JP2001199276A - 車 両 - Google Patents

車 両

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JP2001199276A
JP2001199276A JP2000007280A JP2000007280A JP2001199276A JP 2001199276 A JP2001199276 A JP 2001199276A JP 2000007280 A JP2000007280 A JP 2000007280A JP 2000007280 A JP2000007280 A JP 2000007280A JP 2001199276 A JP2001199276 A JP 2001199276A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左旋回または右旋回を安全且つ容易に行うこ
と。 【解決手段】 走行路面G上に光線を照射する投光器1
6a,16bを備え、該投光器16a,16bにより、
旋回時に走行方向前方の仮想の車体軌跡R1,R2に沿
ってマークMを照射するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗用自動車、産業車
両等、運転者が目視によって操舵を行うあらゆる車両を
対象とする。また本発明に係る車両は、障害物の多い倉
庫内で使用される有人のフォークリフトトラック等に適
用されることにより、特にその有効性を発揮できるもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークリフトトラックの一例と
して図11に示すものがある。これは、前輪1a,1b
及び後輪1c,1dを備えた車体1の前端に左右一対の
外側マスト2がティルト可能に立設されると共に、該各
外側マスト2に左右一対の内側マスト3が昇降可能に配
置され、該両内側マスト3に昇降可能に支持されたリフ
トブラケット4に左右一対のフォーク5が取り付けら
れ、両内側マスト3及び両フォーク5を昇降させるため
のリフトシリンダ6が設けられ、運転操作部7にステア
リングハンドル(操舵手段)8及び前後進切換レバー9
が設けられ、ヘッドガード10に左右一対の方向指示器
11a,11bが設けられている。なお、12はリフト
シリンダ6などの切換レバー、13は座席である。
【0003】上記構成において、例えば倉庫内の通路上
を前進する車体1を格納棚などの障害物14を避けて左
旋回または右旋回させる場合には、オペレータが、車体
1の旋回中心Oから最も遠い位置を通る車体部分1Aの
回転半径r1により形成される軌跡R1を想定し、その
想定した軌跡R1が障害物14に当たらないようにステ
アリングハンドル8を回転操作して、車体が障害物14
に衝突しないようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
車体1を左旋回または右旋回させる際のステアリングハ
ンドル8の回転操作をオペレータの勘で行うようになっ
ているため、熟練を要し、初心者のオペレータでは、左
旋回または右旋回の際に、何回も切り返しを行うことに
より時間がかかると共に、操作ミスにより車体の一部を
障害物14に衝突させる虞れがあり、安全性に問題があ
った。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、左旋
回または右旋回を安全且つ容易に行うことができる車両
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、走行路面上に光線を照射す
る投光器を備え、該投光器を、車体旋回時に走行方向前
方又は側方の仮想の車体軌跡に沿って照射するようにし
たことを特徴としている。
【0007】上記構成によれば、車体旋回時に、投光器
から走行方向前方又は側方の仮想の車体軌跡に沿って照
射するようになっているから、その照射により走行路面
上に表示されるマークを目印にして通過可否を見極める
ことができる。即ち、この照射されたマークが路上の障
害物を横切ることがなければ、車体を旋回させても該障
害物と衝突するおそれがない。従って、初心者のオペレ
ータでもステアリングハンドルの回転操作を正確に行っ
て車体を安全且つ容易に左旋回または右旋回させること
ができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記投光器により照射される車体軌跡が、
車体の旋回中心より最も遠い位置を通る車体部分の軌跡
(例えば図11の前記軌跡R1)を含むことを特徴とし
ている。
【0009】上記構成によれば、車体の旋回中心より最
も遠い位置、即ち車体の最も外側部分の軌跡に沿って照
射するようになっているから、例えば車体が左旋回を行
うとき、該車体の右側部分と路上の障害物との衝突を未
然に防止できる。右旋回を行うときは、該車体の左側部
分と路上の障害物との衝突を未然に防止できる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記投光器により照射される車体軌跡が、
車体の旋回中心より最も近い位置を通る車体部分の軌跡
を含むことを特徴としている。
【0011】上記構成によれば、車体の旋回中心より最
も近い位置を通る車体部分の軌跡に沿って照射する、即
ち車体の最も内側部分の軌跡に沿って照射するようにな
っているから、いわゆる車体の巻き込み事故を防止でき
る。例えば車体が左旋回を行うときは、該車体の左側部
分と路上の障害物との衝突を未然に防止でき、右旋回を
行うときは、該車体の右側部分と路上の障害物との衝突
を未然に防止できる
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記投光器により照射される車体軌跡が、
車体の旋回中心より最も遠い位置を通る車輪の軌跡を含
むことを特徴としている。
【0013】上記構成によれば、車体の旋回中心より最
も遠い位置を通る車輪の軌跡に沿って照射するようにな
っているから、例えば車体が左旋回を行うときは、該車
体の右側の前輪または後輪のうち、外側を旋回する車輪
が路上の障害物に乗り上げることを未然に防止できる。
右旋回を行うときは、該車体の左側の前輪または後輪の
うち、外側を旋回する車輪が路上の障害物に乗り上げる
ことを未然に防止できる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記投光器により照射される車体軌跡が、
車体の旋回中心より最も近い位置を通る車輪の軌跡を含
むことを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、車体の旋回中心より最
も近い位置を通る車輪の軌跡に沿って照射するようにな
っているから、例えば車体が左旋回を行うときは、該車
体の左側の前輪または後輪のうち、内側を旋回する車輪
が路上の障害物に乗り上げることを未然に防止できる。
右旋回を行うときは、該車体の右側の前輪または後輪の
うち、内側を旋回する車輪が路上の障害物に乗り上げる
ことを未然に防止できる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれかに記載の発明において、前記投光器を、車体の
右旋回時及び左旋回時における、それぞれ旋回半径を最
小とする車体軌跡に沿って照射するよう設定してあるこ
とを特徴としている。
【0017】上記構成によれば、旋回半径を最小とする
車体軌跡に沿って照射するよう、予め投光器の取付角度
等を設定されているから、このとき路上に照射されるマ
ークは該車体のステアリングハンドルを操舵限界まで一
杯に回転操作したときの車体軌跡となる。従って、この
状態で上記マークが路上の障害物と交差しておれば、そ
の車体は一旦後退して旋回操作をやり直さない限り、当
該障害物を回避できないことになり、旋回走行の可否を
一目で見分けることができる。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記投光器を、車体が左旋回または右旋回
のいずれかに応じて、その旋回方向に対応した車体軌跡
に沿って照射するように切替制御することを特徴として
いる。
【0019】上記構成によれば、左旋回又は右旋回の2
種の車体軌跡のうち、車体の旋回方向に応じて必要な側
の車体軌跡が照射されるので、又は不必要な側の車体軌
跡が照射されないので、路上の上記マークを容易に視認
することができる。
【0020】請求項8記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれかに記載の発明において、前記投光器の照射角度
を、車体の操舵角に対応した車体軌跡に沿って照射する
ように制御することを特徴としている。
【0021】上記構成によれば、車体の操舵角に対応さ
せて投光器の照射角度を制御することにより、実際に車
体が通過する軌跡に沿って路上に上記マークを照射する
ことができるので、オペレータはその現在のハンドル角
度で走行路を無事通過できるか即時に判断でき、無理の
ない円滑な操舵操作を実現できる。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、前記投光器を照射角変更可能に設けると共
に、前記車体を操舵する操舵手段と、該操舵手段により
設定された車体操舵角を検出する操舵角検出手段と、該
操舵角検出手段により検出された車体操舵角に基づいて
上記投光器の照射角度を制御する照射角度制御手段とを
備えたことを特徴としている。
【0023】上記構成によれば、車体の操舵角に対応さ
せて投光器の照射角度を制御する装置を、容易かつ確実
に実現できる。
【0024】請求項10記載の発明は、請求項1乃至9
のいずれかに記載の発明において、前記投光器が、レー
ザ光を発する投光器であることを特徴としている。
【0025】上記構成によれば、投光器から指向性に優
れたレーザ光を照射することにより、走行路面上に上記
マークを明瞭に表示することができる。
【0026】請求項11記載の発明は、請求項1乃至1
0のいずれかに記載の発明において、前記投光器が、前
記走行路面上に前記車体軌跡に沿った線状の照射面を形
成する投光器であることを特徴としている。
【0027】上記構成によれば、投光器により走行路面
上に線状の照射面(マーク)を形成するので、その線状
の照射面により車体軌跡を明瞭に視認することができ
る。
【0028】請求項12記載の発明は、請求項1乃至1
1のいずれかに記載の発明において、前記投光器が複数
個設けられ、各投光器はその照射光が、前記走行路面上
に前記車体軌跡に沿った連続的または断続的なマークを
形成するように設定されていることを特徴としている。
【0029】上記構成によれば、上記マークを車体の軌
跡に沿って長く、しかも円弧を描くように照射すること
ができるので、該マークと路面上の障害物との交差の有
無を容易に判別でき、コーナー部における車体の通過の
可否を一層確実・容易に判断できる。
【0030】請求項13記載の発明は、請求項1乃至1
2のいずれかに記載の発明において、前記投光器が車体
の左右に少なくとも一対設けられ、左右の投光器がそれ
ぞれ車体の左右の軌跡を照射するようにしたことを特徴
としている。
【0031】上記構成によれば、車体の左右に少なくと
も一対の投光器が設けられているので、そのいずれか一
方又は両方の投光器により、車体左右の軌跡を正確に照
射することができる。
【0032】請求項14記載の発明は、請求項1乃至1
3のいずれかに記載の発明において、前記投光器を、車
体に設けられた方向指示器の作動に基づいて点灯するこ
とを特徴としている。
【0033】上記構成によれば、車体を左旋回または右
旋回させる際に、方向指示器の作動に連動して左右の一
方又は両方の投光器を自動的に点灯させることができる
ので便利である。これは、方向指示器が示す車体の旋回
方向に対応した特定の投光器を点灯させるものであって
も良く、又は方向指示器の作動に連動して両方又は全て
の投光器を共に点灯させるものであっても良い。
【0034】請求項15記載の発明は、請求項1乃至1
3のいずれかに記載の発明において、前記投光器を、車
体に設けられたステアリングハンドルの作動に基づいて
点灯することを特徴としている。
【0035】上記構成によれば、車体を左旋回または右
旋回させる際に、ステアリングハンドルの作動に連動し
て投光器を自動的に点灯させることができる。
【0036】請求項16記載の発明は、請求項1乃至1
3のいずれかに記載の発明において、前記車体に車速検
出器を設け、該車速検出器からの信号に基づいて、車速
が所定速度以下のときに前記投光器を点灯することを特
徴としている。
【0037】上記構成によれば、車速が所定速度以下の
ときだけ投光器を点灯させるようになっており、設定速
度を超える車速で走行する通常運転時に車線変更を行っ
ても投光器が点灯されないので、運転操作を安全に行う
ことができる。
【0038】請求項17記載の発明は、請求項1乃至1
3のいずれかに記載の発明において、前記車体に切替ス
イッチを設け、該スイッチを切り替えることにより前記
投光器を点灯または消灯することを特徴としている。
【0039】上記構成によれば、切替スイッチを手動で
切り替えることにより、投光器を点灯または消灯させる
ようになっており、投光器の点灯を任意に許可又は禁止
できる。
【0040】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の第1の実
施の形態であるフォークリフトトラックを示すものであ
って、路面G上に光を照射してマークMを表示するため
の左右一対の投光器16a,16bが、各外側マスト2
に取り付けられて前方に向けられている。なお、図2
中、17は前輪1a,1bを回転駆動するための駆動モ
ータ18に付設した車速検出器、19はキースイッチ、
20はアクセルペダルである。上記以外の構成は図11
に示す従来例とほぼ同じであるから、同一部分に同一符
号を付してその説明を省略する。
【0041】前記各投光器16a,16bは、所謂レー
ザポインタと称するものであって、図3に示すように、
筒体22内に組み込んだレーザダイオード23、レンズ
24及びフィルターガラス25を有し、レーザダイオー
ド23から照射した赤色のレーザ光をレンズ24で拡大
してフィルターガラス25で直線状のマーク(照射面)
Mを形成し、そのマークMを路面G上に表示するように
なっている。なお、フィルターガラス25を省略し、レ
ンズ24をその軸心が光路に直交する円筒形状とするこ
とによっても、同様の直線状のマークMを照射形成する
ことができる。
【0042】前記マークMは、旋回中心Oから回転半径
r1,r2により形成される車体1の軌跡R1,R2に
沿って走行方向前方に形成されるようになっており、そ
の軌跡R1は車体1の旋回中心Oから最も遠い位置を通
る車体部分1Aを通り、軌跡R2は車体1の旋回中心O
から最も遠い位置を通る車輪(右側後輪)1dを通って
おり、必要に応じて両軌跡R1,R2のマークMまたは
その一方の軌跡R1(またはR2)のマークMを表示す
る。
【0043】図4はマイクロコンピュータを含む制御部
27の制御作用を示すものであって、該制御部27はフ
ォークリフトトラックの各種機器を制御すると共に、キ
ースイッチ19、車速検出器17、前後進切換レバー
9、両方向指示器11a,11b及びステアリングハン
ドル8の操舵角を検出するポテンショメータなどからな
る操舵角検出手段29からの入力信号に基づいて前記両
投光器16a,16bを制御するものである。
【0044】前記制御部27の制御作用を軌跡R2に沿
ってマークMを表示する場合を例にあげて図5に基づい
て説明する。ステップS1において、キースイッチ19
をON状態にすることによりステップS2に移行し、前
後進切換レバー9を前進側に切り替えたか否かが判断さ
れる。前進側に切り替えているときにはステップS3に
移行し、前進する車体1を障害物14の手前で左旋回ま
たは右旋回させるためにブレーキを踏んで減速される
と、車速検出器17からの検出信号に基づいて車速が設
定速度よりも遅くなったか否かが判断され、遅くなった
ときには、ステップS4に移行して左旋回したか否かが
判断される。
【0045】この場合、左側方向指示器11aが作動さ
れたときには左旋回すると判断し、ステップS5に移行
して、右側投光器16bを点灯させることにより、軌跡
R2に沿って路面G上にマークMを形成する(図1参
照)。
【0046】続いて、ステップS4で左旋回しないと判
断されたときには、ステップS6に移行して右旋回した
か否かを判断する。この場合、右側方向指示器11bが
作動されたときには右旋回すると判断し、ステップS7
に移行して、上記と同様にして左側投光器16aを点灯
させる。これにより、図6に示すように、軌跡R2に沿
って路面G上にマークMを形成する。
【0047】次に、ステップS8に移行し、旋回を終了
したか否かを判断する。この場合、操舵角検出手段29
からの検出信号に基づいてステアリングハンドル8が中
立位置に戻っていないときには、ステップS9に移行
し、車速検出器17からの検出信号の基づいて車速が設
定速度よりも遅いときには、ステップS8に戻る。
【0048】ステップS8でステアリングハンドル8を
中立位置に戻して旋回を終了しているとき及びステップ
S9でアクセルレバー20を踏み込んで加速させること
により車速が設定速度よりも早くなったときには、ステ
ップS10に移行して投光器16a,16bを消灯させ
る。
【0049】続いて、ステップS11に移行してキース
イッチ19がOFFになったか否かを判断する。この場
合、所定時間(例えば5分間)経過してもキースイッチ
19がOFF状態にされないときにはステップS2に戻
り、所定時間内にキースイッチ19がOFF状態にされ
たときには制御作用を終了させる。
【0050】なお、ステップS5において、右側投光器
16bを点灯することにより、軌跡R1に沿って路面G
にマークMを形成してもよく(図1参照)、また、ステ
ップS7において、左側投光器16aを点灯することに
より、軌跡R1に沿って路面GにマークMを形成しても
よい(図6参照)。この例では各投光器16a,16b
はいずれも外側マスト2に固定されており、常に路面上
の所定の位置に上記マークGを形成するが、その照射位
置が、車体の旋回半径が最小となる場合の軌跡、即ちハ
ンドルを操舵限界まで一杯に回転操作したときの車体走
行軌跡に一致するよう、予め設定されている。
【0051】従って上記構成によれば、オペレータは路
面Gに表示されたマークMを目印にして通過可否を見極
めることができる。該マークMが路上の障害物14等と
交差するか、又は路側をはみ出していれば旋回走行は不
可能であり、一旦後退して再度旋回をやり直す必要があ
ることになる。よって、初心者のオペレータでも車体を
障害物14に衝突させることなく、安全且つ容易に左旋
回または右旋回することができる。
【0052】また、車体1を前進させたこと、車速が設
定速度よりも遅くなったこと及び左旋回または右旋回し
たことの3つの条件を満足させたときだけ、左または右
の投光器16a,16bを自動的に点灯させ、また、旋
回を終了したこと及び車速が設定速度よりも早くなった
ことを条件として、左または右の投光器16a,16b
を自動的に消灯させるようになっており、必要な時間帯
だけ点灯させるので、経済的である。
【0053】上記第1の実施の形態では、左または右の
方向指示器11a,11bの作動に基づいて左旋回また
は右旋回を判断したが、これに限定されるわけではな
く、操舵角検出手段29(図4参照)の作動に基づいて
旋回方向を判断してもよい。また、上記例ではマークM
として照射される軌跡が旋回中心より遠い側の車体部分
の軌跡であったが、これを旋回中心より遠い側の車体部
分の軌跡、即ち車体内側部分の軌跡とすることによっ
て、旋回時の「巻き込み事故」を未然に防止することも
可能である。
【0054】図7は本発明の第2の実施の形態であるフ
ォークリフトトラックの要部を示すものである。左右一
対の投光器16a,16bをそれぞれ複数個設け、その
左または右の複数の投光器16a,16bを点灯させる
ことにより、車体1の回転半径r1,r2により形成さ
れる軌跡R1,R2に沿って複数のマークMを断続的
(または連続的)に表示しており、その複数のマークM
が障害物と交差しないよう、ステアリングハンドル8の
操作を一層正確に行うことができる。上記以外の構成は
図1〜図6に示す第1の実施の形態とほぼ同じであるか
ら、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0055】図8は本発明の第3の実施の形態であるフ
ォークリフトトラックの制御部27を示すものであっ
て、その制御部27は、キースイッチ19、車速検出器
17、前後進切換レバー9及び操舵角検出手段29から
の入力信号に基づいて、左右の両投光器16a,16b
及び左右の照射角度制御手段30,31を制御するもの
であって、その各照射角度制御手段30,31は、モー
タ等の駆動機構(図示せず)により各投光器16a,1
6bを上下左右に動かして照射角度を制御するものであ
る。制御部27は車体操舵角に対応する車体軌跡をメモ
リ内にマップとして記憶しており、上記操舵角検出手段
29からの入力信号に基づいて対応する車体軌跡を読み
出し、投光器16a,16bの上記駆動機構に出力す
る。この投光器の照射角度制御は、上記操舵角が切換え
られるたびに、これに追従して同時に切換え設定され
る。また投光器の照射角度制御は、外側マスト2の傾斜
角度に連動して更に照射角度が変化するように設定して
も良い。上記以外の構成は図1〜図6に示す第1の実施
の形態とほぼ同じであるから、その説明を省略する。
【0056】これを、前記制御部27の制御作用を軌跡
R2に沿ってマークMを表示する場合を例にあげて図9
に基づいて説明する。なおステップS1〜S4は第1の
実施の形態とほぼ同一であるから、その説明を省略す
る。
【0057】ステップS4で左旋回すると判断した場合
にはステップS5−1に移行し、右側投光器16bを点
灯させた後、ステップS5−2に移行し、操舵角検出手
段29により検出された車体操舵角に基づいて右側照射
角度制御手段31を制御することにより、軌跡R2に沿
って路面G上にマークMを形成する(図1参照)。
【0058】続いて、ステップS4で左旋回しないと判
断されたときには、ステップS6に移行して右旋回した
か否かを判断し、右旋回すると判断した場合にはステッ
プS7−1に移行して、左側投光器16aを点灯させた
後、ステップS7−2に移行し、操舵角検出手段29に
より検出された車体操舵角に基づいて左側照射角度制御
手段30を制御することにより、軌跡R2に沿って路面
G上にマークMを形成する(図6参照)。
【0059】次に、ステップS8に移行し、以後の制御
作用は第1の実施の形態とほぼ同一であるから、その説
明を省略する。
【0060】上記構成によれば、車体操舵角の変化に応
じて変位する車体軌跡R1,R2に追従してマークMを
表示することができる。
【0061】図10は本発明の第4の実施の形態である
前輪操舵式普通乗用車を示すものであって、車体1の前
部に設けた左右一対の投光器16a,16bから路面G
上にマークMを表示するようになっており、そのマーク
Mは、旋回中心Oから回転半径r1〜r4により形成さ
れる車体1の軌跡R1〜R4に沿って走行方向前方に形
成されるようになっており、その軌跡R1は車体1の旋
回中心Oから最も遠い位置を通る車体部分1Aを通り、
軌跡R2は車体1の旋回中心Oから最も遠い位置を通る
車輪(右側後輪)1dを通り、軌跡R3は車体1の旋回
中心Oから最も近い位置を通る車輪(左側前輪)1aを
通り、軌跡R4は車体1の旋回中心Oから最も近い位置
を通る車体部分1Bを通っている。従って、その各軌跡
R1〜R4のマークMのうちから適当なものを1つ選択
したり、複数選択して表示するようになっている。上記
以外の構成は図1〜図6に示す第1の実施の形態とほぼ
同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明
を省略する。
【0062】第1から第4の実施の形態では、制御部2
7の制御により両投光器16a,16bを自動的に点灯
及び消灯させるようしたが、これに限定されるわけでは
なく、切替スイッチ(図示せず)により両投光器16
a,16bを点灯及び消灯させるようにしてもよい。こ
れによると、構成が簡単で製作費が安くつく。
【0063】また、両投光器16a,16bを外側マス
ト2に取り付けたが、その両投光器16a,16bをヘ
ッドガード10に取り付けるようにしてもよい。
【0064】更に、前記車体1を前進させる場合を例に
あげて説明したが、左右一対の投光器16a,16bを
後方に向かせることにより、後進させる場合にも適用す
ることができると共に、投光器16a,16bを前方だ
けでなく後方にも向けることにより、前進及び後進の両
方に適用することもできる。また、投光器の照射方向は
車体走行方向の前方のみならず、これを側方に向けて照
射し、車体後部と障害物との衝突を回避するようにする
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態であるフォークリ
フトトラックの左旋回時の平面図である。
【図2】 同側面図である。
【図3】 同投光器の縦断面図である。
【図4】 同制御部の制御作用を示すブロック図であ
る。
【図5】 同制御部の制御作用を示す流れ図である。
【図6】 同右旋回時の部分平面図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態であるフォークリ
フトトラックの右旋回時の部分平面図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態であるフォークリ
フトトラックにおける制御部の制御作用を示すブロック
図である。
【図9】 同制御部の制御作用を示す流れ図である。
【図10】 本発明の第4の実施の形態である乗用車の
左旋回時の平面図である。
【図11】 従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 車体 1A 車体の旋回中心から最も遠い位置を通る車
体部分 1B 車体の旋回中心から最も近い位置を通る車
体部分 1a 左側前輪(車体の旋回中心から最も近い位
置を通る車輪) 1b 右側前輪 1c 左側後輪 1d 右側後輪(車体の旋回中心から最も遠い位
置を通る車輪) 8 ステアリングハンドル(操舵手段) 9 前後進切換レバー 11a 左側方向指示器 11b 右側方向指示器 16a 左側投光器 16b 右側投光器 17 車速検出器 27 制御部 29 操舵角検出手段 30 左側照射角度制御手段 31 右側照射角度制御手段 G 路面 M コーナーリング用マーク(照射面) O 旋回中心 R1〜R4 軌跡

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行路面上に光線を照射する投光器を備
    え、該投光器を、車体旋回時に走行方向前方又は側方の
    仮想の車体軌跡に沿って照射するようにしたことを特徴
    とする車両。
  2. 【請求項2】 前記投光器により照射される車体軌跡
    が、車体の旋回中心より最も遠い位置を通る車体部分の
    軌跡を含む請求項1記載の車両。
  3. 【請求項3】 前記投光器により照射される車体軌跡
    が、車体の旋回中心より最も近い位置を通る車体部分の
    軌跡を含む請求項1記載の車両。
  4. 【請求項4】 前記投光器により照射される車体軌跡
    が、車体の旋回中心より最も遠い位置を通る車輪の軌跡
    を含む請求項1記載の車両。
  5. 【請求項5】 前記投光器により照射される車体軌跡
    が、車体の旋回中心より最も近い位置を通る車輪の軌跡
    を含む請求項1記載の車両。
  6. 【請求項6】 前記投光器を、車体の右旋回時及び左旋
    回時における、それぞれ旋回半径を最小とする車体軌跡
    に沿って照射するよう設定してある請求項1乃至5のい
    ずれかに記載の車両。
  7. 【請求項7】 前記投光器を、車体が左旋回または右旋
    回のいずれかに応じて、その旋回方向に対応した車体軌
    跡に沿って照射するように切替制御する請求項6記載の
    車両。
  8. 【請求項8】 前記投光器の照射角度を、車体の操舵角
    に対応した車体軌跡に沿って照射するように制御する請
    求項1乃至5のいずれかに記載の車両。
  9. 【請求項9】 前記投光器を照射角変更可能に設けると
    共に、前記車体を操舵する操舵手段と、該操舵手段によ
    り設定された車体操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    該操舵角検出手段により検出された車体操舵角に基づい
    て上記投光器の照射角度を制御する照射角度制御手段と
    を備えた請求項8記載の車両。
  10. 【請求項10】 前記投光器が、レーザ光を発する投光
    器である請求項1乃至9のいずれかに記載の車両。
  11. 【請求項11】 前記投光器が、前記走行路面上に前記
    車体軌跡に沿った線状の照射面を形成する投光器である
    請求項1乃至10のいずれかに記載の車両。
  12. 【請求項12】 前記投光器が複数個設けられ、各投光
    器はその照射光が、前記走行路面上に前記車体軌跡に沿
    った連続的または断続的なマークを形成するように設定
    されている請求項1乃至11のいずれかに記載の車両。
  13. 【請求項13】 前記投光器が車体の左右に少なくとも
    一対設けられ、左右の投光器がそれぞれ車体の左右の軌
    跡を照射する請求項1乃至12のいずれかに記載の車
    両。
  14. 【請求項14】 前記投光器を、車体に設けられた方向
    指示器の作動に基づいて点灯する請求項1乃至13のい
    ずれかに記載の車両。
  15. 【請求項15】 前記投光器を、車体に設けられたステ
    アリングハンドルの作動に基づいて点灯する請求項1乃
    至13のいずれかに記載の車両。
  16. 【請求項16】 前記車体に車速検出器を設け、該車速
    検出器からの信号に基づいて、車速が所定速度以下のと
    きに前記投光器を点灯する請求項1乃至13のいずれか
    に記載の車両。
  17. 【請求項17】 前記車体に切替スイッチを設け、該ス
    イッチを切り替えることにより前記投光器を点灯または
    消灯する請求項1乃至13のいずれかに記載の車両。
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