JP2001199177A - スクリーン及びスクリーン印刷方法 - Google Patents

スクリーン及びスクリーン印刷方法

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JP2001199177A JP2000013938A JP2000013938A JP2001199177A JP 2001199177 A JP2001199177 A JP 2001199177A JP 2000013938 A JP2000013938 A JP 2000013938A JP 2000013938 A JP2000013938 A JP 2000013938A JP 2001199177 A JP2001199177 A JP 2001199177A
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Takashi Kayama
俊 香山
Toshifumi Nakamura
利文 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の突起部を有する部材上における印刷対
象位置に対して印刷材料を確実にかつ簡単に印刷するこ
とができるスクリーン及びスクリーン印刷方法を提供す
ること。 【解決手段】 スクリーン50は、突起部21〜24を
覆って印刷材料70を印刷するためのスキージを案内す
るための平坦部52と、複数の突起部21〜24の間の
印刷対象位置40に印刷材料70を案内するための凹部
54を有し、凹部54の底部には印刷対象位置40に対
応する部分に開口部110が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板のような
部材の印刷対象位置に印刷材料を印刷するためのスクリ
ーン及びスクリーン印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回路基板上に形成されたランドにクリー
ム半田などのペーストを印刷するときには、所定の位置
に開口部を有するスクリーンを用い、スクリーンを回路
基板上に位置合わせして載置し、スクリーン上にペース
トを供給し、スキージ(スクイーズ)を移動させて開口
部を介して回路基板のランド上にクリーム半田印刷する
スクリーン印刷法が広く用いられている。このようなス
クリーンを用いて印刷する従来の方法は、図10と図1
1に示している。図10に示すように、回路基板100
0の上には複数のベアチップ1001,1002,10
03,1004が搭載されている。このような複数のベ
アチップ1001〜1004の間であって回路基板10
00の上には、電極1010が形成されている。このよ
うな電極1010に対して例えば印刷材料としてクリー
ム半田を塗布する場合には、図11のような凹凸形のス
クリーン1020を用いている。
【0003】図11において、電極1010はベアチッ
プ1001,1004の間の回路基盤1000の上に位
置しており、ベアチップ1001,1004及び回路基
板1000の上面1030は、凹凸形のスクリーン10
20で覆われている。スクリーン1020は、回路基板
1010の上面1030から突出しているベアチップ1
001,1004を避けるために、ベアチップ100
1,1004に対応する部分には、凸部1040を有し
ており、電極1010に対応する部分及びその他の部分
には凹部1050,1060を有している。このよう
に、従来用いられているスクリーン1020は、複数の
凸部1040及び凹部1050を有する凹凸形状のもの
である。そして、凹部1050には、電極1010に対
応する部分に、穴1070が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種のスクリーン1
020を用いてクリーム半田を電極1010にスクリー
ン印刷する場合には、スキージ1100がT方向に移動
することで、クリーム半田1150は穴1070を通じ
て電極1010の上に印刷される。しかし、このような
従来のスクリーン印刷方法では、スキージ1100は凹
部1060、凸部1040、凹部1050、凸部104
0、そして凹部1060といったように凹凸部分に順次
ならってT方向に移動しなければならないので、次のよ
うな問題が生じる。
【0005】上述したように、回路基板にベアチップを
異方性導電膜(ACF)により接合した後に、電極10
10に対してクリーム半田を塗布しなければならない場
合、スクリーン1020は回路基板の表面から凸となっ
ているベアチップ1001、1004を逃げるように形
成しなければならない。しかし、図10で示すようにス
クリーン1020の開口部である凹部1050に圧力が
かかりにくく、クリーム半田が電極1010の上にうま
く塗付できなかった。図10の矢印で示すようにベアチ
ップ間の隙間からクリーム半田が逃げてしまうこともあ
り、クリーム半田塗布の不良の原因となっていた。さら
に、スクリーン1020に凹凸があることにより、硬度
60程度のスキージしか使えなかったことも圧力低下の
原因となっていた。
【0006】そこで本発明は上記課題を解消し、複数の
突起部を有する部材上における印刷対象位置に対して印
刷材料を確実にかつ簡単に印刷することができるスクリ
ーン及びスクリーン印刷方法を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の突起物を有する部材上における印刷対象位置に印刷材
料を印刷するために、前記突起部上に配置されるスクリ
ーンであり、前記突起部を覆って、前記印刷材料を印刷
するためのスキージを案内するための平坦部と、前記平
坦部と一体になっていて、複数の前記突起部の間の前記
印刷対象位置に前記印刷材料を案内するための凹部と、
を有し、前記凹部の底部には、前記印刷対象位置に対応
する部分に、開口部が設けられている。請求項1では、
スクリーンの平坦部は、突起部を覆って、印刷材料を印
刷するためのスキージを案内するようになっている。凹
部は平坦部と一体になっていて、複数の突起部の間の印
刷対象位置に対して印刷材料を案内する。この凹部の底
部には印刷対象位置に対応する部分に、開口部が設けら
れている。
【0008】これにより、スキージは平坦部に沿って単
に案内するだけで、印刷材料を凹部に供給することがで
きる。そして、凹部の底部にある開口部を通じて、供給
された印刷材料が、対応する位置にある印刷対象位置に
対して確実かつ簡単に供給することができる。このよう
に、スキージは平坦部に沿って単に移動する際に案内す
るだけですむので、従来と異なり凹凸部分に沿ってスキ
ージを案内する必要がない。このためにスキージの移動
は簡単であり、しかもスキージの案内により印刷材料は
凹部に確実に充填することができるので、凹部に充填さ
れた印刷材料は、開口部を通じて印刷対象位置に十分な
圧力をかけながら供給することができる。このためにス
クリーン印刷における印刷作業の不良や失敗を防ぐこと
ができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載のスク
リーンにおいて、前記凹部は、前記平坦部側から前記開
口部側に向って狭くなっている。請求項2では、凹部
が、平坦部側から開口部側に向かって狭くなっているの
で、凹部に充填された印刷材料は圧力を高めながら開口
部を通じて印刷対象部位に供給することができるので、
供給効率を高めることができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項2に記載のスク
リーンにおいて、前記凹部の各壁部が傾斜面である。
【0011】請求項4の発明は、請求項1に記載のスク
リーンにおいて、前記平坦部と前記凹部は、樹脂材又は
金属材を重ねて構成されている。
【0012】請求項5の発明は、請求項3に記載のスク
リーンにおいて、前記壁部の前記平坦部から前記凹部の
前記開口部までが傾斜している。
【0013】請求項6の発明は、請求項3に記載のスク
リーンにおいて、前記平坦部が第1部材で作られ、前記
凹部は前記壁部を有する第2部材と前記開口部を有する
第3部材で作られている。
【0014】請求項7の発明は、請求項1に記載のスク
リーンにおいて、前記部材は回路基板であり、複数の前
記突起は前記回路基板上に搭載された電子部品であり、
前記印刷対象位置が前記回路基板上の導体部であり、前
記印刷材料はクリーム半田である。請求項7では、回路
基板に電子部品が搭載されて、電子部品が回路基板から
突出した状態でも、電子部品間に位置している印刷対象
位置の導体部に対して、確実にクリーム半田を供給する
ことができる。
【0015】請求項8の発明は、複数の突起部を有する
部材上における印刷対象位置に印刷材料を印刷するスク
リーン印刷方法であり、前記部材の複数の前記突起部を
覆うように配置されたスクリーンの平坦部に沿ってスキ
ージを移動して印刷材料を移動するステップと、前記ス
キージの移動により、複数の前記突起部の間の領域にあ
る凹部に前記印刷材料を充填するステップと、充填され
た前記印刷材料を、前記印刷対象位置に対応する開口部
を通じて前記印刷対象位置に供給するステップと、を含
むことを特徴とする。請求項8では、スクリーンの平坦
部は、突起部を覆って、印刷材料を印刷するためのスキ
ージを案内する。スキージは、複数の突起部の間の印刷
対象位置に対して開口部を通じて印刷材料を案内する。
【0016】これにより、スキージは平坦部に沿って単
に案内するだけで、印刷材料を凹部に供給することがで
きる。そして、凹部の底部にある開口部を通じて、供給
された印刷材料が、対応する位置にある印刷対象位置に
対して確実かつ簡単に供給することができる。このよう
に、スキージは平坦部に沿って単に移動する際に案内す
るだけですむので、従来と異なり凹凸部分に沿ってスキ
ージを案内する必要がない。このためにスキージの移動
は簡単であり、しかもスキージの案内により印刷材料は
凹部に確実に充填することができるので、凹部に充填さ
れた印刷材料は、開口部を通じて印刷対象位置に十分な
圧力をかけながら供給することができる。このためにス
クリーン印刷における印刷作業の不良や失敗を防ぐこと
ができる。
【0017】請求項9の発明は、請求項8に記載のスク
リーン印刷方法において、前記平坦部から前記凹部は、
前記開口部側に向って狭くなっている。
【0018】請求項10の発明は、請求項8に記載のス
クリーン印刷方法において、前記部材は回路基板であ
り、複数の前記突起は前記回路基板上に搭載された電子
部品であり、前記印刷対象位置が前記回路基板上の導体
部であり、前記印刷材料はクリーム半田である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施に形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0020】図1は、本発明のスクリーンを用いてスク
リーン印刷方法を実施するための回路基板を示してい
る。回路基板10はスクリーンを用いて印刷する際の部
材である。この回路基板10の上面12には、例えば4
つのベアチップ21,22,23,24が搭載されてい
る。これらのベアチップ21〜24では、図2に示すよ
うな要領で、各ベアチップのバンプ(突起電極)30
が、回路基板10の上面12の電極34に対して、たと
えば異方性導電膜(ACF)を介して電気的に接続して
固定している。これらのベアチップ21〜24は、例え
ばマイクロコンピュータ、メモリーのコントローラ、デ
ジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル―アナ
ログ変換器である。図1と図2に示すように、ベアチッ
プ21〜24の間には、複数のチップ搭載用のランド
(電極)40が形成されている。このチップではたとえ
ばチップ抵抗等である。
【0021】図2は、回路基板10と、このような形態
の回路基板10に対応して配置されたスクリーンの例を
示している。スクリーン50は、概略的には平坦部52
と凹部54を有している。平坦部52は、プレート状の
部材であり、突起部であるベアチップ21〜24を覆う
ものであって、しかもスクリーン印刷用のスキージ60
を案内する案内盤である。このスキージ60が、平坦部
52に沿ってT方向に案内されることにより、印刷材料
としてのクリーム半田のペースト70を案内しながらラ
ンド40に塗布して印刷するようになっている。
【0022】平坦部52は上述したようにプレート状の
部材であるが、このスクリーン50は、この平坦部52
に対して、更に中間部80と内層部82を有している。
中間部80は、平坦部52の内面に例えば接着により固
定されている。内層部82は中間部80の下の面に対し
て例えば接着により固定されている。平坦部52は本発
明の実施の形態では第1部材に相当し、中間部80は第
2部材に相当し、内層部82は第3部材に相当する。こ
れらの平坦部52、中間部80及び内層部82は、樹脂
または金属による作ることができる。平坦部52、中間
部80、内層部82を樹脂で作る場合には、POM(ポ
リアセタール)、PBT(ポリブチレンテレフタレー
ト)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、LCP
(液晶ポリマー)、PC(ポリカーボネート)、ABS
(アクリロニトリルブタジェンスチレン)等を用いるこ
とができ、金属で作る場合には、例えばステンレス鋼等
で作ることができる。
【0023】図2に示すように、凹部54は、平坦部5
2の穴52A、中間部80及び内層部82で形成された
部分である。ベアチップ21〜24は、中間部80及び
内層部82の部分を設けないことで形成した逃げ穴部9
0の中に位置している。この逃げ穴部90を設けること
により、ベアチップ21〜24は、平坦部52のみで覆
っている。凹部54は、図3に拡大して示すように、平
坦部52の穴52A、中間部80の傾斜面(テーパー
面)80A、そして内層部82により囲まれて形成され
ている。内層部82には、各ランド40に対応して開口
部110が設けられている。このような形状の凹部54
は、平坦部52の穴52Aから開口部110にかけて先
細りになっている断面で見たほぼ台形状の穴になってい
る。この凹部54は、クリーム半田のペースト70を充
填するための充填領域である。
【0024】図4は図3の矢印S方向から見た平面図で
あり、四方の傾斜面80Aで囲まれた凹部54の中に
は、複数の開口部110が形成されている。これらの開
口部110は、図1に示す各ランド40に対応した位置
にある。
【0025】次に、上述したスクリーン50を用いて、
回路基板10の各ランド40に対してクリーム半田のペ
ースト70を印刷するスクリーン印刷方法について説明
する。図1に示す回路基板10には、すでにベアチップ
21〜24が搭載されており、そのベアチップ21〜2
4の間には複数のランド40が設けられている。このよ
うな回路基板10に対して図2に示す状態でスクリーン
50を被せる。この場合に、ベアチップ21〜24に対
しては逃げ穴部90が位置しているので、ベアチップ2
1〜24は平坦部52で覆われる。そしてベアチップ2
1〜24の間の領域のランド40に対しては、凹部54
が対応して位置決めされる。
【0026】この状態で、図2においてスキージ60が
T方向に沿って平坦部52の上をならうようにして送ら
れる。これによりペースト70は平坦部52の表面を案
内された後に、凹部54に充填される。この凹部54は
いわゆるペーストだまりであり、ペースト70は図3に
示す状態で凹部54に充填される。充填されたペースト
70は、傾斜面80Aに沿って案内されて開口部110
に至る。凹部54は穴52Aから開口部110に向けて
先細りになっているので、充填されたペースト70の圧
力は穴52Aから開口部110に行くに従って高まるこ
とから、ペースト70は開口部110を通じてランド4
0に対して確実に塗布して印刷される。
【0027】このように、ランド40に対してペースト
70を印刷した後に、スクリーン50を回路基板10か
ら取り除くことにより、回路基板10のランド40に対
するスクリーン印刷は終了する。このようにスクリーン
印刷する場合のスキージ60は、平坦部52に沿って一
度移動することでペーストだまりである凹部54に対し
てペースト70を十分に充填することができる。この場
に用いるスキージ60は例えば硬度90以上のラバーで
あるのが望ましい。このような硬度90以上のラバーを
用いることで、ペースト70に対する圧力を高めに設定
してスクリーン印刷することにより、上述したように傾
斜面80Aの作用により、ペースト70には圧力がかか
りやすくなり、ペースト70がランド40に対して印刷
できないといった欠品不良を確実に防止する。
【0028】また、スキージ60はフラットな平坦部5
2上を単に直線的にT方向に移動すればよいために、従
来とは異なりスキージの寿命をあまり考慮することな
く、スキージ60の硬度をアップすることができる。更
に、ペーストだまりである凹部54は図3と図4に示す
ように四方の傾斜面80Aで囲まれた構造になっている
ために、クリーム半田のペースト70の逃げ道がなく、
開口部110におけるペースト70の圧力を高めること
ができる。このため、ペースト70は開口部110から
ランド40に対し確実に供給して印刷することができ
る。
【0029】図3の実施の形態では、スクリーン50の
凹部54は平坦部52、中間部80及び内層部82によ
り構成されているが、これに限らず、例えば図5〜図7
の変形例を採用することもできる。
【0030】図5のスクリーン50の凹部54は、例え
ば金属やプラスチックの1枚の板を均肉状に絞った形で
形成して、その底部には開口部110が設けられてい
る。
【0031】図6のスクリーン50では、凹部54はひ
とつの部材から構成されており、ひとつの部材の平坦部
52と底部52Cは一体成形されている。この底部52
Cには開口部110が形成されている。
【0032】図7のスクリーン50では、凹部54の開
口部110は平坦部52と一体となっている部分に直接
形成されている。
【0033】図8と図9は本発明の別の実施の形態を示
しており、図9の別の実施の形態のスクリーン50が図
1と図2の実施の形態のスクリーン50と異なるのは、
凹部54の形状である。図8と図9の凹部54は、傾斜
面を有しておらず、単純な図9に示すような長方形状の
断面になっている。このようにしても、スキージ60は
平坦部54に沿ってT方向に移動するだけでペーストだ
まりである凹部54に対してペースト70を確実に充填
して、開口部110を通じてランド40に供給して印刷
することができる。
【0034】上述の実施の形態では、複数の突起部とし
てはベアチップを用いており、部材としては回路基板を
用いている。印刷対象位置は突起部であるベアチップの
間に位置しているランドであり、印刷材料としてはクリ
ーム半田のペーストを採用している。しかし、これに限
らず他の領域あるいは他の分野においてスクリーン印刷
する場合でも、本発明のスクリーン及びスクリーン印刷
方法を採用することができる。スキージがフラットな平
坦部上を移動するために、大幅にスクリーン印刷の作業
性と信頼性を向上することができる。また、スクリーン
自体も構成が簡単である。さらに、スクリーンに凹凸が
少いので、スクイーズの寿命が大幅に向上する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の突起部を有する部材上における印刷対象位置に対
して印刷材料を確実にかつ簡単に印刷することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクリーン印刷方法を適用する回路基
板の例を示す平面図。
【図2】図1の回路基板とスクリーンの例を示す断面
図。
【図3】図2のスクリーンの凹部付近を示す拡大図。
【図4】凹部付近を示す平面図。
【図5】凹部の別の実施の形態を示す図。
【図6】凹部の更に別の実施の形態を示す図。
【図7】凹部の更に別の実施の形態を示す図。
【図8】本発明の別の実施の形態を示す回路基板及びス
クリーンの一部を示す平面図。
【図9】回路基板及びスクリーンを示す断面図。
【図10】従来の印刷方法を説明するための平面図。
【図11】従来のスクリーン印刷を説明するための断面
図。
【符号の説明】
10・・・回路基板(部材)、21〜24・・・ベアチ
ップ(突起部)、40・・・ランド(印刷対象位置)、
50・・・スクリーン、52・・・平坦部、54・・・
凹部、60・・・スキージ(スクイーズ)、70・・・
ペースト(印刷材料)、80・・・中間部、82・・・
内層部、110・・・開口部
フロントページの続き Fターム(参考) 2C035 AA06 FA27 FD01 FD31 FE01 FF00 2H114 AB09 AB11 AB15 AB17 EA04 EA08 GA11 5E319 AA03 BB05 CD04 CD29

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の突起物を有する部材上における印
    刷対象位置に印刷材料を印刷するために、前記突起部上
    に配置されるスクリーンであり、 前記突起部を覆って、前記印刷材料を印刷するためのス
    キージを案内するための平坦部と、 前記平坦部と一体になっていて、複数の前記突起部の間
    の前記印刷対象位置に前記印刷材料を案内するための凹
    部と、を有し、 前記凹部の底部には、前記印刷対象位置に対応する部分
    に、開口部が設けられていることを特徴とするスクリー
    ン。
  2. 【請求項2】 前記凹部は、前記平坦部側から前記開口
    部側に向って狭くなっている請求項1に記載のスクリー
    ン。
  3. 【請求項3】 前記凹部の各壁部が傾斜面である請求項
    2に記載のスクリーン。
  4. 【請求項4】 前記平坦部と前記凹部は、樹脂材又は金
    属材を重ねて構成されている請求項1に記載のスクリー
    ン。
  5. 【請求項5】 前記壁部の前記平坦部から前記凹部の前
    記開口部までが傾斜している請求項3に記載のスクリー
    ン。
  6. 【請求項6】 前記平坦部が第1部材で作られ、前記凹
    部は前記壁部を有する第2部材と前記開口部を有する第
    3部材で作られている請求項3に記載のスクリーン。
  7. 【請求項7】 前記部材は回路基板であり、複数の前記
    突起は前記回路基板上に搭載された電子部品であり、前
    記印刷対象位置が前記回路基板上の導体部であり、前記
    印刷材料はクリーム半田である請求項1に記載のスクリ
    ーン。
  8. 【請求項8】 複数の突起部を有する部材上における印
    刷対象位置に印刷材料を印刷するスクリーン印刷方法で
    あり、 前記部材の複数の前記突起部を覆うように配置されたス
    クリーンの平坦部に沿ってスキージを移動して印刷材料
    を移動するステップと、 前記スキージの移動により、複数の前記突起部の間の領
    域にある凹部に前記印刷材料を充填するステップと、 充填された前記印刷材料を、前記印刷対象位置に対応す
    る開口部を通じて前記印刷対象位置に供給するステップ
    と、を含むことを特徴とするスクリーン印刷方法。
  9. 【請求項9】 前記凹部は、前記開口部側に向って狭く
    なっている請求項8に記載のスクリーン印刷方法。
  10. 【請求項10】 前記部材は回路基板であり、複数の前
    記突起は前記回路基板上に搭載された電子部品であり、
    前記印刷対象位置が前記回路基板上の導体部であり、前
    記印刷材料はクリーム半田である請求項8に記載のスク
    リーン印刷方法。
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