JP2001202162A - 端末装置のリモート電源制御の2重化方法およびリモート電源制御が2重化された端末装置ならびに記録媒体 - Google Patents

端末装置のリモート電源制御の2重化方法およびリモート電源制御が2重化された端末装置ならびに記録媒体

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JP2001202162A
JP2001202162A JP2000010809A JP2000010809A JP2001202162A JP 2001202162 A JP2001202162 A JP 2001202162A JP 2000010809 A JP2000010809 A JP 2000010809A JP 2000010809 A JP2000010809 A JP 2000010809A JP 2001202162 A JP2001202162 A JP 2001202162A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ネットワークを使った端末装置の
一括管理機能の一つとして、サーバによる端末装置のリ
モート電源制御において、電源切断の運用を改善する端
末装置のリモート電源制御の2重化方法およびリモート
電源制御が2重化された端末装置ならびに記録媒体に関
するものである。 【解決手段】 端末装置がネットワーク通信以外の別イ
ンタフェース通信手段を具備し、サーバから別インタフ
ェース通信手段でつながるその他の端末装置経由でネッ
トワーク通信制御部に初期化指示を送って、ネットワー
ク通信制御部の復旧を図っている。また、主制御部の異
常時に電源切断する場合は主制御部と記憶装置間のバス
バッファを制御してデータバスを分離した上で電源切断
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを使
った端末装置の一括管理機能の一つとして、サーバによ
る端末装置のリモート電源制御において、電源切断の運
用を改善する端末装置のリモート電源制御の2重化方法
およびリモート電源制御が2重化された端末装置ならび
に記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ネットワークを利用した端末装置
の一括管理機能の1つとして、サーバからのリモート
(遠隔)電源制御が一般的に行われている。これは、例
えば案内端末等不特定多数の利用者が使用する端末装置
をネットワークでつながり離れた場所に設置されたサー
バからの操作で自動的に電源を投入したり、切断したり
するものである。
【0003】ここで、図23は従来技術の一例としてサ
ーバから端末装置がリモート電源制御されている場合の
ネットワークシステムである。
【0004】このシステムはサーバ281、HUB28
2、パソコン283、パソコン290、パソコン291
から構成される。
【0005】サーバ281はパソコンを一括管理し、電
源切断指示に使用される。
【0006】HUB282はネットワーク通信を中継す
る中継装置の一種で集線装置であり、複数のポートを持
ち、各ポートに接続されたネットワークを束ねる働きを
持つ。
【0007】パソコン283、パソコン290、パソコ
ン291の内部構成は同じである。ここで、電源制御に
関わるパソコンの内部構成をパソコン283を代表とし
て示すと図24のようになる。
【0008】ネットワーク通信制御部284はパソコン
283につながるHUB282と電源制御部285との
間に有って、双方向でのデータの受け渡しなどネットワ
ーク通信制御を行う。
【0009】電源制御部285は主電源部288の電源
投入や切断制御を行う。ネットワーク通信制御部284
から電源切断指示を受けた場合は、主制御部286にシ
ステム終了を指示したり、主制御部286からシステム
終了完了を通知されたら主電源部288の電源切断を行
った後、ネットワーク通信制御部284に電源切断完了
通知を行ったりする。
【0010】主制御部286はパソコン283のOSや
各種アプリケーションプログラムの実行を行う。電源制
御部285からシステム終了を通知されたら実行中のア
プリケーションプログラムを全て終了させ、磁気ディス
ク装置287のシステムログを更新し、電源制御部28
5にシステム終了完了を通知する。
【0011】蓄電池289は、補助電源であり、主電源
部288が電気供給を止めている時、ネットワーク通信
制御部284と電源制御部285に電気供給を行い、ネ
ットワーク通信制御部284がHUB282からのネッ
トワーク通信を受けられるようにする働きを持つ。
【0012】主電源部288はパソコン283の各部に
電気供給を行う。
【0013】ついで、図23、図24と図25のフロー
チャートとを基に従来技術の一例としてサーバからネッ
トワーク上の各パソコンにリモート制御で一括して電源
切断を指示した場合の処理をサーバ側処理、パソコン側
処理の順で説明すると以下のようになる。
【0014】まず、サーバ側の電源切断処理は以下のよ
うになる。
【0015】ステップST171:サーバ281はパソ
コン283、パソコン290、パソコン291と順次電
源切断を指示した後、電源切断の所要予想時間だけ時間
待ちする。
【0016】ステップST172:サーバ281は電源
切断を指示したパソコンの電源切断完了通知の有無を調
べ、未通知のパソコンがある場合はステップST173
の処理に分岐し、そうでなければ処理を終える。
【0017】ステップST173:サーバ281は電源
切断完了通知が返ってこなかったパソコンがどれかを調
べて、切断できなかったパソコンのところに管理者が出
向いて電源を手操作で切断する。
【0018】また、パソコン側の電源切断処理をパソコ
ン283を例に説明すると以下のようになる。
【0019】ステップST181:ネットワーク通信制
御部284はサーバ281からHUB282を介して伝
えられる電源切断指示を待ち、切断指示を受けたらステ
ップST182の処理に進む。
【0020】ステップST182:ネットワーク通信制
御部284は電源制御部285に電源切断指示を伝達す
る。
【0021】電源制御部285はこれを受けて主制御部
286にシステム終了を通知する。
【0022】主制御部286はシステム終了を通知され
ると、システム終了処理を行って実行中のアプリケーシ
ョンプログラムを全て終了させて、磁気ディスク装置2
87のシステムログを更新し、システム終了完了を電源
制御部285に通知する。
【0023】ついで、電源制御部285は主電源部28
8の電気供給を停止させ、ネットワーク通信制御部28
4に電源切断完了を通知する。
【0024】ネットワーク通信制御部284は電源切断
完了通知を受けるとHUB282を介してサーバ281
に電源切断完了を通知し、処理を終える。
【0025】上記のようにサーバによるパソコンのリモ
ート制御での電源切断では、サーバから電源切断指示を
送り、電源切断の所要時間だけ待った上で、電源切断完
了通知の未通知のパソコンを調べ、管理者が未通知のパ
ソコンの所へ出向き、手操作で電源を切断していた。
【0026】なお、パソコンで電源切断が実行されない
原因にはネットワーク通信制御部の異常で電源切断指示
を受信できない場合や主制御部の異常で電源切断指示が
実行できないこと等が上げられる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術では次のような問題点がある。
【0028】ネットワーク通信制御部が異常の場合は、
サーバからの電源切断指示が受信できず、管理者が出向
いて手操作で電源切断が必要という問題があった。
【0029】また、パソコンの主制御部が異常時に、手
操作で電源切断を行うと、ハードディスク等記憶装置の
データ保護が行われずにデータが壊れることがあるとい
う問題があった。
【0030】一方、パソコンが遠隔地に設置されている
場合は、管理者が出向いての電源切断が困難という問題
があった。
【0031】そのため、本発明の課題は、以下のとおり
である。
【0032】(1)端末装置のネットワーク通信制御部
異常の復旧を可能として、リモート制御で電源切断でき
る割合を高め、その分管理者が出向いて手操作で電源切
断が必要な回数を減らせること。
【0033】(2)主制御部が異常の時に電源切断を行
う場合は、ハードディスク等記憶装置のデータを壊すこ
となく電源切断できること。
【0034】(3)端末装置が遠隔地にあって、管理者
が出向いて切断できない場合は、リモート制御で電源切
断できる手段を提供すること。
【0035】(4)端末装置のネットワーク通信制御部
異常の復旧を可能として、リモート制御で電源切断でき
る割合を高めるとともに、リモート制御で電源切断でき
なかった端末装置を強制的に電源切断する方法も提供
し、かつ、主制御部が異常の時に電源切断した場合に、
記憶装置のデータ破壊を防止できるようにして効率的で
信頼性の高い電源切断手段を提供すること。
【0036】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本発明では以下の手段を提案した。
【0037】まず(1)項の課題には、以下の手段を提
案した。
【0038】端末装置がネットワーク通信手段以外に別
インタフェースの通信手段を具備し、かつ、サーバに各
端末装置が別インタフェースで接続された他端末装置の
情報を記憶した接続情報記憶部を具備し、サーバが1台
または複数台の端末装置にネットワーク通信経由で電源
切断を指示し、所定時間内に電源切断完了通知が未通知
の端末装置が有った場合に、未通知端末装置に接続の他
端末装置を接続情報記憶部に記憶された接続情報から調
べ、その他端末装置の別インタフェース経由で未通知端
末装置のネットワーク通信制御部の初期化を指示し、初
期化完了通知を受けた場合は未通知の端末装置にネット
ワーク通信経由で再度電源切断指示を行って電源切断し
ている。
【0039】これによって、リモート制御で電源切断で
きる割合を高め、その分管理者が出向いて手操作で電源
切断が必要な回数を減らせるようにしている。
【0040】また、その他の解決手段として端末装置が
ネットワーク通信手段以外に別インタフェースの通信手
段を具備し、かつ、複数の他端末装置と別インタフェー
スで接続されていて、かつ、サーバに各端末装置が別イ
ンタフェースで接続されたそれら他端末装置の情報を記
憶した接続情報記憶部を具備し、サーバが1台または複
数台の端末装置にネットワーク通信経由で電源切断を指
示し、所定時間内に電源切断完了通知が未通知の端末装
置が有った場合に、未通知端末装置に接続の複数の他端
末装置を接続情報記憶部に記憶された接続情報から調
べ、それら他端末装置の別インタフェース経由で未通知
端末装置のネットワーク通信制御部の初期化を指示し、
初期化指示の再送付通知を受けた場合は再度それら他端
末装置経由でネットワーク通信制御部の初期化指示を行
い、初期化完了通知を受けた場合は未通知の端末装置に
ネットワーク通信経由で再度電源切断指示を行って電源
切断している。
【0041】これによって、選択した別インタフェース
通信手段によっては影響を受ける通信経路にかかるノイ
ズの影響を排除しながら、リモート制御で電源切断でき
る割合を高め、その分管理者が出向いて手操作で電源切
断が必要な回数を減らせるようにしている。
【0042】また、その他の解決手段として端末装置の
主制御部がネットワーク通信制御部の動作を定期的にネ
ットワーク通信制御部内部での折り返しテストで診断
し、異常が検出された場合は、主制御部からネットワー
ク通信制御部に初期化指示を送って復旧を図り、初期化
指示を送っても復旧しない場合は、システム終了処理を
行って、システムログを更新して、電源切断している。
【0043】これによって、運用中にもネットワーク通
信制御部異常の復旧を可能として、リモート制御で電源
切断できる割合を高め、その分管理者が出向いて手操作
で電源切断が必要な回数を減らせるようにしている。
【0044】(2)項の課題には、端末装置のネットワ
ーク通信制御部から主制御部の動作を定期的に診断し、
異常を検出した場合は、主制御部と記憶装置とのデータ
やりとりを行う経路のデータバスを切断した上で、電源
を切断している。
【0045】これによって、主制御部異常時に電源切断
を行う場合に、記憶装置のデータ破壊を防止できるよう
にしている。
【0046】(3)項の課題には、以下の手段を提案し
た。
【0047】端末装置が端末装置共通に電気供給を行
い、かつ、任意の端末装置の電源切断指示で全ての端末
装置への電気供給を停止する共通電源部を備える場合
は、サーバから全ての端末装置にシステム終了指示を出
して、システム終了処理をさせた後、全ての端末装置に
電源切断を指示し、いち早く電源切断処理を終えた端末
装置が、共通電源部の電源スイッチを切断している。
【0048】これによって、端末装置の内少なくとも1
台が正常ならば全ての端末装置の電源切断を可能とし
て、端末装置が遠隔地にあって、管理者が出向いて切断
できない場合は、リモート制御で電源切断できるように
している。
【0049】また、その他の解決手段として、端末装置
が端末装置共通に電気供給を行い、かつ、端末装置ごと
に電気供給停止を指定できる共通電源部を具備する場合
は、電源切断対象の端末装置に電源切断を指示するとと
もに、その他の端末装置1台に電源切断の監視と遂行を
指示し、電源切断対象の端末装置の電源が切断されなか
った場合に、その電源切断の監視と遂行用端末装置が共
通電源部の電源切断対象の端末装置用電源スイッチを切
断している。
【0050】これによって、端末装置が遠隔地にあっ
て、管理者が出向いて切断できない場合は、リモート制
御で任意端末装置の電源切断ができるようにしている。
【0051】(4)項の課題には、端末装置がネットワ
ーク通信手段以外に別インタフェースの通信手段を具備
し、かつ、複数の他端末装置と別インタフェースで接続
されていて、かつ、サーバに各端末装置が別インタフェ
ースで接続されたそれら他端末装置の情報を記憶した接
続情報記憶部を具備し、かつ、端末装置共通に電気供給
を行い、かつ、端末装置ごとに電源供給停止を指定でき
る共通電源部を具備し、主制御部はネットワーク通信制
御部の定期診断を行って異常を検出した時に初期化を実
行して復旧を図り、復旧できない場合に、システム終了
処理を行い、システムログを更新して共通電源部の自端
末装置への電気供給を停止させている。
【0052】また、サーバが1台または複数台の端末装
置にネットワーク通信経由で電源切断を指示し、所定時
間内に電源切断完了通知が未通知の端末装置が有った場
合に、未通知端末装置に接続の複数の他端末装置を接続
情報記憶部に記憶された接続情報から調べ、それら他端
末装置の別インタフェース経由で未通知端末装置のネッ
トワーク通信制御部の初期化を指示し、初期化指示の再
送付通知を受けた場合は再度それら他端末装置経由でネ
ットワーク通信制御部の初期化指示を行い、初期化完了
通知を受けた場合は未通知の端末装置にネットワーク通
信経由で再度電源切断指示を行い、それでも電源切断で
きない場合または初期化指示の再送付通知が2度に渡っ
て応答された場合は、サーバからの指定によってそれら
他端末装置のうち1台に指示して共通電源部の未通知の
端末装置用電源スイッチを切断可能としている。
【0053】一方、ネットワーク通信制御部は主制御部
の定期診断を行って異常を検出した場合は、主制御部と
記憶装置とのデータ伝達経路を断った上で電源切断して
いる。
【0054】これによって端末装置のネットワーク通信
制御部異常の復旧を図って、リモート制御で電源切断で
きる割合を高めるとともに、リモート制御で電源切断で
きなかった端末装置を強制的に電源切断可能として、か
つ、主制御部が異常の時に電源切断した場合に、記憶装
置のデータ破壊を防止できるようにして効率的で信頼性
の高い電源切断手段を提供している。
【0055】
【発明の実施の形態】本発明は、次に示す実施の形態を
取った。
【0056】図1は(1)項の課題に対する一つの解決
手段の原理構成図である。また、図2はサーバから端末
装置へリモート制御で電源切断が指示され、電源切断完
了通知が返される際の指示と応答の流れを示す図であ
る。
【0057】このシステムはサーバ1、中継装置2、端
末装置3、端末装置11から構成される。
【0058】サーバ1は端末装置を一括管理し、電源切
断指示を行うのに使用される。なお、内部に各端末装置
が別インタフェースで接続された他端末装置の情報を記
憶した接続情報記憶部13を持つ。
【0059】中継装置2はサーバ1と端末装置との間の
ネットワーク上に有って双方向に指示やデータの受け渡
しを行う。
【0060】端末装置3と端末装置11の内部構成は同
じであり、ここでは端末装置3を代表として各部の働き
を説明する。
【0061】端末装置3は、ネットワーク通信制御部
4、電源制御部5、主制御部6、記憶装置7、主電源部
8、補助電源部9、別インタフェース通信制御部10で
構成される。
【0062】ネットワーク通信制御部4は端末装置3に
つながる中継装置2と電源制御部5との間に有って、双
方向での指示とデータの受け渡しに関するネットワーク
通信制御を行う。
【0063】電源制御部5は主制御部6から指示を受け
て主電源部8の電源投入や切断制御を行う。
【0064】主制御部6は端末装置3のOSや各種アプ
リケーションプログラムの実行を行う。なお、電源制御
部5からシステム終了を通知されたら実行中のアプリケ
ーションプログラムを全て終了させ、記憶装置7のシス
テムログを更新し、電源制御部5にシステム終了完了を
通知する。
【0065】記憶装置7はOS、アプリケーションプロ
グラム、データの記憶を行う。
【0066】主電源部8は端末装置3の各部に電気供給
を行う。
【0067】補助電源部9は、補助電源であり、主電源
部8が電気供給を止めている時、ネットワーク通信制御
部4と電源制御部5に電気供給を行い、ネットワーク通
信制御部4が中継装置2からのネットワーク通信を受け
られるようにする働きを持つ。
【0068】別インタフェース通信制御部10は他の端
末装置とのデータ通信制御を行う。なお、別インタフェ
ース通信とはネットワーク通信以外のデータ通信用イン
タフェースによる通信を総称して別インタフェース通信
と称している。別インタフェース通信制御部10は別イ
ンタフェースでつながる他の端末装置からネットワーク
通信制御部4の初期化指示を受けた場合にネットワーク
通信制御部4に初期化を指示する。
【0069】ついで、(1)項の課題に対する一つの解
決手段の処理を図1と図2とを基に、端末装置3が電源
切断されないため、ネットワーク通信制御部4の復旧を
図る場合で説明すると以下のようになる。
【0070】サーバ1は中継装置2経由のネットワーク
通信で端末装置3、端末装置11に電源切断を指示し、
一定時間電源切断完了通知を待つ。
【0071】サーバ1は、一定時間内に電源切断完了通
知が未通知の端末装置を調べ、端末装置3から電源切断
完了通知が無いと知ると、接続情報記憶部13に記憶さ
れた接続情報を参照して端末装置3に別インタフェース
で接続の端末装置を調べて、その端末装置11の電源を
投入し、別インタフェース経由で端末装置3のネットワ
ーク通信制御部4に初期化指示を送信するよう指示す
る。
【0072】端末装置11はサーバ1からネットワーク
通信制御部4の初期化指示の送信指示を受けると、別イ
ンタフェース通信制御部12経由で端末装置3の別イン
タフェース通信制御部10に初期化指示を送信する。
【0073】端末装置3は別インタフェース通信制御部
10経由で初期化指示を受けるとネットワーク通信制御
部4の初期化を実行し、ネットワーク通信制御部4が正
常に初期化できた場合に、別インタフェース通信制御部
10から、端末装置11を経由して、サーバ1にネット
ワーク通信制御部4の初期化完了を通知する。
【0074】サーバ1は端末装置3のネットワーク通信
制御部4の初期化完了通知を受けると端末装置3に再
度、ネットワーク通信で電源切断指示を送り、端末装置
3の電源切断を行う。
【0075】これによって、リモート制御による電源切
断時にネットワーク通信制御部異常の復旧を図って、リ
モート制御で電源切断できる割合を高め、その分管理者
が出向いて手操作で電源切断が必要な回数を減らせるよ
うにしている。
【0076】また、図3は(1)項の課題に対するその
他の解決手段の原理構成図である。一方、図4はサーバ
から端末装置へ電源切断が指示され、電源切断完了通知
が返される際の指示と応答の流れを示す図である。
【0077】このシステムはサーバ21、中継装置2
2、端末装置23、端末装置25、端末装置35から構
成される。
【0078】サーバ21は端末装置を一括管理し、電源
切断指示を行うのに使用される。なお、内部に各端末装
置が別インタフェースで接続された他端末装置2台の情
報を記憶した接続情報記憶部37を持つ。
【0079】中継装置22はサーバ21と端末装置との
間のネットワーク上に有って双方向に指示やデータの受
け渡しを行う。
【0080】端末装置23、端末装置25と端末装置3
5の内部構成は同じであり、ここでは端末装置25を代
表として各部の働きを説明する。
【0081】端末装置25は、ネットワーク通信制御部
26、電源制御部27、主制御部28、記憶装置29、
主電源部30、補助電源部31、別インタフェース通信
制御部32で構成される。
【0082】ネットワーク通信制御部26は端末装置2
5につながる中継装置22と電源制御部27との間に有
って、双方向での指示とデータの受け渡しに関するネッ
トワーク通信制御を行う。
【0083】電源制御部27は主制御部28から指示を
受けて主電源部30の電源投入や切断制御を行う。
【0084】主制御部28は端末装置25のOSや各種
アプリケーションプログラムの実行を行う。なお、電源
制御部27からシステム終了を通知されたら実行中のア
プリケーションプログラムを全て終了させ、記憶装置2
9のシステムログを更新し、電源制御部27にシステム
終了完了を通知する。
【0085】記憶装置29はOS、アプリケーションプ
ログラム、データの記憶を行う。
【0086】主電源部30は端末装置25の各部に電気
供給を行う。
【0087】補助電源部31は、補助電源であり、主電
源部30が電気供給を止めている時、ネットワーク通信
制御部26と電源制御部27に電気供給を行い、ネット
ワーク通信制御部26が中継装置22からのネットワー
ク通信を受けられるようにする働きを持つ。
【0088】別インタフェース通信制御部32は他の端
末装置とのデータ通信制御を行う。通信制御部を二つ持
ち、二つの端末装置と通信可能である。サーバ21から
ネットワーク通信制御部26の初期化指示を受けた時
は、初期化指示が別インタフェースでつながる他の端末
装置1台からだけの場合は、サーバ21に別インタフェ
ース経由で初期化指示の再送信を通知し、初期化指示が
別インタフェースでつながる他の端末装置2台からの場
合は、ネットワーク通信制御部に初期化指示を伝達す
る。
【0089】ついで、(1)項の課題に対するその他の
解決手段の処理を図3と図4とを基に、端末装置25の
電源切断がされないため、ネットワーク通信制御部26
の復旧を図る場合で説明すると以下のようになる。
【0090】サーバ21は中継装置22経由のネットワ
ーク通信で端末装置23、端末装置25、端末装置35
に電源切断を指示し、一定時間電源切断完了通知を待
つ。
【0091】サーバ21は、一定時間内に電源切断完了
通知が未通知の端末装置を調べ、端末装置25から電源
切断完了通知が無いと知ると、接続情報記憶部37に記
憶された接続情報を参照して端末装置25に別インタフ
ェースで接続の端末装置2台を調べて、その端末装置2
3と端末装置35の電源を投入し、それぞれ別インタフ
ェース通信制御部24と別インタフェース通信制御部3
6経由で端末装置25のネットワーク通信制御部26に
初期化指示を送信するよう指示する。
【0092】端末装置23と端末装置35はサーバ21
から端末装置25のネットワーク通信制御部26の初期
化指示を受けると、それぞれ別インタフェース通信制御
部24と別インタフェース通信制御部36経由で端末装
置25の別インタフェース通信制御部32に初期化指示
を送信する。
【0093】端末装置25は別インタフェース通信制御
部32経由で初期化指示を受けると、その初期化指示
が、一方の別インタフェース通信制御部からだけの場合
は、指示の発信元のサーバ21に初期化指示の再送信を
通知し、別インタフェース通信制御部24と別インタフ
ェース通信制御部36の両方から初期化指示を受けた場
合は、ネットワーク通信制御部26の初期化を実行し、
ネットワーク通信制御部26が正常に初期化できた場合
に、別インタフェース通信制御部24と別インタフェー
ス通信制御部36経由でサーバ21にネットワーク通信
制御部26の初期化完了を通知する。
【0094】サーバ21は端末装置25のネットワーク
通信制御部26の初期化完了通知を受けると端末装置2
5に再度、ネットワーク通信で電源切断指示を送り、端
末装置25の電源切断を行う。
【0095】これによって、リモート制御による電源切
断時にネットワーク通信制御部異常の復旧を図って、リ
モート制御で電源切断できる割合を高め、その分管理者
が出向いて手操作で電源切断が必要な回数を減らせるよ
うにしている。
【0096】また、図5は(1)項の課題に対するその
他の解決手段の原理構成図である。
【0097】端末装置41はネットワーク通信制御部4
2、電源制御部43、記憶装置44、主電源部47で構
成される。
【0098】ネットワーク通信制御部42はサーバと端
末装置41とのネットワークによるデータ通信を制御す
る。
【0099】電源制御部43は主電源部47の電源投入
や切断制御を行う。
【0100】記憶装置44はOS、アプリケーションプ
ログラム、データの記憶を行う。
【0101】主制御部45は、端末装置41のOSや各
種アプリケーションプログラムの実行を行い、システム
終了が通知されたら、全てのアプリケーションプログラ
ムの動作を終了させ、記憶装置44のシステムログを更
新し、電源制御部43に指示して主電源部47の電源切
断を行い、内部に折り返しテスト実行部46を持つ。
【0102】折り返しテスト実行部46はサーバからの
通信がなく、かつ、端末装置41が休止状態の時に一定
時間間隔でネットワーク通信制御部42を診断し、この
診断で異常を検出した場合は、ネットワーク通信制御部
42に初期化指示を行って異常の復旧を図り、それでも
復旧しない場合は、主制御部45にシステム終了処理を
通知し、主電源部47の電源切断指示を行う。
【0103】主電源部47は端末装置41の各部に電気
供給を行う。
【0104】ついで、(1)項の課題に対するその他の
解決手段の処理を図5を基に説明すると以下のようにな
る。
【0105】折り返しテスト実行部46は主制御部45
とサーバとの通信がなく、かつ、端末装置41が休止状
態の時に一定時間間隔でネットワーク通信制御部42の
動作が正常かをネットワーク通信制御部42のサーバヘ
の出口で折り返すようにしてデータ送信を行って診断す
る。
【0106】この診断で異常を検出した場合に、折り返
しテスト実行部46はネットワーク通信制御部42に初
期化を指示し、初期化完了通知が返されたら、診断を終
え、次ぎの定期診断の時間まで処理を停止する。一方、
ネットワーク通信制御部42の初期化で初期化完了通知
が返されない場合は、主制御部45にシステム終了を通
知する。
【0107】主制御部45はシステム終了通知を受ける
と、全てのアプリケーションプログラムを終了させ、記
憶装置44のシステムログを更新し、しかるのち電源制
御部43に指示して主電源部47の電気供給を停止させ
る。
【0108】これによって、運用中にネットワーク通信
制御部異常の復旧を図って、リモート制御で電源切断で
きる割合を高め、その分管理者が出向いて手操作で電源
切断が必要な回数を減らせるようにしている。
【0109】また、図6は(2)項の課題に対する解決
手段の原理構成図である。
【0110】端末装置51はネットワーク通信制御部5
2、バスバッファ54、主制御部55、記憶装置56、
電源制御部57、主電源部58で構成される。
【0111】ネットワーク通信制御部52は端末装置5
1とサーバとのデータ送受信に関わるネットワーク通信
制御を行い、内部にデータ保護部53を持つ。
【0112】データ保護部53はネットワーク通信制御
部52がサーバとの通信がなく、かつ、端末装置51が
休止状態の時に一定時間間隔で主制御部55の動作を診
断し、この診断で異常を検出した場合は、バスバッファ
54を制御して、主制御部55と記憶装置56とのデー
タバスを分離した後、電源制御部57に指示して主電源
部58の電源切断を行う。
【0113】バスバッファ54は、データを一時的に記
憶する。
【0114】主制御部55はOSや各種アプリケーショ
ンプログラムの実行を行う。
【0115】記憶装置56はOS、アプリケーションプ
ログラムやデータの記憶を行う。
【0116】電源制御部57は主電源部58の電源投入
や切断制御を行う。
【0117】主電源部58は端末装置51の各部に電気
供給を行う。
【0118】ついで、(2)項の課題に対する解決手段
の処理を図6を基に説明すると以下のようになる。
【0119】データ保護部53は主制御部55にサーバ
から通信がなく、かつ、端末装置51が休止状態の時に
一定時間間隔で主制御部55の動作が正常か診断する。
【0120】この診断で異常を検出した場合は、バスバ
ッファ54を制御して主制御部55と記憶装置56との
データバスを分離し、主制御部55から記憶装置56へ
のデータ書き込みを断つ。しかるのち、電源制御部57
に指示して主電源部58の電気供給を停止させる。
【0121】これによって、主制御部異常時に電源切断
を行う場合に、記憶装置のデータ破壊を防止できるよう
にしている。
【0122】一方、図7は(3)項の課題に対する一つ
の解決手段の原理構成図である。
【0123】このシステムはサーバ61、中継装置6
2、端末装置63、端末装置69、共通電源部70から
構成される。
【0124】サーバ61は端末装置を一括管理し、電源
切断指示を行うのに使用される。
【0125】中継装置62はサーバ61と端末装置との
間のネットワーク上に有って双方向に指示やデータの受
け渡しを行う。
【0126】端末装置63と端末装置69の内部構成は
同じであり、ここでは端末装置63を代表として各部の
働きを説明する。
【0127】端末装置63は、ネットワーク通信制御部
64、電源制御部65、主制御部66、記憶装置67、
補助電源部68で構成される。
【0128】ネットワーク通信制御部64は端末装置6
3につながる中継装置62と電源制御部65との間に有
って、双方向での指示とデータの受け渡しに関するネッ
トワーク通信制御を行う。
【0129】電源制御部65は主制御部66から指示を
受けて共通電源部70の電源投入や切断制御を行う。
【0130】主制御部66は端末装置63のOSや各種
アプリケーションプログラムの実行を行う。なお、電源
制御部65からシステム終了を通知されたら実行中のア
プリケーションプログラムを全て終了させ、記憶装置6
7のシステムログを更新し、電源制御部65にシステム
終了完了を通知する。
【0131】記憶装置67はOS、アプリケーションプ
ログラム、データの記憶を行う。
【0132】補助電源部68は、補助電源であり、共通
電源部70が電気供給を止めている時、ネットワーク通
信制御部64と電源制御部65に電気供給を行い、ネッ
トワーク通信制御部64が中継装置62からのネットワ
ーク通信を受けられるようにする働きを持つ。
【0133】共通電源部70は端末装置63、端末装置
69の各部に電気供給を行う。
【0134】ついで、(3)項の課題に対する一つの解
決手段の処理を図7を基に、端末装置63がいち早く、
共通電源部の電源を切断した場合で説明すると以下のよ
うになる。
【0135】サーバ61は中継装置62経由のネットワ
ーク通信で端末装置63、端末装置69にシステム終了
処理を指示する。
【0136】端末装置63はサーバ61からシステム終
了指示を受けると、ネットワーク通信制御部64から電
源制御部65にシステム終了が通知され、電源制御部6
5から主制御部66にシステム終了が通知され、主制御
部66はアプリケーションプログラムの動作を終了さ
せ、システムログを記憶装置67に記憶すると電源制御
部65にシステム終了完了を通知する。ついで、電源制
御部65、ネットワーク通信制御部64経由でサーバ6
1にシステム終了完了が通知される。なお、端末装置6
9も同様にシステム終了処理を行い、サーバ61にシス
テム終了完了が通知される。
【0137】サーバ61では、全ての端末装置のシステ
ム終了処理が終わるのを待った上で、中継装置62経由
のネットワーク通信で端末装置63、端末装置69に電
源切断処理を指示する。
【0138】端末装置63はサーバ61から電源切断指
示を受けると、ネットワーク通信制御部64から電源制
御部65に電源切断指示が伝達され、電源制御部65か
ら主制御部66にシステム終了が通知され、主制御部6
6では先にシステム終了処理を終えているため電源制御
部65にシステム終了完了を通知し、電源制御部65が
共通電源部70の電源を切断する。
【0139】これによって、端末装置が遠隔地にあっ
て、管理者が出向いて切断できない場合は、リモート制
御で電源切断できるようにしている。
【0140】また、図8は(3)項の課題に対するその
他の解決手段の原理構成図である。
【0141】このシステムはサーバ81、中継装置8
2、端末装置83、端末装置91、共通電源部92から
構成される。
【0142】サーバ81は端末装置を一括管理し、電源
切断指示を行うのに使用される。
【0143】中継装置82はサーバ81と端末装置との
間のネットワーク上に有って双方向に指示やデータの受
け渡しを行う。
【0144】端末装置83と端末装置91の内部構成は
同じであり、ここでは端末装置83を代表として各部の
働きを説明している。
【0145】端末装置83は、ネットワーク通信制御部
84、電源制御部85、主制御部86、記憶装置87、
補助電源部88、電源監視・切断部89で構成される。
【0146】ネットワーク通信制御部84は端末装置8
3につながる中継装置82と電源制御部85との間に有
って、双方向での指示とデータの受け渡しに関するネッ
トワーク通信制御を行う。
【0147】電源制御部85は主制御部86から指示を
受けて共通電源部92の電源投入や切断制御を行う。
【0148】主制御部86は端末装置83のOSや各種
アプリケーションプログラムの実行を行う。なお、電源
制御部85からシステム終了を通知されたら実行中のア
プリケーションプログラムを全て終了させ、記憶装置8
7のシステムログを更新し、電源制御部85にシステム
終了完了を通知する。
【0149】記憶装置87はOS、アプリケーションプ
ログラム、データの記憶を行う。
【0150】補助電源部88は、補助電源であり、共通
電源部92が電気供給を止めている時、ネットワーク通
信制御部84と電源制御部85に電気供給を行い、ネッ
トワーク通信制御部84が中継装置82からのネットワ
ーク通信を受けられるようにする働きを持つ。
【0151】電源監視・切断部89はサーバ81の指示
を基にサーバ81から電源切断が指示された端末装置の
電源切断の実行を監視し、電源が切断されなかった時
に、電源制御部85に指示して、電源切断が指示された
端末装置に該当する共通電源部92の二次電源スイッチ
を切断する。
【0152】共通電源部92は二次電源スイッチ選択部
93、二次電源スイッチ94、二次電源スイッチ95、
一次電源スイッチ・電流・電圧調整部96で構成され、
端末装置83、端末装置91の各部に電気供給を行う。
【0153】二次電源スイッチ選択部93は端末装置か
らの指定で任意の二次電源スイッチの選択を行う。
【0154】二次電源スイッチ94、二次電源スイッチ
95はそれぞれ端末装置83、端末装置91の電源投
入、切断を切り替えるスイッチで端末装置の電源制御部
からの指定で切り替え可能である。
【0155】一次電源スイッチ・電流・電圧調整部96
は電源コンセントから入力した電気を端末装置に合わせ
た、電流形式・電圧値に調整し、二次電源スイッチに供
給するとともに、共通電源部92の一次スイッチであ
る。
【0156】ついで、(3)項の課題に対するその他の
解決手段の処理を図8を基に、端末装置91の電源切断
を端末装置83に監視、電源切断遂行させた場合で説明
すると以下のようになる。
【0157】サーバ81は中継装置82経由で端末装置
91に電源切断を指示するとともに、端末装置91と対
で管理の端末装置83に端末装置91の電源切断監視
と、電源切断が実行されなかった場合の電源切断を指示
する。
【0158】端末装置83はサーバ81から端末装置9
1の電源切断監視と切断実行指示を受けると、電源監視
・切断部89を起動する。
【0159】電源監視・切断部89は起動されると、端
末装置91の電源切断が終えるに十分な時間待った後、
電源制御部85と二次電源スイッチ選択部93経由で監
視対象の端末装置91の二次電源スイッチ95の電源ス
イッチ切断有無を調べ、電源が入ったままの時は、二次
電源スイッチ95の電源切断を指示して、端末装置91
の電源切断を行う。
【0160】これによって、端末装置が遠隔地にあっ
て、管理者が出向いて切断できない場合は、リモート制
御で任意端末装置の電源切断ができるようにしている。
【0161】また、図9は(4)項の課題に対する解決
手段の原理構成図である。
【0162】このシステムはサーバ101、中継装置1
02、端末装置103、端末装置107、端末装置11
7から構成される。
【0163】サーバ101は端末装置を一括管理し、電
源切断指示を行うのに使用される。なお、内部に各端末
装置が別インタフェースで接続された他端末装置2台の
情報を記憶した接続情報記憶部126を持つ。
【0164】中継装置102はサーバ101と端末装置
との間のネットワーク上に有って双方向に指示やデータ
の受け渡しを行う。
【0165】端末装置103、端末装置107と端末装
置117の内部構成は同じであり、ここでは端末装置1
07を代表として各部の働きを説明している。
【0166】端末装置107は、ネットワーク通信制御
部108、電源制御部110、主制御部111、バスバ
ッファ113、記憶装置114、補助電源部115、別
インタフェース通信制御部116で構成される。
【0167】ネットワーク通信制御部108は端末装置
107につながる中継装置102と電源制御部110と
の間に有って、双方向での指示とデータの受け渡しに関
するネットワーク通信制御を行う。
【0168】電源制御部110は共通電源部120の任
意の端末装置の二次電源スイッチの投入や切断制御を行
う。
【0169】主制御部111は端末装置107のOSや
各種アプリケーションプログラムの実行を行う。なお、
電源制御部110から端末装置107のシステム終了を
通知されたら実行中のアプリケーションプログラムを全
て終了させ、記憶装置114のシステムログを更新し、
電源制御部110にシステム終了完了を通知する。
【0170】バスバッファ113はデータを一時的に記
憶する。
【0171】記憶装置114はOS、アプリケーション
プログラム、データの記憶を行う。
【0172】補助電源部115は、補助電源であり、共
通電源部120が電気供給を止めている時、ネットワー
ク通信制御部108と電源制御部110に電気供給を行
い、ネットワーク通信制御部108が中継装置102か
らのネットワーク通信を受けられるようにする働きを持
つ。
【0173】別インタフェース通信制御部116は他の
端末装置とのデータ通信を行う。通信制御部を二つ持
ち、二つの端末装置と通信可能である。サーバ101か
らネットワーク通信制御部108の初期化指示を受けた
時は、初期化指示が別インタフェースでつながる他の端
末装置1台からだけの場合は、サーバ101に初期化指
示の再送信を通知し、初期化指示が別インタフェースで
つながる他の端末装置2台からの場合は、ネットワーク
通信制御部108に初期化指示を伝達する。
【0174】共通電源部120は二次電源スイッチ選択
部121、二次電源スイッチ122、二次電源スイッチ
123、二次電源スイッチ124、一次電源スイッチ・
電流・電圧調整部125で構成され、端末装置103、
端末装置107、端末装置117の各部に電気供給を行
う。
【0175】二次電源スイッチ選択部121は端末装置
の電源制御部からの指示で任意の二次電源スイッチの選
択を行う。
【0176】二次電源スイッチ122、二次電源スイッ
チ123、二次電源スイッチ124はそれぞれ端末装置
103、端末装置107、端末装置117の電源投入、
切断を切り替えるスイッチで端末装置の電源制御部から
の指示で切り替え可能である。
【0177】一次電源スイッチ・電流・電圧調整部12
5は電源コンセントから入力した電気を端末装置に合わ
せた、電流形式・電圧値に調整し、二次電源スイッチに
供給するとともに、共通電源部120の一次電源スイッ
チである。
【0178】ついで、(4)項の課題に対する解決手段
の処理を図9を基に、端末装置107のネットワーク通
信制御部の復旧と、主制御部が異常時の記憶装置のデー
タ破壊を防いで電源切断を可能とした例で説明すると以
下のようになる。
【0179】折り返しテスト実行部112は主制御部1
11とサーバ101との通信がなく、かつ、端末装置1
07が休止状態の時に一定時間間隔でネットワーク通信
制御部108の動作が正常かをネットワーク通信制御部
108のサーバ101ヘの出口で折り返すようにしてデ
ータ送信を行って診断する。
【0180】この診断で異常を検出した場合に、折り返
しテスト実行部112はネットワーク通信制御部108
に初期化を指示し、初期化完了通知が返されたら、診断
を終え、次ぎの定期診断の時間まで処理を停止する。一
方、ネットワーク通信制御部108の初期化で初期化完
了通知が返されない場合は、主制御部111にシステム
終了を通知する。
【0181】主制御部111はシステム終了通知を受け
ると、全てのアプリケーションプログラムの動作を終了
させ、記憶装置114のシステムログを更新し、しかる
のち電源制御部110に指示して共通電源部120の二
次電源スイッチ123を切断し、電気供給を停止させ
る。
【0182】一方、端末装置の電源切断時、サーバ10
1は中継装置102経由で端末装置103、端末装置1
07、端末装置117に電源切断を指示し、一定時間電
源切断完了通知を待つ。
【0183】サーバ101は、一定時間内に電源切断完
了通知が未通知の端末装置を調べ、端末装置107から
電源切断完了通知が無いと知ると、接続情報記憶部12
6に記憶された接続情報を参照して端末装置107に別
インタフェースで接続の端末装置2台を調べて、その端
末装置103と端末装置117の電源を投入し、それぞ
れ別インタフェース通信制御部105と別インタフェー
ス通信制御部118経由で端末装置107のネットワー
ク通信制御部108に初期化指示を送信するよう指示す
る。
【0184】端末装置103と端末装置117はサーバ
101から端末装置107のネットワーク通信制御部1
08の初期化指示を受けると、それぞれ別インタフェー
ス通信制御部105と別インタフェース通信制御部11
8経由で端末装置107の別インタフェース通信制御部
116に初期化指示を送信する。
【0185】端末装置107は別インタフェース通信制
御部116経由で初期化指示を受けると、その初期化指
示が、一方の別インタフェース通信制御部からだけの場
合は、指示の発信元のサーバ101に初期化指示の再送
信を通知し、別インタフェース通信制御部105と別イ
ンタフェース通信制御部118の両方から初期化指示を
受けた場合は、ネットワーク通信制御部108の初期化
を実行し、ネットワーク通信制御部108が正常に初期
化できた場合に、別インタフェース通信制御部105と
別インタフェース通信制御部118経由でサーバ101
にネットワーク通信制御部108の初期化完了を通知す
る。
【0186】サーバ101は端末装置107のネットワ
ーク通信制御部108の初期化完了通知を受けると端末
装置107に再度、ネットワーク通信で電源切断指示を
送り、端末装置107の電源切断を行う。なお、端末装
置107から初期化指示の再送信通知が2度に渡って送
られてきた場合や、初期化完了通知が一定時間待っても
無い場合は、サーバ101で管理者に強制電源切断を行
うかを指定させ、強制電源切断を指定した場合に、別イ
ンタフェースでつながる一方の端末装置、例えば端末装
置103に指示して、電源制御部104から共通電源部
120の端末装置107の二次電源スイッチ123を選
択させて、電源切断している。
【0187】また、データ保護部109は主制御部11
1にサーバ101から通信がなく、かつ、端末装置10
7が休止状態の時に一定時間間隔で主制御部111の動
作が正常かを問合せに対する応答の良否によって診断す
る。
【0188】この診断で異常を検出した場合は、主制御
部111と記憶装置114とのデータバスをバスバッフ
ァ113を制御して分離し、主制御部111から記憶装
置114へのデータ書き込みを断つ。しかるのち、電源
制御部110に指示して共通電源部120の二次電源ス
イッチ123を切断し、電気供給を停止させる。
【0189】これによって端末装置のネットワーク通信
制御部異常の復旧を可能として、リモート制御で電源切
断できる割合を高めるとともに、リモート制御で電源切
断できなかった端末装置を強制的に電源切断する方法も
提供し、かつ、主制御部が異常の時に電源切断した場合
に、記憶装置のデータ破壊を防止できるようにして効率
的で信頼性の高い電源切断手段を提供している。
【0190】
【実施例】この発明による代表的な実施例を以下に説明
する。なお、以下において、同じ箇所は同一の符号を付
してあり、詳細な説明を省略することがある。
【0191】図10は本発明の一実施例として、(1)
項の課題に対する一つの解決手段の構成図である。
【0192】このシステムはサーバ131、HUB13
2、パソコン133、パソコン141から構成される。
【0193】サーバ131はパソコンを一括管理し、電
源切断指示を行うのに使用される。なお、内部に各パソ
コンがRS−232Cインタフェースで接続された他パ
ソコンの情報を記憶した接続情報記憶部149を持つ。
【0194】HUB132はサーバ131とパソコンと
の間のネットワーク上に有って双方向に指示やデータの
受け渡しを行う。
【0195】パソコン133とパソコン141の内部構
成は同じであり、ここではパソコン133を代表として
各部の働きを説明している。
【0196】パソコン133は、ネットワーク通信制御
部134、電源制御部135、主制御部136、磁気デ
ィスク装置137、主電源部138、蓄電池139、R
S−232C IF通信制御部140で構成される。な
お、IFはインタフェースを意味する。
【0197】ネットワーク通信制御部134はパソコン
133につながるHUB132と電源制御部135との
間に有って、双方向での指示とデータの受け渡しに関す
るネットワーク通信制御を行う。なお、ネットワーク通
信プロトコルとしてIPプロトコルを使用し、図10の
IP:284とあるようにIPアドレスとして284が
付けられている。また、パソコン141はIP:351
とあるように、IPアドレスとして351が付けられて
いる。なお、ここでは説明を簡単にするためIPアドレ
スを3桁と簡略化しているが、実際はTCP/IPの規
約に基づき設定する。
【0198】電源制御部135は主制御部136から指
示を受けて主電源部138の電源投入や切断制御を行
う。
【0199】主制御部136はパソコン133のOSや
各種アプリケーションプログラムの実行を行う。なお、
電源制御部135からシステム終了を通知されたら実行
中のアプリケーションプログラムを全て終了させ、磁気
ディスク装置137のシステムログを更新し、電源制御
部135にシステム終了完了を通知する。
【0200】磁気ディスク装置137はOS、アプリケ
ーションプログラム、データの記憶を行う。
【0201】主電源部138はパソコン133の各部に
電気供給を行う。
【0202】蓄電池139は、補助電源であり、主電源
部138が電気供給を止めている時、ネットワーク通信
制御部134と電源制御部135に電気供給を行い、ネ
ットワーク通信制御部134がHUB132からのネッ
トワーク通信を受けられるようにする働きを持つ。
【0203】RS−232C IF通信制御部140は
他のパソコンとのデータ通信を行う。
【0204】ここで、接続情報記憶部149の接続情報
の内容を説明すると、284−1,351−1の組はI
Pアドレス284のパソコンとIPアドレス351のパ
ソコンとがそれぞれのRS−232Cインタフェースの
ポート番号1とポート番号1とで接続されていることを
意味する。なお、接続情報はRS−232Cインタフェ
ースで接続されるパソコンの組数だけ予め登録され、当
実施例では1組のみのため、接続情報も1組のみ登録さ
れている。
【0205】また、図11は図10の構成をパソコン1
41のネットワーク通信とRS−232Cインタフェー
スの通信の制御ブロックから見た一例である。図11を
基にここで、本発明で着目したネットワーク通信制御部
の復旧可能な異常と復旧方法の実例を説明する。
【0206】まず、図11の構成を図10以外の部分に
ついて説明すると以下のとおりである。
【0207】ネットワーク通信制御LSI151はネッ
トワーク通信制御を実行するハードウェアがまとめられ
た大規模集積回路である。
【0208】RS−232Cインタフェース通信制御L
SIはRS−232Cインタフェース通信を実行するハ
ードウェアがまとめられた大規模集積回路である。
【0209】MPU153はネットワーク通信制御プロ
グラム、並びにRS−232Cインタフェース通信制御
プログラムを読み込み、解釈し、指定された処理を実行
する。
【0210】ROM154はネットワーク通信制御プロ
グラムが格納された読み込み専用メモリである。
【0211】ROM155はRS−232Cインタフェ
ース通信制御プログラムが格納された読み込み専用メモ
リである。
【0212】RAMは一時記憶用メモリである。
【0213】さて、ネットワーク通信制御部の異常で、
初期化によって復旧可能な異常とは、例えば設計での想
定値を超えるノイズの影響でネットワーク通信制御LS
I151が誤動作し、ネットワーク通信制御プログラム
でハードウェアの異常と捉えて、通信処理を停止させる
場合がある。この場合MPU153にネットワーク通信
制御部の初期化指示を送ることで、ネットワーク通信制
御LSI151がリセットされ、ネットワーク通信制御
プログラムが初期状態のステップに戻されて異常を復旧
させることができる。
【0214】ついで、本発明の一実施例として(1)項
の課題に対する一つの解決手段の処理を図10並びに図
12のフローチャートとを基に、サーバ131からパソ
コン133、パソコン141をリモート制御で電源切断
したところ、パソコン133が電源切断されないため、
ネットワーク通信制御部134の復旧を図り、リモート
制御で電源切断できる割合を高めた場合で説明すると以
下のようになる。
【0215】まず、サーバ側の処理を説明すると以下の
ようになる。
【0216】ステップST01:サーバ131はHUB
132経由でIPアドレス284のパソコン133、I
Pアドレス351のパソコン141に電源切断を指示
し、一定時間、電源切断完了通知を待つ。
【0217】ステップST02:サーバ131は、一定
時間経過後、電源切断完了を未通知のパソコンが有った
場合はステップST03の処理に分岐する。そうでなけ
れば処理を終える。
【0218】ステップST03:サーバ131は、電源
切断完了通知が無いパソコンがどれかを、電源切断を指
示したパソコンと電源切断完了通知のあったパソコンの
IPアドレスを比較して調べて未通知のパソコンがIP
アドレス284のパソコンと知ると、サーバ131内に
予め記憶した接続情報記憶部149の接続情報を参照
し、IPアドレス284のパソコンにRS−232Cイ
ンタフェースで接続のパソコンのIPアドレスと接続に
使用のポート番号を調べる。接続情報記憶部149の接
続情報からIPアドレス284のパソコンはIPアドレ
ス351のパソコン141とそれぞれRS−232Cイ
ンタフェースのポート番号1とポート番号1とで接続さ
れていることが分り、そのパソコン141の電源を投入
し、RS−232C IF通信制御部148のポート番
号1、RS−232Cインタフェース、RS−232C
IF通信制御部140のポート番号1経由でネットワ
ーク通信制御部134に初期化指示を送信し、一定時間
待つ。
【0219】ステップST04:パソコン133から初
期化完了通知があればステップST01の処理に分岐
し、そうでなければパソコン133の異常復旧は不可能
としてエラー修了する。
【0220】ついで、パソコン側処理としてパソコン1
33の処理は以下のようになる。
【0221】ステップST11:サーバからの電源切断
指示を受信した場合はステップ14の処理に分岐する。
そうでなければステップST12の処理に進む。
【0222】ステップST12:RS−232C IF
通信制御部140からネットワーク通信制御部の初期化
指示を受信した場合はステップST13の処理に分岐す
る。そうでなければステップST11の処理に戻る。
【0223】ステップST13:ネットワーク通信制御
部134の初期化を実行する。初期化を正常に終えた場
合は、RS−232C IF通信制御部140からパソ
コン141へサーバ131への初期化完了を通知し、ス
テップST11に戻る。
【0224】ステップST14:従来の通常の電源切断
処理が実行されて、処理を終える。
【0225】このように、パソコンの電源切断が行われ
ない場合は、RS−232Cインタフェース経由でパソ
コンにネットワーク通信制御部の初期化指示を送り、ネ
ットワーク通信制御部が異常で電源切断できなかった場
合の復旧を図っている。
【0226】図13は本発明のその他の一実施例の構成
図である。
【0227】このシステムはサーバ161、HUB16
2、パソコン163、パソコン165、パソコン176
から構成される。
【0228】サーバ161はパソコンを一括管理し、電
源切断指示を行うのに使用される。内部に各パソコンが
RS−232Cインタフェースで接続された他パソコン
2台の情報を記憶した接続情報記憶部178を持つ。
【0229】HUB162はサーバ161とパソコンと
の間のネットワーク上に有って双方向に指示やデータの
受け渡しを行う。
【0230】パソコン163、パソコン165とパソコ
ン176の内部構成は同じであり、ここではパソコン1
65を代表として各部の働きを説明している。
【0231】パソコン165は、ネットワーク通信制御
部166、電源制御部168、主制御部169、バスバ
ッファ171、磁気ディスク装置172、主電源部17
3、蓄電池174、RS−232C IF通信制御部1
75で構成される。
【0232】ネットワーク通信制御部166はパソコン
165につながるHUB162と電源制御部168との
間に有って、双方向での指示とデータの受け渡しに関す
るネットワーク通信制御を行う。IPアドレスは351
が付けられている。また、内部にデータ保護部167を
持つ。なお、ここで他のパソコンのIPアドレスは図1
3のようにパソコン163はIPアドレスに284が、
パソコン176はIPアドレスに683が付けられてい
る。
【0233】データ保護部167はネットワーク通信制
御部166がサーバ161との通信がなく、かつ、パソ
コン165が休止状態の時に一定時間間隔で主制御部1
69の動作を診断し、この診断で異常を検出した場合
は、バスバッファ171を制御して、主制御部169と
磁気ディスク装置172とのデータバスを分離した後、
電源制御部168に指示して主電源部173の電源切断
を行う。
【0234】電源制御部168は主制御部169から指
示を受けて主電源部173の電源投入や切断制御を行
う。
【0235】主制御部169はパソコン165のOSや
各種アプリケーションプログラムの実行を行う。なお、
電源制御部168からシステム終了を通知されたら実行
中のアプリケーションプログラムを全て終了させ、磁気
ディスク装置172のシステムログを更新し、電源制御
部168にシステム終了完了を通知する。また、内部に
折り返しテスト実行部を持つ。
【0236】折り返しテスト実行部170はサーバ16
1からの通信がなく、かつ、パソコン165が休止状態
の時に一定時間間隔でネットワーク通信制御部166を
診断し、この診断で異常を検出した場合は、ネットワー
ク通信制御部166に初期化指示を行って異常の復旧を
図り、それでも復旧しない場合は、主制御部169にシ
ステム終了処理を通知し、主電源部173の電源切断指
示を行う。
【0237】磁気ディスク装置172はOS、アプリケ
ーションプログラム、データの記憶を行う。
【0238】主電源部173はパソコン165の各部に
電気供給を行う。
【0239】蓄電池174は、補助電源であり、主電源
部173が電気供給を止めている時、ネットワーク通信
制御部166と電源制御部168に電気供給を行い、ネ
ットワーク通信制御部166がHUB162からのネッ
トワーク通信を受けられるようにする働きを持つ。
【0240】RS−232C IF通信制御部175は
他のパソコンとのデータ通信を行う。通信制御部を二つ
持ち、二つのパソコンと通信可能である。サーバ161
からネットワーク通信制御部166の初期化指示を受け
た時は、初期化指示がRS−232Cインタフェース経
由で他のパソコン1台からだけの場合は、サーバ161
に初期化指示の再送信を通知し、初期化指示がRS−2
32Cインタフェース経由で他のパソコン2台からの場
合は、ネットワーク通信制御部166に初期化指示を伝
達する。
【0241】ここで、接続情報記憶部178の接続情報
の内容を説明すると、コロン(:)は接続情報の区切り
を意味し、284−1,351−1の組はIPアドレス
284のパソコンとIPアドレス351のパソコンとが
それぞれのRS−232Cインタフェースのポート番号
1とポート番号1とで接続されていることを、また、3
51−2,683−2の組はIPアドレス351のパソ
コンとIPアドレス683のパソコンとがそれぞれのR
S−232Cインタフェースのポート番号2とポート番
号2とで接続されていることを意味する。なお、この接
続情報記憶部178には、パソコン163のRS−23
2Cインタフェースのポート番号2、並びにパソコン1
76のRS−232Cインタフェースのポート番号1に
関する接続情報も記載されるが、説明の簡略化のため省
略している。
【0242】ついで、本発明のその他の一実施例とし
て、パソコンの運用中はネットワーク通信部の定期診断
を行ってネットワーク通信制御部異常の復旧を図り、パ
ソコンのリモート制御による電源切断時、パソコン16
5の電源切断がされなかった場合に、ネットワーク通信
制御部166を復旧させてリモート制御で電源切断でき
る割合を高めた処理、並びに運用中に主制御部の定期診
断を行って、主制御部異常時に磁気ディスク装置のデー
タ保護を行いながら電源切断を可能とした処理を図13
の構成図と、図14、図15のフローチャートとを基に
説明すると以下のようになる。
【0243】まず、サーバ側の処理手順を説明すると以
下のようになる。
【0244】ステップST21:サーバ161はHUB
162経由でIPアドレス284のパソコン163、I
Pアドレス351のパソコン165、IPアドレス68
3のパソコン176に電源切断を指示し、一定時間、電
源切断完了通知を待つ。
【0245】ステップST22:サーバ161は、一定
時間経過後、電源切断完了通知が無いパソコンの有無を
調べ、未通知のパソコンがある場合はステップST23
に進み、そうでなければ処理を終える。
【0246】ステップST23:サーバ161は、電源
切断完了通知が無いパソコンがどれかを、電源切断を指
示したパソコンのIPアドレスと電源切断完了通知のI
Pアドレスとを比較して調べて未通知のパソコンがIP
アドレス351のパソコン165と認識する。
【0247】ステップST24:サーバ161は、パソ
コン165がネットワーク通信制御部の初期化を1回実
施済の場合はパソコン165の異常がネットワーク通信
制御部以外のものと判断し、エラー終了する。そうでな
ければステップST25の処理に進む。
【0248】ステップST25:サーバ161はIPア
ドレス351のパソコンにRS−232Cインタフェー
スで接続のパソコン2台を、接続情報記憶部178に記
憶された接続情報を参照して、そのRS−232Cイン
タフェースのポート番号1の351−1、ポート番号2
の352−2と組で登録された接続情報から求め、それ
ぞれ284−1、683−2であることから、IPアド
レス284のパソコン163とIPアドレス683のパ
ソコン176の電源を投入する。
【0249】ステップST26:サーバ161は284
−1、683−2の接続情報を基にRS−232C I
F通信制御部164のポート番号1とRS−232C
IF通信制御部177のポート番号2の双方からパソコ
ン165のRS−232CIF通信制御部175にネッ
トワーク通信制御部166への初期化指示を送信した
後、一定時間時間待ちする。
【0250】ステップST27:サーバ161は、パソ
コン165からRS−232Cインタフェース経由でパ
ソコン163とパソコン176の双方から初期化指示の
再送信を通知された場合は、ステップST26の処理に
戻る。そうでなければステップST28の処理に進む。
【0251】ステップST28:サーバ161は、パソ
コン165のネットワーク通信制御部166の初期化完
了通知をRS−232Cインタフェース経由でパソコン
163とパソコン176の双方から受けた場合にステッ
プST21の処理に戻り、そうでなければエラー終了す
る。
【0252】一方、パソコン165側の処理は以下のよ
うになる。
【0253】ステップST31:サーバ161からの電
源切断指示を受信した場合はステップST37の処理に
分岐する。そうでなければステップST32の処理に進
む。
【0254】ステップST32:RS−232Cインタ
フェースからネットワーク通信制御部の初期化指示を受
信した場合はステップST34の処理に分岐する。そう
でなければステップST33の処理に進む。
【0255】ステップST33:ネットワーク通信制御
部166と主制御部169が相互に定期的に診断を行
う。なお、図15を基に後述しており、ここでは説明を
省略する。
【0256】ステップST34:パソコン165はRS
−232Cインタフェース経由の初期化指示が1経路か
らだけの場合はステップST36の処理に進み、そうで
なければステップST35の処理に進む。
【0257】ステップST35:ネットワーク通信制御
部166の初期化を実行し、初期化完了通知を受け取っ
たら、RS−232Cインタフェース経由でパソコン1
63とパソコン176の双方からサーバ161に初期化
完了を通知する。その後、ステップST31の処理に戻
る。
【0258】ステップST36:初期化指示の再送信を
RS−232Cインタフェース経由でパソコン163と
パソコン176の双方からサーバ161に通知する。そ
の後、ステップST31の処理に戻る。
【0259】ステップST37:従来の通常の電源切断
処理が実行されて、処理を終える。
【0260】また、ネットワーク通信制御部166によ
る主制御部169の診断処理を図15の左側フローチャ
ートを基に説明するとは以下のようになる。
【0261】ステップST41:ネットワーク通信制御
部166のデータ保護部167は主制御部169にサー
バ161から通信が有る場合は処理を終え、そうでなけ
ればステップST42に進む。
【0262】ステップST42:データ保護部167は
主制御部169に例えば任意の計算式とデータを送り、
計算結果を問合せ、一定時間応答を待つ。
【0263】ステップST43:データ保護部167は
主制御部169からの応答と予め用意した期待値とを比
較し、一致した場合は主制御部169の動作は正常と判
断して処理を終える。そうでなければステップST44
に進む。
【0264】ステップST44:データ保護部167は
主制御部169と磁気ディスク装置172間のデータバ
スをバスバッファ171を制御して分離し、電源制御部
168に指示して、主電源部173の電源を切断し、サ
ーバ161にエラー終了を通知する。
【0265】一方、主制御部によるネットワーク通信制
御部の診断を図15の右側フローチャートを基に説明す
ると以下のようになる。
【0266】ステップST51:折り返しテスト実行部
170は主制御部169がサーバ161と通信中、また
はパソコン165が動作中の場合は処理を終える。そう
でなければステップST52の処理に進む。
【0267】ステップST52:折り返しテスト実行部
170はネットワーク通信制御部166へ、ネットワー
ク通信上へのデータの出口で、データ送信を折り返えす
よう指定して、データ送信テストを行う。
【0268】ステップST53:折り返しテスト実行部
170はデータの折り返しテストで、データが返ってこ
ない場合や、異なるデータが返された場合は異常と診断
し、ステップST54の処理に進む。そうでなければ処
理を終える。
【0269】ステップST54:折り返しテスト実行部
170はネットワーク通信制御部166の初期化を指示
する。
【0270】ステップST55:折り返しテスト実行部
170はネットワーク通信制御部166から初期化完了
通知を受けた場合は処理を終える。そうでなければステ
ップST56の処理に進む。
【0271】ステップST56:折り返しテスト実行部
170は主制御部169にシステム終了を通知する。
【0272】主制御部169はシステム終了通知を受け
ると、全てのアプリケーションプログラムを終了させ、
磁気ディスク装置172のシステムログを更新し、しか
るのち電源制御部168に指示して主電源部173の電
気供給を停止させ、エラー終了する。
【0273】図16は本発明のその他の一実施例とし
て、(3)項の課題に対する一つの解決手段の構成図で
ある。
【0274】このシステムはサーバ191、HUB19
2、パソコン193、パソコン199、共通電源部20
0から構成される。
【0275】サーバ191はパソコンを一括管理し、電
源切断指示を行うのに使用される。
【0276】HUB192はサーバ191とパソコンと
の間のネットワーク上に有って双方向に指示やデータの
受け渡しを行う。
【0277】パソコン193とパソコン199の内部構
成は同じであり、ここではパソコン193を代表として
各部の働きを説明している。
【0278】パソコン193は、ネットワーク通信制御
部194、電源制御部195、主制御部196、磁気デ
ィスク装置197、蓄電池198で構成される。
【0279】ネットワーク通信制御部194はパソコン
193につながるHUB192と電源制御部195との
間に有って、双方向での指示とデータの受け渡しに関す
るネットワーク通信制御を行う。
【0280】電源制御部195は主制御部196から指
示を受けて共通電源部200の電源投入や切断制御を行
う。
【0281】主制御部196はパソコン193のOSや
各種アプリケーションプログラムの実行を行う。なお、
電源制御部195からシステム終了を通知されたら実行
中のアプリケーションプログラムを全て終了させ、磁気
ディスク装置197のシステムログを更新し、電源制御
部195にシステム終了完了を通知する。
【0282】磁気ディスク装置197はOS、アプリケ
ーションプログラム、データの記憶を行う。
【0283】蓄電池198は、補助電源であり、共通電
源部200が電気供給を止めている時、ネットワーク通
信制御部194と電源制御部195に電気供給を行い、
ネットワーク通信制御部194がHUB192からのネ
ットワーク通信を受けられるようにする働きを持つ。
【0284】共通電源部200はパソコン193、パソ
コン199の各部に電気供給を行う。
【0285】ついで、本発明のその他の一実施例とし
て、(3)項の課題に対する一つの解決手段の処理を図
16と図17のフローチャートとを基に、パソコン19
3とパソコン199にリモート制御で電源切断指示し、
パソコン193がいち早く電源切断処理を終えて、共通
電源部200の電源を切断した場合で説明すると以下の
ようになる。
【0286】まず、サーバ側の処理を説明すると以下の
ようになる。
【0287】ステップST61:サーバ191はHUB
192経由でパソコン193、パソコン199にシステ
ム終了を指示し、一定時間、システム終了完了通知を待
つ。
【0288】ステップST62:パソコン193、パソ
コン199からシステム終了完了通知が有った場合は、
ステップST64に分岐し、そうでなければステップS
T63に進む。
【0289】ステップST63:システム終了完了通知
がなかったパソコンを、システム終了を指示したパソコ
ンとシステム終了完了通知がされたパソコンとを比較し
て調べ、保守に備えてサーバ191内に記憶する。
【0290】ステップST64:HUB192経由でパ
ソコン193、パソコン199に電源切断を指示し、一
定時間、電源切断完了通知を待つ。
【0291】ステップST65:電源切断完了通知があ
れば、処理を正常終了し、そうでなければ、エラー終了
する。
【0292】ついで、パソコン193側の処理を説明す
ると以下のようになる。
【0293】ステップST71:ネットワーク通信制御
部194はサーバ191からシステム終了指示を受信し
た場合はステップST74に分岐し、そうでなければス
テップST72に進む。
【0294】ステップST72:電源切断指示を受けた
場合は、ステップST73の処理に進む。そうでなけれ
ばステップST71の処理に戻る。
【0295】ステップST73:電源制御部195はネ
ットワーク通信制御部194からの電源切断指示を基
に、主制御部196にシステム終了を通知し、主制御部
196はシステム終了処理を既に終えているため電源制
御部195にただちにシステム終了完了を通知し、電源
制御部195はこの通知を受けて、共通電源部200の
電源を切断し、その後、サーバ191に電源切断完了を
通知する。
【0296】ステップST74:電源制御部195はネ
ットワーク通信制御部194からのシステム終了指示を
基に、主制御部196にシステム終了を通知し、主制御
部196は全てのアプリケーションプログラムを終了さ
せ、磁気ディスク装置197のシステムログを更新し、
電源制御部195にシステム終了完了を通知する。その
後、電源制御部195はサーバ191にシステム終了完
了を通知する。
【0297】図18は本発明のその他の一実施例とし
て、(3)項の課題に対する一つの解決手段の構成図で
ある。
【0298】このシステムはサーバ211、HUB21
2、パソコン213、パソコン221、共通電源部22
2から構成される。
【0299】サーバ211はパソコンを一括管理し、電
源切断指示を行うのに使用される。
【0300】HUB212はサーバ211とパソコンと
の間のネットワーク上に有って双方向に指示やデータの
受け渡しを行う。
【0301】パソコン213とパソコン221の内部構
成は同じであり、ここではパソコン213を代表として
各部の働きを説明している。
【0302】パソコン213は、ネットワーク通信制御
部214、電源制御部215、主制御部216、磁気デ
ィスク装置217、蓄電池218、電源監視・切断部2
19で構成される。
【0303】ネットワーク通信制御部214はパソコン
213につながるHUB212と電源制御部215との
間に有って、双方向での指示とデータの受け渡しに関す
るネットワーク通信制御を行う。
【0304】電源制御部215は主制御部216または
電源監視・切断部219から指示を受けて共通電源部2
22の電源投入や切断制御を行う。
【0305】主制御部216はパソコン213のOSや
各種アプリケーションプログラムの実行を行う。なお、
電源制御部215からシステム終了を通知されたら実行
中のアプリケーションプログラムを全て終了させ、磁気
ディスク装置217のシステムログを更新し、電源制御
部215にシステム終了完了を通知する。
【0306】磁気ディスク装置217はOS、アプリケ
ーションプログラム、データの記憶を行う。
【0307】蓄電池218は、補助電源であり、共通電
源部222が電気供給を止めている時、ネットワーク通
信制御部214と電源制御部215に電気供給を行い、
ネットワーク通信制御部214がHUB212からのネ
ットワーク通信を受けられるようにする働きを持つ。
【0308】電源監視・切断部219はサーバ211の
指示を基にサーバ211から電源切断が指示されたパソ
コンの電源切断の実行を監視し、電源が切断されなかっ
た時に、電源制御部215に指示して、電源切断が指示
されたパソコンに該当する共通電源部222の二次電源
スイッチを切断する。
【0309】共通電源部222は二次電源スイッチ選択
部223、二次電源スイッチ224、二次電源スイッチ
225、一次電源スイッチ・電流・電圧調整部226で
構成され、パソコン213、パソコン221の各部に電
気供給を行う。
【0310】二次電源スイッチ選択部223はパソコン
の電源制御部からの指示で任意の二次電源スイッチの選
択を行う。
【0311】二次電源スイッチ224、二次電源スイッ
チ225はそれぞれパソコン213、パソコン221の
電源投入、切断を切り替えるスイッチでパソコンの電源
制御部からの指示で切り替え可能である。
【0312】一次電源スイッチ・電流・電圧調整部22
6は電源コンセントから入力した電気をパソコンに合わ
せた、電流形式・電圧値に調整し、二次電源スイッチに
供給するとともに、共通電源部222の一次電源スイッ
チである。
【0313】ついで、本発明のその他の一実施例とし
て、(3)項の課題に対する一つの解決手段の処理を図
18と図19のフローチャートとを基に、パソコン22
1の電源切断をパソコン213に監視、電源切断遂行さ
せた場合で説明すると以下のようになる。
【0314】まず、サーバ211側の処理は以下のよう
になる。
【0315】ステップST81:サーバ211はHUB
212経由でパソコン221に電源切断を指示するとと
もに、パソコン221と対で管理のパソコン213にパ
ソコン221の電源切断監視と、電源切断が実行されな
かった場合の電源切断を指示する。
【0316】ステップST82:電源切断完了通知を待
ち、電源切断完了が通知されたら処理を終える。
【0317】ついで、パソコン213側の処理は以下の
ようになる。
【0318】ステップST91:サーバ211からの電
源切断監視兼電源切断遂行指示を待ち、指示を受信した
ら、ステップST92の処理に進む。
【0319】ステップST92:主制御部216は電源
切断監視兼電源切断遂行指示を受けると、電源監視・切
断部219を起動する。
【0320】電源監視・切断部219は電源切断の監視
を指示されたパソコン221が電源切断処理をするに十
分な時間だけ、時間待ちした上で、電源制御部215に
指示して、二次電源スイッチ選択部223経由で監視を
指示されたパソコン221の二次電源スイッチ225の
切断、または、投入の状態を取り込む。
【0321】ステップST93:パソコン221の二次
電源スイッチ225が切断状態であれば、処理を終え
る。そうでなければ、ステップST94に進む。
【0322】ステップST94:電源監視・切断部21
9は電源制御部215に指示して、二次電源スイッチ選
択部223経由でパソコン221の二次電源スイッチ2
25を切断し、その後、サーバ211に電源切断完了を
通知する。
【0323】図20は本発明のその他の一実施例とし
て、(4)項の課題に対する解決手段の構成図である。
【0324】このシステムはサーバ241、HUB24
2、パソコン243、パソコン247、パソコン257
から構成される。
【0325】サーバ241はパソコンを一括管理し、電
源切断指示を行うのに使用される。内部に各パソコンが
RS−232Cインタフェースで接続された他パソコン
2台の情報を記憶した接続情報記憶部266を持つ。
【0326】HUB242はサーバ241とパソコンと
の間のネットワーク上に有って双方向に指示やデータの
受け渡しを行う。
【0327】パソコン243、パソコン247とパソコ
ン257の内部構成は同じであり、ここではパソコン2
47を代表として各部の働きを説明している。
【0328】パソコン247は、ネットワーク通信制御
部248、電源制御部250、主制御部251、バスバ
ッファ253、磁気ディスク装置254、蓄電池25
5、RS−232C IF通信制御部256で構成され
る。
【0329】ネットワーク通信制御部248はパソコン
247につながるHUB242と電源制御部250との
間に有って、双方向での指示とデータの受け渡しに関す
るネットワーク通信制御を行う。IPアドレスは351
が付けられている。また、内部にデータ保護部249を
持つ。なお、ここで他のパソコンのIPアドレスは図2
0のようにパソコン243はIPアドレスに284が、
パソコン257はIPアドレスに683が付けられてい
る。
【0330】データ保護部249はネットワーク通信制
御部248がサーバ241との通信がなく、かつ、パソ
コン247が休止状態の時に一定時間間隔で主制御部2
51の動作を診断し、この診断で異常を検出した場合
は、バスバッファ253を制御して、主制御部251と
磁気ディスク装置254とのデータバスを分離した後、
ネットワーク通信制御部248経由で電源制御部250
に指示して共通電源部260の自パソコンの二次電源ス
イッチの切断を行う。
【0331】電源制御部250は共通電源部260の任
意の二次電源スイッチの投入や切断制御を行う。
【0332】主制御部251はパソコン247のOSや
各種アプリケーションプログラムの実行を行い、内部に
折り返しテスト実行部252を持つ。なお、電源制御部
250からシステム終了を通知されたら実行中のアプリ
ケーションプログラムを全て終了させ、磁気ディスク装
置254のシステムログを更新し、電源制御部250に
システム終了完了を通知する。
【0333】折り返しテスト実行部252はサーバ24
1からの通信がなく、かつ、パソコン247が休止状態
の時に一定時間間隔でネットワーク通信制御部248を
診断し、この診断で異常を検出した場合は、ネットワー
ク通信制御部248に初期化指示を行って異常の修復を
図り、それでも復旧しない場合は、主制御部251にシ
ステム終了処理を通知し、共通電源部260の自パソコ
ンの二次電源スイッチの電源切断指示を行う。
【0334】磁気ディスク装置254はOS、アプリケ
ーションプログラム、データの記憶を行う。
【0335】蓄電池255は、補助電源であり、共通電
源部260が電気供給を止めている時、ネットワーク通
信制御部248と電源制御部250に電気供給を行い、
ネットワーク通信制御部248がHUB242からのネ
ットワーク通信を受けられるようにする働きを持つ。
【0336】RS−232C IF通信制御部256は
他のパソコンとのデータ通信を行う。通信制御部を二つ
持ち、二つのパソコンと通信可能である。サーバ241
からネットワーク通信制御部248の初期化指示を受け
た時は、初期化指示がRS−232Cインタフェースで
つながる他のパソコン1台からだけの場合は、サーバ2
41に初期化指示の再送信を通知し、初期化指示がRS
−232Cインタフェースでつながる他のパソコン2台
からの場合は、ネットワーク通信制御部248に初期化
指示を伝達する。
【0337】共通電源部260は二次電源スイッチ選択
部261、二次電源スイッチ262、二次電源スイッチ
263、二次電源スイッチ264、一次電源スイッチ・
電流・電圧調整部265で構成され、パソコン243、
パソコン247、パソコン257の各部に電気供給を行
う。
【0338】二次電源スイッチ選択部261はパソコン
の電源制御部からの指示で任意の二次電源スイッチの選
択を行う。
【0339】二次電源スイッチ262、二次電源スイッ
チ263、二次電源スイッチ264はそれぞれパソコン
243、パソコン247、パソコン257の電源投入、
切断を切り替えるスイッチでパソコンの電源制御部から
の指示で切り替え可能である。
【0340】一次電源スイッチ・電流・電圧調整部26
5は電源コンセントから入力した電気をパソコンに合わ
せた、電流形式・電圧値に調整し、二次電源スイッチに
供給するとともに、共通電源部260の一次電源スイッ
チである。
【0341】ここで、接続情報記憶部266の接続情報
の内容を説明すると、コロン(:)は接続情報の区切り
を意味し、284−1,351−1の組はIPアドレス
284のパソコンとIPアドレス351のパソコンとが
それぞれのRS−232Cインタフェースのポート番号
1とポート番号1とで接続されていることを、また、3
51−2,683−2の組はIPアドレス351のパソ
コンとIPアドレス683のパソコンとがそれぞれのR
S−232Cインタフェースのポート番号2とポート番
号2とで接続されていることを意味する.なお、この接
続情報記憶部266には、パソコン243のRS−23
2Cインタフェースのポート番号2、並びにパソコン2
57のRS−232Cインタフェースのポート番号1に
関する接続情報も記載されるが、説明の簡略化のため省
略している。
【0342】ついで、本発明のその他の一実施例とし
て、(4)項の課題に対する解決手段の処理を図20並
びに図21、図22のフローチャートを基に、パソコン
247の異常復旧を図ってリモート制御での電源切断の
割合を高め、復旧しない場合にリモート制御で電源切断
した場合で、かつ、主制御部の異常時に電源切断する
際、磁気ディスク装置のデータ保護をできるようにした
場合で説明すると以下のようになる。
【0343】まず、サーバ側のリモート制御での電源切
断処理手順を説明すると以下のようになる。
【0344】ステップST111:サーバ241はHU
B242経由でIPアドレス284のパソコン243、
IPアドレス351のパソコン247、IPアドレス6
83のパソコン257に電源切断を指示し、一定時間、
電源切断完了通知を待つ。
【0345】ステップST112:サーバ241は、一
定時間経過後、電源切断完了通知が無いパソコンの有無
を調べ、未通知のパソコンがある場合はステップST1
13の処理に進み、そうでなければ処理を終える。
【0346】ステップST113:サーバ241は、電
源切断完了通知が無いパソコンがどれかを、電源切断を
指示したパソコンのIPアドレスと電源切断完了通知の
IPアドレスとを比較して調べて未通知のパソコンがI
Pアドレス351のパソコン247と認識する。
【0347】ステップST114:サーバ241は、パ
ソコン247がネットワーク通信制御部の初期化を1回
実施済かを調べ、1回実施済の場合ステップST119
に分岐する。そうでなければステップST115の処理
に進む。
【0348】ステップST115:サーバ241はIP
アドレス351のパソコンにRS−232Cインタフェ
ースで接続のパソコン2台を、接続情報記憶部266に
記憶された接続情報を参照し、そのRS−232Cイン
タフェースのポート番号1の351−1、ポート番号2
の352−2と組で登録された接続情報から求め、それ
ぞれ284−1、683−2であることから、IPアド
レス284のパソコン243とIPアドレス683のパ
ソコン257の電源を投入する。
【0349】ステップST116:サーバ241は28
4−1、683−2の接続情報を基にRS−232C
IF通信制御部245のポート番号1とRS−232C
IF通信制御部258のポート番号2の双方からパソ
コン247のRS−232CIF通信制御部256にネ
ットワーク通信制御部248への初期化指示を送信した
後、一定時間時間待ちする。
【0350】ステップST117:サーバ241は、パ
ソコン247からRS−232Cインタフェース経由で
パソコン243とパソコン257の双方から初期化指示
の再送信を通知された場合は、ステップST116の処
理に戻る。そうでなければステップST118の処理に
進む。
【0351】ステップST118:サーバ241は、パ
ソコン247からRS−232Cインタフェース経由で
パソコン243とパソコン257の双方からのネットワ
ーク通信制御部248の初期化完了通知を受けた場合に
ステップST111の処理に戻り、そうでなければステ
ップST119の処理に進む。
【0352】ステップST119:パソコン247のR
S−232Cインタフェースにつながる一方のパソコン
243に指示し、電源制御部244経由で共通電源部2
60のパソコン247の二次電源スイッチ263を切断
し、パソコン247の電源を強制切断する。
【0353】一方、パソコン247側の処理は以下のよ
うになる。
【0354】ステップST121:サーバ241からの
電源切断指示を受信した場合はステップST127の処
理に分岐する。そうでなければステップST122の処
理に進む。
【0355】ステップST122:RS−232Cイン
タフェースからネットワーク通信制御部の初期化指示を
受信した場合はステップST124の処理に分岐する。
そうでなければステップST123の処理に進む。
【0356】ステップST123:ネットワーク通信制
御部248と主制御部251が相互に定期的に診断を行
う。なお、図22を基に後述しており、ここでは説明を
省略する。
【0357】ステップST124:パソコン247はR
S−232Cインタフェース経由の初期化指示が1経路
からだけの場合はステップST126の処理に進み、そ
うでなければステップST125の処理に進む。
【0358】ステップST125:ネットワーク通信制
御部248の初期化を実行し、初期化完了通知を受け取
ったら、サーバ241にRS−232Cインタフェース
経由でパソコン243とパソコン257の双方から初期
化完了を通知する。その後、ステップST121の処理
に戻る。
【0359】ステップST126:サーバ241にRS
−232Cインタフェース経由でパソコン243とパソ
コン257の双方から初期化指示の再送信を通知する。
その後、ステップST121の処理に戻る。
【0360】ステップST127:従来の通常の電源切
断処理が実行されて、処理を終える。
【0361】また、ネットワーク通信制御部248によ
る主制御部251の診断処理を図22の左側フローチャ
ートで説明すると以下のようになる。
【0362】ステップST151:ネットワーク通信制
御部248のデータ保護部249は主制御部251にサ
ーバ241から通信が有る場合は処理を終え、そうでな
ければステップST152の処理に進む。
【0363】ステップST152:データ保護部249
は主制御部251に例えば任意の計算式とデータを送
り、計算結果を問合せ、計算所要時間だけ待つ。
【0364】ステップST153:データ保護部249
は主制御部251からの応答と予め用意した期待値とを
比較し、一致した場合は主制御部251の動作は正常と
判断して処理を終える。そうでなければステップST1
54に進む。
【0365】ステップST154:データ保護部249
は主制御部251と磁気ディスク装置254間のデータ
バスをバスバッファ253を制御して分離し、電源制御
部250に指示して、共通電源部260の二次電源スイ
ッチ263を切断し、パソコン247の電気供給を停止
させ、エラー終了する。
【0366】一方、主制御部によるネットワーク通信制
御部の定期診断での異常検出と復旧を図22の右側フロ
ーチャートで説明すると以下のようになる。
【0367】ステップST161:折り返しテスト実行
部252は主制御部251がサーバ241と通信中、ま
たはパソコン247が動作中の場合は処理を終える。そ
うでなければステップST162の処理に進む。
【0368】ステップST162:折り返しテスト実行
部252はネットワーク通信制御部248へ、ネットワ
ーク通信上へのデータの出口で、データ送信を折り返え
すよう指定して、データ送信テストを行う。
【0369】ステップST163:折り返しテスト実行
部252はデータの折り返しテストで、データが返って
こない場合や異なるデータが返された場合は異常と診断
し、ステップST164の処理に進む。そうでなければ
処理を終える。
【0370】ステップST164:折り返しテスト実行
部252はネットワーク通信制御部248の初期化を指
示する。
【0371】ステップST165:折り返しテスト実行
部252はネットワーク通信制御部248から初期化完
了通知を受けた場合は処理を終える。そうでなければス
テップST166の処理に進む。
【0372】ステップST166:折り返しテスト実行
部252は主制御部251にシステム終了を通知する。
【0373】主制御部251はシステム終了通知を受け
ると、全てのアプリケーションプログラムを終了させ、
磁気ディスク装置254のシステムログを更新し、しか
るのち電源制御部250に指示して共通電源部260の
二次電源スイッチ263を二次電源スイッチ選択部26
1で選択して、切断し、電気供給を停止させる。
【0374】本発明は、サーバによる端末装置の一括管
理におけるリモート電源切断の二重化に適用できる。ま
た、端末装置の主制御部異常時の電源切断において、記
憶装置のデータ破壊防止方法として適用できる。
【0375】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0376】(1)項の課題に対する発明では、端末装
置の異常がネットワーク通信制御部の異常の場合に復旧
を図って、その分、サーバによるリモート制御で電源切
断できる割合を高め、管理者が出向いて手操作で電源切
断が必要な回数を減らせる効果がある。
【0377】また、選択した別インタフェース通信手段
によっては影響を受ける通信経路にかかるノイズの影響
を排除しながら、リモート制御で電源切断できる割合を
高め、その分管理者が出向いて手操作で電源切断が必要
な回数を減らせる効果がある。
【0378】さらに、運用中にもネットワーク通信制御
部異常の復旧を可能として、リモート制御で電源切断で
きる割合を高め、その分管理者が出向いて手操作で電源
切断が必要な回数を減らせる効果がある。
【0379】(2)項の課題に対する発明では、主制御
部異常時に電源切断を行う場合に、記憶装置のデータ破
壊を防止できる効果がある。
【0380】(3)項の課題に対する発明では、端末装
置の内少なくとも、1台が正常ならば全ての端末装置の
電源切断を可能として、端末装置が遠隔地にあって、管
理者が出向いて切断できない場合は、リモート制御で電
源切断できる効果がある。
【0381】また、端末装置が遠隔地にあって、管理者
が出向いて切断できない場合は、リモート制御で任意端
末装置の電源切断ができる効果がある。
【0382】(4)項の課題に対する発明では、端末装
置のネットワーク通信制御部異常は復旧を可能として、
リモート制御で電源切断できる割合を高め、復旧できな
い場合も電源切断できるようにして、リモート制御での
電源切断効率を高め、また、主制御部異常時に電源切断
した場合に、記憶装置のデータ破壊を防止でき、信頼性
を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の端末装置リモート電源切断での指示と
応答の流れを示す図である。
【図3】本発明のその他の原理構成図である。
【図4】本発明の端末装置リモート電源切断での指示と
応答の流れを示す図である。
【図5】本発明のその他の原理構成図である。
【図6】本発明のその他の原理構成図である。
【図7】本発明のその他の原理構成図である。
【図8】本発明のその他の原理構成図である。
【図9】本発明のその他の原理構成図である。
【図10】本発明の一実施例の構成図である。
【図11】本発明の一実施例のネットワーク通信とRS
−232Cインタフェース通信の制御ブロック図である
【図12】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図13】本発明のその他の一実施例の構成図である。
【図14】本発明のその他の一実施例のフローチャート
である。
【図15】本発明のその他の一実施例のフローチャート
である。
【図16】本発明のその他の一実施例の構成図である。
【図17】本発明のその他の一実施例のフローチャート
である。
【図18】本発明のその他の一実施例の構成図である。
【図19】本発明のその他の一実施例のフローチャート
である。
【図20】本発明のその他の一実施例の構成図である。
【図21】本発明のその他の一実施例のフローチャート
である。
【図22】本発明のその他の一実施例のフローチャート
である。
【図23】従来技術の一例の構成図である。
【図24】従来技術の一例の端末装置リモート電源切断
での指示と応答の流れを示す図である。
【図25】従来技術の一例の端末装置リモート電源切断
のフローチャートである。
【符号の説明】
1、21、61、81、101:サーバ 2、22、62、82、102:中継装置 3、11、23、25、35、41、51、63、6
9、83、91、103、107、117:端末装置 4、26、42、52、64、84、108:ネットワ
ーク通信制御部 5、27、43、57、65、85、104、110:
電源制御部 6、28、45、55、66、86、111:主制御部 7、29、44、56、67、87、114:記憶装置 8、30、47、58:主電源部 9、31、68、88、115:補助電源部 10、12、24、32、36、105、116、11
8:別インタフェース通信制御部 13、37、126:接続情報記憶部 46、112:折り返しテスト実行部 53、109:データ保護部 54、113:バスバッファ 70、92、120:共通電源部 89:電源監視・切断部 93、121:二次電源スイッチ選択部 94、95、122、123、124:二次電源スイッ
チ 96、125:一次電源スイッチ・電流・電圧調整部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク通信手段以外に別インタフェ
    ースの通信手段を具備し、他の端末装置1台と別インタ
    フェースで接続されている端末装置のリモート電源制御
    の2重化方法において、 サーバに各端末装置が別インタフェースで接続された他
    端末装置の情報を記憶した接続情報記憶部を具備し、 サーバが1台または複数台の端末装置にネットワーク通
    信経由で電源切断を指示し、所定時間内に電源切断完了
    通知が未通知の端末装置が有った場合に、未通知端末装
    置に接続の他端末装置を接続情報記憶部に記憶された接
    続情報から調べ、その他端末装置の別インタフェース経
    由で未通知端末装置のネットワーク通信制御部の初期化
    を指示し、初期化完了通知を受けた場合は未通知の端末
    装置にネットワーク通信経由で再度電源切断指示を行う
    手順を備えた、 ことを特徴とする端末装置のリモート電源制御の2重化
    方法。
  2. 【請求項2】ネットワーク通信手段以外に別インタフェ
    ースの通信手段を具備し、複数の他端末装置と別インタ
    フェースで接続されている端末装置のリモート電源制御
    の2重化方法において、 サーバに各端末装置が別インタフェースで接続された複
    数の他端末装置の情報を記憶した接続情報記憶部を具備
    し、 サーバが1台または複数台の端末装置にネットワーク通
    信経由で電源切断を指示し、所定時間内に電源切断完了
    通知が未通知の端末装置が有った場合に、未通知端末装
    置に接続の複数の他端末装置を接続情報記憶部に記憶さ
    れた接続情報から調べ、それら他端末装置の別インタフ
    ェース経由で未通知端末装置のネットワーク通信制御部
    の初期化を指示し、初期化指示の再送付通知を受けた場
    合は再度それら他端末装置経由でネットワーク通信制御
    部の初期化指示を行い、初期化完了通知を受けた場合は
    未通知の端末装置にネットワーク通信経由で再度電源切
    断指示を行う手順を備えた、 ことを特徴とする端末装置のリモート電源制御の2重化
    方法。
  3. 【請求項3】端末装置のリモート電源制御の2重化方法
    において、 端末装置(41)の主制御部(45)はサーバとの通信
    がなく、かつ、端末装置(41)が休止状態の時に一定
    時間間隔でネットワーク通信制御部(42)をネットワ
    ーク通信制御部(42)内部での折り返しテストで診断
    する手順と、 この診断で異常を検出した場合は、主制御部(45)か
    らネットワーク通信制御部(42)の初期化を指示し、
    初期化完了通知が返されたら、一回の診断を終了し、初
    期化完了通知が無い場合は全てのアプリケーションプロ
    グラムを終了させ、記憶装置(44)のシステムログを
    更新し、電源制御部(43)に指示し、主電源部(4
    7)の電源切断を実行する手順とを備えた、 ことを特徴とする端末装置のリモート電源制御の2重化
    方法。
  4. 【請求項4】前記2重化方法において、 端末装置(41)の主制御部(45)はサーバとの通信
    がなく、かつ、端末装置(41)が休止状態の時に一定
    時間間隔でネットワーク通信制御部(42)をネットワ
    ーク通信制御部(42)内部での折り返しテストで診断
    する手順と、 この診断で異常を検出した場合は、主制御部(45)か
    らネットワーク通信制御部(42)の初期化を指示し、
    初期化完了通知が返されたら、一回の診断を終了し、初
    期化完了通知が無い場合は全てのアプリケーションプロ
    グラムを終了させ、記憶装置(44)のシステムログを
    更新し、電源制御部(43)に指示し、主電源部(4
    7)の電源切断を実行する手順とを備えた、 ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端末
    装置のリモート電源制御の2重化方法。
  5. 【請求項5】端末装置のリモート電源制御の2重化方法
    において、 端末装置(51)のネットワーク通信制御部(52)が
    サーバと通信中でなく、かつ、端末装置(51)が休止
    状態の時に一定時間間隔で主制御部(55)を診断する
    手順と、 この診断で異常を検出した場合は、主制御部(55)と
    記憶装置(56)間のデータバスをバスバッファ(5
    4)で分離し、電源制御部(57)に指示して主電源部
    (58)の電源切断を実行する手順とを備えた、 ことを特徴とする端末装置のリモート電源制御の2重化
    方法。
  6. 【請求項6】前記2重化電源制御方法において、 端末装置(51)のネットワーク通信制御部(52)が
    サーバと通信中でなく、かつ、端末装置(51)が休止
    状態の時に一定時間間隔で主制御部(55)を診断する
    手順と、 この診断で異常を検出した場合は、主制御部(55)と
    記憶装置(56)間のデータバスをバスバッファ(5
    4)で分離し、電源制御部(57)に指示して主電源部
    (58)の電源切断を実行する手順とを備えた、ことを
    特徴とする請求項4に記載の端末装置のリモート電源制
    御の2重化方法。
  7. 【請求項7】端末装置のリモート電源制御の2重化方法
    において、 端末装置共通に電気供給を行い、かつ、端末装置ごとに
    電源供給停止を指定できる共通電源部(92)を具備
    し、 サーバ(81)から任意の端末装置を選んで電源切断を
    指示した場合は、その他の端末装置1台に監視と電源切
    断遂行を指示し、電源切断対象の端末装置の電源が切断
    されなかった場合に、その監視と電源切断遂行用端末装
    置が共通電源部(92)の電源切断対象の端末装置用二
    次電源スイッチを切断する手順を備えた、 ことを特徴とする端末装置のリモート電源制御の2重化
    方法。
  8. 【請求項8】ネットワーク通信手段以外に別インタフェ
    ースの通信手段を具備し、複数の他端末装置と別インタ
    フェースで接続されている端末装置のリモート電源制御
    の2重化方法において、 端末装置共通に電気供給を行い、かつ、端末装置ごとに
    電源供給停止を指定できる共通電源部を具備し、 かつ、サーバに各端末装置が別インタフェースで接続さ
    れた複数の他端末装置の情報を記憶した接続情報記憶部
    を具備し、 端末装置の主制御部はサーバとの通信がなく、かつ、端
    末装置が休止状態の時に一定時間間隔でネットワーク通
    信制御部をネットワーク通信制御部内部での折り返しテ
    ストで診断する手順と、 この診断で異常を検出した場合は、主制御部からネット
    ワーク通信制御部の初期化を指示し、初期化完了通知が
    返されたら、一回の診断を終了し、初期化完了通知が無
    い場合は全てのアプリケーションプログラムを終了さ
    せ、記憶装置のシステムログを更新し、電源制御部に指
    示して共通電源部の自端末装置の二次電源スイッチを切
    断する手順と、 サーバが1台または複数台の端末装置にネットワーク通
    信経由で電源切断を指示し、所定時間内に電源切断完了
    通知が未通知の端末装置が有った場合に、未通知端末装
    置に接続の複数の他端末装置を接続情報記憶部に記憶さ
    れた接続情報から調べ、それら他端末装置の別インタフ
    ェース経由で未通知端末装置のネットワーク通信制御部
    の初期化を指示し、初期化指示の再送付通知を受けた場
    合は再度それら他端末装置経由でネットワーク通信制御
    部の初期化指示を行い、初期化完了通知を受けた場合は
    未通知の端末装置にネットワーク通信経由で再度電源切
    断指示を行い、それでも電源切断できない場合または初
    期化指示の再送付通知が2度に渡って応答された場合
    は、サーバからの指定によってそれら他端末装置のうち
    1台に指示して共通電源部の未通知の端末装置用二次電
    源スイッチを切断可能とする手順と、 端末装置のネットワーク通信制御部はサーバとの通信が
    なく、かつ、端末装置が休止状態の時に一定時間間隔で
    主制御部を診断する手順と、 この診断で異常を検出した場合は、主制御部と記憶装置
    間のデータバスをバスバッファで分離し、電源制御部に
    指示して共通電源部の自端末装置の二次電源スイッチを
    切断する手順とを備えた、 ことを特徴とする端末装置のリモート電源制御の2重化
    方法。
  9. 【請求項9】ネットワーク通信手段以外に別インタフェ
    ースの通信手段を具備し、他の端末装置1台と別インタ
    フェースで接続されているリモート電源制御が2重化さ
    れた端末装置において、 他端末装置から別インタフェース経由でネットワーク通
    信制御部初期化指示を受けた時に、ネットワーク通信制
    御部に初期化を指示し、ネットワーク通信制御部から初
    期化完了通知を受けた時に初期化指示を受けた他端末装
    置に別インタフェース経由でネットワーク通信制御部の
    初期化完了通知を返す別インタフェース通信制御部を備
    えた、 ことを特徴とするリモート電源制御が2重化された端末
    装置。
  10. 【請求項10】ネットワーク通信手段以外に別インタフ
    ェースの通信手段を具備し、複数の他端末装置と別イン
    タフェースで接続されているリモート電源制御が2重化
    された端末装置において、 複数の他端末装置からの別インタフェース経由のネット
    ワーク通信制御部初期化指示が1台分でも届かない場合
    に、それら他端末装置に初期化指示の再送付を通知し、
    それら他端末装置全てから初期化指示を受けた場合に、
    ネットワーク通信制御部の初期化を指示し、ネットワー
    ク通信制御部からの初期化完了通知を受けた場合に、そ
    れら他端末装置に別インタフェース経由でネットワーク
    通信制御部の初期化完了通知を返す別インタフェース通
    信制御部を備えた、 ことを特徴とするリモート電源制御が2重化された端末
    装置。
  11. 【請求項11】リモート電源制御が2重化された端末装
    置において、 端末装置(41)の主制御部(45)がサーバと通信中
    でなく、かつ、端末装置(41)が休止状態の時にネッ
    トワーク通信制御部(42)を一定時間間隔でネットワ
    ーク通信制御部(42)内部での折り返しテストで診断
    し、この診断で異常を検出した場合は、主制御部(4
    5)経由でネットワーク通信制御部(42)の初期化を
    指示し、初期化完了通知が返されたら、一回の診断を終
    了し、初期化完了通知が無い場合は主制御部(45)に
    システム終了を通知する折り返しテスト実行部(46)
    を備えた、 ことを特徴とするリモート電源制御が2重化された端末
    装置。
  12. 【請求項12】前記端末装置において、 端末装置(41)の主制御部(45)がサーバと通信中
    でなく、かつ、端末装置(41)が休止状態の時にネッ
    トワーク通信制御部(42)を一定時間間隔でネットワ
    ーク通信制御部(42)内部での折り返しテストで診断
    し、この診断で異常を検出した場合は、主制御部(4
    5)経由でネットワーク通信制御部(42)の初期化を
    指示し、初期化完了通知が返されたら、一回の診断を終
    了し、初期化完了通知が無い場合は主制御部(45)に
    システム終了を通知する折り返しテスト実行部(46)
    を備えた、 ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載のリ
    モート電源制御が2重化された端末装置。
  13. 【請求項13】リモート電源制御が2重化された端末装
    置において、 端末装置(51)のネットワーク通信制御部(52)が
    サーバと通信中でなく、かつ、端末装置(51)が休止
    状態の時に一定時間間隔で主制御部(55)の診断を実
    施し、この診断で異常を検出した場合は、主制御部(5
    5)と記憶装置(56)間のデータバスをバスバッファ
    (54)で分離し、電源制御部(57)に指示して主電
    源部(58)の電源切断を実行するデータ保護部(5
    3)を備えた、 ことを特徴とするリモート電源制御が2重化された端末
    装置。
  14. 【請求項14】前記端末装置において、 端末装置(51)のネットワーク通信制御部(52)が
    サーバと通信中でなく、かつ、端末装置(51)が休止
    状態の時に一定時間間隔で主制御部(55)の診断を実
    施し、この診断で異常を検出した場合は、主制御部(5
    5)と記憶装置(56)間のデータバスをバスバッファ
    (54)で分離し、電源制御部(57)に指示して主電
    源部(58)の電源切断を実行するデータ保護部(5
    3)を備えた、 ことを特徴とする請求項12に記載のリモート電源制御
    が2重化された端末装置。
  15. 【請求項15】リモート電源制御が2重化された端末装
    置において、 端末装置共通に電気供給を行い、任意の端末装置の電源
    切断指示で全ての端末装置への電気供給を停止する共通
    電源部(70)を備えた、 ことを特徴とするリモート電源制御が2重化された端末
    装置。
  16. 【請求項16】リモート電源制御が2重化された端末装
    置において、 端末装置共通に電気供給を行い、かつ、端末装置ごとに
    電源供給停止を指定できる共通電源部(92)と、 サーバから電源切断の監視と電源切断遂行を指示された
    時に一定時間計時後、共通電源部(92)の電源切断対
    象の端末装置用二次電源スイッチが切断されているかを
    調べ、切断されてなかった場合は、その二次電源スイッ
    チの切断を指示する電源監視・切断部(89)とを備え
    た、 ことを特徴とするリモート電源制御が2重化された端末
    装置。
  17. 【請求項17】ネットワーク通信手段以外に別インタフ
    ェースの通信手段を具備し、複数の他端末装置と別イン
    タフェースで接続されているリモート電源制御が2重化
    された端末装置において、 端末装置共通に電気供給を行い、端末装置ごとに電源供
    給停止を指定できる共通電源部と、 端末装置の主制御部はサーバとの通信がなく、かつ、端
    末装置が休止状態の時にネットワーク通信制御部を一定
    時間間隔でネットワーク通信制御部内部での折り返しテ
    ストで診断し、この診断で異常を検出した場合は、主制
    御部からネットワーク通信制御部の初期化を指示し、初
    期化完了通知が返されたら、一回の診断を終了し、初期
    化完了通知が無い場合は全てのアプリケーションプログ
    ラムを終了させ、記憶装置のシステムログを更新し、共
    通電源部の自端末装置の二次電源スイッチ切断を指示す
    る折り返しテスト実行部と、 ネットワーク通信以外の別インタフェースで接続された
    複数の他端末装置からのネットワーク通信制御部の初期
    化指示が1台分でも届かない場合に、それら他端末装置
    に初期化指示の再送付を通知し、それら他端末装置全て
    から初期化指示を受けた場合に、ネットワーク通信制御
    部の初期化を指示し、ネットワーク通信制御部からの初
    期化完了通知を受けた場合に、それら他端末装置に別イ
    ンタフェース経由でネットワーク通信制御部の初期化完
    了通知を返す別インタフェース通信制御部と、 端末装置のネットワーク通信制御部はサーバとの通信が
    なく、かつ、端末装置が休止状態の時に一定時間間隔で
    主制御部の診断を実施し、この診断で異常を検出した場
    合は、主制御部と記憶装置間のデータバスをバスバッフ
    ァで分離し、電源制御部に指示して共通電源部の自端末
    装置の二次電源スイッチ切断を指示するデータ保護部と
    を備えた、 ことを特徴とするリモート電源制御が2重化された端末
    装置。
  18. 【請求項18】ネットワーク通信手段以外に別インタフ
    ェースの通信手段を具備し、他の端末装置1台と別イン
    タフェースで接続されている端末装置のリモート電源制
    御の2重化を実現するプログラムを格納する記録媒体に
    おいて、 コンピュータに、 サーバに各端末装置が別インタフェースで接続された他
    端末装置の情報を記憶した接続情報記憶部を具備し、 サーバが1台または複数台の端末装置にネットワーク通
    信経由で電源切断を指示し、所定時間内に電源切断完了
    通知が未通知の端末装置が有った場合に、未通知端末装
    置に接続の他端末装置を接続情報記憶部に記憶された接
    続情報から調べ、その他端末装置の別インタフェース経
    由で未通知端末装置のネットワーク通信制御部の初期化
    を指示し、初期化完了通知を受けた場合は未通知の端末
    装置にネットワーク通信経由で再度電源切断指示を行う
    手順を実行するためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】ネットワーク通信手段以外に別インタフ
    ェースの通信手段を具備し、複数の他端末装置と別イン
    タフェースで接続されている端末装置のリモート電源制
    御の2重化を実現するプログラムを格納する記録媒体に
    おいて、コンピュータに、 サーバに各端末装置が別インタフェースで接続された複
    数の他端末装置の情報を記憶した接続情報記憶部を具備
    し、 サーバが1台または複数台の端末装置にネットワーク通
    信経由で電源切断を指示し、所定時間内に電源切断完了
    通知が未通知の端末装置が有った場合に、未通知端末装
    置に接続の複数の他端末装置を接続情報記憶部に記憶さ
    れた接続情報から調べ、それら他端末装置の別インタフ
    ェース経由で未通知端末装置のネットワーク通信制御部
    の初期化を指示し、初期化指示の再送付通知を受けた場
    合は再度それら他端末装置経由でネットワーク通信制御
    部の初期化指示を行い、初期化完了通知を受けた場合は
    未通知の端末装置にネットワーク通信経由で再度電源切
    断指示を行う手順を実行するためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】端末装置のリモート電源制御の2重化を
    実現するプログラムを格納する記録媒体において、 コンピュータに、 端末装置(41)の主制御部(45)はサーバとの通信
    がなく、かつ、端末装置(41)が休止状態の時に一定
    時間間隔でネットワーク通信制御部(42)をネットワ
    ーク通信制御部(42)内部での折り返しテストで診断
    する手順と、 この診断で異常を検出した場合は、主制御部(45)か
    らネットワーク通信制御部(42)の初期化を指示し、
    初期化完了通知が返されたら、一回の診断を終了し、初
    期化完了通知が無い場合は全てのアプリケーションプロ
    グラムを終了させ、記憶装置(44)のシステムログを
    更新し、電源制御部(43)に指示し、主電源部(4
    7)の電源切断処理を実行する手順とを実行するための
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  21. 【請求項21】端末装置のリモート電源制御の2重化を
    実現するプログラムを格納する記録媒体において、 コンピュータに、 端末装置(51)のネットワーク通信制御部(52)が
    サーバと通信中でなく、かつ、端末装置(51)が休止
    状態の時に一定時間間隔で主制御部(55)を診断する
    手順と、 この診断で異常を検出した場合は、主制御部(55)と
    記憶装置(56)間のデータバスをバスバッファ(5
    4)で分離し、電源制御部(57)に指示して主電源部
    (58)の電源切断を実行する手順とを実行するための
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  22. 【請求項22】端末装置のリモート電源制御の2重化を
    実現するプログラムを格納する記録媒体において、 コンピュータに、 端末装置共通に電気供給を行い、かつ、端末装置ごとに
    電源供給停止を指定できる共通電源部(92)を具備
    し、 サーバ(81)から任意の端末装置を選んで電源切断を
    指示した場合は、その他の端末装置1台に監視と電源切
    断遂行を指示し、電源切断対象の端末装置の電源が切断
    されなかった場合に、その監視と電源切断遂行用端末装
    置が共通電源部(92)の電源切断対象の端末装置用二
    次電源スイッチを切断する手順を実行するためのプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】ネットワーク通信手段以外に別インタフ
    ェースの通信手段を具備し、複数の他端末装置と別イン
    タフェースで接続されている端末装置のリモート電源制
    御の2重化を実現するプログラムを格納する記録媒体に
    おいて、 コンピュータに、 端末装置共通に電気供給を行い、かつ、端末装置ごとに
    電源供給停止を指定できる共通電源部を具備し、 かつ、サーバに各端末装置が別インタフェースで接続さ
    れた複数の他端末装置の情報を記憶した接続情報記憶部
    を具備し、 端末装置の主制御部はサーバとの通信がなく、かつ、端
    末装置が休止状態の時に一定時間間隔でネットワーク通
    信制御部をネットワーク通信制御部内部での折り返しテ
    ストで診断する手順と、 この診断で異常を検出した場合は、主制御部からネット
    ワーク通信制御部の初期化を指示し、初期化完了通知が
    返されたら、一回の診断を終了し、初期化完了通知が無
    い場合は全てのアプリケーションプログラムを終了さ
    せ、記憶装置のシステムログを更新し、電源制御部に指
    示して共通電源部の自端末装置の二次電源スイッチを切
    断する手順と、 サーバが1台または複数台の端末装置にネットワーク通
    信経由で電源切断を指示し、所定時間内に電源切断完了
    通知が未通知の端末装置が有った場合に、未通知端末装
    置に接続の複数の他端末装置を接続情報記憶部に記憶さ
    れた接続情報から調べ、それら他端末装置の別インタフ
    ェース経由で未通知端末装置のネットワーク通信制御部
    の初期化を指示し、初期化指示の再送付通知を受けた場
    合は再度それら他端末装置経由でネットワーク通信制御
    部の初期化指示を行い、初期化完了通知を受けた場合は
    未通知の端末装置にネットワーク通信経由で再度電源切
    断指示を行い、それでも電源切断できない場合または初
    期化指示の再送付通知が2度に渡って応答された場合
    は、サーバからの指定によってそれら他端末装置のうち
    1台に指示して共通電源部の未通知の端末装置用二次電
    源スイッチを切断する手順と、 端末装置のネットワーク通信制御部はサーバとの通信が
    なく、かつ、端末装置が休止状態の時に一定時間間隔で
    主制御部を診断する手順と、 この診断で異常を検出した場合は、主制御部と記憶装置
    間のデータバスをバスバッファで分離し、電源制御部に
    指示して共通電源部の自端末装置の二次電源スイッチを
    切断する手順とを実行するためのプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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