JPH11245393A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH11245393A
JPH11245393A JP6427498A JP6427498A JPH11245393A JP H11245393 A JPH11245393 A JP H11245393A JP 6427498 A JP6427498 A JP 6427498A JP 6427498 A JP6427498 A JP 6427498A JP H11245393 A JPH11245393 A JP H11245393A
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JP
Japan
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recording
band
ink
recording head
recovery process
Prior art date
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JP6427498A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kawamata
裕 川又
Kouji Minobe
浩二 見延
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成中に記録ヘッドの吐出回復処理を行
った場合でも、通常のバンド間とインクの色味や濃度に
差が生じることがないインクジェット記録装置を提供す
る。 【解決手段】 記録制御部26は、ドットカウント部2
2が画像データによりカウントした吐出データドット数
に基づいて、ワイピング動作、予備吐出動作、吸引動作
などの吐出回復処理の動作モード及びその処理を実施す
るタイミングを決定し、その吐出回復処理に要する時間
と、用紙情報部20から入力した被記録材の乾燥特性の
情報により、バンド間隔時間を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録手段から被記
録材へインクを吐出して、記録を行うインクジェット記
録装置に関し、詳しくは、印字制御に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワードプ
ロセッサ、ワークステーションなどの出力機器として用
いられる記録装置は、画像情報に基づいて用紙やプラス
チック薄板(OHP用紙など)等の被記録材(記録媒
体)に画像(文字や記号なども含む)を記録するように
構成されている。前記記録装置の中で、被記録材の搬送
方向(副走査方向)と交差する方向に主走査する記録方
式を採るシリアルタイプの記録装置においては、被記録
材を所定の記録位置にセットした後、被記録材に沿って
移動(主走査)するキャリッジ上に搭載した記録手段に
よって画像を記録し、1バンドの記録を終了した後に所
定量の紙送り(副走査)を行い、その後、記録手段を移
動させて次のバンドの画像を記録(主走査)するという
動作を繰り返すことにより、被記録材の所望範囲に画像
が記録される。
【0003】記録手段としては、インクジェット式、ワ
イヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザービーム式な
どがある。そのうち、インクジェット式(インクジェッ
ト記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から被記録材
にインクを吐出して記録を行うものであり、記録手段の
コンパクト化が容易であり高精細な画像を高速で記録す
ることができ、普通紙に特別の処理を必要とせずとも記
録することができ、ランニングコストが安く、ノンイン
パクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色のイ
ンクを使用してカラー画像を記録することが容易であ
る、等の利点を有している。
【0004】特にインクジェット式の中でも、熱エネル
ギーを利用してインクを吐出するインクジェット式の記
録手段(記録ヘッド)は、エッチング、蒸着、スパッタ
リング等の半導体製造プロセスを経て、基板上に成膜さ
れた電気熱変換体、電極、液路壁、天板などを形成する
ことにより、高密度の液路配置(ノズル配置)を有する
ものを容易に製造することができ、一層のコンパクト化
を図ることができる。また、IC技術やマイクロ加工技
術の長所を活用することにより、記録手段の長尺化や面
状化(2次元化)が、容易であり、記録手段のフルマル
チ化及び高密度実装化も容易である。
【0005】吐出口から被記録材へインクを吐出して記
録を行う上記インクジェット記録装置は、一般に、1/
180インチまたは1/240インチ等のピッチでイン
ク吐出口を先端に持つ複数のノズルを並べて配設した記
録ヘッドを備える。この記録ヘッドにあっては、インク
吐出時に発生するインクミスト、あるいは吐出されたイ
ンクが被記録材に到達したときの衝撃で発生するスプラ
ッシュ等により、記録ヘッドの吐出口面にインクが付着
することがある。そのため、付着したインクが吐出口を
塞いでしまい、その結果、インクの吐出不良を生じるこ
とがある。そこで、ゴム等のゴム状弾性体からなるブレ
ードを設け、このブレードを記録ヘッドの吐出口面に当
接させた状態で該記録ヘッドを移動させることにより、
吐出口周辺に付着したインクを拭き取り除去する構成が
採られている。このような吐出回復処理をワイピング動
作という。
【0006】また、記録時には記録ヘッドの複数の吐出
口より選択的にインクを吐出させて画像を形成するた
め、個々のノズルに関してみれば、インク吐出を伴わず
に先端の吐出口が外気に触れたままの状態も起こる。こ
のようなノズルはインクの乾燥が進み、インクの粘度が
増大し、これによって吐出インク量の減少、吐出方向の
偏向等の吐出不良を生ずることがある。このような問題
に対しては、次のような吐出回復処理が採られている。
すなわち、乾燥して増粘したインクを除去する目的で、
すべてのノズルから、記録に無関係なインク吐出を所定
の場所で行うことで、吐出不良を未然に防止するように
している。このような吐出回復処理を予備吐出動作とい
う。
【0007】また、連続してインクの吐出のために熱エ
ネルギーをインクに供給すると、ノズル近傍に位置する
インク溜り(共通液室)等に気体が泡として混入し、そ
の気泡がある程度の大きさになるとノズルへのインクの
供給を妨げ、インクが吐出されないことがある。このよ
うな問題に対しては、記録ヘッドの吐出口が配設される
面に対し、ゴム等の可撓性の材料で形成されたキャップ
を当接させ、キャップを介してノズル近傍のインクを強
制的に吸引する処理を行う。このような吐出回復処理を
吸引動作という。
【0008】このように、記録ヘッドから所定量インク
を吐出した際には、吐出回復処理を行うことによって、
インクの吐出不良を防止し、所望時に記録ヘッドからイ
ンクを正常に吐出している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の吐出回復処理に問題点がないわけではない。
すなわち、1枚の被記録材に、数十回記録ヘッドを走査
して画像形成している際に、数回だけ1バンド記録ヘッ
ドの走査後、記録ヘッドの吐出回復処理を行うと、次の
1バンドを印字するまでのバンド間隔が、吐出回復処理
に要する時間だけ長くなってしまい,吐出回復処理前に
被記録材へ吐出したインクが、その分乾燥してしまう。
このため、記録ヘッドの吐出回復処理をせず被記録材搬
送時間のみインクの吐出を中止している他の通常のバン
ド間隔とは微妙にインクの色味が変わってしまったり、
濃度が変化してしまう。
【0010】このことは、多色のインクを吐出して画像
形成するフルカラーインクジェット記録装置や印字品質
を向上させるため、1回の走査で記録する領域の全記録
データを1走査で印字せずに1走査当たりの吐出ノズル
を制限して、1バンドを数回走査して記録するマルチパ
スモード記録を行うインクジェット記録装置では、バン
ド間の濃度変化が強調されて目立つため、大きな問題と
なる。
【0011】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、画像形成中に記録ヘッドの吐出回復処理を
行った場合でも、通常のバンド間とインクの色味や濃度
に差が生じることがないインクジェット記録装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、イン
クを吐出する記録ヘッドを被記録材に沿って移動して1
バンドの画像を記録し、被記録材を搬送して次の1バン
ドの画像を記録することを繰り返し、記録ヘッドがイン
クを所定量吐出した際には、1バンドの記録が終了して
から、次の1バンドの記録を開始するまでの待機時間中
に、記録ヘッドの吐出回復処理を行うインクジェット記
録装置において、前記待機時間が、画像形成開始から終
了まで同じ時間長にする構成とすることにより、上記目
的を達成するものである。
【0013】請求項2及び請求項3の発明は、請求項1
の構成に加えて、前記時間長は、記録ヘッドから吐出さ
れるインクによる被記録材の乾燥特性によって異なる構
成あるいは、前記時間長は、画像形成時の環境条件によ
って異なる構成とすることにより、一層効率よく上記目
的を達成するものである。
【0014】請求項4の発明は、インクを吐出する記録
ヘッドを被記録材に沿って移動して1バンドの画像を記
録し、被記録材を搬送して次の1バンドの画像を記録す
ることを繰り返し、記録ヘッドがインクを所定量吐出し
た際には、1バンドの記録が終了してから、次の1バン
ドの記録を開始するまでの待機時間中に、記録ヘッドの
吐出回復処理を行うインクジェット記録装置において、
記録ヘッドの吐出回復処理を行う際は、その所定バンド
前から記録ヘッドの吐出回復処理まで前記待機時間を徐
々に長くし、記録ヘッドの吐出回復処理後は、前記待機
時間を徐々に短くして、待機時間変更前の時間長にする
構成とすることにより、上記目的を達成するものであ
る。
【0015】請求項5の発明は、インクを吐出する記録
ヘッドを被記録材に沿って移動して1バンドの画像を記
録し、被記録材を搬送して次の1バンドの画像を記録す
ることを繰り返し、記録ヘッドがインクを所定量吐出し
た際には、1バンドの記録が終了してから、次の1バン
ドの記録を開始するまでの待機時間中に、記録ヘッドの
吐出回復処理を行うインクジェット記録装置において、
記録ヘッドの吐出回復処理を行う際は、その所定バンド
前から記録ヘッドの吐出回復処理まで印字パス数を増加
し、記録ヘッドの吐出回復処理後は、印字パス数を減少
させて、印字パス変更前の印字パス数にする構成とする
ことにより、上記目的を達成するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。図1は、本発明を適
用するのに好適なインクジェット記録装置の一実施例と
して、インクジェットプロッタ(以下プロッタという)
を示す模式的斜視図である。図1において、符号2は、
インク吐出部とインクタンクを一体化した交換可能なカ
ートリッジタイプの記録手段(記録ヘッド)を示してお
り、キャリッジ4に搭載されて図中の矢印A,B方向に
往復移動されるようになっている。前記記録ヘッド2
は、装置本体の後述する制御装置に対し、不図示のフレ
キシブルケーブル等を介して電気接続されている。
【0017】また、上記キャリッジ4は、図示を省略し
たスライド軸受けを介してガイドシャフト6に対して図
示矢印A,B方向に往復移動自在に取り付けられてお
り、キャリッジモータ及びベルト(いずれも図示してい
ない)により、キャリッジ4をガイドシャフト6に沿っ
て平行に移動し得るようにしている。被記録材である記
録用紙Pを上面に載置するプラテン8に形成された開口
部からは、搬送ローラ10の外周面の一部が露出されて
おり、その搬送ローラ10と、記録用紙Pの幅方向両端
部を上方から押えるピンチローラ12とによって記録用
紙Pを挟持し、後述する制御装置の制御に応じて回転駆
動される。
【0018】オペレータに載置された記録用紙Pは、プ
ラテン8上を往復移動するキャリッジ4に搭載された記
録ヘッド2によって、1バンドの画像を記録され、回転
駆動される搬送ローラ10によって、1バンド分、図示
矢印A,B方向と直交する方向に搬送される。キャリッ
ジ4の移動可能範囲の一端の画像形成領域外の退避位置
に、記録ヘッド2の吐出回復処理である、ワイピング動
作、予備吐出動作、吸引動作を行う不図示のワイパーブ
レード、キャップ、吸引動作用のポンプ等の負圧発生手
段を備えたクリーニングユニット14が設けられてい
る。
【0019】プラテン8を挟んでクリーニングユニット
14の反対側には、プロッタの制御装置16が設けられ
ている。この制御装置16は、画像情報を担持する画像
信号を制御し、記録ヘッド2は制御装置16から送信さ
れた画像信号に基づいて、被記録材にインクを吐出させ
るとともに、被記録材を搬送する搬送ローラ10の回転
駆動を制御して、被記録材の搬送タイミングや搬送量を
制御する機能を備えている。
【0020】図2は、本発明の第1実施形態にかかるプ
ロッタの制御装置の構成例を示すブロック図である。制
御装置16は、用紙情報部20、ドットカウント部2
2、時間制御部24、記録制御部26、回復制御部2
8、搬送制御部30と、を備えている。
【0021】そのうち、用紙情報部20は、図3に示す
被記録材である各紙種毎のインクの乾燥時間等の乾燥特
性をデータテーブルとして格納しており、外部の入力手
段、もしくはプロッタのプラテン8近傍に位置する不図
示の紙種センサによって入力、もしくは検知した被記録
材の乾燥特性を、記録制御部26に送る。記録制御部2
6は、プロッタとしての基本的な動作を制御する部分で
あり、外部入力処理、該入力処理に基づく記録のための
信号処理及び記録動作機構の駆動処理などの制御を行
う。
【0022】特に、本実施形態装置における記録制御部
26は、ドットカウント部22が画像データによりカウ
ントした吐出データドット数に基づいて、ワイピング動
作、予備吐出動作、吸引動作などの吐出回復処理の動作
モード及びその処理を実施するタイミングを決定し、そ
の吐出回復処理に要する時間と、用紙情報部20から入
力した被記録材の乾燥特性の情報により、バンド間隔時
間(本発明にいう待機時間の一例である)を決定する。
【0023】より詳しくは、画像形成中に実施される吐
出回復処理に要する時間と、使用される被記録材の種類
によって異なるインクの乾燥時間とを比較し、それら両
時間の中で、最長の時間をバンド間隔(待機時間)に設
定する。すなわち、1バンド走査後、次の記録のために
1バンド分被記録材を搬送する搬送ローラ10の回転駆
動を開始するまでの時間としてバンド間隔(待機時間)
を設定するものであって、そのバンド間隔(待機時間)
が画像形成中は全て一定になるように、当該バンド間隔
(待機時間)から吐出回復処理に必要な時間を差し引い
た時間をウエイト時間として設定する。なお、吐出回復
処理が行われない場合のバンド間隔(待機時間)は、ウ
エイト時間となる。
【0024】時間制御部24は、例えばクロックパルス
をカウントして、経過時間を計測する計時カウンタとし
て構成され、通常のタイマ回路、時計回路等を用いるこ
ともできる。時間制御部24は、この場合、少なくとも
画像形成中のバンド間隔時間の計測を行い、所定時間経
過後にカウントアップ情報を記録制御部26に送る。搬
送制御部30は、時間制御部24からカウントアップ情
報を受けた記録制御部26の制御の下、被記録材を1バ
ンド分搬送させるため、被記録材を搬送する搬送ローラ
10を回転駆動する。
【0025】回復制御部28は、ワイピング動作、予備
吐出動作、吸引動作などのクリーニングユニット14に
よる吐出回復処理を制御する。記録ヘッド2は、記録制
御部26の制御により駆動され、被記録材にインクを吐
出して記録を行う。
【0026】次に、具体例を用いて上述した本発明の第
1実施形態の動作を説明する。本発明のプロッタにおい
て、吐出回復処理であるワイピング動作、予備吐出動
作、吸引動作に要する時間がそれぞれ、「2秒」、「1
秒」、「30秒」であるとする。
【0027】ここで、画像形成前に送信された画像デー
タにより、ドットカウント部22がカウントした吐出ド
ット数によって決定される画像形成中に必要とされる吐
出回復処理が、例えば、「ワイピング動作」と「予備吐
出動作」であった場合、それぞれの回復動作にかかる所
要時間は「2秒」と「1秒」である。
【0028】また、プラテン8の近傍に位置する紙種セ
ンサにより検知された被記録材がフィルムの場合には、
用紙情報部20は、格納しているデータテーブル(図3
を参照)より、フィルムの適切な乾燥時間である「3
秒」を記録制御部26に送る。そして、上記回復動作時
間及び乾燥処理時間の2つの情報により、記録制御部2
6は、最長の時間である「3秒」をバンド間隔(待機時
間)に設定する。すなわち、記録ヘッド2の1バンド走
査後に、次の記録のために1バンド分被記録材を搬送す
る搬送ローラ10の回転駆動を開始するまでに、全ての
バンド間において「3秒」を要するように、各バンドに
適切なウエイト時間を設定する。
【0029】この場合のウエイト時間は、その吐出回復
処理の有無により、 吐出回復処理なし時:ウエイト時間3(=3−0)秒 ワイピング動作時 :ウエイト時間1(=3−2)秒 予備吐出動作時 :ウエイト時間2(=3−1)秒 となる。
【0030】記録制御部26は、このウエイト時間を時
間制御部24に格納しておき、記録制御部26は各バン
ドの出回復処理の有無によって異なる時間制御部24の
カウントアップ情報を受けてから、搬送ローラ10の回
転を制御している搬送制御部30に信号を送る。
【0031】このように制御することによって、1バン
ド走査後、次の記録のために1バンド分被記録材を搬送
する搬送ローラ10の回転駆動を開始するまでの時間
を、一定の「3秒」にすることができるため、画像形成
中に1バンドの記録が終了してから、次の1バンドの記
録を開始するまでの待機時間であるバンド間隔時間をす
べて一定に保つことができる。このことによって、ワイ
ピング動作、予備吐出動作、吸引動作等の吐出回復処理
を行うバンド間のみ待機時間が多くなることによって生
じていた、通常のバンド間とインクの色味や濃度に差が
生じることを防ぐことができる。
【0032】図4に、本発明による第2の実施の形態の
プロッタの制御装置の構成例をブロック図で示す。図4
において、図2に示した構成要素と同じものには同じ参
照番号を付してある。図2の構成要素との違いは、図4
では、図2の用紙情報部20の代わりに環境情報部40
を置いたことと、記録制御部に格納された制御プログラ
ムが異なることである。
【0033】環境情報部40は、図5に示す温湿度の違
いによるインクの乾燥時間をデータテーブルとして格納
しており、プロッタの周囲の温度湿度を外部の入力手
段、もしくはプロッタのプラテン8近傍に位置する不図
示の温湿度センサによって入力、もしくは検知し、その
温湿度によるインクの乾燥時間情報を、記録制御部42
に送る。
【0034】記録制御部42は、プロッタとしての基本
的な動作を制御する部分であるが、なかでも、本発明の
記録制御部42は、ドットカウント部22が画像データ
によりカウントした吐出データドット数に基づいて、ワ
イピング動作、予備吐出動作、吸引動作などの吐出回復
処理の動作モード及びその処理を実施するタイミングを
決定し、その吐出回復処理に要する時間と、環境情報部
40から入力した温湿度によるインクの乾燥時間情報に
より、バンド間隔時間(本発明にいう待機時間の一例で
ある)を決定する。
【0035】より詳しくは、画像形成中に実施される吐
出回復処理に要する時間と、装置の周囲の環境条件によ
って異なるインクの乾燥時間の両時間の中で、最長の時
間を基準とし、画像形成中のバンド間隔が全て一定にな
るように、1バンド走査後、次の記録のために1バンド
分被記録材を搬送する搬送ローラ10の回転駆動を開始
するまでの時間に、吐出回復処理の種類やその有無によ
って異なるウエイト時間を設定する。
【0036】ドットカウント部22、時間制御部24、
回復制御部28、搬送制御部30、記録ヘッド2は、第
1の実施の形態で説明したものと同様の機能を有する。
【0037】次に具体例を用いて上述した本発明の第2
実施形態の動作を説明する。本発明のプロッタにおい
て、吐出回復処理であるワイピング動作、予備吐出動
作、吸引動作に要する時間がそれぞれ、「2秒」、「1
秒」、「30秒」であるとする。
【0038】ここで、画像形成前に送信された画像デー
タにより、ドットカウント部22がカウントした吐出ド
ット数によって決定される画像形成中に必要とされる吐
出回復処理が、例えば、「ワイピング動作」と「予備吐
出動作」であった場合、それぞれの回復動作にかかる時
間は「2秒」と「1秒」である。
【0039】また、プラテン8の近傍に位置する温湿度
センサが検知したプロッタの周囲の温度湿度が、それぞ
れ23℃、60%の場合には、環境情報部40は、格納
しているデータテーブル(図5参照)より、その環境の
適切なインクの乾燥時間である「7秒」を記録制御部4
2に送る。
【0040】上記2つの情報により、記録制御部42
は、最長の時間である「7秒」を基準時間に設定する。
このため、記録ヘッド2の1バンド走査後に、次の記録
のために1バンド分被記録材を搬送する搬送ローラ10
の回転駆動を開始するまでに、全てのバンド間において
「7秒」を要するように、各バンドに適切なウエイト時
間を設定する。
【0041】この場合のウエイト時間は、その吐出回復
処理の有無により、 吐出回復処理なし時:ウエイト時間7(=7−0)秒 ワイピング動作時 :ウエイト時間5(=7−2)秒 予備吐出動作時 :ウエイト時間6(=7−1)秒 となる。
【0042】記録制御部42は、このウエイト時間を時
間制御部24に格納しておき、記録制御部42は各バン
ドの吐出回復処理の有無によって異なる時間制御部24
のカウントアップ情報を受けてから、搬送ローラ10の
回転を制御している搬送制御部30に信号を送る。
【0043】このように制御することによって、1バン
ド走査後、次の記録のために1バンド分被記録材を搬送
する搬送ローラの回転駆動を開始するまでの時間を一定
の「7秒」にすることができるため、画像形成中に1バ
ンドの記録が終了してから、次の1バンドの記録を開始
するまでの待機時間であるバンド間隔時間をすべて一定
に保つことができる。このことによって、ワイピング動
作、予備吐出動作、吸引動作等の吐出回復処理を行うバ
ンド間のみ待機時間が多くなることによって生じてい
た、通常のバンド間とインクの色味や濃度に差が生じる
ことを防ぐことができる。
【0044】図6に、本発明による第3の実施形態にか
かるプロッタの制御装置の構成例をブロック図で示す。
図6において、図2に示した構成要素と同じものには同
じ参照番号を付してある。図2の構成要素との違いは、
図6では、図2の用紙情報部1を削除していることと、
記録制御部に格納された制御プログラムが異なることで
ある。
【0045】記録制御部50は、プロッタとしての基本
的な動作を制御する部分であるが、なかでも、本発明の
記録制御部50は、ドットカウント部22が画像データ
によりカウントした吐出データドット数に基づいて、ワ
イピング動作、予備吐出動作、吸引動作などの吐出回復
処理の動作モード及びその処理を実施するタイミングを
決定し、その吐出回復処理に要する時間により、バンド
間隔時間(本発明にいう待機時間の一例である)を決定
する。
【0046】すなわち、記録ヘッドの吐出回復処理を行
う際は、決定した実施タイミングに該当するバンドの所
定バンド前から、記録ヘッドの吐出回復処理まで前記待
機時間を徐々に長くしていき、吐出回復処理に必要な待
機時間を得たときに記録ヘッドの吐出回復処理を行な
い、その後は、前記待機時間を徐々に短くして、待機時
間を変更前の時間長に戻すよう制御する。なお、この徐
々に変化する時間長は吐出回復処理に要する時間に比べ
て充分に小さい値である。ドットカウント部22、時間
制御部24、回復制御部28、搬送制御部30、記録ヘ
ッド2は、第1の実施の形態で説明したものと同様の機
能を有する。
【0047】次に、図7のフローチャートを用いて、こ
のような制御動作を説明する。ここで、本発明のプロッ
タにおいて、吐出回復処理であるワイピング動作、予備
吐出動作、吸引動作に要する時間がそれぞれ、「2
秒」、「1秒」、「30秒」であるとする。
【0048】まず、画像形成前に送信された画像データ
により、ドットカウント部22が吐出ドット数をカウン
トする(S1)。その情報(吐出ドット数)に基づいて
記録制御部50がワイピング動作、予備吐出動作、吸引
動作などの吐出回復処理の有無を判断し(S2)、吐出
回復処理が必要なときは、その動作モード及びその処理
を実施するタイミングを決定する(S3)。この時、決
定された画像形成中に必要とされる吐出回復処理が、例
えば、「吸引動作」であった場合、その回復動作に要す
る時間は「30秒」である。なお、S2で吐出回復処理
が不要だと判断した際には、必要最小限の時間に設定さ
れた通常のバンド間隔を保って記録が開始される(S2
0)。
【0049】この決定した吐出回復処理を制御する記録
制御部50は、吸引動作が行われるバンドのnバンド前
からバンド間隔時間をt秒ずつ増やしていき、吸引動作
が終了した次のバンドからは、逆にt秒ずつバンド間隔
時間が短くなるようにウエイト時間を設定する。本例の
場合は、吸引動作が行われるバンドの15バンド前から
バンド間隔時間を2秒ずつ増やしていき、吸引動作が終
了した次のバンドから2秒ずつバンド間隔時間が短くな
るようにウエイト時間を設定する。
【0050】画像形成を開始すると(S4)、記録制御
部50は、記録ヘッド2の吐出回復処理である吸引動作
を行うnバンド前までは、1バンド走査後、次の記録の
ために1バンド分被記録材を搬送する搬送ローラ10の
回転駆動を開始するまでに、ウエイト時間を設けず、1
バンド走査後、必要最小限度の通常のバンド間隔時間を
経過したら直ちに1バンド分被記録材を搬送する(S
5)。
【0051】記録ヘッド2の吐出回復処理である吸引動
作を行うnバンド前(本例では15バンド前)になる
と、記録制御部50は、1バンド走査後、次の記録のた
めに1バンド分被記録材を搬送する搬送ローラ10の回
転駆動を開始するまでt秒(本例では2秒)のウエイト
時間を設け、しかも、吸引動作を行うバンドになるま
で、t秒(本例では2秒)ずつ増加させることを繰り返
す(S6、S7)。この増加を繰り返すことによって本
例の場合は、吸引動作を行うバンド直前ではウエイト時
間は28秒になっており、これに通常のバンド間隔時間
を加えた時間が待機時間となる。
【0052】この後、1バンド走査後に吐出回復処理で
ある吸引動作を30秒かけて行う(S8)。吸引動作を
終了した後は、今までとは逆にウエイト時間をt秒ずつ
(本例では2秒)減らしていき(S9)、吐出回復処理
後、nバンド経過(本例では15バンド経過)するま
で、繰り返す(S10)。これを行うことによってウエ
イト時間はなくなる(S11)。
【0053】このように制御することによって、画像形
成中に1バンドの記録が終了してから、次の1バンドの
記録を開始するまでの待機時間であるバンド間隔時間を
徐々に変化させることができるので、吐出回復処理を行
うバンドは、1バンド走査後、次の記録のために1バン
ド分被記録材を搬送する搬送ローラ10の回転駆動を開
始するまでの時間差を、隣接するバンド間では、吐出回
復処理に要する時間に比べて、充分に小さいt秒(本例
では、2秒)にすることができる。このことによって、
ワイピング動作、予備吐出動作、吸引動作等の吐出回復
処理を行うバンドの前後でインクの色味や濃度が僅かづ
つ変化されることとなり、従来のように特定のバンドの
みで待機時間が多くなることによって生じていたインク
の色味や濃度の差を緩やかにできる。
【0054】図8に、本発明による第4の実施の形態の
プロッタの制御装置の構成例をブロック図で示す。図8
において、図2に示した構成要素と同じものには同じ参
照番号を付してある。図2の構成要素との違いは、図8
では、図2の用紙情報部1を削除していることと、記録
制御部に格納された制御プログラムが異なることであ
る。記録制御部60は、プロッタとしての基本的な動作
を制御する部分であるが、なかでも、本実施形態におけ
る記録制御部60は、ドットカウント部22が画像デー
タによりカウントした吐出データドット数に基づいて、
ワイピング動作、予備吐出動作、吸引動作などの吐出回
復処理の動作モード及びその処理を実施するタイミング
を決定し、その吐出回復処理に要する時間により、同一
バンドを走査する回数である印字パス数を決定する。
【0055】ここで、被記録材の同一バンドに対して記
録ヘッドを複数回走査して記録を行なう方法は、一般に
マルチパス印字動作として知られており、一度に全記録
データを印字することなく、1回の走査による印字を千
鳥格子状に間引くなどして複数回走査することにより全
記録データに対応した画像に仕上げていくものである
が、本実施形態では、記録ヘッドの吐出回復処理を行う
バンドの所定バンド数前から印字パス数を徐々に多くし
ていき、一走査当たりのインクの吐出量を減らしてい
く。このため、吐出回復処理に要する時間の影響を受け
る吐出回復処理直前の一走査時のインク量は非常に少な
い。一方、記録ヘッドの吐出回復処理後には印字パス数
を少なくしていき、印字パス数を変更前の印字パス数に
戻す制御動作が、上記記録制御部60により行われる。
【0056】ドットカウント部22、時間制御部24、
回復制御部28、搬送制御部30、記録ヘッド2は、第
1の実施の形態で説明したものと同様の機能を有する。
【0057】次に、図9のフローチャートを用いて、本
実施形態の制御動作を説明する。ここで、本発明のプロ
ッタにおいて、吐出回復処理であるワイピング動作、予
備吐出動作、吸引動作に要する時間がそれぞれ、「2
秒」、「1秒」、「30秒」であるとする。
【0058】まず、画像形成前に送信された画像データ
により、ドットカウント部22が吐出ドット数をカウン
トする(S31)。その情報(吐出ドット数)に基づい
て記録制御部60がワイピング動作、予備吐出動作、吸
引動作などの吐出回復処理の有無を判断し(S32)、
吐出回復処理が必要なときは、その動作モード及びその
処理を実施するタイミングを決定する(S33)。この
時、決定された画像形成中に必要とされる吐出回復処理
が、例えば、「吸引動作」であった場合、その回復動作
に要する時間は「30秒」である。なお、S32で吐出
回復処理が不要だと判断した際には、画像形成前に指定
された印字パス数を保って記録が開始される(S5
0)。
【0059】この決定した吐出回復処理を制御する記録
制御部60は、吸引動作が行われるバンドのmバンド前
から印字パス数をpパスずつ増やしていき、吸引動作が
終了した次のバンドからは、逆にpパスずつ印字パス数
が少なくなるように印字パス数を設定する。本例の場合
は、吸引動作が行われるバンドの10バンド前から印字
パス数を1パスずつ増やしていき、吸引動作が終了した
次のバンドから印字パス数を1パスずつ少なくなるよう
に印字パス数を設定する。
【0060】画像形成を開始すると(S34)、記録制
御部60は、記録ヘッド2の吐出回復処理である吸引動
作を行うmバンド前までは、1バンドを画像形成前に指
定された印字パス数で走査することを繰り返して記録を
行う(S35)。
【0061】記録ヘッド2の吐出回復処理である吸引動
作を行うmバンド前(本例では10バンド前)になる
と、記録制御部60は、印字パス数をpパス(本例では
1パス)増やし、しかも、吸引動作を行うバンドになる
まで、pパス(本例では1パス)ずつ増加させることを
繰り返す(S36、S37)この増加を繰り返すことに
よって本例の場合は、吸引動作を行う直前のバンドの印
字パス数は、10パスになっている。
【0062】この後、吐出回復処理である吸引動作を3
0秒かけて行う(S38)。吸引動作を終了した後は、
今までとは逆に印字パス数をpパス(本例では1パス)
ずつ減らしていき(S39)、吐出回復処理後、mバン
ド経過(本例では10バンド経過)するまで、繰り返す
(S40)。これを行うことによって、印字パス数は変
更前の画像形成前に指定された印字パス数に戻る(S4
1)。
【0063】このように制御することによって、画像形
成中に印字パス数を徐々に変化させることができるの
で、吐出回復処理を行う直前のバンドは印字パス数が多
く、1走査当たりのインクの吐出量は減っている。この
ため、吐出回復処理を画像形成中のバンド間で行っても
乾燥するインクの量は少ない。このことによって、ワイ
ピング動作、予備吐出動作、吸引動作等の吐出回復処理
を行うバンド間のみ、待機時間が多くなることによって
生じていた、通常のバンド間とインクの色味や濃さに差
が生じることを防ぐことができる。
【0064】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更を行うことが可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成中のバンド間に記録ヘッドの吐出回復処理を行
っても、通常のバンド間とインクの色味や濃度に差が生
じることを防止することができるインクジェット記録装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するのに好適なインクジェット記
録装置の一実施例であるプロッタを示す模式的斜視図で
ある。
【図2】第1の実施の形態のプロッタの制御装置の構成
例を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態における用紙情報の一例を示
す図である。
【図4】第2の実施の形態のプロッタの制御装置の構成
例を示すブロック図である。
【図5】第2の実施の形態における環境情報の一例を示
す図である。
【図6】第3の実施の形態のプロッタの制御装置の構成
例を示すブロック図である。
【図7】第3の実施の形態のプロッタのフローチャート
である。
【図8】第4の実施の形態のプロッタの制御装置の構成
例を示すブロック図である。
【図9】第4の実施の形態のプロッタのフローチャート
である。
【符号の説明】
2 記録ヘッド 4 キャリッジ 6 ガイドシャフト 8 プラテン 10 搬送ローラ 12 ピンチローラ 14 クリーニングユニット 16 制御装置 20 用紙情報部 22 ドットカウント部 24 時間制御部 26 記録制御部 28 回復制御部 30 搬送制御部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出する記録ヘッドを、被記録
    材に沿って移動して1バンドの画像を記録し、被記録材
    を搬送して次の1バンドの画像を記録することを繰り返
    し、記録ヘッドがインクを所定量吐出した際には、1バ
    ンドの記録が終了してから、次の1バンドの記録を開始
    するまでの待機時間中に、記録ヘッドの吐出回復処理を
    行う制御装置を備えたインクジェット記録装置におい
    て、 前記制御装置は、画像形成開始から終了まで待機時間を
    同じ時間長に設定する機能を有することを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 待機時間の時間長を、記録ヘッドから吐
    出されるインクによる被記録材の乾燥時間と吐出回復処
    理時間とを比較して長い方に設定することを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 待機時間の時間長は、画像形成時の環境
    条件によって異なることを特徴とする請求項1に記載の
    インクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 インクを吐出する記録ヘッドを、被記録
    材に沿って移動して1バンドの画像を記録し、被記録材
    を搬送して次の1バンドの画像を記録することを繰り返
    し、記録ヘッドがインクを所定量吐出した際には、1バ
    ンドの記録が終了してから、次の1バンドの記録を開始
    するまでの待機時間中に、記録ヘッドの吐出回復処理を
    行う制御装置を備えたインクジェット記録装置におい
    て、 上記制御装置は、記録ヘッドの吐出回復処理を行う際
    に、その所定バンド前から記録ヘッドの吐出回復処理ま
    で前記待機時間を徐々に長くし、記録ヘッドの吐出回復
    処理後は、前記待機時間を徐々に短くして、待機時間変
    更前の時間長に戻す機能を備えていることを特徴とする
    インクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】インクを吐出する記録ヘッドを、被記録材
    に沿って移動して1バンドの画像を記録し、被記録材を
    搬送して次の1バンドの画像を記録することを繰り返
    し、記録ヘッドがインクを所定量吐出した際には、1バ
    ンドの記録が終了してから、次の1バンドの記録を開始
    するまでの待機時間中に、記録ヘッドの吐出回復処理を
    行う制御装置を備えたインクジェット記録装置におい
    て、上記制御装置は、記録ヘッドの吐出回復処理を行う
    際は、その所定バンド前から記録ヘッドの吐出回復処理
    まで印字パス数を増加し、記録ヘッドの吐出回復処理後
    は、印字パス数を減少させて、印字パス変更前の印字パ
    ス数に戻す機能を有することを特徴とするインクジェッ
    ト記録装置。
JP6427498A 1998-02-27 1998-02-27 インクジェット記録装置 Pending JPH11245393A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002019131A (ja) * 2000-07-06 2002-01-23 Mimaki Engineering Co Ltd プロッタのインクジェットヘッドクリーニング機構
KR20060110557A (ko) * 2005-04-20 2006-10-25 삼성전자주식회사 잉크젯 화상형성장치 및 그 제어방법
JP2009119793A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Canon Inc インクジェット記録装置および記録方法
US7588310B2 (en) 2005-06-30 2009-09-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Inkjet image forming system and method of increasing a printing speed thereof

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