JP2001204254A - 植物栽培部材の載置台 - Google Patents

植物栽培部材の載置台

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JP2001204254A
JP2001204254A JP2000021553A JP2000021553A JP2001204254A JP 2001204254 A JP2001204254 A JP 2001204254A JP 2000021553 A JP2000021553 A JP 2000021553A JP 2000021553 A JP2000021553 A JP 2000021553A JP 2001204254 A JP2001204254 A JP 2001204254A
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Shingo Ota
真吾 太田
Miyako Kubota
美弥子 窪田
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OTA KOSAKUSHO KK
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 置き場所の自由度が高く、且つ傾斜姿勢に植
木鉢等を配置することができる植物栽培部材の載置台を
開発する。 【解決手段】 載置台1は、一基の固定フレーム7と、
二基の回転フレーム3を持ち、各回転フレーム3にそれ
ぞれ栽培部材支持プレート5及び押さえ板6が装着され
ている。回転フレーム3は、直立部材10に軸50によ
って回転可能に取り付けられている。押さえ板6は、栽
培部材支持プレート5の前面に配され、回転フレーム3
のガイド溝27及び溝状の係止部30によって支持され
る。押さえ板6に設けられた開口40の列の位置は、栽
培部材支持プレート5の開口33の列と同一であるが、
開口40の幅は、栽培部材支持プレート5の開口33の
直径よりも小さく、植木鉢2の端部の一部が押さえ板6
の裏面と当接する。ピン52を抜くと軸50を中心とし
て回転可能となるので、姿勢を変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植木鉢やプランタ
ー等の植物栽培部材を並べる載置台に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】花や観葉植物は、人の心を和ませ生活に
潤いを与える。そのため庭先や玄関先、あるいはベラン
ダに植木鉢やプランターを並べている光景をよくみかけ
る。ここで植木鉢等は、床面に直接置かれる場合もある
が、鑑賞しやすい様に何らかの台に載置される場合が多
い。従来技術の植物栽培部材の載置台は、単なるテーブ
ル状のものや雛壇状のものが一般的である。しかしなが
ら、テーブル状の載置台は、多数の植木鉢を置いた時に
奥側に置かれた鉢の植物を見にくいという欠点がある。
これに対して雛壇状のものは、どの位置に置かれた植木
鉢も鑑賞しやすいので、多数の植木鉢を並べる場合には
雛壇状のものが使用される場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した様に、雛壇状
の載置台は、植物を鑑賞しやすい点で好ましいが、置き
場所に融通性がないという不満がある。すなわち植木鉢
は、玄関先やマンションのベランダの様な狭い場所に並
べられる場合も多いが、このような場所には多くの場
合、雛壇状の載置台を置くスペースがない。また雛壇状
の載置台では、全ての植木鉢を水平に並べるが、玄関先
やベランダ等は、採光や他の家具等との位置関係から、
傾斜姿勢に植木鉢を並べた方が見やすい場合が多い。そ
こで本発明は、従来技術の上記した欠点に注目し、置き
場所の自由度が高く、且つ傾斜姿勢に植木鉢等を配置す
ることができる植物栽培部材の載置台の開発を課題とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そして上記した課題を解
決するための請求項1に記載の発明は、少なくとも二本
の直立部材を有する固定フレームと、栽培部材を挿入す
る開口が設けられた栽培部材支持プレートと、栽培部材
支持プレートの前面に配されて栽培部材の脱落を防止す
る押さえ部材を有し、栽培部材支持プレートは、固定フ
レームの直立部材の間にあって、固定フレームに回転可
能に支持されていることを特徴とする植物栽培部材の載
置台である。
【0005】本発明の植物栽培部材の載置台では、栽培
部材支持フレートの開口に、植木鉢やプランター等の植
物栽培部材を配置する。そして本発明の植物栽培部材の
載置台では、栽培部材支持プレートが固定フレームの直
立部材の間に回転可能に支持されているから、栽培部材
支持プレートの傾斜角度を任意に変更することができ
る。また栽培部材支持プレートの前面に押さえ部材が配
されているので、栽培部材支持プレートを傾斜させて
も、植木鉢等が落下や脱落することはない。
【0006】また同様の課題を解決する請求項2に記載
の発明は、少なくとも二本の直立部材を有する固定フレ
ームと、少なくとも対向する二つの辺が設けられていて
当該二つの辺にガイド部が設けられた回転フレームと、
前面が開口すると共に裏面側に支持部が設けられた栽培
部材配置部が複数設けられた栽培部材支持プレートと、
栽培部材配置部に対応した位置に開口が設けられ且つ栽
培部材配置部の開口の少なくとも一部を覆う押さえ板を
有し、回転フレームは、固定フレームの直立部材の間に
あって、固定フレームに回転可能に支持され、栽培部材
支持プレートの栽培部材配置部に栽培部材が配され、さ
らに栽培部材支持プレートは回転フレームのガイド部内
に挿入され、押さえ板は栽培部材支持プレートの前面に
配されていることを特徴とする植物栽培部材の載置台で
ある。
【0007】本発明の植物栽培部材の載置台では、栽培
部材支持プレートが回転フレームを介して固定フレーム
に回転可能に支持されている。すなわち本発明の植物栽
培部材の載置台は回転フレームを有する。そして回転フ
レームが固定フレームの直立部材の間に回転可能に支持
されている。また回転フレームは、対向する二つの辺に
ガイド部が設けられている。そして栽培部材支持プレー
トは回転フレームのガイド部内に挿入され、回転フレー
ムに取り付けられる。そのため本発明の植物栽培部材の
載置台は、回転フレームと共に栽培部材支持プレートを
回転することができ、栽培部材支持プレートの傾斜角度
を調節することができる。また押さえ板は、栽培部材支
持プレートの前面に配され、栽培部材配置部に対応した
位置に開口が設けられている。そのため植物は、押さえ
板の開口から外部に露出する。また押さえ板は、栽培部
材配置部の開口の少なくとも一部を覆うので、植木鉢等
の一部が押さえ板と当接する。そのため植木鉢等の脱落
は阻止される。また本発明の植物栽培部材の載置台で採
用する栽培部材支持プレートは、前面が開口すると共に
裏面側に支持部が設けられている。そのため植木鉢等
は、裏面側の支持部によって保持され、落下することは
ない。
【0008】さらに請求項3に記載の発明は、少なくと
も二本の直立部材を有する固定フレームと、前面が開口
し一辺が開放されているか或いは一辺が開閉可能な枠体
であって対向する二側面の内面側にガイド溝が設けられ
た回転フレームと、固定フレーム或いは回転フレームの
少なくとも一方に設けられた複数の孔を有する位置決め
部材と、前面が開口すると共に裏面側に支持部が設けら
れた栽培部材配置部が複数設けられた栽培部材支持プレ
ートと、栽培部材配置部に対応した位置に開口が設けら
れ且つ栽培部材配置部の開口の少なくとも一部を覆う押
さえ板と、ピンを有し、回転フレームは、固定フレーム
の直立部材の間にあって、固定フレームに回転可能に支
持され、栽培部材支持プレートの栽培部材配置部に栽培
部材が配され、さらに栽培部材支持プレートは回転フレ
ームの開放された辺或いは開閉可能な辺からガイド溝内
に挿入され、さらに押さえ板は回転フレームのガイド溝
内であって栽培部材支持プレートの前方側に配され、位
置決め部材の孔にピンが挿通され、該ピンによって固定
フレームと回転フレームが結合されていることを特徴と
する植物栽培部材の載置台である。
【0009】本発明の植物栽培部材の載置台について
も、先の発明と同様に栽培部材支持プレートが回転フレ
ームを介して固定フレームに回転可能に支持されてい
る。本発明の植物栽培部材の載置台では、特に回転フレ
ームが枠体であり、対向する二側面の内面側にガイド溝
が設けられている。そして栽培部材支持プレートは回転
フレームのガイド溝内に挿入され、回転フレームに取り
付けられる。また本発明で採用する回転フレームは、一
辺が開放されているか或いは一辺が開閉可能であるか
ら、当該部分の辺からガイド溝に沿って栽培部材支持プ
レートを挿入することができる。そのため本発明の植物
栽培部材の載置台は、回転フレームと共に栽培部材支持
プレートを回転することができ、栽培部材支持プレート
の傾斜角度を調節することができる。また本発明の植物
栽培部材の載置台では、固定フレーム或いは回転フレー
ムの少なくとも一方に、複数の孔を有する位置決め部材
が設けられ、位置決め部材の孔にピンが挿通されて固定
フレーム回転フレームが結合されている。そのため本発
明の植物栽培部材の載置台では、ピンを挿通させる位置
決め部材の孔を選択することによって、栽培部材支持プ
レートの傾斜角度を変更することができる。また本発明
では、押さえ板についても回転フレームのガイド溝内に
装着される。押さえ板は、栽培部材配置部に対応した位
置に開口が設けられているので、植物は、押さえ板の開
口から外部に露出する。一方、押さえ板は、栽培部材配
置部の開口の少なくとも一部を覆うので、植木鉢等の一
部が押さえ板と当接する。そのため植木鉢等の脱落は阻
止される。本発明の植物栽培部材の載置台についても、
栽培部材支持プレートは、前面が開口すると共に裏面側
に支持部が設けられているので、植木鉢等は、裏面側の
支持部によって保持され、落下することはない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の実施形態につ
いて説明する。図1は、本発明の実施形態の植物栽培部
材の載置台の斜視図である。図2は、図1の植物栽培部
材の回転フレーム、栽培部材支持プレート及び押さえ板
周辺の分解斜視図である。図3は、図2のA−A断面図
であり、回転フレームの断面図を示す。図4は、押さえ
板と植木鉢との位置関係を説明する説明図である。図5
は、図1の植物栽培部材の載置台の作用を説明する説明
図である。
【0011】図1において、1は、本発明の実施形態の
植物栽培部材の載置台を示す。本実施形態の植物栽培部
材の載置台1(以下、単に載置台1)は、12個の植木
鉢2(図2)を載置するものであり、6個の植木鉢2を
載置するテーブルを二段に備える。またテーブルは回転
フレーム3、栽培部材支持プレート5及び押さえ板6に
よって構成される。すなわち載置台1は、一基の固定フ
レーム7と、二基の回転フレーム3を持ち、各回転フレ
ーム3にそれぞれ栽培部材支持プレート5及び押さえ板
6が装着されている。
【0012】順次説明すると、固定フレーム7は、二つ
の直立部材10を持ち、両者が平行に配されて、両者の
間に二本の接続部材11,12が設けられたものであ
る。すなわち直立部材10は、垂直に立設された1本の
角パイプを有し、その下端部に水平部材15が溶接され
ている。また直立部材10の立設する角パイプと水平部
材15の間には、補強のために斜材16が配されてい
る。固定フレーム7の水平部材15の下面には、移動が
容易となるように、それぞれ2個のキャスター18が取
り付けられている。接続部材11の一方は、直立部材1
0の中間部分同士を接続しており、他方の接続部材12
は、直立部材10の下端部同士を接続している。
【0013】また直立部材10の立設する角パイプに
は、それぞれ二箇所に貫通孔20が設けられている。貫
通孔20は、直立部材10同士によって形成される空間
側と外側とを貫通するものである。
【0014】回転フレーム3は、図2に示す様な「コ」
の字状をした枠体である。すなわち回転フレーム3は、
角パイプを「コ」の字状に溶接したものであり、3辺2
1,22,23を有し、残る一辺25は開放されてい
る。回転フレーム3は、前記した様に「コ」の字状をし
た枠体であり、最も広い面に前後とも開口している。回
転フレーム3の対向する二辺21,23の内側には、ガ
イド溝27が設けられている。ガイド溝27は、二辺2
1,23の略全域に延び、枠体によって囲まれる内側に
向かって開口している。ガイド溝27の幅は、枠体を構
成する角パイプの幅よりも小さい。またガイド溝27の
中心は、角パイプのそれとは一致せず、一方(前方側)
に偏っている。また枠体の図面下に相当する辺22にも
溝状の係止部30が設けられている。さらに枠体の開口
端にはネジ孔31が形成されている。
【0015】回転フレーム3の一端の角パイプ23に
は、位置決め部材28が設けられている。位置決め部材
28は、四分円状の板体であり、辺23を構成する角パ
イプの中心よりも、辺22側に寄った位置に溶接されて
いる。位置決め部材28の取付け方向は、その平面が、
回転フレーム3の枠体の平面に対して垂直となる方向で
ある。位置決め部材28には、5個の孔29が円弧状に
設けられている。また5個の孔29の円弧列延長上の角
パイプにも孔32が形成されている。
【0016】栽培部材支持プレート5は、樹脂によって
成形されたものであり、3列2段(合計6)に開口33
が設けられている。また開口33のそれぞれの裏面側に
は、籠状の支持部35が設けられている。支持部35
は、有底であるが、底部についても多くの開口がある
(図示せず)。栽培部材支持プレート5の幅は、前記し
た回転フレーム3の枠体の内側の幅と略一致する。また
縦の長さ(図2の姿勢を基準とする)は、回転フレーム
3の枠体の内側の縦長さに略等しい。
【0017】押さえ板6は、図2の様に大きな溝状の開
口40が3列設けられた鋼板である。押さえ板6の大き
さは、前記した栽培部材支持プレート5の表面と略同一
である。押さえ板6に設けられた開口40は、前記した
様に溝状であり、一端側に開放されている。また溝の奥
部の形状は円弧状である。押さえ板6に設けられた開口
40の列の位置は、栽培部材支持プレート5の開口33
の列と同一である。従って押さえ板6の上に栽培部材支
持プレート5を重ねると、栽培部材支持プレート5の開
口33は押さえ板6の開口部分と重なって露出する。た
だし、押さえ板6に設けられた開口40の幅は、栽培部
材支持プレート5の開口33の直径よりも30%程度小
さく作られており、押さえ板6の板の部分によって栽培
部材支持プレート5の開口33の一部が覆われる。押さ
え板6の一辺、すなわち図2の姿勢を基準として上端側
は、折り返されている。そして当該折り返し部43の両
端に、開口44が設けられている。
【0018】また図2の番号45で示される部材は、樹
脂で植木鉢と同様の形状に成形されたポットである。
【0019】次に、上記した各部材同士の関係について
説明する。先ず、固定フレーム7と回転フレーム3の関
係は、固定フレーム7の直立部材10同士によって形成
される枠内に二つの回転フレーム3が配され、回転フレ
ーム3は、両側の直立部材10に軸50によって回転可
能に取り付けられている。そして回転フレーム3に対し
て図1,2の様にポット45、栽培部材支持プレート
5、押さえ板6が装着されている。すなわち栽培部材支
持プレート5の開口33には、それぞれポット45が配
される。そして栽培部材支持プレート5は、回転フレー
ム3の枠体内に配され、栽培部材支持プレート5の3つ
の側面が、回転フレーム3のガイド溝27及び溝状の係
止部30によって支持される。なお、本実施形態で採用
する回転フレーム3は、一辺25が開放されているの
で、栽培部材支持プレート5は当該開放部25からガイ
ド溝27に沿って回転フレーム3の枠体内に滑り込ませ
ることができる。
【0020】また押さえ板6は、栽培部材支持プレート
5の前面に配される。押さえ板6についても、回転フレ
ーム3のガイド溝27及び溝状の係止部30によって支
持され、回転フレーム3の開放部からガイド溝27に沿
って挿入される。前記した様に、押さえ板6に設けられ
た開口40の列の位置は、栽培部材支持プレート5の開
口33の列と同一であるから、押さえ板6が回転フレー
ム3に装着された状態においては、栽培部材支持プレー
ト5の開口33は押さえ板6の開口部分と重なって露出
する。ただし、押さえ板6に設けられた開口40の幅
は、栽培部材支持プレート5の開口33の直径よりも小
さいので、押さえ板6の板の部分によって栽培部材支持
プレート5の開口33の一部が覆われる。
【0021】そして押さえ板6の端部に設けられた折り
返し部43は、栽培部材支持プレート5の側面と当接す
る。さらに押さえ板6の端部に設けられた孔44を挿通
して回転フレーム3の端部に設けられたネジ孔31に蝶
ネジ51が取り付けられ、押さえ板6が回転フレーム3
に一体的に取り付けられる。また固定フレーム7の直立
部材10に設けられた貫通孔20にピン52が挿入さ
れ、ピン52の先端部分は回転フレーム3に設けられた
位置決め部材28の孔29に挿通される。
【0022】次に本実施形態の載置台1の使用方法につ
いて説明する。本実施形態の載置台1を使用する場合
は、蝶ネジ51を外して押さえ板6の固定を解き、さら
に押さえ板6をガイド溝27に沿ってスライドさせて回
転フレーム3から抜き去る。そして栽培部材支持プレー
ト5の開口33内に所望の植木鉢2を入れる。なお本実
施形態では、栽培部材支持プレート5の開口33内にポ
ット45が設けられているので、植木鉢2は、ポット4
5の中に入れられることとなる。本実施形態で採用する
栽培部材支持プレート5では、開口33の裏面に籠状の
支持部35が設けられているので、植木鉢2が落下する
ことはない。
【0023】そして全ての開口33に植木鉢2を挿入し
終わると、押さえ板6を元の様にガイド溝27に沿って
挿入する。ここで本実施形態の載置台1では、押さえ板
6に設けられた開口40の列の位置は、栽培部材支持プ
レート5の開口33の列と同一であり、且つ押さえ板6
に設けられた開口40は端部が開放された溝状であるか
ら、押さえ板6をガイド溝27に沿って挿入しても植木
鉢2に植えられた植物に押さえ板6が当たることはな
い。また押さえ板6に設けられた開口40の幅は、栽培
部材支持プレート5の開口33の直径よりも小さく、押
さえ板6の板の部分によって栽培部材支持プレート5の
開口33の一部が覆われるので、図4の様に植木鉢2の
端部の一部が押さえ板6の裏面と当接し、植木鉢2が押
さえられる。押さえ板6の装着を終えると元の様に蝶ネ
ジ51を装着して押さえ板6が抜けないように固定す
る。
【0024】続いて固定フレーム7と位置決め部材28
の間に挿通されたピン52を抜く。その結果、回転フレ
ーム3は、軸50を中心として回転可能となる。そして
回転フレーム3を回転し、図5(a)の様な垂直姿勢
や、図5(c)の様な水平姿勢、あるいは図5(c)の
様な傾斜姿勢といった任意の姿勢に変更する。回転フレ
ーム3の姿勢が決定されると、再度ピン52を差し込
み、固定フレーム7と位置決め部材28の間にピンを挿
通する。本実施形態においては、位置決め部材28に5
個の孔29が設けられ、さらに孔29の円弧列延長上の
角パイプ23にも孔32が形成されているので、合計6
通りの姿勢を選択することができる。植木鉢2を栽培部
材支持プレート5に挿入する作業は、回転フレーム3が
いずれの姿勢である場合でも行い得るが、回転フレーム
3を水平姿勢に維持した状態で作業を行うと効率的であ
る。
【0025】以上説明した実施形態では、植木鉢を載置
する載置台を例示したが、プランターの様な立方体に近
い形状の植物栽培部材を対象とする載置台にも本発明を
応用することができる。また以上説明した実施形態で
は、位置決め部材28を回転フレーム3側に設けたが、
固定フレーム7側に設けても良く、さらに双方に設けて
もよい。また上記した実施形態では、回転フレームは、
前面が開口し一辺が開放された枠体であるが、回転フレ
ームに4辺を有する枠体構造を採用することもできる。
回転フレームに4辺を有する枠体構造を採用する場合
は、一辺が開閉可能な構造としておくことが望ましい。
【0026】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の植物栽培部
材の載置台は、栽培部材支持プレートの傾斜角度を任意
に変更することができ、植木鉢等を任意の傾斜角度で載
置することができる。そのため本発明の植物栽培部材の
載置台は、採光等の場所による条件に応じて植木鉢等を
配置することができ、家等をより美しく飾ることができ
る効果がある。また傾斜角度を変更することにより、載
置台の幅が変化するので、載置場所の自由度が高いとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の植物栽培部材の載置台の斜
視図である。
【図2】図1の植物栽培部材の回転フレーム、栽培部材
支持プレート及び押さえ板周辺の分解斜視図である。
【図3】図2のA−A断面図であり、回転フレームの断
面図を示す。
【図4】図1の植物栽培部材の載置台の作用を説明する
説明図である。
【図5】図1の植物栽培部材の載置台の作用を説明する
説明図である。
【符号の説明】
1 植物栽培部材の載置台 3 回転フレーム 5 栽培部材支持プレート 6 押さえ板 7 固定フレーム 10 直立部材 27 ガイド溝 29 孔 30 係止部 33 開口 28 位置決め部材 40 開口 50 軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二本の直立部材を有する固定
    フレームと、栽培部材を挿入する開口が設けられた栽培
    部材支持プレートと、栽培部材支持プレートの前面に配
    されて栽培部材の脱落を防止する押さえ部材を有し、栽
    培部材支持プレートは、固定フレームの直立部材の間に
    あって、固定フレームに回転可能に支持されていること
    を特徴とする植物栽培部材の載置台。
  2. 【請求項2】 少なくとも二本の直立部材を有する固定
    フレームと、少なくとも対向する二つの辺が設けられて
    いて当該二つの辺にガイド部が設けられた回転フレーム
    と、前面が開口すると共に裏面側に支持部が設けられた
    栽培部材配置部が複数設けられた栽培部材支持プレート
    と、栽培部材配置部に対応した位置に開口が設けられ且
    つ栽培部材配置部の開口の少なくとも一部を覆う押さえ
    板を有し、回転フレームは、固定フレームの直立部材の
    間にあって、固定フレームに回転可能に支持され、栽培
    部材支持プレートの栽培部材配置部に栽培部材が配さ
    れ、さらに栽培部材支持プレートは回転フレームのガイ
    ド部内に挿入され、押さえ板は栽培部材支持プレートの
    前面に配されていることを特徴とする植物栽培部材の載
    置台。
  3. 【請求項3】 少なくとも二本の直立部材を有する固定
    フレームと、前面が開口し一辺が開放されているか或い
    は一辺が開閉可能な枠体であって対向する二側面の内面
    側にガイド溝が設けられた回転フレームと、固定フレー
    ム或いは回転フレームの少なくとも一方に設けられた複
    数の孔を有する位置決め部材と、前面が開口すると共に
    裏面側に支持部が設けられた栽培部材配置部が複数設け
    られた栽培部材支持プレートと、栽培部材配置部に対応
    した位置に開口が設けられ且つ栽培部材配置部の開口の
    少なくとも一部を覆う押さえ板と、ピンを有し、回転フ
    レームは、固定フレームの直立部材の間にあって、固定
    フレームに回転可能に支持され、栽培部材支持プレート
    の栽培部材配置部に栽培部材が配され、さらに栽培部材
    支持プレートは回転フレームの開放された辺或いは開閉
    可能な辺からガイド溝内に挿入され、さらに押さえ板は
    回転フレームのガイド溝内であって栽培部材支持プレー
    トの前方側に配され、位置決め部材の孔にピンが挿通さ
    れ、該ピンによって固定フレームと回転フレームが結合
    されていることを特徴とする植物栽培部材の載置台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5016149B1 (ja) * 2012-03-12 2012-09-05 勝時 西森 展示スタンド
JP2012179029A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Yamabe Seisakusho:Kk 植木鉢スタンド
WO2013064045A1 (zh) * 2011-11-02 2013-05-10 Chen Libin 自渗灌可搭接斜插组合式多功能绿墙装置
KR101331544B1 (ko) 2007-06-22 2013-11-20 황정규 버섯 재배용 선반
CN107288069A (zh) * 2017-08-27 2017-10-24 李红星 一种绿化道路的施工方法
CN107503308A (zh) * 2017-08-27 2017-12-22 李红星 一种绿化道路结构

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