JP2001205717A - 紙製トレー容器の製函方法 - Google Patents

紙製トレー容器の製函方法

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JP2001205717A JP2000017331A JP2000017331A JP2001205717A JP 2001205717 A JP2001205717 A JP 2001205717A JP 2000017331 A JP2000017331 A JP 2000017331A JP 2000017331 A JP2000017331 A JP 2000017331A JP 2001205717 A JP2001205717 A JP 2001205717A
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Nobuyuki Inomata
暢之 猪又
Toshihide Tougi
俊秀 東儀
Takeshi Aoki
剛 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙製トレー容器の製函において、フランジ部を
形成するシール成型に際し、被覆樹脂層の剥離や糸状髭
の発生のない紙製トレー容器の製函方法の提供にある。 【解決手段】表裏面に被覆樹脂層が積層された方形状紙
製トレー容器のブランクを用いる紙製トレー容器の製函
に際し、ホットエアー吹き出し板70の、前記ブランク
の左右フランジ片の両端の舌片60と各コーナーフラン
ジ片52が載置される位置に、該舌片と各コーナーフラ
ンジ片と同形状の切り欠き部74を設け、さらに前後フ
ランジ片53の両端の舌片を含む中央の略1/3部を除
いた左右端部が載置される位置に、溝状切り欠き部76
を付加した紙製トレー容器の製函方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍食品や粉末等
を収容する(蓋付)紙製トレー容器の製函方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、資源枯渇問題や廃棄物の増加に係
わる環境問題即ち焼却処理による様々な環境問題が取り
沙汰される中で、プラスチック製のトレー容器に代わり
表裏にポリエチレン等の被覆樹脂層が施された紙製のト
レー容器が冷凍食品や粉末等を収容しても漏れ等のない
紙製容器として多くの分野で使用されるようになってき
ている。
【0003】例えば図1の展開図に示すように、各コー
ナーをコーナー接合板(45)とコーナー後接合板(4
6)で内容物の漏れを防止し、各辺の左右前後フランジ
片(50,51,53,54)でフランジ部を形成する
ような構成でなる一枚のブランク(100)を用いて、
図5の上面図(上から容器の内面が見える図)に示すよ
うに組み立てて、雄型と雌型とで前記の各フランジ片
(50,51,53,54)と、各コーナー接合板(4
5)に連設するコーナーフランジ片(52)とを成型シ
ールして、周縁に平坦なフランジ部を形成した四方形状
の紙製トレー容器(2)とし、さらに内容物を衛生上あ
るいは蒸発等から保護するため、図6の斜視図に示すよ
うに、その四方形状の紙製トレー容器(2)のフランジ
部に、一つのコーナーに切り込み線(22)による把手
片(20)を有する紙製蓋(10)をシールした蓋付紙
製トレー容器(1)がある。
【0004】しかし、上記四方形状の紙製トレー容器
(2)の製函において、ブランク(100)の一部(具
体的には前後フランジ片(53,54)の一部と各コー
ナーフランジ片(52))を一旦高温のホットエアー吹
き出し板上に触れるように載せ、ホットエアーで処理
(ポリエチレンなどでなるブランクの被覆樹脂層を溶融
する)後、雄型と雌型で前記のフランジ部を成型シール
するが、このホットエアー吹き出し板に直接触れたブラ
ンクの部分の被覆樹脂層(シーラントの役目もする層)
が溶融され、この溶融された部分(溶融の不必要部分即
ちシールされない部分)が、雌型に触れて被覆樹脂層が
剥離されたり、樹脂層に糸状の髭が発生したりして不良
品となるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の問題点を解決するものであり、その課題とすると
ころは、紙製トレー容器の製函において、フランジ部を
形成する成型シールに際し、被覆樹脂層の剥離や糸状髭
の発生のない紙製トレー容器の製函方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、方形の底
板の相対向する二辺に、それぞれ山折り線を介して左右
側板が連設され、該左右側板の外縁に谷折り線を介して
左右フランジ片が連設され、該左右フランジ片の両端に
舌片が設けられ、前記左右側板の前後端にそれぞれ山折
り線を介して三角形状のコーナー接合板が連設され、該
コーナー接合板の外縁には谷折り線を介してコーナーフ
ランジ片が連設され、前記底板の他の相対向する二辺
に、それぞれ山折り線を介して前後側板が連設され、該
前後側板の外縁に谷折り線を介して前後フランジ片が連
設され、該前後フランジ片の両端に舌片が設けられ、前
記前後側板の左右端に、それぞれ山折り線を介して三角
形状のコーナー後接合板が連設され、前記コーナー接合
板の左右側板と連設していない方の端縁と、前記コーナ
ー後接合板の前後側板と連設していない方の端縁とは山
折り線を介して連設され、表裏面に被覆樹脂層が積層さ
れた方形状紙製トレー容器のブランクの、前記左右フラ
ンジ片の両端の舌片と各コーナーフランジ片および前後
フランジ片の両端の舌片を含む中央の略1/3部を除い
た左右端部の表面をホットエアー吹き出し板に載せ、該
前後フランジ片の両端の舌片を含む両端部の表面のシー
ラント樹脂層をホットエアーで溶融し、前記左右フラン
ジ片の両端の舌片と各コーナーフランジ片の裏面より別
設のホットエアーで該裏面の被覆樹脂層を溶融し、前記
谷折り線、山折り線に従って折り曲げてトレー状に組み
立て前記の溶融された被覆樹脂層同志を成型シールする
紙製トレー容器の製函方法において、少なくとも前記ホ
ットエアー吹き出し板の、前記左右フランジ片の両端の
舌片と各コーナーフランジ片が載置される位置に、該舌
片と各コーナーフランジ片と同形状の切り欠き部を設け
たことを特徴とする紙製トレー容器の製函方法としたも
のである。
【0007】上記請求項1の発明によれば、少なくとも
ブランクの左右フランジ片の両端の舌片と各コーナーフ
ランジ片が高温になっているホットエアー吹き出し板に
直接触れないので、この部分の表面の被覆樹脂層が溶融
されず、よってこの部分がシール成型する雌型と接触し
ても被覆樹脂層の剥離や糸状髭の発生を大幅に減少させ
る紙製トレー容器の製函方法とすることができる。
【0008】また、請求2の発明では、前記ホットエア
ー吹き出し板の、前後フランジ片の両端の舌片を含む中
央の略1/3部を除いた左右端部の外側縁が載置される
位置に溝状切り欠き部を付加したことを特徴とする請求
項1記載の紙製トレー容器の製函方法としたものであ
る。
【0009】上記請求項2の発明によれば、溝状切り欠
きを付加することによって、前後フランジ片の両端の舌
片を含む中央の略1/3部を除いた左右端部の外側縁
が、高温のホットエアー吹き出し板に直接触れないの
で、この部分の表面の被覆樹脂層が溶融されず、よって
この部分が雌型と接触しても被覆樹脂層の剥離や糸状髭
の発生の危惧のないより確実な紙製トレー容器の製函方
法を提供できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて詳しく説明する。図1は、本発明に係わる紙製ト
レー容器のブランクの一事例を示す展開図であり、図2
は、その製函における一実施の形態を示すもので、ホッ
トエアー吹き出し板上に前記のブランクを裏返し(フラ
ンクの裏面即ち容器の内面が上になるように)で載置し
た上面図である。また、図3は、従来のホットエアー吹
き出し板の説明図で、(a)は、その上面図であり、
(b)は、図3(a)のA−A断面にブランクを載せた
側断面図である。また図4は、本発明のトレー容器の製
函方法に用いるホットエアー吹き出し板の説明図であ
り、(a)はその上面図であり、(b)は、図4(a)
のA−A断面にブランクを載せた側断面図で、(c)
は、図4(a)のB−B断面にブランクを載せた側断面
図である。さらにまた図5は、本発明の紙製トレー容器
の製函方法に係わる紙製トレー容器の一事例を示す上面
図であり、図6は、図5の前記紙製トレー容器に蓋材を
施した蓋付紙製トレー容器の一事例を示す斜視図であ
る。さらに図7は、本発明の紙製トレー容器の製函方法
のうちの、トレー容器のシール成型の一事例を側断面で
表した説明図である。
【0011】まず本発明に係わる紙製トレー容器は、例
えば図1の展開図に示すようなブランク(100)を組
み立てた紙製トレー容器である。まず、四方形の底板
(40)の相対向する二辺に、それぞれ山折り線(y)
を介して左右側板(41,42)が連設され、該左右側
板(41,42)の外縁に谷折り線(h)を介して左右
フランジ片(50,51)が連設され、該左右フランジ
片(50,51)の両端に舌片(60)が設けられてい
る。また、前記左右側板(41,42)の前後端にそれ
ぞれ山折り線(y)を介して三角形状のコーナー接合板
(45)が連設され、該コーナー接合板(45)の外縁
には谷折り線(h)を介してコーナーフランジ片(5
2)が連設されている。一方、前記底板(40)の他の
相対向する二辺に、それぞれ山折り線(y)を介して前
後側板(43,44)が連設され、該前後側板(43,
44)の外縁に谷折り線(h)を介して前後フランジ片
(53,54)が連設され、該前後フランジ片(53,
54)の両端に舌片(60)が設けられている。また、
前記前後側板(43,44)の左右端に、それぞれ山折
り線(y)を介して三角形状のコーナー後接合板(4
6)が連設され、前記コーナー接合板(46)の左右側
板(41,42)と連設していない方の端縁と、前記コ
ーナー後接合板(46)の前後側板(43,44)と連
設していない方の端縁とは山折り線(y)を介して連設
されている。そしてこの容器を構成する材料は、紙の表
裏面に被覆樹脂層が積層されたブランク(100)であ
り、それを用いて、図5の上面図に示すように、各山折
り線(y)、谷折り線(h)に従って組み立て、各フラ
ンジ片(50,51,53,54)と舌片(60)がそ
れぞれ同一平面のフランジ部を形成するようにシール成
型されて紙製トレー容器(2)とするものである。
【0012】本発明の紙製トレー容器の製函方法は、図
2の上面図に示すように、図1に示したブランク(10
0)を裏返し、即ち容器の外面で印刷等が施される面を
下にして、その4つのコーナーのホットエアー吹き出し
板(70)上に載置する。この載置の位置は、各ホット
エアー吹き出し板(70)上に、ブランク(100)の
左右フランジ片(50,51)の両端の舌片(60)と
各コーナーフランジ片(52)の表面および前後フラン
ジ片(53,54)の両端の舌片(60)を含む中央の
略1/3部を除いた左右端部の表面が下になるようにし
て載せる。
【0013】続いて各ホットエアー吹き出し板(70)
のホットエアー吹き出し口(72)よりホットエアーが
吹き出されて、上記の前後フランジ片(53,54)の
両端の舌片(60)を含む中央の略1/3部を除いた左
右端部の表面の被覆樹脂層を溶融する。同時に別設のホ
ットエアー吹き出し口(図示せず)より、左右フランジ
片(50,51)の両端の舌片(60)と各コーナーフ
ランジ片(52)の裏面に即ち上からホットエアーが吹
き出されて、この部分の被覆樹脂層が溶融される。
【0014】上記のようにして、ホットエアーで処理さ
れたブランク(100)を、例えば図7の側断面図に示
すように、ブランク(100)の表面即ちトレー容器の
外側面となる面を雌型(80)に載置し、ブランク(1
00)の裏面即ちトレー容器の内面となる面を上から折
り込むように雄型(90)で押し込んで、上記で被覆樹
脂層が溶融された部分(図7ではコーナーフランジ片
(52)の裏面と前フランジ片(53)の表面)がシー
ルされ、成型されて、図5の上面図に示すような紙製ト
レー容器(2)とするものである。
【0015】上記本発明の紙製トレー容器の製函方法
は、図4(a)、(b)、(c)に示すように、ホット
エアー吹き出し板(70)の所定の位置に切り欠き(7
4,76)を設けたことにある。即ち請求項1の発明で
は、図4(a)の正面図に示すように、上記ブランクの
左右フランジ片の両端の舌片とコーナーフランジ片が載
置される位置に、それと略同形状の切り欠き部(74)
を設け、図4(a)のA−A断面として図4(b)に示
すように、1mm程度の深さ(H)の切り欠き部(7
4)とするものである。
【0016】そこで請求項1の発明によれば、図4
(b)に示すように、上記請求項1の発明に係わるホッ
トエアー吹き出し板(70)上にブランクの左右フラン
ジ片の両端の舌片(60)とコーナーフランジ片(5
2)の表面が載置されても、切り欠き部(74)を有す
るためホットエアーで高温になっているホットエアー吹
き出し板(70)に直接触れないので、この部分の被覆
樹脂層が溶融されず、よって、図7の側断面図に示すよ
うに、シール成型時に雌型(80)と舌片、コーナーフ
ランジ片(52)の表面が接触してもこの部分の被覆樹
脂層の剥離や糸状髭の発生を大幅に減少させる紙製トレ
ー容器の製函方法とすることができる。
【0017】ところが従来のホットエアー吹き出し板
(70)は、図3(a)のA−A断面に上記のブランク
(100)の左右フランジ片の両端の舌片(60)とコ
ーナーフランジ片(52)の表面が載置されると、ホッ
トエアーで高温になっているホットエアー吹き出し板
(70)に直接触れるので、この部分の被覆樹脂層が溶
融され、よってシール成型時の雌型と接触してこの部分
の被覆樹脂層が剥離したり糸状髭が発生したりするもの
であった。
【0018】また、請求項2の発明では、図4(a)の
正面図に示すように、上記ブランクの前後フランジ片の
両端の舌片を含む中央の略1/3部を除いた左右端部の
外側縁が載置される位置に、溝状切り欠き部(76)を
設け、図4(a)のB−B断面として図4(c)に示す
ように、1mm程度の深さ(H)の溝状切り欠き部(7
6)とするものである。
【0019】上記請求項2の発明によれば、図4(c)
に示すように、上記請求項2の発明に係わるホットエア
ー吹き出し板(70)上に、例えばブランクの前フラン
ジ片(53)の両端の舌片を含む中央の略1/3部を除
いた左右端部の外側縁(53a)の表面が載置されて
も、この部分が高温になっているホットエアー吹き出し
板(70)に直接触れないので、この部分の被覆樹脂層
が溶融されず、よって、図7の側断面図に示すように、
シール成型時にブランクの前フランジ片(53)の両端
の舌片を含む中央の略1/3部を除いた左右端部の外側
縁(53a)の表面が雌型(80)と接触してもこの部
分の被覆樹脂層の剥離や糸状髭のの発生を確実に無くす
紙製トレー容器の製函方法とすることができる。
【0020】本発明に係わる上記ブランクスに使用する
材料は、一般的な紙箱に使用されるコートボール、コー
トマニラ、アイボリー等板紙を基材とし、その両面にポ
リエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂を溶融押し出し法
等によって被覆樹脂層とし加工紙が好適に用いられる。
この被覆樹脂層は、内容物が冷凍食品等のように水分の
浸透防止とトレー状に組み立てた際に、各フランジ片や
各コーナー接合板の接着接合を有利にするシーラント層
の役目をするもので、この被覆樹脂層の厚さや紙基材の
厚さは、紙製トレー容器のサイズ等によって適宜選定で
きるものである。
【0021】また、板化からなる紙基材と内面の被覆樹
脂層との間にバリア層を設けてもよい。このバリア層と
しては、エチレン−ビニルアルコール共重合体等のバリ
アフィルム、金属または金属酸化物を蒸着したフィル
ム、アルミニウム箔等の金属箔を用いることもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、両面がポリエチレン等の被
覆樹脂層で被覆されているブランクを用いた紙製トレー
容器の製函に際し、少なくともホットエアー吹き出し板
の、前記ブランクの左右フランジ片の両端の舌片と各コ
ーナーフランジ片が載置される位置に、それと略同形状
の切り欠き部を設けたことによって、雌型との接触によ
る被覆樹脂層の剥がれや糸状髭の発生を大幅に減少させ
る紙製トレー容器の製函方法とすることができる。
【0023】また、上記と同様のブランクを用い 紙製
トレー容器の製函に際し、ホットエアー吹き出し板の、
前記ブランクの前後フランジ片の両端の舌片を含む中央
の略1/3部を除いた左右端部の外側縁が載置される位
置に、溝状切り欠きを付加したことによって、雌型との
接触による被覆樹脂層の剥がれや糸状髭の発生によって
不良品となることを確実に無くす紙製トレー容器の製函
方法とすることができる。
【0024】従って本発明は、冷凍食品や粉末等を収容
し、その内容物が漏れないように製函する(蓋付)紙製
トレー容器の製函方法として、優れた実用上の効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる紙製トレー容器のブランクの一
実施例を説明するための展開図である。
【図2】本発明の紙製トレー容器の製函における一実施
の形態を示すもので、ホットエアー吹き出し板上にブラ
ンクを裏返しで載置した上面図である。
【図3】従来の紙製トレー容器の製函に於けるホットエ
アー吹き出し板のの一事例を示すもので、(a)は、そ
の正面図であり、(b)は、(a)のA−A断面図であ
る。
【図4】本発明の紙製トレー容器の製函方法に用いるホ
ットエアー吹き出し板の一実施例を説明するもので、
(a)は、その上面図であり、(b)は、(a)のA−
A断面図であり、(c)は、(a)のB−B断面図であ
る。
【図5】本発明に係わる紙製トレー容器の一実施例を説
明するための上面図である。
【図6】本発明に係わる蓋付紙製トレー容器の一実施例
を説明するための斜視図である。
【図7】本発明の紙製トレー容器の製函方法のうちのシ
ール成型の一事例を側断面で表した説明図である。
【符号の説明】
1‥‥蓋付紙製トレー容器 2‥‥紙製トレー容器 10‥‥紙製蓋 20‥‥把手片 22‥‥切り込み線 40‥‥底板 41‥‥左側板 42‥‥右側板 43‥‥前側板 44‥‥後側板 45‥‥コーナー接合板 46‥‥コーナー後接合板 50‥‥左フランジ片 51‥‥右フランジ片 52‥‥コーナーフランジ片 53‥‥前フランジ片 53a‥‥前フランジ片の外側縁 54‥‥後フランジ片 60‥‥舌片 70‥‥ホットエアー吹き出し板 72‥‥ホットエアー吹き出し口 74‥‥切り欠き部 76‥‥溝状切り欠き部 80‥‥雌型 90‥‥雄型 100‥‥ブランク H‥‥切り欠き部の深さ h‥‥谷折り線 y‥‥山折り線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E030 AA02 3E060 AA01 AB15 BA24 BC04 EA04 EA06 EA13 3E075 AA12 BA30 BB02 CA01 DD17 DD34 DD42 DD45 GA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形の底板の相対向する二辺に、それぞれ
    山折り線を介して左右側板が連設され、該左右側板の外
    縁に谷折り線を介して左右フランジ片が連設され、該左
    右フランジ片の両端に舌片が設けられ、前記左右側板の
    前後端にそれぞれ山折り線を介して三角形状のコーナー
    接合板が連設され、該コーナー接合板の外縁には谷折り
    線を介してコーナーフランジ片が連設され、前記底板の
    他の相対向する二辺に、それぞれ山折り線を介して前後
    側板が連設され、該前後側板の外縁に谷折り線を介して
    前後フランジ片が連設され、該前後フランジ片の両端に
    舌片が設けられ、前記前後側板の左右端に、それぞれ山
    折り線を介して三角形状のコーナー後接合板が連設さ
    れ、前記コーナー接合板の左右側板と連設していない方
    の端縁と、前記コーナー後接合板の前後側板と連設して
    いない方の端縁とは山折り線を介して連設され、表裏面
    に被覆樹脂層が積層された方形状紙製トレー容器のブラ
    ンクの、前記左右フランジ片の両端の舌片と各コーナー
    フランジ片および前後フランジ片の両端の舌片を含む中
    央の略1/3部を除いた左右端部の表面をホットエアー
    吹き出し板に載せ、該前後フランジ片の両端の舌片を含
    む両端部の表面の被覆樹脂層をホットエアーで溶融し、
    前記左右フランジ片の両端の舌片と各コーナーフランジ
    片の裏面より別設のホットエアーで該裏面の被覆樹脂層
    を溶融し、前記谷折り線、山折り線に従って折り曲げて
    トレー状に組み立て、前記の溶融された被覆樹脂層同志
    をシール成型する紙製トレー容器の製函方法において、
    少なくとも前記ホットエアー吹き出し板の、前記左右フ
    ランジ片の両端の舌片と各コーナーフランジ片が載置さ
    れる位置に、該舌片と各コーナーフランジ片と略同形状
    の切り欠き部を設けたことを特徴とする紙製トレー容器
    の製函方法。
  2. 【請求項2】前記ホットエアー吹き出し板の、前後フラ
    ンジ片の両端の舌片を含む中央の略1/3部を除いた左
    右端部が載置される部分の外側縁に溝状切り欠き部を付
    加したことを特徴とする請求項1記載の紙製トレー容器
    の製函方法。
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