JP2003112589A - 運転支援装置 - Google Patents

運転支援装置

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JP2003112589A
JP2003112589A JP2001308634A JP2001308634A JP2003112589A JP 2003112589 A JP2003112589 A JP 2003112589A JP 2001308634 A JP2001308634 A JP 2001308634A JP 2001308634 A JP2001308634 A JP 2001308634A JP 2003112589 A JP2003112589 A JP 2003112589A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両操舵角を検出し、検出した操舵角に基づい
て車両の軌跡を予測して、予測した予測軌跡を直接路面
に表示することで、車両が現行の操舵角で障害物に接す
ることなく、または脱輪することなく通過可能か否かを
認識することができ、乗員は進行方向を向いた状態のま
まで何等視線を動かす必要がなく、上記認識を極めて容
易かつ確実に実行することができる運転支援装置の提供
を目的とする。 【解決手段】路面に車両の予測軌跡を表示することによ
り運転を支援する運転支援装置であって、車両の車輪操
舵角を検出する操舵角検出手段22と、路面に所定の軌
跡を表示させる表示手段3と、上記表示手段3を制御す
る制御手段20とを備え、上記制御手段20は操舵角検
出手段22により検出された操舵角に基づいて車両の軌
跡を予測すると共に、予測された予測軌跡を路面に表示
させるよう上記表示手段3を制御することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、路面に車両の予
測軌跡を表示することによりドライバの運転を支援する
ような運転支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両を運転する場合には車両感覚
(車両の幅、ホイールベースの長さ、車体の角部などの
把握)を考慮したうえで操作を行なう必要があった。車
両感覚を把握する補助的手段としては例えば特開平6−
270752号公報に記載のように、車両の進行方向の
路面に向けて車幅を平行かつ直線状のレーザ光を照射し
て、路面を照光するものが知られているが、この従来構
造においては現在の車輪操舵角の状態で自車両が障害物
に接することなく、また脱輪することなく通過可能か否
かを認識することが不可能であった。
【0003】一方、運転席前方のインストルメントパネ
ルの所定部にバックモニタ装置を取付けて、車両後方を
上記バックモニタ装置の画面上に表示して、車両後進時
の運転を支援するものも知られているが、この従来装置
においては車両後進時に乗員がその視線を動かして画面
を確認する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、車両操舵
角を検出し、検出した操舵角に基づいて車両の軌跡を予
測して、予測した予測軌跡を直接路面に表示すること
で、車両が現行の操舵角で障害物に接することなく、ま
たは脱輪することなく通過可能か否かを認識することが
でき、乗員は進行方向を向いた状態のままで何等視線を
動かす必要がなく、上記認識を極めて容易かつ確実に実
行することができる運転支援装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による運転支援
装置は、路面に車両の予測軌跡を表示することにより運
転を支援する運転支援装置であって、車両の車輪操舵角
を検出する操舵角検出手段と、路面に所定の軌跡を表示
させる表示手段と、上記表示手段を制御する制御手段と
を備え、上記制御手段は操舵角検出手段により検出され
た操舵角に基づいて車両の軌跡を予測すると共に、予測
された予測軌跡を路面に表示させるよう上記表示手段を
制御するものである。
【0006】上記構成の表示手段としては、レーザ光を
照射する複数のレーザダイオード(発光手段)を用いて構
成してもよく、または、液晶プロジェクタを用いてもよ
い。上記構成によれば、操舵角検出手段は車両の車輪操
舵角を検出し、表示手段は路面に所定の軌跡を表示し、
制御手段は表示手段を制御するが、上述の制御手段は操
舵角検出手段にて検出した操舵角に基づいて車両の軌跡
を予測し、この予測された予測軌跡を路面に直接表示す
べく上述の表示手段を制御する。
【0007】この結果、車両が現行の操舵角で障害物に
接することなく、また脱輪することなく通過可能か否か
を認識することができ、乗員は進行方向を向いた状態の
ままで何等視線を動かす必要がなく、上記認識を極めて
容易かつ確実に行なうことができる。
【0008】この発明の一実施態様においては、車両の
前進時において上記予測軌跡は、車両前部の反操舵方向
側の予測軌跡と、車両後部の操舵方向側の車輪の予測軌
跡との少なくとも何れか一方に設定されたものである。
【0009】上記構成によれば、車両の前進時におい
て、車両前部外側の角部の予測軌跡と、車両内側後輪の
予測軌跡との少なくとも一方が表示されるので、車両操
舵時に乗員が最も気になる部分が良好に通過できるか否
かを容易に判断することができて、運転疲労の低減を図
ることができる。
【0010】この発明の一実施態様においては、車両の
後進時において上記予測軌跡は、車両後部の反操舵方向
側の予測軌跡と、車両後部の操舵方向側の予測軌跡との
少なくとも何れか一方に設定されたものである。
【0011】上記構成によれば、車両の後進時におい
て、車両後部外側の角部の予測軌跡と、車両内側後輪の
予測軌跡との少なくとも一方が表示されるので、車両操
舵時に乗員が最も気になる部分が良好に通過できるか否
かを容易に判断することができて、運転疲労の低減を図
ることができる。
【0012】この発明の一実施態様においては、上記予
測軌跡は車両前部の反操舵方向側の予測軌跡を含むもの
である。上記構成によれば、車両の後進時において、車
両後部外側の角部の予測軌跡と、車両内側の予測軌跡と
の少なくとも一方が表示されると共に、車両前部外側の
予測軌跡をも表示するので、車両操舵による後進時に、
車両前部の最も気になる部分としての車両外側の角部が
良好に通過できるか否かを容易に判断することができ
て、運転疲労を、より一層低減させることができる。
【0013】この発明の一実施態様においては、所定の
目標軌跡を設定する目標設定手段を設け、上記制御手段
は目標設定手段で設定された目標軌跡に基づいて路面に
目標軌跡を表示させるよう表示手段を制御するものであ
る。
【0014】上記構成の目標軌跡とは車両が障害物に接
することなく、または脱輪することなく通過可能な略理
想的な軌跡を意味する。上記構成によれば、表示手段で
路面に直接、予測軌跡と目標軌跡とが表示されるので、
予測軌跡が目標軌跡にほぼ一致するような操舵を行なう
ことで、運転中において乗員は進行方向を向いた状態の
ままで何等視線を動かす必要がなく、適切な操舵操作を
行なうことができ、容易かつ確実に目標の軌跡に沿う走
行ができる。
【0015】この発明の一実施態様においては、上記予
測軌跡と上記目標軌跡とは表示色を異ならせて表示する
ものである。上記構成によれば、路面に直接表示された
予測軌跡と目標軌跡とを、これらの表示色により明確に
区別して認識することができるので、利便性の向上を図
ることができる。
【0016】この発明の一実施態様においては、道路形
状の情報を取得する道路情報取得手段を設け、上記目標
設定手段は道路情報取得手段により取得した情報に基づ
いて目標軌跡を設定するものである。上記構成の道路情
報取得手段は、車両に設けられたナビゲーション装置の
地図メモリにより構成してもよく、ビーコン等のように
インフラ側から道路形状の情報を取得するように構成し
てもよい。
【0017】上記構成によれば、道路情報取得手段にて
道路形状の情報を取得し、これに基づいて目標軌跡が設
定されるので、最適な目標軌跡の設定、表示を行なうこ
とができ、この結果、より一層安全な走行が可能となっ
て、運転者の利便性が向上する。
【0018】この発明の一実施態様においては、自車両
の現在位置情報を取得する位置情報取得手段を設け、上
記制御手段は位置情報取得手段により取得した情報に基
づいて所定条件時に上記表示手段を制御するものであ
る。
【0019】上記構成の位置情報取得手段は、ナビゲー
ション装置または/およびGPSセンサにより構成して
もよく、また上記構成の所定条件時は交差点付近、急カ
ーブ、駐車場、狭い路地、ガードレールのない崖道その
他の軌跡表示を必要とする箇所の走行時に設定してもよ
い。
【0020】上記構成によれば、自車両の現在位置情報
に基づいて所定条件時に自動的に軌跡表示が実行される
ので、より一層適切かつ安全に走行することができるう
え、消費エネルギ(特に消費電力)の低減を図ることがで
きる。
【0021】この発明の一実施態様においては、上記表
示手段は車両前部または/および車両後部に車両進行方
向に向けて左右に複数設けられ、上記制御手段は操舵方
向側の軌跡を反操舵方向側に設けられた表示手段により
表示させるよう該表示手段を制御するものである。
【0022】上記構成によれば、操舵方向の軌跡表示
を、反操舵方向側に設けられた表示手段にて実行するの
で、斯る表示を操舵方向側の表示手段にて実行するもの
と比較して、表示が障害物に当たり難く、かつ車両側か
ら見て障害物に隠れている路面にまで表示を行なうこと
ができる可能性が増し、より一層確実な表示が得られ
る。
【0023】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は運転支援装置を示し、図1において車両
1のフロントバンパ2における左右両部には表示手段と
しての表示ユニット3,3が設けられている。上述の表
示ユニット3はフロントバンパ2のみならずリヤバンパ
の左右両部、および必要に応じて車体の下部または側部
にも設けられる。上述の表示ユニット3は風防ガラス等
の透光部材およびシール部材を介してバンパ内に設けら
れ、後述するレーザダイオードからのレーザ光が透過可
能に構成される。
【0024】上述の表示ユニット3は図2に示すように
構成されている。すなわち、複数のボールねじ4,5を
それぞれ水平かつ平行に軸架し、一端(図面上の左端)が
軸支された各ボールねじ4の他端にはステップモータ6
を取付け、他端(図面上の右端)が軸支された各ボールネ
ジ5の一端にはステップモータ7を取付けている。
【0025】また上述の各ボールねじ4,5にはレーザ
ダイオード8,9がそれぞれ独立して横方向に移動し得
るように設けられ、上述の各要素4,6,8の組合せに
より予測軌跡を路面に直接表示する表示部10を構成す
る一方、上述の各要素5,7,9の組合せにより目標軌
跡を路面に直接表示する表示部11を構成している。
【0026】さらに表示部10による予測軌跡の表示色
は例えば赤色に設定されており、表示部11による目標
軌跡の表示色は例えば黄色に設定されていて、これら両
表示が互に区別できるように構成している。
【0027】ここで、上述の各レーザダイオード8,9
は対応するステップモータ6,7の駆動時にボールねじ
4,5に沿ってそれぞれ独立して横方向に移動する。な
お、上述の表示ユニット3としては図2の構成に代え
て、図3、図4で示す構造を採用してもよい。
【0028】この図3、図4に示す表示ユニット3は次
のように構成している。すなわち、複数のガイド部材1
2,13をそれぞれ水平かつ平行に横架し、ガイド部材
12にはスライダ14を介してレーザダイオード8を取
付け、該スライダ14の背面にはDCモータ15を取付
けている。
【0029】またガイド部材12の背部に離間して横架
されたラック16に上述のDCモータ15の回転軸に設
けられたピニオン17を噛合させ、DCモータ15の駆
動時にレーザダイオード8を横方向に移動すべく構成し
ている。
【0030】同様に、ガイド部材13にはスライダ18
を介してレーザダイオード9を取付け、該スライダ18
の背面にはDCモータ15を取付けている。さらにガイ
ド部材13の背部に離間して横架されたラック16に上
述のDCモータ15の回転軸に設けられたピニオン17
を噛合させ、DCモータ14の駆動時にレーザダイオー
ド9を横方向に移動すべく構成している。
【0031】ここで、上述の各要素8,12,14,1
5,16,17の組合せにより予測軌跡を路面に直接表
示する表示部10を構成する一方、上述の各要素9,1
3,18,15,16,17の組合せにより目標軌跡を
路面に直接表示する表示部11を構成すると共に、予測
軌跡と目標軌跡との表示色が互に異なるように構成され
ている。
【0032】図5は運転支援装置の制御回路ブロック図
で、CPU20はイグニッションスイッチ21、舵角セ
ンサ22、車速センサ23、GPSセンサ24、ナビゲ
ーション装置25、地図メモリ26からの入力に基づい
て、ROM27に格納されたプログラムに従って、表示
ユニット3の各表示部10,11を駆動制御し、またR
AM28は必要なデータ等を記憶する。
【0033】上述の舵角センサ22は、車両1の車輪操
舵角を検出する操舵角検出手段である。またCPU20
は表示ユニット3を制御する制御手段である。上述の地
図メモリ26は道路形状の情報を取得する道路情報取得
手段である。またGPSセンサ24およびナビゲーショ
ン装置25は自車両の現在位置情報を取得する位置情報
取得手段である。
【0034】さらに上述のCPU20はナビゲーション
装置25で予め設定された経路誘導路(いわゆるナビル
ート)に従って、所定の目標軌跡を設定する目標設定手
段(図6に示すフローチャートのステップS6参照)を兼
ねる。
【0035】しかも、上述のCPU20は舵角センサ2
2により検出された操舵角に基づいて車両1の軌跡を予
測すると共に、予測された予測軌跡を路面に表示させる
ように上述の表示ユニット3の表示部10を制御する。
【0036】また、車両1の前進時において上述の予測
軌跡は、車両前部の反操舵方向側の予測軌跡、例えば図
7、図8に示すように右側にハンドルを切った際には車
両左側フロント角部の予測軌跡Aと、車両後部の操舵方
向側の車輪の予測軌跡、例えば図7に示すように右側に
ハンドルを切った際には右側後輪の予測軌跡Bとの双方
に設定されている。
【0037】さらに上述のCPU20は目標設定手段
(図6のステップS6参照)で設定された目標軌跡に基づ
いて路面目標軌跡α,β(図7参照)を表示させるように
表示ユニット3の表示部11を制御する。
【0038】ここで、上述の目標設定手段(図6のステ
ップS6参照)は道路情報取得手段(地図メモリ26参
照)により取得した情報に基づいて目標軌跡α,βを設
定する。また、上述のCPU20は位置情報取得手段
(GPSセンサ24、ナビゲーション装置25参照)によ
り取得した自車両の現在位置情報に基づいて所定条件時
に上述の表示ユニット3を制御する。
【0039】上述の所定条件時とは、交差点付近(交差
点手前)、急カーブ、駐車場、狭い路地、ガードレール
のない崖道その他の軌跡表示を必要とする箇所の走行時
である。さらに、上述のCPU20は操舵方向側の軌跡
を反操舵方向側に設けられた表示ユニット3により表示
させるように該表示ユニット3を制御する。例えば、図
7、図8に示すように右側にハンドルを切った場合には
右側後輪の軌跡B,βを左側に設けられた表示ユニット
3により表示させると共に、車両左側フロント角部の軌
跡A,αを右側に設けられた表示ユニット3により表示
させるように構成している。
【0040】なお、上述の地図メモリ26から道路形状
の情報を取得する構成に代えて、地図配信センタとの間
で送受信を行なって、最新の道路形状の情報を取得する
ように構成してもよく、この場合には図5のCPU20
に送受信手段を設けるとよい。
【0041】このように構成した運転支援装置の作用
を、図6に示すフローチャートを参照して、以下に詳述
する。ステップS1で、CPU20はイグニッションス
イッチ21がONか否かを判定し、NO判定時(イグニ
ッションスイッチ21のOFF時)にはステップS2に
移行し、YES判定時(イグニッションスイッチ21の
ON時)には別のステップS3に移行する。
【0042】上述のステップS2で、CPU20はレー
ザダイオード8,9をOFFとして、処理を終了する。
【0043】一方、上述のステップS3で、CPU20
はGPSセンサ24からの入力と地図メモリ26から読
出した道路地図(いわゆるマップ)とのマッチングによ
り、自車両の位置を入手、特定すると共に、地図メモリ
26内の地図データから周辺道路情報を取得する。
【0044】次にステップS4で、CPU20は自車両
の走行位置が軌跡表示を必要とする箇所か否かを判定
(例えば交差点手前で、かつ交差点付近か否かを判定)
し、NO判定時にはステップS5に移行する一方、YE
S判定時には別ステップS6に移行する。
【0045】上述のステップS5で、CPU20は軌跡
表示が不要であることに対応して、レーザダイオード
8,9をOFFにした後に、ステップS3にリターンす
る。一方、ステップS6で、CPU20は軌跡表示が必
要であることに対応して、現在の舵角と車速とにより予
測軌跡(図7、図8のA,B参照)と、ナビルートに従っ
た目標軌跡(図7、図8のα,β参照)とを算出する。但
し、この時点では軌跡A,B,α,βは路面に表示され
ず、表示ユニット3駆動用の軌跡データが求められるも
のである。また車速信号はレーザダイオード8,9を移
動する移動スピードに反映される。
【0046】次にステップS7で、CPU20は算出結
果の通りに路面に軌跡A,B,α,βが表示できるよう
に各表示部10,11のそれぞれのレーザダイオード
8,9の位置を移動制御する。
【0047】次にステップS8で、CPU20は各レー
ザダイオード8,9それぞれONにする。このようにし
て、レーザダイオード8,9がONにされると、レーザ
光が路面に照射されるので、図7、図8にその表示の一
例を示す如く予測軌跡A,Bと目標軌跡α,βとが直接
路面にそれぞれ異なる表示色にて曲線状に照光表示さ
れ、乗員(なかんずくドライバ)は現行の予測軌跡A,B
が目標軌跡α,βと一致またはほぼ一致するようにステ
アリング操作を実行すると、障害物に接触することな
く、または脱輪することなく車両を移動することができ
る。
【0048】なお、自車両1が軌跡表示必要箇所たとえ
ば交差点を通過すると、フローチャートの繰返し処理に
よりステップS4でNO判定された後に、次のステップ
S5に移行し、このステップS5でレーザダイオード
8,9がOFFされることは勿論である。
【0049】このように図1〜図8で示した実施例の運
転支援装置は、路面に車両1の予測軌跡A,Bを表示す
ることにより運転を支援する運転支援装置であって、車
両1の車輪操舵角を検出する操舵角検出手段(舵角セン
サ22参照)と、路面に所定の軌跡を表示させる表示手
段(表示ユニット3参照)と、上記表示手段(表示ユニッ
ト3参照)を制御する制御手段(CPU20参照)とを備
え、上記制御手段(CPU20参照)は操舵角検出手段
(舵角センサ22参照)により検出された操舵角に基づい
て車両の軌跡を予測すると共に、予測された予測軌跡
A,Bを路面に表示させるよう上記表示手段(表示ユニ
ット3参照)を制御するものである。
【0050】この構成によれば、操舵角検出手段(舵角
センサ22参照)は車両1の車輪操舵角を検出し、表示
手段(表示ユニット3参照)は路面に所定の軌跡を表示
し、制御手段(CPU20参照)は表示手段(表示ユニッ
ト3参照)を制御するが、上述の制御手段(CPU20参
照)は操舵角検出手段(舵角センサ22参照)にて検出し
た操舵角に基づいて車両1の軌跡を予測し、この予測さ
れた予測軌跡A,Bを路面に直接表示すべく上述の表示
手段(表示ユニット3参照)を制御する。
【0051】この結果、車両1が現行の操舵角で障害物
に接することなく、また脱輪することなく通過可能か否
かを認識することができ、乗員は進行方向を向いた状態
のままで何等視線を動かす必要がなく、上記認識を極め
て容易かつ確実に行なうことができ、特に夜間において
至便である。
【0052】また、車両1の前進時において上記予測軌
跡は、車両前部の反操舵方向側の予測軌跡Aと、車両後
部の操舵方向側の車輪(つまり後輪)の予測軌跡Bとの少
なくとも何れか一方に設定(但し、この実施例では双方
に設定)されたものである。
【0053】この構成によれば、車両の前進時におい
て、車両前部外側の角部の予測軌跡Aと、車両内側後輪
の予測軌跡Bとの少なくとも一方が表示されるので、車
両操舵時に乗員が最も気になる部分が良好に通過できる
か否かを容易に判断することができて、運転疲労の低減
を図ることができる。
【0054】さらに、所定の目標軌跡α,βを設定する
目標設定手段(ステップS6参照)を設け、上記制御手段
(CPU20参照)は目標設定手段(ステップS6参照)で
設定された目標軌跡に基づいて路面に目標軌跡α,βを
表示させるよう表示手段(表示ユニット3参照)を制御す
るものである。
【0055】この構成によれば、表示手段(表示ユニッ
ト3参照)で路面に直接、予測軌跡A,Bと目標軌跡
α,βとが表示されるので、予測軌跡A,Bが目標軌跡
α,βにほぼ一致するような操舵を行なうことで、運転
中において乗員は進行方向を向いた状態のままで何等視
線を動かす必要がなく、適切な操舵操作を行なうことが
でき、容易かつ確実に目標の軌跡に沿う走行ができる。
【0056】加えて、上記予測軌跡A,Bと上記目標軌
跡α,βとは表示色を異ならせて表示するものである。
この構成によれば、路面に直接表示された予測軌跡A,
Bと目標軌跡α,βとを、これらの表示色により明確に
区別して認識することができるので、利便性の向上を図
ることができる。
【0057】また、道路形状の情報を取得する道路情報
取得手段(地図メモリ26参照)を設け、上記目標設定手
段(ステップS6参照)は道路情報取得手段(地図メモリ
26参照)により取得した情報に基づいて目標軌跡α,
βを設定するものである。
【0058】この構成によれば、道路情報取得手段(地
図メモリ26参照)にて道路形状の情報を取得し、これ
に基づいて目標軌跡α,βが設定されるので、最適な目
標軌跡α,βの設定、表示を行なうことができ、この結
果、より一層安全な走行が可能となって、運転者の利便
性が向上する。
【0059】しかも、自車両の現在位置情報を取得する
位置情報取得手段(GPSセンサ24、ナビゲーション
装置25参照)を設け、上記制御手段(CPU20参照)
は位置情報取得手段により取得した情報に基づいて所定
条件時に上記表示手段(表示ユニット3参照)を制御する
ものである。
【0060】この構成によれば、自車両の現在位置情報
に基づいて所定条件時に自動的に軌跡A,B,α,βの
表示が実行されるので、より一層適切かつ安全に走行す
ることができるうえ、消費エネルギ(特に消費電力)の低
減を図ることができる。
【0061】さらに、上記表示手段(表示ユニット3参
照)は車両1前部または/および車両後部に車両進行方
向に向けて左右に複数設けられ、上記制御手段(CPU
20参照)は操舵方向側の軌跡B,βを反操舵方向側に
設けられた表示手段(表示ユニット3参照)により表示さ
せるよう該表示手段(表示ユニット3参照)を制御するも
のである。
【0062】この構成によれば、操舵方向の軌跡表示
を、反操舵方向側に設けられた表示手段(表示ユニット
3参照)にて実行するので、斯る表示を操舵方向側の表
示手段にて実行するものと比較して、表示が障害物に当
たり難く、かつ車両1側から見て障害物に隠れている路
面にまで表示を行なうことができる可能性が増し、より
一層確実な表示が得られる。ここで、反操舵方向側の軌
跡A,αの表示を、操舵方向側に設けられた表示手段
(表示ユニット3参照)にて実行すべく構成してもよいこ
とは勿論である。
【0063】図9、図10、図11は運転支援装置の他
の実施例を示す。なお、この実施例においても図1〜図
4で示した車両1および複数の表示ユニット3を用い
る。図9に示す運転支援装置の制御回路ブロック図にお
いて、制御手段としてのCPU20はイグニッションス
イッチ21、舵角センサ22、車速センサ23、車両の
後進を検出するリバーススイッチ29からの入力に基づ
いて、ROM27に格納されたプログラムに従って、表
示ユニット3の表示部10を駆動制御し、またRAM2
8は必要なデータ等を記憶する。
【0064】ここで、上述の舵角センサ22は車両1の
車輪操舵角を検出する操舵角検出手段であり、表示ユニ
ット3は路面に所定の軌跡を表示させる表示手段であ
り、CPU20は表示ユニット3を制御する制御手段で
あって、このCPU20は舵角センサ22により検出さ
れた操舵角に基づいて車両1の軌跡を予測すると共に、
予測された予測軌跡X,Y,Z(図11参照)を路面に直
接表示させるように表示ユニット3を制御することにつ
いては、先の実施例と同様である。
【0065】この実施例では、車両の後進時において上
述の予測軌跡は、車両後部の反操舵方向側の予測軌跡、
例えば右側にハンドルを切って後進する場合にはリヤ左
側の角部の予測軌跡Xと、車両後部の操舵方向側の車輪
の予測軌跡、例えば右側にハンドルを切って後進する場
合には右側後輪の予測軌跡Yとの双方に設定されると共
に、上述の予測軌跡は車両前部の反操舵方向側の予測軌
跡、例えば右ハンドルを切って後進する場合には車両1
のフロント左側角部の予測軌跡Zを含むものである。
【0066】つまり、この実施例では図11に示すよう
に車両1の後進時に上述の各予測軌跡X,Y,Zを直接
路面に表示するように構成している。しかも、上述のC
PU20は図11に示す図示の状態下において、操舵方
向側の予測軌跡Yを反操舵方向側(リヤ左側)に設けられ
た表示ユニット3により表示させ、反操舵方向側の予測
軌跡Xを操舵方向側(リヤ右側)に設けられた表示ユニッ
ト3により表示させるように左右の表示ユニット3,3
を制御するものである。なお、図11において30は他
車両である。
【0067】このように構成した運転支援装置の作用
を、図10に示すフローチャートを参照して、以下に詳
述する。ステップQ1で、CPU20はイグニッション
スイッチ21がONか否かを判定し、NO判定時(イグ
ニッションスイッチ21のOFF時)にはステップQ2
に移行し、YES判定時(イグニッションスイッチ21
のON時)には別のステップQ3に移行する。
【0068】上述のステップQ2で、CPU20はレー
ザダイオード8をOFFとして、処理を終了する。上述
のステップQ3で、CPU20はリバーススイッチ29
がONか否かを判定し、NO判定時にはステップQ4に
移行する一方、YES判定時には別のステップQ5に移
行する。
【0069】上述のステップQ4で、CPU20は軌跡
表示が不要であることに対応して、レーザダイオード8
をOFFにした後に、ステップQ3にリターンする。一
方、ステップQ5で、CPU20は軌跡表示が必要であ
ることに対応して、現在の舵角と車速とにより予測軌跡
(図11のX,Y,Z参照)を算出する。但し、この時点
では予測軌跡X,Y,Zは路面に表示されず、表示ユニ
ット3駆動用の軌跡データが求められるものである。ま
た車速信号はレーザダイオード8を移動する移動スピー
ドに反映される。
【0070】次にステップQ6で、CPU20は算出結
果の通りに路面に軌跡X,Y,Zが表示できるように左
右の表示ユニット3の表示部10,10のそれぞれのレ
ーザダイオード8の位置を移動制御する。
【0071】次にステップQ7で、CPU20は各レー
ザダイオードを8それぞれONにする。このようにし
て、レーザダイオード8がONにされると、レーザ光が
路面に照射されるので、図11にその表示の一例を示す
如く予測軌跡X,Y,が直接路面に照光表示され、乗員
(なかんずくドライバ)は路面に表示された予測軌跡X,
Y,Zを直接(予測軌跡Z参照)またはドアミラー等で確
認(予測軌跡X,Y参照)しつつ、車両1を後進させて、
所謂車庫入れを行なうことができ、この場合に、乗員は
最も気になる部分が良好に通過できるか否かを容易に判
断することができる。
【0072】なお、図2〜図4の表示ユニット3は予測
軌跡の表示と、目標軌跡の表示とを兼ねるものである
が、この図9〜図11の実施例に用いる場合には合計9
個の全てのレーザダイオード8,9を予測軌跡表示用に
設定し、ボールねじ4,5またはガイド部材12,13
の上下離反間隔を図2〜図4に図示した間隔よりも広く
設定し、これら多数のレーザダイオード8,9により上
述の予測軌跡X,Y,Zを表示すべく構成してもよい。
【0073】このように、図9〜図11に示す実施例の
運転支援装置は、路面に車両1の予測軌跡X,Y,Zを
表示することにより運転を支援する運転支援装置であっ
て、車両1の車輪操舵角を検出する操舵角検出手段(舵
角センサ22参照)と、路面に所定の軌跡X,Y,Zを
表示させる表示手段(表示ユニット3参照)と、上記表示
手段(表示ユニット3参照)を制御する制御手段(CPU
20参照)とを備え、上記制御手段(CPU20参照)は
操舵角検出手段(舵角センサ22参照)により検出された
操舵角に基づいて車両の軌跡を予測すると共に、予測さ
れた予測軌跡X,Y,Zを路面に表示させるよう上記表
示手段(表示ユニット3参照)を制御するものである。
【0074】この構成によれば、操舵角検出手段(舵角
センサ22参照)は車両1の車輪操舵角を検出し、表示
手段(表示ユニット3参照)は路面に所定の軌跡X,Y,
Zを表示し、制御手段(CPU20参照)は表示手段(表
示ユニット3参照)を制御するが、上述の制御手段(CP
U20参照)は操舵角検出手段(舵角センサ22参照)に
て検出した操舵角に基づいて車両1の軌跡を予測し、こ
の予測された予測軌跡X,Y,Zを路面に直接表示すべ
く上述の表示手段(表示ユニット3参照)を制御する。
【0075】この結果、車両1が現行の操舵角で障害物
(他車両30参照)に接することなく、また脱輪すること
なく通過可能か否かを認識することができ、乗員は進行
方向を向いた状態のままで何等視線を動かす必要がな
く、上記認識を極めて容易かつ確実に行なうことができ
る。
【0076】また、車両の後進時において上記予測軌跡
は、車両後部の反操舵方向側の予測軌跡Xと、車両後部
の操舵方向側の予測軌跡Yとの少なくとも何れか一方
(但し、この実施例では双方)に設定されたものである。
【0077】この構成によれば、車両1の後進時におい
て、車両後部外側の角部の予測軌跡Xと、車両内側後輪
の予測軌跡Yとの少なくとも一方が表示されるので、車
両操舵時に乗員が最も気になる部分が良好に通過できる
か否かを容易に判断することができて、運転疲労の低減
を図ることができる。
【0078】さらに、上記予測軌跡は車両前部の反操舵
方向側の予測軌跡Zを含むものである。この構成によれ
ば、車両1の後進時において、車両後部外側の角部の予
測軌跡Xと、車両内側の予測軌跡Yとの少なくとも一方
が表示されると共に、車両前部外側の予測軌跡Zをも表
示するので、車両操舵による後進時に、車両前部の最も
気になる部分としての車両外側の角部が良好に通過でき
るか否かを容易に判断することができて、運転疲労によ
り一層低減させることができる。
【0079】加えて、上記表示手段(表示ユニット3参
照)は車両前部または/および車両後部に車両進行方向
(後進時には車両後方向)に向けて左右に複数設けられ、
上記制御手段(CPU20参照)は操舵方向側の軌跡Yを
反操舵方向側に設けられた表示手段(表示ユニット3参
照)により表示させるよう該表示手段(表示ユニット3参
照)を制御するものである。
【0080】この構成によれば、操舵方向の軌跡表示Y
を、反操舵方向側に設けられた表示手段(図11の場合
にはリヤ左側の表示ユニット3参照)にて実行するの
で、斯る表示を操舵方向側の表示手段にて実行するもの
と比較して、表示が障害物に当たり難く、かつ車両側か
ら見て障害物に隠れている路面にまで表示を行なうこと
ができる可能性が増し、より一層確実な表示が得られ
る。
【0081】図12は運転支援装置のさらに他の実施例
を示し、図5の構成と図9の構成とを組合わせたもので
ある。つまり、車両1の前進時には図6のフローチャー
トに基づいて予測軌跡A,Bおよび目標軌跡α,βを異
色表示し、リバーススイッチ29のONによる後進時に
は図10のフローチャートに基づいて予測軌跡X,Y,
Zを表示するものである。
【0082】このように構成しても、先の各実施例とほ
ぼ同様の作用効果を奏するもので、図12において前図
と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を
省略する。
【0083】また、上述の各実施例において、レーザダ
イオード8,9には路面に対する照射角θ1(図13参
照)や、進行方向に対して左右向きの照射方向角θ2(図
14参照)が適宜設定できるようになっている。
【0084】なお、上述の角θ1,θ2は各種状況(た
とえばGPSセンサ24による位置検出や、地図デー
タ、車速などによる状況)によってリアルタイムに制御
可能と成してもよい。
【0085】またレーザ光を用いる場合には複数のレー
ザダイオード8,9を用いる上記実施例の他に特開平1
0−3599号に開示されている如く、単一のレーザ光
源と複数のガルバノミラーを用いることで、レーザを走
査させて軌跡を描くように構成してもよい。
【0086】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の操舵角検出手段は、実施例の舵角
センサ22に対応し、以下同様に、表示手段は、表示ユ
ニット3に対応し、制御手段は、CPU20に対応し、
目標設定手段は、ステップS6に対応し、道路情報取得
手段は、地図メモリ26に対応し、位置情報取得手段
は、GPSセンサ24または/およびナビゲーション装
置25に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成
のみに限定されるものではない。
【0087】例えば、AT車に適用する場合には、リバ
ーススイッチ29に代えて、インヒビタスイッチにより
車両の後進時であることを検出してもよい。また、車両
としては図示の自動車以外にバス、トラック、ワンボッ
クスカー、ダンプカー等に適用することができる。
【0088】
【発明の効果】この発明によれば、車両操舵角を検出
し、検出した操舵角に基づいて車両の軌跡を予測して、
予測した予測軌跡を直接路面に表示することで、車両が
現行の操舵角で障害物に接することなく、または脱輪す
ることなく通過可能か否かを認識することができ、乗員
は進行方向を向いた状態のままで何等視線を動かす必要
がなく、上記認識を極めて容易かつ確実に実行すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の運転支援装置を備えた車両の正面
図。
【図2】 表示ユニットの一例を示す正面図。
【図3】 表示ユニットの他の実施例を示す正面図。
【図4】 図3の部分平面図。
【図5】 運転支援装置の制御回路ブロック図。
【図6】 軌跡表示処理を示すフローチャート。
【図7】 軌跡表示の一例を示す説明図。
【図8】 図7の平面図。
【図9】 運転支援装置の他の実施例を示す制御回路ブ
ロック図。
【図10】 軌跡表示処理を示すフローチャート。
【図11】 軌跡表示の一例を示す平面図。
【図12】 運転支援装置のさらに他の実施例を示す制
御回路ブロック図。
【図13】 レーザ光の照射角を示す説明図。
【図14】 レーザ光の照射方向角を示す説明図。
【符号の説明】
1…車両 3…表示ユニット(表示手段) 20…CPU(制御手段) 22…舵角センサ(操舵角検出手段) 24…GPSセンサ(位置情報取得手段) 25…ナビゲーション装置(位置情報取得手段) 26…地図メモリ(道路情報取得手段) S6…目標設定手段 A,B…予測軌跡 α,β…目標軌跡 X,Y,Z…予測軌跡

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】路面に車両の予測軌跡を表示することによ
    り運転を支援する運転支援装置であって、車両の車輪操
    舵角を検出する操舵角検出手段と、路面に所定の軌跡を
    表示させる表示手段と、上記表示手段を制御する制御手
    段とを備え、上記制御手段は操舵角検出手段により検出
    された操舵角に基づいて車両の軌跡を予測すると共に、
    予測された予測軌跡を路面に表示させるよう上記表示手
    段を制御する運転支援装置。
  2. 【請求項2】車両の前進時において上記予測軌跡は、車
    両前部の反操舵方向側の予測軌跡と、車両後部の操舵方
    向側の車輪の予測軌跡との少なくとも何れか一方に設定
    された請求項1記載の運転支援装置。
  3. 【請求項3】車両の後進時において上記予測軌跡は、車
    両後部の反操舵方向側の予測軌跡と、車両後部の操舵方
    向側の予測軌跡との少なくとも何れか一方に設定された
    請求項1記載の運転支援装置。
  4. 【請求項4】上記予測軌跡は車両前部の反操舵方向側の
    予測軌跡を含む請求項3記載の運転支援装置。
  5. 【請求項5】所定の目標軌跡を設定する目標設定手段を
    設け、上記制御手段は目標設定手段で設定された目標軌
    跡に基づいて路面に目標軌跡を表示させるよう表示手段
    を制御する請求項1記載の運転支援装置。
  6. 【請求項6】上記予測軌跡と上記目標軌跡とは表示色を
    異ならせて表示する請求項5記載の運転支援装置。
  7. 【請求項7】道路形状の情報を取得する道路情報取得手
    段を設け、上記目標設定手段は道路情報取得手段により
    取得した情報に基づいて目標軌跡を設定する請求項5記
    載の運転支援装置。
  8. 【請求項8】自車両の現在位置情報を取得する位置情報
    取得手段を設け、上記制御手段は位置情報取得手段によ
    り取得した情報に基づいて所定条件時に上記表示手段を
    制御する請求項1,2,3,4,5,6または7記載の
    運転支援手段。
  9. 【請求項9】上記表示手段は車両前部または/および車
    両後部に車両進行方向に向けて左右に複数設けられ、上
    記制御手段は操舵方向側の軌跡を反操舵方向側に設けら
    れた表示手段により表示させるよう該表示手段を制御す
    る請求項1,2,3,4,5,6,7または8記載の運
    転支援装置。
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