JP2000127456A - プリンタおよびその制御方法 - Google Patents

プリンタおよびその制御方法

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JP2000127456A
JP2000127456A JP30812698A JP30812698A JP2000127456A JP 2000127456 A JP2000127456 A JP 2000127456A JP 30812698 A JP30812698 A JP 30812698A JP 30812698 A JP30812698 A JP 30812698A JP 2000127456 A JP2000127456 A JP 2000127456A
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JP
Japan
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driving
nozzle
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nozzles
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JP30812698A
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English (en)
Inventor
Takahisa Shimazaki
貴久 島嵜
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目詰まり防止のためのインク吐出(空吐出)
によるインクの消費を抑えたインクジェット方式のプリ
ンタを提供することを課題とする。 【解決手段】 各ノズルごとに、そのノズルへの印字デ
ータの有無を保持するレジスタ31,32,33,3
4,35を設ける。各レジスタ31〜35は、所定の範
囲内において一度でも印字データが有れば、そのことを
保持しつづけるとともに、その旨をスピッツ判定信号と
して出力する。このスピッツ判定信号に基づいてノズル
ごとの駆動状況を判定し、駆動されていなかったノズル
についてのみインクの空吐出を行う。駆動されていたノ
ズルについては、空吐出は行わない。従って、印字に供
されることなく空吐出によって消費されるインク量を低
減できる。なお、レジスタの内容は、所定の範囲ごとに
クリアする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクの無駄が
少なく且つ印字速度を高めたインクジェット方式のプリ
ンタおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式のプリンタにおいて
は、インクを噴出するオリフィスの目詰まりは印字品質
の低下に繋がるため、その目詰まり防止に様々な対策が
施されてきた。例えば、所定時間、印字に使用されてい
ない(インクが吐出されていない)ノズルが一部にでも
ある場合には、印字の途中であっても、インクの乾燥等
によるノズル詰まりを防止するため、全ノズルについて
インクの空吐出を行っていた。以下、このような例を図
11を用いて詳細に説明する。
【0003】ここでは、ノズル2個分の太さの横線から
なるパターンを印字する場合について考える。印字ヘッ
ドは、ノズルを5個備えているものとする。図11にお
いては、そのとき使用されているノズルを黒丸で、一
方、使用されていないノズルを白丸で描いている。ま
た、図面上ヘッドの一番上側に位置するノズルを第1ノ
ズル、上側から二番目のノズルを第2ノズルと呼ぶこと
にする。以下、同様に、上から順に、第3ノズル、第4
ノズル、第5ノズルと呼ぶ。
【0004】ヘッドの第1ノズル及び第2ノズルからイ
ンクを噴出させながら印字ヘッドを用紙横方向に移動さ
せることで、まず1本目の横線を印字する。
【0005】次に、ヘッド又は用紙を、縦方向の5ノズ
ル分改行する。そして、再び、第1ノズル及び第2ノズ
ルからインクを噴出させて、2本目の横線を印字する。
この後も同様にして、3本目、4本目の横線を印字す
る。
【0006】このような制御に基づいて印字を行うと、
この印字パターンの場合、第3、4、5ノズルは、印字
に用いられないことになる。そのため、これらのノズル
の目詰まりを防止するために、印字途中もしくは印字終
了後に全てのノズルについて空吐出を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、一部のノズルの乾燥を防止する
ためにすべてのノズルから空吐出を行うためにインクの
無駄が多かった。
【0008】また、印字の途中であっても空吐出のため
に印字を中断しなければならないため、印字時間が長く
なるという問題点があった。
【0009】本発明はインクの無駄が少なく且つ印字速
度低下も極力抑えつつ、ノズルの目詰まりを防止したイ
ンクジェット方式のプリンタおよびその制御方法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものでありその第1の態様として
は、印字ヘッドのノズルそれぞれの駆動状況を検出し、
その駆動状況に応じて選択されたノズルについてのみ、
印字データに関係なくインクを吐出させる空吐出を行う
ことを特徴とするプリンタの制御方法が提供される。
【0011】本発明の第2の態様としては、印字ヘッド
のノズルに印字データに関係なく電圧を印加してインク
を吐出させる空吐出の機能を備えたプリンタにおいて、
前記印字ヘッド駆動手段を制御して、前記駆動状況検出
手段による検出の結果に応じて選択されたノズルについ
てのみ前記空吐出を行わせる空吐出制御手段と、前記ノ
ズルそれぞれについての駆動状況を検出する駆動状況検
出手段と、前記駆動状況検出手段による検出の結果に応
じて選択されたノズルについてのみ、前記空吐出を行わ
せる空吐出制御手段とを有することを特徴とするプリン
タが提供される。
【0012】前記駆動状況検出手段は、所定範囲内にお
ける駆動回数を検出するものであり、前記空吐出制御手
段は、前記駆動状況検出手段の検出した駆動回数が所定
値以下であるノズルについてのみ空吐出を行わせるもの
であってもよい。
【0013】前記空吐出制御手段は、駆動状況検出手段
の検出した駆動回数に応じて決定される回数だけ当該ノ
ズルに対して空吐出を行わせるものであってもよい。
【0014】前記空吐出制御手段は、駆動状況検出手段
の検出した駆動回数に応じて決定される電圧を印加する
ことで当該ノズルに対して空吐出を行わせるものであっ
てもよい。
【0015】本発明の第3の態様としては、シート材上
にドットを形成するドット形成部を複数備えた印字ヘッ
ドによって印字を行うプリンタにおいて、前記印字ヘッ
ドを主走査方向に走査させる主走査手段と、前記主走査
方向への走査時に前記ドット形成部のそれぞれを駆動し
てドットを形成させる印字ヘッド駆動手段と、前記ドッ
ト形成部それぞれについての駆動状況を検出する駆動状
況検出手段と、前記シート材を前記主走査方向とは垂直
な副走査方向に送る紙送り手段とを備え、前記紙送り手
段は、前記駆動状況検出手段による検出の結果に応じ
て、その紙送り量を変更することを特徴とするプリンタ
が提供される。
【0016】前記紙送り手段は、前記駆動状況検出手段
によって検出された駆動状況が予め定められた条件を満
たしていなかったドット形成部が、次回の主走査方向へ
の走査時の印字においてはドットを形成することになる
ように、印字データに応じて紙送り量を設定するもので
あることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。 実施の形態1.本実施の形態1のプリンタは、ノズルご
との駆動状況(インクの吐出状況)を監視し、駆動され
ていなかったノズルについてのみ、目詰まり防止のため
のインクの吐出(空吐出)を行うことを主な特徴とする
ものである。
【0018】まず、このプリンタの概要について説明す
る。
【0019】このプリンタでは、インクを吐出するヘッ
ド8を左右方向(主走査方向)に往復移動させるととも
に、ヘッド8の移動の度毎に所定量ずつ副走査方向に紙
送りを行うことで、紙の所望の領域に印刷を行うように
なっている。
【0020】ヘッド8の各ノズルからのインクの吐出
は、ヘッド制御部13によって制御されている。
【0021】ヘッド8の左右方向(主走査方向)の移動
は、スペーシング制御部3,スペースモータ4等によっ
て実現されている。すなわち、スペーシング制御部3は
スペースモータ4を作動させて、シャフト6に沿って張
架されたスペースベルト5を回転させる。このスペース
ベルト5には、スペースベルト5の回転に伴ってこのシ
ャフト6に沿って移動可能な状態でこのシャフト6と係
合されたヘッドキャリッジ7が取り付けられている。そ
のため、スペースベルト5の回転に伴って、ヘッドキャ
リッジ7,すなわち、これに搭載されたヘッド8がシャ
フト6に沿って左右方向に移動可能に構成されている。
ヘッド8には、所定個数のノズルが設けられておりここ
からインクの液滴を吐出することができる。従って、通
常は、ヘッド8の1回の移動によって、このノズルの個
数分の幅を印刷できる。
【0022】副走査方向への紙送りは、紙送り制御部9
によって紙送りモータ10を作動させることで行ってい
る。この紙送りは、ヘッド8を移動させる度毎に行う。
【0023】以上の一連の動作は、受信制御部15がホ
ストコンピュータ20から受信したデータ、コマンドに
基づいてプリンタ制御部1が生成出力する制御信号によ
って制御されている。印刷中、プリンタ制御部1は各ノ
ズル毎にその駆動状況を監視している。そして、駆動さ
れていなかったノズルについてのみ、所定のタイミング
で空吐出を行わせる。この空吐出は、空吐出受け14に
ヘッド8を移動させたうえで行う。この空吐出受け14
は、空吐出されたインクを受けるためのものであり、ヘ
ッドキャリッジ7の可動範囲(厳密には、ヘッド8の可
動範囲)であり且つ印字領域(図示せず)外の所定の位
置に設置されている。
【0024】既に述べたとおり本実施の形態1のプリン
タは、プリンタ制御部1によるインクの空吐出の制御に
主な特徴を有するものである。従ってこれ以降はこの特
徴部分を中心に説明を行うことにする。
【0025】プリンタ制御部1はプリンタ全体の制御を
行うものであり、印字データ、印字コマンド等に応じ
て、スペーシング制御部3、紙送り制御部9、ヘッド制
御部13等を制御することで印字を行うようになってい
る。このプリンタ制御部1は印字を行うための様々な機
能を備えている。例えば、このプリンタ制御部1は、印
字データをヘッド8の構成に応じて展開する機能を備え
ている。さらに本実施の形態1においては、各ノズルに
ついて駆動されたか否か(インクを吐出したか否か)を
検出する駆動状況検出機構30を備えている。また、こ
の駆動状況検出機構30の検出結果(後述するスピッツ
判定信号)に基づいて、駆動されていなかったノズルに
対してのみ空吐出を行わせる機能を備えている。なお、
この駆動状況検出機構30の具体例については、後ほど
図4を用いて説明する。
【0026】ヘッド8は、ヘッド制御部13からの指示
に従って、所望のノズルからインクを吐出するものであ
る。本実施の形態1では、ノズルを5個備えているもの
とする。ヘッド8は、圧電体にインクが充填されるチャ
ンネル、およびこのチャンネル毎に設けられた、ノズル
および電極等によって構成されている。この電極に所定
の電圧を印加することで、圧電体が変形し各チャンネル
の容積が変動してインクの吸入および吐出が行われるよ
うになっている。
【0027】次に動作を説明する。
【0028】まず、プリンタ全体での動作を説明する。
【0029】ホストコンピュータ20から送られてきた
印字データ、印字コマンド等は、受信制御部15によっ
て受信され、プリンタ制御部1に送られる。プリンタ制
御部1は、この印字データをヘッド形状に合わせた印字
データへと展開する。そして、展開後のデータに従って
インクの吐出およびヘッド8の移動を行うべく、スペー
シング制御部3、紙送り制御部9およびヘッド制御部1
3へ指令を送る。この指令を受けたスペーシング制御部
3はスペースモータ4を作動させてヘッド8を左右(主
走査方向に)に往復移動させる。また、ヘッド制御部1
3はインクを、適宜、吐出させる。さらに、紙送り制御
部9は、ヘッド8の移動の度ごとに、紙送りモータ10
を作動させて所定量だけ紙送りを行わせるところで、プ
リンタ制御部1の駆動状況検出機構30は、印刷中、所
定の範囲毎に当該範囲内において駆動されているか否か
を、各ノズルそれぞれについて監視している。そして、
全く駆動されていないノズルがあった場合には、目詰ま
りを防止するためにプリンタ制御部1はヘッド8を空吐
出受け14に移動させて空吐出を行わせる。この空吐出
は、印字途中あれば印字を中断して、もしくは印字終了
時に行う。
【0030】次に、プリンタ制御部1の処理動作、特
に、ノズルの駆動状況の検出の手法を、図2,図3に示
した具体的な印字データと各ノズルの使用状況とを用い
て詳細に説明する。
【0031】ここでの説明は、ノズル2個分の太さの横
線からなる印字パターンを印字する場合を例にとって行
う。なお、この印字パターンは、従来技術の説明におい
て例に挙げた印字パターン(図11)と同じパターンで
ある。
【0032】このような印字パターンは、図2に示した
ように、横方向に6ドット、縦方向に20ドット分の印
字データとして展開できる。なお、図2において“1”
は“印字ドットあり”を示し、“0”は“印字ドットな
し”を示している。
【0033】この印字パターンを5個のノズルを備えた
ヘッドで印字するには、まず、図3のように、上から5
ノズル分のデータ“11000”を6ドット分横方向に
印字する。その後、改行するとともに、5ノズル分だけ
紙送りをしたうえで、2パス目を印字する。同様に3パ
ス目、4パス目も印字する。なお、パスとは、右方向あ
るいは左方向への、ヘッドの1回の移動工程を意味する
ものであり、印字は1パス毎に行われている。
【0034】このとき、プリンタ制御部1は、前回の判
定後、一度でも駆動されたか否かをノズル毎に検出、判
定している。この検出、判定は、具体的には以下のよう
な手法で可能である。すなわち、まず、ノズルそれぞれ
について、各パスごとの印字データのORをとる。さら
に、各ノズルごとに、それらの結果の全てのORをと
る。この結果は、そのノズルによって1ドットでも印字
が行われていれば、“1”となる。従って、この結果が
“1”であるか否かを判定することで駆動状況を知るこ
とができる。判定の結果、一度もインクを吐出していな
いノズルがあった場合には、プリンタ制御部1はヘッド
制御部13およびスペーシング制御部3に指示を送りそ
のノズルだけ空吐出を行わせる。
【0035】ここで述べたノズルの駆動状況の検出は、
実際には、プリンタ制御部1の備える駆動状況検出機構
30によって行われている。以下、この駆動状況検出機
構30の一例を、図4を用いて説明する。
【0036】駆動状況検出機構30は、ヘッド8のノズ
ルそれぞれについて、そのノズルが駆動されたか否か
(インクを吐出させたか否か)を検出するものである。
図4に示した駆動状況検出機構30は、Dフリップフロ
ップで構成されるレジスタ31,32,33,34,3
5をノズルごとに設けている。
【0037】あるノズルについて印字データがあった場
合には、これに対応するレジスタには「1」が保持され
るとともに、そのレジスタの内容を示すスピッツ判定信
号が発生させられる。各レジスタの内容はクリア信号の
レベルが“High”となった場合にクリアされる。ま
た、このクリア信号は、所定回数の印字パスごとに“H
igh”にされるようになっている。以上のような構成
によって、所定印字パス数の間、各々のノズルが1回で
も駆動されたか否かつまり1ドットでも印字したか否か
を検出できる。
【0038】次にこの駆動状況検出機構30の動作を図
4を用いて説明する。
【0039】第1ノズルの印字データが所定印字パス数
の間に一度でもあると(すなわち、第1ノズル印字デー
タ信号がHighとなると)、第1ノズルスピッツ判定
信号がHighとなる。この状態(第1ノズルスピッツ
判定信号:High )は、クリア信号をHighとす
るまで保たれる。なお、クリア信号は、例えば、所定の
印字パス数が終了し、未使用ノズルの空吐出が終了した
時点でHighとなる。プリンタ制御部1はこの第1ノ
ズルスピッツ判定信号のレベルを判定することで、第1
ノズルが1度でも駆動されたか否か(インクを吐出した
か否か)を知ることができる。
【0040】第2ノズルから第5ノズルについても同様
にして、一度でも駆動されたか否かを知ることができ
る。
【0041】以上述べた駆動状況検出機構30の動作
を、図5および図6を用いてさらに具体的に説明する。
【0042】図5の右側に示した印字パターンを印刷す
る場合における、第1のパス、第2のパスの印字データ
は、図5の左側に示したようになる。印字データの上か
ら1行目から5行目が、第1ノズルから第5ノズルの1
パス目の印字データである。同様に、印字データの上か
ら6行目から10行目が、第1ノズルから第5ノズルの
2パス目の印字データである。
【0043】図6は、この図5の印字パターンを印刷す
るべく印字パスを2回実行した場合における、各ノズル
についてのスピッツ判定信号の内容である。図6からわ
かるように、第1ノズルについては、1パス目には印字
データがない(印字データがすべて0)が、2パス目に
は印字データがある(印字データが1)。そのため、第
1ノズルのスピッツ判定信号は「1」となる。これに対
し第2ノズルでは、1パス目にも2パス目にも印字デー
タがない(印字データがすべて0)。そのため、第2ノ
ズルのスピッツ判定信号は「0」となる。第3ノズルか
ら第5ノズルについても同様に考える。
【0044】以上述べたとおり本実施の形態1によれ
ば、駆動されていないノズルだけについて空吐出を行う
ため、全てのノズルについて空吐出する場合と比較し
て、インクを節約できる。
【0045】前述した例では、クリア信号を“Hig
h”にするタイミングを、印字パスの回数で規定してい
た。しかし、クリア信号を“High”にするタイミン
グは、時間で規定してもよい。この場合には、所定時間
以上駆動されていないノズルを検出し、そのノズルのみ
空吐出を行うことになる。
【0046】本実施の形態1では所定の範囲内において
全く駆動されていないノズル、言い換えれば、駆動回数
が1回未満のノズルについてのみ空吐出を行っていた。
しかし、駆動されてはいたもののその駆動回数が少なか
ったノズルについても空吐出を行うようにしてもよい。
これは、駆動状況検出機構に、ノズル毎の駆動回数をカ
ウントするカウント回路と、そのカウント値(駆動回
数)が基準回数に達しているか否かを判定する回路とを
設け、基準回数に達していなかった場合には、空吐出の
実行を指示するスピッツ判定信号を出力するようにする
ことで容易に実現可能である。なお、上述した実施の形
態1において行っていた駆動の有無(1回でも駆動され
ていたか否か)の判定は、この基準回数を1回に設定し
た場合に相当する。
【0047】実施の形態2.本実施の形態2は、各ノズ
ルについてインクの吐出の有無のみならず、吐出回数を
検出し、これに応じて空吐出の回数あるいは強度を変更
することを主な特徴とする。以下、詳細に説明する。
【0048】本実施の形態2のプリンタは、プリンタ制
御部1内に、実施の形態1における駆動状況検出機構
(図4)に代わって、図7の空吐出制御部40を備えて
いる。また、プリンタ制御部1は、この空吐出制御部4
0の出力(スピッツ信号)に応じた回数だけ空吐出を行
わせるべく、ヘッド制御部13およびスペーシング制御
部3を制御する機能を備えている。
【0049】空吐出制御部40は、ノズルそれぞれにつ
いて、所定期間内における駆動回数に応じて、そのノズ
ルに対して行う空吐出の回数を設定するものである。こ
の空吐出制御部40は、図7に示すとおり、ノズル毎に
設けられた、駆動回数カウンタ41とスピッツ回数設定
部42とを備えて構成されている。
【0050】駆動回数カウンタ41は、対応するノズル
の印字データが入力されており、当該のずるが駆動され
る回数をカウントするようになっている。なお、駆動回
数カウンタ41には、クリア信号が入力されており、所
定の期間毎にその内容がクリアされる(=0)ようにな
っている。
【0051】スピッツ回数設定部42は、駆動回数カウ
ンタ41の保持している値すなわち所定期間内における
ノズルの駆動回数に応じて、そのノズル対して行う空吐
出の回数を決定するものである。このスピッツ回数設定
部42は、駆動回数と空吐出の回数とを対応づけたテー
ブルを備えており、このテーブルを参照することで空吐
出の回数を決定している。例えば、A4の用紙に対して
600dpiで5パスの印字を行った場合、最大印字ド
ット数は24000ドットであるが、本実施の形態2で
は、この間の駆動回数が50回以下であれば空吐出を1
00回行わせ、駆動回数が51回以上100回以下であ
れば空吐出を50回行わせ、駆動回数が101回以上で
あれば空吐出を行わないように設定されている。スピッ
ツ回数設定部42は、このようにして決定したから吐出
の回数を示すスピッツ信号を、プリンタ制御部1内にお
いて発生させている。
【0052】これ以外の装置構成は、実施の形態1(図
1)と同様であるため説明を省略する。
【0053】以上説明したとおり本実施の形態2では、
駆動回数に応じて空吐出の回数を変更するため、空吐出
の実行回数を最小限に留めつつノズルの目詰まりを確実
に防止できる。
【0054】本実施の形態2では、駆動回数に応じて空
吐出の回数を変更していた。しかし、これ以外にも駆動
回数に応じて、空吐出を行わせる際の印加電圧を変更し
てもよい。印加電圧を大きくすれば、1度に吐出される
インクの量が増えると共に、その吐出速度も速くなる。
例えば、駆動回数が50回以下であれば空吐出を行う際
の印加電圧を20Vに設定し、駆動回数が51回以上1
00回以下であれば空吐出を行う際の印加電圧を16V
に設定し、駆動回数が101回以上であれば空吐出を行
わないようにしてもよい。
【0055】実施の形態3.本実施の形態3は、各ノズ
ルの駆動状況に応じて改行量すなわち紙送り量を変更す
ることで、すべてのノズルを使用して印字を行い、空吐
出を不要としたことを主な特徴とするものである。以
下、詳細に説明する。
【0056】本実施の形態3は、プリンタ制御部1によ
る印字制御の内容、特に各ノズルへの印字データの割り
当て、および、紙送り量の決定が、実施の形態1とは異
なっている。これ以外の装置構成は実施の形態1と同様
である。
【0057】本実施の形態3におけるプリンタ制御部1
は、その時々のノズルの駆動状況を検出すると共に、そ
の検出結果に応じて改行量すなわち紙送り量を適宜変更
させる機能を備えている。該機能の詳細については、動
作説明において述べることにする。
【0058】次に動作を説明する。
【0059】まず動作概要を図8を用いて説明する。
【0060】ここでの説明は、ノズル2個分の太さの横
線からなる印字パターンを印字する場合を例にとって行
う。図8においては、そのとき使用されているノズルを
黒丸で、一方、使用されていないノズルを白丸で描いて
いる。また、図面上ヘッドの一番上側に位置するノズル
を第1ノズル、上側から二番目のノズルを第2ノズルと
呼ぶことにする。以下、同様に、上から順に、第3ノズ
ル、第4ノズル、第5ノズルと呼ぶ。なお、図8に示し
たこの印字パターンは、従来技術の説明において例に挙
げた印字パターン(図11)と同じパターンである。
【0061】1パス目の印字は、第1ノズルが印字パタ
ーンの一番上のドットを印字する位置から開始する。こ
の場合の各ノズルに対応する印字データすなわち駆動状
況は、第1ノズルから順に“11000”となる。
【0062】1パス目の印字が終わると、2パス目の印
字に備えて、再び改行動作すなわち紙送りを行う。この
場合、改行量(紙送り量)を調整することで、1パス目
では使用されなかったノズルのうち、最も上側に位置す
るノズル(ここでは、第3ノズル)が、印字データあり
の位置となるようにする。なお、この改行量決定の処理
については、後ほど図10を用いて説明する。
【0063】そして、改行動作の完了後は、第3、4ノ
ズルを使用して2パス目の印字を行う。
【0064】2パス目の印字が終わると、3パス目の印
字に備えて、改行動作すなわち紙送りを行う。この場合
も前回と同様に、1パス目および2パス目では使用され
なかったノズルのうち、最も上側に位置するノズル(こ
こでは、第5ノズル)が、印字データありの位置となる
ように紙送り量を設定する。そして、第5ノズルを使用
して3パス目の印字を行う。
【0065】このように改行量を適宜調整することで、
すべてのノズルを印字に用いることができる。これ以後
も、同様の処理を繰り返しつつ印字を行う。すなわち、
4パス目においては、再び第1ノズルによって次のドッ
ト(ライン)を印字させる。また、5パス目は、4パス
目で使用されていない第2ノズルが最も上側の印字デー
タありの位置となるように紙送りを行ったうえで、第
2、3ノズルによって印字を行う。
【0066】以上のような制御を行った場合における、
各パスの印字データおよび各ノズルの使用状況を図9に
示した。この図9からわかるように全てのノズルが印字
に使用されている。
【0067】次に改行量(紙送り量)決定の処理を図1
0を用いて説明する。
【0068】まず、プリンタ制御部1は、第1ノズルが
最も上側の印字位置に位置させた状態で印字を行わせる
(ステップ71)。
【0069】続いて、この時の印字において第2ノズル
が使用されたか否かを判定する(ステップ72)。この
判定は、駆動状況検出機構30の出力する第1スピッツ
判定信号のレベルに基づいて行われる。この判定の結
果、第2ノズルが使用されていなかった場合には、次の
印字パスにおいて印字されるパターンのうちの最も上側
の印字位置に第2ノズルが位置するように改行を行わせ
たうえで、印字を行わせる(ステップ73)。この後
は、再び、ステップ72に戻る。
【0070】ステップ72における判定の結果、第2ノ
ズルが使用されていた場合には、第3ノズルが使用され
ていたか否かを判定する(ステップ74)。この判定の
結果、第3ノズルが使用されていなかった場合には、次
の印字パスにおいて印字されるパターンのうちの最も上
側の印字位置に第3ノズルが位置するように改行を行わ
せたうえで、印字を行わせる(ステップ75)。この後
は、再び、ステップ72に戻る。
【0071】ステップ74における判定の結果、第3ノ
ズルが使用されていた場合には、第4ノズルについて、
同様の判定等が行われる(ステップ76、77)。さら
に、第4ノズルが使用されていた場合には、第5ノズル
について、同様の判定等が行われる(ステップ78、7
9)。
【0072】ステップ78において、第5ノズルが駆動
されていた場合には、ステップ71に戻り同様の処理を
繰り返す。
【0073】以上説明したとおり実施の形態3によれ
ば、印字パターンによらず、すべてのノズルが印字に用
いられる。そのため、空吐出を省略してインクの無駄を
なくすことができる。また、実質的な印字速度も向上す
る。
【0074】従来技術では特定のノズルのみを駆動する
ことになるような偏った印字パターンの印字を繰り返し
た場合でも、本実施の形態3の装置では各ノズルの使用
回数を均等にできる。そのため、実質的な装置の寿命を
伸ばすことができる。
【0075】上述した説明では、すべてのノズルが必ず
印字に使用されるように改行量を調整していた。しか
し、このような制御を行った場合、印字パターンによっ
ては、極端に印字速度が低下する場合もある。例えば、
1度に1ドット幅分だけしか印字できないことも生じう
る。従って、実際に使用するノズルは、印字速度も考慮
して決定するのが好ましい。例えば、前述した例では、
3パス目および4パス目においては1個のノズルだけ
(3パス目では第5のずる、4パス目では第1ノズル)
しか使用されておらず、この間の印字速度は半分に低下
していることになる。このような印字速度の低下を避け
るため、例えば、3パス目においては、第4ノズルが最
も上側の印字位置に位置するように改行量を設定した上
で、第4ノズルおよび第5ノズルを用いて印字を行うよ
うにしてもよい。
【0076】さらには、必ずしもすべてのノズルが使用
されるようにする必要はなく、印字に使用されないノズ
ルができるだけ少なくするようにするだけでも構わな
い。使用されていないノズルについては、インクの空吐
出によって対応してもよい。この場合であっても、実施
の形態1と組み合わせることで、印字速度の低下を避け
ながらインクの無駄を最小限に抑えることができる。
【0077】上述した実施の形態1,2、3では、イン
クジェット方式のプリンタについて述べた。しかし、本
発明の適用対象はこれに限定されるものではない。例え
ば、実施の形態3の手法をインパクトプリンタに適用す
れば、各ピンの磨耗を均一にすることができ、実質的な
装置寿命を延ばすことができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明のプリンタお
よびその制御方法においては、インクの無駄な消費を抑
えつつ、目詰まりを防止できる。また、インクの空吐出
に起因した印字速度の低下も最小限に抑えることができ
る。さらには実質的な装置寿命も長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のプリンタの構成を示
すブロック図である。
【図2】 所定の印字パターンを展開することで得られ
た印字データを示す図である。
【図3】 各ノズルの駆動状況を検出する手法を示す図
である。
【図4】 駆動状況検出機構の構成を示す図である。
【図5】 印字パターンとこれを展開した印字データと
を比較して示した図である。
【図6】 図5に示した印字データを印字した場合にお
ける、各ノズルの駆動状況を検出した結果を示す図であ
る。
【図7】 本発明の実施の形態2のプリンタにおける要
部構成を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態3における、印字パター
ンと駆動されるノズルとの対応関係を示した図である。
【図9】 実施の形態3における各ノズルの駆動状況を
検出する手法を示す図である。
【図10】 改行量決定の処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】 従来技術における、印字パターンと駆動さ
れるノズルとの対応関係を示した図である。
【符号の説明】
1 プリンタ制御部、 3 スペーシング制御部、 4
スペースモータ、5 スペースベルト、 6 シャフ
ト、 8 ヘッド、 9 改行制御部、 10 紙送り
モータ、 13 ヘッド制御部、 14 空吐出受け、
15 受信制御部、 20 ホストコンピュータ、
30 駆動状況検出機構、 31,32,33,34,
35 レジスタ、 40 空吐出制御部、 41 駆動
回数カウンタ、 42 スピッツ回数設定部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドのノズルそれぞれの駆動状況
    を検出し、その駆動状況に応じて選択されたノズルにつ
    いてのみ、印字データに関係なくインクを吐出させる空
    吐出を行うことを特徴とするプリンタの制御方法。
  2. 【請求項2】 印字ヘッドのノズルに印字データに関係
    なく電圧を印加してインクを吐出させる空吐出の機能を
    備えたプリンタにおいて、 前記ノズルを駆動してインクを吐出させる印字ヘッド駆
    動手段と、 前記ノズルそれぞれについての駆動状況を検出する駆動
    状況検出手段と、 前記印字ヘッド駆動手段を制御して、前記駆動状況検出
    手段による検出の結果に応じて選択されたノズルについ
    てのみ前記空吐出を行わせる空吐出制御手段とを有する
    ことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記駆動状況検出手段は、所定範囲内に
    おける駆動回数を検出するものであり前記空吐出制御手
    段は、前記駆動状況検出手段の検出した駆動回数が所定
    値以下であるノズルについてのみ空吐出を行わせるもの
    であることを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記空吐出制御手段は、駆動状況検出手
    段の検出した駆動回数に応じて決定される回数だけ当該
    ノズルに対して空吐出を行わせるものであることを特徴
    とする請求項3記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記空吐出制御手段は、駆動状況検出手
    段の検出した駆動回数に応じて決定される電圧を印加す
    ることで当該ノズルに対して空吐出を行わせるものであ
    ることを特徴とする請求項3記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 シート材上にドットを形成するドット形
    成部を複数備えた印字ヘッドによって印字を行うプリン
    タにおいて、 前記印字ヘッドを主走査方向に走査させる主走査手段
    と、 前記主走査方向への走査時に前記ドット形成部のそれぞ
    れを駆動してドットを形成させる印字ヘッド駆動手段
    と、 前記ドット形成部それぞれについての駆動状況を検出す
    る駆動状況検出手段と、 前記シート材を前記主走査方向とは垂直な副走査方向に
    送る紙送り手段とを備え、 前記紙送り手段は、前記駆動状況検出手段による検出の
    結果に応じて、その紙送り量を変更することを特徴とす
    るプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記紙送り手段は、前記駆動状況検出手
    段によって検出された駆動状況が予め定められた条件を
    満たしていなかったドット形成部が、次回の主走査方向
    への走査時の印字においてはドットを形成することにな
    るように、印字データに応じて紙送り量を設定するもの
    であることを特徴とする請求項6記載のプリンタ。
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