ走行時間(Tcr8+Tcr9+T
cr10)よりも記録媒体搬送時間Tlfが小さい場合
には、キャリッジは待ち時間なしで駆動され、キャリッ
ジ走行時間(Tcr8+Tcr9+Tcr10)よりも
記録媒体搬送時間Tlfが長い場合には第1行と第2行
のキャリッジ走行の間にTwaitだけ待ち時間を入れ
ることで、記録媒体の搬送が終了した時点ですぐに第2
行の記録を開始することができる。したがって、記録パ
ターンによらずに記録を最短時間で行うことが可能とな
る。
【0080】(実施形態3)記録ヘッドがインクジェッ
ト記録方式であった場合、度重なる吐出動作によって吐
出口付近のインクが増粘するなど吐出口の状態に変化が
生じるとインク滴の着弾位置にも影響があるため、記録
動作中でも定期的に回復処理が行われる。もっとも一般
的に行われる回復処理として、ホームポジションなど記
録領域外に記録ヘッドを移動させ、そこでインクを吐出
する「予備吐出処理」がある。本実施形態では、この予
備吐出処理を行うプリンタにおける本発明の適用を説明
する。
【0081】図9(a)に示す記録パターンでは、記録
領域外に予備吐出位置を設け、第1行目の記録終了後、
この位置に記録ヘッドが到達すると予備吐出を行う。
【0082】図9(b)は同図(a)の記録パターンを
記録するときのタイミングチャートである。
【0083】第1行目の記録が終了した時点(同図地
点)で搬送モータは記録媒体の所定量の搬送を開始す
る。記録媒体を所定量だけ搬送するのに要する時間をT
lfとする。これは実施形態1と同様である。
【0084】キャリッジは第1行目の記録が終了する
と、そのまま予備吐出位置まで移動し減速して停止する
(同図地点)。この減速停止時間をTcr11とす
る。
【0085】キャリッジが予備吐出位置に到達すると、
記録ヘッドは予備吐出を行う(同図地点から地点ま
で)。この予備吐出時間をTmとする。
【0086】予備吐出が終了すると、第2行目の記録開
始位置に所定速度で到達できるように、キャリッジは加
速を開始し(同図地点)、記録ヘッド駆動時に所定速
度で記録開始位置に到達させる(同図地点)。この加
速時間をTcr12とする。しかしながら、予備吐出が
終了してすぐに加速を開始すると、記録媒体の搬送が終
了しないうちに記録開始位置に到達してしまう可能性が
あるので、実施形態1,2と同様に予備吐出終了後に待
機時間Twaitを設ける。このTwaitの算出は以
下のようにして行う。
【0087】実施形態1,2と同様に、搬送モータ、キ
ャリッジモータの能力、および記録パターンに応じた記
録媒体搬送量に応じて、Tcr11、Tcr12、T
m、Tlfを算出する。そして、Tlf>Tcr11+
Tcr12+Tmの場合は、Twait=Tlf−(T
cr11+Tcr12+Tm)とし、Tlf≦Tcr1
1+Tcr12+Tmの場合はTwait=0とする。
【0088】つまり、第1行記録終了から第2行記録開
始までのキャリッジ走行時間(Tcr11+Tcr1
2)と予備吐出時間Tmとの合計よりも記録媒体搬送時
間Tlfの方が小さい場合は、キャリッジは待ち時間な
しで走行されるが、Tlfの方が大きい場合は、キャリ
ッジの待ち時間を設けて記録媒体搬送停止後すぐに第2
行の記録が開始されるように調節される。したがって、
予備吐出等の記録ヘッドの回復処理がある場合でも最短
時間で記録を行うことが可能となる。
【0089】また、図10に示したように、同図(a)
に示すように同じ記録パターンであっても、キャリッジ
が予備吐出位置に到達した時点(同図(b)地点)で
予備吐出を開始せずに待機時間をTwaitだけ設け、
その後予備吐出を行うという、予備吐出と待機の順番が
逆になった形態であっても、同様の効果を得ることがで
きる。
【0090】なお、第1行目の記録終了後、記録パター
ンに応じて記録媒体の搬送を開始し、キャリッジを予備
吐出位置に移動させるのだが、予備吐出のタイミングと
しては記録終了位置が予備吐出位置に近く、記録時の走
行方向と同一方向に予備吐出位置がある場合が無駄なキ
ャリッジ走行を行わずに済むので、本実施形態では第1
行目の記録終了後に予備吐出を行うようにした。つま
り、奇数行目の記録終了後に予備吐出が行われることと
なる。なお、片側のみに予備吐出位置を設けた形態だけ
でなく、記録領域をはさむ両側に予備吐出位置を設けた
ものであってもよい。
【0091】また、図9または図10の実施例と図8の
実施例を組み合わせた構成であってもよい。
【0092】
【発明の効果】本発明の記録装置およびキャリッジ走査
制御方法を用いることにより、記録パターンごとに異な
る先の行の記録終了位置および次の行の記録開始位置に
応じてキャリッジ走行処理時間を設定し、先の行の記録
終了後次の行の記録開始位置までのキャリッジ走行と、
所定量の紙送りとが同時に完了するようにキャリッジ制
御手段がキャリッジ走行を制御するので、各記録パター
ンごとに最短の所要時間で記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるプリンタの斜視図で
ある。
【図2】プリンタの電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】(a)は記録パターン1を示す模式図であり、
(b)は(a)の記録パターンの第1行目記録後、第2
行目記録開始までの各駆動部のタイミングチャートであ
る。
【図4】(a)は記録パターン2を示す模式図であり、
(b)は(a)の記録パターンの第1行目記録後、第2
行目記録開始までの各駆動部のタイミングチャートであ
る。
【図5】(a)は記録パターン3を示す模式図であり、
(b)は(a)の記録パターンの第1行目記録後、第2
行目記録開始までの各駆動部のタイミングチャートであ
る。
【図6】(a)は記録パターン4を示す模式図であり、
(b)は(a)の記録パターンの第1行目記録後、第2
行目記録開始までの各駆動部のタイミングチャートであ
る。
【図7】(a)は図6(a)と同様、記録パターン4を
示す模式図であり、(b)は(a)の記録パターンの第
1行目記録後、第2行目記録開始までの各駆動部の他の
駆動のタイミングチャートである。
【図8】(a)は実施形態2の記録パターンを示す模式
図であり、(b)は(a)の記録パターンの第1行目記
録後、第2行目記録開始までの各駆動部のタイミングチ
ャートである。
【図9】(a)は実施形態3の記録パターンを示す模式
図であり、(b)は(a)の記録パターンの第1行目記
録後、第2行目記録開始までの各駆動部のタイミングチ
ャートである。
【図10】(a)は実施形態3の記録パターンを示す模
式図であり、(b)は(a)の記録パターンの第1行目
記録後、第2行目記録開始までの各駆動部の他の駆動に
おけるタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ 201 記録媒体 202 給紙部 203 記録部 204 搬送部 205 キャリッジ 206 記録ヘッド 208 キャリッジモータ 209 ベルト 210 搬送モータ 211 搬送ローラ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録
    媒体上に複数回走査させ、それぞれの走査の際に行う記
    録と、前記複数回の走査の間に前記キャリッジの走査方
    向と異なる方向へ記録媒体を所定量だけ移動させる紙送
    りとを実行することにより、記録媒体に記録を行う記録
    装置において、 先の走査で先の行の記録が終了した後、記録媒体を所定
    量だけ移動させるのに要する紙送り時間を算出する紙送
    り時間算出手段と、 前記先の行の記録終了後、次の行の記録開始までに要す
    るキャリッジ走行処理時間を、先の行の記録終了位置お
    よび次の行の記録開始位置に応じて前記紙送り時間と等
    しくなるように設定するキャリッジ走行処理時間設定手
    段と、 前記キャリッジ走行処理時間設定手段が設定した時間に
    応じてキャリッジの走行を制御するキャリッジ制御手段
    と、 を具えることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記キャリッジ走行処理時間は、先の行
    の記録終了後キャリッジが所定位置に到達するのに要す
    る第1のキャリッジ走行処理時間と、次の行の記録開始
    位置にキャリッジが所定速度で到達するのに要する第2
    のキャリッジ走行処理時間とを有し、 前記キャリッジ走行処理時間設定手段は、前記第1のキ
    ャリッジ走行処理時間と前記第2のキャリッジ走行処理
    時間との合計が前記紙送り時間未満の場合、紙送り時間
    と前記第1のキャリッジ走行処理時間と前記第2のキャ
    リッジ走行処理時間との合計との差分を待ち時間とし、 前記キャリッジ制御手段は、先の行の記録終了後、前記
    第1のキャリッジ走行処理時間に従いキャリッジを減速
    停止させた後、前記待ち時間だけキャリッジを停止状態
    とすることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記キャリッジ走行処理時間は、先の行
    の記録終了後キャリッジが所定位置に到達するのに要す
    る第1のキャリッジ走行処理時間と、次の行の記録開始
    位置にキャリッジが所定速度で到達するのに要する第2
    のキャリッジ走行処理時間とを有し、 前記キャリッジ走行処理時間設定手段は、前記第1のキ
    ャリッジ走行処理時間と前記第2のキャリッジ走行処理
    時間の合計が前記紙送り時間と等しくなるようにキャリ
    ッジの走行速度を設定し、 前記キャリッジ制御手段は、前記キャリッジ走行処理時
    間設定手段が設定したキャリッジの走行速度に応じてキ
    ャリッジの走行を制御することを特徴とする請求項1に
    記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録
    媒体上に複数回走査させ、それぞれの走査の際に行う記
    録と、前記複数回の走査の間に前記キャリッジの走査方
    向と異なる方向へ記録媒体を所定量だけ移動させる紙送
    りとを実行することにより、記録媒体に記録を行う記録
    装置において、 先の走査で先の行の記録が終了した後、記録媒体を所定
    量だけ移動させるのに要する紙送り時間を算出する紙送
    り時間算出手段と、 キャリッジ走行方向における先の行の記録終了位置から
    次の行の記録開始位置までのキャリッジの移動時間を算
    出するキャリッジ移動時間算出手段と、 前記キャリッジ移動時間と前記紙送り時間との関係に応
    じて、先の行の記録終了後から次の行の記録開始までの
    キャリッジの走行を制御するキャリッジ制御手段と、 を具えることを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 前記キャリッジ制御手段は、前記キャリ
    ッジ移動時間が前記紙送り時間以上の場合、先の行の記
    録終了後も前記キャリッジの走行速度を変化させないこ
    とを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記キャリッジ制御手段は、前記キャリ
    ッジ移動時間が前記紙送り時間未満の場合、前記キャリ
    ッジの移動時間が紙送り時間と等しくなるようにキャリ
    ッジを所定時間だけ停止状態とする区間を設け、先の行
    の記録終了後、キャリッジを減速させ前記所定時間だけ
    停止させたのち、キャリッジを加速して次の行の記録開
    始位置に所定速度で到達させることを特徴とする請求項
    4に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記キャリッジ制御手段は、前記キャリ
    ッジ移動時間が前記紙送り時間未満の場合、前記キャリ
    ッジの移動時間が紙送り時間と等しくなるようにキャリ
    ッジの走行速度を減速する区間を設け、先の行の記録終
    了後、キャリッジを減速させて走行させたのち、キャリ
    ッジを加速して次の行の記録開始位置に所定速度で到達
    させることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録
    媒体上に複数回走査させ、所定方向におけるそれぞれの
    走査の際に行う記録と、前記所定方向における複数回の
    走査の間に前記キャリッジの走査方向と異なる方向へ記
    録媒体を所定量だけ移動させる紙送りとを実行すること
    により、記録媒体に記録を行う記録装置において、 先の走査で先の行の記録が終了した後、記録媒体を所定
    量だけ移動させるのに要する紙送り時間を算出する紙送
    り時間算出手段と、 先の走査で先の行の記録が終了した後、次の行の記録開
    始までに要するキャリッジ走行処理時間を、先の行の記
    録終了位置および次の行の記録開始位置に応じて前記紙
    送り時間と等しくなるように設定するキャリッジ走行処
    理時間設定手段と、 前記キャリッジ走行処理設定手段が設定した時間に応じ
    てキャリッジの走行を制御するキャリッジ制御手段と、
    を具えることを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】 前記キャリッジ走行処理時間は、先の行
    の記録終了後キャリッジが所定位置に停止するのに要す
    る第1のキャリッジ走行処理時間と、前記所定方向の走
    査と逆方向にキャリッジリターンし所定位置に停止する
    のに要するキャリッジリターン時間と、前記キャリッジ
    リターン後停止した所定位置から次の行の記録開始位置
    に所定速度で到達するのに要する第2のキャリッジ走行
    処理時間とを有し、 前記キャリッジ走行処理時間設定手段は、前記第1のキ
    ャリッジ走行処理時間と前記キャリッジリターン時間と
    前記第2のキャリッジ走行処理時間の合計が前記紙送り
    時間未満の場合、紙送り時間から前記合計を引いた差分
    を待ち時間とし、 前記キャリッジ制御手段は、キャリッジリターン終了後
    キャリッジを前記待ち時間だけ停止させることを特徴と
    する請求項8に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを記
    録媒体上に複数回走査させ、それぞれの走査の際に行う
    記録と、前記複数回の走査の間に前記キャリッジの走査
    方向と異なる方向へ記録媒体を所定量だけ移動させる紙
    送りとを実行することにより記録媒体に記録を行う記録
    装置であって、前記キャリッジの所定方向における走査
    毎に、所定位置で記録ヘッドの回復処理を実行する記録
    装置において、 先の走査で先の行の記録が終了した後、記録媒体を所定
    量だけ移動させるのに要する紙送り時間を算出する紙送
    り時間算出手段と、 先の走査で先の行の記録が終了した後、次の行の記録開
    始までに要するキャリッジ走行処理時間を、先の行の記
    録終了位置および次の行の記録開始位置に応じて前記紙
    送り時間と等しくなるように設定するキャリッジ走行処
    理時間設定手段と、 前記キャリッジ走行処理設定手段が設定した時間に応じ
    てキャリッジの走行を制御するキャリッジ制御手段と、
    を具えることを特徴とする記録装置。
  11. 【請求項11】 前記キャリッジ走行処理時間は、所定
    方向に走査させた際の記録終了後キャリッジが所定位置
    に停止するのに要する第1のキャリッジ走行処理時間
    と、該所定位置で記録ヘッドの回復処理を実行するのに
    要する回復処理時間と、前記回復処理終了後、前記所定
    位置から前記所定方向の走査と逆方向にキャリッジを走
    査し次の行の記録開始位置に所定速度で到達するのに要
    する第2のキャリッジ走行処理時間とを有し、 前記キャリッジ走行処理時間設定手段は、前記第1のキ
    ャリッジ走行処理時間と前記回復処理時間と前記第2の
    キャリッジ走行処理時間の合計が前記紙送り時間未満の
    場合、紙送り時間から前記合計を引いた差分を待ち時間
    とし、 前記キャリッジ制御手段は、前記回復処理終了後キャリ
    ッジを前記待ち時間だけ停止させることを特徴とする請
    求項10に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記キャリッジ走行処理時間は、所定
    方向に走査させた際の記録終了後キャリッジが所定位置
    に停止するのに要する第1のキャリッジ走行処理時間
    と、該所定位置で記録ヘッドの回復処理を実行するのに
    要する回復処理時間と、前記回復処理終了後、前記所定
    位置から前記所定方向の走査と逆方向にキャリッジを走
    査し次の行の記録開始位置に所定速度で到達するのに要
    する第2のキャリッジ走行処理時間とを有し、 前記キャリッジ走行処理時間設定手段は、前記第1のキ
    ャリッジ走行処理時間と前記回復処理時間と前記第2の
    キャリッジ走行処理時間の合計が前記紙送り時間未満の
    場合、紙送り時間から前記合計を引いた差分を待ち時間
    とし、 前記キャリッジ制御手段は、キャリッジを前記待ち時間
    だけ停止させたのちに前記回復処理を実行することを特
    徴とする請求項10に記載の記録装置。
  13. 【請求項13】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを記
    録媒体上に複数回走査させ、それぞれの走査の際に行う
    記録と、前記複数回の走査の間に前記キャリッジの走査
    方向と異なる方向へ記録媒体を所定量だけ移動させる紙
    送りとを実行することにより、記録媒体に記録を行う記
    録装置を用いたキャリッジ走査制御方法において、 先の走査で先の行の記録が終了した後、記録媒体を所定
    量だけ移動させるのに要する紙送り時間を算出する紙送
    り時間算出工程と、 前記先の行の記録終了後、次の行の記録開始までに要す
    るキャリッジ走行処理時間を、先の行の記録終了位置お
    よび次の行の記録開始位置に応じて前記紙送り時間と等
    しくなるように設定するキャリッジ走行処理時間設定工
    程と、 前記キャリッジ走行処理時間設定手段が設定した時間に
    応じてキャリッジの走行を制御するキャリッジ制御工程
    と、 を具えることを特徴とするキャリッジ走査制御方法。
  14. 【請求項14】 前記キャリッジ走行処理時間は、先の
    行の記録終了後キャリッジが所定位置に到達するのに要
    する第1のキャリッジ走行処理時間と、次の行の記録開
    始位置にキャリッジが所定速度で到達するのに要する第
    2のキャリッジ走行処理時間とを有し、 前記キャリッジ走行処理時間設定工程は、前記第1のキ
    ャリッジ走行処理時間と前記第2のキャリッジ走行処理
    時間との合計が前記紙送り時間未満の場合、紙送り時間
    と前記第1のキャリッジ走行処理時間と前記第2のキャ
    リッジ走行処理時間との合計との差分を待ち時間とし、 前記キャリッジ制御工程は、先の行の記録終了後、前記
    第1のキャリッジ走行処理停止時間に従いキャリッジを
    減速停止させた後、前記待ち時間だけキャリッジを停止
    状態とすることを特徴とする請求項13に記載のキャリ
    ッジ走査制御方法。
  15. 【請求項15】 前記キャリッジ走行処理時間は、先の
    行の記録終了後キャリッジが所定位置に到達するのに要
    する第1のキャリッジ走行処理時間と、次の行の記録開
    始位置にキャリッジが所定速度で到達するのに要する第
    2のキャリッジ走行処理時間とを有し、 前記キャリッジ走行処理時間設定工程は、前記第1のキ
    ャリッジ走行処理時間と前記第2のキャリッジ走行処理
    時間の合計が前記紙送り時間と等しくなるようにキャリ
    ッジの走行速度を設定し、 前記キャリッジ制御工程は、前記キャリッジ走行処理時
    間設定工程が設定したキャリッジの走行速度に応じてキ
    ャリッジの走行を制御することを特徴とする請求項13
    に記載のキャリッジ走査制御方法。
  16. 【請求項16】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを記
    録媒体上に複数回走査させ、それぞれの走査の際に行う
    記録と、前記複数回の走査の間に前記キャリッジの走査
    方向と異なる方向へ記録媒体を所定量だけ移動させる紙
    送りとを実行することにより、記録媒体に記録を行う記
    録装置を用いたキャリッジ走査制御方法において、 先の走査で先の行の記録が終了した後、記録媒体を所定
    量だけ移動させるのに要する紙送り時間を算出する紙送
    り時間算出工程と、 キャリッジ走行方向における先の行の記録終了位置から
    次の行の記録開始位置までのキャリッジの移動時間を算
    出するキャリッジ移動時間算出工程と、 前記キャリッジ移動時間と前記紙送り時間との関係に応
    じて、先の行の記録終了後から次の行の記録開始までの
    キャリッジの走行を制御するキャリッジ制御工程と、 を具えることを特徴とするキャリッジ走査制御方法。
  17. 【請求項17】 前記キャリッジ制御工程は、前記キャ
    リッジ移動時間が前記紙送り時間以上の場合、先の行の
    記録終了後も前記キャリッジの走行速度を変化させない
    ことを特徴とする請求項16に記載のキャリッジ走査制
    御方法。
  18. 【請求項18】 前記キャリッジ制御工程は、前記キャ
    リッジ移動時間が前記紙送り時間未満の場合、前記キャ
    リッジの移動時間が紙送り時間と等しくなるようにキャ
    リッジを所定時間だけ停止状態とする区間を設け、先の
    行の記録終了後、キャリッジを減速させ前記所定時間だ
    け停止させたのち、キャリッジを加速して次の行の記録
    開始位置に所定速度で到達させることを特徴とする請求
    項16に記載のキャリッジ走査制御方法。
  19. 【請求項19】 前記キャリッジ制御工程は、前記キャ
    リッジ移動時間が前記紙送り時間未満の場合、前記キャ
    リッジの移動時間が紙送り時間と等しくなるようにキャ
    リッジの走行速度を減速する区間を設け、先の行の記録
    終了後、キャリッジを減速させて走行させたのち、キャ
    リッジを加速して次の行の記録開始位置に所定速度で到
    達させることを特徴とする請求項16に記載のキャリッ
    ジ走査制御方法。
  20. 【請求項20】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを記
    録媒体上に複数回走査させ、所定方向におけるそれぞれ
    の走査の際に行う記録と、前記所定方向における複数回
    の走査の間に前記キャリッジの走査方向と異なる方向へ
    記録媒体を所定量だけ移動させる紙送りとを実行するこ
    とにより、記録媒体に記録を行う記録装置を用いたキャ
    リッジ走査制御方法において、 先の走査で先の行の記録が終了した後、記録媒体を所定
    量だけ移動させるのに要する紙送り時間を算出する紙送
    り時間算出工程と、 先の走査で先の行の記録が終了した後、次の行の記録開
    始までに要するキャリッジ走行処理時間を、先の行の記
    録終了位置および次の行の記録開始位置に応じて前記紙
    送り時間と等しくなるように設定するキャリッジ走行処
    理時間設定工程と、 前記キャリッジ走行処理設定工程が設定した時間に応じ
    てキャリッジの走行を制御するキャリッジ制御工程と、
    を具えることを特徴とするキャリッジ走査制御方法。
  21. 【請求項21】 前記キャリッジ走行処理時間は、先の
    行の記録終了後キャリッジが所定位置に停止するのに要
    する第1のキャリッジ走行処理時間と、前記所定方向の
    走査と逆方向にキャリッジリターンし所定位置に停止す
    るのに要するキャリッジリターン時間と、前記キャリッ
    ジリターン後停止した所定位置から次の行の記録開始位
    置に所定速度で到達するのに要する第2のキャリッジ走
    行処理時間とを有し、 前記キャリッジ走行処理時間設定工程は、前記第1のキ
    ャリッジ走行処理時間と前記キャリッジリターン時間と
    前記第2のキャリッジ走行処理時間の合計が前記紙送り
    時間未満の場合、紙送り時間から前記合計を引いた差分
    を待ち時間とし、 前記キャリッジ制御工程は、キャリッジリターン終了後
    キャリッジを前記待ち時間だけ停止させることを特徴と
    する請求項20に記載のキャリッジ走査制御方法。
  22. 【請求項22】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを記
    録媒体上に複数回走査させ、それぞれの走査の際に行う
    記録と、前記複数回の走査の間に前記キャリッジの走査
    方向と異なる方向へ記録媒体を所定量だけ移動させる紙
    送りとを実行することにより記録媒体に記録を行う記録
    装置であって、前記キャリッジの所定方向における走査
    毎に、所定位置で記録ヘッドの回復処理を実行する記録
    装置を用いたキャリッジ走査制御方法において、 先の走査で先の行の記録が終了した後、記録媒体を所定
    量だけ移動させるのに要する紙送り時間を算出する紙送
    り時間算出工程と、 先の走査で先の行の記録が終了した後、次の行の記録開
    始までに要するキャリッジ走行処理時間を、先の行の記
    録終了位置および次の行の記録開始位置に応じて前記紙
    送り時間と等しくなるように設定するキャリッジ走行処
    理時間設定工程と、 前記キャリッジ走行処理設定工程が設定した時間に応じ
    てキャリッジの走行を制御するキャリッジ制御工程と、
    を具えることを特徴とするキャリッジ走査制御方法。
  23. 【請求項23】 前記キャリッジ走行処理時間は、所定
    方向に走査させた際の記録終了後キャリッジが所定位置
    に停止するのに要する第1のキャリッジ走行処理時間
    と、該所定位置で記録ヘッドの回復処理を実行するのに
    要する回復処理時間と、前記回復処理終了後、前記所定
    位置から前記所定方向の走査と逆方向にキャリッジを走
    査し次の行の記録開始位置に所定速度で到達できるのに
    要する第2のキャリッジ走行処理時間とを有し、 前記キャリッジ走行処理時間設定工程は、前記第1のキ
    ャリッジ走行処理時間と前記回復処理時間と前記第2の
    キャリッジ走行処理時間の合計が前記紙送り時間未満の
    場合、紙送り時間から前記合計を引いた差分を待ち時間
    とし、 前記キャリッジ制御工程は、前記回復処理終了後キャリ
    ッジを前記待ち時間だけ停止させることを特徴とする請
    求項22に記載のキャリッジ走査制御方法。
  24. 【請求項24】 前記キャリッジ走行処理時間は、所定
    方向に走査させた際の記録終了後キャリッジが所定位置
    に停止するのに要する第1のキャリッジ走行処理時間
    と、該所定位置で記録ヘッドの回復処理を実行するのに
    要する回復処理時間と、前記回復処理終了後、前記所定
    位置から前記所定方向の走査と逆方向にキャリッジを走
    査し次の行の記録開始位置に所定速度で到達するのに要
    する第2のキャリッジ走行処理時間とを有し、 前記キャリッジ走行処理時間設定工程は、前記第1のキ
    ャリッジ走行処理時間と前記回復処理時間と前記第2の
    キャリッジ走行処理時間の合計が前記紙送り時間未満の
    場合、紙送り時間から前記合計を引いた差分を待ち時間
    とし、 前記キャリッジ制御工程は、キャリッジを前記待ち時間
    だけ停止させたのちに前記回復処理を実行することを特
    徴とする請求項22に記載のキャリッジ走査制御方法。
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