JP4002071B2 - 車両用前照灯システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、前照灯のビーム制御を行うように構成された車両用前照灯システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常の車両用前照灯においては、そのビーム照射方向が固定されているため、山岳路や交差点等の曲路走行時には、車両前方路面を十分に照射することができない。
【0003】
これに対し、特開平8−192674号公報には、方向指示器が作動したときあるいはステアリング操作が行われたとき、その曲進方向の車両前方路面へ向けてビーム照射を行うことにより、交差点等の曲路走行時における視認性向上を図るように構成された車両用前照灯システムが開示されている。
【0004】
また、CCDカメラ等により車両前方の道路形状を検出し、その検出結果に対応してビーム制御を行うようにすれば、車両前方路面へのビーム照射をより適切に行うことが可能となる。
【0005】
さらに、ナビゲーション装置を備えた車両においては、そのルートガイダンス機能(すなわち、自車現在位置から走行目的地までの案内ルートを設定し、この案内ルートに従って画像や音声でドライバに必要な情報を提供する機能)を利用して前照灯のビーム制御を行うことも可能である。そしてこのように案内ルートに対応したビーム制御を行うようにすれば、車両前方の道路形状検出結果に対応したビーム制御を行うのに比して、複雑な計算を必要とすることなく車両前方路面へのビーム照射を適切に行うことが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにルートガイダンス機能を利用して前照灯のビーム制御を行うようにした場合、走行目的地が入力設定されていなければ案内ルートも設定されないので、ルートガイダンス機能を利用したビーム制御を行うこともできなくなってしまう、という問題がある。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、走行目的地が入力設定されていない場合においても、車両前方路面へのビーム照射を適切に行うことができる車両用前照灯システムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、走行目的地が入力設定されていないときには所定のバックグラウンドルートを案内ルートとして設定することにより、ナビゲーション装置のルートガイダンス機能を利用したビーム制御を行い得るようにし、もって上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】
すなわち、本願発明に係る車両用前照灯システムは、
車両前方を照射する前照灯と、この前照灯により照射されるビームを制御するビーム制御手段と、自車現在位置から走行目的地までの案内ルートを設定し得るように構成されたナビゲーション装置と、を備えてなる車両用前照灯システムであって、
上記ナビゲーション装置が、上記走行目的地が入力設定されているときには、該走行目的地への案内ルートをフォアグラウンドルートとして設定する一方、上記走行目的地が入力設定されていないときには、自車現在位置および現在時刻の情報に基づいて推定走行目的地を設定するとともに該推定走行目的地への案内ルートをバックグラウンドルートとして設定するように構成されており、
上記ビーム制御手段が、自車が上記フォアグラウンドルートに沿って走行しているときには該フォアグラウンドルートに対応したフォアグラウンドモードで上記ビーム制御を行う一方、自車が上記バックグラウンドルートに沿って走行しているときには該バックグラウンドルートに対応したバックグラウンドモードで上記ビーム制御を行うように構成されており、
上記フォアグラウンドモードでのビーム制御が、進路案内標識を照射するビーム制御を含み、上記バックグラウンドモードでのビーム制御が、進路案内標識を照射するビーム制御を含まない、ことを特徴とするものである。
【0010】
上記「ビーム制御手段」によるビーム制御の具体的内容は特に限定されるものではなく、例えば、前照灯により照射されるビームの照射方向、照射範囲、照射光量のいずれか、あるいはこれらを適宜組み合わせたものを可変とする制御等が採用可能である。
【0011】
上記「推定走行目的地」とは、走行目的地となるであろうと推定される地点を意味するものであって、その設定方法は特に限定されるものではない。
【0012】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用前照灯システムは、前照灯により照射されるビームを制御するビーム制御手段とルートガイダンス機能を有するナビゲーション装置とを備えているが、ナビゲーション装置は、走行目的地が入力設定されているときには該走行目的地への案内ルートをフォアグラウンドルートとして設定する一方、走行目的地が入力設定されていないときには自車現在位置および現在時刻の情報に基づいて推定走行目的地を設定するとともに該推定走行目的地への案内ルートをバックグラウンドルートとして設定するように構成されており、ビーム制御手段は、自車がフォアグラウンドルートに沿って走行しているときには該フォアグラウンドルートに対応したフォアグラウンドモードでビーム制御を行う一方、自車がバックグラウンドルートに沿って走行しているときには該バックグラウンドルートに対応したバックグラウンドモードでビーム制御を行うように構成されているので、走行目的地が入力設定されていない場合においても、ナビゲーション装置のルートガイダンス機能を利用したビーム制御を行うことが可能となる。
【0013】
したがって本願発明によれば、走行目的地が入力設定されているときのみならず、走行目的地が入力設定されていない場合においても、車両前方路面へのビーム照射を適切に行うことことができる。
【0014】
上記構成において、案内ルート(すなわちフォアグラウンドルートまたはバックグラウンドルート)に応じたビーム制御として、所定時間後の自車到達予定位置を目標位置としてビームを照射するビーム制御を含むものとすれば、案内ルートに従って車両前方路面を十分に照射することができる。
【0015】
本願発明においては、フォアグラウンドモードでのビーム制御が、進路案内標識を照射するビーム制御を含み、バックグラウンドモードでのビーム制御が、進路案内標識を照射するビーム制御を含まない構成となっているので、案内ルートの種類によってその車両走行状況により適したビーム照射を行うことが可能となる。
【0016】
すなわち、フォアグラウンドルートはドライバが走り慣れていないルートと考えることができるので、フォアグラウンドモードでは進路案内標識を照射するビーム制御を含ませることにより、ルートガイダンス機能を一層高めることができ、一方、バックグラウンドルートはドライバが走り慣れているルートと考えることができるので、バックグラウンドモードでは進路案内標識を照射するビーム制御を含ませないことにより、ドライバに無用な煩わしさを与えてしまうのを未然に防止することができる。
【0017】
上記「推定走行目的地」の設定方法が特に限定されないことは上述したとおりであるが、予め記憶された複数の主停留地(すなわち高頻度で停留する地点)の中から、自車現在位置および現在時刻から判断して最も適した主停留地を選択することにより行う構成とすれば、推定走行目的地が現実の走行目的地となる蓋然性を高めることができる。そしてこれにより自車がバックグラウンドルートに沿って走行する可能性を高めることができるので、ナビゲーション装置のルートガイダンス機能を利用したビーム制御を効果的に行うことが可能となる。
【0018】
その際、ナビゲーション装置において、エンジンの始動時または停止時に自車現在位置を現在時刻と共に記憶し、該自車現在位置での停留回数が所定回数以上になったとき該自車現在位置を主停留地として追加設定する構成とすれば、推定走行目的地の候補としての適格性を高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0020】
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯システムを示す全体構成図である。
【0021】
図示のように、この車両用前照灯システムは、前照灯装置10と、コラム装置12と、VSC(車両安定制御)装置14と、ナビゲーション装置16とを備えてなり、これら各装置が車内LAN18を介して接続されている。
【0022】
前照灯装置10は、左右1対の前照灯20L、20Rと、これら前照灯20L、20Rのビーム制御を行うビーム制御用ECU22(ビーム制御手段)とを備えてなっている。
【0023】
各前照灯20L、20Rは、車両2の前端部に設けられたヘッドランプ24と、その車幅方向外側に隣接して設けられたコーナリングランプ26と、ヘッドランプ24の車幅方向内側に隣接して設けられた進路案内標識照射用ランプ56とからなっている。
【0024】
各ヘッドランプ24は、そのリフレクタ28からの反射光により、図2に示すような配光パターンP(ロービーム用配光パターン)で車両前方へビーム照射を行うようになっている。このビーム照射方向は、実線で示す車両正面方向を中心にして、2点鎖線で示す角度位置まで左右方向に各々所定角度α(例えばα=20°)変化させ得るようになっている。これを実現するため、リフレクタ28は左右方向に傾動可能な構成となっており、その傾動はアクチュエータ(ACT)30の駆動により行われるようになっている。このアクチュエータ30は、ビーム制御用ECU22によりドライバ32を介して駆動制御されるようになっている。
【0025】
一方、各コーナリングランプ26は、そのビーム照射方向が車両正面方向に対して一定角度(例えば車幅方向外側45°)に固定されており、図2に示すような配光パターンPcを形成するようになっている。ただし、このコーナリングランプ26は調光回路(PWM)34およびドライバ32を介してビーム制御用ECU22に接続されており、そのビーム強度が可変とされている。すなわち、配光パターンPcは、ビーム強度が最大のときには実線で示す大きさとなるが、調光によりビーム強度を減少させると2点鎖線で示すように徐々に小さくなるようになっている。
【0026】
各進路案内標識照射用ランプ56は、そのビーム照射方向が車両正面方向に対して斜め上向きに固定されており、走行路に沿って設置された進路案内標識を照射し得るようになっている。ただし、これら各進路案内標識照射用ランプ56は、車両2が進路案内標識のある程度手前側の位置にさしかかったときに一時的に点灯するようになっている。各進路案内標識照射用ランプ56は、ドライバ32を介してビーム制御用ECU22に接続されている。
【0027】
コラム装置12は、ステアリングコラムに設けられており、ヘッドランプスイッチ40と、方向指示器スイッチ42と、舵角センサ44と、コラムECU46とからなっている。ヘッドランプスイッチ40は、ヘッドランプ24のオンオフ操作およびビーム切換え(ハイビームとロービームとの切換え)を行うスイッチであり、方向指示器スイッチ42は、左右の方向指示器のオンオフを行うスイッチである。また、舵角センサ44は、ステアリングホイールの回転角度から車両2の舵角(旋回角度)を検出するようになっている。そして、コラムECU46は、ヘッドランプスイッチ40、方向指示器スイッチ42および舵角センサ44からの信号を収集して車内LAN18へ出力するようになっている。
【0028】
VSC装置14は、車速センサ50と、図示しないヨーレートセンサと、これら各センサからの検出信号を基に、曲路走行時のスピンなどを回避し、曲路走行時の安全走行を支援するVSC用ECU52とからなっている。なお、上記ヨーレートセンサの代わりに舵角センサ44からの検出信号を用いることも可能である。
【0029】
ナビゲーション装置16は、ナビゲーションECU60と、道路地図データDVD−ROM62と、GPS受信機64と、ジャイロセンサ(方位センサ)66と、表示装置68とからなっている。そして、このナビゲーション装置16においては、該ナビゲーション装置16に組み込まれた各センサからのデータやVSC装置14の車速センサ50から得られる車速データをナビゲーションECU60に取り込むとともに、コラム装置12のコラムECU46から方向指示器スイッチ42や舵角センサ44の情報を車内LAN18を介してナビゲーションECU60に取り込み、これらの情報を処理することにより自車の現在位置や旋回半径そして所定時間後の到達位置等を求め、再度車内LAN18へ出力するようになっている。
【0030】
また、このナビゲーション装置16は、ルートガイダンス機能を有しており、ドライバ等による走行目的地の入力設定により自車現在位置から走行目的地までの案内ルートを設定し、この案内ルートに従って画像や音声でドライバに必要な情報を提供するようになっている。そして、ナビゲーション装置16は、ルートガイダンスを実行しているときには、車両2が案内ルートに沿って走行しているかどうかを常時監視し、車両2が案内ルートから外れたときには、そのときの自車現在位置から走行目的地までの新たな案内ルートを再探索して設定し、この再設定された案内ルートに従って画像や音声でドライバに必要な情報を提供するようになっている。
【0031】
このナビゲーション装置16における案内ルートの設定は、2通りの方法で行われるようになっている。すなわち、上述したようにドライバ等により走行目的地が入力設定されているときには、該走行目的地への案内ルートをフォアグラウンドルートとして設定する一方、走行目的地の入力設定されていないときには、自車現在位置および現在時刻の情報に基づいて推定走行目的地(これについては後述する)を設定するとともに、該推定走行目的地への案内ルートをバックグラウンドルートとして設定するようになっている。ただし、バックグラウンドルートが設定されている状態では、画像や音声によるドライバへの情報提供は行わないようになっている。
【0032】
前照灯装置10のビーム制御用ECU22は、車内LAN18を介してコラム装置12、VSC装置14およびナビゲーション装置16から必要な情報を収集して、車両走行状況に適した制御モードで前照灯20L、20Rのビーム制御を行うようになっている。
【0033】
上記制御モードは、車両2が案内ルート(フォアグラウンドルートまたはバックグラウンドルート)に沿って走行しているときに選択されるナビ連動モードと、車両2が案内ルートに沿って走行していないときに選択される通常モードとからなっている。
【0034】
ナビ連動モードでは、案内ルートに対応したビーム制御を行うようになっている。具体的には、車両2が所定時間後(例えば2.5秒後)に到達する位置(自車到達予定位置)を目標位置としてビーム制御を行うようになっている。
【0035】
このビーム制御は、ヘッドランプ24のリフレクタ28を車両正面方向から左右方向に傾動させてそのビーム照射方向を適宜変化させることにより行うようになっている。ヘッドランプ24の傾動のみでは目標位置へのビーム照射を十分に行うことができない場合には、旋回方向に位置するコーナリングランプ26を点灯させるようになっている。このとき、リフレクタ28の最大傾動角αと目標位置の向きとの角度差が大きくなるに従って、コーナリングランプ26のビーム強度を徐々に増大させるようになっている。
【0036】
このナビ連動モードは、車両2がフォアグラウンドルートに沿って自車が走行しているときに選択されるフォアグラウンドモードと、車両2がバックグラウンドルートに沿って走行しているときに選択されるバックグラウンドモードとからなっている。
【0037】
フォアグラウンドモードでは、フォアグラウンドルートに沿って設置された進路案内標識を照射するビーム制御も行うようになっているが、バックグラウンドモードでは、バックグラウンドルートに沿って設置された進路案内標識を照射するビーム制御は行わないようになっている。
【0038】
通常モードは、ナビゲーション装置16によって得られる車両前方の道路形状データを基にビーム制御を行う道路形状対応モードと、舵角センサ44からの舵角データ(旋回角度データ)を基にビーム制御を行う旋回角度対応モードとを備えている。さらに、道路形状対応モードは、道なりに走行するのに適したビーム照射を行わせる道なり制御モードと、交差点での旋回走行に適したビーム照射を行わせる交差点制御モードとからなっている。
【0039】
道なり制御モードは、車両2が走行路を道なりに走行するとした場合において、車両進行方向の視認性を高めるようにするための制御モードである。この道なり制御モードでのビーム制御は、ヘッドランプ24のリフレクタ28を車両正面方向から左右方向に傾動させてそのビーム照射方向を適宜変化させることにより行うようになっている。
【0040】
交差点制御モードは、車両2が走行路前方の交差点を旋回走行することが明らかな場合において、交差点到達前の段階で予め旋回方向へ向けてビーム照射を行うことにより、車両進行方向の視認性を高めるようにするための制御モードである。この交差点制御モードでは、車両2が走行路前方の交差点にある程度接近した時点で、該交差点を旋回走行すると判断した場合に、車両2が所定時間後(例えば2.5秒後)に到達する位置を目標位置としてビーム制御を行うようになっている。このビーム制御は、基本的には、ヘッドランプ24のリフレクタ28を車両正面方向から左右方向に傾動させてそのビーム照射方向を旋回方向へ向けることにより行うようになっているが、ヘッドランプ24の傾動のみでは目標位置へのビーム照射を十分に行うことができない状態になると、旋回方向に位置するコーナリングランプ26を点灯させるようになっている。このとき、リフレクタ28の最大傾動角αと目標位置の向きとの角度差が大きくなるに従って、コーナリングランプ26のビーム強度を徐々に増大させるようになっている。
【0041】
旋回角度対応モードは、車両2が実際に旋回走行している状態を前提として行われる制御モードであるが、道なり制御モードおよび交差点制御モードを補完する目的でも用いられるようになっている。この旋回角度対応モードでは、ステアリング操作が行われたとき、その舵角に応じてヘッドランプ24のリフレクタ28を車両旋回方向に向けるとともに、車両2の旋回方向に位置するコーナリングランプ26を点灯させるようになっている。その際、舵角が大きくなるに従って、ヘッドランプ24のリフレクタ28の傾動角度およびコーナリングランプ26のビーム強度を徐々に増大させるようになっている。
【0042】
図3は、ナビ連動モードで行われるビーム制御の具体例を示す道路平面図であって、同図(a)がフォアグラウンドモードでのビーム制御、同図(b)がバックグラウンドモードでのビーム制御を示す図である。
【0043】
この具体例では、ナビゲーション装置16によって設定された案内ルート(フォアグラウンドルートFGR、バックグラウンドルートBGR)に沿って直線路Aを走行している車両2が、次の交差点Jを直進した後、S字状の曲線路Bを走行する場合を想定している。また、直線路Aにおける交差点Jの手前側所定距離の位置には、その頭上位置に進路案内標識Mが設置されているものとする。
【0044】
同図において、車両2の前方に示す点TPは、車両2が2.5秒後に到達する位置(自車到達予定位置)である。フォアグラウンドモード・バックグラウンドモードいずれの制御モードにおいても、この自車到達予定位置TPを目標位置としてビーム制御が行われる。この目標位置TPは直線路Aでは車両正面方向であるので、配光パターンPも車両正面方向を向いているが、曲線路Bでは車両正面方向から左右にずれるため、配光パターンPも2点鎖線で示す車両正面方向から左右方向にずれたものとなる。なお、同図に示す配光パターンPは、左右1対のヘッドランプ24の合成配光パターンである。
【0045】
同図(a)に示すように、フォアグラウンドモードでは、車両2が直線路Aにおいて進路案内標識Mのある程度手前側の位置にさしかかったとき、進路案内標識照射用ランプ56を一時的に点灯させることにより、前方斜め上向きの配光パターンPmを形成して進路案内標識Mを照射する。一方、同図(b)に示すように、バックグラウンドモードでは、車両2が直線路Aにおいて進路案内標識Mのある程度手前側の位置にさしかかっても、進路案内標識照射用ランプ56を点灯させないようにする。
【0046】
次に、本実施形態に係る車両用前照灯システムにおいて行われるビーム制御の内容を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0047】
まず、エンジンが始動すると(S1)、ナビゲーション装置16が起動し、そのナビゲーションECU60において、道路地図データDVD−ROM62から道路地図データを読み込み(S2)、主停留地設定処理(これについては後述する)を行う(S3)。
【0048】
その後、ナビゲーションECU60において、車両走行データ(車速センサ50からの車速データ、舵角センサ44からの舵角データ、および方向指示器スイッチ42からの方向指示器の作動状態のデータ)を読み込む(S4)。そして、GPS受信機64からの位置データおよびジャイロセンサ66からの方位データと道路地図データとを基にマップマッチングを行う(S5)。
【0049】
このとき、マップマッチングが成立していなければ(車両2の走行路が認識できなければ)(S6でNO)、ビーム制御用ECU22は通常モード(の旋回角度対応モード)で前照灯20L、20Rのビーム制御を行う(S13)。
【0050】
一方、マップマッチングが成立していれば(S6でYES)、次に走行目的地の入力設定の有無を確認する(S7)。入力設定が行われていれば、自車現在位置から走行目的地までの案内ルートをフォアグラウンドルートとして設定し(S8)、入力設定が行われていなければ、自車現在位置から推定走行目的地までの案内ルートをバックグラウンドルートとして設定する(S9)。
【0051】
そして、車両2が案内ルート(フォアグラウンドルートまたはバックグラウンドルート)に沿って走行しているか否かの判定を行い(S10)、案内ルートに沿って走行していれば、ナビ連動モードでビーム制御を行う(S11)。すなわち、フォアグラウンドルートが設定されている場合にはフォアグラウンドモードでビーム制御を行い、バックグラウンドルートが設定されている場合にはバックグラウンドモードでビーム制御を行う。一方、案内ルートに沿って走行していなければ、案内ルートの再設定を行うとともに(S12)、再設定が完了するまでは通常モードでビーム制御を行う(S13)。
【0052】
上記推定走行目的地の設定は、予め記憶された複数の主停留地の中から、自車現在位置および現在時刻から判断して最も適した主停留地を選択することにより行われるようになっている。
【0053】
図5は、この推定走行目的地の設定を行うためにナビゲーションECU60に設けられた主停留地テーブルおよび推定走行目的地テーブルを示す図である。
【0054】
同図(a)に示す主停留地テーブルは、車両2が高頻度で停留する上位10箇所の主停留地をリスト表示したテーブルである。この主停留地テーブルに掲げられた上位10箇所の主停留地のうち、上位5箇所(ランク1〜5)の主停留地は固定されているが、下位5箇所(ランク6〜10)の主停留地は適宜変更されるようになっている。これら上位10箇所の主停留地の選択は、具体的には、図6に示す主停留地設定処理ルーチンに従って行われるようになっている。
【0055】
すなわち、まず、自車現在位置の認識を行い(S1)、この自車現在位置を主停留地テーブルの各主停留地と照合する(S2)。
【0056】
自車現在位置が停留地テーブルにあれば(S3でYES)、自車現在位置に対応する主停留地の停留回数を「1」増やすとともに(S4)、この主停留地および前回の主停留地設定処理で自車現在位置として認識された主停留地と関連づけて現在時刻を記憶するとともに(S5)、上位10箇所を停留回数順にランクを並び替える(S6)。
【0057】
一方、自車現在位置が主停留地テーブルになければ(S3でNO)、ランク6の主停留地を消去し(S7)、ランク7以下の主停留地を順次1ランク繰り上げる(S8)。そして、主停留地テーブルに自車現在位置をランク10の主停留地として追加し(S9)、この追加した主停留地および前回の主停留地設定処理で自車現在位置として認識された主停留地と関連付けて現在時刻を記憶する(S10)。
【0058】
図5(b)に示す推定走行目的地テーブルは、上位10箇所の主停留地のうちの1つである「自宅駐車場」が自車現在位置であると認識された場合に、推定走行目的地として選択すべき地点を、1日の各時間帯毎に上位10箇所の主停留地の中から選択して割り付けたテーブルである。この推定走行目的地テーブルは、他の9箇所の主停留地についても各々設定されている。
【0059】
この推定走行目的地テーブルについて説明すると以下のとおりである。すなわち、例えば図5(b)において、午前6:00〜8:00の推定走行目的地は「勤務先駐車場」が選択されているが、これは、主停留地設定処理において自車現在位置として認識された主停留地が「勤務先駐車場」であったときに、前回の主停留地設定処理の際に自車現在位置として認識された主停留地が「自宅駐車場」であり、かつ、その現在時刻が午前6:00〜8:00の間にあった、というケースが何回か繰り返された結果、自車現在位置が「自宅駐車場」で現在時刻が午前6:00〜8:00である場合には「勤務先駐車場」が推定走行目的地となるべきものとして選択されることを示している。
【0060】
なお、推定走行目的地テーブルは、各主停留地について1種類だけ設定するようにしてもよいが、日毎に(例えば平日と休日に分けて)設定するようにしてもよく、このようにすれば、より適切な推定走行目的地を設定することが可能となる。
【0061】
ところで、上記ビーム制御においては、フォアグラウンドモード・バックグラウンドモードいずれの場合においても、車両2が案内ルートに沿って走行していなければ案内ルートの再設定を行うようになっている(図4(S12)参照)。この場合、フォアグラウンドモードでビーム制御を行っている際に車両2がフォアグラウンドルートから外れたときには、入力設定された走行目的地に対してフォアグラウンドルートの再探索を行うことにより案内ルートの再設定が行われることとなる。一方、バックグラウンドモードでビーム制御を行っている際に車両2がバックグラウンドルートから外れたときには、推定走行目的地テーブルに従って予め選択された推定走行目的地に対してバックグラウンドルートの再探索を行うことにより案内ルートの再設定を行うようにしてもよいが、選択された推定走行目的地が実際の走行目的地とは異なっていたという場合も起こり得る。そこで、推定走行目的地テーブルにおいて、予め選択された推定走行目的地の他に、推定走行目的地の第2候補を(あるいはさらに第3候補も)主停留地テーブルに掲げられた上位10箇所の主停留地の中から選択して設定しておき、車両2がバックグラウンドルートから外れたとき、第2候補(さらには第3候補以降の候補)を推定走行目的地としてバックグラウンドルートの再探索を行うことにより案内ルートの再設定を行うようにしてもよい。
【0062】
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用前照灯システムは、前照灯20L、20Rにより照射されるビームを制御するビーム制御用ECU22と、ルートガイダンス機能を有するナビゲーション装置16とを備えているが、ナビゲーション装置16のナビゲーションECU60は、走行目的地が入力設定されているときには該走行目的地への案内ルートをフォアグラウンドルートとして設定する一方、走行目的地が入力設定されていないときには自車現在位置および現在時刻の情報に基づいて推定走行目的地を設定するとともに該推定走行目的地への案内ルートをバックグラウンドルートとして設定するように構成されており、ビーム制御用ECU22は、車両2がフォアグラウンドルートに沿って走行しているときには該フォアグラウンドルートに対応したフォアグラウンドモードでビーム制御を行う一方、車両2がバックグラウンドルートに沿って走行しているときには該バックグラウンドルートに対応したバックグラウンドモードでビーム制御を行うように構成されているので、走行目的地が入力設定されていない場合においても、ナビゲーション装置16のルートガイダンス機能を利用したビーム制御を行うことが可能となる。
【0063】
したがって本実施形態によれば、走行目的地が入力設定されているときのみならず、走行目的地が入力設定されていない場合においても、車両前方路面へのビーム照射を適切に行うことことができる。
【0064】
しかも本実施形態においては、ナビ連動モードでのビーム制御が、基本的に所定時間後の自車到達予定位置を目標位置としてビームを照射することにより行われるようになっているので、案内ルート(すなわちフォアグラウンドルートまたはバックグラウンドルート)に従って車両前方路面を十分に照射することができる。
【0065】
さらに、このナビ連動モードでのビーム制御において、ドライバが走り慣れていないフォアグラウンドルートを走行する際に行われるフォアグラウンドモードでは、進路案内標識を照射するビーム制御も行うようになっているので、ルートガイダンス機能を一層高めることができる。一方、ドライバが走り慣れているバックグラウンドルートを走行する際に行われるバックグラウンドモードでは、進路案内標識を照射するビーム制御は行わないようになっているので、ドライバに無用な煩わしさを与えてしまうのを未然に防止することができる。
【0066】
また本実施形態においては、推定走行目的地が、予め記憶された複数の主停留地の中から、自車現在位置および現在時刻から判断して最も適した主停留地を選択することにより設定されるようになっているので、推定走行目的地が現実の走行目的地となる蓋然性を高めることができる。そしてこれにより車両2がバックグラウンドルートに沿って走行する可能性を高めることができるので、ナビゲーション装置16のルートガイダンス機能を利用したビーム制御を効果的に行うことが可能となる。
【0067】
しかもその際、ナビゲーション装置16において、エンジンの始動時に自車現在位置を現在時刻と共に記憶し、該自車現在位置での停留回数が所定回数以上になったとき該自車現在位置を固定的な主停留地として追加設定する主停留地設定処理を行うようになっているので、推定走行目的地の候補としての適格性を高めることができる。なお、主停留地設定処理をエンジンの停止時に行うことも可能である。
【0068】
ところで上記実施形態においては、各前照灯20L、20Rのヘッドランプ24からのビーム照射により形成される配光パターンPがロービーム用配光パターンである場合について説明したが、ビーム切換えによりハイビーム用配光パターンでのビーム照射が行われる際にも、上記実施形態と同様のビーム制御を行うことにより、上記実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
【0069】
さらに上記実施形態においては、各前照灯20L、20Rが、リフレクタ28が左右方向に傾動可能なヘッドランプ24、調光可能なコーナリングランプ26および進路案内標識照射用ランプ56からなる場合について説明したが、これ以外の灯具構成を採用することももちろん可能である。
【0070】
例えば、ビーム照射範囲を変更可能なヘッドランプ、ビーム照射方向を変更可能なコーナリングランプおよび進路案内標識照射用ランプからなる灯具構成、ヘッドランプ、コーナリングランプおよび進路案内標識照射用ランプ以外に他のランプを備えた灯具構成、ヘッドランプおよびフォグランプ等からなる灯具構成、通常のヘッドランプに走行状況に応じて配光を変化させる配光可変専用ランプを付加した灯具構成等を採用した場合においても、各灯具構成において適宜ビーム制御を行うことにより、上記実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯システムを示す全体構成図
【図2】上記実施形態の前照灯により照射されるビームの配光パターンを示す平面図
【図3】上記実施形態において、ナビ連動モードで行われるビーム制御の具体例を示す道路平面図であって、同図(a)がフォアグラウンドモードでのビーム制御、同図(b)がバックグラウンドモードでのビーム制御を示す図
【図4】上記実施形態において行われるビーム制御の内容を示すフローチャート
【図5】上記実施形態において推定走行目的地の設定を行うために設けられた主停留地テーブルおよび推定走行目的地テーブルを示す図
【図6】上記実施形態における上位10箇所の主停留地の選択およびランク付けの具体例を示す主停留地設定処理ルーチン
【符号の説明】
2 車両
10 前照灯装置
12 コラム装置
14 VSC装置
16 ナビゲーション装置
18 車内LAN
20L、20R 前照灯
22 ビーム制御用ECU(ビーム制御手段)
24 ヘッドランプ
26 コーナリングランプ
28 リフレクタ
30 アクチュエータ(ACT)
32 ドライバ
34 調光回路(PWM)
40 ヘッドランプスイッチ
42 方向指示器スイッチ
44 舵角センサ
46 コラムECU
50 車速センサ
52 VSC用ECU
56 進路案内標識照射用ランプ
60 ナビゲーションECU
62 道路地図データDVD−ROM
64 GPS受信機
66 ジャイロセンサ
68 表示装置
80 画像処理装置
82 画像処理用ECU
84 CCDカメラ
86 レーザレーダ
88 表示装置
90 警報装置
A 直線路
B 曲線路
BGR バックグラウンドルート
FGR フォアグラウンドルート
J 交差点
M 進路案内標識
P、Pc、Pm 配光パターン
TP 目標位置
α 最大傾動角

Claims (4)

  1. 車両前方を照射する前照灯と、この前照灯により照射されるビームを制御するビーム制御手段と、自車現在位置から走行目的地までの案内ルートを設定し得るように構成されたナビゲーション装置と、を備えてなる車両用前照灯システムであって、
    上記ナビゲーション装置が、上記走行目的地が入力設定されているときには、該走行目的地への案内ルートをフォアグラウンドルートとして設定する一方、上記走行目的地が入力設定されていないときには、自車現在位置および現在時刻の情報に基づいて推定走行目的地を設定するとともに該推定走行目的地への案内ルートをバックグラウンドルートとして設定するように構成されており、
    上記ビーム制御手段が、自車が上記フォアグラウンドルートに沿って走行しているときには該フォアグラウンドルートに対応したフォアグラウンドモードで上記ビーム制御を行う一方、自車が上記バックグラウンドルートに沿って走行しているときには該バックグラウンドルートに対応したバックグラウンドモードで上記ビーム制御を行うように構成されており、
    上記フォアグラウンドモードでのビーム制御が、進路案内標識を照射するビーム制御を含み、上記バックグラウンドモードでのビーム制御が、進路案内標識を照射するビーム制御を含まない、ことを特徴とする車両用前照灯システム。
  2. 上記ビーム制御が、所定時間後の自車到達予定位置を目標位置としてビームを照射するビーム制御を含む、ことを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯システム。
  3. 上記推定走行目的地の設定が、予め設定された複数の主停留地の中から、自車現在位置および現在時刻から判断して最も適した主停留地を選択することにより行われるように構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用前照灯システム。
  4. 上記ナビゲーション装置が、エンジンの始動時または停止時に自車現在位置を現在時刻と共に記憶し、該自車現在位置での停留回数が所定回数以上になったとき該自車現在位置を主停留地として追加設定するように構成されている、ことを特徴とする請求項記載の車両用前照灯システム。
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