JP2001205605A - 自走式木材破砕機 - Google Patents

自走式木材破砕機

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JP2001205605A
JP2001205605A JP2000018965A JP2000018965A JP2001205605A JP 2001205605 A JP2001205605 A JP 2001205605A JP 2000018965 A JP2000018965 A JP 2000018965A JP 2000018965 A JP2000018965 A JP 2000018965A JP 2001205605 A JP2001205605 A JP 2001205605A
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wood
crushed
crusher
self
propelled
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JP2000018965A
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Yoshimi Shiba
好美 柴
Tsutomu Iida
飯田  勉
Kentaro Hashimoto
謙太郎 橋本
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】良好な機動性を確保しつつ、投入→破砕→排出
という一連の処理工程の処理の流れの円滑化を図れる自
走式木材破砕機を提供する。 【解決手段】無限軌道履帯10を備えた走行体6と、こ
の走行体6の上部に設けられ、被破砕木材を破砕する破
砕装置3と、略水平方向から導入された前記被破砕木材
を把持し破砕装置3へと導入する導入用ローラ装置4
と、破砕装置3で破砕された木材破砕物を搬出する排出
コンベア7とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枝材、枝木材等を
作業現場で所定の大きさに破砕する自走式木材破砕機に
関するものである
【0002】
【従来の技術】例えば、森林で伐採された木材を枝払い
するときに発生する剪定枝材・間伐材や、造成・緑地維
持管理等で発生する枝木材、あるいは木造家屋に使用さ
れた廃木材は、通常、最終的に産業廃棄物として処理さ
れる。木材破砕機は、廃棄物処理過程における廃棄物の
減容を図ったり、粉砕した後の粉砕物を発酵処理し有機
肥料として再利用することを目的に、それら枝材、枝木
材等を、運搬する前にその作業現場で所定の大きさに破
砕(粉砕)するものである。
【0003】このような木材破砕機において、破砕機を
移動可能として機動性を持たせたものが従来提唱されて
おり、例えば、特開平10−315207号公報に記載
のものや、特開平7−204532号公報に記載のもの
がある。特開平10−315207号公報に記載の移動
式木材破砕機では、車輪を備えた本体の上部に、被破砕
木材を破砕する破砕装置とこの破砕装置で破砕された木
材破砕物を空気流に乗せ吹き飛ばして排出するブロアと
を設け、かつ前記被破砕木材を略水平方向に搬送し前記
破砕装置へと導入する車輪付きのコンベア装置を、前記
本体にピン結合を介して連結している。
【0004】特開平7−204532号公報に記載の自
走式木材破砕機では、左・右の無限軌道履帯を備えた走
行体と、この走行体の上部に設けられ被破砕木材を略鉛
直上方から受け入れる受け入れ手段(ホッパ)と、この
受け入れ手段で受け入れた前記被破砕木材を破砕する破
砕装置と、この破砕装置で破砕された木材破砕物を搬出
する排出コンベアとを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平10−31
5207号公報に記載の従来技術は、破砕装置及び排出
手段(ブロア)を搭載した本体とコンベア装置とをピン
結合として連結・解放自在とすることにより、輸送時に
はピン結合を解放して本体とコンベア装置とを分離し個
々にトレーラー等で輸送可能とすることで、容易な輸送
及び据え付けを可能とするものである。上記特開平7−
204532号公報に記載の従来技術は、破砕装置とし
て、水平平行配置2軸にせん断刃を取りつけたものを互
いに逆回転させ被破砕木材をせん断するシュレッダを用
い、その上部に上部に開口したホッパを設け、被破砕木
材を上方から投入する構成とすることにより、機動性を
確保しつつ、被破砕物の詰まり除去やせん断刃の交換を
容易にしたものである。
【0006】しかしながら、上記従来技術には以下のよ
うな課題が存在する。上記特開平10−315207号
公報では、破砕された木材破砕物を排出する手段として
ブロアを設けているが、このブロアは、前述のように空
気流に乗せて木材破砕物を吹き飛ばし所定位置へと搬送
するものであり、その周囲にも木材破砕物がある程度飛
散する。そのため、後でその飛散した木材破砕物を別途
かき集める作業が必要となる。また、ブロアは、通常、
例えば輸送用のトラックの荷台に対し直接木材破砕物を
搬送投入するため、1台の輸送用トラックが去った後次
の輸送トラックが来るまでの間は破砕作業を停止して待
機する必要がある。以上のように、投入→破砕→排出と
いう一連の処理工程において、飛散物収集工程が必要と
なったり破砕作業停止が必要となったりして、処理の流
れの円滑化を図ることができない。
【0007】さらにブロアでは、木造家屋に使用された
廃木材を破砕するときにその廃木材に鉄クギ等が混入し
た場合、その鉄片が吹き飛ばされることとなり、好まし
くない。また粉塵等による作業環境の悪化という課題も
ある。
【0008】また、上記特開平10−315207号公
報では、比較的長尺の被破砕木材を破砕する際にも、被
破砕木材の略水平安定状態を確保し破砕装置における円
滑な破砕処理を確保する(略水平に安定した状態でない
と破砕時に被破砕木材が跳ねたり暴れたりして円滑な破
砕が困難となる)ために、比較的長い距離のコンベア装
置を本体と別体に設けており、そのため破砕機全体の全
長が非常に大型化している。これを補うために、この従
来技術では前記コンベア装置と前記本体とを分離可能と
しているが、輸送のたびに分離作業が必要となると共
に、分離したとしてもコンベア装置の長さは非常に長い
ため、機動性が低くなる。一方、上記特開平7−204
532号公報では、被破砕木材を上方から投入する構造
であるため、比較的長尺の被破砕木材を破砕する場合に
は、ホッパのはるか上方から被破砕木材を軸方向を鉛直
方向にして投入しなければならず、大型重機(グラップ
ル付きのクレーン等)が必要となる。そのため、作業労
力が非常に大きくなるとともに投入物の散乱が生じやす
く、円滑な投入を連続的に行うのは困難である。すなわ
ち、投入→破砕→排出という一連の処理工程において、
投入時の円滑投入が困難である分、処理の流れの円滑化
を図ることができない。本発明は、上記の問題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、良好な機動性を確保
しつつ、投入→破砕→排出という一連の処理工程の処理
の流れの円滑化を図れる自走式木材破砕機を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、無限軌道履帯を備えた走行体と、
この走行体の上部に設けられ、被破砕木材を破砕する破
砕装置と、略水平方向から導入された前記被破砕木材を
把持し前記破砕装置へと導入する把持導入手段と、前記
破砕装置で破砕された木材破砕物を搬出する排出コンベ
アとを有する。
【0010】本発明においては、略水平方向から導入さ
れた前記被破砕木材を把持し前記破砕装置へと導入する
把持導入手段を設けることにより、被破砕木材を略水平
方向から投入することができる。これにより、比較的長
尺の被破砕木材を破砕する場合であっても、被破砕木材
を上方から投入する場合のように大型重機を用いること
なく、少ない作業労力で円滑な投入作業を容易に連続的
に行うことができる。また把持導入手段で被破砕木材を
把持しつつ破砕装置へと導入することにより、比較的長
尺の被破砕木材を破砕する場合にも破砕直前まで被破砕
木材の略水平安定状態を容易に確保できるので、円滑な
破砕作業を確保できる。したがって、水平確保のための
長距離のコンベア装置を用いる必要がなくなり、破砕機
全体の全長を小型化できるので、良好な機動性を確保す
ることができる。また、破砕された木材破砕物を排出コ
ンベアで搬出するので、排出時にブロアを用いる場合の
ように飛散物収集工程が必要となったり破砕作業停止が
必要となることはなく、円滑な排出作業を連続的に確保
できる。◆以上のように、良好な機動性を確保しつつ、
投入→破砕→排出という一連の処理工程の処理の流れの
円滑化を図ることができる。
【0011】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記被破砕木材を略水平方向から受け入れる受け入れ手
段をさらに有し、前記把持導入手段は、前記受け入れ手
段で受け入れた前記被破砕木材を把持し前記破砕装置へ
導入する。
【0012】(3)上記(1)又は(2)において、ま
た好ましくは、前記把持導入手段は、少なくとも1つの
第1ローラと、この第1ローラを駆動する第1駆動手段
とを備えた導入用ローラ装置である。
【0013】(4)上記(1)又は(2)において、ま
た好ましくは、前記受け入れ手段で受け入れた前記被破
砕木材を前記把持導入手段へ導く木材案内手段をさらに
有する。
【0014】(5)上記(4)において、さらに好まし
くは、前記木材案内手段は、略水平方向に配置された案
内コンベアである。
【0015】(6)上記(4)において、また好ましく
は、前記木材案内手段は、前記走行体に備えられたフレ
ームに一体的に取りつけられている。
【0016】(7)上記(4)において、また好ましく
は、前記木材案内手段は、少なくとも1つの第2ローラ
と、この第2ローラを駆動する第2駆動手段とを備えた
案内用ローラ装置である。
【0017】(8)上記(1)又は(2)において、ま
た好ましくは、前記排出コンベア上を運搬中の前記木材
破砕物に含まれる磁性物を磁気的に吸引除去する磁選機
を設ける。
【0018】(9)上記(1)又は(2)において、ま
た好ましくは、前記走行体は、前記破砕装置を搭載する
フレームをさらに有し、かつ、前記把持導入手段は、前
記フレームの長手方向一の側から導入された前記被破砕
木材を把持しつつ前記フレームの長手方向他の側へと導
出して前記破砕装置へと導き、前記排出コンベアは、前
記破砕装置で破砕された木材破砕物を前記他の側へ搬出
する。
【0019】(10)上記目的を達成するために、また
本発明は、フレーム及びこのフレームに設けた無限軌道
履帯を備えた走行体と、前記フレーム上に設けられ、被
破砕木材を破砕する破砕装置と、前記フレームの長手方
向一の側に設けられ、前記被破砕木材を略水平方向から
受け入れるホッパと、前記フレームの前記一の側に一体
的に略水平方向に取りつけられ、前記ホッパで受け入れ
た前記被破砕木材を搬送する案内コンベアと、この案内
コンベアによって前記一の側から導入された前記被破砕
木材を、ローラで把持しつつ前記フレームの長手方向他
の側へと導出し、前記破砕装置へと導入する導入用ロー
ラ装置と、前記破砕装置で破砕された木材破砕物を前記
他の側へ搬出する排出コンベアとを有する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0021】本発明の第1実施の形態を図1〜図7によ
り説明する。
【0022】図1は、本実施の形態による自走式木材破
砕機の全体構造を表す側面図であり、図2は、図1に示
した自走式木材破砕機の上面図であり、図3は、図1中
A方向からみた矢視正面図であり、図4は、図1中B部
の一部破断拡大斜視図であり、図5は、後述する導入用
ローラ装置のローラ13の詳細構造を表す斜視図であ
り、図6は、後述する破砕装置の要部詳細構造を表す斜
視図である。
【0023】これら図1〜図6において、この自走式木
材破砕機は、例えば適宜の作業具あるいは手作業により
被破砕物(例えば、森林で伐採された木材を枝払いする
ときに発生する剪定枝材・間伐材や、造成・緑地維持管
理等で発生する枝木材、あるいは木造家屋に使用された
廃木材、以下適宜、被破砕木材という)が投入され、そ
の被破砕木材を略水平方向から受け入れるホッパ1、こ
のホッパ1内に設けられホッパ1で受け入れた被破砕木
材を搬送する案内コンベア2、及びこの案内コンベア2
で搬送された被破砕木材を所定の大きさに破砕し下方へ
排出する破砕装置(この例ではいわゆるインパクトクラ
ッシャ)3(図4参照)、及び前記案内コンベア2で略
水平方向から導入された前記被破砕木材を把持し前記破
砕装置3へと導入する導入用ローラ装置4(図4参照)
を搭載した破砕機本体5と、この破砕機本体5の下方に
設けられた走行体6と、前記の破砕装置3で破砕され下
方へ排出された木材破砕物を受け入れて破砕機の後方側
(図1及び図2中右側)に運搬し搬出する排出コンベア
7と、この排出コンベア7上を運搬中の前記木材破砕物
に含まれる磁性物を磁気的に吸引除去する磁選機8とを
有する。
【0024】前記の走行体6は、トラックフレーム9
と、走行手段としての左・右無限軌道履帯10とを備え
ている。トラックフレーム9は、例えば略長方形の枠体
によって形成され前記破砕装置3、前記ホッパ1、及び
後述のパワーユニット19等を載置する破砕機取付け部
9Aと、この破砕機取付け部9Aと前記の左・右無限軌
道履帯10とを接続する脚部9B(図3参照)とから構
成される。また無限軌道履帯10は、前記脚部9Bに回
転自在に支持された駆動輪11a及びアイドラ11bの
間に掛け渡されており、駆動輪11a側に設けられた左
・右走行用油圧モータ12L,12Rによって駆動力が
与えられることにより破砕機を走行させるようになって
いる。
【0025】前記のホッパ1は、前記トラックフレーム
破砕機取付け部9Aの長手方向(図1及び図2中左右方
向)一方側(図1及び図2中左側)端部に、その破砕機
取付け部9Aと一体的に(=基本的に着脱自在でなく)
略水平方向に搭載されている。このとき、ホッパ1は、
幅方向両側の側壁1a,1a(図2参照)を備えると共
に、前記長手方向一方側端部に開口部1bを備えてお
り、このような構造により、前述したような被破砕木材
を略水平方向から受け入れることが可能となっている。
【0026】前記の案内コンベア2は、上記ホッパ1内
に一体的に略水平方向に延設されており、それぞれピン
結合された2列のチェーンを結合してなるチェーンベル
ト2a(図2参照)を複数列(この例では4列)配置し
ている。そして、案内コンベア用油圧モータ24(後述
の図7参照)によって各チェーンベルト2aを同時に駆
動し、これによってホッパ開口部1bに投入されチェー
ンベルト2a上に載置された被破砕木材を前記トラック
フレーム破砕機取付け部9Aの長手方向他の側(図1及
び図2中右側)へと略水平方向に搬送し、前記導入用ロ
ーラ装置4に導くようになっている。
【0027】前記の導入用ローラ装置4は、図4及び図
5に示すように、回転軸13aを略水平方向に配置した
ローラ13を備えている。前記回転軸13aに固定され
たローラ本体13bの外周部には、全周にわたって所定
間隔で鋸歯状の把持部13cが設けられている。このロ
ーラ13は、ローラ回転軸13aに、図示しない伝達機
構を介しローラ駆動用油圧モータ25(後述の図7参
照)からの駆動力が与えられることにより図4中矢印方
向に回転駆動され、これによって、前記案内コンベア2
によって前記一方側(図1及び図2中左側)から略水平
方向に導入された被破砕木材の上部を押さえ込むように
把持しつつ、前記他方側(図1及び図2中右側)へと導
出し、前記破砕装置3へと導入するようになっている。
【0028】前記の破砕装置3は、図4及び図6に示す
ように、前記トラックフレーム破砕機取付け部9Aの長
手方向ほぼ中央部上に搭載されている。この破砕装置3
は、いわゆるインパクトクラッシャであり、詳細には、
図6に示すように、外周部に刃物(打撃板)3a及びそ
の固定具3bを所定間隔で取り付けたロータ3cを高速
回転させることにより、ホッパ1内の案内コンベア2よ
り供給された被破砕木材に対し、前記刃物3aからの打
撃及び反発板(図示せず)との衝突を用いて打撃力を加
え、所定の大きさに破砕するようになっている。このと
き、前記ロータ3cは、その回転軸3dに対し、トラッ
クフレーム破砕機取付け部9A上の破砕装置3より後方
側に設けた破砕用油圧モータ23(後述の図7参照)か
らの駆動力が図示しない伝達機構を介し与えられること
により、回転するようになっている。前記の排出コンベ
ア7は、搬送側(破砕機後方側、図1及び図2中右側)
部分が支持部材14を介し後述のパワーユニット19に
吊り下げ支持されている。また、反搬送側(破砕機前方
側、図1及び図2中左側)部分は、トラックフレーム破
砕機取付け部9Aよりも下方に位置し、支持部材(図示
せず)を介しトラックフレーム破砕機取付け部9Aから
吊り下げられるように支持されている。この排出コンベ
ア7は、排出コンベア用油圧モータ15によってベルト
7aを駆動し、これによって破砕装置3からベルト7a
上に落下してきた木材破砕物を前記他の側(図1及び図
2中右側)へ運搬するようになっている。
【0029】前記の磁選機8は、支持部材16を介し後
述のパワーユニット19に取り付けられており、前記の
コンベアベルト7aの上方にこのコンベアベルト7aと
略直交するように配置された磁選機ベルト8a(図2参
照)を、磁選機用油圧モータ17によって磁力発生手段
(図示せず)まわりに駆動することにより、磁力発生手
段からの磁力をベルト8a越しに作用させて磁性物をベ
ルト8aに吸着させた後、コンベアベルト7aと略直交
する方向に運搬してそのコンベアベルト7aの側方に落
下させるようになっている。前記のトラックフレーム破
砕機取付け部9Aの長手方向後方側(図1、図2中右
側)端部の上部には、パワーユニット積載部材18を介
してパワーユニット19が搭載されている(図1参
照)。また、パワーユニット19の前方側(図1及び図
2中左側)には、操作者が搭乗する運転席20が設けら
れている。
【0030】ここで、上記案内コンベア2、破砕装置
3、導入用ローラ装置4、走行体6、排出コンベア7、
及び磁選機8は、この自走式木材破砕機に備えられる油
圧駆動装置によって駆動される被駆動部材を構成してい
る。図7は、その油圧駆動装置の概略構成を表す油圧回
路図である。
【0031】図7において、この油圧駆動装置は、上記
の自走式木材破砕機に設けられるものであり、原動機と
してのエンジン20と、このエンジン20によって駆動
される第1油圧ポンプ21及び第2油圧ポンプ22と、
第1及び第2油圧ポンプ21,22から吐出される圧油
がそれぞれ供給される6つの油圧モータ、すなわち前述
の左・右走行用油圧モータ12L,12R、排出コンベ
ア用油圧モータ15、磁選機用油圧モータ17、及び前
述した破砕装置3動作用の駆動力を発生する破砕用油圧
モータ23、案内コンベア2動作用の駆動力を発生する
案内コンベア用油圧モータ24、導入用ローラ装置4動
作用の駆動力を発生するローラ駆動用油圧モータ25
と、第1及び第2油圧ポンプ20,21からそれら油圧
モータ12L,12R,15,17,23〜25に供給
される圧油の方向及び流量を制御する4つのコントロー
ルバルブ26,27,28,29とを有している。
【0032】コントロールバルブ26,27,28,2
9は、いずれも3位置切換弁であり、破砕用油圧モータ
23に接続された破砕用コントロールバルブ26と、左
走行油圧モータ12Lに接続された左走行用コントロー
ルバルブ27と、右走行油圧モータ12Rに接続された
右走行用コントロールバルブ28と、案内コンベア用油
圧モータ24、ローラ駆動用油圧モータ25、排出コン
ベア用油圧モータ15、及び磁選機用油圧モータ17に
接続された軽負荷機器用コントロールバルブ29とから
構成形成されている。
【0033】第1油圧ポンプ21から吐出された圧油
は、破砕用コントロールバルブ26及び左走行用コント
ロールバルブ27の切り換えストローク量に応じて、破
砕用油圧モータ23及び左走行用油圧モータ12Lへ供
給されるようになっている。また、第2油圧ポンプ22
から吐出された圧油は、右走行用コントロールバルブ2
8及び軽負荷機器用コントロールバルブ29の切換スト
ローク量をに応じて、右走行用油圧モータ12R、案内
コンベア用油圧モータ24、ローラ駆動用油圧モータ2
5、排出コンベア用油圧モータ15、磁選機用油圧モー
タ17へ供給されるようになっている。
【0034】なお、以上説明した第1及び第2油圧ポン
プ21,22と、エンジン20と、コントロールバルブ
26〜29を備えた制御弁装置(図示せず)とは、いず
れも前記パワーユニット19に内蔵されている。
【0035】なお、上記において、トラックフレーム9
が特許請求範囲各項記載のフレームを構成し、トラック
フレーム破砕機取付け部9Aの長手方向一方側(図1及
び図2中左側)がフレームの長手方向一方側に相当し、
トラックフレーム破砕機取付け部9Aの長手方向他方側
(図1及び図2中右側)がフレームの長手方向他方側に
相当する。
【0036】また、ローラ13が第1ローラを構成し、
ローラ駆動用油圧モータ25が第1ローラを駆動する第
1駆動手段を構成し、導入用ローラ装置4が、略水平方
向から導入された被破砕木材を把持し破砕装置へと導入
する把持導入手段を構成し、ホッパ1が、被破砕木材を
略水平方向から受け入れる受け入れ手段を構成し、案内
コンベア2が、受け入れ手段で受け入れた被破砕木材を
把持導入手段へ導く木材案内手段を構成する。
【0037】次に、本実施の形態の動作を以下に説明す
る。
【0038】上記構成の自走式木材破砕機において、破
砕作業時には、例えば適宜の作業具あるいは手作業(人
力)によりホッパ1の開口部1bに略水平方向から被破
砕木材を投入すると、ホッパ1で受け入れられた被破砕
木材は案内コンベア2のチェーンベルト2a上に載置さ
れて略水平方向に破砕機後方(図1、図2中右方)に搬
送される。このように後方へと搬送されてきた被破砕木
材は、案内コンベア2の後端(図1、図2中右側端)付
近まで来ると、その上部を導入用ローラ装置4のローラ
把持部13cで押さえつけられることにより把持され、
ローラ13の回転と共に少なくとも一部分が把持された
状態のまま破砕装置3へと送り込まれる。破砕装置3で
は、その被破砕木材にロータ3cの刃物3aで打撃を加
えて所定の大きさに破砕(粉砕)し、破砕された木材破
砕物は、破砕装置3下部の空間から排出コンベア7のベ
ルト7a上に落下して運搬され、最終的に破砕機の後部
(図1中右端部)から搬出される。
【0039】以上のように構成した本実施の形態の自走
式木材破砕機によれば、以下のような効果を奏する。
【0040】すなわち、本実施の形態においては、ホッ
パ1の長手方向一方側端部の開口部1bから略水平方向
に受け入れた被破砕木材を、案内コンベア2及び導入用
ローラ装置4を経て破砕装置3へと導入する。このよう
に破砕に際して被破砕木材を略水平方向からホッパ1に
投入できることにより、比較的長尺の被破砕木材を破砕
する場合であっても、被破砕木材を上方から投入する従
来構造のように大型重機を用いることなく、少ない作業
労力で円滑な投入作業を容易に連続的に行うことができ
る。
【0041】また、導入用ローラ装置4で略水平方向か
ら導入された被破砕木材を把持しつつ破砕装置3へと導
入することにより、比較的長尺の被破砕木材を破砕する
場合にも破砕直前まで被破砕木材の略水平安定状態を容
易に確保できるので、円滑な破砕作業を確保できる。し
たがって、従来構造のように水平確保のための長距離の
コンベア装置を用いる必要がなくなり、破砕機全体の全
長を小型化できるので、良好な機動性を確保することが
できる。
【0042】さらに、破砕装置3で破砕された木材破砕
物を排出コンベア7で搬出するので、排出時にブロアを
用いる従来構造のように飛散物収集工程が必要となった
り破砕作業停止が必要となることはなく、円滑な排出作
業を連続的に確保できる。
【0043】以上のように、本実施の形態によれば、良
好な機動性を確保しつつ、投入→破砕→排出という一連
の処理工程の処理の流れの円滑化を図ることができる。
【0044】またこのとき、ホッパ1で受け入れた被破
砕木材を案内コンベア2で搬送して導入用ローラ装置4
へ導くことにより、さらに投入から破砕までの処理動作
を円滑にすることができ、処理効率が向上する。
【0045】さらに、磁選機8を設けていることによ
り、例えば木造家屋に使用された廃木材を破砕するとき
に、その廃木材に鉄クギ等が混入している場合、その鉄
片を吸引除去することができる。したがって、作業の安
全を万全に確保できる。
【0046】また特に、森林の奥地で作業を行う場合等
には、険しい山道を通って当該作業現場まで乗り入れな
ければならないことが多いが、本実施の形態の自走式木
材破砕機は走行体6に走行手段としての無限軌道履帯1
0を備えていることにより、そのような険しい山道をも
容易に通行可能である。また、このような山道は道幅が
十分でなかったり路盤強度が十分でないことがあり、大
型重機を乗り入れるのは困難である場合も多いが、前述
したように本実施の形態によれば比較的長尺の被破砕木
材投入時にも大型重機を必要としないため、この意味で
も有効である。
【0047】本発明の第2実施の形態を図8〜図11に
より説明する。本実施の形態は、案内コンベア2に代わ
って他の木材案内手段を設けた実施形態である。
【0048】図8は、本実施の形態による自走式木材破
砕機の全体構造を表す側面図であり、図9は、図8に示
した自走式木材破砕機の上面図であり、図10は、図9
中C方向からみた矢視正面図であり、図11は、後述す
る案内用ローラ装置のローラ32の詳細構造を表す斜視
図である。第1の実施の形態と同等の部分には同一の符
号を付し、適宜説明を省略している。
【0049】これら図8〜図11において、本実施の形
態の自走式木材破砕機では、破砕機取付けフレーム9A
長手方向に比較的長いホッパ1に代え、比較的短長のホ
ッパ30を設けると共に、そのホッパ30内に、ホッパ
30で受け入れた被破砕木材を把持導入手段へ導く木材
案内手段として案内用ローラ装置31を設けている。
【0050】前記のホッパ30は、前記第1実施の形態
のホッパ1と同様、前記トラックフレーム破砕機取付け
部9Aの長手方向一方側端部に搭載されている。このと
き、ホッパ30は、略箱形形状であるとともに前記長手
方向一方側端部に開口部30aを備えており、このよう
な構造によって前述したような被破砕木材を略水平方向
から受け入れることが可能となっている。
【0051】前記の案内用ローラ装置31は、図9、図
10、及び図11に示すように、回転軸32aを略鉛直
方向に配置した2つのローラ32を備えている。各ロー
ラ32において、前記回転軸32aに固定されたローラ
本体32bの外周部には、全周にわたって所定間隔で歯
車状に爪部32cが設けられている。各ローラ32は、
ローラ回転軸32aに、図示しない伝達機構を介し案内
ローラ駆動用油圧モータ(図示せず)からの駆動力がそ
れぞれ与えられることにより図9中破矢印方向に回転駆
動され、これによってホッパ開口部30aに投入された
木材破砕物を2つのローラ32で狭持しつつ前記トラッ
クフレーム破砕機取付け部9Aの長手方向他の側(図1
及び図2中右側)へと略水平方向に送り込み、前記導入
用ローラ装置4(図4参照)に導くようになっている。
なお、本実施の形態の自走式木材破砕機の油圧駆動装置
は、第1実施の形態の図7に示した油圧駆動装置におい
て、案内コンベア用油圧モータ24を上記2つの案内ロ
ーラ駆動用油圧モータ(但し2個直列配置が好ましい)
に置き換えたものとなっている。
【0052】上記以外の構成は、第1実施の形態とほぼ
同様である。上記において、ローラ32が特許請求の範
囲記載の第2ローラを構成し、案内ローラ駆動用油圧モ
ータが第2ローラを駆動する第2駆動手段を構成する。
【0053】上記のように構成した本実施の形態の自走
式木材破砕機において、破砕作業時には、ホッパ30の
開口部30aに略水平方向から被破砕木材を投入する
と、ホッパ30で受け入れられた被破砕木材は案内用ロ
ーラ装置31の2つのローラ32,32に狭持されて略
水平方向に破砕機後方(図8、図9中右方)に搬送され
る。この搬送されてきた被破砕木材は、ホッパ30の後
端(図8、図9中右側端)付近まで来るとその上部を導
入用ローラ装置4のローラ把持部13c(前述の図4参
照)で押さえつけられることにより把持され、ローラ1
3の回転駆動と共に少なくとも一部分が把持された状態
のまま破砕装置3へと送り込まれる。これ以降は、第1
実施の形態と同様である。
【0054】本実施の形態の自走式木材破砕機によって
も、第1実施の形態と同様、良好な機動性を確保しつ
つ、投入→破砕→排出という一連の処理工程の処理の流
れの円滑化を図ることができる。また、第1実施の形態
よりも破砕機の全長を短くすることができるので、さら
に機動性を向上できるという効果もある。
【0055】なお、上記第2実施の形態においては、案
内用ローラ装置31において回転軸32aを略鉛直方向
に配置した2つのローラ32,32を設けたが、これに
限られず、回転軸を略水平方向に配置したローラとして
もよい。あるいはこれらを組み合わせ、例えば略鉛直方
向2つ及び略水平方向2つの合計4つのローラを設ける
ことも考えられる。逆に、また、第1実施の形態の導入
用ローラ装置4のように1つのローラのみとしてもよ
い。すなわち、少なくとも1つの回転駆動されるローラ
があれば足りる。
【0056】また、上記第1及び第2実施の形態におい
ては、導入用ローラ装置4において回転軸13aを略水
平方向に配置した1つのローラ13を設けたが、これに
限られず、上記第2実施の形態の案内用ローラ装置31
のように、回転軸を略鉛直方向に配置した2つのローラ
を設け、これらローラ間に被破砕木材を狭持して破砕装
置3に導入するようにしてもよい。あるいはこれらを組
み合わせ、例えば略鉛直方向2つ及び略水平方向1つの
合計3つのローラを設けることも考えられる。すなわ
ち、少なくとも1つの回転駆動されるローラがあれば足
りる。さらに、上記第1及び第2実施の形態において
は、破砕装置としてロータ3cの外周部に刃物3aを取
り付けたいわゆるインパクトクラッシャを備えた破砕機
を例にとって説明したが、これに限られず、他の破砕装
置、例えば、平行に配置された軸にカッタを備え、互い
に逆回転させることにより被破砕木材をせん断する破砕
装置(いわゆるシュレッダを含む2軸せん断機等)や、
被破砕木材をチップ状にするいわゆる木材チッパーを備
えた破砕機にも適用可能である。これらの場合にも、同
様の効果を得る。
【0057】また、上記第1及び第2実施の形態におい
ては、いずれも磁選機8を設けたが、本発明の基本的な
効果である、投入→破砕→排出という一連の処理工程の
処理の流れの円滑化を図るという効果を得る限りにおい
ては、磁選機8は必ずしも設けなくてもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、略水平方向から導入さ
れた前記被破砕木材を把持し前記破砕装置へと導入する
把持導入手段を設けるので、比較的長尺の被破砕木材を
破砕する場合にも、少ない作業労力で円滑な投入作業を
容易に連続的に行え、かつ円滑な破砕作業を確保でき、
さらに良好な機動性を確保することができる。また破砕
された木材破砕物を排出コンベアで搬出するので、円滑
な排出作業を連続的に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態による自走式木材破砕
機の全体構造を表す側面図である。
【図2】図1に示した自走式木材破砕機の上面図であ
る。
【図3】図1中A方向からみた矢視正面図である。
【図4】図1中B部の一部破断拡大斜視図である。
【図5】図4に示した導入用ローラ装置のローラの詳細
構造を表す斜視図である。
【図6】図4に示した破砕装置の要部詳細構造を表す斜
視図である。
【図7】図1に示した自走式木材破砕機に設けられた油
圧駆動装置の概略構成を表す油圧回路図である。
【図8】本発明の第2実施の形態による自走式木材破砕
機の全体構造を表す側面図である。
【図9】図8に示した自走式木材破砕機の上面図であ
る。
【図10】図9中C方向からみた矢視正面図である。
【図11】図8に示した案内用ローラ装置のローラの詳
細構造を表す斜視図である。
【符号の説明】
1 ホッパ(受け入れ手段) 2 案内コンベア(木材案内手段) 3 破砕装置 4 導入用ローラ装置(把持導入手段) 6 走行体 7 排出コンベア 8 磁選機 9 トラックフレーム(フレーム) 10 無限軌道履帯 13 ローラ(第1ローラ) 25 ローラ駆動用油圧モータ(第1駆動手
段) 32 ローラ(第2ローラ)
フロントページの続き (72)発明者 橋本 謙太郎 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2B241 DA15 DA26 DA40 4D067 DD04 DD06 GA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無限軌道履帯を備えた走行体と、 この走行体の上部に設けられ、被破砕木材を破砕する破
    砕装置と、 略水平方向から導入された前記被破砕木材を把持し前記
    破砕装置へと導入する把持導入手段と、 前記破砕装置で破砕された木材破砕物を搬出する排出コ
    ンベアとを有することを特徴とする自走式木材破砕機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自走式木材破砕機におい
    て、前記被破砕木材を略水平方向から受け入れる受け入
    れ手段をさらに有し、前記把持導入手段は、前記受け入
    れ手段で受け入れた前記被破砕木材を把持し前記破砕装
    置へ導入することを特徴とする自走式木材破砕機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の自走式破砕機におい
    て、前記把持導入手段は、少なくとも1つの第1ローラ
    と、この第1ローラを駆動する第1駆動手段とを備えた
    導入用ローラ装置であることを特徴とする自走式破砕
    機。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の自走式木材破砕機に
    おいて、前記受け入れ手段で受け入れた前記被破砕木材
    を前記把持導入手段へ導く木材案内手段をさらに有する
    ことを特徴とする自走式木材破砕機。
  5. 【請求項5】請求項4記載の自走式木材破砕機におい
    て、前記木材案内手段は、略水平方向に配置された案内
    コンベアであることを特徴とする自走式木材破砕機。
  6. 【請求項6】請求項4記載の自走式木材破砕機におい
    て、前記木材案内手段は、前記走行体に備えられたフレ
    ームに一体的に取りつけられていることを特徴とする自
    走式木材破砕機。
  7. 【請求項7】請求項4記載の自走式木材破砕機におい
    て、前記木材案内手段は、少なくとも1つの第2ローラ
    と、この第2ローラを駆動する第2駆動手段とを備えた
    案内用ローラ装置であることを特徴とする自走式木材破
    砕機。
  8. 【請求項8】請求項1又は2記載の自走式木材破砕機に
    おいて、前記排出コンベア上を運搬中の前記木材破砕物
    に含まれる磁性物を磁気的に吸引除去する磁選機を設け
    たことを特徴とする自走式木材破砕機。
  9. 【請求項9】請求項1又は2記載の自走式木材破砕機に
    おいて、前記走行体は、前記破砕装置を搭載するフレー
    ムをさらに有し、かつ、前記把持導入手段は、前記フレ
    ームの長手方向一の側から導入された前記被破砕木材を
    把持しつつ前記フレームの長手方向他の側へと導出して
    前記破砕装置へと導き、前記排出コンベアは、前記破砕
    装置で破砕された木材破砕物を前記他の側へ搬出するこ
    とを特徴とする自走式木材破砕機。
  10. 【請求項10】フレーム及びこのフレームに設けた無限
    軌道履帯を備えた走行体と、 前記フレーム上に設けられ、被破砕木材を破砕する破砕
    装置と、 前記フレームの長手方向一の側に設けられ、前記被破砕
    木材を略水平方向から受け入れるホッパと、 前記フレームの前記一の側に一体的に略水平方向に取り
    つけられ、前記ホッパで受け入れた前記被破砕木材を搬
    送する案内コンベアと、 この案内コンベアによって前記一の側から導入された前
    記被破砕木材を、ローラで把持しつつ前記フレームの長
    手方向他の側へと導出し、前記破砕装置へと導入する導
    入用ローラ装置と、 前記破砕装置で破砕された木材破砕物を前記他の側へ搬
    出する排出コンベアとを有することを特徴とする自走式
    木材破砕機。
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