JP3223342U - 花立て支持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】墓参者が多いときであっても、墓参者の各々が花立ての置き場に困ることがなく、手軽に墓参りを行える花立て支持具を提供する。【解決手段】花立てを上方から挿入するための複数の孔部2aと、複数の孔部を保持するための保持部を備える花立て支持具。複数の孔部は天板2に穿設され、保持部は、天板から下方に延在する脚部4A、4Bとすることができる。天板の下方に、天板に平行に配置され、上面視で天板の複数の孔部と重なるように穿設された複数の孔部3aを備える板状部材3を備えることができる。【選択図】図1
Description
本考案は、墓に花を供える際に使用する花立てを支持する花立て支持具に関する。
墓に花を供える際には、花をステンレスやアルミ製の筒状の花立てに入れ、花立てを墓の左右両脇に穿設された孔に挿入したり、下端部が円錐状に形成されたプラスチック製の野花立てを墓の近くの地面に刺したりしている。
上述のように、墓には筒状の花立てを挿入する孔は通常2つしかないため、それ以上の花立ては墓に供えることができず、地面に直接置いたり、刺したりせざるを得ない。特に、お盆の時期等で墓参者が多い場合には、墓参者の各々が花を持参して花立てに挿入して供えようとしても、花立の置き場がなく不便である。
そこで、本考案は、上記問題点を解消させるためになされたものであって、墓参者が多いときであっても、墓参者の各々が花立ての置き場に困ることがなく、手軽に墓参りを行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、花立て支持具であって、花立てを上方から挿入するための複数の孔部と、該複数の孔部を保持するための保持部を備えることを特徴とする。
本考案によれば、複数の孔部で花立てを支持することができるため、墓参者が多い場合でも花立ての置き場に困ることがなく便利である。
前記花立て支持具において、前記複数の孔部が天板に穿設し、前記保持部を前記天板から下方に延在する脚部とすることができ、簡単な構成の花立て支持具を提供することができる。
また、前記天板の下方に、前記天板に平行に配置され、上面視で前記天板の複数の孔部と重なるように穿設された複数の孔部を備える板状部材を備えることで、簡単な構成で花立てを安定して支持することができる。
以上のように、本考案によれば、墓参者が多いときであっても、墓参者の各々が花立ての置き場に困ることがなく、手軽に墓参りを行うことができる。
次に、本考案を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本考案に係る花立て支持具の一実施の形態を示し、この花立て支持具1は、天板2と、天板2の下方に天板2に平行に配置された板状部材3と、天板2及び板状部材3に連結された一対の脚部4(4A、4B)とで構成される。
天板2及び板状部材3には、複数(図示例では6つ)の孔部2a、3aが穿設される。これらの孔部2a、3aは、同じ開口径で上面視で重なるように配置される。
脚部4(4a、4b)は、帯板をコの字状に曲折させて形成したものであって、天板2及び板状部材3に連結される。
天板2、板状部材3及び脚部4の材質は特に限定されないが、ステンレスやアルミニウム等の金属や樹脂等とすることができる。
次に、上記構成を有する花立て支持具1の使用方法について図2を参照しながら説明する。
同図は、墓10の側壁10a、10bの内側に花立て支持具1を左右に一つずつ配置した状態を示している。花立て支持具1を置く位置は特に限定されないが、このように配置することで、墓10と一体感があり、見栄えがよい。花立て支持具1は、風や花の重みなどで横転したり、墓所の外に飛ばされてしまう懸念があるので、花立て支持具1の脚部4の裏面に耐候性両面テープを貼着したり、杭又はアンカーボルトなどを打ち付けて固定することが好ましい。
各々の墓参者は、持参した花を挿入した花立て12を花立て支持具1の天板2及び板状部材3に穿設された孔部2a、3aに挿入することで、花立て12が花立て支持具1によって支持されるので、従来のように置き場に困ることがない。また、花立て12は、整然と花立て支持具1に並べて支持されるため、外観も綺麗である。
さらに、天板2及び板状部材3に穿設された孔部2a、3aの2段で花立て12を支持するため、花立て12を安定して支持することができる。
尚、上記実施の形態では、花立て支持具1を、薄い板状の天板2、板状部材3及び帯状の脚部4で構成することで、軽量化して持ち運びにも便利であるが、花立て支持具1の構成はこれに限定されず、花立て12を上方から挿入するための複数の孔部を備え、複数の孔部を保持するための保持部を備えていれば種々の構成が可能である。
例えば、天板2、板状部材3ではなく、これらを網状の部材としたり、脚部4を一対の帯状部材ではなく、4本の棒状部材で形成したり、孔部2a、3aの数や位置も種々変更可能である。
さらに、花立て支持具1の置く位置も墓10の側壁10a、10bの内側ではなく、外側であってもよく、適宜変更可能である。
1 花立て支持具
2 天板
2a 孔部
3 板状部材
3a 孔部
4(4A、4B) 脚部
10 墓
10a、10b 側壁
12 花立て
2 天板
2a 孔部
3 板状部材
3a 孔部
4(4A、4B) 脚部
10 墓
10a、10b 側壁
12 花立て
Claims (3)
- 花立てを上方から挿入するための複数の孔部と、
該複数の孔部を保持するための保持部を備えることを特徴とする花立て支持具。 - 前記複数の孔部は天板に穿設され、
前記保持部は、前記天板から下方に延在する脚部であることを特徴とする請求項1に記載の花立て支持具。 - 前記天板の下方に、前記天板に平行に配置され、上面視で前記天板の複数の孔部と重なるように穿設された複数の孔部を備える板状部材を備えることを特徴とする請求項2に記載の花立て支持具。
Priority Applications (1)
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Publications (1)
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JP3223342U true JP3223342U (ja) | 2019-10-03 |
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ID=68095843
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JP2019002668U Expired - Fee Related JP3223342U (ja) | 2019-07-19 | 2019-07-19 | 花立て支持具 |
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2019
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