JP2001199407A - 紙葉類の束処理装置 - Google Patents

紙葉類の束処理装置

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JP2001199407A
JP2001199407A JP2000009235A JP2000009235A JP2001199407A JP 2001199407 A JP2001199407 A JP 2001199407A JP 2000009235 A JP2000009235 A JP 2000009235A JP 2000009235 A JP2000009235 A JP 2000009235A JP 2001199407 A JP2001199407 A JP 2001199407A
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welding
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films
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Kazuhiro Mukai
和弘 向井
Tetsuo Aoyama
哲生 青山
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は装置本体に対してフィルム供給手段を
出入自在とすることにより、フィルムロール部の交換作
業性を向上させ、しかも、交換時期の判断を誤ることな
く、安全に交換作業できる紙葉類の束処理装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】上下部のフィルムロール部14,15と、
このフィルムロール部14,15から繰出されて束Tを
覆う上下部のフィルム4a,4bを束の移送方向後端側
で加熱して溶着接合して切断する溶着切断部12と、フ
ィルムロール部14,15と溶着切断部12とを分離自
在に配設する装置本体1と、この装置本体1に対しフィ
ルムロール部14,15を出入自在に支持するスライダ
22とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積された紙葉類
の束を移送しこれを上下に分かれたフィルムにより包装
する紙葉類の束処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の束処理装置には包装に使用され
るフィルムの交換が容易であるようにフィルムをロール
状に巻いた状態とし、このフィルムロール部を上下に配
置し、これら上下部のフィルムロール部から送り出され
る上下部のフィルムの送出側の先端部を互いに溶着接合
して一本化し、この一本化されたフィルムを集積束の送
り方向に対し直交する方向に掛渡すものがある。
【0003】集積束は移送されることにより、一本化さ
れた上下部のフィルムの接合部に向かって押し込まれ、
これにより、集積束の上面側に上部側のフイルムが被せ
され、集積束の下面側に下部側のフイルムが被せされ
る。しかるのち、集積束の移送方向後部側で上下部のフ
ィルムが加熱ヒータにより加熱されることにより、後部
側が溶着接合される。ついで、上下のフィルムの両側部
が折り込まれて溶着されることにより包装を終える。
【0004】ところで、この包装によりフィルムが消費
されると、フィルムロール部の交換が必要となる。この
場合には、交換作業者がフィルムロール部を持ち上げ、
これを装置内部の保持軸に操作面側から挿入して取り付
けるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、フィルムロール部の交換作業を処理装置の内
部で行なっていたため、作業性が悪く、特に、上側のフ
ィルムロール部は装置内の上部側に持ち上げて保持軸に
差し込むため手間取る。
【0006】また、フィルムロール部は重量があるた
め、人手で持ち上げて操作することは困難であった。こ
のため、フィルムロール部は軽量であることが要件とさ
れ、結果として、フィルムの量を多くすることができ
ず、フィルムロール部の交換回数が多くなるという不都
合があった。
【0007】また、フィルムロール部の近傍にはフィル
ムを加熱して溶着接合して切断するする高温のフィルム
切断部があるため、フィルム交換作業時に操作者が高温
のフィルム切断部に接触し、火傷するといった危険性が
あった。
【0008】さらに、フィルムの交換作業を処理装置の
内部で行なうため、交換作業用のスペースが必要にな
り、このスペースにより装置全体のレイアウトに制限を
受け、仕様に即したレイアウトが困難になっていた。
【0009】また、フィルムの交換時期は操作者自身が
ロール部のフィルム残量及び装置内の温度を読み取るこ
とにより判断しているため、判断をミスし易く、交換作
業の危険が大きいものとなっていた。
【0010】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
装置本体に対してフィルム供給手段を出入自在に支持す
ることにより、フィルムロール部の交換作業性を向上さ
せ、しかも、安全に交換作業できる紙葉類の束処理装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、第1及び第2のフィ
ルムロール部から繰出され、繰出し側の先端部を互いに
溶着接合して一本化される第1及び第2のフィルムを紙
葉類の束の送り方向に対し直交する方向に掛渡し、送ら
れてくる束により前記第1及び第2のフィルムの接合部
が押し込まれることにより第1のフィルムにより束の一
面側、前記第2のフィルムにより束の他面側を覆うフィ
ルム供給手段と、前記フィルム供給手段により繰出され
て前記束を覆う第1及び第2のフィルムを束移送方向の
後端側で加熱して溶着接合して切断する溶着切断手段
と、前記フィルム供給手段と溶着切断手段とを分離自在
に配設する装置本体と、この装置本体に対し前記フィル
ム供給手段を出入自在に支持する支持手段と、を具備す
る。
【0012】請求項2記載のものは、第1及び第2のフ
ィルムロール部から繰出され、繰出し側の先端部を互い
に溶着接合して一本化される第1及び第2のフィルムを
紙葉類の束の送り方向に対し直交する方向に掛渡し、送
られてくる束により前記第1及び第2のフィルムの接合
部が押し込まれることにより第1のフィルムにより束の
一面側、前記第2のフィルムにより束の他面側を覆うフ
ィルム供給手段と、前記フィルム供給手段により繰出さ
れて前記束を覆う第1及び第2のフィルムを束移送方向
の後端側で加熱して溶着接合して切断する溶着切断手段
と、前記フィルム供給手段と溶着切断手段とを分離自在
に配設する装置本体と、この装置本体に対し前記フィル
ム供給手段を出入自在に支持する支持手段と、前記第1
及び第2のフィルムロール部におけるフィルム残量を検
出する残量検出手段と、この残量検出手段によりフィル
ムの残量が所定量以下であることが検出されたとき、前
記フィルムが交換時期であることを表示する表示手段
と、を具備する。
【0013】請求項3記載のものは、第1及び第2のフ
ィルムロール部から繰出され、繰出し側の先端部を互い
に溶着接合して一本化される第1及び第2のフィルムを
紙葉類の束の送り方向に対し直交する方向に掛渡し、送
られてくる束により前記第1及び第2のフィルムの接合
部が押し込まれることにより第1のフィルムにより束の
一面側、前記第2のフィルムにより束の他面側を覆うフ
ィルム供給手段と、前記フィルム供給手段により繰出さ
れて前記束を覆う第1及び第2のフィルムを束移送方向
の後端側で加熱して溶着接合して切断する溶着切断手段
と、前記フィルム供給手段と溶着切断手段とを分離自在
に配設する装置本体と、この装置本体に対し前記フィル
ム供給手段を出入自在に支持する支持手段と、前記溶着
切断手段に電源を供給する電源部と、前記第1及び第2
のフィルムロール部におけるフィルム残量を検出する残
量検出手段と、この残量検出手段によりフィルム残量が
所定量以下であることが検出されたとき、前記電源部に
よる電源供給を停止させる制御手段と、を具備する。
【0014】請求項4記載のものは、第1及び第2のフ
ィルムロール部から繰出され、繰出し側の先端部を互い
に溶着接合して一本化される第1及び第2のフィルムを
紙葉類の束の送り方向に対し直交する方向に掛渡し、送
られてくる束により前記第1及び第2のフィルムの接合
部が押し込まれることにより第1のフィルムにより束の
一面側、前記第2のフィルムにより束の他面側を覆うフ
ィルム供給手段と、前記フィルム供給手段により繰出さ
れて前記束を覆う第1及び第2のフィルムを束移送方向
の後端側で加熱して溶着接合して切断する溶着切断手段
と、前記フィルム供給手段と溶着切断手段とを分離自在
に配設する装置本体と、この装置本体に対し前記フィル
ム供給手段を出入自在に支持する支持手段と、前記溶着
切断手段に電源を供給する電源部と、前記装置本体に設
けられ、前記フィルム供給手段の出入時に開閉される開
閉扉と、この開閉扉を前記装置本体にロックする施錠手
段と、前記第1及び第2のフィルムロール部におけるフ
ィルム残量を検出する残量検出手段と、前記溶着切断手
段の温度を検出する温度検出手段と、前記残量検出手段
によりフィルム残量が所定量以下であることが検出され
たとき、前記電源部による電源供給を停止させるととも
に、前記温度検出手段により前記溶着切断手段の温度が
所定温度以下であることが検出されたとき、前記施錠手
段による開閉扉のロックを解除する制御手段と、を具備
する。
【0015】請求項5記載のものは、第1及び第2のフ
ィルムロール部から繰出され、繰出し側の先端部を互い
に溶着接合して一本化される第1及び第2のフィルムを
紙葉類の束の送り方向に対し直交する方向に掛渡し、送
られてくる束により前記第1及び第2のフィルムの接合
部が押し込まれることにより第1のフィルムにより束の
一面側、前記第2のフィルムにより束の他面側を覆うフ
ィルム供給手段と、前記フィルム供給手段により繰出さ
れて前記束を覆う第1及び第2のフィルムを束移送方向
の後端側で加熱して溶着接合して切断する溶着切断手段
と、前記フィルム供給手段と溶着切断手段とを分離自在
に配設する装置本体と、この装置本体に対し前記フィル
ム供給手段を出入自在に支持する支持手段と、前記溶着
切断手段に電源を供給する電源部と、前記装置本体に設
けられ、前記フィルム供給手段の出入時に開閉される開
閉扉と、この開閉扉を前記装置本体にロックする施錠手
段と、前記フィルムの交換時期を表示する表示手段と、
前記第1及び第2のフィルムロール部におけるフィルム
残量を検出する残量検出手段と、前記溶着切断手段の温
度を検出する温度検出手段と、前記残量検出手段により
フィルム残量が所定量以下であることが検出されたと
き、前記表示手段によりフィルムの交換時期を表示させ
るとともに、前記電源部による電源供給を停止させ、前
記温度検出手段により前記溶着切断手段の温度が所定温
度以下であることが検出されたとき、前記施錠手段によ
る開閉扉のロックを解除させる制御手段と、を具備す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
の形態を参照して説明する。
【0017】図1は紙葉類の束処理装置を示す平面図
で、図2はその正面図である。
【0018】図中1は装置本体で、この装置本体1内の
一側部側には移送されくる束Tを所定個数(例えば10
個)集積する束集積部2及びこの束集積部2で集積され
た集積束T…を送り出す送出部3が設けられている。ま
た、装置本体1内の略中央部には送出部3により送り出
される集積束T…にフィルムを被覆して包装する包装部
5が設けられている。さらに、装置本体1内の他側部側
には包装部5で包装された集積束T…のフィルムを加熱
して収縮させる加熱部6及びこの加熱部6で加熱収縮さ
れたフィルムを冷却する冷却部7が配設されている。
【0019】束集積部2には上流側から送られてくる束
Tを受取位置Aで受け取ったのち、集積位置Bに移送す
るプッシャ9が往復動自在に設けられている。
【0020】送出部3には集積束T…を包装部5に押し
出すための押出プレート10が往復動自在に設けられて
いる。
【0021】包装部5には送り込まれてくる集積束T…
にフィルムを供給し被覆するフイルム供給部11及び集
積束T…に被覆されたフィルムを加熱して溶着切断する
溶着切断部12が配設されている。
【0022】フイルム供給部11は上下部のフィルムロ
ール部14,15を有し、これら上下部のフィルムロー
ル部14,15からフィルム4a,4bが繰出されて供
給される。上下部のフィルム4a,4bはその繰出し側
の先端部が互いに溶着接合されて一本化され、集積束T
…の押出方向に対し直交する方向に掛渡されている。
【0023】次に、集積束T…の処理動作について説明
する。
【0024】束Tは図1に矢印で示すように上流側から
送り込まれて受取位置Aに送られる。この受取位置Aに
送り込まれた束Tはプッシャ9の移動により集積位置B
へと移送されて集積される。集積位置Bに束Tが10個
集積されると、送出部3が動作されて押出プレート10
が前進され、この前進により集積束T…が包装部5へと
押し出される。これにより、図3にも示すように矢印の
方向から上下のフィルム4a,4bの溶着接合部分が集
積束T…により押し込まれ、集積束Tの上下にフィルム
4a,4bが被覆された状態となる。しかるのち、溶着
切断部12が動作されて集積束Tの後部側で上下のフィ
ルム4a,4bが加熱され図4に示すように溶着接合さ
れて切断される。この溶着切断後、図示しない折込溶着
装置によりフィルム4a,4bの側面部の折り込み及び
側面部の溶着が行なわれて包装を完了する。
【0025】ところで、上記した束Tのフィルム包装に
よりフィルム4a,4bが消費されて残りが少なくなる
と、フィルムロール部14,15の交換が必要になる。
【0026】本レイアウトでは、操作面側からフィルム
ロール部14,15を持ち上げて装置本体1内へ差し込
むことが想定される。このとき、高温となっている溶着
切断部12の近傍に手を入れて作業するため、誤ってこ
れに触れた場合には危険となる。
【0027】また、フィルムロール部14,15は交換
間隔を短くするためには容量を大きくすることが望まし
い。しかし、容量を大きくすると、結果としてフィルム
ロール部14,15の重量が大きくなり、持ち上げて挿
入することは操作者の身体的負担となり困難となる。
【0028】そこで、この発明では、図5に示すよう
に、フィルムロール部14,15を溶着切断部12と分
離自在とし、装置本体1に対して出入自在に設けること
により、ロール交換時に操作者が誤って高熱の溶着切断
部12に触る危険を少なくし、また、フィルムロール部
14,15の容量を大としても、その交換作業を容易に
できるようにする。
【0029】図5は上下のフィルムロール部14,15
を出入自在に支持する支持手段としての引出装置21を
示す斜視図である。
【0030】引出装置21は断面コ字状のスライダ22
を有し、このスライダ22は図2に示すガイドレール2
3,23上にスライド自在に取り付けられている。スラ
イダ22の上下部には載置部22a,22bが設けら
れ、これら載置部22a,22b上には上下部の駆動ロ
ーラ24,24、25,25が配設されている。そし
て、上部側の駆動ローラ24,24上には上部側のフィ
ルムロール部14が載置され、下部側の駆動ローラ2
5,25上には下部側のフィルムロール部15が載置さ
れている。
【0031】上下部の駆動ローラ24,24、25,2
5の回転により、上下部のフィルムロール部14,15
からフィルム4a,4bが繰出される。また、装置本体
1の前面部には開閉扉としての交換扉28が開閉自在に
取り付けられている。この交換扉28は図1に示す施錠
部29により施錠されている。
【0032】フィルムを交換する場合には、図6に示す
ように交換扉28を開放したのち、スライダ22を装置
本体1から外部に引出す。しかるのち、スライダ22か
らフィルムロール部14,15を取り外し、ついで、新
たなフィルムロール部14,15をスライダ22の載置
部22a,22b上に載置して交換を終える。
【0033】図7はフィルムの残量検知部31を示す正
面図である。
【0034】この残量検知部31は発光素子32と、こ
の発光素子32から発光された光を受光擦る受光素子3
3とからなる。
【0035】フィルム4a,4bが消費されてロール部
14,15の外径寸法が減少してくると、発光素子32
から発光された光がフィルムロール部14,15に遮ら
れることなく通過し受光素子33に受光される。受光素
子33により光りが受光されると、フィルム4a,4b
の残量が少ない状態であると判断される。
【0036】なお、装置本体1の操作面部には図2に示
すように、フィルムの交換時期を点灯表示する表示部3
3及びオペレータによって入力される入力スイッチ34
が設けられている。
【0037】また、装置本体1内には包装部5の温度を
検知する温度検知部36及び包装部5に電源を供給する
電源部37さらに、駆動を制御する制御手段38が配設
されている。
【0038】図8は束処理装置の駆動制御系を示すブロ
ック図である。
【0039】フィルムの残量検出部31、入力スイッチ
34及び温度検出器36は情報伝達回路を介して制御手
段38に接続され、この制御手段38には制御回路を介
して交換時期を表示する表示部31、電源部37及び施
錠部29が接続されている。
【0040】制御手段38は残量検出部31からフィル
ムの残量が少ないという情報が送られてくると交換時期
の表示部31を点灯表示させ、また、オペレータにより
入力スイッチ34がオンされると電源部37をオフさ
せ、さらに温度検出部36により溶着切断部12の温度
が所定温度以下であるとの検知情報が送られてくると施
錠部29のロックを解除するようになっている。
【0041】次に、フィルムの交換動作について図9の
フローチャートを参照しながら説明する。
【0042】フィルムの残量検知部31によりロール部
14,15のフィルムの残量が少ないか否かが判別され
(ステップS1)、フィルムの残量が少ないと判別され
た場合には、制御手段38により表示部31が点灯さ
れ、操作者に警告する(ステップS2)。この警告があ
ると、操作者はフィルムの交換作業を実施するにあたっ
て、入力スイッチ34を押し下げてオンする(ステップ
S3)。このスイッチオンがあると、制御手段38によ
り包装部5の電源部37がオフされる(ステップS
4)。この電源オフにより、フィルムの交換作業時に危
険となる溶着切断部12の温度が下がるが、通常、フィ
ルムの交換扉28は施錠部29により施錠されているた
め、操作者が不用意に温度が下がる前に交換扉28を開
けてしまうことを防止できるようになっている。
【0043】溶着切断部12の温度は温度検知部36に
より検知され、その検知温度が規定値以下であるか否か
が判別される(ステップS5)。規定値以上であればフ
ィルム交換が不可とされ(ステップS6)、既定値以下
であればフィルム交換可能とされる(ステップS7)。
フィルム交換可能であれば、制御手段38によりフィル
ム交換扉28のロックが解除され交換扉28の開放が可
能となり(ステップS8)、フィルム交換作業が開始さ
れる(ステップS9)。
【0044】上記したように、装置本体1に対しフィル
ムロール部14,15を出入自在に支持するスライダ2
2を備えるため、フィルムロール部14,15を装置本
体1から引出して装置本体1の外部でフィルムの交換作
業を行なうことができる。
【0045】従って、フィルムの交換作業時に高熱状態
の溶着切断部12に手が接触する虞がなく、安全性を向
上できる。
【0046】また、操作者の作業姿勢が安定化するた
め、フィルムの容量を大きくしてもその交換が可能とな
る。従って、フィルムの交換回数を低減でき、作業効率
を向上できる。
【0047】さらに、装置本体1の内部にフィルム交換
作業用のスペースを必要としないため、装置本体1内の
内部部品のレイアウトが制約を受けることがなく、仕様
に促して例えば直線状のレイアウトが可能となる。
【0048】また、フィルムの残量が所定量以下になっ
たときは、フィルムを交換すべきことを表示し、この表
示があったときは、入力スイッチ34をオンして溶着切
断部12への電源供給を停止し、また、溶着切断部12
の温度が所定温度以下になると交換扉28の施錠部29
のロックを解除するため、操作ミスによる危険な作業を
より一層確実に防ぐことが可能となる。
【0049】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、装置本体
に対しフィルム供給手段を出入自在に支持する支持手段
を備えるため、フィルム供給手段を装置本体から引出し
て装置本体の外部でフィルムの交換作業を行なうことが
できる。従って、フィルムの交換作業時に高熱状態の溶
着切断手段に手が接触する虞がなく、安全性を向上でき
る。
【0050】また、フィルム交換時における操作者の作
業姿勢が安定化するため、フィルムの容量を大きくして
もその交換が容易となる。従って、フィルムの交換回数
を低減でき、手間が省ける。
【0051】さらに、装置本体の内部にフィルム交換作
業用のスペースを必要としないため、装置本体内の内部
部品のレイアウトが制約を受けることがなく、仕様に促
した例えば、直線状のレイアウトが可能になる。
【0052】また、フィルムの残量が所定量以下になっ
たときは、フィルムを交換すべきことを表示し、溶着切
断手段への電源を供給を停止し、溶着切断手段の温度が
所定温度以下になったら開閉扉の施錠を解除するから、
操作ミスによる危険な作業を一層確実に防ぐことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である紙葉類の束処理装
置を示す平面図。
【図2】紙葉類の束処理装置を示す正面図。
【図3】集積束が上下のフィルムにより包装される過程
を示す斜視図。
【図4】集積束に被覆された上下のフィルムが溶着切断
された状態を示す斜視図。
【図5】フィルムロール部の引出装置を示す斜視図。
【図6】フィルムロール部を引出した状態を示す斜視
図。
【図7】フィルムの残量検知装置を示す正面図。
【図8】束処理装置の駆動制御系を示すブロック図。
【図9】フィルム交換動作の流れを示すフローチャート
図。
【符号の説明】
1…装置本体 2…束集積部 T…束 4a,4b…フィルム 5…包装部 12…溶着切断部(溶着切断手段) 14,15…フィルムロール 21…引出装置(支持手段) 22…スライダ(支持手段) 23…ガイドレール 24,25…駆動ローラ 28…交換扉(開閉扉) 29…施錠部(施錠手段) 31…残量検知部(残量検知手段) 33…表示部(表示手段) 34…入力スイッチ 36…温度検知部(温度検知手段) 37…電源部 38…制御手段
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Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のフィルムロール部から繰
    出され、繰出し側の先端部を互いに溶着接合して一本化
    される第1及び第2のフィルムを紙葉類の束の送り方向
    に対し直交する方向に掛渡し、送られてくる束により前
    記第1及び第2のフィルムの接合部が押し込まれること
    により第1のフィルムにより束の一面側、前記第2のフ
    ィルムにより束の他面側を覆うフィルム供給手段と、 前記フィルム供給手段により繰出されて前記束を覆う第
    1及び第2のフィルムを束移送方向の後端側で加熱して
    溶着接合して切断する溶着切断手段と、 前記フィルム供給手段と溶着切断手段とを分離自在に配
    設する装置本体と、 この装置本体に対し前記フィルム供給手段を出入自在に
    支持する支持手段と、を具備することを特徴とする紙葉
    類の束処理装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のフィルムロール部から繰
    出され、繰出し側の先端部を互いに溶着接合して一本化
    される第1及び第2のフィルムを紙葉類の束の送り方向
    に対し直交する方向に掛渡し、送られてくる束により前
    記第1及び第2のフィルムの接合部が押し込まれること
    により第1のフィルムにより束の一面側、前記第2のフ
    ィルムにより束の他面側を覆うフィルム供給手段と、 前記フィルム供給手段により繰出されて前記束を覆う第
    1及び第2のフィルムを束移送方向の後端側で加熱して
    溶着接合して切断する溶着切断手段と、 前記フィルム供給手段と溶着切断手段とを分離自在に配
    設する装置本体と、 この装置本体に対し前記フィルム供給手段を出入自在に
    支持する支持手段と、 前記第1及び第2のフィルムロール部におけるフィルム
    残量を検出する残量検出手段と、 この残量検出手段によりフィルムの残量が所定量以下で
    あることが検出されたとき、前記フィルムが交換時期で
    あることを表示する表示手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類の束処理装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2のフィルムロール部から繰
    出され、繰出し側の先端部を互いに溶着接合して一本化
    される第1及び第2のフィルムを紙葉類の束の送り方向
    に対し直交する方向に掛渡し、送られてくる束により前
    記第1及び第2のフィルムの接合部が押し込まれること
    により第1のフィルムにより束の一面側、前記第2のフ
    ィルムにより束の他面側を覆うフィルム供給手段と、 前記フィルム供給手段により繰出されて前記束を覆う第
    1及び第2のフィルムを束移送方向の後端側で加熱して
    溶着接合して切断する溶着切断手段と、 前記フィルム供給手段と溶着切断手段とを分離自在に配
    設する装置本体と、 この装置本体に対し前記フィルム供給手段を出入自在に
    支持する支持手段と、 前記溶着切断手段に電源を供給する電源部と、 前記第1及び第2のフィルムロール部におけるフィルム
    残量を検出する残量検出手段と、 この残量検出手段によりフィルム残量が所定量以下であ
    ることが検出されたとき、前記電源部による電源供給を
    停止させる制御手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類の束処理装置。
  4. 【請求項4】 第1及び第2のフィルムロール部から繰
    出され、繰出し側の先端部を互いに溶着接合して一本化
    される第1及び第2のフィルムを紙葉類の束の送り方向
    に対し直交する方向に掛渡し、送られてくる束により前
    記第1及び第2のフィルムの接合部が押し込まれること
    により第1のフィルムにより束の一面側、前記第2のフ
    ィルムにより束の他面側を覆うフィルム供給手段と、 前記フィルム供給手段により繰出されて前記束を覆う第
    1及び第2のフィルムを束移送方向の後端側で加熱して
    溶着接合して切断する溶着切断手段と、 前記フィルム供給手段と溶着切断手段とを分離自在に配
    設する装置本体と、 この装置本体に対し前記フィルム供給手段を出入自在に
    支持する支持手段と、 前記溶着切断手段に電源を供給する電源部と、 前記装置本体に設けられ、前記フィルム供給手段の出入
    時に開閉される開閉扉と、 この開閉扉を前記装置本体にロックする施錠手段と、 前記第1及び第2のフィルムロール部におけるフィルム
    残量を検出する残量検出手段と、 前記溶着切断手段の温度を検出する温度検出手段と、 前記残量検出手段によりフィルム残量が所定量以下であ
    ることが検出されたとき、前記電源部による電源供給を
    停止させるとともに、前記温度検出手段により前記溶着
    切断手段の温度が所定温度以下であることが検出された
    とき、前記施錠手段による開閉扉のロックを解除する制
    御手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類の束処理装置。
  5. 【請求項5】 第1及び第2のフィルムロール部から繰
    出され、繰出し側の先端部を互いに溶着接合して一本化
    される第1及び第2のフィルムを紙葉類の束の送り方向
    に対し直交する方向に掛渡し、送られてくる束により前
    記第1及び第2のフィルムの接合部が押し込まれること
    により第1のフィルムにより束の一面側、前記第2のフ
    ィルムにより束の他面側を覆うフィルム供給手段と、 前記フィルム供給手段により繰出されて前記束を覆う第
    1及び第2のフィルムを束移送方向の後端側で加熱して
    溶着接合して切断する溶着切断手段と、 前記フィルム供給手段と溶着切断手段とを分離自在に配
    設する装置本体と、 この装置本体に対し前記フィルム供給手段を出入自在に
    支持する支持手段と、 前記溶着切断手段に電源を供給する電源部と、 前記装置本体に設けられ、前記フィルム供給手段の出入
    時に開閉される開閉扉と、 この開閉扉を前記装置本体にロックする施錠手段と、 前記フィルムの交換時期を表示する表示手段と、 前記第1及び第2のフィルムロール部におけるフィルム
    残量を検出する残量検出手段と、 前記溶着切断手段の温度を検出する温度検出手段と、 前記残量検出手段によりフィルム残量が所定量以下であ
    ることが検出されたとき、前記表示手段によりフィルム
    の交換時期を表示させるとともに、前記電源部による電
    源供給を停止させ、前記温度検出手段により前記溶着切
    断手段の温度が所定温度以下であることが検出されたと
    き、前記施錠手段による開閉扉のロックを解除させる制
    御手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類の束処理装置。
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